JPH03118256A - ワイパ - Google Patents

ワイパ

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Publication number
JPH03118256A
JPH03118256A JP1253773A JP25377389A JPH03118256A JP H03118256 A JPH03118256 A JP H03118256A JP 1253773 A JP1253773 A JP 1253773A JP 25377389 A JP25377389 A JP 25377389A JP H03118256 A JPH03118256 A JP H03118256A
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JP
Japan
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pin
wiper
cam member
lever
motor
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JP1253773A
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English (en)
Inventor
Tokihiko Yamamoto
山本 時彦
Ryoichi Fukumoto
良一 福元
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、払拭角を可変としたワイパに関し、特に詳述
すれば、静止部材に固定された小型モータにより払拭角
を可変とさせる装置を有するワイパに関する。
(従来の技術) ワイパの払拭角を可変とすることは公知である。
ワイパの払拭角を可変とする基本原理を第35図に示す
。モータにより回転させられる偏心軸101にクランク
軸102を固定又は回転自在に選択できるように取付け
、このクランク軸102にクランクレバー103の一端
を固定する。クランクレバー103の他端をロッド10
4に枢支させ、このロッド104をピン105に固定さ
せたアーム107の自由端に枢支させる。ピン105は
静止部材に回転自在に支持され且つワイパアーム106
を担持する。
偏心軸101の中心に対し、クランク軸102の中心を
O印の位置に配すると、クランクレバー103の他端は
偏心軸101の中心を回転中心として◎印で示す円を描
いて回転し、且つアーム107はピン105を中心に所
定角度範囲で回動する。又、図示しないワイパプレード
を格納する時は、偏心軸101とクランク軸102との
固定関係を解除し、偏心軸101の中心に対し、クラン
ク軸102の中心をΔ印にずらす。この結果、クランク
レバー103の他端はΔ、印で示す如く偏心軸101の
中心側に寄り、アーム107も△2印で示す如く格納位
置へ変位する。このように、偏心軸101に対してクラ
ンク軸102を相対的に変位させることで、下反転位置
よりさらに下方の格納位置を確保できる。
(本発明が解決しようとする課題) ワイパアーム106を回動させて、たとえば、フロント
ガラスを払拭するのは、車が停止している時のみならず
低速・高速走行時にも行う。このような走行時の払拭は
、ワイパアーム106に風力が作用し、ワイパアームを
所定位置よりさらにオーバした位置迄動かし、払拭角を
大とする。ワイパアームのこのようなオーバランは、ワ
イパプレードをピラーに衝突させ、ワイパプレードを損
傷させ、時には、ピラーを乗越え作動不能となる。
又、ワイパアーム106に作用する風力は、アーム10
7、クランクレバー103及びロッド104を介して増
巾され、大きな力がモータに作用するので、この反力に
対抗できる大きなウオームを必要とし、全体的に装置が
大型となる。
以上の如き理由により、これ迄のワイパ駆動機構は大型
となり、又、ワイパアームの損傷の危険も大であった。
それ故に、本発明は前述した従来技術の不具合を解消さ
せることを解決すべき課題とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は、前述した課題を解決するために、基本的には
、ワイパアームを担持する第2のピンを支持するメイン
レバーに対し、サブレバーを並設し且つメインレバーと
サブレバーとを第1と第2のピンまわりのカム部材を介
して連結し、第2のカム部材を回動させて第1のカム部
材の中心を第2のピンの中心に対して相対移動可能とし
た構成を採用する。
(作用) 第2のカム部材を回動させるとその回転角は、サブレバ
ーを介して第1のカム部材に伝達され、第1のカム部材
の中心を第1のピンの中心に対して変位させる。即ち、
第1のカム部材の中心を第2のピンの中心に対して相対
的に変位させる。この第1のカム部材に駆動装置からの
力が作用するので、その作用点を変え、ワイパアームの
回転角を調整させえる。
この原理を第1図を用いて説明する。メインレバー9に
第1と第2のピン16.2が設けられ、又、第1と第2
のカム部材26.24を介してサブレバー25を取付け
る。第2のカム部材24とサブレバー25の連結点中心
がAの時は、第1のカム部材26への作用点(第1のカ
ム部材の中心)はA′の位置にある。この場合をワイパ
が広角払拭可能とする。第2のカム部材24を回動させ
て連結点中心をBへ移動させると、作用点はB′へ移動
し、ワイパの格納を可能にさせる。又、連結点中心をC
へ移動させると、作用点はC′へ変位し、ワイパの挟角
払拭を可能にする。
本発明では、第2のカム部材を回転させればよいので、
モータは小型のもので良く、装置の小型化が可能となる
第1のカム部材26の中心に作用する駆動装置からの作
用力は、第2のピン2を中心に第2のカム部材24を回
動させようとするが、小型モータに固着されたウオーム
により、この回転が阻止されるので、挟角、広角、格納
位置が正しく維持される。さらに、駆動装置からの作用
力の方向と小型モータの駆動力方向とを同期させること
で、小型モータを一層小型化可能となる。
本発明は、ワイパを駆動させる四節リンクの一辺、特に
、ワイパ往復動中静止する辺を、ホイールギヤと第2の
カム部材間に設定させる。この構成は、ホイールギヤの
円筒面を軸受面として第2のカム部材を受けることがで
きるので、軸受面を大きくとることができる。
(実施例) 第2図及び第3図を用いてワイパの基本構成を示す。第
2のワイパシャフト即ち第2のピン1.2に固着された
ワイパアーム3.4の先端に付けたワイパブレード5.
