JPH0311997B2 - - Google Patents

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JPH0311997B2
JPH0311997B2 JP326883A JP326883A JPH0311997B2 JP H0311997 B2 JPH0311997 B2 JP H0311997B2 JP 326883 A JP326883 A JP 326883A JP 326883 A JP326883 A JP 326883A JP H0311997 B2 JPH0311997 B2 JP H0311997B2
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beverage
dispensing
container
spring
bag
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Chapuru Buru Junia Guren
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RARUFU UORUTO EMAASON REIDO
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RARUFU UORUTO EMAASON REIDO
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はミルク、炭酸飲料などの提供物を重複
して大型容器から小出しすることに関し、特に、
安価な薄いフイルムの大型保管袋内に飲料を収容
し、保管された飲料の状態を失わずに時々提供物
を重複して小出しする小出し方法に関する。
本発明は1979年3月22日付の私の申請中の出願
第041426号の部分的連続である。
例えばグラスを充たすため、ワイン、ミルク、
炭酸飲料などの流体を別々の量だけ小出しする容
器は、ビール缶の場合のように中味よれ自身より
もしばしば高くつく。その上容器は保管が困難で
処分の問題を提起する。多くの場合これらは小出
しのための残存物排出出口は1個しか無く、水
平、垂直の両位置で使うことが出来ない。炭酸飲
料を小出しするための適当な代替の安価な大型容
器は無く、それは部分的に、大型容器を部分的に
空にした時に炭酸化が保管中に失われるからであ
る。
又他の大型包装、例えばワイン、ミルクを小出
しするため色々の包装フイルムにより波型の厚紙
カートン内に置かれた薄いプラスチツクフイルム
の保管袋などの大型包装の型は家庭用冷蔵庫内で
家庭用に使うのには不十分であり、それはその中
の保管空間の限定のため及びこの大型包装が小出
しするのに重力流に依存していて、浅い棚の寸法
に適合出来ないと言うその垂直型のためである。
折り目、しわ、ポケツトのために薄いプラスチツ
ク袋を完全に空にするのが困難であるだけでな
く、重力小出し式包装体は縦横比として、必要な
排出重力を生ずるのに高さ即ち垂直を必要とし、
これらは収容のため箱の壁に依存している。又小
出しの力は始めの極端な流れから中味が使われた
時の滴下まで変化する。不完全排出のためワイン
など高価な液体の損失は問題である。又中味が小
出しされる時排出力は減少し、炭酸飲料が重力法
で小出しされるよう試みられる時に炭酸化が失な
われる状態を生じる。
現在利用出来る飲料、“殺菌”又は“無菌”ミ
ルクは今や、先行技術容器のように開封するまで
冷蔵すること無く周辺温度条件で保管することが
出来る。しかし容器が開かれる時空気中のバクテ
リヤなどがミルクを汚染し、その后は適当な冷蔵
によつて短期間だけしか保存が出来ない。このよ
うな無菌飲料提供物を一度開封してからも、冷蔵
しない容器から重複して小出しすることの出来る
既知の安価な大型容器は無い。
それゆえ、先行技術で未解決の大型の重複提供
小出し技術は、包装された飲料の状態を保存し乍
ら安価で飲料を小出しする問題を解決していな
い。この事は主として、少くとも二つの問題が次
のように飲料小出し技術を悩ませるからである。
即ち 1 圧力下で包装された先行技術の飲料例えば炭
酸化ビール又は飲料が開封される時、圧力は脱
炭酸化と共に失なわれ、容器内に汚染空気を吸
