JPH03117743A - 制振装置 - Google Patents

制振装置

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JPH03117743A
JPH03117743A JP1251965A JP25196589A JPH03117743A JP H03117743 A JPH03117743 A JP H03117743A JP 1251965 A JP1251965 A JP 1251965A JP 25196589 A JP25196589 A JP 25196589A JP H03117743 A JPH03117743 A JP H03117743A
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JP
Japan
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weight
elastic body
damped
damping device
vibration damping
Prior art date
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Pending
Application number
JP1251965A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobutaka Yukita
信隆 雪田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanwa Tekki Corp
Original Assignee
Sanwa Tekki Corp
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Publication date
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Publication of JPH03117743A publication Critical patent/JPH03117743A/ja
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  • Supports For Pipes And Cables (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、発電所やプラントにおける配管等の被制振体
の振動をダイナミックダンパの原理により抑制する制振
装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、無減衰定振動数型ダイナミックダンパの原理を適
用した種々の制振装置が提案されている。
しかし、何れも一定の固有振動数を持つものであって、
被制振体に加えられる振動の周波数に適合しない場合に
は、制振効果がな0ばかりか、共振現象を生じて加振し
てしまうことにもなる。従って、ダンパは、その固有振
動数を、問題となる振動の周波数に対して有効な値に正
確に設定する必要がある。ところが、ダンパの固有振動
数を被制振体の固有振動数に正確に適合させて予め設計
することは非常に困難である。
(発明が解決しようとする課題) 従って、本発明は、ダイナミックダンパの原理で、配管
等の被制振体の振動を抑制する制振装置であって、その
固有振動数を変化させて、共振周波数域を所望域に設定
することができるものを提供することを課題としている
(課題を解決するための手段) 本発明においては、上記課題を解決するため、配管Pの
ような被制振体に相対移動自在に重錘3゜13.23を
取付け、この重錘3,13.23を移動方向の両側から
不等ピッチばね4..5,14゜15.24.25の如
き、弾性係数を変更可能な弾性体で挟んで保持し、かっ
ばね4,5,14゜15.24.25の端部に、ナツト
9,19.29の如き、ばねの予圧縮量を調整するため
の部材を設けて制振装置を構成した。
(作 用) 本発明の制振装置は、これを定振動タイプの配管Pの如
き被制振体に適用する場合には、ナツト9.19.29
の如き!1jll整部材を調整して、ばね4.5,14
,15,24,25の如き弾性体の予圧縮量を調整し、
制振装置の固有振動数を配管Pの固有振動数に一致させ
る。こうして、配管Pの固有振動数を変化させることに
よって、共振周波数域を移動させ、予想される配管Pの
振動周波数の外に共振周波数域を設定しておく。この場
合、予想される配管Pの振動周波数成分が一定範囲のも
のであれば、共振現象を生じることがない。しかして、
被制振体が一定の周波数で振動すると。
重錘3,13.23がこれに対して相対移動し、その両
側の不等ピッチばね4,5,14,15゜24.25を
伸縮させる。従って、この弾性力と重錘の質量とにより
被制振体の振動が吸収、抑制される。また、重錘3,1
3.23の相対移動により、塑性変形部材6,7,16
.17,26゜27が塑性変形を繰返す。この塑性変形
部材6゜7.16,17,26.27は減衰器の役割を
果たす。従って、振動エネルギは塑性変形部材6゜7.