6は格納位置(A′)に格納され、使用時にB′の下反
転位置に移動する。
C′は広角時の上反転位置で、D′は挟角時の上反転位
置である。広角(B’ −C’ )にワイパを作動させ
るのは車速か低速で、ワイパを低速で作動させる時のみ
で、他は狭角度(B’ −D’ )にワイパを作動させ
る。即ち、車速か高速の時及び車速か低速でのワイパを
高速作動させている時は、ワイパを挟角作動範囲とさせ
る。尚、下反転位置(B′)をワイパ格納位置としても
よい。7はピラーを示す。第2のピン1.2はメインレ
バー8.9に固定され、両メインレバー8.9は連結リ
ンク12と軸部1O111を用いて連結させる。
方のメインレバー9には第1のピン16が固定され、こ
の第1のピン16に枢支された連結部15にリンク13
を結合し且つ該リンク13をワイパモータに結合させる
。リンク13の端部14はワイパモータにより円運動1
7をする。ワイパモータの作動は、リンク13を往復動
させ、メインレバー8.9を第2のピン1.2まわりに
揺動させる。第2のピンI、2がメインレバー8.9に
固定されているので、ピン1.2も回動しワイパアーム
3.4を一定作動範囲内で往復動させる。以下にワイパ
作動範囲可変機構を説明する。該機構を一方のメインレ
バー9に組込んでいるが、他方のメインレバー8に付加
してもよく、又メインレバー8.9を一個のみとしても
よい。
以下、第4図と第5図を参照する。メインレバー9に固
定された第2のピン2は、ブツシュ18を介して車体側
の静止部材I9に回転自在に保持される。静止部材19
には、ブツシュ20を介してウオームホイール21が軸
支され、このホイール21にモータ22の出力軸に固定
されウオーム23を噛合せる。
ウオームホイール21に、第2のカム部材24を介して
、サブレバー25を回転自在に保持させ、このサブレバ
ー25の他端を第1のピン16に支持された第1のカム
部材26に回転自在に保持させる。
モータ22によりウオーム23を回転させると、ウオー
ムホイール21がピン2まわりに回動し、カム部材24
とサブレバー25の連結点(A)をB又はCへ移動させ
る。連結点(A)の動きは、サブレバー25により第1
のカム部材26の中心A′をピンI6の中心に対してB
′又はC′へ変位させる。第1図と関連して説明したよ
うに、この結果、A’ 、B’又はC′の位置を選択す
ることにより、ワイパを広角、格納又は挟角作動範囲と
することができる。
本例ではリンク13の連結部15への作用点とピン16
の中心との間の距離がピン16の中心とサブレバー25
と第1のカム部材26との結合点との間の距離に比しか
なり小さいので、リンク13からの作用力を小さな力に
落してサブレバー25に伝えるのでホイール21の噛合
部に悪影響を与えない。
第2実施例を、第6図と第7に示す。メインレバー9に
第2のピン2を固定させ、このピン2の中心とは偏心さ
せた静止部材19の軸に第2のカム部材24を回転自在
に取付ける。即ち、ピン2、静止部材19の軸及びカム
部材24の中心が互いに偏心している。カム部材24に
ウオームホイール21を一体に設け、ウオーム23をホ
イール21に係合させる。メインレバー9に第1のピン
16を植立し、ピンまわりに第1のカム部材26を回転
自在に取付は且つリンク13をカム部材26の上部の連
結部15に支持させる。ピン16、第1のカム部材26
及び連結部15の中心は互いに偏心している。ホイール
21の回転は、ホイール21とは偏心した第2のカム部
材24とサブレバー25を介して第1のカム部材26に
伝達され、カム部材26がピン16まわりに回転し、リ
ンク13からの作用点を変え、前述した如く、ワイパを
広角、格納又は挟角作動範囲の何れかに選択する。
本例では、連結部15の作用点へのリンク13からの入
力に対する第1のカム部材26の中心への反力が小さく
取れるので、サブレバー25を薄くでき、さらに、ホイ
ール21とウオーム23との噛合部への荷重が軽減させ
られる。又、第31−34図からも明らかな如く、同図
中のイ、口、への位置を互いに充分な間隔をとって選定
できる。
又、サブレバー25からの入力点とビン16の中心との
間の寸法が大きく取れるので、モータ22の出力は小さ