込む。その結果そのあとでは〓気抜け”した非
炭酸化飲料となる。それめえ例えばプラスチツ
クの2リツトルびんなど重複提供の大型容器は
特に炭酸飲料に対し完全に満足ではない。容器
が閉封された時の圧力解放の問題は大型の重複
提供小出し型の安価な容器に対し解決されてい
ない。
2 上記のように、又は非加圧容器のように容器
内に吸込まれる空気は、非気密の蓋を経てゆつ
くり入つてもバクテリア又はその他の汚染を含
んでいる。特に例えばミルクなど殺菌又は無菌
食品の場合、非冷蔵保管の利点は、容器のシー
ルが破られて第1の提供物が小出しされたあと
で失なわれる。産業上、提供を減らすため1リ
ツトル容器内にミルクを供給してこの問題を排
除しており、大型容器を提供していない。
それゆえ本発明の目的は、特に薄いフイルムの
やわらかい袋を使うことによる安価な包装に対し
て大型の中に保管することの出来る、飲料を小出
しするための改善された方法を得ることである。
次の目的は前記及びその他の先行技術の欠点、即
ち大型容器から重複して提供物を小出しする時の
減圧及び殺菌の損失を含む欠点を正すことであ
る。
前記のように飲料を小出しする問題に対する既
知の先行技術の解決、即ち前記の本発明の目的を
達成することの出来る成功した小出し方法は無い
けれども、本発明を実現するのに使われる技術に
関するある種の先行技術はある。この先行技術に
最も近く関係するものの概要は次の通りである。
チユーブ容器からねり歯みがきを小出しするた
めコイルばねを使つた装置は夫々アメリカ特許、
1968年8月6日付、タランの第3395835号、1968
年5月7日付、フランシスの第3381857号、1929
年10月15日付ポークの第1731703号、1966年7月
5日付、チエースの第3259276号に述べられてい
る。つぶすことの出来る容器に対し受皿内の軌道
に沿つて転がるドラムは1972年3月7日付、ハー
ゲストの第3647117号で静脈内供給に使われてい
る。
これらの何れも、安価な大型容器から一様に且
迅速な排出割合で飲料を小出しする問題に関係が
無く、且収容されている製品の加圧にも関係が無
い。何れも重複して提供物が時々小出しされる時
に対面する無菌製品の汚染の強力な問題ではな
い。それゆえ本発明のみが簡単で安価なすべての
商業的要求を満たす大型容器から重複して飲料提
供物を小出しする時に現われる無菌製品汚染と飲
料の減圧との問題に対する解決を目指している。
本発明のその他の目的、特徴、利点は次の記載、
図面、請求の範囲から見出すことが出来る。
それゆえ本発明は、薄いフイルムのプラスチツ
クの袋の大型保管容器と、らせんにコイル巻きす
るよう押圧された一定力の広い帯ばねとの包装組
合せ体から飲料を小出しする改善された方法を得
ており、ここで充たされた袋の中味はばねを巻き
ほどくよう保持し、オリフイスが開く時にばねは
自動的にその内側の袋と共に、同時に中味全部を
絞り出すよう、且小出し範囲を越えるほぼ一定の
圧力で自動的に巻き込み、一方たまつている空
気、泡立つているガス又は保管された材料の空
間、折り目、又はポケツトを完全に排除する。
それゆえ、安価で薄いフイルムの自己支持の出
来ないやわらかい壁の大型の袋状容器(例えば4
リツトルから8リツトル)は多くの飲料提供物を
収容する。本発明は特に、大型容器からの重複し
た提供が今まで実行出来なかつたような殺菌(無
菌)ミルク、炭酸飲料、又はビールなどの飲料に
適している。
平らなコイル巻きばねの列は別個に再使用出来
る小出し装置として売られている。ばねを巻きほ
どき、充填されたフイルム容器の尾部をばねが巻
きほどかれている時に巻きほどかれたばねの層間
に係合することにより、プラスチツクの袋は容器
内の飲料中味の圧力で供給される連続的反抗力で
保持される。ばねはそれにより連続的に、保管、
小出し時に容器の飲料中味の上に力を供給して飲
料を圧力下で維持し、時々又は所望のようにグラ
スに飲料を迅速に充たすための小出し力を与え
る。
薄いフイルムの袋容器の折り目、しわはばねコ
イルの問で絞り取られ、飲料の捕捉を防ぎ、炭酸
飲料の場合は、手動圧力を容器に加えることな
く、気密排出出口を簡単に開くことにより飲料が
自動的に小出しされる時に、解放されたガスの捕
捉をも防ぐ。出口はその上に置かれたクランプで
