JPH03130078A - 精製酵素およびそのための方法 - Google Patents

精製酵素およびそのための方法

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JPH03130078A
JPH03130078A JP2152515A JP15251590A JPH03130078A JP H03130078 A JPH03130078 A JP H03130078A JP 2152515 A JP2152515 A JP 2152515A JP 15251590 A JP15251590 A JP 15251590A JP H03130078 A JPH03130078 A JP H03130078A
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epimerase
leu
ala
asp
gly
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JP2152515A
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English (en)
Inventor
Chang-An Yu
チャン‐アン・ユ
Shigeyuki Usui
シゲユキ・ウスイ
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Oklahoma State University
Original Assignee
Oklahoma State University
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    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N9/00Enzymes; Proenzymes; Compositions thereof; Processes for preparing, activating, inhibiting, separating or purifying enzymes
    • C12N9/90Isomerases (5.)

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  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Enzymes And Modification Thereof (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、酵素技術、具体的には、イソペニシリンNエ
ピメラーゼ酵素、および該酵素を純粋な形態で製造する
ための方法に関するものである。
セファロスポリン天然産物であるセファロスポリンCが
製造される生合成経路はよく知られている。この経路は
、トリペプチドであるδ−(L−a−アミノアジポイル
)−L−システイニル−D−バリンに対するシクラーゼ
の作用によりイソペニシリンNを生成することを経由し
て進行する。
後者はエピメラーゼとして知られている酵素の触媒作用
によってペニシリンNに変換される。ペニシリンNはデ
アセトキシセファ0スポリンCシンテターゼ(エクスパ
ンダーゼ)のための基質として働くので、エピメラーゼ
はこの経路における重要な酵素である。一方、インペニ
シリンNはこのための基質としては働かない。イソペニ
シリンNエピメラーゼはCephalosporium
 acremonium (Jayatilake、G
、S、、 et al、、 Biochem、J、+ 
194+ 645 (1(181))およびStrep
tomyces clavuligerus (Jen
sen、S、E、、 et at、、 Can、J、B
iochem、、 29.1526 (1983))の
抽出物中に見いだされたが、この粗酵素はさらに研究す
るには不安定すぎることがわかった。
本発明は、非常に純粋な形態のイソペニシリンNエピメ
ラーゼ酵素を提供するものである。本発明はまた、St
reptomyces clavuligerusの細
胞不含の抽出物から純粋な形態の酵素を製造するための
方法を提供するものである。
この酵素は、SDS−ポリアクリルアミドゲル電気泳動
によって測定すると47,000、ゲル濾過によって評
価すると50,000の分子量を有するモノマータンパ
クである。
この酵素のアミノ酸組成を以下の第1表に示す。
このアミノ酸組成は、常法および後述する高速液体クロ
マトグラフィーによって決定された。表かられかる様に
、酵素の主要な残基はアラニン、ロイノンおよびアルギ
ニンである。
Asx (Asp+Asn) Thr er Glx (GIu+Gln) Pr。
1y ha al ys Met 1e Leu yr he ys is Arg rp エピメラーゼの23残基アミノ末端アミノ酸配列は、気
相ンークエンサーを使用し、自動エドマン分解によって
決定され、以下の配列: Ala−ValAla−As
p−丁rp−Glu−Glu−Ala−Arg−Gly
−Arg−Met−Leu−Leu−Asp−Pro−
Thr−Va 1−Va 1−Asn−Leu−Asn
−Thrを得tこ。
この酵素は図面の第1図の曲線lで示される様に、28
0nmおよび420nmに2個の吸収極大を示す。吸収
比、A2.。/ A 12゜は7.59である。
吸収係数は、10mMリン酸カリウム、pH7,01% 中でA28゜−8,968よびA!託−1,18である
イソペニシリンNエピメラーゼは、その完全な活性を示
すために、ピリドキサール−5″−リン酸CP L P
)を必要とする。本発明で提供される精製酵素は酵素1
モル当たり1モルのPLPを含有し、PLPは透析、ゲ
ル濾過またはイオン交換クロマトグラフィーによって酵
素から除去されない。
以下の結果は、PLPがエピメラーゼのための結合しl
;コファクターであることを示している。
420nmに吸収極大が現れるということは、PLPの
ホルミル基が以下の様にタンパクのアミノ基とアルジミ
ン結合を形成することを示唆している: [式中、εはエピメラーゼタンパクの残基を示す]。
エピメラーゼに結合したPLPは既知の7二二ルヒドラ
ジン法によって測定され、酵素47.0009につきP
LP  1モルの平均値が得られた。このハロ酵素は、
10mMヒドロキシルアミンを含有している10mMリ
ン酸カリウム、pH7,0と一緒に0℃で60分間イン
キュベートし、次いでゲル濾過することによって、アポ
酵素に変換された。ヒドロキシルアミン処理しt;エピ
メラーゼは外因性(外生性)PLPの非存在下では全く
活性を示さず、420nmにおける吸収極大は消失した
(第1図、曲線2)。エピメラーゼ活性は、アポ酵素に
PLPを添加することによって回復した。PLPの見か
けのミバエリス定数は2.4μMと決定された。ホウ水
素化ナトリウムでエピメラーゼ(/\口酵素)を還元す
ると触媒活性は破壊され、PLPを添加しても、エピメ
ラーゼ活性は回復されなかっtこ。まt二、還元されI
ニエビメラーゼは、エピメラーゼのアルジミン結合に起
因する420nmでの吸収極大を示さなかった(第1図
、曲線3)。これらの結果は、この酵素のアルジミン結
合が以下に示す様にアルジミン結合に還元されたことを
示している。
エピメラーゼのフルオレサミン処理によって得られた以
下の結果は更に、エピメラーゼのアミノ基がPLPとア
ルジミン結合を形成し、この結合が、分子内部に位置す
るらしいエピメラーゼの活性部位に関係していることを
示した。
フルオレサミンは、酵素中のN−末端アミノ残基のσ−
アミノ基およびリシンのε−アミノ基の様な一次アミノ
基と反応し、それぞれ390nmおよび475nmの極
大励起および放射波長を有する蛍光産物を形成する。ヒ
ドロキシルアミン処理によって製造されたアポ酵素をフ
ルオレサミンで滴定した時、エピメラーゼ中のアミノ基
の約60%が容易に反応し、これらのアミノ基が分子の
表面に位置しているらしいことを示した。エピメラーゼ
活性は35モル1モルのフルオレサミン/エピメラーゼ
比で約80%保持されたが、更にフルオレサミンを添加
すると活性は飛躍約6こ低下した。
エピメラーゼのフルオレサミン処理を図面の第2図に示
す。この図面は、活性に対する、475nraにおける
放射蛍光のグラフを示したものである。
以下の38残基アミノ酸配列がプロテアーゼV8消化し
t;エピメラーゼから得られ、PLPに結合した: G
ly−+1e−Thr−Thr−Val−Val−As
p−Gly−Ala−His −A 1a−Pro−G
 Iy−Phe−Leu−Asp−Leu−Asp−L
eu−SerArg−Ile−Pro−Cys−Asp
−Phe−Tyr−A Ia−G l y−Phe−G
 1y−His−Lys−Trp−Leu−Leu−A
la−Proa以下の11残基アミノ酸配列も、エピメ
ラーゼを更にトリプシン消化したペプチドから得られた
:Leu−Pro−Pro−G I y−Thr−As
p−A 1a−A I a−G lu−Leu−Arg
エピメラーゼ反応の速度論的試験は、エピメラーゼが、
イソペニシリンNおよびペニシリンNのラセミ化を触媒
することを示す。エピメラーゼは、イソペニシリンNに
ついて3.93μmole/9/mりの■11.および
0.30mMのに、を有し、ペニシリンNについて9.
47 、c+mole/分/lngのV m a mお
よび0.78mMのに、を有している。これらの値を使
用すると、イソペニシリンNおよびペニシリンNのラセ
ミ化について算定されるに6.は1.08であり、次の
化学的に対称な反応についての1゜0の理論値とよく一
致する。
一一一一Σ。
イソペニシリンN(L形)    ペニシリンN(D形
)\−−−−− 本発明で提供されるエピメラーゼの速度論的挙動は、こ
れがイソペニシリンNのためのラセマーゼであることを
示している。この酵素はインメラーゼとも呼び得るが、
本発明者らはこの酵素を工ピメラーゼと呼ぶものとする
エピメラーゼ活性のための至適pHは、50mMピロリ
ン酸−HCQ緩衝液中、約7.8〜8.3である。
エピメラーゼの活性は、ジチオスレイトール(DTT)
および2−メルカプトエタノールの様なスルフヒドリル
試薬によって刺激されることがあるカ、キレート剤およ
びフェニルメチルスルホニルフルオライド(PMSF)
はその活性に影響しない。
エピメラーゼの活性に対する種々のスルフヒドリル試薬
の効果を以下の第2表に示す。
(以下余白) 答l考 エピメラーゼ活性に対するスルフヒドリル化合物の効果 添加せず β−メルカプトエタノール ジチオスレイトール N−アセチル−し−システイン その他の酵素の阻害剤として知られている種々の化合物
の、エピメラーゼ活性に対する効果を以下の第3表に示
す。
第3表 エピメラーゼに対する阻害効果 p−クロロ       0.1   70安息香酸水
銀     1.0   88N−エチルマレイミド 
 0.1   261.0   45 ヨードアセトアミド   1.0   28ヒドロキン
ルアミン   0.1   801.0   95 D−ンクロセリン    1.0   23インニアシ
ト      1.0   23イブロニアジド   
  1.0   25FAD*           
  0.5    80フエニルグリオキサル  1.
