JPH03132771A - カラー画像処理装置 - Google Patents

カラー画像処理装置

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JPH03132771A
JPH03132771A JP1272468A JP27246889A JPH03132771A JP H03132771 A JPH03132771 A JP H03132771A JP 1272468 A JP1272468 A JP 1272468A JP 27246889 A JP27246889 A JP 27246889A JP H03132771 A JPH03132771 A JP H03132771A
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Seiichiro Hiratsuka
平塚 誠一郎
Takashi Hasebe
孝 長谷部
Tadao Kishimoto
岸本 忠雄
Tetsuya Niitsuma
徹也 新妻
Koji Washio
宏司 鷲尾
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はフルカラー複写装置などに適用して好適なカ
ラー画像処理装置に関し、特に、原稿に記入されたマー
カの濃度ムラなどによって記録画像の品質が劣化しない
ようにしたものである。
[発明の背景1 文字画、写真画像等のカラー画像を赤RSaG。
冑Bに分けて光学的に読み取り、これをイエローY1マ
ゼンタM1シアンC1黒になどの記録色に変換し、これ
に基づいて電子写真式カラー複写機等の出力装置を用い
て記録紙上に記録するようにしたカラー画像処理装置が
ある。
そして、このようなカラー画像処理装置で、白黒原稿の
黒文字のうちマーカで囲まれた部分をマーカと同じ色に
変換するマーカ色変換処理の機能を有するものがある。
[発明が解決しようとする課題J このようなカラー画像処理装置に使用されるマーカ色変
換回路では、第21図に示すように原稿に記入されたマ
ーカMCの領域とその色は、スキャンラインごとに読み
取られて、スキャンラインごとにその領域とマーカ色が
決定される。図中、「・」点はマーカ色を決定するため
のサンプリング点を示す。
一方、このマーカ色変換処理機能を利月する場合、マー
カMCで囲まれた領域内に含まれる画像の記録濃度を、
マーカの濃度に依存させるものがあるが、こうするとマ
ーカMCの濃度が相違するようなとぎには、その濃度ム
ラがそのまま記録濃度のムラとなって現われてしまう。
そのため、記録品質が劣化する場合がある。
また、例えば第22図に示すようにある領域をマーカM
Cで囲んだとき、例えば上半分が赤で、下半分が青のマ
ーカを使用してマークしてしまったようなときは、マー
カで囲まれている領域内に存在する画像は、マーカ色と
同じ(、上半分が赤で記録され、下半分が冑で記録きれ
てしまう。
この場合には、最初のマーカMCの色で統一されて記録
されている方が見やすい。
そこで、この発明ではこのような課題を解決したもので
、マーカの濃度ムラによって記録画像の品質が劣化した
り、複数の色で画像が記録されたりしないようにしたも
のである。
[課題を解決するための手段] 上述の:!IMを解決するため、この発明においては、
原稿画像を3色分解して色分解像として読取る画像読取
手段と、 この画像読取手段で読み取られた色分解像の各画素が白
色/無彩色/有彩色のいずれに属するかを示すカラーコ
ードを生成するカラーコード生成手段と、 前記画像読取手段で読み取られた色分解像を記録色に応
じた濃度データに変換する色再現手段と、前記カラーコ
ード生成手段からのカラーコードを基準にして原稿画像
のマーカ部を検出すると共に、マーカ部に囲まれた領域
を抽出するマーカ領域検出手段と、 マーカ領域内の特定のラインにおけるサンプリング点の