形成された簡単なプラスチツクチユーブでも、又
は袋又はコイル巻きばね列の上に取付けられた気
密式機械的排出出口であつてもよいい。この出口
は気密式排出出口を閉じて飲料提供サイクルを終
らせ、一方ばね力は袋内に残る飲料に圧力を与え
る。この事が圧力の解放を防いで炭酸化(安価な
構造の他のすべての大型重複提供容器では失なわ
れる)を保持し、無菌ミルクなどを汚染する空
気、バクテリア、その他の物の吸入を防ぐ。それ
ゆえ本発明により提案される方法による安価な大
型使い捨て容器は無菌ミルクの非冷蔵保管、提供
に、且包装体圧力を取除くことなく冷蔵された炭
酸飲料の小出しに使うことが出来、それによりそ
の他の安価な小出し方法では実行出来ない炭酸化
を保持する。
本発明のその他の特徴、目的、利点は添付図面
を参照した次の記載から見出される。
時々重複して提供物を引出すためのミルク、炭
酸飲料、ワインなどの流動食品の大型の保管で
は、保管された飲料の保全が望ましい。それゆえ
炭酸飲料に対し、炭酸化の保存方法はポンプなど
を含む高価な容器又は複雑な補助小出し装置を必
要としている。これら小出し方法でも小出し速度
と飲料制御との一様な条件下で時々一杯の提供物
を速やかに小出しする重要な補助的問題を経験す
る。例えば包装費用を減らすため安価なプラスチ
ツクのリツトルびんの中に炭酸飲料を包装する試
みは、容器が一度開かれて中味が部分的に取出さ
れる時に圧力か失なわれるので満足な保管を得る
のに失敗する。残りの炭酸飲料はその結果の炭酸
化の損失のため気抜けする。それゆえ飲料が容器
が開かれたあとまで保管されるならばこれら容器
は満足ではない。
保管される飲料の保全のための先行技術の包装
技術の失敗の他の例は殺菌(無菌)ミルクの場合
である。このミルクは、容器が始めて開かれるま
では冷蔵しないで保管され、次に、開かれた容器
内に引入れられる空気及び汚染バクテリアとの接
触のために冷蔵しなければならない。冷蔵しない
保管で一度開かれた大型の無菌ミルクの保管から
時々提供物を小出しする安価な商業的に受入れう
る方法は知らていない。
技術的安価な小出し方法の商業的段階では、大
型保管は又他の問題を提供する。飲料が冷たく提
供されねばならぬ時、冷蔵庫内の保管空間が必要
であり、冷蔵庫の調和する包装は、本発明の安価
な重要提供の大型の包装の利点を証明することが
重要となる。本発明の小出し方法により、冷蔵庫
の棚から水平の大型容器を取出すことなく迅速、
自動的に小出しすることが出来る。さらに又第1
図に、冷蔵庫絶縁壁13の近くの棚11,12の
間のカートン10で示すように標準的家庭用冷蔵
庫の棚と調和する縦横比を持つ包装を得ることが
可能である。中味はやわらかいホース14で小出
しされ、ホースは簡単は弁として働らく。ホース
はカートン10内に保管された数リツトルの供給
源から一杯の液をきれいに取出すため小出し時に
手動で開くことが出来る。必要により流動制御装
置を含むその他の締付け装置、弁制御装置も使う
ことが出来る。
波型の厚紙16で示すカートン10内の容器は
やわらかい壁のプラスチツクの薄いフイルム、又
は同等のやわらかい薄い壁の材料の袋17であ
り、この場合袋は小出しされるべき流動物18で
部分的に充たされて示されている。本発明により
小出しホース14と反対側の容器袋17の尾端1
9、(なるべく袋の尾端34を越えて延びる部分)
はらせん型の帯板ばね20の中にきちんと巻込ま
れ、このばねは小出しサイクルを通して、袋17
が空になつてばねがカートン10の前壁21に対
してその最も右方の位置まで巻上げられるまで、
ホース14の所で小出し開口から残りの中味18
を押出すため残りの中味に一定の外部ばね力を保
持している。やわらかい袋は同時に帯板ばねコイ
ル22の巻きの内側に巻き込んでいるから、尾端
19内の残りの液全部は流動物18の残りの溜め
の部分の中に、液の損失又は炭酸飲料の場合のよ
うなガスポケツトが出来る事無く絞り出される。
ばねの力は常に提供温度で飲料により生ずる反抗
圧力より大きい。
一定力の金属ばねの設計資料はペンシルバニア
州19440、ハツトフイールド、ハンターばね部の
“アメテツクス”パンフレツトに示されている。
ばねコイル22の一定力は保管された流動物18
上に維持され、長時間の保管時に炭酸飲料を泡立