0   33、tFAD−−yラビンーアデニン ジヌ
クレオチドその他の酵素のための補欠分子族、コサブス
トレイトまたはアクチベーターとして働く種々の基質の
、エピメラーゼ活性に対する効果を以下の第4表に示す
箋土憲 エピメラーゼ活性に対する種々の化合物の効果 化合物1 濃度   活性 (mM)(μモル/分/mQ) 添加せず アスコルビン酸 Fe50゜ TP AD α−ケトグルタル酸 ADH CoA 29 70 50 08 2 08 84 02 1/A T P  −アデノシン三すン酸NADH−還
元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド CoA   皐コエンチームA スルフヒドリル試薬によってエピメラーゼ活性が刺激さ
れ、p−クロロ安息香酸水銀、N−エチルマレイミドお
よびヨードアセトアミド(既知のスルフヒドリル基変更
因子)によって阻害効果があり、エピメラーゼにシステ
ィン(シスチン)が存在することから、酵素におけるl
またはそれ以上のスルフヒドリル基は、エピメラーゼに
よって触媒されるラセミ化反応に関係があるように思わ
れる。
本発明で提供される精製酵素はインペニシリンN8よび
ペニシリンNに基質特異的である。以下の第5表は、エ
ピメラーゼ基質として評価されI;、その他の基質につ
いて得られた結果を示す。
箋互考  エピメラーゼの基質特異性 化合物        濃度   相対活性イソペニシ
リンN ペニシリンN インDAOC’ DAOC” DAC’ ephC ACV’ L−アミノアジピン酸 D−アミノアジピン酸 1.4    100 1.4    204 1.4     0 1.4      <1 1.4     0 1.4     0 1.4     0 1.4      0 1.4     0 i/イソDAOC−イソデアセトキシセファ0スポリン
C(2−セフェム) 2/DAOC−デアセトキシセファロスポリンC(3−
セフェム) 3/DAC−デアセチルセファロスポリンC4/ACV
−δ−(L−σ−アミノアジポイル)−L−システイニ
ル−D−バリン 本発明で提供されるエピメラーゼは約5.3〜約IOの
p)[範囲を有する緩衝液中でその活性を保持する。例
えば、これは、50mM酢酸ナトリウム、リン酸カリウ
ム、トリス−HCQ、  ピロリン酸−HCQおよび炭
酸−重炭酸緩衝液の様な緩衝液中で安定である。
本発明によって提供される酵素は、セファロスポリンC
1デアセトキシセフアロスポリンC1デアセチルセフア
ロスポリンC1セフアマイシン等のセファロスポリン化
合物を産生する微生物の細胞不含の抽出物から得ること
ができる。この酵素は、例えばCephalospor
ium acremonium (Acrem。
nium crysogenum)の様な真核生物、お
よび例えば5treptoa+yces clavul
igerus、 Streptomyces lipm
an i i、Streptomyces cattl
eyaおよびNocardialactamduran
s (S、Iactamdurans)の様な原核生物
から得ることができる。
この様な生物の多くは既知であり、例えばStrept
omyces clavuligerus ATCC2
7064、NRRL 3585およびNI?RL 35
88は入手可能である。エピメラーゼが得られた具体的
な微生物は、Streptomycesclavuli
gerus NRRL 18491である。この微生物
の培養は、ノーザン・リージタナル・リサーチ・デイビ
ジョン(Northern Regional Re5
earch Divison、U、S、Departm
ent or Agriculture、Agricu
Itural Re5earch Service、 
Peoria、 IL 61604)の永久培養コレク
シヨンに寄託され、NRRL 18491の受託番号を
与えられている。
以下に記載するエピメラーゼの精製方法は、種々の濃度
で酵素を含有している細胞不含の抽出物に適用すること
ができる。出発物質である細胞不含の抽出物中の酵素の
量は、酵素が相応な量で存在している限り、限定されな
い。
本発明はまt;、インペニシリンNエピメラーゼの精製
方法を提供するものである。本発明方法によると、細胞
不含の抽出物から硫酸アンモニア沈澱によって得たエピ
メラーゼの粗酵素調製物を誘導体化セルロース樹脂、例
えばDEAE−セルロース(WhaLman Inc8
. C11fLon、 NJ)、DEAE−セファクリ
ルおよびDEAE−セファロース(Pharmacia
、 Piscatavay、 NJ)まt;はDEAE
−トリサシル(IBF Biotechnics、 V
illenueve−1a−etarene、 Fra
nce)、の様な弱陰イオン交換樹脂にてpH8,0で
クロマトグラフする。酵素はpH8,0の直線状塩グラ
ジェントで樹脂から溶離される。合した活性@分を限外
濾過および透析した後、活性濃縮物を例えばDEAEア
フイーゲル・ブルー(Bio−Rad、 Richmo
nd、 CA)であるジエチルアミノエチルセルロース
の様な修飾セルロースタイプのアフィニティ樹脂でクロ
マトグラフする。酵素はpH7の直線状塩グラジェント
で樹脂から溶離されるので、活性画分を合し、限外濾過
によって濃縮する。濃縮物を0801mMピリドキサー
ル−5′−リン酸の存在下、セファデックスG−200
(Pharmacia、 Piscatavay、 N
J)の様なボリサツカライドタイプのゲルを使用し、p
H6,0でゲル濾過する。酵素活性を有する画分を合し
、限外濾過によって濃縮し、濃縮物をリン酸カルシウム
−セルロース樹脂またはヒドロキシルアパタイトにて、
0.01mMピリドキサール−5′−リン酸の存在下、
pH6,0でクロマトグラフする。使用される微細に粉
砕されたリン酸カルシウムは、ジェンナー (Jenn
er、J、L、)の米国特許第3.737.516号に
従って製造することができる。酵素はpH6゜0のリン
酸カリウムの直線グラジェントで樹脂から溶離される。
活性画分を合し、限外濾過によって濃縮し、O,1mM
PLP含有緩衝液、pH8゜0に対して透析する。
この酵素を、PLPの存在下、pH8,0にてモノQ 
(Pharmacia、Piscatavay、NJ)
の様な強陰イオン樹脂高速タンパク液体クロマトグラフ
ィーに付すことによって、更に精製することができる。
本発明方法は、約り℃〜約5℃の温度で行われる。この
方法の重要な特性には、酵素活性を維持しながら、この
エピメラーゼをその他のタンパクから分離し得る、一連
の緩衝液およびクロマトグラフィー樹脂の使用がある。
粗酵素調製物は、発酵培地から常法にて細胞を集めるこ
とにより、産生微生物の湿った全細胞から得られる。2
0%(V/V)グリセロールおよびOolmMDTTを
含有する10mMピロリン酸−HCQ、pH3,Q中で
全細胞をホモジナイズする。
得られt;懸濁液を0℃で音波処理し、遠心する。
次いで、上清の細胞不含の抽出物を硫酸アンモニウム分
画法に付す。約35%〜約75%飽和の硫酸アンモニウ
ム濃度で生皮した沈澱を集め、本明細書で緩衝液Aと呼
ぶ、約0.1mMDTTおよび約0.15M塩化ナトリ
ウムを含有している10mMピロリン酸−H(lに対し
て透析する。
粗酵素の透析物を、使用前に緩衝液Aで平衡化しておい
た弱陰イオン交換樹脂、好ましくはDE52でクロマト
グラフする。エピメラーゼは、緩衝液A中、0.15〜
0.3M塩化ナトリウム直線グラジェントで樹脂から溶
離される。カラムから溶出されt;画分を、後述の検定
法にてエピメラーゼ活性について検定する。活性画分を
合し、限外濾過によって濃縮し、約0.1mMDTTお
よび0.1M塩化ナトリウムを含有している10mMリ
ン酸カリウム、pH7,0(緩衝液Bと呼ぶ)に対して
透析する。
次に、透析した酵素溶液を、使用前に緩衝液Bで平衡化
しておいたアフィニティー樹脂、好ましくはDEAEア
フイーゲル・ブルー(Bio−Radtab、、 Ri
chmond、 CA)でクロマトゲランする。エピメ
ラーゼは緩衝液B中、0.1 0.3MNaCQの直線
グラジェントで溶離される。活性酵素、含有画分を合し
、限外濾過によって濃縮する。濃縮物を、使用前に0.