濃度データと、そのサンプリング点におけるマーカ色を
、マーカ全領域の濃度データとマーカ色とするためのマ
ーカ色変換手段とを有することを特徴とするものである
[作 用] マーカMCの領域のうち特定のスキャンラインにおける
特定点をサンプリングして、そのサンプリング点の濃度
データとマーカ色を検出する。
そして、この濃度データとマーカ色がマーカ領域内の全
領域に伝搬されて、マーカMCの濃度データ及びマーカ
色として使用される。
したがって、マーカMCで囲まれた領域の画像は、この
濃度データに対応した濃度となり、記録色はサンプリン
グ点のマーカ色となる。
[実 施 例] 続いて、この発明に係るカラー画像処理装置の一例につ
き、図面を参照して詳細に説明する。
まず、第1図のブロック図を参照して本発明のカラー画
像処理装置の概要について説明する。
この図において、1は赤の原稿画像を画像信号に変換す
るR−CCD、2は緑の原稿画像を画像信号に変換する
G−CCD、3は青の原稿画像を画像信号に変換するB
−CCDである。
したがって、原稿の画情報(光学像)はダイクロイック
ミラー(図示しない)において、R,G。
Bに色分解されて、夫々対応するC0D1.2゜3上に
結像される。
4はR−CCDIで読み取られた赤の画像信号を8ビツ
トのディジタルデータに変換するA/D変換器、5はG
−CCD2で読み取られた緑の画像信号を8ビツトのデ
ィジタルデータに変換するA/D変換器、6はB−CC
D3で読み取られた青の画像(=号を8ビツトのディジ
タルデータに変換するA/D変換器である。
このA/D変換処理が行われる際に、基準白色板の撮像
データに基づいてシェーディング補正も併せて行われる
7は赤の8ビツトデイジタルデータを6ビットディジタ
ルデータに変換する濃度変換部、8は緑の8ビツトデイ
ジタルデータを6ピツトデイジタルデータに変換する濃
度変換部、9は青の8ビツトデイジタルデータを6ビツ
トデイジタルデータに変換する濃度変換部である。
10はカラーコード(各画素が白/黒/有彩色のいずれ
であるかを示す2ビツトのコード、例えば白二00.黒
:11.有彩色:10)処理と色再現(R,G、B→イ
エローY、マゼンタM、シアンC9黒K)を行う色再現
処理回路である。
この色再現処理回路10からは2ビツトのカラーコード
並びにY、M、C,に各6ビツトの濃度信号が出力され
る。
29はカラーゴースト補正を行うためのカラーゴースト
補正部である。これは、黒文字の周辺で不要な色ゴース
ト(カラーゴースト)が発生するからである。
カラーゴースト補正は、1×7のウィンドウによりカラ
ーゴーストか否かを検知し、カラーゴーストが検知され
た画素のカラーコードを正しい色のカラーコードに変換
するようにする。このカラーゴースト補正を主走査方向
と副走査方向について行う。
なお、このカラーゴースト補正部29の技術は、「特開
平1−195775号公報jなどに開示されている技術
を利用することができる。
30は原稿のマーカ領域を検出すると共に、その領域を
マーカ色に変換する処理を行うマーカ色変換回路で、そ
のマーカ色の濃度信号りとマーカ領域信号Qとが出力き
れる。
80は濃度信号にフィルタ処理、変倍処理、網かけ処理
等の各種画像処理を行う画像処理部、82はパルス輻変
調(PWM)によって6ピツトの濃度信号を多値化する
PWM多値化部、84はY。
M、C,にの各色のトナー像を感光体ドラム(OPC)
上で順次重ね合わせることによりカラー画像を形成する
プリンタユニットである。
続いて、各部を詳細に説明する。
まず、この発明に係るカラー画像処理装置が適用される
複写機の全体の構成並びに動作を第2図を参照して説明
する。
ここでは、複写機の原稿はカラー乾式現像方式を使用す
るものとして説明する。この例では2成分非接触現像で
且つ反転現像が採用される。つまり、従来のカラー画像
形成で使用される転写ドラムは使用されず、画像を形成