くて良い。
第8図、第9図に第3実施例を示す。本例はビン2のま
わりの構成が第6図に示すビン2のまわりの構成と同じ
くし、又、ビン16まわりの構成が第6図に示すビン1
6まわりの構成と同じである。27は位置センサーであ
って、第2のカム部材24の上面に配した接点からの電
気信号により第2のカム部材24の回動角を検出する。
このセンサーは、どの実施例にも適用できる。
第10.11図に第4実施例を示す。この例は、第2の
ビン2まわりの構成が第6図のビン2まわりの構成と同
じであり、第1のビン16まわりの構成が第6図のビン
16まわりの構成と同じであるので、第6図を参照する
ことにしてここではその説明を省略する。
特に図示しないが、第4図に示す第2のビン2まわりの
構成と、第6図に示す第1のビン16まわりの構成とを
組合せてもよい。
第12−17図を参照して、第5実施例を説明する。モ
ータ22、ウオーム23、ウオームホイール21は、ア
ッパケース100とロアケース101とで作られる空間
内に収納され、両ケース100.101は複数個のスク
リュー102で共に締着され且つ静止部材19に固定さ
れる。静止部材19の円筒部外周面に、ブツシュ20を
介して、ウオームホイール21、第2のカム部材24、
位置センサー27の可動部103を軸支させる。
ウオームホイール21の内周側から上向きに延出する対
の凸部104が、第2のカム部材24の凹部105内に
入り、両者を結合、一体回転可能とさせる。第2のカム
部材24と位置センサー27との結合は、凹部106と
凸部107との係合で成される。又、位置センサー27
の可動部103から上向きに延出する係止部108が、
静止部材19側の固定部109に対して回転自在に支持
され、位置センサー27の固定部109の端子と可動部
103の端子との相対的位置関係を正しく保ち、且つ軸
線方向のゆるみや抜けを防止させる。
第2のカム部材24と位置センサー27の可動部103
との間にプレート110が配され、このプレート110
が、第2のカム部材24及びサブプレート25からの軸
方向の力を受け、位置センサー27を保護している。サ
ブレバー25の軸方向の位置は、プレート110と第2
のカム部材24の受は面111とにより決められる。プ
レート110自身は、スクリュー112により静止部材
19に固定させる。プレート110と静止部材19の下
向きの側壁113とが、位置センサー27を囲み、外部
からの水やほこりからセンサー27を保護する。
ウオームホイール21の過剰回転は、ワイパブレードの
位置M御に悪影響を与えるので防止する必要がある。第
14図に示す如く、ケース110に、ゴム材の両側に当
接部)14を有す保持部115を設ける。一方、ウオー
ムホイール21の所定角の切欠部の対向面であるストッ
パ面116が、当接部114に当接して、ウオームホイ
ール21の過剰回転を防止させる。
モータ22の作動音を車室内に伝達されないように、第
15図に示すように、弾性支持部材117.118.1
19を配す。この結果、モータ作動音のケースへの伝達
はない。弾性支持部材119は、モータシャフト120
の先端を、ベアリング121を介して、モータシャフト
120をケース100.101に支持させる。モータシ
ャフト120のスラスト方向のガタ付き防止は、スラス
トワッシャ122.123で成され、作動音低減には、
スラストワッシャ122.123に弾性材を組合せると
よい。
第18−24図を参照して第6実施例を説明する。第1
−5実施例と同構成部には、同一符号を記してその説明
を省略する。この例はサブプレート25は、ビン16ま
わりの第2のサブプレートI24にビン125により結
合され、ピン15に支承される。メインレバー9と第2
のサブプレー1124との間にスペーサ126を配し、
このスペーサ124をピン16に枢支させる。スペーサ
126の凸部127がサブプレート124の孔128に
挿入され、スペーサ126とサブプレートI24とを一
体結合させる。
第24.25図に第7実施例を示す。メインレバー9の
一端には方形の長大28が穿設され、第1のビンエ6が
長大28に挿入される。ピン2と同心のホイール21が
