JPH0311972Y2 - - Google Patents

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JPH0311972Y2
JPH0311972Y2 JP1984021216U JP2121684U JPH0311972Y2 JP H0311972 Y2 JPH0311972 Y2 JP H0311972Y2 JP 1984021216 U JP1984021216 U JP 1984021216U JP 2121684 U JP2121684 U JP 2121684U JP H0311972 Y2 JPH0311972 Y2 JP H0311972Y2
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JP
Japan
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receiver
power
power transformer
antenna
coil
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JP1984021216U
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JPS60134341U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は簡易型アンテナを用いた受信機に関す
る。
背景技術とその問題点 先ず、以下に第1図及び第2図を参照して、従
来の簡易型アンテナを用いたFMラジオ受信機に
ついて説明する。第1図の受信機は簡易型アンテ
ナとして紐状アンテナを用いた場合である。第1
図において、1はフロントエンド、2は中間周波
増幅器、3はFM復調器、4は音量調節器(ポテ
ンシヨメータ)、5は出力増幅器、6はスピーカ
である。7は、フロントエンド1の高周波回路の
入力側から導出されたアンテナ入力端子で、これ
に紐状アンテナ8が接続される。
9は電源トランスで、9aはその高圧側コイ
ル、9bはその低圧側コイルである。高圧側コイ
ル9aの両端が受信機の電源端子t1,t2に接続さ
れ、その端子t1,t2が電源コード10を通じてプ
ラグ11の接続子12に接続されている。低圧側
コイル9bの両端は整流用ダイオード13及び平
滑用コンデンサ14からなる整流回路15を通じ
て正、負の直流電圧入力端子16,17に接続さ
れる。そして、この直流電圧入力端子16,17
が、回路1,2,3,5の正、負の各動作電圧入
力端子に接続される。高圧側コイル9aの一端と
アンテナ入力端子7との間に、避雷用の数MΩの
抵抗器18が接続されている。
斯る第1図の紐状アンテナを用いた受信機で
は、その紐状アンテナ8を例えば壁等に貼り付け
て、受信感度が最大となるように配することがで
きるという利点がある反面、アンテナ入力端子7
にわざわざ紐状アンテナ8を接続しなければなら
ないという欠点がある。
第2図は従来の、簡易型アンテナとしていわゆ
る電燈線アンテナを用いたFMラジオ受信機の場
合である。尚、第2図において第1図と対応する
部分には同一符号を付して重複説明を省略する。
電源端子t1,t2と電源トランス9の高圧側コイル
9aの両端との間に、夫々高周波阻止用コイル1
9,20が挿入される。そして、電源コード10
及び一方の高周波阻止用コイル20の接続中点、
即ち一方の電源端子t2を低周波阻止用コンデンサ
21を介してアンテナ入力端子7に接続するもの
である。
斯る第2図の電燈線アンテナを用いた受信機で
は、例えば1〜2m程度の電源コード10が主と
してアンテナの役目を果すが、通常電源コード1
0はアウトレツト及び受信機間に於いて、床等を
這わせるものであるから、その電源コード10を
最大受信感度が得られるに配することは困難であ
る。その代り、アンテナをアンテナ端子に接続し
なければならないという煩雑さは解消する。
しかし、第2図の受信機では、アンテナ入力端
子7が電源トランス9の高圧側コイル9aに接続
されているので、コンデンサ21としては高耐
圧、高品質のものを使用しなければならず、この
コンデンサ21の耐圧が低かつたり、品質が劣つ
ている場合には、高圧の交流電圧が直接フロント
エンド1の高周波回路に供給されるため、高周波
回路のトランジスタ等の部品を破壊し、又、これ
により受信機が加熱して火災の原因となる虞もあ
る。
考案の目的 斯る点に鑑み本考案は、いわゆる電燈線アンテ
ナを用いた受信機において、安全性の高いものを
提案しようとするものである。
考案の概要 本考案による受信機は、少なくとも、電源トラ
ンス及びその電源トランスの高圧側コイルに接続
された接続子がモールドされて成るプラグと、受
信機本体と、電源トランスの低圧側コイル及び受
信機本体間に接続された電源コードとを有し、電
源コードの端部が、受信機本体の高周波阻止用コ
イルを介して、その各部回路の動作電圧入力端子
に接続されると共に、電源コードの端部が、受信
機本体の低周波阻止用コンデンサを介して、その
フロントエンドのアンテナ入力端子に接続され、
且つ、整流回路が電源トランスの低圧側コイル及
び電源コード間に接続されて、プラグ内にモール
ドされるか、又は、高周波阻止コイルに縦続接続
されて、受信機本体内に設けられて成るものであ
る。
斯る本考案によれば、電燈線アンテナを用いた
受信機において、安全性の高いものを受ることが
できる。
実施例 以下に第3図を参照して本考案の一実施例を説
明するも、上述の第1図及び第2図と対応する部
分には同一符号を付して重複説明を省略する。電
源トランス9をモールドし、そのモールド体22
に接続子12を取付けてプラグとなし、その電源
トランス9の低圧側コイル9bより導出された例
えば1m〜2m程度の電源コード10′を受信機
の電源端子t1,t2に接続し、その電源端子t1,t2
を高周波阻止用コイル19,12を介して整流回
路15の入力側に接続し、整流回路15の出力側
を正、負の電源電圧入力端子16,17に接続す
る。そして、低圧側コイル9b及び一方の高周波
