JPH03111061A - 低周波治療器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は、生体に低周波パルスを通電する低周波治療
器に関するものである。

（従来の技術） 低周波治療器は、皮膚表面に貼付した導子を介して生体
に低周波パルスを通電し、神経や筋肉の痛みあるいは麻
痺の治療等を行なうものである。

そして、従来、このような低周波治療器にあっては、低
周波パルスのパルス幅を制御するパルス幅制御、あるい
は低周波パルスのパルス電圧を制御する電圧制御によフ
て、生体への刺激の強さを調節している。

（発明が解決しようとする課題） ところが、上述した従来の低周波治療器にあっては、低
周波パルスのパルス幅またはパルス電圧のいずれか一方
のみしか調節することができず、このため、低周波パル
スの波形の自由度が低く、治療効果も限られていた。

そこで、この発明は、このような実情を考慮して案出さ
れたものであり、生体に通電する低周波パルスの波形の
自由度を高くすることができ、以て、新たな治療効果が
期待できる低周波治療器を提供することを目的とする。

（Ｉ！！！を解決するための手段） 前記課題を解決するため、この発明は、低周波パルス発
生手段から出力される低周波パルスを生体に通電する低
周波治療器において、 前記低周波パルス発生手段は、前記低周波パルスの基本
波を出力する基本波出力手段と、前記低周波パルスのパ
ルス幅を制御するパルス幅制御手段と、前記低周波パル
スの電圧を制御するパルス電圧制御手段とを僅えたこと
を特徴とする。

（作用） この低周波治療器では、パルス幅制御手段とパルス電圧
制御手段とを双方を備えたため、生体に通電される低周
波パルスのパルス幅とパルス電圧の双方が可変となる。

（実施例） 以下、この発明の好適実施例を添付図面に基づいて説明
する。

第１図は、この発明の実施例に係る低周波治療器のブロ
ック図、第２図乃至第４図は、同低周波治療器から出力
される低周波パルスの波形図である。尚、第２図乃至第
４図における縦軸は電圧、横軸は時間である。

第１図において、１は基本波形選択スイッチ、２はパル
ス幅調節スイッチ、３はパルス電圧調節スイッチ、４は
機能切換スイッチ、５は中央処理装置（以下、ＣＰＵと
称す）、６はＲＯＭ、ＲＡＭの如きメモリ、７はＤ−Ａ
変換回路、８はＣＰＵ５、メモリ６およびＤ−Ａ変換回
路７から構成される低周波パルス発生手段、９は増幅回
路、１０は導子（不図示）を接続する出力端子である。

基本波形選択スイッチ１は、メモリ６に格納された矩形
波、鯨状波、台形波等の基本波形に対応するプログラム
を選択指定して、出力端子１０から出力される低周波パ
ルスの基本波形を選択するものである。

パルス幅ｍ節スイッチ２は、出力端子】０から出力され
る低周波パルスのパルス幅を調節して、生体への刺激の
強さを調節するものであり、また、パルス電圧調節スイ
ッチ３は、出力増加用と出力減少用の２つの操作ボタン
（不図示）を備え、出力増加ボタンを押している間は出
力端子１０から出力される低周波パルスの電圧を一定割
合で上昇させて、生体への刺激の強さを増加させ、出力
減少ボタンを押している間は出力端子１０から出力され
る低周波パルスの電圧を一定割合で下降させて、生体へ
の刺激の強さを減少させるものである。

機能切換スイッチ４は、出力端子１０から出力される低
周波パルスの周波数、あるいは前記低周波パルスの群波
形の包結線を選択指定することで、「もむ」、「たたく
」、ｒパイプｊ等の機能を選択するものである。

ＣＰＵ５は、制御部、演算部、内部メモリ等を備えた中
央処理装置であり、基本波形選択スイッチ１、パルス幅
調節スイッチ２、パルス電圧調節スイッチ３および機能
切換スイッチ４の操作に基づいて、選択指定された基本
波形と設定されたパルス幅およびパルス電圧とから最適
基本波形に対応するアドレス信号をメモリ６へ出力する
。

メモリ６は、出力端子ｌＯから出力される低周波パルス
の基本波形、パルス幅、電圧、周波数および前記低周波
パルスの群波形の包絡線に関する任意の組合せに対応す
るプログラムを格納しており、ＣＰＵ５が出力するアド
レス信号に基づいて、このアドレス信号に対応するアド
レスのプログラムを読み出す。

