JPH0312138Y2 - - Google Patents

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JPH0312138Y2
JPH0312138Y2 JP6884784U JP6884784U JPH0312138Y2 JP H0312138 Y2 JPH0312138 Y2 JP H0312138Y2 JP 6884784 U JP6884784 U JP 6884784U JP 6884784 U JP6884784 U JP 6884784U JP H0312138 Y2 JPH0312138 Y2 JP H0312138Y2
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JP
Japan
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board
mounting plate
door
support shaft
long groove
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JP6884784U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は家具類に対する扉の連結具として用
い、扉を90゜開放状態に維持せしめ、第二段階と
して扉を180゜開放状態に維持せしめる家具類にお
ける扉蝶着具に関するものである。
従来のこの種の扉蝶着として、例えば実公昭58
−15574号公報所載の構造のものがあるが、この
公知の構造のものは、基板と取付板およびこれ等
両板間に介装した仲介板の3部材で構成した点に
おいて本考案と同じくするが、取付板と仲介板と
の間に両板を互いに係止せしめる横方向に付勢し
た戻しばねを用いているため、該戻しばねの為の
空隙を扉側に設ける必要がある。
本考案は扉を家具類本体に簡単に組付けられ、
しかも、前記公知例のように扉に取付ける為の特
別な空隙を設ける必要はなく、構造が簡単にして
外観体裁の良向な扉蝶着具を提供することを目的
として案出したのである。
図面は本考案に係る家具類における扉蝶着具の
一実施例を示し、蝶着具Aは扉乃至家具本体の上
下に配して扉を本体に蝶着するものであるが、図
示は上部側に取付ける場合についてのみ示してあ
るが、下部側はこの蝶着具Aを逆さにして用いる
のである。
蝶着具Aは家具本体Bに取付ける基板1と扉D
に取付ける取付板2およびこれ等両板1,2間に
介装した仲介板3とで構成し、仲介板3は平板体
で成り、上面側一端中央部に基板側支軸4を突設
し、この支軸4の外側に基板側突子5を突設し、
この突子5の前記基板側支軸4を介した反対側に
は突子と支軸4を中心とする同一円上に位置させ
て、上部寄りを大径に、下部寄りを小径にした透
孔6を設け、該透孔6に上端に頭部7aを設けた
係止ピン7をコイルスプリング8を介して大径部
から挿通して透孔6の上下から出没自在に配設
し、また、仲介板3の下面他端中央部には取付板
側支軸9を突設し、この支軸9の外側には取付板
側突子10を設け、前記基板側支軸4、基板側突
子5及び係止ピン7並びに取付板側支軸8、取付
板側突子10を第2図で示すように扉閉塞時に互
いに直線上に位置するように配するのである。
基板1は平板体で成り、後部1aに家具本体B
に止着するための螺子の貫通孔11,11′を設
け、先端部1bの一端には前記基板側支軸4を回
動自在に係合する透孔12を設け、先端部1bの
下面にはこの透孔12の周辺に位置させて前記同
一円上に沿い、すなわち、前記基板側突子5およ
び係止ピン7が基板側支軸4を中心とする同一円
上に沿うようにして円弧状の基板側長溝13を形
成し、この長溝13の一端13aを、扉閉塞時に
基板側支軸4等が互に位置する直線上に配し(第
2図)、他端13bを家具本体寄りにして家具本
体に最も近接するように位置させ、この長溝13
の他端部13bの前記透孔12を介する反対側に
は前記同一円上に位置させるようにして凹入部1
4を設けるのである。
取付板2は水平部片2aと垂直部片2bとで構
成し、垂直部片2bには扉Dに取付けるための螺
子孔15を設け、水平部片2aの一端中央には前
記取付板側支軸9を回動自在に係合する透孔16
を設け、この透孔16の周辺には前記取付板側突
子10を係合する円弧状の取付板側長溝17を設
け、長溝17は第2図で示すように一端17aが
扉閉塞時に基板側支軸4等が互いに位置する直線
上に位置せしめ、他端を家具本体に最も近接する
位置させて成り、また、水平部2aの中間位置に
は前記係止ピン7の下端7bが当位する凹入部1
8を設けて構成するのである。
基板側支軸4が透孔12に、基板側突子5が基
板側長溝13に、取付板側支軸9が透孔16に、
また、取付板側突子10が取付板側長溝17にそ
れぞれ互いに係合せしめるようにして基板1、取
付板2および仲介板3を互いに組付け、基板1を
本体Bに、取付板2を扉Dにそれぞれ固定して用
いるのである。