ち状態に完全に保持する傾向を持ち、この事は例
えば中味が重力でだけ供給されるなど袋のポケツ
ト又は袋の部分が減圧される時にガスポケツト内
への炭酸ガスCO2の損失とは著しく異なる。しか
し、排出に付加の重力を組入れること、且挿入く
さび23により増幅することが出来、くさびはカ
ートンが第1図に示すよう冷蔵庫の棚の上にある
時に注出ホース14に傾斜面を与えるものであ
る。
容器17が第3図のように充たされる時、ばね
コイル22は袋17を充たす流動物18を持つた
めカートン10の後壁25に向けて置かれ、後壁
25に向けて反抗力を働かせ、コイルをほどくよ
うな傾向を持つ。それゆえ袋17に予め荷重をか
けてカートン10内に置くことが出来、即ち材料
を、容器が再充填のため空の時にコイル22をほ
どくのに十分な圧力でホース14の口の中に入れ
ることが出来る。カートン10は充たされた袋1
7を支えてその寸法を制限するのに十分な強度を
持つている。反対に、カートン−容器組立体は安
価で、使用后に廃棄される使い捨て厚紙の品物と
なる。そのようにして組立体は縮小器内又は手動
で廃棄処理のため砕くことが出来、処理空間は小
さい。
容器袋17用に好適な材料はPETとして普通
呼ばれるポリエチレン及びポリエステル(ポリテ
レプソリツク酸)であり、これらは別個の吹込成
型袋、又は2層又は1層と基質との積層シート袋
の何れにも好適な袋材料であり、これらはあとで
述べる。積層袋のシールは誘電、超音波、レー
ザ、又は接着材シール技術による通常のものであ
る。メチルエチルケトンは液体接着材として使う
ことが出来、デラウエア19898、ウイルミントン
のデユポン社で作られている。長期間炭酸飲料を
保管するのにポリエステル袋が使われる時、ガス
及び洩れを防ぐ積層又は隔壁被覆を設けるのが望
ましい。又殺菌又は無菌製品に使うために、プラ
スチツクの袋は適当な濃度の亜硫酸ガス又は過酸
化水素溶液で消毒するのがよい。
袋17とばねコイル22とが一緒に巻込まれる
本発明により、巻ほどかれた時に平らなばね帯の
外端30を容器内の所定位置に固定するよう保持
するのが望ましい。この事は、ばねが図示のよう
に小型フツク構造31により示される〓ベルク
ロ”中間面に織物により容器底部に何かの方法で
締付けられていれば、容器に手動で取外し、挿入
することで行なうことが出来る。中間面材料の一
方はカートン10の床32の前壁21の近くに取
付けられ、他方はばね帯外端30の底部に取付け
られ、それによりばね帯外端30を簡単に挿入又
は取外す段階で所定場所に取外し可能に取付けら
れる。これによりコイル22をカートン10の前
壁21に向けて巻込ませる。接着材、ボルト、U
字型前縁クランプもこの機能をはたすため使うこ
とが出来る。
反対に、袋17の尾端19から流動物18を確
実、完全に転がし、絞り出すために、袋の端部は
ばねが巻ほどかれている時に、袋尾端19とばね
帯端部33とを横切つて横方向に置かれた同様な
取外し可能の〓ベルクロ”保持帯によりばね板の
端部33に取付けるのが好ましい。別個の袋とば
ねとが使われる時、より長い尾端34をばねのコ
イルの中に巻込み、袋を摩擦で所定位置に保持す
るだけで簡単で十分である。
それゆえコイルばね22が巻込む時、コイルは
材料を隙間35の所で絞り出し材料の損失を防
ぎ、一方袋17と流動物18とに対し最適なコイ
ルばね22のばね押圧力を維持し、ホース14か
ら排出物を押圧する。4.4℃(40〓)で保管され
た大量の炭酸飲料の場合、70Kpa(10ポンド/cm2
の圧力がガスポケツト内のCO2の損失を防ぐのに
通常十分である。
又第3図で見られるように、ホース14の配置
と容器袋17内の流動物の重量とは、ばね帯外端
30を所定位置に、特にホース14内に作られた
はと目状の保持器により保持して、カートンの開
口37と合致させ、袋17を前壁21の底部に保
持する傾向がある。
高い力が望まれない限り、コイルばね組立体
は、例えば1958年3月11日付ブラスツコウスキー
他のアメリカ特許第2826523号に示す性質の安価
なプラスチツク又は繊維質積層構造の一つが好ま
しい。それゆえばね帯は2個の隣接する層を持
ち、その一方40は例えばポリエステルなどのプ
ラスチツクの断面で、他方41はそのような断面