また、ＣＰＵ５は、メモリ６より読み出されたプログラ
ムの内容を演算部で解釈し、制御部において、そのプロ
グラムに対応した制御信号（低周波パルス生成信号）を
生成し、Ｄ−Ａ変換回路７に出力する。

Ｄ−Ａ変換回路７は、ＣＰＵ５が出力したデジタル制御
信号をアナログ信号としての低周波パルスに変換するも
のであり、増幅回路９は、Ｄ−Ａ変換回路７が出力した
低周波パルスを増幅して出力端子１０に出力し、出力端
子１０から導子（不図示）を介して低周波パルスが生体
に通電される。

以上の構成において、基本波形選択スイッチ１で一般的
に使用される矩形波を選択指定し、パルス幅調節スイッ
チ２でパルス幅の調節を行なうとともに、パルス電圧調
節スイッチ３でパルス電圧の調節を行なった場合の出力
波形を第２図（ａ）。

（ｂ）　、　（Ｃ）に示す。尚、第２図（ａ）はパルス
幅を「小」に設定し、かつ、パルス電圧を「低」に設定
した場合、（ｂ）はパルス幅をｒ中」に設定し、かつ、
パルス電圧を「中」に設定した場合、パルス幅をｒ大」
に設定し、かつ、パルス電圧を「高」に設定した場合で
ある。

次に、基本波形選択スイッチ１で神経麻痺の治療に効果
がある鯨状波を選択指定し、パルス幅調節スイッチ２で
パルス幅の調節を行なうとともに、パルス電圧調節スイ
ッチ３でパルス電圧の調節を行なった場合の出力波形を
第３図（ａ）　、　（ｂ）　。

（Ｃ）に示す、尚、第３図（ａ）はパルス幅を「小」に
設定し、かつ、パルス電圧を「低」に設定した場合、（
ｂ）はパルス幅を「中」に設定し、かつ、パルス電圧を
「中」に設定した場合、パルス幅を「大」に設定し、か
つ、パルス電圧を「高」に設定した場合である。

次に、基本波形選択スイッチ１で筋肉麻痺の治療に効果
がある台形波を選択指定し、パルス幅調節スイッチ２で
パルス幅の調節を行なうとともに、パルス電圧調節スイ
ッチ３でパルス電圧の調節を行なった場合の出力波形を
第４図（ａ）　、　（ｂ）　。

（Ｃ）に示す、尚、第４図（ａ）はパルス幅を「小」に
設定し、かつ、パルス電圧を「低」に設定した場合、（
ｂ）はパルス幅をｒ中」に設定し、かつ、パルス電圧を
ｒ中」に設定した場合、パルス幅を「大」に設定し、か
つ、パルス電圧をｒ高」に設定した場合である。

以上説明したように、この実施例の低周波治療器によれ
ば、基本波形選択スイッチ１で基本波形を選択指定でき
、さらに選択指定された基本波形のパルス幅とパルス電
圧との双方をパルス幅調節スイッチ２とパルス電圧調節
スイッチ３とで調節することができるため、生体に通電
される低周波パルスの波形の自由度が高まり、これによ
り、新たな治療効果が期待できる。

（発明の効果） この発明に係る低周波治療器によれば、生体に通電され
る低周波パルスのパルス幅とパルス電圧の双方が可変と
なるため、低周波パルスの波形の自由度が高まり、これ
により、新たな治療効果が期待できる。

【図面の簡単な説明】

′ｓ１図は、この発明の実施例に係る低周波治療器のブ
ロック図、第２図乃至第４図は、同低周波治療器から出
力される低周波パルスの波形図である。 尚、図面中、１は基本波形選択スイッチ、２はパルス幅
調節スイッチ、３はパルス電圧調節スイッチ、５はＣＰ
Ｕ、６はメモリ、７はＤ−Ａ変換回路、８は低周波パル
ス発生手段である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 低周波パルス発生手段から出力される低周波パルスを生
   体に通電する低周波治療器において、前記低周波パルス
   発生手段は、前記低周波パルスの基本波を出力する基本
   波出力手段と、前記低周波パルスのパルス幅を制御する
   パルス幅制御手段と、前記低周波パルスの電圧を制御す
   るパルス電圧制御手段とを備えたことを特徴とする低周
   波治療器。