JPH0313128A - マイクロ波帯送信器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野］ 本発明はマイクロ波帯で用いる送信器に関する。

〔従来の技術〕

従来、マイクロ波帯で使用する送信器は、送信を行って
いないときには消費電力の大きい送信電力増幅器の電力
をオフにすることにより、消費電力の低減１発熱による
温度上昇の防止、信鎖度の向上などを図っていた。

第２図はその一例のブロック図であり、送信電力増幅器
１に電力を供給する電源２との間に電源スイッチ３を設
け、この電源スイッチ３を送信信号オン・オフ制御信号
によってオン、オフ動作させている。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来の構成では、送信を行わないときには、送
信器の温度に関係なく送信電力増幅器の電力がオフにな
る。そのため、低温状態での送信器の使用時に送信電力
増幅器ｌの電力がオフになると、送信器自体の温度が低
くなり過ぎ、電気的特性の劣化、信頬度の低下が起こる
という問題がある。

本発明はこのような問題を解消し、送信を行わない際に
おける送信器の温度低下を防止した送信器を提供するこ
とを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の送信器は、送信信号を増幅する送信電力増幅器
と、この送信電力増幅器に供給する電源電力を送信信号
のオン・オフ制御信号によってオン・オフ制御する電源
スイッチと、送信器の環境温度を検出し、この検出温度
が所定以下のときに前記電源スイッチを強制的にオンす
る温度検出器とを備えている。

〔作用〕

この構成では、送信器の環境温度が所定以下のときには
、送信を行わないときでも温度検出器によって電源スイ
ッチをオンし、送信電力増幅器に電源電力を供給して送
信器の温度低下を防止する。

〔実施例〕

次に、本発明を図面を参照して説明する。

第１図は本発明のバースト送信器の一実施例のブロック
図ある。図において、ｌは送信電力増幅器、２は電源、
３は電源スイッチであり、送信電力増幅器１の電力は電
源スイッチ３がオンされたときに電源２から供給される
ようになっている。

ここで、前記電源スイッチ３には送信信号オン・オフ制
御信号が入力されるとともに、温度検出器４が接続され
ており、これら送信信号オン・オ制御信号及び温度検出
器４の各信号によって電源スイッチ３がオン、オフ動作
されるように構成している。

この構成によれば、送信器の環境温度は温度検出器４に
よって検出され、温度が低い状態では電源スイッチ３は
オンに保たれる。このときには、送信信号オン・オフ制
御信号が入力された場合でも電源スイッチ３はオン状態
に保持される。したがって、この温度が低い状態では、
送信が行われていないときにも送信電力増幅器１には電
源２からの電力が供給され、送信器の温度低下を防止す
る。

一方、送信器の環境温度が高くなると、温度検出器４に
よって電源スイッチ３はオフ状態とされ、この状態では
送信信号オン・オフ制御信号によって電源スイッチ３が
オン、オフ動作される。したがって、電源スイッチ３は
送信信号オン・オフ制御信号によってオン、オフ動作さ
れ、送信を行わないときには、送信電力増幅器１への電
源供給は停止され、消費電力の低減、過熱等を防止する
。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、送信器の環境温度を検出
し、この検出温度が所定以下のときに送信電力増幅器の
電源スイッチを強制的にオンさせる温度検出器を備えて
いるので、送信器の環境温度が所定以下のときには、送
信を行わないときでも電源スイッチをオンし、送信電力
増幅器に電源電力を供給して送信器の温度低下を防止し
、電気的特性の劣化及び信輔度の低下を防止する効果が
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のブロック図、第２図は従来
のマイクロ波帯送信器のブロック図である。 １・・・送信電力増幅器、２・・・電源、３・・・電源
スイッチ、４・・・温度検出器。 第１図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、送信信号を増幅する送信電力増幅器と、この送信電
   力増幅器に供給する電源電力を送信信号のオン・オフ制
   御信号によってオン・オフ制御する電源スイッチと、送
   信器の環境温度を検出し、この検出温度が所定以下のと
   きに前記電源スイッチを強制的にオンする温度検出器と
   を備えることを特徴とするマイクロ波帯送信器。