でなく、層40と共に働らく基本的材料積層体の
変化を表現して、その性質のばねの巻込み押圧力
と、材料を小出しするのに必要な力とを得てい
る。
ばねの力と寸法とは所望の小出し圧力を得るよ
う、且包装寸法と適合するよう選ばれる。しか
し、本発明に好ましく使われる平らな帯ばねは、
所望の包装縦横比が深くて低い輪郭の時に主とし
て有用であることがわかる。それゆえ、コイル帯
の長手に沿う箱の深さはかなりであり、コイルば
ねの最大外径はその高さが大きい必要がないほど
に小さい。それゆえ第1図に示すように、この容
器組合体は冷蔵庫の棚の上に保管されるべき容器
によく適している。ばね帯の幅とそれゆえ容器の
幅とは変えることが出来るが、提供品当りの包装
費が低い1個の経済的な大型包装を持つために、
ばね帯が25cmから50cmのシートで形成するのが好
ましいから比較的大きい。
この技術が適しているその他の構造型は第4A
図、第4B図に示されている。第4A図で、ばね
帯は例えば1958年3月11日付、アメリカ特許第
2826523号のようにプラスチツク又は繊維質材料
の隣接した層40,41で構成される。包装から
大量の材料を小出しするため力が一定のらせんば
ね帯又はシートが使われる時、ばね層40,41
はかなりの容積を持つ薄いフイルムの袋を膨張さ
せる必要に調和して、これがにばねと共に巻き込
みが出来て、中に保管された材料に小出し力を働
らかせることが重要である。それで第4A図のよ
うな2層ばねはその全縁にわたつて一緒に接着さ
れた層40,41を持つている。その内端50で
は袋17の尾端19はらせんコイル層の中に固
定、又は摩擦的に保持される。線影の無い袋17
はその薄いフイルムの性質を示すため簡単に線だ
けで示され、上、下層51,52を持つている。
これは第2図、第3図で示された形状である。
第4B図で分るように、コイルばね帯板53は
金属がよい。これは最適な力が必要な時又は再充
填又は取換え容器袋17に対し再使用の出来るカ
ートンが得られる時だけ全体として好ましい。
多くの適用に対し、本発明による飲料小出し方
法に使われる包装体は簡単化されて外側の容器箱
を持つ必要は無い。このような実施例は第5図、
第6図に示されている。本発明により使われるな
るべく一定力型のコイルばねは容器受入れ箱を持
つよう一片で作ることが出来、この受入れ箱はホ
ース又はキヤツプ受入れ溝60と前方の小出し端
の所に形成された袋17を抑御する翼61,62
とで形成される。もちろん、第5図のように装架
板63が使われる場合、前方の止め板64,65
と翼61,62とはばねコイル部66と別個でも
よい。コイルばねは巻ほどかれた時に第6図に示
すように平面67上で延びるよう設計される。
第5図に見られるように、充たされた袋17は
ばねのコイル部66の間に着座し、ばねはプラス
チツクフイルムの端部と小出し端に形成された箱
との間で巻込まれる。袋上のキヤツプ70は溝6
0の中に組合うことが出来、ねじ込型(第7図)
又は一体形成部材で構成することが出来る。第5
図の実施例はキヤツプ70から導かれるプラスチ
ツクの小出しホース71を持ち、ホースは時々グ
ラス73に提供物を小出しするために使われる手
動のクランプ72を持つている。袋17の飲料中
味が圧力下、又は殺菌されて包装される時、手出
し防止シールを設けるのが好ましく、このシール
はキヤツプ70がその場所にねじ込まれるなどの
場合に開かれる。このシールの便利な型は一体に
形成された小出しホース71の端部を閉じること
で形成され、それゆえ袋17の中味を始めに小出
しするには切離す必要がある。
どの場合でもクランプ72又はその代りの小出
し排出出口はばねコイル66の力による圧力で袋
内に残る飲料を保持するため気密である。排出出
口が開かれる時ばねコイル66の圧力は連続的で
あり、炭酸飲料の場合の例として、圧力は第1提
供物が小出しされる前、その時、そのあとで維持
される。この事が空気、バクテリア、汚染が容器
内に入つて無菌ミルクなどの保全を乱すのを防
ぐ。
この簡単で安価な技術は、最低に可能な大型容
器価格…薄いフイルム…と安価な再使用可能なば
ね、コイル組立体66などとを提供し、なお、先
行技術と比べて、内部圧力を維持する大きな利点
をもたらし、一方保管及び小出し時に容器に手動
圧力を加えることなく自動小出しを提供し、小出
