JPH03138470A - 車両用オイルポンプ - Google Patents

車両用オイルポンプ

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JPH03138470A
JPH03138470A JP1273138A JP27313889A JPH03138470A JP H03138470 A JPH03138470 A JP H03138470A JP 1273138 A JP1273138 A JP 1273138A JP 27313889 A JP27313889 A JP 27313889A JP H03138470 A JPH03138470 A JP H03138470A
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JP
Japan
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pump
oil
engine
drive shaft
pump body
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JP1273138A
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English (en)
Inventor
Hajime Kozuka
元 小塚
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Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は例えば車両用パワーステアリング装置等を駆
動する駆動油圧を発生する車両用オイルポンプの改良に
関する。
(従来の技術) 一般に、例えば自動車等の車両用には例えばパワーステ
アリング装置、4輪操舵装置(4WS)  アンチスキ
ッドブレーキ装置(ABS)、サスペンションコントロ
ール装置等のような油圧制御機器が装着されることが多
くなっている。これらの油圧制御機器の油圧回路はエン
ジンオイルの循環経路とは異なる独立した車両用オイル
の循環経路によって形成されている。そして、この油圧
回路内にはオイルポンプが介設されており、このオイル
ポンプから圧送される作動油圧によってこれらの各油圧
制御機器が駆動されるようになっている。
ところで、この種のオイルポンプとして従来から例えば
第4図および第5図に示すようなベーン形のものが知ら
れている。この場合、ポンプ本体1の内部にはカムリン
グ2が装着されている。このカムリング2の内部にはロ
ータ3が回転自在に装着されている。さらに、このロー
タ3の外周部位には複数のベーン4・・・が半径方向に
突没可能に装着されている。また、ポンプ本体1の内部
にはこれらのカムリング2、ロータ3およびベーン4・
・・間に油室5が形成されている。そして、ロータ3の
回転動作にともないベーン4・・・をカムリング2のカ
ム曲面に沿って突没動作させることにより、図示しない
オイルリザーブタンクからポンプ本体]の吸込みポート
を通して油室5内にオイルを吸込み、このポンプ本体]
の吐出ポートを通して外部側に吐出するポンプ作用が行
われるようになっている。
また、このロータ3を回転駆動する駆動軸6の軸端部に
はプーリ7が取付けられている。このプリ7は第6図に
示すようにエンジン8のクランク軸に固定されたクラン
クシャフトプーリ9にベルト10を介して連結されてお
り、このエンジン8の駆動力がベルト10を介してポン
プ本体1のプーリ7に伝達され、ポンプ本体1のロータ
3が回転駆動されるようになっている。なお、第6図中
で、11はオルタネータの駆動プーリ、12はテンショ
ンプーリ、13はエアコンコンプレッサの駆動プーリ、
14はこの駆動プーリ13とクランクシャフトプーリ9
との間に架設された駆動ベルト、15はこの駆動ベルト
14のテンションプリである。
(発明が解決しようとする課題) 上記従来構成のものにあってはエンジン8の駆動力をベ
ルト10を介してポンプ本体1のプリ7に伝達させる構
成にしていたので、ポンプ本体1を車体側に固定するた
めの取付はブラケットや、ベルト10、プーリ7、テン
ションプーリ12およびこれらの取付はボルト等の多数
の構成部品が必要になり、構成が複雑化するとともに、
コスト高になる問題があった。さらに、ベルト10は長
期の使用により、磨耗による滑りや切損等が生じるおそ
れがあり、信頼性の向上を図るうえで問題があった。ま
た、エンジン8のクランク軸にベルト10の張力による
