JPH03144466A - 画像形成装置におけるジヤム表示方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、レーザプリンタなどの光プリンタや複写機
等の画像形成装置におけるジャム表示方法に関する。

〔従来の技術〕

レーザプリンタのような画像形成装置には、その表示パ
ネル上に画像形成装置全体の概略図形を表わし、その図
形中の記録紙搬送経路上に複数の発光ダイオード（ＬＥ
Ｄ）又は液晶セル（ＬＣＤ）等によるポイント表示手段
を配設した表示装置を備えたものがある。

そして、このような画像形成装置では、記録紙のジャム
が発生した時に、機内の全ての残紙位置を上記ポイント
表示手段の発光あるいは変色により表示する。

したがって、オペレータあるいはサービスマンは、その
各ポイント表示によって知り得た残紙位置から全ての残
紙を取り除くと共に、その各位置を順次調査してジャム
発生原因の解析処理を行なって、その原因を取り除くよ
うにしている。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、このような従来の画像形成装置において
は、連続画像形成時に複数枚の記録紙が機内を搬送中に
ジャムが発生した時には、その各残紙位置の表示はジャ
ムを引き起こした直接の原因を調査するために必ずしも
有効な情報とはならないので、ジャム発生原因の解析処
理に多くの手間と時間がかかり、プリント作業にも支障
をきたしていた。

この発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、ジャ
ム発生原因の解析を短時間で行えるようにすることを目
的とする。

〔課題を解決するための手段〕

この発明は上記の目的を達成するため、上述のような画
像形成装置において、ジャムの発生原因となった位置を
、ポイント表示手段によって車なる残紙位置とは異なる
発光又は変色態様で表示するようにしたものである。

特に、そのジャムの発生原因となった位置を、ポイント
表示手段の点滅によって表示したり、あるいは単なる残
紙位置とは異なる色の発光又は変色によって表示するの
が望ましい。

〔作　用〕

この発明による画像形成装置によれば、複数枚の記録紙
が機内を搬送中にジャムが発生しても、そのジャムの発
生原因となった位置を、ポイント表示手段によって単な
る残紙位置とは異なる発光又は変色態様で表示するので
、その位置のみを調査すればジャム発生原因の解析処理
を行なうことができ、極めて効率的にジャム発生原因を
取り除くことができる。

〔実施例〕

以下、この発明の実施例を添付図面に基づいて具体的に
説明する。

第２図は、この発明の一実施例であるレーザプリンタの
概ａｌ［成を示す断面図である。

このレーザプリンタは、本体１とテーブル２からなり、
本体１にはそれぞれ２５０枚の記録紙を収納できる上下
２個の給紙トレイ（カセット）３゜４を着脱可能に備え
、上部に第１排紙スタッカ６と第２排紙スタッカ７を２
段重ねて設け、後部に第３排紙スタッカ８を排紙口９に
対して第２図の矢示方向に開閉可能に備えている。

さらに１本体１内には、プリンタエンジンの作像部を構
成する感光体ドラム１０．帯電チャージャ１１．レーザ
書込装置１２．現像装置１３．転写チャージャ１４．ク
リーニングユニット１５及び定着装置１日と、レジスト
ローラ対１７と、多数の搬送ローラとペーパガイド板等
からなる排紙用搬送部１８と、高圧電源ユニット１９と
を備えている。

また、本体１内には、コンピュータ、ワードプロセッサ
等のホストシステムから送られてくるデータを、レーザ
変調用データに変換したり、給紙経路、排紙経路及びプ
リントモード（片面モード。

両面モード等）などを選択するための選択信号に変換す
るなどの処理を司る画像情報処理装置（以下「コントロ
ーラ」と記す）２１と、そのコントローラ２１からプリ
ントリクエスト信号を受信することによりプリントシー
ケンスを実行するシーケンスドライバ部２２の各基板が
挿着され、さらにこの本体１の外部には後述する操作表
示パネルが備えられている。