する電子写真感光体ドラム上で重ね合わせを行う。
また、以下の例では、装置の小型化を図るため、画像形
成用のOP感光体(ドラム)上に、イエローY1マゼン
タM1シアンC及びブラックにの4色像をドラム4回転
で現像し、現像後に転写を1回行って、普通紙等の記録
紙に転写するようにしているものについて説明する。
転写機の操作部のコピー釦(図示せず)をオンすること
によって原稿読取部Aが駆動きれる。そして、原稿台1
28の原稿101が光学系により光走査きれる。
この光学系は、ハロゲンランプ等の光源129及び反射
ミラー131が設けられたキャリッジ132、■ミラー
133及び133′が設けられた可動ミラーユニット1
34で構成される。
キャリッジ132及び可動ミラーユニット134はステ
ッピングモーター(図示しない)により、スライドレー
ル136上をそれぞれ所定の速度及び方向に走行せしめ
られる。
光TAl 29により原稿101を照射して得られた光
学情報(画像情報)が反射ミラー131、■ミラー13
3.133’ を介して光学情報変換ユニット137に
導かれる。
プラテンガラス128の左端部裏面側には標準白色板1
38が設けられている。これは、標準白色板138を光
走査することにより画像信号を白色信号に正規化するた
めである。
光学情報変換ユニット137はレンズ139、プリズム
140.2つのダイクロイックミラー102.103及
び赤の色分解像が撮像きれるR−CCDIと、緑色の色
分解像が撮像きれるG−CCD2と、青色の色分解像が
li像されるF3−CCD3とにより構成される。
光学系により得られる光信号はレンズ139により集光
され、上述したプリズム140内に設けられたダイクロ
イックミラー102により青色光学情報と、イエロー光
学情報に色分解される。さらに、ダイクロイックミラー
103によりイエa −光学情報が赤色光学情報と緑色
光学情報に色分解きれる。このようにして、カラー光学
像はプリズム140により赤R1緑G1青Bの3色光学
情報に分解される。
それぞれの色分解像は各CODの受光面で結像されるこ
とにより、電気信号に変換きれた画像信号が得られる。
画像信号は信号処理系で上述したような信号処理された
後、各色の記録用画像信号が書営込み部Bへと出力され
る。
書き込み部B(プリンタユニット84)は偏向器141
を有している。この偏向器141としては、ガルバノミ
ラ−や回転多面鏡等の他、水晶等を使用した光偏向子か
らなる偏向器を使用してもよい。色信号により変調され
たレーザビームは、この偏向M141によって偏向走査
される。
偏向走査が開始されると、レーザビームインデックスセ
ンサー(図示せず)によりビーム走査が検出されて、第
1の色信号(例えばイエロー信号)によるビーム変調が
開始される。変調きれたビームは帯it赫154によっ
て、−様な帯電が付与された像形成体(感光体ドラム)
142上を走査するようになされる。
ここで、レーザビームによる主走査と、像形成体142
の回転による副走査とにより、像形成体142上には第
1の色信号に対応する静電潜像が形成されることになる
この静電潜像は、イエロートナーを収容する現像器14
3によって現像され、イエロートナー像が形成される。
尚、この現像器には高圧電源からの所定の現像バイアス
電圧が印加されている。
現像基のトナー補給は、システムコントロール用のCP
U (図示せず)からの指令信号に基づいて、トナー補
給手段(図示せず)が制御されることにより、必要時ト
ナーが補給されることになる。
上述のイエロートナー像はクリーニングブレード147
aの圧着が解除された状態で回転きれ、第1の色信号の
場合と同様にして第2の色信号(例えばマゼンタ信号)
に基づき静電潜像が形成れきる。そして、マゼンタトナ
ーを収容する現像器144を使用することによって、こ
れが現像されてマゼンタトナー像が形成きれる。
現像器144には高圧電源から所定の現像バイアス電圧