阻止用コイル20の接続中点と、アンテナ入力端
子7との間を低周波阻止用コンデンサ21′を介
して接続する。
しかして、コンデンサ21′はアンテナ入力端
子7と、電源トランス9の低圧側コイル9bとの
間に接続されているので、低耐圧のコンデンサで
済み、しかも高品質のコンデンサを必要としな
い。また、電源トランス9の低圧側コイル9bの
電圧は高々6V程度であるので、仮りにコンデン
サが不良であつたとしても、フロントエンド1の
高周波回路のトランジスタ等の電子部品を焼損す
る虞は少ない。
次に第4図を参照して、本考案の他の実施例を
説明するも、第4図において第1図〜第3図と対
応する部分には同一符号を付して重複説明を省略
する。この第4図の実施例は、ACアダプタを用
いた場合で、電源トランス9及び整流回路15を
モールドし、このモールド体22に接続子12を
一体に取り付けてプラグとなし、整流回路15の
出力側より導出された電源コード10′を電源端
子t1,t2に接続し、電源端子t1,t2を高周波阻止
用コイル19,20を介して電源電圧入力端子1
6,17に接続するものである。その他の構成及
び作用効果は第3図の場合と同様である。第5図
はこの第4図のFMラジオ受信機の外観を示し、
AM放送受信部、電子時計及びタイマをも具備し
ていることを示している。
この第4図及び第5図の受信機の場合には、第
3図の受信機と同様にコンデンサ21′としては
低耐圧のものを使用し得、しかも高品質のものを
使用する必要はなく、又、フロントエンド1の高
周波回路には低圧が供給されるので、仮りにコン
デンサ21′が不要であつたとしても高周波回路
のトランジスタ等の電子部品を焼損する虞は少な
い。
本考案は、TV−FM音声放送受信機等にも適
用できる。
考案の効果 上述せる本考案によれば、所謂電燈線アンテナ
を用いた受信機において、電源トランスの低圧側
が電源コードを通じ、低周波阻止用コンデンサを
介して、フロントエンドのアンテナ入力端子に接
続されているので、そのコンデンサは低耐圧のも
ので済み、又、そのコンデンサの故障によるフロ
ントエンドの電子部品の焼損の虞が無く、よつ
て、安全性の高い受信機を得ることができる。
又、プラグによつて低圧化された電源電圧が、
電源コードを通じて受信機本体に供給されるの
で、この点でも安全性の高い受信機を得ることが
できる。
更に、電源トランスはプラグ側に設けられてい
るので、受信機本体側の小型軽量化の容易な受信
機を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来の受信機の例を示す回
路図、第3図及び第4図は本考案による受信機の
各実施例を示す回路図、第5図は第4図の受信機
の外観を示す斜視図である。 7はアンテナ入力端子、9は電源トランス、9
a,9bはその高圧側コイル及び低圧側コイル、
11はプラグ、15は整流回路、19,20は高
周波阻止用コイル、21′は低周波阻止用コンデ
ンサである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 少なくとも、電源トランス及び該電源トランス
    の高圧側コイルに接続された接続子がモールドさ
    れて成るプラグと、 受信機本体と、 上記電源トランスの低圧側コイル及び上記受信
    機本体間に接続された電源コードとを有し、 上記電源コードの端部が、上記受信機本体の高
    周波阻止用コイルを介して、その各部回路の動作
    電圧入力端子に接続されると共に、上記電源コー
    ドの端部が、上記受信機本体の低周波阻止用コン
    デンサを介して、そのフロントエンドのアンテナ
    入力端子に接続され、且つ、 整流回路が上記電源トランスの低圧側コイル及
    び上記電源コード間に接続されて、上記プラグ内
    にモールドされるか、又は、上記高周波阻止コイ
    ルに継続接続されて、上記受信機本体内に設けら
    れて成る受信機。
JP2121684U 1984-02-16 1984-02-16 受信機 Granted JPS60134341U (ja)

Priority Applications (1)

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JP2121684U JPS60134341U (ja) 1984-02-16 1984-02-16 受信機

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JP2121684U JPS60134341U (ja) 1984-02-16 1984-02-16 受信機

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JPS60134341U JPS60134341U (ja) 1985-09-06
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Family

ID=30512408

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007138670A1 (ja) * 2006-05-29 2007-12-06 Panasonic Corporation Acアダプタ及び携帯端末装置

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JPS5422364U (ja) * 1977-07-16 1979-02-14

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JPWO2007138670A1 (ja) * 2006-05-29 2009-10-01 パナソニック株式会社 Acアダプタ及び携帯端末装置

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JPS60134341U (ja) 1985-09-06

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