JPH03124298A - ステップモータの駆動方法 - Google Patents

ステップモータの駆動方法

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JPH03124298A
JPH03124298A JP26166589A JP26166589A JPH03124298A JP H03124298 A JPH03124298 A JP H03124298A JP 26166589 A JP26166589 A JP 26166589A JP 26166589 A JP26166589 A JP 26166589A JP H03124298 A JPH03124298 A JP H03124298A
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JP
Japan
Prior art keywords
step motor
phase coil
supplied
current
transistors
Prior art date
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Pending
Application number
JP26166589A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Irino
入野 博史
Toshihiro Ogama
大釜 俊洋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP26166589A priority Critical patent/JPH03124298A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ステップモータの駆動方法に関する。
〔従来の技術〕
ステップモータは、1信号入力毎に一定角度ずつ回転動
作するものである。この1信号入力毎の一定の作動角度
をステップ角度と言い、ステップ角度はステップモータ
の構造により定まる。すなわち、ステータとロータに形
成される突極の数やそのサイズおよびこの突極に設けら
れる歯部の数やそのサイズ等によって一義的に定まる。
例えば、4相式ハイブリッドステップモータを、ロータ
の歯数を50、ステータの歯数を50として作製した場
合、その最小ステップ角度は1・2相励磁力式で0 、
 9 deg/5tep、 2相励磁又は1相励磁力式
で1 、 8 deg/5tepである。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、これら従来の励磁方式によるステップモータの
駆動方法では、1・2相励磁力式で得られる最小ステッ
プ角度よりも小さいステップ角でステップモータを作動
させることはできなかった。
したがって、従来得られる最小ステップ角度よりも小さ
いステップ角度を必要とする制御システム等にステップ
モータを組み込もうとした場合には、減速機が必要とな
り、装置の大型化および駆動力の損失増大を招いてしま
う。
そこで、上述の事情に鑑み、本発明は従来の駆動力性で
は得ることのできなかった小さなステップ角度でステッ
プモータを駆動することができるステップモータの駆動
方法を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上述の目的を達成するため、本発明によるステップモー
タの駆動方法においては、ステップモータのステータに
巻装された各相コイルの内から選択される2つのコイル
にそれぞれ供給される電流の少なくとも一方を変化させ
ることを特徴としている。
〔作用〕
このように2つのコイルに供給される電流を増減させる
ことにより、ステータとロータの相互間に作用する磁力
の吸引・反発作用の釣り合いによって決定されるロータ
の安定点位置が変化する。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について第1図〜第3図を参照し
つつ、説明する。
第1図は本発明によるステップモータの駆動方法が適用
されるステップモータの駆動回路を示した図である。こ
の図に示したステップモータlは、ハイブリッド形のも
ので、そのステータには第1相、第2相、第3相および
第4相からなる4つのコイル11.12.13.14が
巻装されている。
これら各相コイルにはそれぞれ駆動用トランジスタ21
.22.23.24のコレクタが接続されており、これ
ら駆動用トランジスタのベースにはCPU等の制御手段
(図示せず)から所定周期のオン・オフ信号が入力され
るようになっている。
また、第−相コイル11および第3相コイル13はチョ
ッピング用トランジスタ15を介して電源17に接続さ
れ、第2相コイル12および第4相コイル14はチョッ
ピング用トランジスタ16を介して電源17に接続され
ている。チョッピング用トランジスタ15および16は
それぞれエミッタが電源17に接続され、コレクタが各
相コイル11および13.12および14に接続され、
ベースには制御手段(図示せず)から高周波のパルス信
号が入力されている。このパルス信号は図示しないP 
