JPH03114744A - 多層フィルム及びその製造方法 - Google Patents

多層フィルム及びその製造方法

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JPH03114744A
JPH03114744A JP1254404A JP25440489A JPH03114744A JP H03114744 A JPH03114744 A JP H03114744A JP 1254404 A JP1254404 A JP 1254404A JP 25440489 A JP25440489 A JP 25440489A JP H03114744 A JPH03114744 A JP H03114744A
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biaxially stretched
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Masao Takashige
真男 高重
Takeo Hayashi
武夫 林
Katsumi Utsuki
克己 宇津木
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、樹脂製多層フィルム及びその製造方法に関し
、食料品、工業製品等の包装材として利用することがで
きる。
[背景技術] 近年、例えば米袋のような袋の材料として、樹脂製の多
層(ラミネート)フィルムが、その強度等の点から多用
されるようになってきている。この多層フィルムの裏基
材には、良好な印刷適性と耐ピンボール特性を有してい
る二軸延伸ナイロンフィルムが主として使用されている
[発明が解決しようとする課題] 米袋の場合、通常2〜15kg程度の米が充填された後
、パレット上に10〜20袋段積みにされて保管、搬送
されている。
しかし、従来の米袋に使用されている外層の二軸延伸ナ
イロンフィルムは、多色印刷適性及びラミネート加工適
性の二次加工適性が良好である反面、フィルム表面が滑
り易いため、裏基材として袋を作製した場合、段積み時
に荷崩れが起きて、破袋を引き起こす危険性もあった。
一方、荷崩れの危険性を防止するために、フィルム表面
の滑性を低下させた場合には、逆に二次加工適性が不良
になるという問題が生ずる。従って、滑りにくく、かつ
二次加工適性にも優れた二輪延伸ナイロンフィルムが形
成された多層フィルムが要望されていた。
本発明は、滑りにくく、かつ二次加工適性にも優れた多
層フィルムを提供することを目的とする。
[課題を解決するだめの手段及び作用]本発明は、二軸
延伸ナイロンフィルムより成る少なくとも2つの層を有
し、1つの二軸延伸ナイロンフィルム層が最外層に形成
された多層フィルムであって、最外層の二軸延伸ナイロ
ンフィルム層の静摩擦係数を0.6以上、好ましくは0
.8以上とすると共に、この最外層以外の二軸延伸ナイ
ロンフィルム層の動摩擦係数を0.6以下、好ましくは
0.5以下としたことを特徴とする。
最外層の二輪延伸ナイロンフィルム層の静摩擦係数を0
.6より小さくした場合には、段積み適性が不良になる
。また、最外層以外の二輪延伸ナイロンフィルム層の動
摩擦係数を0.6より大きくした場合には、二次加工適
性が悪くなる。
上記二輪延伸ナイロンフィルム層のナイロンとしては、
ナイロン−6、ナイロン−8、ナイロン11、ナイロン
−12、ナイロン−6,6、ナイロン−6,10、ナイ
ロン−6,12等を使用することができる。
上記多層フィルムは、前記二輪延伸ナイロンフィルム層
中にアンチブロッキング剤を含有させ、最外層のアンチ
ブロッキング剤の濃度を、この最外層以外の層のアンチ
ブロッキング剤の濃度より低くして構成することができ
る。このアンチブロッキング剤によ一す、フィルムの滑
り性を示す動摩擦係数及び静摩擦係数を制御する。
前記アンチブロッキング剤の具体例には、シリカ、タル
ク、カオリン、ケイソウ土等があり、使用するアンチブ
ロッキング剤の種類、粒径、含有濃度によって動摩擦係
数及び静摩擦係数が支配される。したがって、各二軸延
伸ナイロンフィルム層中のアンチブロッキング剤の所要
含有濃度は、使用する具体的なアンチブロッキング剤の
種類と粒径によって異なるが、通常は最外層以外の二軸
延伸ナイロンフィルム層中の含有濃度を1200ppm
以上、好ましくは1500ppm以上とする。
また、上記多層フィルムは、前記最外層以外の二軸延伸