1rt+M DTTおよび0.01n+MPLPを含有
している10mMリン酸カリウム、pH6,0(緩衝液
Cと呼ぶ)で平衡化しておいf:七7rデックスー’l
 Q Q (Pharmacia Inc、。
Piscatavay、 NJ)でゲル濾過する。酵素
含有溶出画分を合し、限外濾過によって濃縮し、iIl
縮物を予め緩衝液Cで平衡化しておいたリン酸カルシウ
ム−セルロース樹脂(Jenner、E、L、、米国特
許第3.737,516号)にかける。カラムを緩衝液
Cで洗浄し、エピメラーゼを緩衝液C中、1〇−10o
n+Mリン酸カリウム、pH6,0の直線グラジェント
で溶離する。活性画分を合し、限外濾過によって濃縮し
た後、酵素濃縮物をO,1mMPLP含有緩衝液AI:
対して透析する。
本方法のこの工程後には、エピメラーゼは実質上端製さ
れており、通常、基質としてのイソペニシ4ノンNにつ
いて2.700nmol/分/ m gの比活性を有し
ている。
酵素を、強陰イオン樹脂、好ましくはモノQの使用によ
り、高速タンパク液体クロマトグラフィー(FPLC)
によって更に精製する。使用前に約0.01mMPLP
含有緩衝液Aで樹脂を平衡化し、約Q 、 l mM濃
度でPLPを含有している緩衝液A中、0.15−0−
45M NaCQ直線グラジェントで樹脂から酵素を溶
離する。
強陰イオン樹脂にてクロマトグラフしt;後に得られた
エピメラーゼの純度のレベルは前のクロマトグラフィー
工程より高められ、比活性の上昇に反映される。比活性
は通常、基質としてのイソペニシリンNについて約38
00 nmol/分/ m gである。
上記の精製方法において、緩衝液中にDTT以外の還元
剤を使用してもよい。例えば、β−メルカプトエタノー
ル、N−アセチル−L−システイン等のスルフヒドリル
試薬を使用することができる。しかしながら、DTTは
好ましい添加剤である。
クロマトグラフィー溶出液の限外濾過は、本方法の次の
工程のために溶出液の容量を低下させることだけを目的
とし、常法で行われる。本発明によって提供される精製
エピメラーゼ酵素は、イソペニシリンNのペニシリンN
への変換に有用である。後者は、デアセトキシセファロ
スポリンCシンテターゼ(エクスパンダーゼ)、例えば
、イエ−およびドッツラ7 (Yeh and Dot
zlaf)の米国特許第4,753,881号によって
得られる精製エクスパンダーゼのための基質である。
本発明で提供されるエピメラーゼの11.23および3
8アミノ酸残基はクローニングのために有用であるばか
りでなく、例えば食物補足物の様な、栄養を目的とする
アミノ酸の供給源として有用である。
本発明で提供される精製エピメラーゼはまた、1988
手12月22日に出願された係属中の出願第07/28
8.760号におけるコバセビック等(S、Kovac
evic、 et al、)の記載に従ってクロニング
された。この酵素が組換によって入手できるということ
は、このエピメラーゼを細胞不含の抽出物からよりも豊
富に入手し得るという可能性を意味している。
以下の実施例および方法は、本発明を更に説明するため
に提供するものであり、本発明の範囲を限定することを
意図するものではない。
実施例1 エピメラーゼの分離/精製 A、細胞不含の抽出物の調製 セファマイシン−C産生株であるStreptomyc
esclavuligerus NRRL 18491
を、ホイットニー等(Whitney、J、G、、 e
t al、、^ntimicrobial Agent
sand CheIIIotherapy、 Vol、
1. pp、247−251(1972))によって記
載されt;条件下、500+A(lエーレンマイヤ−フ
ラスコ中で培養し、48時間後、常法により細胞を収穫
し、凍結させた。遠心して細胞を集め、まず、1.OM
 KCQおよび20%(w/w)エタノールを含有して
いる15mMトリス−HCQ、pH7,5の緩衝液、次
いで、15mMトリス−HCl2、pH7,5で洗浄し
た。洗浄しl;細胞を、使用時まで一80℃で貯蔵した
S 、clavuligerusの凍結全細胞約250
gを解凍し、20%グリセロールおよびO、l mMジ
チオスレイトールを含有しているl0mMピロリン酸−
HCQ%pH8,0緩衝液中でホモジナイズし、lリッ
トルの総容量にした。この細胞懸濁液をそれぞれ20秒
間、4回音波処理し、音波処理物を30.00(hで3
0分間遠心した。上溝を、以下の分離工程で細胞不含の
抽出物として使用した。
B、粗エピメラーゼの分離 細胞不含の抽出物を硫酸アンモニウム分画に付した。約
35%〜約75%の硫酸アンモニウム飽和で生成した沈
澱を遠心によって集め、O,1mMジチオスレイトール
および0.15M塩化ナトリウムを含有している10m
Mピロリン酸−HCl2゜pH8,0緩衝液(緩衝液A
)に再溶解した。この溶液を同一緩衝液に対して約15
時間透析し、粗エピメラーゼを得を二。
C,エピメラーゼの精製 透析したエピメラーゼ粗溶液(250mQ)を、緩衝液
Aで平衡化したDE52カラム(3,7X25cm)に
かけた。カラムを同一緩衝液で洗浄した後、Q 、 I
 mMジチオスレイトール含有10mMピロリン酸−H
CC,pH8,0中、0.15〜0.3M塩化ナトリウ
ムで得られる直線グラジェントでエピメラーゼを溶出し
た。酵素活性を示す画分を集め、アミコン(Amico
n) P M −10メンプランを使用して限外濾過に
よって濃縮し、次いで、O、l mMジチオスレイトー
ルおよび0.1M塩化ナトリウムを含有しているl0m
Mリン酸カリウム、pH7。
0(緩衝液B)に対し、約15時間透析した。
透析した溶液(30m(1)を、緩衝液Bで平衡化しt
: D E A Eアフイーゲル・ブルーカラム(1,
6X15cm)に流した。酵素はカラムに保持され、緩
衝液B中、0.1〜0.3M塩化ナトリウムの直線グラ
ジェントで溶離された。酵素含有画分(検定)を合し、
限外濾過によって濃縮した。濃縮物(20M)を、O、
l a+Mジチオスレイトールオヨヒ0.01mMピリ
ドキサール−5″−リン酸を含有している10mMリン
酸カリウム、pH6,0(緩衝液C)で平衡化したセフ
ァデックスG−200カラム(2,5X 42cm)に
負荷した。酵素含有画分を合し、限外濾過によって濃縮
し、濃縮物(10重0を、緩衝液Cで平衡化したリン酸
力ルンウムーセルロース力ラム(1,6X I Ocm
)に負荷した。
カラムを緩衝液Cで洗浄し、緩衝液C中、10−100
mMリン酸カリウム、pH8.0の直線グラジェントで
エピメラーゼを溶離した。酵素含有画分を合し、限外濾
過によって濃縮し、次いで、0゜1mMPLP含有緩衝
液Aに対して約15時間透析した。
この酵素浴F&(l講Q)を、0.01mM PLP含
有含有緩衝液子衡化したFPLCモノQカラム(0,5
x5cm)にかけた。酵素はO,O1mMPLP含有緩
衝液A中、0.15−0.45M塩化ナトリウム直線グ
ラジェントで溶離されt;。
上記のエピメラーゼ精製における全工程は、約0−4℃
の温度で行った。
分離および精製の各工程で得た物質のエピメラーゼ活性
を検定することによって、精製の進行を追跡した。以下
の第6表は、各工程の後に得られた結果を示す。
エピメラーゼの検定方法 イソペニシリンNおよびペニシリンNを基質として使用
し、生成物の形成によってエピメラーゼ活性を調べた。
イソペニシリンN8よびペニシリンNの生成をHPLC
によって定量した。イソベニ7リンNおよびペニシリン
Nのラセミ化の測定のt:めの標準検定混合物は、0.