が印加されることは言うまでもない。
同様にして、第3の色信号(シアン信号)に基づき静電
潜像が形成され、シアントナーを収容する現像器145
によりシアントナー像が形成きれる。又、第4の色信号
(黒信号)に基づき静電潜像が形成され、黒トナーが充
填された現像W146により、前回と同様にして現像き
れる。
従って、像形成体142上には多色トナー像が重ねて形
成きれたことになる。
なお、ここでは4色の多色トナー像の形成について説明
したが、2色又は単色トナー像を形成することができる
は言うまでもない。
現像処理としては、上述したように、高圧電源からの交
流及び直流バイアス電圧が印加された状態において、像
形成体142に向けて各トナーを飛翔させて現像するよ
うにした、所謂非接触2成分ジャンピング現像の例を示
した。
現像器143,144,145,146へのトナー補給
は、上述と同様にCPUからの指令43号に基づき、所
定量のトナー量が補給される。
一方、給紙装置148から送り出しロール149及びタ
イミングロール150を介して送給された記録紙Pは像
形成体142の回転とタイミングを合わせられた状態で
、像形成体142の表面上に搬送される。そして、高圧
電源から高圧電圧が印加された転写極151により、多
色トナー像が記録紙P上に転写され、且つ分離極152
により分離される。
分離きれた記録紙Pは定着装置153へと製送されるこ
とにより定着処理がなされてカラー画像が得られる。
転写終了した像形成体142は、クリーニング装置14
7により清掃され、次の像形成プロセスに備える。
クリーニング装置147においては、クリーニングブレ
ード147aにより清掃されたトナーの回収をしやすく
するため、金属ロール147bに所定の直流電圧が印5
加される。この金属ロール147bが像形成体142の
表面に非接触状態に配置される。クリーニングブレード
147aはクリーニング終了後、圧着を解除されるが、
解除時、取り残される不要トナーを解除するため、更に
補助ローラ147cが設けられ、この補助ローラ147
cを像形成体142と反対方向に回転、圧着することに
より、不要トナーが十分に清掃、除去される。
さて、第1図において、色再現処理回路10では、2ビ
ツトのカラーコードとY、M、C,にの濃度信号が生成
される。
すなわち、R,G、Bのそれぞれのデータのレベルによ
り、各画素が白/黒/有彩色のいずれのカラー領域に属
するかを示す2ビツトのカラーコード(例えば白二00
.黒:11.有彩色:10であって、第13図参照)が
作成される。このカラーコードの生成のプロセスを以下
に示す。
、 コードの生 まず、R,G、Bを以下の式によりXYZ座標系に変換
する。
・ ・ ・ (1) そして、このXYZ座標系を以下の式によって1、*a
*b*均等色空間に変換する。
L”=116 (Y/Yo) ”3−16 ・・・(2
)a”=500[[(X/Xo)”3− (Y/Yo)
 ”3]・・・ (3) b”=200([(Y/ Yo)”  (Z/ Zo)
 ”3]・ ・ ・ (4) ここで、Yo= 100 Xo−98,07 Zo−118,23である。
このようにして得た均等色空間L”a’b”において、
LI≧90を白領域とする。
2、       コードの生 まず、R,G、Bの信号より以下の式でQを求める。
(1−((R−Wo)2+ (G−110)2+ (B
4o)2) /(W−Wo)・  ・ (5) このようにしてQパラメータを求め、Q≦15を黒領域
とする。
3、   コードの生 白領域、黒領域以外を有彩色領域として、有彩色コード
を設定する。
また、色再現処理回路10では、R,G、B→Y、M、
C,Kを例えば、L−UT(ROMで構成されたルック
アップテーブル)により行い、Y。
M、C,に各6ビツトの濃度データを作成している。こ
のとき、スキャナの分光感度特性と、トナーの分光反射
率とは、第3図のように相違することから、スキャナレ