ナイロンフィルム層中のみにアンチブロッキング剤を含
有させ、最外層の二軸延伸ナイロンフィルム層にはアン
チブロッキング剤を含有させないで構成することもでき
る。
本発明は、二輪延伸ナイロンフィルムより成る少なくと
も2つの層を有する多層フィルムの製造方法において、
アンチブロッキング剤を含有するナイロンペレットと、
このナイロンペレットよりアンチブロッキング剤の含有
濃度が低い(零も含ム)ナイロンペレットとの少なくと
も2種類のナイロンペレットを用意し、前記アンチプロ
・ンキング剤の含有濃度が低い(零も含む)ナイロンペ
レットから最外層が形成されるように共押出しにより多
層フィルムを製膜した後、二輪延伸を施すことを特徴と
する。
前記多層フィルムの二軸延伸方法としては、チューブラ
−法、テンター法のいずれを用いてもよい。
前記二輪延伸の延伸倍率は、安定性、強度の点から、2
.5〜3.5倍が好ましい。
この多層フィルムの製造方法においては、前記少なくと
も2種類のナイロンペレット以外の樹脂ペレットを用意
し、この樹脂ペレットより成る層が、最外層の二輪延伸
ナイロンフィルム層と他の二軸延伸ナイロンフィルム層
との間に挾まれるように共押出しして製造してもよい。
上下の二輪延伸ナイロンフィルム層の間に中間層を形成
するのは、酸素バリヤー性を持たせたり、コストダウン
を図ったりするためである。例えば、酸素バリヤー性を
持たせるための樹脂としては、ナイロン−6、ナイロン
共重合体、芳香族ナイロン、EVOH(エチレン−ビニ
ルアルコール共重合体ケン化物)等がある。また、コス
トダウンを図るための樹脂としては、ナイロン系リザイ
クル品(成形工程における不要部分を再び原料として使
用したもの)等がある。
本製造方法においては、前記多層フィルムの最外層以外
の二軸延伸ナイロンフィルム層の外側に他の層をラミネ
ートして製造してもよい。
最外層以外の二軸延伸ナイロンフィルム層の外側に他の
層を接着剤でラミネートするのは、例えば低温シール性
を良好にするためである。このために使用する樹脂とし
ては、例えばL−LDPE(直鎖状低密度ポリエチレン
)、EVA(エチレン−酢酸ビニル共重合体)等を挙げ
ることができる。
また、本製造方法においては、二軸延伸した前記多層フ
ィルムに、(ナイロンの融点−30) ℃〜(ナイロン
の融点−5)℃の範囲で熱処理を施してもよい。
熱処理温度が(ナイロンの融点−30)“Cより低い場
合及び(ナイロンの融点−5)℃より高い場合には、フ
ィルムの収縮率が大きくなって好ましくない。
[実施例] 以下の実施例において、製法例と併せて、多層フィルム
の実施例を説明する。
夫11上 アンチブロッキング剤を0〜11000pp添加したナ
イロン−6ペレツト(相対粘度3.7)、EVOHベレ
ット及びアンチブロッキング剤を2000〜4500p
pm添加した同じナイロン6ペレットの3種類のペレッ
トを用意した。
次に、3台の押出機に前記3種類のペレットを入れ、直
径90肛の環状ダイより、EVOHより成る層が中間層
となるように共押出しして、アンチブロッキング剤含有
濃度の低いナイロン−6フイルム層、EVOHフィルム
層及びアンチブロッキング剤含有濃度の高いナイロン−
6フイルム層の3Nより成る厚さ135μmの原反フィ
ルムを製膜した。
次に、チューブラ−法により、この原反フィルムをMD
方向3.0倍、TD方向3.2倍の倍率で二軸延伸した
後、210℃で10秒間の熱処理を施して厚さ15μm
のフィルムを得た。
次に、アンチブロッキング剤含有濃度の高いナイロン−
6フイルム層の表面に5色刷りの印刷を施した後、この
ナイロン−6フイルム層側にLLDPEフィルムを接着
剤によりラミネートして本実施例に係る多層フィルムを
作製した。
第1図に示すように、この多層フィルム10は、最外層
のアンチブロッキング剤含有濃度の低い(零も含む)ナ
イロン−6フイルム層11、中間層のEVOHフィルム
層12、アンチブロッキング剤含有濃度の高いナイロン
−6フイルム層13及び内層のL−LDPEフィルム層
14が順に積層された4層構造を有する。
裏l貝上 アンチブロッキング剤をO〜11000pp添加したナ
イロン−6ペレツト(相対粘度3.7)及びアンチブロ
ッキング剤を2000〜4500ppm添加した同じナ
イロン−6ペレツトの2種類のペレットを用意した。
次に、2台の押出機に前記2種類のペレットを入れ、直
径90mmの環状ダイより、アンチブロッキング剤含有
濃度の低いナイロン−6フイルム層及びアンチブロッキ
ング剤含有濃度の高いナイロン−6フイルム層の2層よ