5mQの終審量中、1.4nMイソペニシリンNまI;
は1.401MペニシリンN、0.2mMジチオスレイ
トール、0 、1 mMPLP、50mMピロリン酸−
HCLpH8,3緩衝液、および酵素を含有した。反応
混合物を37℃で20分間インキュベートした。反応容
器を沸騰水に10分間入れることによって反応を停止さ
せ、反応混合物を直ちに氷冷し、次いで、この冷混合物
を0.45μmフィルターで濾過した。
検定試料中のイソペニシリンNとペニシリンNをHPL
Cによって分離することは困難なので、アスワッド(A
svad、D、W、 、^na1.Biochem、 
、 137.405(+984))およびアッシャ−等
(Usher、J、、 et at、。
Anal 、Biocham、 、 149.105(
1985))の方法に従い、同化合物を0−フタルジア
ルデヒドで誘導体化した。
次に、この誘導体をHPLCによって分析した。
分析試料は、次ぎの様にしてHPLC用に調製した。上
記の様にして得た分析用濾液20μQを、0−フタルジ
アルデヒド4II1gをメタノール300μQ、0.4
Mホウ酸ナナトリウム250μQspH9−4、水39
0μQおよびIMN−アセチル−L−システイン60μ
Qに溶解してなる誘導化試薬5μQと混合し、水酸化ナ
トリウムでpH5−6に調節した。2分間反応させた後
、50mM酢酸ナトリウム200μm2.pH5,0を
混合物に加え、50μQをHPLC分析のために使用し
た。
使用したHPLC系は、フルすりクロム(F luor
ichrom)蛍光検出機およびモデル4270インチ
グレーター(Varian As5ociates、S
ugar Land、TX)およびモデル230−40
1自動サンプリングインジエクター(Gilson M
edical Electronics、MiddIe
ton、Wl)を備えたビスタ(Vista)5560
ユニツトを含む、パリアン(Varian)HP L 
C系であツt;。
誘導体化したイソペニシリンNおよびペニシリンNを、
59%(v/v)5mMリン酸ナトリウム−1%(V/
V) 1. M酢酸ナトリウム−40%(V/V)メタ
ノール、pH6,0の移動相を用いるンクロポンドIカ
ラム(0,46X25cmXAstec Inc、、W
hippany、 N J )により、外部標準を使用
して分離および定量した。l mQ1分の流速を使用し
、全蛍光(Ex 360 cm)を測定した。
吸収スペクトル 図面の第1図に示した吸収スペクトルを、以下の様にし
て得た。エピメラーゼ(ハロ酵素)(曲線l)を10m
Mヒドロキシルアミンで処理するか(アポ酵素)(曲線
2)、または1mMホウ水素化ナトリウムで還元しf−
C曲線3)。ゲル濾過によってヒドロキシルアミンまた
はホウ水素化ナトリウムを除去した後、アミコン(Am
inco)DW −2000スペクトロフオトメーター
を使用し、10mMリン酸カリウム、pH7,0中、0
、.57 mg/ rnQの酵素濃度で吸収スペクトル
を取つt;。
アミノ酸配列および組成 フェニルイソチオシアネート(P I TC)でフェニ
ルチオカルバモイルアミノ酸(PTC−アミノ酸)に変
換した後、HPLC逆相を使用し、ハインリクソンおよ
びメレディス(Heinrikson、R,L、and
 Meredith、S、C,(1984) Anal
、Biochem、 136.65−74)およびビド
リングメイヤー等(Bidl ingmeyer、B。
A、、 et al、、(1984) J、Chrom
atog、 336.93−104)(’)方法によっ
て、アミノ酸を分析した。
精製したエピメラーゼを、水に対して十分透析し、酸で
洗浄したチューブ中で凍結乾燥し、次いで、6N HC
Qにて1106で24時間加水分解した。加水分解物を
PITCと反応させ、生成したPTC−アミノ酸を、ウ
ルトロスフエアー〇DS (Ultrosphere−
ODS)カラム(0,46cmX 25cm)(Bec
kman、San Ramon、CA)を用い、外部ア
ミノ酸標準を使用して、HPLCによって定量した。P
TC−アミノ酸を溶媒(A、X50mM酢酸アンモニウ
ム、pH6,0)および(B)(アセトニトリル−メタ
ノール−0,22M酢酸アンモニウムの混液、pH6,
0X44 : 10 : 46)のグラジェントで溶離
した。更に、エピメラーゼのアミノ酸組成を通常のニン
ヒドリン法によって分析した。
アミノ酸配列分析は、溶出アミノ酸フェニルチオとダン
トイン誘導体(PTH−アミノa)のオンライン検出を
用い、モデル470 A気相タンパクシークエンサーを
使用し、自動エドマン分解によっておこなった。アプラ
イド・バイオシステムズ(Applied Biosy
stems、 Foster C1ty、CA)のモデ
ル+20APTH−アミノ酸分析機、アプライド・バイ
オシステムズ・プロティン・シークエンサー・ユーザー
書プルティン(Applied Biosystems
 Protein 5equencer User B
ui Ietin)No、 12 (1985)によっ
て、誘導体を検出した。水に対して十分透析し、凍結乾
燥した精製エピメラーゼを、0.1%トリフルオロ酢酸
を含有している5%アセトニトリルに溶解し、次いで、
ポリブレンでコーティングしたガラスマイクロファイバ
ーフィルターに吸収させた。
フルオレサミンの蛍光 図面の第2図に示した、フルオレサミン処理したエピメ
ラーゼの放射蛍光は、以下の様にして得t;。エピメラ
ーゼ(0、5mg/ mQ)を、10mMヒドロキシル
アミン含有10mMリン酸カリウム、pH7,0中、0
℃で60分間インキュベートした。
ゲル濾過してヒドロキシルアミンを除去した後、10m
Mリン酸カリウム、pH7,0に入れた処理酵素(0、
l 6tlIg/raQ)を、乾燥アセトンニ溶解した
記載した量のフルオレサミン(50mM)で25℃にて
滴定した。試料を390nmで励起させ、475nmで
放射蛍光を追跡した。“○”で示した曲線は観察された
放射強度を示す。同時に、酵素溶液の一部分を採取し、
イソペニシリンNについての活性を検定した。検定結果
(%活性)を第2図の“・°′で示した曲線で示す。
分子量の測定 イソペニシリンNエピメラーゼの分子量測定は、ドデシ
ルベンゼン硫酸ナトリウムポリアクリルアミドゲル電気
泳動(SDS−PAGE)によって以下の様にして行っ
た。2%SDSおよび5%β−メルカプトエタノールで
処理した精製エピメラーゼ10μ9を12.5%ゲルに
負荷しI;。ウィーμ−およびオスポーン(Weber
、に、、 and 0sborn、M、(1969)J
、Biol 、Chem、244.4406−4412
)のタンパク質標準物質を使用して電気泳動を行った。
使用したタンパク質標準物質は、(1)ホスホリラーゼ
B(92,500)、(2)ウシ血清アルブミン(66
,200)、(3)オバルブミン(45,000)、(
4)カルボネートデヒドラターゼ(31,000)、(
5)ダイズトリプシンインヒビター(21,500)お
よび(6)リゾチーム(14,400)であっl二。
図面の第3図は、ゲルプレートにおける移動度に対する
分子量の半対数のグラフである。グラフ中の数は、上の
カッコ内の数を示し、使用したタンパク標準物質を表わ
す。Eはエピメラーゼを示す。
以下に、Escherichia coliにおけるエ
ピメラーゼのクローニングおよびその発現のために使用
した方法を記載する。
製造例1 A、 E、coli K 12  RR1△MI5/p
OW390の培費 E、coli  K l 2  RR16M15/pO
W390の凍結乾燥体は、ノーザン・リーグ1ナル・リ
サーチ・ラボラトリーズ(Northern Regi
onal Re5earch Laboratorie
s(NRRL)、 Peoria、 IL 61604
)から受託番号NRRL B−18431で入手し得、
下記の工程において“培養物“として直接使用すること
ができる。
100μg/mLアンピシリン含有TYプロス(1リツ
トル当たり、8gトリプトン、5gNaC12j5よび
5g酵母抽出物)1リツトルにE 、coli K 1
2RRIΔM15/pOW390の培養物を接種し、空
気を吹き込みながら37℃で一夜(15−18時間)イ
ンキュベートした。得られた培養物を、プラスミドpo
w390の供給源として使用しに。
B、プラスミドpOW390の単離 製造例IAで調製した培養物を4℃にて520Q rp
mで10分間遠心し、細胞をペレット化した。
得られ!二上清を捨てt;。細胞ベレットを25%シュ
クロースおよび50mMEDTAの溶液28mLに再懸
濁した。50%グリセロールおよび0.25M1−リス
−HCI2.1)H−8,0中20111g/IIIL
リゾチームの溶成約1mL、および0.5M EDTA
、pH−8,0約1.5mLを細胞懸濁液に加え、混合
した。得られた混合物を氷上で15分間インキュベート
した。溶解溶液(10%トリトンX−1003+L;0
.25M EDTA  75iL;pH−8,0;およ
び水7mLを混合することによって調製)3rALを、
リゾチーム処理した細胞に穏やかに撹拌しながら加えた
。得られた溶液を氷上で更に15分間インキュベートし
た。
4℃、17.000rpmで約45分間遠心することに
よって、溶液から細胞残骸を除去した。C5CQ約28
.69および5mg/mL臭化エチジウム溶液〜1mL
を上清〜30mLに加えた。次に、容量を水で40TR