一方、テーブル２には１０００枚の記録紙を収納できる
大量給紙トレイ５を装着しており、内部には両面ユニッ
トを構成する多数の搬送ローラとペーパガイド板等から
なる両面プリント用の反転部２３及び反転紙給送部２４
等を備えている。

また、本体１の図示しない外部正面には前カバーが開閉
自在に備えられ、本体１の内部の点検等を行なう時はそ
のカバーを開いて各部の点検作業等を行なうようにして
いる。

次に、上記各部の動作を簡単に説明する。

ホストシステムからのデータによりコントローラ２１で
１ペ一ジ分のプリントスタート用のデータが全て揃い、
コントローラ２１よりシーケンスドライバ部２２に対し
て、給紙経路、排紙経路。

プリントモード等の選択信号と共にプリントスタート信
号が送出されると、シーケンスドライバ部２２はプリン
トシーケンス制御をスタートする。

そして、プリントシーケンスが開始されると、所定のタ
イミングで給紙トレイ３，４又は大量給紙トレイ５のい
ずれか選択されたものから給紙を始め、その記録紙の先
端がレジストローラ対１７に挾持された状態で一時停止
させる。

一方、感光体ドラム１０は第２図の矢示方向へ回転し、
帯電チャージャ１１によって；！ｉＦ電された表面に、
レーザ書込装置１２によってビデオデータに応じて変調
されたレーザビームをドラム軸方向に主走査しながら照
射して露光し、静電潜像を形成する。

その潜像を現像装置１３からのトナーによって現像し、
所定のタイミングでレジストローラ対１７によって給送
される記録紙に、転写チャージャ１４によって転写する
。

その転写された記録紙を感光体ドラム１０から剥離して
定着装置１６へ搬送して定着加熱し、さらに定着加熱さ
れた記録紙、すなわちプリント紙を排紙部へ送出する。

その際、排紙部として排紙用搬送部１８を介したプリン
タ上部に位置する第１排紙スタッカ６又は第２排紙スタ
ッカ７、あるいはプリンタ後部に位置する第３徘紙スタ
ッカ８のいずれか選択された排紙スタッカに排紙される
。

なお、通常は第１排紙スタッカ６、第２排紙スタッカ７
のいずれかが選択されるが、封筒や葉書などのカールし
易い紙を使用する場合等、特別な場合には第３排紙スタ
ッカ８が選択される。

ただし、排紙口９が閉じて排紙可能な状態になっていな
い時は、第３排紙スタッカ８を選択することはできない
。

ところで、両面プリントが選択されている時には、片面
にプリントされた記録紙を搬送進路を変更してテーブル
２へ送り込む。

そして、−旦両面プリント用の反転部２３へ送り込んだ
後、搬送方向を逆転して反転紙給送部２４へ搬送して待
機させ、所定のタイミングで本体１へ送り込んで、前述
と同様にして他方の面にプリントし、その後いずれかの
排紙スタッカに排紙する。

なお、プリンタ本体１及びテーブル２の各記録紙搬送路
に沿って、ジャム検出用あるいはその検出も兼ねたフォ
トセンサあるいはマイクロスイッチ等からなるレジスト
センサ２５やその他多数の図示しないセンサが配設され
ている。

第３図は、プリンタ本体１の外部に設置されている操作
表示パネルの構成例を示すレイアウト図である。

この操作表示パネル３０は、操作部として複数のファン
クションキー３１〜３６と、表示部としてＬＣＤ（液晶
）デイスプレィ３７及びジャムインジケータ３８とを備
えている。

ファンクションキー３１〜３６は、各種のｌを入力する
ためのキーである。

ＬＣＤデイスプレィ３７は、例えば２ライン×３２文字
のキャラクタデイスプレィであり、各種情報を文字（平
仮名２井仮名、漢字、英文字、数字及び記号等）によっ
て表示することができる。

ジャムインジケータ３８は、このレーザプリンタ全体の
概略図形を表示し、その図形中の記録紙搬送経路上にポ
イント表示手段として１１個の赤色発光の発光ダイオー
ド（ＬＥＤ）ａ＝ｋを配設しており、記録紙のジャムが
発生した時に機内の残紙位置をその各Ｌ　Ｅ　Ｄ　ａ　
”　ｋの発光によって表示することができる。