ベルに基づいて求められたR2O,Bの濃度レベルが線
形マスキング法によってC,M、Yトナーの濃度レベル
に変換される。
ここで、線形マスキングは以下の式で表わされる。
・ ・ ・ (7) Dr、Dg、Db ・・スキャナのR,G、B輝度レベル を濃度レベルに変換したもの D c + D m 、D y ・・C,M、Yトナー付着量を濃度レ ベルに変換したもの aij (i、j”1,2.3) ・・マトリックス係数 この線形マスキング法を応用した場合には、第4図のL
*a*b*等色座標系より明らかなように、R,G、B
 (オリジナル色)と記録(コピー)後のY、M、Cと
は、はぼ完全に一致する。
第5図は上述した色再現処理回路loの具体例を示す。
R,G、B信号(輝度レベル)は線形マスキング手段2
0で、上述したような濃度変換処理が行われてC,M、
Y、Kに変換される。Kを独立して設けたのは、白黒の
原稿をコピーする場合は、このKを使用するためである
変換されたC、M、Y、には次に下色除去手段(UCR
)12で下色が除去される。
第6図はこのUCRの説明であって、本例では最小濃度
であるシアンCを基準にしてその濃度分のC,M、Yを
除去し、これを黒にで1換する100%UCRを例示し
ている。
下色除去後はトナー付着量変換手段14において、その
濃度レベルをトナー付着量M/Aに変換し、その後トナ
ー付着量補正手段16でトナー付着量の補正が行われる
すなわち、第7図のようにプリンタユニット84での書
き込みパルス幅Waで、例えばYとMを重ね書伊したと
きには、本来YとMのトナー付着量は同じであってほし
い(同図A)。しかし、実際には同図Bのように、Mの
トナー付着量は単色時の78%程度となってしまう。
そこで、同図CのようにMの書き込みパルス幅をYより
もwbだけ広くすることによって、Mの付着量を単色時
と等量になるようにしている。
こうすることによって、感光体ドラム(OPC)へのト
ナー付着量の変動を補正できる。
トナー付着量が補正されたC、M、Y、にはセレクタ1
8でその何れかが選択されて出力される。
これは、上述したようにプリンタユニット84では、1
色ずつスキャンしながら重ね合わせて現像処理が行われ
るものであるから、このスキャン色に同期してC,M、
Y、Kを出力させる必要があるからである。したがって
、セレクタ18には2ビツトのスキャンコードが供給き
れる。
マーカ色変換は、原稿の黒文字のうちマーカで囲まれた
部分をマーカと同じ色に変換する処理である。
第8図はマーカ色変換の様子を示す説明図である。この
図のうち同図Aはマーカ色変換される以前の原稿を示し
、同図Bはマーカ色変換により記録された出力結果であ
る。この図に示すように、黒文字のうち色マーカで囲ま
れた部分がマーカの色と同じ色で形成される。使用する
マーカMCの色は特に制限されない。
第9図はこの発明の要部であるマーカ色変換回路30の
系統図である。
同図において、40ば色マーカを検出すると共に、マー
カMCで囲まれた領域を抽出してマーカ領域信号Qを生
成するための領域検出部、50はマーカ領域4=号Qが
得られているときのマーカ色(C,M、Y、にの何れか
)の濃度データをサンプリングして、サンプリング信号
(濃度データ)Hを得るためのマーカ色サンプリング部
である。
また、60はマーカ色の濃度決定部であって、サンプリ
ングされたサンプリング信号HをそのままマーカMCの
濃度データとして使用するかが決定される。したがって
、これにはマーカ領域信号Q、サンプリンゲイ8号H及
び次に述べる監視信号Eが供給される。
52はカラーコードに基づいてマーカMCのサンプリン
グの有効無効を監視するマーカサンプリング監視部であ
って、監視信号Eが得られる。
72はマーカMCが記録きれないようにするためのマー
カ除去回路である。これには、カラーコード、濃度デー
タD、マーカ領域信号Qの他にスキャンコードが供給さ