り成る厚さ135μmの原反フィルムを製膜した。
次に、チューブラ−法により、この原反フィルムをMD
方向3.0倍、TD方向3.2倍の倍率で二軸延伸した
後、210℃で10秒間の熱処理を施して厚さ15μm
のフィルムを得た。
次に、アンチブロッキング剤含有濃度の高いナイロン−
6フイルム層の表面に5色の印刷を施した後、このナイ
ロン−6フイルム層側にL−LDPEフィルムを接着剤
によりラミネートして本実施例に係る多層フィルムを作
製した。
第2図に示すように、この多層フィルム20は、最外層
のアンチブロッキング剤含有濃度の低い(零も含む)ナ
イロン−6フイルム層21、アンチプロツキ・ング剤含
有濃度の高いナイロン−6フィルム層22及び内層のL
−LDPEフィルム層23が順に積層された3層構造を
有する。
く実験例1〜5〉 上記実施例2に係る多層フィルム20のアンチブロッキ
ング剤含有濃度の低い第1層目のナイロン−6フイルム
層21とアンチブロッキング剤含有濃度の高い第2層目
のナイロン−6フイルム層22に添加するアンチブロッ
キング剤の具体的な種類とその平均粒径及び濃度を下記
の表−1に示すように選んで実験例1〜5に係る多層フ
ィルム20を作製した。
各多層フィルム20を構成するナイロン−6フイルム層
21.22の静摩擦係数と動摩擦係数を測定し、更に印
刷適性とラミネート適性に関する二次加工適性及び段積
み適性を評価し、最終的な合否の判定を行った結果を表
−1に示す。
表の静摩擦係数と動摩擦係数の欄で、1−1は最外層で
ある第1層のナイロン−6フイルム層21同士の摩擦係
数、2−2は次の層である第2層のナイロン−6フイル
ム層22同士の摩擦係数をそれぞれ示す。
前記段積み適性は、第3図に示すように、各実験例の多
層フィルム20を使用して作製した米袋31に米を10
kg充填した後、パレット32の上に5袋を段積みし、
支軸33を中心としてパレット31の他端を所定の角度
に吊り上げ、この状態で荷崩れが起きるかどうかを調べ
たものである。
合否の判定は、アンチブロッキング剤を含有することに
よるフィルムの透明性低下も考慮して評価した。
二次加工適性の欄で、◎ば非常に良好(100m/分以
上の印刷が可能)、○は良好(70m/分以上の印刷が
可能)、×は不良(70m/分未満でしか印刷ができな
い)を意味する。段積み適性の欄で、◎は非常に良好(
35度以上でも荷崩れが起きない)、Oは良好(30〜
35度で荷崩れが起きない)、×は不良(30度未満で
も荷崩れが起きる)を意味する。また、合否判定の欄で
、◎は二次加工適性又は段積み適性が非常に良好(透明
性も良好)、○は二次加工適性若しくは段積み適性が非
常に良好(透明性はやや不良)又は二次加工適性若しく
は段積み適性が良好(透明性は良好)、×は二次加工適
性又は段積み適性のいずれかが不良を意味する。
〈比較例1〜8〉 上記実験例と同様に、多層フィルムの第1層目のナイロ
ン−6層と第2層目のナイロン−6層に添加するアンチ
ブロッキング剤の具体的な種類とその平均粒径及び濃度
を下記の表−1に示すように選んで比較例1〜8に係る
多層フィルムを作製した。
また、各比較例の多層フィルムについても、第1層目及
び第2層目のナイロン−6層の静摩擦係数と動摩擦係数
を測定し、更に二次加工適性及び段積み適性を評価し、
最終的な合否の判定を行った結果を表−1に併せて示す
表−1より、各実験例に係る多層フィルム20より成る
米袋31ば、二軸延伸ナイロン−6フイルム層21.2
2中にアンチブロッキング剤を含有させ、第1層目のナ
イロン−6フイルム層21のアンチブロッキング剤の濃
度を、第2層目のナイロン−6フイルム層22のアンチ
ブロッキング剤の濃度より低くシ(零も含む)、第1層
21の静摩擦係数を0.6以上とすると共に、第2層2
2の動摩擦係数を0.6以下としたことにより、二次加
工適性及び段積み適性に優れ、合否判定が◎又はOであ
ることがわかる。なお、実験例3の場合、第2層22の
シリカ含有濃度が高ずぎて、フィルムの透明性がやや低
下したため、合否判定が○となった。従って、本実施例
に係る多層フィルム20の場合、第1層目のナイロン−
6フイルム層21においては、米袋31として段積みし
た際に前面れを起こしにくい適度な滑りにくさを有し、
また第2層目のナイロン−6フイルム層22においては
、多色印刷とラミネート加工に要求される適度な滑り性
を併せ持っている。
これに対して、比較例1によれば、第1層目と第2層目
のナイロン−6フイルム層にアンチブロッキング剤を添
