JPH0312720Y2 - - Google Patents

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JPH0312720Y2
JPH0312720Y2 JP5644687U JP5644687U JPH0312720Y2 JP H0312720 Y2 JPH0312720 Y2 JP H0312720Y2 JP 5644687 U JP5644687 U JP 5644687U JP 5644687 U JP5644687 U JP 5644687U JP H0312720 Y2 JPH0312720 Y2 JP H0312720Y2
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JP
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tank
valve
way valve
relay
pipe
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  • Loading And Unloading Of Fuel Tanks Or Ships (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (a) 産業上の利用分野 本考案はポンプにてタンク内を加圧若しくは減
圧して収容液体を排出若しくは吸入するタンクロ
ーリの分野で利用されるもので、特にタンク内の
収容液体が満量時等においてポンプ側に流入する
のを確実に防止するようにしたものである。
(b) 従来の技術 一般にポンプにてタンク内を減圧・加圧して液
体の吸入・排出作業を行なうタンクローリにあつ
ては、タンク内の収容液体が満量になつた際や走
行車の車体の振動にて揺動した際に収容液体がポ
ンプ側に流入するのを防止する必要がある。
そのため従来は、実開昭60−181485号に開示さ
れている如く、タンク頂部にフロートを昇降可能
に設け、フロートの上方には弁を設け、収容液体
が満量等になると、当該液体がフロートを押上
げ、それに伴なつて弁も押上げられて通路を遮断
し、ポンプ側に収容液体が入り込むのを防止する
ようになつている。
(c) 考案が解決しようとする問題点 ところが、前記構造にあつては液体の揺動に対
するフロートの追随性が悪く、弁が完全に閉まる
前に液体がポンプ側に流入する場合がある。
特に収容液体が酸性液のようにタンクを腐食さ
せるようなものにあつてはタンク内をライニング
する必要があり、その場合にはフロートや弁にも
ライニングを施すため、重量が重くなり、尚更追
随性が悪くなるという問題があつた。
(d) 問題点を解決するための手段 本考案は前記の如き問題点を解消するもので、
液体を収容するタンクと、動力取出装置の切換操
作にて取り出されたエンジンの動力により駆動さ
れるポンプと管路上に4方弁を介装するとともに
前記タンクと4方弁とはタンク管路にて、又ポン
プと4方弁とは吸入管路と吐出管路にてそれぞれ
接続し、更に4方弁には大気に開口させる大気管
路を設けて、4方弁の切換選択によりタンク内の
減圧・加圧及び停止を行なうことができるように
したタンクローリにおいて、タンクと4方弁との
タンク管路上に電動モータにて開閉される開閉弁
を設け、前記動力取出装置の接続操作及び4方弁
の減圧若しくは加圧操作により作動させられる各
リミツトスイツチにて開閉弁を開放させ、タンク
頂部のレベルセンサによるタンク内の満量検出若
しくは4方弁の停止操作にて開閉弁を閉鎖させる
制御装置を設けてなるタンクローリの吸排装置に
関するものである。
(e) 作用 液体を吸入する場合には動力取出装置を接続操
作してポンプを作動させた後、4方弁を減圧側に
切換える。
動力取出装置と4方弁の前記操作にて各リミツ
トスイツチが切換わり、制御装置が電動モータを
作動させて開閉弁を開放し、タンク内を減圧させ
て液体を吸入する。
タンク内の液体が満量になるとレベルセンサが
検出して制御装置にて電動モータにより開閉弁を
閉鎖し、また満量前に4方弁を停止位置に切換え
ることにより制御装置にて電動モータにより開閉
弁を閉鎖する。
これにてポンプ側への流入を自動的かつ確実に
阻止することができる。
液体を排出する場合には、4方弁を加圧側に切
換えて、リミツトスイツチを切換え制御装置にて
電動モータにより開閉弁を開放し、タンク内を加
圧して排出を行なう。
排出が完了すれば4方弁を停止位置に切換える
