JPH03127267A - 管理テーブルの管理方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 管理テーブルを高速に検索し得るように管理する管理方
式に関し、 識別子によって管理テーブルａを木構造で管理すると共
に大小関係について当該管理テーブルａのアドレスを管
理テーブルｂに格納して順次リンクして管理し、メモリ
容量を最小限に抑えて識別子／大小関係のいずれでも迅
速に所望の管理テーブルａを検索可能にすることを目的
とし、管理テーブルａに付与した識別子によって木構造
で当該管理テーブルａを順次リンクして管理すると共に
、当該管理テーブルａ内のある要素の大小関係のｊ頓に
上記管理テーブルａのアドレスを格納した管理テーブル
ｂを順次リンクして管理し、識別子による検索要求に対
応して上記木構造の管理テーブルａが持つ識別子を辿っ
て所望の管理テーブルａを検索し、一方、大小関係によ
る検索要求に対応して上記大小関係の順にリンクした管
理テーブルｂを辿って該当する管理テーブルｂに格納さ
れているアドレスによって所望の上記管理テーブルａを
検索するように構成する。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、管理テーブルを高速に検索し得るように管理
する管理方式に関するものである。

〔従来の技術と発明が解決しようとする課題〕従来、管
理テーブルを管理する形態として、第５図（イ）に示す
ように管理テーブルに含まれる識別子をもとに検索し易
く木構造に管理する場合と、第５図（ロ）に示すように
管理テーブル内の要素を大小関係（昇順／降Ｊｌｔｌｔ
）に管理する場合とがある。これらは、識別子あるいは
大小関係で検索する場合のいずれか一方は所望の管理テ
ーブルを高速に検索することができるが、他方ば順次全
ての管理テーブルを検索して所望の管理テーブルを見つ
ける必要があり、検索を高速に行い得ないという問題が
ある。また、第５図（イ）識別子による木ｆｌ造で管理
する場合と、第５図（ロ）大小関係で管理する場合の両
者の管理テーブルを持たせた第５図（ハ）の場合には、
いずれの場合でも高速に検索することができるが、同し
情報を２箇所で重複して管理することになり、領域を多
量に使ってしまうと共に、管理テーブルの修正などを行
う場合に多くの手間が必要になってしまうという問題が
ある。

本発明は、識別子によって管理テーブルａを木構造で管
理すると共に大小関係について当該管理テーブルａのア
ドレスを管理テーブルｂに格納して順次リンクして管理
し、メモリ容量を最小限に抑えて識別子／大小間係のい
ずれでも迅速に所望の管理テーブルａを検索可能にする
ことを目的としている。

〔課題を解決する手段〕

第１図は、本発明の原理ｔＩｔｃ図を示す。

第１図において、管理テーブルａは、識別子によって木
構造で管理テーブルを順次リンクして管理するものであ
って、識別子、各種データを格納するテーブルである。

管理テーブルｂは、管理テーブルａ内のある要素の大小
関係の順に管理テーブルａのアドレスを格納して順次リ
ンクするテーブルである。

Ｃ作用） 本発明は、第ｔｔａに示すように、管理テーブルａに付
与した識別子によって木構造で当該管理テーブルａを順
次リンクして管理すると共に、当該管理テーブルａ内の
ある要素の大小関係の順に管理テーブルａのアドレスを
格納した管理テーブルｂを順次リンクして管理し、識別
子による検索要求に対応して木構造の管理テーブルａが
持つ識別子を辿って所望の管理テーブルａを検索し、一
方、大小間係による検索要求に対応して大小関係の順に
リンクした管理テーブルｂを辿って該当する管理テーブ
ルｂに格納されているアドレスによって所望の上記管理
テーブルａを検索するようにしている。

従って、識別子によって管理テーブルａを木構造で管理
すると共に、大小関係について当該管理テーブルａのア
ドレスを管理テーブルｂに格納して順次リンクして管理
することにより、識別子／大小関係のいずれの検索要求
に対しても、メモリ容量を最小限に抑えて迅速に所望の
管理テーブルａを検索することが可能となる。