16,17,26.27の変形によって熱に変換、消費
され、その分減衰されることになる。
(実施例) 本発明の実施例を第1図乃至第4図に示す。第1図は制
振装置の正面図、第2図は制振装置の原理図、第3図は
他の実施例の制振装置の正面図。
第4図はさらに他の実施例の正面図である。
第1図において、被制振体である配管Pには、把持金具
1が固着され、この把持金具1からは、配管Pの軸線直
交方向に真っ直に支持棒2が延出している。この支持棒
2上には、それの軸線方向に移動自在の重錘3と、この
重錘3と被制振体とを連結する不等ピッチばね4,5と
、重錘の移動により塑性変形する塑性変形部材6,7と
が取付けられている。即ち1重錘3は支持棒2に軸線方
向に移動自在に嵌め込まれ、この重錘3の両側に位置し
て支持棒2上にばね4,5が嵌め込まれ、またこのばね
4,5の外側に位置して螺旋状の塑性変形部材6,7が
嵌め込まれており、これら王者は支持棒2の端部に螺合
された弾性鉢受は鍔8と把持金具1の側面との間に保持
されている。
塑性変形部材6,7は、例えば軟鋼、樹脂、釦の如き比
較的容易に塑性変形する素材から成る。
そして、一方の塑性変形部材6は、一端が固定部材1a
により把持金具1の側面に、他端が固定部材3aにより
重錘3の一端面に固定されており、また他方の塑性変形
部材7は、一端が固定部材3bにより重錘3の他端面に
、他端が固定部材8aにより弾性鉢受は鍔8に固定され
ている。従って、塑性変形部材6,7は1重錘3が図に
おいて左右方向に往復移動すると伸縮して塑性変形を繰
り返すようになっている。
ばね受は鍔8は、支持棒2の端部に形成されたねじ部2
aに嵌め込まれ、ばね定数調整部材であるナツト9によ
って軸線方向の位置を調整することができるようになっ
ている。
しかして、この実施例の制振装置においては、被制振体
である配管Pが振動すると、重錘3が支持棒2上を軸線
方向に相対移動し、その両側のばね4,5を伸縮させる
。このとき、弾性力と重錘の質量とにより配管Pの振動
が吸収、抑制される。
また、重錘3の相対移動により、塑性変形部材6゜7が
同じく伸縮して塑性変形を繰返す。この部材6.7の塑
性変形の繰返しにより、振動エネルギは熱に変換され、
消費されるので、その分振動が減衰されることになる。
ナツト9によって、支持棒2上におけるばね受は鍔8の
軸線方向の位置を変化させ、ばね4,5の予圧縮量を調
整する。不等ピッチばねの圧縮量を変化させることによ
り、それのばね定数を変化させることができることはよ
く知られている。これによって共振周波数域を変化させ
、被制振体の各種の周波数の振動に対応させることがで
きる。なお、ばねを円錐コイルばね、竹の子ばねとし、
あるいはこれを円錐ゴムに代えても同等の効果が得られ
る。要するに、予めの圧縮量を変化させることにより、
それの弾性係数を変化させることができる弾性体であれ
ばよい。
なお、固有振動数を調整できるダイナミックダンパの原
理による振動抑制のみで足りる場合には、塑性変形部材
6,7は不要である。
第2図には上記制振装置の原理を示した。
第3図には本発明の他の実施例を示す。この実施例にお
いては、支持棒12が把持金具11を摺動自在に貫通し
、配管Pの軸線直交方向の両側に真っ直に延出している
。支持棒12の両端部には、一対の重錘13,13が嵌
め込み固定されると共に、把持金具11の両側に位置し
て不等ピッチばね14,15、塑性変形部材16.17
が嵌め込まれている。18は支持棒12の一端部に固定
され、一方の重錘13を抜は止めする抜は止め鍔、19
は支持棒12の他端部のねじ部12aに螺合されたナツ
トであって、他方の重錘13の位置をlW!1シ、ばね
14,15の予圧縮量を調整するためのものである。
この実施例の場合には、配管Pの振動により重錘13,
13が、支持棒12と共に、把持金具11上を相対移動
し、これによりばね14,15及び塑性変形部材16.
17が伸縮して、先の実施例同様、配管Pの振動を減衰
、抑制する。
第4図には本発明のさらに他の実施例を示す。
この実施例のものは、配管Pの軸線方向の振動を抑制す
るためのもので、配管Pの外周に直接取付けられている
。即ち、配管Pを取り巻く断熱材Aの外側には、軸線方
向に間隔を置いて対向一対のばね受けf、521,22
が固着されている。この鍔21.22の軸線方向の位置
は、その外側のナラ)29.29を移動させることによ
って、変更可能である。これらばね受は鍔21.22の
間に位置して、断熱材Aの外側に重錘23が軸線方向相
対移動自在に嵌め込まれると共に、重錘23とばね受け
021,22の間に位置して、不等ピッチばね24.2
5及び塑性変形部材26.27が介設されている。
しかして、この実施例の場合にも、配管Pの軸線方向の
振動により重錘23,23が相対移動し、これにより弾
性体24.25及び塑性変形部材26,27が伸縮して
、先の実施例同様、配管Pの振動を抑制する。
なお、ここでは塑性変形部材による振動エネルギの減衰
機能を付加した制振装置を例にとって説明してきたが、
ダイナミックダンパの原理による振動抑制のみで足りる
場合には、塑性変形部材6゜7.16.1?、26.2
7は不要であるから除去して差し支えない(図示しない
)。
(発明の効果) 以上のように、本発明においては、配管Pのような被制
振体に相対移動自在に重錘3,13.23を取付け、こ
の重錘3,13.23を移動方向の両側から不等ピッチ
ばね4,5,14,15゜24.25のような、弾性係
数可変型の弾性体で挟んで弾圧保持し、かっばね4,5
,14,15゜24、.25の端部に、ナツト9,19
.29の如き、ばねの予圧縮址を調整するための部材を
設けて制振装置を構成したため1弾性力と重錘の質址と
により被制振体の振動が吸収、抑制され、また、被制振
体の回避されるべき振動周波数にあわせて固有振動数を
任意に設定することで、共振現象を回避することができ
る。さらに、塑性変形部材6゜7.16,17,26.