加しないで、第2層の動摩擦係数が0.6を越えている
ため、二次加工適性が不良であることがわかる。
比較例2によれば、ナイロン−6フイルム層にアンチブ
ロッキング剤を添加しているが、第1層の方が第2層よ
り濃度が高く、第1層の静摩擦係数が0.6より小さい
ため、段積み適性が不良である。
比較例3,4.5.7によれば、第1層と第2層のアン
チブロッキング剤の濃度が等しく、第1層の静摩擦係数
が0.6より小さいため、段積み適性が不良である。
比較例6.8によれば、第1層と第2層のアンチブロッ
キング剤の濃度が等しく、第2層の動摩擦係数が0.6
より大きいので、二次加工適性が不良である。
なお、本発明においては、作製した多層フィルムの片面
又は両面にコロナ放電等による粗面此処■ 理を施してもよく、少なくとも最外層となる第1層目の
ナイロンフィルム層に対して粗面化処理すれば、フィル
ム表面の滑性が低下するため、袋にした場合の段積み適
性が更に向上する。
[発明の効果コ 本発明によれば、印刷とラミネート加工に関する良好な
二次加工適性と共に、袋に形成して段積みした際の滑り
にくさを併せ持った多層フィルムが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例1に係る多層フィルムの断面図
、第2図は実施例2に係る多層フィルムの断面図、第3
図は段積み適性の測定方法を示す図である。 10.20・・・多層フィルム、11.21・・・最外
層となるアンチブロッキング剤含有濃度の低いナイロン
−6フイルム層、12・・・中間層のEVOHフィルム
層、13.22・・・アンチブロッキング剤含有濃度の
高いナイ ン フ ィルム層、 ・・・内層のし Eフ ィルム層。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)二軸延伸ナイロンフィルムより成る少なくとも2
    つの層を有し、1つの二軸延伸ナイロンフィルム層が最
    外層に形成された多層フィルムであって、 前記最外層の二軸延伸ナイロンフィルム層の静摩擦係数
    を0.6以上とすると共に、この最外層以外の二軸延伸
    ナイロンフィルム層の動摩擦係数を0.6以下としたこ
    とを特徴とする多層フィルム。 (2)第1請求項記載の多層フィルムにおいて、前記二
    軸延伸ナイロンフィルム層中にアンチブロッキング剤を
    含有させ、前記最外層のアンチブロッキング剤の濃度を
    、この最外層以外の層のアンチブロッキング剤の濃度よ
    り低くしたことを特徴とする多層フィルム。(3)第1
    請求項記載の多層フィルムにおいて、前記最外層以外の
    二軸延伸ナイロンフィルム層中のみにアンチブロッキン
    グ剤を含有させたことを特徴とする多層フィルム。 (4)二軸延伸ナイロンフィルムより成る少なくとも2
    つの層を有する多層フィルムの製造方法において、 アンチブロッキング剤を含有するナイロンペレットと、
    このナイロンペレットよりアンチブロッキング剤の含有
    濃度が低い(零も含む)ナイロンペレットとの少なくと
    も2種類のナイロンペレットを用意し、前記アンチブロ
    ッキング剤の含有濃度が低い(零も含む)ナイロンペレ
    ットから最外層が形成されるように共押出しにより多層
    フィルムを製膜した後、二軸延伸を施すことを特徴とす
    る多層フィルムの製造方法。 (5)第4請求項記載の多層フィルムの製造方法におい
    て、 前記少なくとも2種類のナイロンペレット以外の樹脂ペ
    レットを用意し、この樹脂ペレットより成る層が、最外
    層の二軸延伸ナイロンフィルム層と他の二軸延伸ナイロ
    ンフィルム層との間に挟まれるようにして共押出しする
    ことを特徴とする多層フィルムの製造方法。(6)第4
    又は第5請求項記載の多層フィルムの製造方法において
    、 前記多層フィルムの最外層以外の二軸延伸ナイロンフィ
    ルム層の外側に他の層をラミネートすることを特徴とす
    る多層フィルムの製造方法。 (7)第4〜第6請求項のいずれか1項に記載の多層フ
    ィルムの製造方法において、 二軸延伸した前記多層フィルムに、(ナイロンの融点−
    30)℃〜(ナイロンの融点−5)℃の範囲で熱処理を
    施すことを特徴とする多層フィルムの製造方法。
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