WM (PuIsa Width Modulatio
n)回路によりそのデユーティ比が調整されるようにな
っている。
したがって、駆動用トランジスタ11.12.13.1
4のいずれかのベースにオン信号が入力され、その駆動
用トランジスタが導通状態になると、これに接続されて
いるコイルにチョッピング用トランジスタ15若しくは
16によりチョッピングされた電源からの電流が供給さ
れるようになっている。そして、その平均電流値はチョ
ッピング用トランジスタ15若しくは16に入力される
パルス信号のデユーティ比が調整されることにより、増
減するようになっている。
次に、第1図に示したステップモータの駆動回路に本発
明による駆動方法を適用してステップモータ1を駆動す
る場合について、第2図に示したタイミングチャートを
参照しつつ説明する。
第2図(a)〜(d)は駆動用トランジスタ21.22
.23.24の導通(オン)・非導通(オフ)状態を示
しており、同図(e)〜(h)はそれぞれ第1相コイル
11、第2相コイル12、第3相コイル13、第4相コ
イル14に供給されるチョッピング電流の平均電流値を
示している。
まず、本発明によるステップモータの駆動方法において
は、ステップモータ1のステータに巻装された各相コイ
ル11.12.13.14の中から順次2つのコイルが
選択される。但し、第1相コイル11と第3相コイル1
3とが同時に選択されることはなく、また、第2相コイ
ル12と第4相コイル14とが同時に選択されることは
ない。
そして、選択された2つのコイルに対応する駆動用トラ
ンジスタにオン信号が供給され、その駆動用トランジス
タが導通状態とされる。例えば、第4相コイル14と第
1相コイル11とが選択されたものとすると、これらに
接続されている駆動用トランジスタ24および21のベ
ースにオン信号が供給され、これらの駆動用トランジス
タが導通状態にされる(第2図(a)、(d)のtlお
よびt2区間を参照)。これにより、第4相コイル14
および第1相コイル11にチョッピング用トランジスタ
16および]5によりそれぞれチョッピングされた電流
が供給される。このとき、チョッピング用トランジスタ
16若しくは15のベースに入力されるパルス信号のデ
ユーティ比を変化させることにより、選択された第4相
コイル14若しくは第1相コイル11に供給される電流
が変化する。例えば、チョッピング用トランジスタ16
のベースに入力されるパルス信号のデユーティ比を80
%に保ったまま、チョッピング用トランジスタ15のベ
ースに入力されるパルス信号のデユーティ比を0%から
80%まで20%ずつ段階的に増加させると、第2図(
h)および(e)のt1区間に示したように、第4相コ
イル14に供給されるチョッピング電流の平均電流値は
一定値をとり、第1相コイル11に供給されるチョッピ
ング電流の平均電流値は段階的に大きくなる。
そして、t1区間の経過後チョッピング用トランジスタ
15のベースに入力されるパルス信号のデユーティ比を
80%に保ったまま、チョッピング用トランジスタ16
のベースに入力されるパルス信号のデユーティ比を20
%ずつ段階的に減少させると、t2区間に示したように
、第1相コイル11に供給されるチョッピング電流の平
均電流値は一定値をとり、第4相コイル14に供給され
るチョッピング電流の平均電流値は段階的に小さくなる
。このようなデユーティ比制御により、選択された2つ
のコイルに供給されるチョッピング電流の平均電流値が
調整されるようになっている。
そして、このチョッピング電流の平均電流値の調整が、
順次選択される2つのコイルについて同様に行われる。
すなわち、t3およびt4区間では第1相コイル11と
第2相コイル12とが選択され、これら選択されたコイ
ル対応する駆動用トランジスタ21.22のベースにオ
ン信号が入力され、これらコイルに供給されるチョッピ
ング電流の平均電流値が上述したようにデユーティ比制
御により調整される。同様にして、t5およびt6区間
では第2相コイル12と第3相コイル13とが選択され
、t7およびt8区間では第3相コイル13と第4相コ
イル14とが選択され、それぞれ選択されたコイルに供
給されるチョッピング電流の平均電流値がデユーティ比
制御により調整される。
ところで、上述したデユーティ比制御によるチョッピン
グ電流の平均電流値の調整は、選択された2つのコイル
のうち、一方に供給される電流を一定に保ち、他方に供
給される電流を増減しているが、本発明はこれに限られ
ず、一方のコイルに供給される電流を増大させながら、
他方のコイルに供給される電流を減少させることとして
もよい。
第3図に、選択された2つのコイルに供給される電流と
その電流に対応したステップモータの作動角との関係を
示す。図は、第1相コイルと第2相コイルが選択され、
これらにそれぞれ供給される電流11と12の平均電流
値を横軸に、その平均電流値に応じたモータの作動角度
を縦軸にとり、第1相コイルに供給される電流を増大さ
せながら、第2相コイルに供給される電流を減少させた
場合のステップモータの作動角を示している。
図示したように、第1相コイルに電流を供給せf (i
t −0)に第2相コイルのみに3.OAの電流12を
供給した場合のロータの作動角度位置を基準位置として