27を付設した場合には。
それが塑性変形を繰返すことで振動エネルギが熱に変換
、消費されるので、その弁振動が減衰され、従って効果
的に制振作用を行うことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は制振装置
の正面図、第2図は制振装置の原理図、第3図は他の実
施例の制振装置の正面図、第4図はさらに他の実施例の
正面図である。 特 許 出 願 人 三和チッキ株式会社 第4図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被制振体に相対移動自在に重錘を取付け、この重
    錘と被制振体との間に両者を連結する弾性体を設けた制
    振装置において、前記弾性体を、円錐コイルばね、円錐
    ゴム、不等ピッチばねの如き弾性係数可変型のものとし
    、かつこの弾性体の予圧縮量を調整するための調整部材
    を設けたことを特徴とする制振装置。
  2. (2)被制振体に相対移動自在に重錘を取付け、この重
    錘と被制振体との間に両者を連結する弾性体を設けると
    共に、重錘の相対移動により塑性変形する塑性変形部材
    を設けた制振装置において、前記弾性体を、円錐コイル
    ばね、円錐ゴム、不等ピッチばねの如き弾性係数可変型
    のものとし、かつこの弾性体の予圧縮量を調整するため
    の調整部材を設けたことを特徴とする制振装置。
  3. (3)被制振体である配管を把持する把持金具に、配管
    の軸線直交方向に真っ直に延出する支持棒を取付け、こ
    の支持棒上に、それの軸線方向に移動自在の重錘と、こ
    の重錘と被制振体とを連結する弾性体と、前記重錘の移
    動により塑性変形する塑性変形部材とを取付けた制振装
    置において、前記弾性体を、円錐コイルばね、円錐ゴム
    、不等ピッチばねの如き弾性係数可変型のものとし、か
    つこの弾性体の予圧縮量を調整するための調整部材を設
    けたことを特徴とする制振装置。
  4. (4)被制振体である配管を把持する把持金具を配管の
    軸線直交方向に貫通する支持棒の両端に重錘を取り付け
    、かつ前記把持金具と重錘との間には、重錘と被制振体
    とを連結する弾性体と、前記重錘の移動により塑性変形
    する塑性変形部材とを介設した制振装置において、前記
    弾性体を、円錐コイルばね、円錐ゴム、不等ピッチばね
    の如き弾性係数可変型のものとし、かつこの弾性体の予
    圧縮量を調整するための調整部材を設けたことを特徴と
    する制振装置。
  5. (5)被制振体である配管の外周に軸線方向に間隔を置
    いて対向一対の弾性体受け鍔を設け、これら弾性体受け
    鍔の間に重錘を軸線方向移動自在に設け、この重錘の両
    側の弾性体受け鍔との間に、重錘と被制振体とを連結す
    る弾性体を介設すると共に、重錘の移動により塑性変形
    する塑性変形部材を介設した制振装置において、前記弾
    性体を、円錐コイルばね、円錐ゴム、不等ピッチばねの
    如き弾性係数可変型のものとし、かつこの弾性体の予圧
    縮量を調整するための調整部材を設けたことを特徴とす
    る制振装置。
JP1251965A 1989-09-29 1989-09-29 制振装置 Pending JPH03117743A (ja)

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Cited By (6)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006250261A (ja) * 2005-03-11 2006-09-21 Sus Corp 付加重錘型制振装置
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