L+::調節し、この溶液を超遠心チューブにデカント
しI;。チューブに栓をし、溶液を49.500rpm
で〜18時間遠心した。紫外光で見える、得られたプラ
スミドのバンドを分離し、C5CQ−飽和イングロパノ
ールで抽出して臭化エチジウムを除去し、〜20倍容量
のTE緩衝液(10mMトリス−HCfl、pH−7,
5および1mMEDTA)に対し、3回透析しt;。透
析物を集め、次いで、2倍容量のエタノールと0.05
倍容量の3M酢酸ナトリウム溶液を加えた。このエタノ
ール混合物を一20℃に冷却し、−10’0,10゜0
00 rpmで30分間遠心することによってプラスミ
ドDNAをペレット化した。得られたペレットをTE緩
衝液〜l+xLに再懸濁し、次いで、等容量のフェノー
ル/クロロホルム混液(1/l、v/v)で抽出した。
水相中のDNAを、0.1容量の3MNa0Acおよび
2容量のエタノールを添加し、−20℃で〜30分間イ
ンキュベートし、15.00Orpmで20分間遠心す
ることによって回収した。得られたDNAペレットを先
ず70%エタノールで、次いで100%エタノールで洗
浄し、乾燥させた。
この工程によって得られたプラスミドpOW390  
DNA =1.5+niiをO,lX TE緩衝液l。
5mLに懸濁し、−20℃で貯蔵しl;。プラスミドp
ow390の制限部位および機能地図を添付の図面の第
1図に示す。
製造例2 プラスミドpOW392の構築A、プラスミ
ドm0W390の構築 別の方法および遺伝子配列の供給源を使用し、同一プラ
スミドを構築することができる。以下のBの記載の様に
して調製したプラスミドpOW390の−0,9kb 
5tyl −BamHI制限フラグメントと、以下のC
の記載の様にして調製したHincU−BamHI−消
化した複製形(RF)M13ベクターをライゲートする
ことによって、プラスミドmo W 390を構築した
。−0,9kb StyIBamHIフラグメントは、
5′末端を含むが3″末端を含まないラセマーゼ遺伝子
の大部分を含有している。5tyl末端は、この末端が
、平滑末端化されたHinall末端とライゲートし易
いよう平滑末端化する!こめに“充填(rilled 
in)”された。プラスミドpOW390クローンは、
Streptomycesclavuligerusゲ
ノムコスミドライブラリー由来のコスミドpOW379
を起源とした。コスミドpOW379は、精製S、cl
avuligerusラセマーゼのアミノ末端アミノ酸
残基配列および種によるコドン使用傾向(specie
s codon−usage bias)に基づいてデ
ザインされt;“予想(guessmer)”DNAプ
ローブを使用し、ハイブリダイゼーシヨンによって同定
された。所望のファージM13クローンは、プラークハ
イブリダイゼーション法において“予想”プローブを使
用するが、または制限酵素分析によって同定することが
できる。しかしながら、プラスミドpOW390をS、
clavuligerusラセマーゼ遺伝子の供給源と
して使用し得るというのが主な理由で、本発明ではm0
W39Qの構築は非常に簡潔化される。M13由来のプ
ラスミドm0W390は、S、clavuligeru
sラセマーゼをコードする配列の5′末端にNcoI制
限酵素認識部位を設けるために行われる部位特異的突然
変異誘発における有用な中間体である。
製造例IBで調製した、0.IX TE緩衝液25μQ
中のプラスミドpOW390DNA 約25μgを、1
OXstyI緩衝液(1,0M NaCQ;500mM
  トリス−HCL pH−8.0 ;および100m
M NaCQ2)40 pQ、ガラス−蒸留した水33
5μaSよび制限酵素5ty!  5μQ(〜50単位
)に加え、混合した。特に断らない限り、制限酵素はニ
ュー・イングランド・バイオラプス(New Engl
and Biolabs、 32 Tozer Roa
d、 Beverly。
MA 01915)から入手した。本明細書における単
位の定義は、個々の製造業者の単位の定義に対応する。
得られた反応物を37℃で90分間インキュベートした
。次に、マニアティス等(Maniatis etal
、、  Mo1ecular  Cloning:  
A  Laboratory  Manual。
Co1d Spring Harbor Labora
tory、 1982. pp、113−114)の方
法によって、5Lyl末端を平滑化(゛補充H)シた。
次いで反応物をフェノールおよびクロロホルムで抽出し
、S ty I−消化したプラスミドpOW390  
DNAをNa0Acj;よびエタノールで沈澱させ、次
に、IXBamHI緩衝液(100mM NaCQHI
 OmM トリス−HCL 1)H−7,5; 10 
mM MgCQJ 45 /7 Qに再懸濁した。制限
酵素BamHI3μQ(〜50単位)を加え、この混合
物を37℃で90分間インキュベートした。次いで、反
応物をフェノールおよびクロロホルムで抽出し、Bam
HI −3tyI(平滑)−消化しt;プラスミドpO
W390をNa0Acおよびエタノールで沈澱させ、H
,09μQに再懸濁した。このDNA溶液にローディン
グ緩衝液(25%v/vグリセロール、0.05%w/
vブロムフェノールブルーおよび0.05%キシレンシ
アツール)約1μgを力Uえ、次いで、所望の−0,9
kb BamHl−5tyI制限7ラグメントがその他
の消化産物からはっきり分離されるまで、1%アガロー
スゲルにて電気泳動した。
電気泳動したDNAを、ゲルを臭化エチジウムの希釈溶
液(0,5μg/lll0中で染色し、染色したゲルを
長波UV光で照射することによって可視化した。フラグ
メントの位置を決めた後、ゲルの〜0 、9kbフラグ
メントのフロントに小さなスリットを設け、このスリッ
トに1枚のシュライヒャーおよびシュエル(Schle
icher and 5chuell(Keene。
NH03431))DEAEv&ヲオイタ。更1:を気
&動すると、DNAは非共有結合的にDEAE膜に結合
した。所望のフラグメントがDEAE膜に結合したら、
膜を取り、低塩緩衝液(I 00mM NaCQ; O
,1mM EDTA ;および20mM)リス−HC1
2,pH=8)で洗浄した。次に、膜を小さなチューブ
に入れ、高置緩衝液(IM NaCQ; O。
ImMEDTA;および20mMトリス−HCl2゜p
H−8)に浸漬し、次いで65℃″c″lO分間インキ
ュベートして、このDEAEペーパーからDNAを取っ
た。65℃でインキュベートした後、インキュベーショ
ン緩衝液を集め、膜を高置緩衝液で洗浄した。洗液をイ
ンキュベーション緩衝液と一緒にプールしt;後、所望
のDNA7ラグメントを集めた。
高置−DNA溶液の容量をNaCQ濃度が0.25Mと
なるように調節し、次に、この溶液に3倍容量の冷無水
エタノールを加えた。得られた溶液を混合し、氷上に1
. O−20分装置いた。次いで、溶液を15.000
rpmで15分間遠心した。残留している塩を除去する
ために更に沈澱させた後、DNAベレットを70%エタ
ノールで洗浄し、乾燥し、TE緩衝液20pQに再懸濁
し、所望の制@7ラグメントを構築した。約0.2μ9
の〜0゜9kbフラグメントを得た。
Ml 3mpl 8  RF  DNAにニュー・イン
グランド・バイオラプス(NEB)から入手可能)約2
゜5μ9を、BamHI緩衝液100pfl中、制限酵
素BamHI I l1il(〜2 Q単位)で37℃
で90分間消化した。この反応混合物をフェノール/ク
ロロホルムで抽出し、水相中のDNAをエタノール沈澱
によって濃縮した。
BamHI消化したM13mp18を、制限酵素Hin
c[[l pQC−10単位)を加えたHinc Ir
 *新液(10mMトリス−HCQ、pH=7.4.7
mM MgCl2、および1mMDTT)100pQに
、37℃で90分間再懸濁した。上と同様にして反応物
を抽出し、沈澱させ、O,lX TE緩衝液20μQに
再懸濁し、所望のBamHI −H1ncl[消化ベク
ター〜2μりを構築した。他のBamHI −H1nc
ffフラグメントはわずか〜l0bpであり、沈澱しな
かった。これはライゲーションを妨害しなかった。
上のBからのプラスミドpOW390の〜069kb 
BamHI −5tyl制@7ラグメント2pQおよび
BamHl−H1ncll消化したベクターM13mp
181/712を、DNAフラグメント、IOXリガー
ゼ緩衝液(0,5M  トリス−HC(1、pH7,5
およびl 0001M MgCQs)2 pQ、  5
a+M ATP  2pQ、6yg/ltQのBSA 
 1ttQ、ガーyスー蒸留した水12μQ、およびT
4  DNAリガーゼ(NEB)lpQ(lワイス単位
)を含有している反応物20μ(中でライゲートさせた
。゛°補充した”5tyI末端はHincll平滑末端
とライゲート可能であった。反応物を15℃で〜18時
間インキュベートした。ライゲートされたDNAは、所
望のプラスミドm0W390とその他のライゲージ5ン
産物で構築されていた。
コンピテントなE、コリ K12  JM109(“エ
ピキュリアン コリ””(”Epicurean Co
11””))を、ストラタジーン(Stratagen
e(3770Tan5y 5treet、 San D
iego、 CA 92121))から購入し、DNA
が20μQ容量であり、培地への希釈または発現時間が
必要でなかったこと以外、実質上、製造業者の指針に従