し時及びそのあとで空気及び間欠的汚染の入るの
を防ぎ、容器の折り目又はしわの中に捕捉するこ
となく中味を小出しし、包装を開封したあとで無
菌飲料を冷蔵せずに保管する。
それゆえ本発明により、現時点での技術水準よ
り進歩した改善された経済的価格の小出し方法に
対し次の段階がとられ即ち実現される。
(a) 薄いフイルムの自己支持の出来ないやわらか
い壁の大型袋状容器内に多くの飲料提供物を包
装する段階と、 (b) 容器袋のフイルムを袋を受けるよう巻ほどき
即ち延ばされたコイルばね部材の層即ちコイル
の間に係合させて、ばねが容器袋内に保持され
た飲料中味の圧力により供給される反抗力でそ
の延ばされた位置に維持される段階と、 (c) 小出し圧力を与え、空気又は汚染が袋の中に
入るのを防ぐため、保管及び小出し時に飲料中
味の上に連続的ばね圧力を供給する段階と、 (d) 飲料の小出しに応じてばねコイルが巻込む時
にすべての飲料を飲料又はガスを捕捉すること
なく薄いフイルム袋の中の折り目、及びしわか
ら絞り出す段階と、 (e) 袋内に残る飲料と連絡する気密式の排出出口
を選択的に開くことにより容器上に手動圧力を
加えることなく時々提供物を自動的に小出し
し、それによりばねコイルが巻込んで飲料を追
放することが出来る段階と、 (f) 袋内に残る飲料にばね力が圧力を加えると共
に飲料提供サイクルを終らせるよう気密式排出
出口を閉じて、それにより容器内に空気又は汚
染が入るのを防ぎ保管される飲料の保全を乱す
のを防ぐ段階と、 (g) 提供の間で冷蔵することなく無菌又は殺菌
飲料を保管する段階と、 (h) 飲料を大気圧以上の圧力に保持するばね力
により保管時に容器内の残りの炭酸飲料の炭酸
化を維持する段階と、 (i) 容器袋上のシールされた排出出口を、これが
飲料で充たされたあと、第1の提供物が小出し
される前に排出出口を無菌に保持するよう維持
する段階と、 (j) 袋に無菌又は殺菌飲料などを充たす前に袋を
殺菌する段階とがとられる。
第6図の一体のばね−箱−クランプ組立体はコ
イルの内側に巻込むべきばねの内端として働らく
クランプ構造80の別の特徴を提供する。それゆ
えばねが伸ばされる時、袋17の端部は折り目8
1の中に挿入され、次にコイルは点線のようにば
ねの力と内部の飲料圧力とが釣合うまで巻込まれ
る。
クランプ80は平らなばねの幅を越える異なる
袋の寸法範囲に適応するためばねそれ自身より広
く作られるのがよいことがわかる。
代りの手動式気密排出出口構造は第7図、第8
図に示され、この出口は例えばキヤツプ70上の
ねじと一緒に、なるべくはこれが組合う位置にね
じ込まれた時に袋17を閉じる手出し防止シール
を最初に破るための構造体(図示なし)と一緒に
使うことが出来る。ばね86によりばね押圧され
る可動の、手で押すことの出来る外側キヤツプ部
材85は、開口87を内側の不動のステム部材8
9上の開口88と合致せぬよう動かすことにより
小出し弁を閉じる。第8図で断面で示すように、
キヤツプ部材85はステムフランジ部材89上に
保持するため内方に曲げられている。弁構造は金
属として断面化してあるがプラスチツクなどでも
よい。
それゆえ改善された飲料小出し方法により現時
点の技術水準より進歩しているが、本発明の精神
及び特性の新規と信ぜられる表現のこれら特徴は
特に請求の範囲内で画定される。
薄いフイルムのやわらかい袋と帯板ばねとを組
入れた自動小出し容器は、飲料を小出しするため
の安価な容易に作られる大型容器を提供する。提
供物当りの容器価格は本発明で生じる改善された
小出し方法で相当に減少する。包装体は特に炭酸
化飲料の重複提供の大型保管に適しており、それ
で炭酸化を失なうことなく小出しすることが出来
る。冷蔵しない無菌ミルクも本発明の一局面によ
り重複提供をし乍ら無菌に保持することが出来
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によつて使われる飲料小出し容
器を収容するカートンの前面図の方向に見た冷蔵
庫棚の破断図、第2図は第1図の線2−2から見
た部分的に空になつた小出し容器を収容するカー
トンの側面断面図、第3図は充たされた小出し容
器を持つ別の実施例の拡大側面図、第4A図、第
4B図は本発明のばね式の薄いフイルム袋構造の