、電流11を0,5Aに、電流12を2.5Aに上述し
たようにデユーティ比を調整して変化させると、ステー
タとロータの相互間に作用する磁力の吸引・反発作用の
釣り合いによって決定されるロータの安定点位置が変化
し、ロータは基準位置から約0.27degだけ回転し
た位置に安定する。また、電流11を1.OAに、電流
12を2.OAに変化させると、同様にしてロータは更
に約0.27degだけ回転した位置に安定する。この
ことから、電流i と12の平均電流値を0.5Aずつ
増減していくことによって、約0.27degずつロー
タが回転することが判る。
ステップモータのステップ角はロータの隣接する安定点
相互間の角度に他ならないから、このように各相コイル
に供給される電流を制御することによって、約0.27
degのステップ角度でステップモータを作動させるこ
とができる。なお、理論的には各相コイルに供給される
電流値の変化幅を小さくしていくことによって、電流変
化に応じたステップ角度を無限に小さくすることが可能
である。
第3図に示した2点鎖線は、従来の1・2相励磁方式で
ステップモータを駆動した場合のステップ角を示してお
り、この場合には電流の制御はオン・オフ制御のみで行
っていたため、0.8degより小さいステップ角度で
ステップモータを駆動することはできなかった。
なお、上述した本発明によるステップモータの駆動方法
と従来の2相励磁や1・2相励磁方式を必要に応じて使
い分けると、効率の良い制御が可能となる。例えば、内
燃機関のスロットル弁をステップモータにより制御しよ
うとする場合、スロットルの急激な開閉動作に必要とさ
れる高い作動速度と、スロットル全閉付近の低開度域で
の緻密なスロットル制御を実現するために必要とされる
作動角分解能とを同時に得ることは、従来は困難であっ
た。すなわち、スロットル弁とステップモータとの間に
減速機を設けても、作動速度か作動角分解能のいずれか
一方が犠牲とならざるを得なかった。また、減速機の付
設は装置の大型化および複雑化を招くし、減速機を付設
すると、ステップモータの無励磁時の保持トルクに抗し
て、電源オフ時にスロットル弁を全閉にするための大き
な力を持ったリターンスプリングが必要となる。がかる
場合に、高い作動速度が必要とされるときには従来の2
相励磁方式等によりステップモータを駆動し、微小の作
動角分解能が要求されるときには本発明による駆動方法
にて駆動することで、作動速度と作動角分解能のいずれ
をも犠牲とすることなく、しかも、減速機を廃したコン
パクトな構造を実現することができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によるステップ角度の駆動
方法によれば、選択された2つのコイルに供給される電
流を増減させることにより、ステータとロータの相互間
に作用する磁力の吸弓反発作用の釣り合いによって決定
されるロータの安定点位置を変化させることができるの
で、これ1 2 により任意の微小ステップ角度でステップモータを駆動
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用されるステップモータの駆動回路
を示した図、第2図は本発明によりステップモータを駆
動した場合のタイミングチャート、第3図はステップモ
ータの各相コイルに供給される電流とステップモータの
作動角の関係を示した図である。 1・・・ステップモータ、11・・・第1相コイル、1
2・・・第2相コイル、13・・・第3相コイル、14
・・・第4相コイル、15.16・・・チョッピング用
トランジスタ、17・・・電源、21,22,23゜2
4・・・駆動用トランジスタ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ステップモータのステータに巻装された各相コイルの内
    から選択される2つのコイルに同時に電流を供給してス
    テップモータを駆動する方法であって、前記2つのコイ
    ルにそれぞれ供給される電流の少なくとも一方を変化さ
    せることを特徴とするステップモータの駆動方法。
JP26166589A 1989-10-06 1989-10-06 ステップモータの駆動方法 Pending JPH03124298A (ja)

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JP26166589A JPH03124298A (ja) 1989-10-06 1989-10-06 ステップモータの駆動方法

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5032417A (ja) * 1973-07-26 1975-03-29
JPS62233096A (ja) * 1986-03-31 1987-10-13 Oriental Motor Co Ltd ステツピングモ−タの駆動方式
JPS63103696A (ja) * 1986-10-16 1988-05-09 Meretsuku:Kk ステツピングモ−タの微小角駆動回路

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