さらにその際、ジャムの発生原因となった位置を、Ｌ　
Ｅ　Ｄ　ａ　”　ｋのうちの対応するＬＥＤを点滅発光
させることによって表示する。

次に、このように構成した実施例の作用について、第１
図も参照して説明する。

第２図に示したレーザプリンタにおいて、例えば両面プ
リントモードが指定され、さらに大量給紙トレイ５及び
第２排紙スタッカ７が選択されてプリントが実行される
と１次のようなルート（経路）で記録紙が搬送される。

まず、大量給紙トレイ５から給紙された１枚目の記録紙
がテーブル（両面ユニット）２を介してプリンタ本体１
へ送出される。

そして、前述の作像部において記録紙の片面にプリント
（画像が転写）されて定着装置１日を通過した後、搬送
進路を変更してテーブル２へ送り込まれ、その反転部２
３で搬送方向が逆転されて反転紙給送部２４を介して本
体１へ再び給紙される。

そして、作像部において記録紙の他方の面にプリントさ
れた後、排紙用搬送部１８を介して第２排紙スタッカ７
へ排紙される。

以後、上述の動作が繰り返し行なわれることにより、連
続プリントが実施されることになる。

ここで、この両面プリントモードによる連続プリント実
行中にジャムが発生した時のコントローラ２１及びシー
ケンスドライバ部２２の処理動作を説明する。

なお、シーケンスドライバ部２２は、記録紙搬送経路に
沿って配設されている各センサの検出信号を時間的に監
視することによってジャムの発生を判断することができ
る。

例えば、記録紙の先端を第２図のレジストセンサ２５に
よって検出してから、所定時間内に定着装置１日の出口
に配置されている図示しない定着出口センサによって検
出できなかった時には、その間の記録紙搬送経路でジャ
ムが発生したと判断する。

今、第１図（イ）に示すように、片面転写後の記録紙４
０の先端が定着装置１６に入ったところでジャムが発生
したとすると、シーケンスドライバ部２２は、記録紙４
０の先端をレジストセンサ２５によって検出してから所
定時間内に定着出口センサによって検出できないので、
その間の搬送経路中でジャムが発生したと判断し、その
時点で機内を搬送中の全ての記録紙４０，４１．４２を
それぞれ第１図（イ）に太線で示す位置で停止させる。

そして、第２図のｆｉ！チャージャ１１．転写チャージ
ャ１４の各高圧チャージャや定着ヒータ等をＯＦＦにし
た後、ジャムが発生した旨の信号をコントローラ２１に
送出する。

コントローラ２１は、その信号を受信すると記録紙の残
紙位置とジャムの発生原因となった位置とをそれぞれを
尋ねるコマンドをシーケンスドライバ部２２に折り返し
送信する。

それを受けたシーケンスドライバ部２２は、ジャムの発
生原因となった位置に対応する情報信号と、搬送経路上
の各センサの検知信号をチエツクすることによって各記
録紙の残紙位置を判断して、それに対応する情報信号と
をそれぞれコントローラ２１へ返信する。

コントローラ２１は、その各情報を受は取ると、第３図
に示した操作表示パネル３０上のＬＣＤデイスプレィ３
７にジャムが発生した旨のメツセージを表示すると共に
、第１図（ロ）に示すように、ジャムインジケータ３８
のジャムの発生原因となった位置に対応かるＬＥＤｇを
点滅発光させ、残紙４０〜４２に対応する位置のＬＥＤ
ｆ、ｈ、ｉ。

ｋをそれぞれ連続発光させる。

それによって、オペレータあるいはサービスマンは、Ｌ
ＥＤｇが点滅発光する位置がジャムの発生原因となった
位置であることを、他のＬＥＤが連続発光する残紙位置
とと共に知ることができるので、そのジャムの発生原因
となった位置のみを調査することによりジャム発生原因
の解析処理を迅速に行なえるから、その原因を早期に取
り除くことができる。

