JPH03109063A - コネクター - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、水を含む環境下で使用される歯治療用削り具
等の医療用電気機器を始めとする各種電気機器のコネク
ターに関するものである。

（従来の技術） 歯治療用削り具は、図面に示す如く先端に直角にエアド
リルｌを装着した腕管２を、ホルダー管３にコネクター
４にて着脱可能に結合している。

腕管２及びホルダー管３内には、夫々エアー管５．５′
、水管６．６′が設けられ、さらに夫々のコネクター部
材４ａ、４ｂに接続されてリード線７．７′が配されて
おり、腕管２のリード線７の先にはハロゲン球８が設け
られている。ハロゲン球８の前面から腕管２の先端まで
はエアドリル１の方向に光を照射する為の光ファイバー
９が設けられている。前記腕管２内の水管６の先端には
ノズルＩＯが設けられている。尚、１１．１１’はコネ
クター部材４ａ、４ｂを押圧しているスプリングで、コ
ネクター部材４ａ、４ｂのロックを解除した時自動的に
コネクター部材４ａ、４ｂを離脱させる働きをするもの
である。

（発明が解決しようとする課題） ところで上記の歯治療用削り具のコネクター４のコネク
ター部材４ａ、４ｂはＷにＡｕめっきしたものやＡｇ−
Ｐｄ合金より成り、軟らか（耐摩耗性に劣るので、治療
中頻繁にエアドリル１の先端径を変える為にコネクター
部材４ａ、４ｂを着脱すると、著しく摩耗するものであ
る。また水ジェツトの水（滴）が残留し、コネクター部
材４ａ、４ｂが水と接触することにより、水酸基（ＯＨ
）による腐食により水酸化物が生成され、コネクター部
材４ａ、４ｂの装着使用時の接触抵抗が高く不安定とな
り、ハロゲン球８がちらつき、非常に見にくく治療しに
くいものである。

そこで本発明は、耐摩耗性、耐食性に優れたコネクター
を提供しようとするものである。

（課題を解決するための手段） 」１記課題を解決するだめの本発明のコネクターは、水
を含む環境下で使用されるコネクターに於いて、着脱さ
れるコネクター部材同志がＰｔ−Ｉｒ合金より成ること
を特徴とするものである。

（作用） 」二連の如く本発明のコネクターは、着脱されるコネク
ター部拐同志がＰｔ−Ｉｒ合金より成るので、適度に硬
く耐摩耗性に優れるので、頻繁に着脱しても摩耗が極め
て少ないものである。またコネクター部材か水と接触し
ても水酸基（ＯＨ）により腐食することが無く、従って
水酸化物が生成されることが無く、装着使用時の接触抵
抗が低く安定するものである。

（実施例） 本発明のコネクターの一実施例を、図に示す歯治療用削
り具に於けるコネクター４の場合について説明すると、
腕管２及びホルダー管３内のコネクター部材４ａ、４ｂ
を直径０．７ｍｍと、２ｍｍの同種のＰｔ−１ｒ３３％
合金部材となした。

一方、従来例としては腕管２及びホルダー管３内のコネ
クター部材４ａ、４ｂを直径０．７ｍｍと２１１１ｍの
ＷにＡｕめっき３μｍ施した部材とＡｇ−Ｐｄ６０ｗ【
％合金となした。

然してこれら実施例及び従来例のコネクターを、電流Ｄ
Ｃ５００ｍＡ、電圧４Ｖ、温度３５℃、水道水中の条件
下でエアドリルｌの回転数５万回、コネクター部材４ａ
、４ｂの着脱５万回後の該コネクター部材４ａ、４ｂの
接触抵抗と摩耗量を測定した処、下記の表に示すような
結果を得た。

上記衣で明らかなように従来例のコネクターは、接触抵
抗が高く、ばらつきが大きくて不安定であるのに対し、
実施例のコネクターは、接触抵抗が低く、ばらつきが小
さく安定していることが判る。

また従来例のコネクターは、摩耗量が多く、耐摩耗性に
劣るのに対し、実施例のコネクターは、摩耗量が少なく
、耐摩耗性に優れていることが判る。

（発明の効果） 以上の説明で判るように本発明のコネクターは、水を含
む環境下で使用しても耐食性に優れているので、水酸基
（ＯＨ）により水酸化物が生成されることが無（、従っ
てコネクター部材の装着使用時の接触抵抗が低く安定す
るものである。また本発明のコネクターは適度に硬く耐
摩耗性に優れているので、コネクター部材を頻繁に着脱
しても摩耗量が少ないものである。

【図面の簡単な説明】

図は歯治療用削り具を示す縦断側面図である。 図面の浄書 第７図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、水を含む環境下で使用されるコネクターに於いて、
   着脱されるコネクター部材同志がＰｔ−Ｉｒ合金より成
   ることを特徴とするコネクター。