回転すると、カム部材24がピン2まわりに回動して、
カム部材24の中心がピン16の中心に対し、接近・離
反し、ワイパの広角、格納又は挟角作動範囲の選択を行
う。第4−11図に示した例がピン16まわりに第1の
カム部材26が回動し、ピン16まわりにカム部材26
の中心を回動させているが、この例は、ピン16が長大
28に沿って動き、作動位置を選択するので、長大28
が第2のカム部材の働きをすることになる。
第26.27図に第8実施例を示す。ピン2まわりの構
成は、第6図のピン2まわりの構成と同じであり、ピン
16まわりの構成が第24図の構成と同じである。ピン
2、ホイール21及びカム部材24の中心は互いに偏心
し、ピン16が長大28を、サブレバー25の動きに応
じて移動し、ワイパの作動位置をとる。各部品の動きは
第6.24図を参照する。
第28図、29図に第9実施例を示す。本例は、ピン2
まわりは第4図に示した構成と同じであり、又、ピン1
6まわりは第24図に示した構成と同一である。この例
も、ホイール2の回転に応じてサブレバー25を介して
ピン16を長大28内を移動し、ワイパの位置を選択す
る。各部品の働きについては、第4.24図を参照する
尚、第24−29図に示す例は、長穴2Bにより製作・
組付誤差を吸収できるので、各部品の円滑な動きを保障
できる。
第30図に第10実施例を示す。この例は、ピン2まわ
りの構成に、第24図の長大28を円弧状の長大28と
したもので、ピン16をこの長大28に沿って移動させ
、ピン16に左右の変位に加えて、長穴28の長手方向
にも変位させ、確実にワイパの位置を選択可能とする。
ピン2まわりを、第6図或いは第4図に示した構成とし
てもよい。
本例では、長手方向のピンの動きに加えて、左右方向に
ピンを移動可能としたので、ワイパの位置選択がより容
易となる。
第3i34図を用いて、たとえば、第6図の例のワイパ
の作動位置の選択について説明する。
第31図はワイパ格納位置でのメインレバー9、サブレ
バー25及びリンク13の関係を示す。ワイパ格納位置
ではホイール21の中心に対して第2のカム部材24の
中心がイの位置にある。
第31図に示す如くカム部材24の中心がイの位置にあ
る時ワイパ駆動装置が作動すると、メインレバー9は紙
面右方向にピン2を中心に回転する。この際、メインレ
バー9が挟角と設定された上反転位置まで移動する。メ
インレバー9の戻り行程では、第31.32図の紙面左
方向にメインレバー9が動き下反転位置に達する間にカ
ム部材24の中心はモータ22によりイから口へと変化
させ、口の位置での下反転位置までメインレバー9が作
動する。
車速か高速成いはワイパ作動スピードが高速の挟角条件
時には(第33図参照)、第32図の状態から、メイン
レバー9が紙面の右方の上反転位置に達する前にモータ
22によりカム部材24の中心が口からハへと移動させ
られる。この結果、ワイパブレードは第2図のB’−D
’間の往復作動させられる。
車速が低速でワイパ作動スピードが低速時には(第34
図参照)、メインレバー9を第32図の状態のままとし
て、ワイパブレードを第2図のB′−c’間で往復動さ
せる。
このようなワイパブレードの操作は、格納位置からメイ
ンレバー9を作動させると、必ず、挟角の上反転位置を
選択するので、車が高速走行中に急にワイパを動かして
も広角作動範囲でワイパが往復動することなく、安全な
ワイパ操作が可能である。
前述した例とは別に、以下の操作でもよい。ワイパを格
納位置から出すと、カム部材24の中心がイから口へ移
動し、ワイパ下反転位置(第32図参照)が選択される
。次いで、第25図に示すように、カム部材24の中心
を口からハへと移動させて、ワイパの挟角作動範囲を得
る。モータ17の回転は、リンク13をワイパ挟角作動
範囲内で回動させる。カム部材24の中心をハから口へ
戻し、モータ17を回転させると、第34図の如く、広
角作動範囲でワイパを回動できる。この操作例は、ワイ
パが格納位置から直接広角作動位置に入るのを防止する
のに存効である。
(効果) 本発明では、ワイパ作動範囲可変装置用のモータを、小
型とさせた上、静止部材に支持しているので、メインレ
バーとサブレバーは軽く容易に必要な動きをする。ワイ