〔実施例〕

次に、第１図から第４図を用いて本発明の１実施例の構
成および動作を順次詳細に説明する。

第り図（イ）は、概念説明図を示す１図中■の管理テー
ブルｌないし管理テーブル７について、当該管理テーブ
ル１ないし管理テーブル７にそれぞれ付与した識別子に
よって図示のようにツリー（木構造ンで管理し、高速に
検索可能にしている。

例えば識別子として各管理テーブルに階層に対応したビ
ット列をｇＩｌり当て（例えば図示の３階層の場合には
３ビツトの識別子を割り当て）、Ｏのときに木構造の左
、１のときに木構造の右というようにビット列の末尾／
先頭から順次検索することにより、高速に所望の管理テ
ーブルを検索することが可能となる。

第１図（イ）において、図中■は、図中■の管理テーブ
ル１ないし管理テーブル７内のある要素Ｂの大小関係で
管理するリニアリンクを模式的に示したものである。こ
れば、■の管理テーブルｌないし管理テーブル７内のあ
る要素Ｂの大きい順（あるいは小さい順）に並べたもの
である。実際の構造を第１図（ロ）に示す。

第１図（ロ）は、構成図を示す、ここで、管理テーブル
ａは識別子によって木構造で管理し、実際のデータを格
納する。一方、管理テーブルｂば管理テーブルａ内のあ
る要素Ｂの大小関係の順に当該管理テーブルａをポイン
トするアドレスを格納する。この際、大小関係を管理す
る管理テーブルｂには、検索を高速に行うために、ある
範囲内の複数の管理テーブルａのアドレスを格納するよ
うにしている（詳細は、第２図管理テーブルｂ参照）。

以上のように、識別子によって管理テーブルａを木構造
で管理すると共に、管理テーブルａのある要素Ｂの大小
関係の順に当該管理テーブルａのアドレスを格納した管
理テーブルｂをリニアリンクして管理することにより、
識別子／大小関係による検索要求に対応して木構造／リ
ニアリンクを辿って高速に所望の管理テーブルａを見つ
けることが可能となる。

第２図は、本発明のｌ実施例構成図を示す。

第２ｒ：！Ｊにおいて、管理元テーブル１は、識別子に
対する検索用ポインタ（木構造のルートの管理テーブル
ａをポイントするポインタ）、管理テーブルｂの総獲得
領域数、管理テーブルｂの先頭アドレス、管理テーブル
ｂの最終アドレス、テーブルアドレス管理総数などを格
納して、管理する元となるテーブルである。

識別子を用いて木構造で管理する管理テーブルａは、識
別子、優先順位、その他のデータ、木構造の左／右の管
理テーブルを指すポインタなどから構成されている。

大小関係でリニアリンクで管理する管理テーブルｂは、
Ｎｅｘｔポインタ、Ｂａｃｋポインタ、最小優先順位、
最大優先順位、格納数、およびテーブルアドレス配列（
該当する管理テーブルａをポイントするアドレスを格納
する配列）などから構成されている。ここで、最小優先
順位、最大優先順位は、例えば該当する管理テーブルｂ
で管理している優先順位の最小値、最大値であって、こ
の最小値と最大値との間に検索しようとする値が存在す
るか否によって高速検索を行うように構成している。

次に、第３図フローチャートを用いて第２図構成の動作
を詳細に説明する。

第３図において、■は、ユーザの指定が識別子あるいは
優先順位による指定のいずれであるかを判別する。識別
子による検索指定の場合には、＠、■を行う、優先順位
による検索指定の場合には、［相］ないし［相］を行う
。

■は、ユーザの指定の識別子か否かを判別する。

これは、第２図管理元テーブル１の識別子に対する検索
用ポインタでポイントされる木構造のルートの管理テー
ブルａ内の識別子が、ユーザ指定の識別子に等しいか否
かを判別する。ＹＥＳの場合には、指定された識別子の
管理テーブルａが見つかったのでこれの管理テーブルａ
のアドレスを出力して終了する。ＮＯの場合には、■で
次の管理テーブルａヘポインタを移動し、■でこのポイ
ンタが指す管理テーブルａ内の識別子について同様に段
り返し行う。