負荷が入力されるおそれがあるので、エンジン8の主軸
受に作用する摩擦力が大きくなるおそれがあり、エンジ
ン8の駆動効率が低下するおそれがあった。さらに、エ
ンジンルーム内の限られた内部空間にはエンジンや多数
の各種補機等が装着されているので、エンジンルーム内
のオイルポンプの取付は位置には制約を受ける問題があ
り、新たに別のオイルポンプを設置することが難しい問
題があった。
この発明は上記事情に着目してなされたもので、構成部
品数を低減することができ、エンジンルーム内の構成を
簡略化することができるとともに、信頼性の向上を図る
ことができ、エンジンの駆動効率の低下を防止し、加え
てポンプ本体の動作を制御する制御バルブをポンプ本体
のポンプ機構部に対して効率よく配置してエンジンの周
囲空間を有効に利用することができる車両用オイルポン
プを提供することを目的とするものである。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明はポンプ本体の駆動軸をエンジンの駆動軸端部
に連結させ、エンジンの駆動軸によってポンプ本体の駆
動軸を直接駆動させるポンプ駆動機構を設けるとともに
、ポンプ本体の動作を制御する制御バルブをポンプ本体
のポンプ機構部に対して軸方向に適宜の距離離間させた
位置にポンプ駆動軸の略半径方向に向けて延設し、制御
バルブのポンプ駆動軸側のバルブ端面油室をポンプ機構
部の吐出部側に連結させたものである。
(作 用) エンジンの駆動時にはエンジンの駆動軸と一体的にポン
プ本体の駆動軸を直接駆動させるとともに、ポンプ本体
の動作を制御させる制御バルブをポンプ本体のポンプ機
構部に対して軸方向に適宜の距離離間させた位置にポン
プ駆動軸の略半径方向に向けて延設し、この制御バルブ
のポンプ駆動輪側のバルブ端面油室をポンプ機構部の吐
出部側に連結させることにより、ポンプ本体の動作を制
御する制御バルブをポンプ本体のポンプ機構部に対して
効率よく配置してエンジンの周囲空間を有効に利用する
ようにしたものである。
(実施例) 以下、この発明の一実施例を第1図乃至第3図を参照し
て説明する。
第1図および第2図はオイルポンプの要部構成を示すも
のである。第1図および第2図中で、21はエンジン、
22はこのエンジン21のクランク軸、23はエンジン
オイルの循環経路とは異なる独立した車両用オイルの循
環経路内に介設されたオイルポンプの本体である。
また、このポンプ本体23のケーシングはポンプハウジ
ング24とカバー25とによって形成されている。さら
に、ポンプハウジング24およびカバー25の軸心部に
は貫通口24a、24bがそれぞれ形成されている。そ
して、これらの貫通口24 a、24 b内にポンプ本
体23の駆動軸26が貫通状態で装着されている。この
駆動軸26はエンジン21のクランク軸22の軸端部に
連結されており、エンジン21のクランク軸22によっ
てポンプ本体23の駆動軸26を直接駆動させるポンプ
駆動機構が形成されている。この場合、クランク軸22
の軸端部には例えば動弁機構のカム軸を回転駆動する歯
付きベルトであるコツラドベルト2フ駆動用のスプロケ
ット28がポンプ本体23の駆動軸26とともに共通の
キー29によって固定されている。この場合、ポンプ駆
動軸26の両端部には軸心部にそれぞれ係合凹部26a
、26bが形成されている。そして、このポンプ駆動軸
26におけるクランク軸22側の内端部側の係合凹部2
6aにはクランク軸22の軸端部が係脱可能に挿入され
、この状態でスプロケット28とともに共通のキー29
によってクランク軸22に対して回り止めされている。
また、ポンプ本体23のポンプハウジング24には複数
の固定用ボルト受部30・・・が突没されている。これ
らのボルト受部30・・・に形成されたボルト挿通穴3
1内には固定ボルト32が挿入されるようになっている
。そして、この固定ボルト32がエンジン21のフロン
トケース33等に形成されたボルト穴34内に螺着され
、ポンプハウジング24がエンジン21側に着脱可能に
取付けられている。さらに、カバー25は固定ボルト3
5によってポンプハウジング24に着脱可能に取付けら
れている。
一方、ポンプ本体23の内部にはポンプハウジング24
の内面にカムリング36が形成されている。このカムリ
ング36の内部にはロータ37およびサイドプレート3
8が装着されている。このロータ37はポンプ本体23
の駆動軸26に例えばスプライン嵌合されており、駆動
軸26と一体的に回転駆動されるようになっている。ま
た、サイドプレート38はポンプハウジング24の内面