い、プラスミドn+0W390を構戒戊分とするライゲ
ーション反応混合物で形質転換した。形質転換後、対数
増殖相の0.25mL/チューブE、コリ K12  
JM109を含有している13X100開滅菌ガラス管
に、〜1,10.20.40および50μQ試料で細胞
を分配した。
これらの管にトップ・アガー(45℃で融解を保持して
いる、0゛、8%アガーを加えたLブロス)3mLを加
えた。次いで、細胞−トップ・アガー混合物を、40℃
g/1rrLの5−ブロモ−4−クロロ−3−インドリ
ルーβ−D−ガラクトシド(X−ガル)8よび0.1M
イソプロピルチオ−β−ガラクトシド(IPTG)を含
有しているL−アガープレートに蒔き、プレートを37
℃で一夜インキユベートした。(M2S法についての、
より詳細な記載および説明については、M13クローニ
ング/ジデオキン・シーフェンシング・インストラクシ
ョン・マニュアル(M13 Cloning/Dide
oxy Sequencing In5tructio
n Manual、 Bethesda Re5ear
chLaboratories (BRL)、 Lif
e Technologies、 Inc、。
Gaithersburg、 MD 20877)参照
)。形質転換体を、β−ガラクトシダーゼ活性の、挿入
による不活化(無色プラークの表現型)および複製形(
RF )D NAの制限酵素分析によって同定する。ス
クリーニングするI;めに、明白なプラークをプレート
の上層からパスツールピペットにてブラッグ採取し、初
期対数増殖相のE、コリ K12  JM109にプラ
ーク当たり3IllLの割合で入れt;。培養物を、空
気を吹き込みながら37℃で6〜18時間イ時間インキ
トベート。
このインキュベーション後、各培養物1.511ILを
別個の1.5+Lエツペンドルフチユーブ中でペレット
化した。上清を別のチューブにデカントして4℃で貯蔵
し、7ア一ジ接種物の供給源として使用しt;。複製形
DNAは、以下の点以外、実質上、バーンポイムおよび
ドーリ−(Birnboin+ andDoly、 1
979. Nuc、Ac1d Res、7(6):15
13−1523)のアルカリ性プラスミド調製法の教示
に従って、細胞ペレットから調製する。この方法は、1
.5X容量の溶液1、I[および■を使用してスケール
アップし、透明にしたリゼートを等容量のCHCQ、で
1回抽出する。次いで、0.4倍容量のインプロパツー
ルを添加してDNAを沈澱させ、室温で20分間インキ
ュベートする。遠心してDNAを集め、次に、0.3M
 Na0Acからエタノールで沈澱させる。各々のプラ
ークから単離されf: D N Aを、E coRI 
−H1ndl[[制限酵素消化により、挿入体の存在に
ついて分析した。フラグメントの方向を、適合する末端
(BamHI −BamHI、“充填された”5tyI
−Hincn)により、予め求めた。
この方法によって、E、コリ K12  JM109/
m0W390細胞を同定した。次に、これらの細胞を、
下記の様にして、部位特異的突然変異誘発のためのプラ
スミドm0W390の供給源として使用した。
初期対数増殖相のE、コリ K12  JM109のl
Q+AL培養にファージ・ストック(製造例2Cで製造
)〜200μQを接種し、空気を吹き込みながら37℃
で〜18時間インキュベートした。培養物を遠心し、得
られた上溝を別のチューブに移し、再遠心しt;。上溝
を再び別のチューブにデカントした。上清に3M Na
CQ中25%ポリエチレングリコール(分子量’:;3
,350)の溶液1+xLを加え、次いで、室温で15
分間インキュベートした。得られた混合物を10,00
0rpmで30分間遠心した。遠心によって得t;ベレ
ットは1本鎖プラスミドlll0W390を含有してお
り、TE緩衝液400μQに再懸濁した。この溶液を先
ずCHCQ、で、次にTE−飽和フェノールで抽出した
フェノールを水相に15分間接触させた。次いで、溶液
をTE−飽和7z/−ル/CHC(h(1/Lv/v)
の混合物で2回、CHCQ、のみで2回抽出した。次に
、DNAを0.3M Na0Acから沈澱させ、遠心に
よって集め、得られたペレットを09IX TEN衝液
新液0μQに再懸濁した。この溶液は〜5μ9の1本鎖
プラスミドm0W390DNAを構成成分とした。
E、突然変異誘発 突然変異誘発(および次の、所望のファージを検出する
ためのハイブリダイゼーション)で使用した1本鎖DN
Aフラグメントは、BRLから購入しt:M13ユニバ
ーサルプライマー(15−マー)以外、自動DNAシン
セサイザーで合皮した。
突然変異誘発7ラグメントは、以下の様に指定されI;
:(1)RACEATG% l塩基以外はプラスミドm
0W390中のラセマーゼコード配列にホモローガスな
40ヌクレオチド長さの1本MDNAであり、そのミス
マツチ(下線を付した)がラセマーゼをコードする配列
のポジション1付近に制限酵素NcoI認識配列を生じ
るものであって、以下のDNA配列を有している: Ne。
5°−GCGGGAGATGCGTTTGCC割”GG
CGGTAGCCGACTGGGAAG−3″(2)R
ACE−17、RACEATGのサブフラグメントにす
ぎない、17ヌクレオチド長さの1本鎖DNAであって
、以下のDNA配列を有している: co I 5°−TGCGTTTGCCTTGGCGG−3’RA
CEATG約100ピコモルの5″末端を、1ピコモル
/μQ濃度の1本鎖DNA、IOXリガーゼ緩衝液新液
μα、100ピコモルアデノシン三リン酸(ATP)、
0.1M  DTTI OμQ1ガラス蒸留した水65
μaおよびT4ポリヌクレオチドキナーゼ(Beohr
inger−MannheiIIIBiochemic
als、 (BMB) 7941 Ca5tlevay
 Drive、 P、O,Box 50816、 In
dianapolis、 Indiana 46250
) 1 fiQc l Oリチャードソン単位)を含有
している反応混合物中でホスホリル化した(キナーゼ処
理した)。反応混合物を37℃で30分間インキュベー
トし、その時点で更に1pQの酵素を加えI;。次いで
、反応混合物を37℃で更に30分間インキュベートし
、次に、68℃で5分間インキュベートすることによっ
て反応を停止させた。M13ユニバーサルプライマー約
40ピコモルの5′末端を、等量の酵素を含有している
反応混合物約40μα中でキナーゼ処理した。
1本鎖プラスミドm0W390DNAを、実質上、アデ
ルマン等(Adelman et at、、 1983
. DNA 2(3) :183−193)の教示に従
い、下記の様にして突然変異誘発した。IOXアニーリ
ング緩衝液(100mMトリス−HCl2、pH−7,
5; 1mM EDTA:および500mM NaC(
1)8 μQ1キナーゼ処理したRACEATG  4
μQC4ピコモル)、キナーゼ処理したM13ユニバー
サルシークエンシングプライマ−4μm2(4ピコモル
)および水50μQに1本鎖プラスミドmow390 
 DNA 〜500ナノグラム(0,IX TE緩衝液
15μQ中)を加え、この混合物を80℃で2分間、次
いで55℃で5分間、最後に室温で5分間インキュベー
トすることによって、アニーりング反応を行った。
アニーリングしたDNAの溶液に、以下の混合物(]、
OXクレノウーリガーゼ緩衝液(100mMトリス−H
CQ、pH=7.5 ; 1mM EDTA ;および
500mM NaCQ)20 pQ、0.1M DTT
20μ(1,dGTP、dATP、TTPおよびdCT
Pの各々6.25mM溶液20pQ、5mM ATP2
0μQ、水120μQおよびフレノウ酵素(BMB)2
.5μf+(12,5単位)120μQを加えることに
よって、伸長反応をおこなった。伸長反応混合物を室温
で1時間、次に37℃で4時間、最後に14℃で〜18
時間インキュベートした。
伸長反応混合物をCHCQ、で1回抽出し、DNAをエ
タノールおよびNa0Acで沈澱させ、遠心によって集
めた。DNAペレットをlX5I緩衝液(0,3M N
aCQおよび3mMZn(○AC)l)400μQに再
懸濁した。DNA溶液の半量を20℃で保存し、半量を
5本の1.5mLチューブに分けた。これらのチューブ
の4本1n、1p(2あたり厳密に200 30−分単
位に希釈した51ヌクレアーゼ(B M B ) lμ
Qを加えt;。この反応物を室温にてそれぞれ5.10
.+5および20分間インキュベートした。この反応混
合物にまずtRNA5−1oμ9を加えて輸送担体とし
て作用させ、次にTE−飽和フエノール−CHCQ、混
合物(1/1%v/v)で抽出することによって反応を
停止させた。31処理しなかった試料(負の対照)も抽
出した。水相中のDNAをエタノール沈澱によって濃縮
し、遠心して集めた。DNAペレットをそれぞれ20μ
Qの水に再懸濁した。
プレートがX−ガルもIPTGも含有しなかったこと以
外は実質上、製造例2Bに記載の方法に従い、得られた
Sl処理DNA溶液を各々10μQ使用して、E、コリ
 K12  JM109を形質転換した。所望の突然変
異体は、下記の様にニトロセルロースフィルターにブロ
ッティングしたプラスミドDNAを用い、放射標識した
オリゴヌクレオチドRACE−17のハイブリダイゼー
ションによって同定した。
プラーク形成後、プレートを4℃で〜1時間インキュベ
ートして、トップ・アガーを固化させた。