以上の処理によって、ユーザからの識別子による検索指
定に対応して、第２図木構造のルートの管理テーブルａ
から順次辿って該当する識別子を持つ管理テーブルａを
高速に検索することが可能となる。

一方、［相］は、ユーザの指定の優先順位の範囲内か否
かを判別する。これは、第２図管理元テーブル１の管理
テーブルｂの先厘アドレスによって指定された管理テー
ブルｂ内の最小優先順位と最大優先順位との範囲内に、
ユーザ指定の値が存在するか否かを判別する。ＹＥＳの
場合には、指定された値の管理テーブルｂが見つかった
ので、更に、［相］で当該管理テーブルｂ内のテーブル
アドレス配列のテーブルアドレス（管理テーブルａの先
頭アドレス）によって管理テーブルａ内の例えば優先順
位を読み出して所望の優先順位のもの（管理テーブルａ
の７ドレス）を見つける。一方、ＮＯの場合には、［相
］で次の管理テーブルｂヘポインタを移動し、［相］で
このポインタが指す管理テーブルｂについて同様に操り
返し行う。

以上の処理によって、ユーザからの優先順位による検索
指定に対応して、第２図リニアリンクの管理テーブルｂ
を順次辿って指定された優先順位〈値）を含む管理テー
ブルｂを見つけ、更にこの管理テーブルｂ内のテーブル
アドレス配列によって所望の管理テーブルａを高速に検
索することが可能となる。

第４図は、本発明の効果説明図を示す、これば、条件：
管理するデータは識別子、優先順位、要素ｌ（整数型）
、要素２（整数型）の４個で１つのテーブル（管理テー
ブルａ）でポイント領域を含めて２４バイトとし、１０
０個の管理テーブルａの管理を行う場合のものである。

管理形Ｂ：本発明による管理形態は第２図溝底によって
管理した場合のものである。従来による管理形態は第５
図（ハ）構成によって管理した場合のものである。

効果： （１）使用領域 本発明は２９００Ｂｙｔｅ、従来技術は４４００Ｂｙｔ
ｅとなり、領域が少なくで済む。

（２）要素Ｂに対する最大検索処理数 本発明は、■該当管理テーブルｂの検索を最大５回、■
テーブルアドレス配列のテーブルアドレスを元にしての
検索が最大２０回、合計最大２５回で所望の優先順位の
管理テーブルａを検索できる。

従来技術は、■リニアにリンクされているテーブルを検
索する処理を最大１００回行う。

従って、本発明ば〜優先順位をリニアリンクを辿って少
ない検索回数で高速に所望の管理テーブルａを検索でき
る。

〔発明の効果〕

以上説明したように５１本発明によれば、識別子によっ
て管理テーブルａを木構造で管理すると共に、大小関係
について当該管理テーブルａのアドレスを管理テーブル
ｂに格納して順次リンクして管理する構成を採用してい
るため、識別子／大小関係のいずれの検索要求に対して
も、メモリ容量を最小限に抑えて少ない検索回数で所望
の管理テーブルａを高速検索することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理構成図、第２図は本発明の１実施
例ｆｌｒｆ？、図、第３図は本発明の動作説明フローチ
ャート、第４図は本発明の効果説明図、第５図は従来技
術の説明図を示す。 図中、１は管理元テーブル、ａは木構造で管理する管理
テーブル、ｂはリニアリンクで管理する管理テーブルを
表す。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 管理テーブルを高速に検索し得るように管理する管理方
   式において、 管理テーブルａに付与した識別子によって木構造で当該
   管理テーブルａを順次リンクして管理すると共に、当該
   管理テーブルａ内のある要素の大小関係の順に上記管理
   テーブルａのアドレスを格納した管理テーブルｂを順次
   リンクして管理し、識別子による検索要求に対応して上
   記木構造の管理テーブルａが持つ識別子を辿って所望の
   管理テーブルａを検索し、一方、大小関係による検索要
   求に対応して上記大小関係の順にリンクした管理テーブ
   ルｂを辿って該当する管理テーブルｂに格納されている
   アドレスによって所望の上記管理テーブルａを検索する
   ように構成したことを特徴とする管理テーブルの管理方
   式。