JPH0312449Y2 - - Google Patents

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JPH0312449Y2
JPH0312449Y2 JP12314385U JP12314385U JPH0312449Y2 JP H0312449 Y2 JPH0312449 Y2 JP H0312449Y2 JP 12314385 U JP12314385 U JP 12314385U JP 12314385 U JP12314385 U JP 12314385U JP H0312449 Y2 JPH0312449 Y2 JP H0312449Y2
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welding wire
groove
driven
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ハンダ、アルミニウム等の柔質溶接
ワイヤーを強制的に送る送り装置に係り、加圧ロ
ールによる加圧力によつて柔質溶接ワイヤーに潰
れ変形を生じさせることなく強制的に送りを掛け
ることが出来るようにしたものである。
(従来の技術) ハンダ、アルミニウム等の柔質溶接ワイヤーを
送りモータによつて駆動される送りロールと該ロ
ールの周面に弾接する加圧ロールとによつて強制
的に送る装置は公知である。
(考案が解決しようとする問題点) 前記の公知装置は、第6図に示す構成になり、
送りロールaと加圧ロールbの圧力により柔質溶
接ワイヤーcが押し潰されて第7図のように変形
し、その変形により接触圧力を減らしてスリツプ
現象を生じ、送り長さに不足を来たしてハンダ付
けとか抵抗溶接金属の盛り量が不良になる。ま
た、潰れ変形をおそれて圧力を少なくしても、圧
力不足による別の原因で溶接ワイヤーにスリツプ
を生じて同じようなことになる。
このため溶接ワイヤーに第7図のような潰れ変
形を生じさせず、しかもスリツプのない送り装置
を開発しなければ溶接作業を高速化出来ない問題
点がある。
(問題点を解決するための手段) 本考案はかかる問題点を解決することを目的と
するものであつて、送りモータMによつて駆動さ
れる送りロール4と該ロール4の周面に対応する
従動加圧ロール10とからなり、前記送りロール
4の周面に、軟質溶接ワイヤー3の直径以下の深
さの送り溝5を形成し、その送り溝5に横断方向
の多数の凹溝6もしくは多数の窪み穴7を設け、
該送り溝もしくは窪み穴の回転方向後縁6aもし
くは7aにより軟質溶接ワイヤー3の滑りを止め
て送りを生じさせることを特徴とするもので、送
りロールの周速を速くしてもその周速に見合つた
送りを、スリツプなく生じさせ得る。
(実施例) 添付図面は本考案の一実施例を示し、第1図は
送り装置の概要を示し、図中2は軸1に回転自在
に嵌めたボビンであつて、これにハンダ線、アル
ミニウム線等の軟質溶接ワイヤー3を巻きつけ
る。モータMにより所要の周速で駆動される送り
ロール4と、軸8により揺動可能に軸支したブラ
ケツト9に軸支させて前記送りロール4の周面上
側に接触する従動加圧ロール10と、その従動加
圧ロール10に接触圧力を加えるばね11とによ
つて送り装置を構成し、送りロール4の周面に溶
接ワイヤー3の直径以下の深さの送り溝5を設け
る。その送り溝5には、第2,3図に示す横断方
向の多数の凹溝6、もしくは第4,5図に示す溝
底に多数の窪み穴7を設ける。
溶接ワイヤー3は、送りロール4の送り溝5に
嵌めて従動加圧ロール10との間に通した上で溶
接ガンもしくは溶接トーチ12に送り、先端13
から突出する。
本考案はハンダ付溶接用のハンダ線、又はトー
チ式抵抗溶接用の溶接線を以て溶接ワイヤー3を
構成するものである。
本実施例は、モータMによる送りロール4の積
極駆動と、従動加圧ロール10の加圧従動とによ
り、両ロール4,10の間に通した溶接ワイヤー
3を送りロール4の周速に比例する速度によつて
ボビン2から引出して所定方向に送り出すもので
あり、該溶接ワイヤー3は、送りロール4の送り
溝5に嵌まり、しかも一部を突出して従動加圧ロ
ール10により加圧されるものであるが、送り溝
5には横断方向の多数の凹溝6もしくは溝底の多
数の窪み穴7があり、送りロール4の積極回転と
ともにその凹溝6もしくは窪み穴7の何れかに僅
かに落込んで、回転方向後側の縁部6aもしくは
7aとの摩擦を極く頻繁にする。このため、従動
加圧ロール10は溶接ワイヤー3を軽度に押さえ
るだけの圧力があればよく、従来のように潰れを
生じて変形するほどに押さえる必要はなく、本考
案によつてスリツプを生じない定速度の送りを施
し得る。
(考案の作用及び効果) 本考案は前記実施例に述べたように、従動加圧
ロールにより、溶接ワイヤーに過荷重を生じさせ
たり、或は変形を生じさせたりするほどの圧力を
必要としないもので、送り摩擦力を凹溝6もしく
は窪み穴7の回転方向後縁により、軟質の溶接ワ
イヤーに潰れを来たさないで生じさせることがで
きて、従来のごとき送り速度の不円滑に基づく溶
接のトラブルを除き得る効果をもつ。
【図面の簡単な説明】
第1〜5図は本考案の一実施例を示し、第1図
は側面図、第2図は送りロール4の凹溝6を示し
た一部切欠側面図、第3図は同一部切欠正面図、
第4図は送りロール4の窪み穴7を示した一部切
欠側面図、第5図は同一部切欠正面図である。第
6図は従来の送り装置の一部の縦断側面図、第7
図は同溶接ワイヤーの潰れ変形を示した縦断正面
図である。 3……溶接ワイヤー、4……送りロール、5…
…送り溝、6……凹溝、7……窪み穴、6a,7
a……縁部、10……従動加圧ロール、M……モ
ータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 送りモータによつて駆動される送りロールと該
    ロールの周面に対応する従動加圧ロールとからな
    り、前記送りロールの周面に、軟質溶接ワイヤー
    の直径以下の深さの送り溝を形成し、その送り溝
    に横断方向の多数の凹溝もしくは多数の窪み穴を
    設け、該凹溝もしくは窪み穴の回転方向後縁によ
    り軟質溶接ワイヤーの滑りを止めて送りを生じさ
    せることを特徴とする溶接ワイヤー送り装置。
JP12314385U 1985-08-09 1985-08-09 Expired JPH0312449Y2 (ja)

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JP12314385U JPH0312449Y2 (ja) 1985-08-09 1985-08-09

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JP12314385U JPH0312449Y2 (ja) 1985-08-09 1985-08-09

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Publication Number Publication Date
JPS6241471U JPS6241471U (ja) 1987-03-12
JPH0312449Y2 true JPH0312449Y2 (ja) 1991-03-25

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JP12314385U Expired JPH0312449Y2 (ja) 1985-08-09 1985-08-09

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2536440B2 (ja) * 1993-12-13 1996-09-18 日本電気株式会社 糸はんだ供給機構
JP2012241242A (ja) * 2011-05-20 2012-12-10 Nippon Parkerizing Co Ltd めっき装置

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JPS6241471U (ja) 1987-03-12

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