ことにより開閉弁を閉鎖する。
(f) 実施例 以下実施例を図面にて説明すると、1は車体2
上に後下がりの状態で塔載されたタンクで、該タ
ンク1の後端下部には開閉弁3を有する吸排管4
が固定され、この吸排管4にホース5が連接され
ている。
6は走行用のエンジンで、該エンジン6はタン
ク1内を加圧若しくは減圧するための駆動源も兼
用するものである。
前記エンジン6側には動力取出装置7が設けら
れ、動力取出装置7をレバー8にて「接」操作す
るとエンジン6の動力を取出すことができるよう
になつている。
9は車体2上に設けられたポンプで、前記取出
された動力にて作動され、タンク1内を減圧若し
くは加圧できるようになつている。
前記ポンプ9とタンク1との間の管路10上に
は4方弁13が設けられ、前記管路10はタンク
1と4方弁13間のタンク管路10aと、4方弁
13とポンプ9間の吸入管路10b及び吐出管路
10cと、4方弁13を大気に開口させる大気管
路10dとで構成され、タンク管路10aには、
タンク1側から開閉弁11、セパレータ12、が
設けられている。
前記開閉弁11は、後述する制御装置14にて
作動される電動モータ15にて開閉されるように
なつている。
前記4方弁13は第2図の状態でタンク1内の
減圧若しくは加圧を停止させ、反時計方向に回動
させるとタンク1内を減圧させ、時計方向に回動
させるとタンク1内を加圧するようになつてい
る。
16はタンク1頂部に設けたレベルセンサで、
該レベルセンサ16にて液体の満量を検出するよ
うになつている。
以下制御装置を第2図及び第3図にて説明する
と、第1回路17には動力取出装置7を接続側に
操作すると「接」になるリミツトスイツチLS1と
第1リレーR1とを設けてある。
第2回路18には手動操作のメインスイツチ
SWと第2リレーR2とを設け、第2リレーR2に
並列してレベルセンサ16と補助リレーXを設け
てある。
第3回路19には常開補助リレースイツチXと
第3リレーR3とを設けてある。
第4回路は4方弁13を減圧側に切換えると
「接」になるリミツトスイツチLS2と第4リレー
R4とを設けてある。
第5回路21は4方弁13を排出側に切換える
と「接」になるリミツトスイツチLS3と第5リレ
ーR5とを設けてある。
第6回路22は常開第5リレースイツチR5と
第6リレーR6とを設け、常開第5リレースイツ
チR5に並列して常開の第1リレースイツチR1、
第2リレースイツチR2、第4リレースイツチR4
及び常閉の第3リレースイツチR3を直列に設け
てある。
第7回路23は常閉の第6リレースイツチR6、
第7リレースイツチR7及び開閉弁11が閉鎖状
態になると「断」になるリミツトスイツチLS4を
もうけるとともに電動モータ15を正転させて開
閉弁11を閉鎖させる閉鎖用リレーCR1を設けて
ある。
第8回路24は常開の第4リレースイツチR4、
第6リレースイツチR6、第1リレースイツチ
R1、第2リレースイツチR2及び第7リレースイ
ツチR7を設け、更に第4、第6リレースイツチ
R4,R6に並列して常開の第5リレースイツチR5
を設けてある。
第9回路25は常開の第6リレースイツチR6、
第7リレースイツチR7及び開閉弁11が開放状
態になると「断」になるリミツトスイツチLS5を
設けるとともに電動モータ15を逆転させて開閉
弁11を開放させる開放用リレーCR2を設けてあ
る。
第10回路26はリレーCR1,CR2にて正・逆転
させる電動モータ15を設けてある。
本考案は前記の如き構成で次に作用について説
明すると、液体をタンク内に収容する場合にはま
ずレバー8にて動力取出装置7を「接」操作して
ポンプ9を作動させリミツトスイツチLS1を
「接」にするとともにメインスイツチSWを「接」
にする。
その後、4方弁13を減圧側に切換えてリレー
スイツチLS2を「接」にする。
上記操作にて制御装置14の第1リレーR1、
第2リレーR2、第4リレーR4、第6リレーR6、
第7リレーR7へ通電し、開放用リレーCR2が通
電され、第10回路26の電動モータ15が逆転さ
れる。
電動モータ15の逆転にて閉鎖されていた開閉
弁11が開放され、開閉弁11の開放が完了する
とリミツトスイツチLS5が「断」になり電動モー
タ15の逆転が停止する。
これにてタンク1内のエアーはタンク管路10
a、吸入管路10b、吐出管路10c、大気管路
10dより大気に放出され、タンク1内を減圧す
ることができ、吸排管4の開閉弁3を開放すれ
ば、液体をホース5、吸排管4を通してタンク1
内に吸入する。