色々な構造的変化図、第5図は本発明により使わ
れる簡単化した飲料小出し容器の斜視図、第6図
は本発明により得られる小出し方法に有用な巻き
ほどかれたばね装置の斜視図、第7図、第8図は
本発明により得られる小出し方法で有用な小出し
装置の夫々側面図と側面断面図とである。 10……カートン、11,12……棚、13…
…壁、14……ホース、15……クリツプ、16
……厚紙、17……袋、18……流動物、19…
…尾端、20……ばね、21……前壁、22……
ばねコイル、23……くさび、25……後壁、3
0……外端、31……小型フツク、32……床、
33……端部、34……尾端、35……隙間、3
7……開口、40,41……層、50……内端、
51,52……層、53……帯板、60……溝、
61,62……翼、63……装架板、64,65
……止め板、66……コイル、67……平面、7
0……キヤツプ、71……ホース、72……クラ
ンプ、73……グラス、80……クランプ、81
……折り目、85……部材、86……ばね、8
7,88……開口、89……部材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 大型容器から飲料提供物を重複して自動小出
    しする方法において、 多くの飲料提供物を、薄いフイルムの自己支持
    の出来ないやわらかい壁の大型袋状容器内に包装
    する段階と、 前記容器内の前記飲料を、前記飲料提供物を時
    時小出しするため選択的に作動出来る気密の排出
    出口と連絡させる段階と、 中に飲料を持つ前記容器のフイルムを、巻込み
    方向に押圧されるばね部材の巻きほどかれたコイ
    ルの間に係合させて、それにより前記容器内の飲
    料中味の圧力で供給される反抗力により前記ばね
    を巻きほどかれるよう維持する段階と、 前記容器の前記飲料中味の上にばねの力を、保
    管時及び小出し時に連続的に加えて、それにより
    前記飲料を圧力下に維持し、小出し力を供給する
    段階と、 前記ばねコイルの間で、ほぼすべての前記飲料
    を、捕捉されることなく前記薄いフイルムの袋の
    中の折り目又はしわから絞り出す段階と、 前記気密排出出口を選択的に開くことにより前
    記容器上に手動圧力を加えることなく時々前記提
    供物を自動的に小出しし、それにより前記ばねコ
    イルを巻込ませて前記容器内に空気又は汚染が入
    ることなく前記飲料を追放させる段階と、 前記袋内の残存飲料に、前記ばねが圧力を加え
    たまま飲料提供サイクルを終らせるよう前記気密
    排出出口を閉じ、それにより前記小出し時に前記
    容器内に空気又は汚染が入るのを防ぐ段階とを有
    することを特徴とする飲料の自動小出し方法。 2 特許請求の範囲第1項記載の飲料の自動小出
    し方法において、前記飲料は、冷蔵することなく
    保存するため無菌的に殺菌されたミルクのように
    殺菌され、さらに開封后に冷蔵されない容器から
    前記飲料を重複して小出しする段階を有すること
    を特徴とする飲料の自動小出し方法。 3 特許請求の範囲第1項記載の飲料の自動小出
    し方法において、前記飲料は炭酸飲料又はビール
    のように炭酸化され、さらに前記容器内の残存炭
    酸化飲料上に大気圧以上の圧力を保持する前記ば
    ね力により、前記大型容器からの重複提供過程時
    に炭酸化を維持し、それにより前記容器内に空気
    が入り、ガスポケツトを形成するのを防ぐ段階を
    有することを特徴とする飲料の自動小出し方法。 4 特許請求の範囲第1項記載の飲料の自動小出
    し方法において、さらに前記容器をポリエステル
    フイルムから形成する段階と、前記ポリエステル
    フイルムに、前記容器内の前記飲料を保持する助
    けをするための隔壁物質を設ける段階とを有する
    ことを特徴とする飲料の自動小出し方法。
JP326883A 1983-01-12 1983-01-12 飲料の自動小出し方法 Granted JPS59134171A (ja)

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