に嵌着状態で固定されている。
さらに、ロータ37の外周部位には複数のベーン39・
・・が半径方向に突没可能に装着されている。
ま゛た、ポンプ本体23の内部にはこれらのカムリング
36、ロータ37およびベーン39・・・間に油室40
が形成されている。さらに、このポンプ本体23には第
3図に示すように各一対の吸込みボー)41.41およ
び吐出ボー)42.42が形成されている。そして、ロ
ータ37の回転動作にともないベーン39・・・をカム
リング36のカム曲面に沿って突没動作させることによ
り、図示しないオイルリザーブタンクからポンプ本体2
3の吸込みポー)41.41を通して油室40内にオイ
ルを吸込み、このポンプ本体23の吐出ボート42.4
2を通して外部側に吐出するポンプ作用が行われるよう
になっている。
また、ポンプ駆動軸26の外部側延出端部の係合凹部2
6bには補機類の駆動用の外側プーリ43の中心軸部4
4が係脱可能に挿入されている。
この場合、駆動用プーリ43の中心軸部44とポンプ駆
動軸26の外部側延出端部との接合部位にはノックビン
45が挿入されており、このノックピン45によって両
者間が回り止めされている。
さらに、プーリ43の中心軸部44には固定ボルト46
の取付は部47が形成されている。この場合、プーリ4
3の中心軸部44およびポンプ駆動軸26の軸心部には
この固定ボルト46のボルト挿通穴、クランク軸22の
軸端部にはこの固定ボルト46と螺合するボルト穴48
がそれぞれ形成されている。そして、この固定ボルト4
6によってプーリ43、ポンプ駆動軸26がスプロケッ
ト0 28とともに一体的にクランク軸22の軸端部に固定さ
れており、エンジン2]のクランク軸22の回転にとも
ないスプロケット28、ポンプ駆動軸26およびプーリ
43等を一体的に回転駆動させる一体回転部49が設け
られている。さらに、このプーリ43の内端面には内側
プーリ50が固定ボルト51によって固定されている。
この内側プーリ50はポンプ本体23のポンプハウジン
グ24を囲む位置に配置されている。なお、外側プーリ
43には例えばエアコン駆動用の駆動ベルト、内側プー
リ50には例えばオルタネータ駆動用の駆動ベルトがそ
れぞれ巻付けられている。
また、ポンプハウジング24にはポンプ駆動軸26を半
径方向に弾性的に変位可能に支持する浮動軸受部52が
設けられている。この浮動軸受部52は例えば金属製の
リング部材53と0リング54とによって形成されてお
り、このOリング54の弾性変形にともないポンプ駆動
軸26を半径方向に弾性的に変位可能に支持するように
なっている。
1 さらに、ポンプ本体23のポンプハウジング24および
カバー25の各ポンプ駆動軸26貫通孔24a、25a
の内周面外端部におけるポンプ駆動軸26との接合面に
はポンプ本体23内からの油漏れを防止するオイルシー
ル55,55がそれぞれ装着されている。
また、ポンプハウジング24にはこのポンプ本体23の
動作を制御する制御バルブ56が設けらレテイる。この
制御バルブ56はポンプ本体23のカムリング36、ロ
ータ37およびベーン39・・・等のポンプ機構部に対
して第2図に示すようにクランク軸22の軸端部方向に
適宜の距離離間させた位置に配置されている。さらに、
この制御バルブ56のバルブ本体57にはポンプ本体2
3側から吐出される作動油を流す吐出油通路58および
流量制御用スプール59の装着孔60が略平行に形成さ
れている。これらの吐出油通路58およびスプール装着
孔60は第1図に示すようにポンプ駆動軸26の略半径
方向に向けて延設されており、スプロケット28に巻付
けられたコックドベ2 ルト27との干渉を避ける位置に配置されている。
また、この制御バルブ56のポンプ駆動軸26側のバル
ブ端面油室61はポンプ本体23の吐出部側に連結され
ている。このバルブ端面油室61は吐出油通路58およ
びスプール装着孔60の各内側端部にそれぞれ連通され
ている。そして、吐出油通路58の外側端部は図示しな
い例えばパワステアリング装置等の外部機器の連結配管
に連結されている。さらに、スプール装着孔60の外側
端部には閉塞キャップ62が螺着されており、この閉塞
キャップ62によってスプール装着孔60の外側端部が
閉塞されている。
また、スプール装着孔60の内部には前記スプール59
が摺動自在に装着されている。このスプール59には内
端部側に突設部63、外端部側にばね受部64がそれぞ
れ形成されている。さらに、スプール装着孔60の内部
には閉塞キャップ62とスプール59のばね受部64と
の間にコイルばねによって形成されたばね部材65が配