タンク内の液体が満量に達すると、レベルセン
サ16が満量を検知して「接」になり補助リレー
Xが通電され、閉鎖用リレーCR1が通電されるこ
とにより電動モータ15が正転して開閉弁11を
閉鎖する。
開閉弁11の閉鎖が完了するとリミツトスイツ
チLS4が「断」になり電動モータ15の正転が停
止する。
吸排管4の開閉弁3を閉じ4方弁13を停止位
置に切換え、動力取出装置7の接続を切る。
この状態で排出場所まで液体を輸送する。
その際、タンク1内の液体が車体2の振動等に
て揺動してポンプ9側に流入しようとするが、開
閉弁11が閉鎖されているので、流入を確実に防
止することができる。
タンク内の液体を排出する場合にはまず動力取
出装置7を接続してポンプ9を作動させリミツト
スイツチLS1を「接」にするとともにメインスイ
ツチSWを「接」にする。
その後、4方弁13を排出に切換えてリミツトス
イツチLS1を「接」にする。
上記操作にて制御装置14の第1リレーR1、
第2リレーR2、補助リレーX、第3リレーR3、
第5リレーR5、第6リレーR6、第7リレーR7へ
の通電にて開放用リレーCR2が通電され、第10回
路26の電動モータ15が逆転される。
電動モータ15の逆転にてそれまで閉鎖されて
いた開閉弁11が開放され、開閉弁11の開放が
完了するとリミツトスイツチLS5が「断」になり
電動モータ15の逆転が停止する。
これにて大気中のエアーは大気管路10d、吸
入管路10b、吐出管路10c、タンク管路10
aよりタンク1内に放出され、タンク1内を加圧
にすることができ、吸排管4の開閉弁3を開放す
れば、液体を自重とともに加圧した圧力にて迅速
に排出することができる。
液体の排出が完了すると、吸排管4の開閉弁3
を閉鎖するとともに4方弁13を停止側に切換
え、更に動力取出装置7を切る。
これにて電動モータ15を正転させ、開閉弁1
1を閉鎖させる。
(g) 考案の効果 以上の如く本考案はタンクとポンプとの間の配
管上に開閉弁と4方弁を設け、前記開閉弁は電動
モータにて開閉操作するようになつており、また
タンク頂部にはレベルセンサを設けておき、更に
制御装置にて、ポンプの動力を取り出すための動
力取出装置の接続操作と4方弁の減圧若しくは加
圧の切換操作とにて開閉弁を開放し、かつレベル
センサでの満量若しくは4方弁の停止方向への切
換操作にて開閉弁を閉鎖させるようにしたので、
走行時やタンク内満量時においてタンク内の液体
がポンプ側に流入するのを確実に防止することが
できる。
また開閉弁の開閉操作は4方弁等の操作にて自
動的に行なわせるようにしたので、閉め忘れがな
くなるとともに開閉操作が非常に容易になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は全体図、第2図概略図、第3図は制御
装置の電気回路図である。 1はタンク、7は動力取出装置、9はポンプ、
11は開閉弁、13は4方弁、14は制御装置、
15は電動モータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 液体を収容するタンクと、動力取出装置の切換
    操作にて取り出されたエンジンの動力により駆動
    されるポンプとの管路上に4方弁を介装するとと
    もに前記タンクと4方弁とはタンク管路にて、又
    ポンプと4方弁とは吸入管路と吐出管路にてそれ
    ぞれ接続し、更に4方弁には大気に開口させる大
    気管路を設けて、4方弁の切換選択によりタンク
    内に減圧・加圧及び停止を行なうことができるよ
    うにしたタンクローリにおいて、タンクと4方弁
    とのタンク管路上に電動モータにて開閉される開
    閉弁を設け、前記動力取出装置の接続操作及び4
    方弁の減圧若しくは加圧操作により作動させられ
    る各リミツトスイツチにて開閉弁を開放させ、タ
    ンク頂部のレベルセンサによるタンク内の満量検
    出若しくは4方弁の停止操作にて開閉弁を閉鎖さ
    せる制御装置を設けてなるタンクローリの吸排装
    置。
JP5644687U 1987-04-13 1987-04-13 Expired JPH0312720Y2 (ja)

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JPS63164500U JPS63164500U (ja) 1988-10-26
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