しかして扉Dを開放方向に基板側支軸4を支点
にして回動させると基板側突子5は基板側長溝1
3に沿つて移動して長溝13の他端13bに当接
して前記回動は抑止されて扉Dは90゜に開放され、
次段に、扉Dを開放方向に押圧すると、係止ピン
7の頭部7aは凹入部14を離脱して扉Dは取付
板側支軸を支点に回動し、取付板側突子が取付板
側長溝17の一端17aより長溝17に沿つて移
動して他端17bに当接して扉Dは180゜開放状態
になるのである。
扉閉塞は前記と逆方向に操作することによつて
行うのである。
本考案は前記の通りの構成であるから、実施例
説明で述べたように、第一段階として90゜に、次
段階として180゜に扉の開放を行うことができるの
みならず、この開放操作を行う主要部材すべて
が、基板と取付板およびこれ等両板間に介装した
仲介板間に位置するので外観体裁の良向な製品を
提供でき、しかも、主要三部材は互いに当接状態
で組付けた構成をとるから、場所をとらずに扉を
本体に対して確実かつ容易に蝶着することができ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る家具類における扉蝶着具の
一実施例を示し、第1図は分解斜視図、第2図は
扉閉塞状態時の平面図、第3図は第2図−′
線断面図、第4図は扉を180゜に開放した状態の平
面図である。 B……家具本体、D……扉、1……基板、2…
…取付板、3……仲介板、4……基板側支軸、5
……基板側突子、7……係止ピン、7a……係止
ピンの頭部、7b……係止ピンの下端部、8……
コイルスプリング、9……取付板側支軸、10…
…取付板側突子、12……透孔、13……基板側
長溝、14……凹入部、16……透孔、17……
取付板側長溝、18……凹入部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 家具本体に取付ける基板と扉に取付ける取付板
    およびこれ等両板間に介装した仲介板とで構成
    し、仲介板の上下両面には基板側支軸と取付板側
    支軸およびこれ等各支軸に対応させて支軸周辺に
    位置する基板側突子と取付板側突子を、扉閉塞時
    に互いに直線上に位置させ、しかも、支軸に対し
    て突子を外側に配してそれぞれ突設すると共に、
    両支軸の中間位置には基板側支軸を中心として前
    記基板側突子と同一円上にして、しかも前記直線
    上に位置し、コイルスプリングによつて基板方向
    に付勢され、仲介板の上下両面を出没する係止ピ
    ンを配設し、さらに、前記各支軸をそれに対応す
    る基板と取付板にそれぞれ回動自在に係合し、支
    軸の各係合部周辺には前記同一円上に沿い、しか
    も、扉閉塞時に一端が前記直線上に、他端が家具
    本体寄りにそれぞれ位置する円弧状の基板長溝と
    取付板側長溝を設けてこれ等に対応する前記各突
    子を係合し、扉閉塞時の前記基板側長溝の他端に
    対して支軸係合部を介した反対側の基板の仲介板
    側には前記係止ピンの上端が係離する基板側凹入
    部、また、扉閉塞時の取付板の前記取付板側長溝
    の一端に対する支軸係合部を介する反対側には前
    記係止ピンが係離する凹入部をそれぞれ設けた家
    具類における扉蝶着具。
JP6884784U 1984-05-11 1984-05-11 家具類における扉蝶着具 Granted JPS60179774U (ja)

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JP6884784U JPS60179774U (ja) 1984-05-11 1984-05-11 家具類における扉蝶着具

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JPS60179774U JPS60179774U (ja) 1985-11-29
JPH0312138Y2 true JPH0312138Y2 (ja) 1991-03-22

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JP6884784U Granted JPS60179774U (ja) 1984-05-11 1984-05-11 家具類における扉蝶着具

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2520285Y2 (ja) * 1990-02-26 1996-12-11 日産車体株式会社 車両用ドアヒンジ
JP5724253B2 (ja) * 2010-09-08 2015-05-27 株式会社リコー ドア開閉装置

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JPS60179774U (ja) 1985-11-29

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