設されている。そして、このスプール59はばね部材6
53 の付勢力によって突設部63をバルブ端面油室61に形
成されたストッパ部66に当接させる方向に常時付勢さ
れている。また、このスプール装着孔60の周壁面には
スプール59によって開閉操作される吐出油流出口67
が形成されている。
この吐出油流出口67は吐出油流出用のバイパス通路6
8の一端部に連結されている。そして、このバイパス通
路68の他端部はポンプ本体23の吸込みボート41側
に連結されている。
さらに、吐出油通路58には流路面積を絞るオリフィス
69が介設されている。この吐出油通路58におけるオ
リフィス69の下流側には連通路70の一端部が連結さ
れている。この連通路70の他端部はスプール装着孔6
0内における閉塞キャップ62側の端部に連結されてい
る。そして、スプール装着孔60内のスプール59の内
側端面にはオリフィス69の上流側の油圧が作用し、こ
のスプール59の外側端面にはこのオリフィス69の下
流側の油圧が作用するようになっており、このオリフィ
ス69の上下流の差圧に応じてスプ4 −ル装着孔60内のスプール59がこのスプール装着孔
60に沿って移動するようになっている。
したがって、この制御バルブ56にはスプール装着孔6
0内のスプール59の動作にともないバイパス通路68
の吐出油流出口67を開閉させて吐出油通路58からの
吐出油流量を一定に制御する流量制御機構部71が形成
されている。
なお、72はポンプ本体23の吸込みノズルで、この吸
込みノズル72はオイルリザーブタンク側に連結管を介
して連結されている。また、73はエンジン21のオイ
ルパン、74はコックドベルト27のテンションプーリ
、75はエンジンオイルの循環経路内に介設されたオイ
ルポンプ、76はクランク軸22の主軸受である。
次に、上記構成の作用について説明する。
まず、エンジン21の動作時にはクランク軸22ととも
にスプロケット28、ポンプ駆動軸26およびプーリ4
3,50等の一体回転部49が一体的に回転駆動される
。さらに、このポンプ駆動軸26の回転にともないロー
タ37が回転部 5 動されるとともに、このロータ37の回転動作にともな
いベーン39・・・がカムリング36のカム曲面に沿っ
て突没動作される。この場合、カムリング36、ロータ
37およびベーン39・・・間の油室40内はロータ3
7の回転動作にともない負圧になるので、大気圧で保持
されている図示しないオイルリザーブタンクから連結管
、ポンプ本体23の吸込みノズル72、吸込みポート4
1.41を順次介して油室40内にオイルが吸込まれる
。そして、この油室40内で圧縮された高圧の吐出油は
このポンプ本体23の吐出ボート42,42、制御バル
ブ56のバルブ端面油室61、吐出油通路58を経て外
部側の外部機器の連結配管に吐出される一連のポンプ作
用が行われる。
また、このポンプ本体23の動作中、スプール装着孔6
0内のスプール59は流量制御機構部71のオリフィス
69の上下流の差圧に応じてこのスプール装着孔60に
沿って移動する。この場合、ポンプ本体23からの吐出
油の流量が小さい状態ではスプール59はばね部材65
の付勢力に 6 よって突設部63をバルブ端面油室61のストッパ部6
6に当接させる方向に付勢された状態で保持される。こ
の状態ではバイパス通路68の吐出油流出口67はスプ
ール59によって閉塞状態で保持されるので、ポンプ本
体23からの吐出油は全て吐出油通路58を介して外部
側に圧送される。
さらに、ポンプ本体23からの吐出油の流量が増大する
とオリフィス69の上下流の差圧が大きくなるので、ス
プール装着孔60内のスプール59はバルブ端面油室6
1内から離れる方向に移動する。そして、このスプール
装着孔60内のスプール59の移動動作にともないバイ
パス通路68の吐出油流出口67が開操作される。この
ように吐出油流出口67が開操作されるとバルブ端面油
室61内の高圧油はバイパス通路68内を通して低圧側
のポンプ本体23の吸込みポート41側に導入される。
そのため、ポンプ本体23からの吐出油の流量の増大時
には不要な、吐出油はポンプ本体23内のバイパス通路
68内を通して循環させることができるので、吐出油通
路58からの7 吐出油流量を一定に制御させることができる。
そこで、上記構成のものにあってはポンプ本体23の駆
動軸26をエンジン21のクランク軸22の軸端部に連
結させ、エンジン21の駆動時にはエンジン21のクラ
ンク軸22と一体的にポンプ本体23の駆動軸26を直
接駆動させるようにしたので、エンジン21の駆動力を
ベルト10(第6図に示す)を介してポンプ本体23側