れる。
マーカ除去回路72は、プリンタユニット84で黒Kを
記録しているときは入力の黒にデータをそのまま通過ぎ
せると共に、Y、M、C,にの記録を行っているいると
きにはマーカ領域内の黒データのみを通過きせる。
したがって、その真理値表は第1CIのようになる。
74は黒字の色変換回路で、マーカ領域内でのみ乗算を
行い、それ以外の領域では黒データを通過ぎせるように
構成されている。
そのため、これには、後述するマーカ色濃度信号v1濃
度データD1カラーコード、マーカ領域信号Qの他に、
2ビツトのスキャンコードが供給され、マーカMCで囲
まれた鰻の画像の濃度データDが、マーカ色に変換され
て出力される。
つまり、第11図に示すように、出力濃度データは、入
力の濃度データDに係数V/Do(Doは任意の定数)
が乗算されて出力される。
続いて、このマーカ色変換回路30の各部を詳細に説明
する。
第12図は領域検出部40の一例であって、マーカ切れ
補正回路4OAとマーカ領域処理回路40Bとで構成さ
れる。
マーカ切れ補正回路4OAは、マーカのかすれ、切れな
どを主走査方向と副走査方向に対して補正するもので、
まずカラーコードがマーカ信号変換部41においてマー
カ信号MSに変換きれる。
カラーコードが有彩色のときマーカ信号MSが得られる
ようになっているので、カラーコードとマーカ信号MS
との関係は第13図に示すようになる。
マーカ信号MSは主走査方向マーカ切れ補正部42に供
給される。
第14図はこのマーカ切れ補正部42の具体例であって
、複数段、本例では7段にわたり1画素分の遅延素子4
21〜427が縦続接続きれ、夫々の出力がフラグ処理
部428に供給される。そして、全ての入力が「1」に
なったとき、マーカ速続フラグが「1」となり、これが
ラッチ回路429でラッチきれる。
マーカ速続フラグはフラグ処理部428と出力マーカ信
号算出部430に供給され、マーカ信号算出部430に
は初段の遅延素子421の出力Miが入力する。マーカ
4g号算出部430は論理和回路であって、マーカ連続
フラグ若しくはマーカ信号Miが「1」のときは必ず出
力マーカ信号MSが「1」となるように論理設計されて
いる。
これで、少なくとも7画素分の主走査方向のマーカ切れ
を補正できる。
主走査方向のマーカ切れを補正したのちは、次段のマー
カ切れ補正部44において、上述した同様な処理によっ
て副走査方向のマーカ切れが補正される。本例では、少
なくともフライン分のマーカ切れが補正される。
マーカ領域処理回路40Bでは、マーカ信号MSで囲ま
れる領域に対応したマーカ領域信号Qが生成される。第
15図と第16図を参照して説明する。
この図で、Sのようにスキャンしたときに得られるマー
カ信号は第16図Msのようになる。また、直前のスキ
ャン5−1(第15図には図示せず)のときに得られた
領域43号が第15図Qs−1であるとする。ここで、
両者の論理積信号Qs−IXMsをとり、このQs−I
XMsの立ち上がりエツジから立ち下がりエツジまでの
エツジ検出パルスRsを作成する。そして、マーカ信号
Msとエツジ検出パルスRsとの論理和信号Qsを作成
する。
この信号Qsを現走査線Sのマーカ領域信号Qとする。
同様にして、第15図tのようにスキャンしたときに得
られるマーカ信号は第16図Mtのようになる。また、
直前のスキャンt−1(第15図には図示せず)のとき
に得られた領域信号が第16図Qt−+であるとする。
ここで、両者の論理積信号Qt−+XMtをとり、この
Qt−、xMtの立ち上がりエツジから立ち下がりエツ
ジまでのエツジ検出パルスRtを作成する。そして、マ
ーカ(8号Mtとエツジ検出パルスRtとの論理和信号
Qtを作成する。この信号Qtを現走査線tのマーカ領
域信号Qとする。
以上のようにしてマーカの領域が検出されるが、次の処
理としてはこのマーカの色データをサンプリングする必
要がある。