負の対照、10分間Sl処理した系および20分間Sl
処理した系各々からの、〜50−200のプラークを含
有している2個のプレートそれぞれの叢の上に、ニトロ
セルロースフィルターを置いた。フィルターと叢表面の
接触を〜1分間維持し、その時点で、飽和3MMChr
フィルターベーパー(Whatman LabSale
s、 Inc、、 P、O,Box 1359゜Hil
lsboro、 Oregon 97123−1359
)を使用し、0.IN NaOH−1,5M NaCQ
で〜5分間、次に0゜5M  l−リス−HC(1(1
)H=7.0)−3M NaCl2で〜5分間、ニトロ
セルロースフィルターヲ処理した。ニトロセルロースフ
ィルターを風乾し、次いで、減圧下、80℃で30分間
加熱した。
ニトロセルロースフィルターを、6X  5SC(2o
x  sscは3MNa(lおよび0.3Mクエン酸ナ
トリウムである)、IOXデンハート(Denhard
t’s)溶液(水100mL当たり、ポリビニルピロリ
ドン0.2g、ウシ血清アルブミン0.2gおよびフィ
コール(Ficol l) 0 、2 g)、0.1%
NaP P i、0.1%SDSおよびlOpg/++
IL変性E、コリ染色体DNAの溶液中、室温で〜5分
間プレハイブリダイズさせた。次に、フィルターを、6
xSSC,IOXデンハート溶液、0.1%NaPP1
および1ピコモル15+L ”P−RACEi7中でハ
イブリダイズさせた。32P、”−RACE−17は、
非放射性ATPの代わりに〜70ピコモルのγ−”P−
ATP(New England Nuclear(N
EN)、 549 Albany 5treet、 B
oston、 MA、 02118゜カタログ# NE
C−002A)を使用すること以外、実質上、この実施
例の上記の方法に従い、RACE−17100ピコモル
の5′末端をホスホリル化することによって、製造した
。ハイブリダイゼーション後、フィルターを、過剰量の
6X SSC中、室温にて、1回の洗浄につき5分間、
2回洗浄し、次いで、過剰量の6X SSC中、52℃
にて、1回の洗浄につき20分間、2回洗浄した。フィ
ルターを風乾し、クアンタ(Quanta) mゝ補カ
スクリーン(DuPont、 Instrument 
Products、 Biomedical Divi
sion、 Nevtown、 CN 06470)を
使用し、70℃にて2時間、オートラジオグラフィーし
た。
所望の突然変異体、即ちRACE−17の配列に相補的
な配列を含有している変異体は、フィルターに結合した
プラスミドDNAにより、放射標識オリゴマーの結合に
よってフィルムを感光した。
プラスミドm0W391と名づけられたこの適切な変異
体の同一性は、実質上、製造例2Cに記載の方法に従っ
て調製した、そのRF  DNAの制限分析によって確
認した。
F、プラスミドpOW392の最終構築プラスミドm0
W391のRF DNAは、E。
コリ発現プラスミドpOW392の構築において使用さ
れるNcoI−BamHI制限フラグメント上にう七マ
ーゼをコードしている配列を有している。
プラスミドm0W391で感染させf:、E、コリK1
2  JM109由来の復製形DNAを、実質上、製造
例2Cに記載の方法に従って単離した。
プラスミドm0W391  DNAのRF DNA約(
0μ9を、IX  リアクト(React)” 3緩衝
液(500mlVfトリスーHC(1、pH−8−0,
100mMMgcix、、l M NaC4(Beth
esda Re5earch Lab。
ratories、 P、O,Box 6009. G
aithersburg、 MO20877))中にD
NAを含有している反応物中、制限酵素BamHI (
〜10単位)およびNco r (−10単位)で消化
した。37℃で〜90分間インキュベートした俣、反応
混合物をアガa−スゲルを気泳動に付し、実質上、製造
例2Bに従って〜0゜9kb BamHr −NcoI
フラグメントを単離した。
プラスミドpcZRIIIは、E、コリ K12JM1
09中、B−18249の取′PJ番号でNRRLから
入手可能である。これは、培地中に1100p/I+1
12アンピシリンではなく 15 pg/m(2テトラ
サイクリンが含まれている以外、実質上、製造例1に従
って単離することができる。pcZRlllのM限部位
および機能地図を第2図に示す。
プラスミドpcZR111をXbaI8よびBamHI
で消化することjこまって、ベクターを作成した。10
μQのプラスミドpcZR111(〜lOpg)b;よ
び5 ttQ(F) 10 X XbaI緩衝液(50
0mM トリス−HC(iSpH−8,0、l OOm
M MgCa2、および500mM NaCQ)に、約
1pQのXbaI(−IO単位)を加える。37℃で9
0分間インキュベートした後、0.5pQの5MNaC
QおよびlμQのBamHI (〜l O単位)を加え
、37℃で更に90分間インキュベートを統ける。次い
で、反応混合物をアガロースゲル電気泳動に付し、実質
上、製造例2Bに従って〜5.75kb Xbal−B
amHIベクターフラグメントを単離する。
中間体プラスミドは、m0W391由来の〜0゜9kb
 BamHI −NcoI 7ラグメント、pCZR1
11由米の〜5.75kb XbaI −BamHIベ
クターフラグメントおよびホスホトリエステル法によ1
て合成された2本鎖Xbal−NcoI制限フラグメン
トをライゲートし、〜6.7kb中間体プラスミドを作
成することによって製造することができる。
2本鎖DNAフラグメントは以下の配列を有している: AATAATCC−3’ TTATTAGGGTAC−5’ ライゲーション混合物を実質上、製造例2Cに従ってE
、コリ K12  JM109にトランス7オームし、
形質転換体から単離したプラスミドDNAを制限酵素消
化することによって分析して適切な挿入体の存在を確認
した。
発現ベクターを完成するI;めに、実質上、製造例2B
に従って、プラスミドpOW390から〜2kb Ba
mHIフラグメントを単離した。この〜2kb Bam
HIフラグメントはラセマーゼ遺伝子の3″コード領域
を含有している。従って、完成されるベクターは、ラセ
マーゼ遺伝子の全コード領域を有している。
=2kb BamHIフラグメント(2,5pQ、 −
0。
5μg)を実質上、製造例2Cに記載の方法に従ってB
amHIで消化した中間体ベクタープラスミドにライゲ
ートし、所望のプラスミドpow392を製造した。制
限部位および機能地図を図面の第3図に示す。
所望のプラスミドpOW392を構成成分とするライゲ
ーション反応物をコンピテントなE、コリ K12  
RRI △MI5(NRRL  B−15440)にト
ランスフオームした。形質転換混合物の1部分を、テト
ラサイクリン含有(15℃g/IIL)L−アガープレ
ートに蒔いた。プレートを37℃で〜18時間インキュ
ベートした。テトラサイクリン耐性の形質転換体を、そ
のプラスミドDNAの制限酵素分析によって更にスクリ
ーニングし、所望のプラスミドpOW392形質転換体
を同定した。実質上、ファージM13感染したE。
コリ K12  JM109細胞ベレットからRFDN
Aを製造するために上に記載したバーンポイムおよびド
ーリ−の方法に従い、3rRLの培養物からプラスミド
DNAを製造した。以下の構築で使用するために、実質
上、製造例1に記載の方法に従って、l形質転換体から
プラスミドpOW392DNAを製造した。次いで、こ
のプラスミドを、ストラ7タジーンから購入したE、コ
リ K12  JM109にトランス7オームしに。
製造例3  E、コリによって産生されたラセマーゼの
活性の検定 A、ラセマーゼ活性の発現のための、E、コリ KE、
コリ K12  JM109/pOW392形質転換体
をLブロス(15℃g/mQのテトラサイクリンを含有
している)500mQ中、旋回インキュベーターにて3
0℃で一夜増殖させた。2.8Lファーンバ−/ ハ(
Fernbach)フラスコ中、15℃g/mQのテト
ラサイクリンを含有している別の培地900mQに一夜
培養物100m(lを加えることによって細胞をl:l
O希釈し、同一増殖条件下、30℃で更に1時間インキ
ュベートした。次に、エアーシェーカーの温度を42℃
に高め、更に6.5時間インキュベートを続けた。プラ
スミドpOW392上でラセマーゼの発現を制御するよ
うに位置しているラムダpLプロモーターのCl857
温度感受性リプレッサーを42℃で不活化し、ラセマー
ゼの発現を可能にする。インキュベーション後、遠心し
て細胞を収穫し、E、コリ産生ラセマーゼ活性の好適な
供給源として使用した。
09/pOW392細胞におけるイソペニシリン誘導さ
れ、ペレット化されたE、コリ 5グラムをブレーキン
グ緩衝液(Breaking BufferX 5 M
尿素、20%グリセロールおよび0 、1 mMジチオ
スレイトール(DTT)中、10mMピロリン酸ナトリ
ウム−HCQ、pH−8,0)l OmQと混合した。
遠心後の細胞の量が5gmより少ない場合、緩衝液に対
する細胞の割合を維持した。
次いで、細胞懸濁液を氷−エタノール浴中で2℃に冷却
し、全出力で20分間音波処理した。冷却および音波処
理を3回繰り返した。
4℃147,000Xgで20分間遠心することによっ
て、細胞残骸を除去した。次に、上清をガラスウールで
濾過すると、濾液は粗酵素を含んでいtこ。