に伝達させる場合に必要になるベルト10、プーリ7、
テンションプーリ12およびこれらの取付はボルト等の
多数の構成部品を省略することができる。
そのため、従来に比べて構成部品数を低減することがで
き、エンジンルーム内の構成を簡略化することができる
。さらに、ベルト10を使用する必要がないので、従来
のようなベルト10の磨耗による滑りや切損等が生じる
おそれがなく、信頼性の向上を図ることができる。また
、エンジン21のクランク軸22にベルト10の張力に
よる負荷が入力されるおそれがないので、エンジン21
の主軸受76に作用する摩擦力の増大を防止して工8 ンジン21の駆動効率の低下を防止することができる。
さらに、エンジン21のクランク軸22の軸端部にポン
プ本体23を装着することができるので、エンジンルー
ム内の限られた内部空間に新たに別のオイルポンプを設
置する場合であっても簡単に新たなオイルポンプを設置
することができる。
さらに、ポンプハウジング24に装着された制御バルブ
56をポンプ本体23のカムリング36、ロータ37お
よびベーン39・・・等のポンプ機構部に対してクラン
ク軸22の軸端部方向に適宜の距離離間させた位置に配
置させ、かっこの制御バルブ56のバルブ本体57をポ
ンプ駆動軸26の略半径方向に向けて延設させた状態で
配置させ、この制御バルブ56のポンプ駆動軸26側の
バルブ端面油室61をポンプ本体23の吐出部側に連結
させたので、この制御バルブ56のバルブ本体57をス
プロケット28に巻付けられたコックドベルト27との
干渉を避ける位置に効率よく配置することができ、エン
ジン21の周囲空間を有効9 に利用することができる。
なお、この発明は上記実施例に限定されるものではない
。例えば、上記実施例ではポンプ本体23の動作を制御
する制御バルブ56として吐出流量を一定流量で保持す
る流量制御バルブを示したが、これは吐出圧力を制御す
る圧力制御バルブであってもよい。さらに、その他この
発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施できること
は勿論である。
[発明の効果] この発明によればポンプ本体の駆動軸をエンジンの駆動
軸端部に連結させ、エンジンの駆動軸によってポンプ本
体の駆動軸を直接駆動させるポンプ駆動機構を設けると
ともに、ポンプ本体の動作を制御する制御バルブをポン
プ本体のポンプ機構部に対して軸方向に適宜の距離離間
させた位置にポンプ駆動軸の略半径方向に向けて延設し
、制御バルブのポンプ駆動軸側のバルブ端面油室をポン
プ機構部の吐出部側に連結させたので、構成部品数を低
減することができ、エンジンルーム内の0 構成を簡略化することができるとともに、信頼性の向上
を図ることができ、エンジンの駆動効率の低下を防止し
、加えてポンプ本体の動作を制御する制御バルブをポン
プ本体のポンプ機構部に対して効率よく配置してエンジ
ンの周囲空間を有効に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図はこの発明の一実施例を示すもので、
第1図はオイルポンプの要部の概略構成を示す横断面図
、第2図は同縦断面図、第3図はオイルポンプによるポ
ンプ作用を説明するための概略構成図、第4図乃至第6
図は従来例を示すもので、第4図はオイルポンプの縦断
面図、第5図は同横断面図、第6図はオイルポンプの駆
動状態を説明するための概略構成図である。 21・・・エンジン、22・・・クランク軸、23・・
・ポンプ本体、26・・・駆動軸、56・・・制御バル
ブ、61・・・バルブ端面油室。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. オイルポンプのポンプ本体のポンプ駆動軸をエンジンの
    駆動軸端部に連結させ、前記エンジンの駆動軸によって
    前記ポンプ駆動軸を直接駆動させるポンプ駆動機構を設
    けるとともに、前記ポンプ本体の動作を制御する制御バ
    ルブを前記ポンプ本体のポンプ機構部に対して軸方向に
    適宜の距離離間させた位置に前記ポンプ駆動軸の略半径
    方向に向けて延設し、前記制御バルブの前記ポンプ駆動
    軸側のバルブ端面油室を前記ポンプ機構部の吐出部側に
    連結させたことを特徴とする車両用オイルポンプ。
JP1273138A 1989-10-20 1989-10-20 車両用オイルポンプ Pending JPH03138470A (ja)

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