パアーム支持用のビンまわりにホイールを配しているの
で装置全体を小型化することができ、さらに、モータを
メインレバーに支持させた場合に比し、モータの静止部
材への固定は、モータへのハーネスの動きによる断線も
なくきわめて安全である。ワイパに作用する風力は、ホ
イールと噛合うウオームで直ちに制止できるので、ワイ
パの風による流れはなく、ピラーとの衝突もない。加え
て、位置センサー用の配線を静止部材に設けることがで
き、これ又、安全性を高め得る。全部品を静止部材に順
次組付けすればよいので作業効率及び組付は精度を高く
し、騒音のないワイパの提供を可能にする。
本発明では、ホイールギヤの円筒部を軸受面として第2
のカム部材を受けるので軸受面を大きくし、ホイールギ
ヤへの集中荷重を無くし、ホイールギヤの樹脂化を可能
にする。
【図面の簡単な説明】
第1図はワイパ作動範囲可変機構の原理図、第2図はワ
イパの作動範囲を示す図、第3図はワイパのリンク機構
を示す図、第4図は可変機構−例の断面図、第5図はそ
の平面図、第6図は別の例の断面図、第7図はその平面
図、第8図は第3実施例の断面図、第9図はその平面図
、第10図は第4実施例の断面図、第11図はその平面
図、第12図は第5実施例の断面図、第13図はそのウ
オームホイール部の断面図、第14図はそのウオーム部
の平面図、第15図はそのモータ部の正面図、第16図
は第5実施例の平面図、第17図はモータケースを示す
平面図、第18図は第6実施例を示す断面図、第19図
はそのウオームホイールの断面図、第20図はそのウオ
ームホイールの平面図、第21図は第6実施例の平面図
、第22図は第21図の矢視A−Aよりみた断面図、第
23図は第21図の矢視B−Bよりみた断面図、第24
図は第7実施例の断面図、第25図はその平面図、第2
6図は第8実施例の断面図、第27図はその平面図、第
28図は第9実施例の断面図、第29図はその平面図、
第30図は第12実施例の平面図、第31−34図はワ
イパの作動位置の選択を説明する図、第35図は従来例
の作動を示す図である。 図中二 1.2・・・第2のビン、3.4・・・ワイパアーム、
5.6・・・ワイパブレード、8.9・・・メインレバ
ー12.13・・・リンク、16・・・第1のビン、1
7・・・ワイパモータ、19・・・静止部材、21・・
・ウオームホイール、22・・・モータ、24・・・第
2のカム部材、25・・・サブレバー、26・・・第1
のカム部材、28・・・長穴。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 駆動機構に連結された第1のピン、該第1のピンに支持
    されたメインレバー、該メインレバーに取付けた第2の
    ピン、該第2のピンに固定されたワイパアームを有し、
    駆動機構によりメインレバーを第2のピンを中心に回動
    させてワイパアームを往復動させ、第1及び第2のピン
    まわりに配した第1と第2のカム部材をサブレバーで連
    結し、第2のカム部材を回動させて第1のカム部材の中
    心を第1のピンの中心に対して相対移動可能としたこと
    を特徴とするワイパにおいて、中空静止部材の内周面で
    第2のピンを支承し且つその外周面で第2のカム部材及
    びホィールギヤを支承し、第2のカム部材をホィールギ
    ヤに対して偏心させ、サブレバーを第2のカム部材に回
    転自在に支承させることを特徴とするワイパ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112775060A (zh) * 2021-01-22 2021-05-11 成都辰天信息科技有限公司 一种单电机控制的大范围雨刮结构

Cited By (2)

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CN112775060A (zh) * 2021-01-22 2021-05-11 成都辰天信息科技有限公司 一种单电机控制的大范围雨刮结构
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