なお、この実施例では、ジャムの発生原因となった位置
を表示するために、第３図に示した操作表示パネル３０
上のジャムインジケータ５８の対応するＬＥＤを点滅発
光するようにしたが、ジャムの発生原因となった位置に
対応するＬＥＤのみを、単なる残紙位置を表示するＬＥ
Ｄよりも高輝度で点灯させることによって表示するよう
にしてもよい。

また、第３図のジャムインジケータ３８の各記録紙搬送
経路を示す位置にそれぞれ２色発光のＬＥＤ（例えば赤
色と緑色）を設け、ジャムの発生原因となった位置に関
してはその位置に対応するＬＥＤを赤色で発光させ、単
なる残紙位置に関してはそれに対応するＬＥＤを緑色で
発光させるようにしてもよい。

また、上述と同様なジャムインジケータの各記録紙搬送
経路を示す位置にそれぞれ発光色の異なる２個のＬＥＤ
　（例えば赤色と緑色）を設け、ジャムの発生原因とな
った位置に関してはその位置に対応する一方のＬＥＤ　
（赤色）を発光させ、単なる残紙位置に関してはそれに
対応する他方のＬＥＤ（緑色）を発光させるようにして
もよい。

このように、ジャムの発生原因となった位置と単なる残
紙位置とをＬＥＤの異なる色の発光によって表示するよ
うにすれば、−層明確な表示効果が得られる。

さらに、ポイント表示手段としてＬＥＤに代えて豆ラン
プや蛍光表示管等の他の発光素子を用いてもよいし、透
過光型あるいは反射光型の液晶セル（ＬＣＤ）を用いて
、その変色（２色に変色するものもある）によってポイ
ント表示させるようにしてもよい。

以上、この発明をレーザプリンタに適用した実施例につ
いて説明したが、この発明はレーザプリンタに限らず、
ＬＥＤプリンタ、液晶シャッタプリンタ等の光プリンタ
には勿論、ワイヤドツトプリンタ、インクジェットプリ
ンタ等の他のプリンタや、複写機、ファクシミリ装置等
の各種の画像形成装置に適用可能である。

〔発明の効果〕

以上説明したように、この発明によれば、画像形成装置
において記録紙のジャムが発生した時に、機内の残紙位
置だけでなく、その原因となった位置も容易に判別でき
るので、ジャム発生原因の解析処理を迅速に行なって、
その原因を早期に取り除くことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図（イ）、（ロ）は第２図及び第３図に示す実施例
によるジャム発生時の機内の残紙位置及びジャムインジ
ケータによる表示例を示す説明図、 第２図はこの発明の一実施例であるレーザプリンタの概
略構成を示す断面図、 第３図は同じくその操作表示パネルの構成例を示すレイ
アウト図である。 １・・・レーザプリンタ本体 ２１・・・コントローラ ２２・・・シーケンスドライバ部 ２５・・・レジストセンサ ３０・・・操作表示パネル ３７・・・ＬＣＤ　（液晶）デイスプレィ３８・・・ジ
ャムインジケータ ａ　−ｋ・・・発光ダイオード（ＬＥＤ）ｇ２図 ７

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　表示パネル上に画像形成装置全体の概略図形を表わ
   し、その図形中の記録紙搬送経路上に複数のポイント表
   示手段を配設した表示装置を備え、記録紙のジャムが発
   生した時に機内の残紙位置を前記ポイント表示手段の発
   光又は変色によつて表示するようにした画像形成装置に
   おいて、 ジャムの発生原因となつた位置を、前記ポイント表示手
   段によつて単なる残紙位置とは異なる発光又は変色態様
   で表示することを特徴とするジャム表示方法。 ２　請求項１記載の画像形成装置におけるジャム表示方
   法であつて、ジャムの発生原因となつた位置をポイント
   表示手段の点滅によつて表示することを特徴とするジャ
   ム表示方法。 ３　請求項１記載の画像形成装置におけるジャム表示方
   法であつて、ジャムの発生原因となつた位置を、単なる
   残紙位置とは異なる色の発光又は変色によつて表示する
   ことを特徴とするジャム表示方法。