この酵素は、インペニシリンNのペニシリンNへの変換
およびその逆の変換を触媒し、2種類の分子間に平衡状
態を生ぜしめる。従って、活性は2方法で測定され、l
法は開始基質としてインペニシリンNを使用し、もうl
法は出発物質としてペニシリンNを使用する。ローリ−
等の方法(Lowry et al、、 J、Biol
、Chem、193.265(1951))によって、
総タンパクを測定した。細胞抽出物を終審量0.5mQ
中、1.4mMイソペニシリンNまt;はペニシリンN
、0.2mMジチオスレイトール、0゜1mMピリドキ
サール5′−リン酸(ヒドラジン法(Wada、H,a
nd 5ne11.E、、 J、Biol、Chem、
236.2089(1961)によって測定)、50m
Mピロリン酸−HCQ1pH=8.3と混合した。次に
、反応混合物を3700で20分間インキュベートした
。10分間沸騰させて反応を停止させた。次いで、これ
を0.45μmフィルターに通した。
ペニシリンNとイソペニシリンNは、HPLCによって
分離するのが困難である。この化合物は、アスワッド(
Asvad、D、W、、 Anal、Biochem、
137.405(1984))およびアッシャ−等(U
sher、J、、 Levis、M。
およびHughes、D、W、、 Anal、Bioc
hem、149.105(1985))の方法に従い、
0−フタルジアルデヒドを用いて誘導体化しなければな
らない。濾液20μQを、誘導化溶液(メタノール30
0μQ、0.4Mホウ酸ナトリウム、pH−9,4、H
2O390μQおよびIMN−アセチル−L−システイ
ンに0−7タルジアルデヒド(Sigma Chemi
cal Co、、 P、O。
Box 14508. St、 Louis、 No 
63178)41119を溶解し、Na0HfpH5−
6に調節)5pQと混合した。反応を室温で2分間進行
させ、その後、50mM酢酸ナトリウム、pH=5.0
(200μQ)で停止させた。l mQ7分の流速を使
用するHPLCおよび360nmj:おける蛍光の測定
によって、5μQを分析した。混合物中にイソペニシリ
ンNが含まれている場合、ラセマーゼ活性を発現してい
る細胞抽出物はイソペニシリン部分をペニシリンNに変
換した。同様に、ペニシリンNは、これらの細胞抽出物
の存在下、イソペニシリンNに変換された。
細胞抽出物が混合物に加えられなかった場合、変換は見
られなかった。更に、精製ラセマーゼ酵素に対する抗体
は、ウェスタンプロットに基づく〜so、oooダルト
ンのバンドと反応した。まとめると、これらの結果は、
クローニングされた遺伝子は、ラセマーゼ活性を有し、
精製エピメラーゼ酵素と同サイズであるタンパクを生じ
るということを示している。
【図面の簡単な説明】
図面の第1図はイソペニシリンNエピメラーゼの吸収ス
ペクトルを示すグラフであり、第2図はフルオレサミン
によるイソペニシリンNエピメラーゼの阻害および滴定
を示すグラフであり、第3図はエピメラーゼの5O5−
PAGEt気泳動ゲルを示す模写図およびそれから得ら
れる分子量を示すグラフである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、実質上純粋な形態のイソペニシリンエピメラーゼで
    あって、SDS−PAGEによって測定された時47,
    000ダルトンの分子量を有し、以下のアミノ酸組成: ▲数式、化学式、表等があります▼ を有し、以下の23残基アミノ末端アミノ酸配列:Al
    a−Val−Ala−Asp−Trp−Glu−Glu
    −Ala−Arg−Gly−Arg−Met−Leu−
    Leu−Asp−Pro−Thr−Val−Val−A
    sn−Leu−Asn−Thrを有し、10mMリン酸
    カリウム、pH7.0中、280mlおよび420nm
    でA^l^%_2_8_0=8.96およびA^l^%
    _4_2_0=1.18の吸収係数を有する吸収極大を
    示し、酵素1モル当たり、結合されたピリドキサール−
    5′−リン酸を1モル有し、フルオレサミンと反応して
    390nmおよび475nmの極大励起および放射波長
    を有する蛍光産物を形成し、スルフヒドリル試薬の存在
    下で高められた活性を示し、50mMピロリン酸−HC
    l緩衝液中、約7.8〜約8.3のpHで光学活性を示
    し、イソペニシリンNおよびペニシリンNのラセミ化に
    おいて以下の速度論: V_m_a_x=3.93μmole/分/mg(イソ
    ペニシリンN)V_m_a_x=9.47μmole/
    分/mg(ペニシリンN)K_m=0.30mM(イソ
    ペニシリンN)K_m=0.78mM(ペニシリンN) を示し、ピリドキサール−5′−リン酸に結合している
    38残基アミノ酸配列:Gly−Ile−Thr−Th
    r−Val−Val−Asp−Gly−Ala−His
    −Ala−Pro−Gly−Phe−Leu−Asp−
    Leu−Asp−Leu−Ser−Arg−Ile−P
    ro−Cys−Asp−Phe−Tyr−Ala−Cl
    y−Phe−Gly−His−Lys−Trp−Leu
    −Leu−Ala−Proを有し、以下の11残基内部
    アミノ酸配列:Leu−Pro−Pro−Gly−Th
    r−Asp−Ala−Ala−Glu−Leu−Arg
    を有するイソペニシリンエピメラーゼ。 2、式:Ala−Val−Ala−Asp−Trp−G
    lu−Glu−Ala−Arg−Cly−Arg−Me
    t−Leu−Leu−Asp−Pro−Thr−Val
    −Val−Asn−Leu−Asn−Thrで示される
    ペプチド。 3、式:Gly−Ile−Thr−Thr−Val−V
    al−Asp−Gly−Ala−His−Ala−Pr
    o−Gly−Phe−Leu−Asp−Leu−Asp
    −Leu−Ser−Arg−Ile−Pro−Cys−
    Asp−Phe−Tyr−Ala−Gly−Phe−G
    ly−His−Lys−Trp−Leu−Leu−Al
    a−Proで示されるペプチド。 4、式:Leu−Pro−Pro−Gly−Thr−A
    sp−Ala−Ala−Glu−Leu−Argで示さ
    れるペプチド。 5、実質上純粋な形態の請求項1記載のエピメラーゼの
    製造方法であって、 1)エピメラーゼを含有する約pH8の水性細胞不含の
    抽出物に硫酸アンモニウムを加えて約35%〜約70%
    飽和の硫酸アンモニウム濃度として、生成した沈澱を分
    離し、 2)pH8に緩衝化された沈澱の溶液を還元剤の存在下
    で透析し、 3)透析物を弱陰イオン交換樹脂でクロマトグラフして
    、該樹脂からpH8.0緩衝液中0.15M〜0.3M
    NaClの直線グラジエントでエピメラーゼを溶離し、 4)工程3のエピメラーゼ含有溶出液をプールし、該プ
    ールした溶出液を限外濾過によって濃縮し、濃縮物を還
    元剤の存在下、pH7で透析し、5)工程4の透析物を
    ジエチルアミノエチル置換交差結合アガロースゲルでク
    ロマトグラフして、該ゲルからpH7.0緩衝液中0.
    1〜0.3MNaClの直線グラジエントでエピメラー
    ゼを溶離し、6)工程5のプールしたエピメラーゼ含有
    溶出液を限外濾過によって濃縮し、該濃縮物を還元剤お
    よびピリドキサール−5′−リン酸の存在下、pH6.
    0の緩衝化ゲルで濾過し、 7)工程6からのプールしたエピメラーゼ含有画分を限
    外濾過によって濃縮し、濃縮物をpH6にてリン酸カル
    シウム−セルロースでクロマトグラフして、エピメラー
    ゼを還元剤およびピリドキサール−5′−リン酸の存在
    下、10mM〜100mMリン酸カリウム、pH6.0
    の直線グラジエントで溶離し、 8)工程7からのプールしたエピメラーゼ含有溶出液を
    限外濾過によって濃縮し、濃縮物を還元剤およびピリド
    キサール−5′−リン酸の存在下、pH8.0で10m
    Mピロリン酸−HClに対して透析し、 9)pH8.0に緩衝化された工程8の透析物を還元剤
    およびピリドキサール−5′−リン酸の存在下、強陰イ
    オン樹脂でクロマトグラフして、該実質上純粋なエピメ
    ラーゼを還元剤およびピリドキサール−5′−リン酸の
    存在下、pH8.0にて0〜0.4MNaClの直線グ
    ラジエントで溶離する ことからなり、1−9の工程を約0℃〜約5℃の温度で
    行うことを特徴とする製造方法。6、還元剤がジチオス
    レイトール、β−メルカプトエタノールおよびN−アセ
    チル−L−システインから選択される請求項4に記載の
    方法。 7、ピリドキサール−5′−リン酸が約10μMの濃度
    で存在する請求項4に記載の方法。 8、工程3における弱陰イオン樹脂が、ジエチルアミノ
    エチル基で置換されているセルロースである請求項4に
    記載の方法。 9、工程9における強陰イオン樹脂がモノQ樹脂である
    請求項4に記載の方法。 10、工程6におけるゲルがポリサッカラードゲルであ
    る請求項4に記載の方法。
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