本例では、色データの安定性のため、マーカのエツジよ
り4画素中に入ったところから4画素分の濃度レベルを
サンプリングしく第17図A。
B)、その平均値をマーカ信号MSにおけるC1M、Y
、にのサンプリング信号H(i1度データ)としている
(同図C)。
第9図のマーカサンプリング監視部52は、マーカ信号
MS中に無彩色カラーコードがないとき、マーカ色サン
プリング部50でのサンプリング処理を有効として取り
扱うための手段である。
そのため、第17図D−Gに示すように、マーカ信号M
Sの領域外に無彩色を示すカラーコードがあるときのみ
サンプリング処理を有効とする監視信号Eが出力される
次に、マーカ色濃度決定部6oを説明する。
これは第18図に示すように、マーカ色濃度決定用論理
部62と、1画素の周期内でライト、リードが行われる
メモリ64と、一対のラッチ回路66.68とで構成き
れる。
なお、図ではメモリ64のライト、リード動作の説明を
容易にするため、あたかも2個のメモリ64があるよう
に図示されている。
Uは2ビツトカウンタの内容、■はマーカ色の濃度デー
タ、nはスキャンライン、jは画素番号、Fはマーカ色
の濃度データの確定、不確定を示すフラグである。
マーカ色濃度決定用論理部62には、 (1)マーカ領域信号Q (2)サンプリンゲイ8号H (3)監視信号E (4)フラグF (5)メモリ64よりリードされた カウンタ出力U (6)メモリ64よりリードされた現ライン及び1ライ
ン前の濃度信号V が供給され、そしてこれより、 (7)メモリ64にライトされる現ラインのカウンタ出
力U (8)メモリ64にライトされる現ラインの濃度信号V が出力される。
きて、次に、どのような条件のときにマーカMCの濃度
を特定するかについて説明する。以下の例では、マーカ
領域に入って3ライン目のデータをそのマーカMCのデ
ータとするものとする。
(1)Q=Oのとき、 このときは、マーカ領域外で、色変換処理が不要である
から、 Uj  (n)  =0 Vj  (n)−0 が書き込まれ、また FJ=0 である。
(II) Q= 1 、 Uj+4(n−1)< 3 
、 E = 1 。
Fj=0 例えば、マーカMCの1ライン目をスキャンしたときで
、4画素目以降のサンプリングが有効なときは、9画素
目からE=1となるので、Uj(n) = Uj+4(
n−1)+1Vj(n)=H Fj=0 のように、1だけインクリメントしたカウンタ出力Uj
◆4(n−1)+1が現ラインnのカウンタ出力Uj(
n)としてメモリされ、また濃度データが始めてメモリ
されるものであるから、この場合にはサンプリング信号
Hの濃度データVj(n)そのものがメモリきれる。
すなわち、第19図に示すように9画素目に得られる濃
度データ(平均値)がメモリされる。ただし、3ライン
目の濃度データを使用する関係上、まだマーカMCの濃
度データは確定していない。
なお、第19図において、丸印は各ラインの画素であっ
て、そのうち特に三角印の画素は各ラインにおける9画
素目を示し、夫々の内部を塗り潰しであるのは濃度デー
タとして使用きれていることを示す。
(III) Q=1. Uj+4(n−1)<3. E
=0または1.Fj=1 同じnラインの10画素目では、1画素前のデータがメ
モリされる。すなわち、 Uj(n) = Uj+4(n−1)+1Vj(n) 
= Vj−1(n) Fj=1 したがって、第19図のように、9画素目の濃度データ
がそのままメモリされる。この動作は同じラインnに対
してマーカ領域外となるまで続く。
したがって、9画素目の濃度データは順次スキャン方向
に伝搬される。
スキャンラインが4ラインになるまでは、上述した( 
II )及び(III )の条件に基づいて、同じスキ
ャンラインの9画素目の濃度データ(サンプリング信号
H)が、そのラインの濃度データVj(n)としてメモ
リきれる。
(IV)  Q=1. Uj◆4(n−1)=3.  
E =1n+3ライン、つまり4ライン目になると、前
ラインの同一画素位置よりも4画素後の濃度データが、
現ラインの濃度データとしてメモリされる。
したがって、 Uj(n) −Uj+4(n−1) (= 3 )Vj
 (n) = Vj+4(n−1)置=1 第19図の場合には、前ラインの同一画素位置よりも4
画素後の濃度データは、丁度n+2ラインの9画素目の
濃度データである。
同じnラインの10画素以降もこの(IV)の条件式に
したがって、Vj(n);Vj+4(n−1)の濃度デ
ータがメモリきれる。
n+4ライン以降も同じ動作となり、これがマーカMC
の最後まで続くから、第20図に示すように、結局3ラ
イン目でサンプリングしたサンプリング点qの濃度デー
タが、走査線方向にそのまま伝搬する。したがって、3
ライン目の濃度データがそのマーカMCの濃度データと
して使用される。
こうすれば、マーカMCの濃度は、3ライン目で確定し
た濃度となり、マーカMCの途中で、色が変わったり、
濃度が薄くなったりしても、その色や濃度に左右されな
いで処理できる。
(V) Q= 1 、 Uj+4(n−1)< 3.E
 =O、Fj=03ラインまでにサンプリングが有効で
なり、シかもフラグFが確定していないようなときは(
実際にはそのようなケースはまれであるが)、つまり、
E=O,Fj=0であるときは、次の条件にしたがって
前のラインの濃度データがメモリされる。
Uj(n)= U、D4(n−1) Vj (n)= Vj+4(n−1) Fj=0 なお、以上の説明では本発明をカラー複写機に適用する
場合について説明を行フたが、本発明のカラー画像処理
装置はそれ以外の各種のカラー画像を処理する機器に使
用できることは言うまでもない。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明によれば、マーカの色及
び濃度データを、特定のラインを使用して決定し、これ
をマーカ領域の色及び濃度データとして使用するように
したものである。
これによれば、マーカで囲まれた領域の画像が複数の色
で記録されたり、マーカ色で記録される画像が濃度ムラ
を起こしたりしないので、記録画像の品質を改善できる
特徴を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係るカラー画像処理装置の系統図、
第2図は複写機の全体構成を示す構成図、第3図はスキ
ャナの分光特性及びトナーの分光反射率を示す特性図、
第4図はL * aII b#座標を示す図、第5図は
色再現処理回路の系統図、第6図及び第7図はその説明
図、第8図はマーカ変換処理の説明図、第9図はこの発
明の要部であるマーカ色変換回路の一実施例の構成を示
す構成図、第10図及び第11図はその説明図、第12
図は領域検出部の系統図、第13図はその説明図、第1
4図は主走査方向マーカ切れ補正部の系統図、第15図
及び第16図はマーカ領域信号の説明図、第17図はサ
ンプリングの説明図、第18図はマーカ色濃度決定部の
系統図、−第19図及び第20図はマーカ色濃度決定の
説明図、第21図及び第22は従来の説明図である。 1 ・ ・  1 −11 4、 5.6  ・ ・ 7、 8. 9  ・ ・ 10 ・ ・  11 01 304 ◆ 40 壷 − 0−− 52・ ・ ・ R−COD ・ G−CCD ・ B−CCD ・A/D変換器 ・濃度変換部 ・色再現処理回路 ・カラーゴースト補正部 ・線形マスキング回路 ・マーカ色変換回路 ・領域検出部 ・マーカ色サンプリング部 ・マーカサンプリング監視部 60 ・ 72 ・ 74 ・ 80 ・ 82 ・ 84 ・ ・マーカ色濃度決定部 ・マーカ除去回路 ・黒字の色変換回路 ・画像処理部 ・PWM多値化部 ・プリンタユニット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)原稿画像を3色分解して色分解像として読取る画
    像読取手段と、 この画像読取手段で読み取られた色分解像の各画素が白
    色/無彩色/有彩色のいずれに属するかを示すカラーコ
    ードを生成するカラーコード生成手段と、 前記画像読取手段で読み取られた色分解像を記録色に応
    じた濃度データに変換する色再現手段と、前記カラーコ
    ード生成手段からのカラーコードを基準にして原稿画像
    のマーカ部を検出すると共に、マーカ部に囲まれた領域
    を抽出するマーカ領域検出手段と、 マーカ領域内の特定のラインにおけるサンプリング点の
    濃度データと、そのサンプリング点におけるマーカ色を
    、マーカ全領域の濃度データとマーカ色とするためのマ
    ーカ色変換手段とを有することを特徴とするカラー画像
    処理装置。
JP1272468A 1989-10-19 1989-10-19 カラー画像処理装置 Expired - Lifetime JP2918929B2 (ja)

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