JPH0310829B2 - - Google Patents

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JPH0310829B2
JPH0310829B2 JP18353886A JP18353886A JPH0310829B2 JP H0310829 B2 JPH0310829 B2 JP H0310829B2 JP 18353886 A JP18353886 A JP 18353886A JP 18353886 A JP18353886 A JP 18353886A JP H0310829 B2 JPH0310829 B2 JP H0310829B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
stone
valve seat
seat
hole
Prior art date
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Expired
Application number
JP18353886A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6235174A (ja
Inventor
Arekisandaa Hooru
Bikutaa Matsukusueru Ian
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SEIBAA SEIFUTEI Ltd
Original Assignee
SEIBAA SEIFUTEI Ltd
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Publication date
Application filed by SEIBAA SEIFUTEI Ltd filed Critical SEIBAA SEIFUTEI Ltd
Publication of JPS6235174A publication Critical patent/JPS6235174A/ja
Publication of JPH0310829B2 publication Critical patent/JPH0310829B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は呼吸システム、例えば酸素吸入装置に
おけるガス流制御用正圧デマンド弁に関するもの
である。
(従来技術) 既知の正圧デマンド弁においては封じ部材が傾
斜した弁部材であり、その弁棒が弁シートの孔を
通して延び、呼吸した際デマンド弁内のダイヤフ
ラムの変位によつて弁棒が弁シート上で揺動して
弁が開き加圧ガス源から空気又は酸素が呼吸ガス
として放出されるようになる。
従つてこのような正圧デマンド弁では摩耗を生
ずることになる。他のデマンド弁では摩耗を防ぐ
ため弁を開くとき弁部材と弁シートが接触しない
ようにしている。
弁シート上で傾斜弁部材が揺動することによつ
て弁が開く期間中は弁部材と弁シートの互いに接
する面積は比較的小さい。従つて弁が開くとき弁
部材と弁シートの接触面に加わる単位面積当たり
の力は弁が閉じられ弁部材と弁シート間の接触面
積が増大したときの接触面の単位面積当たりの力
に比べ十分に大きくなる。弁が開くときの傾斜弁
部材の揺動による摩耗によつて弁部材と弁シート
の材料が次第に互いに摩耗し、その結果弁を通し
て漏洩を生じる傾向がある。
正圧デマンド弁においては傾斜弁部材と弁シー
トの両者はその長手方向の軸の周りには回動自在
であり弁の繰り返し操作によつて回動するように
なる。従つて弁が開くときの弁部材の揺動による
摩耗は両者の環状の面に広がる。
従来、正圧デマンド弁のシートには燐青銅を用
いており傾斜弁部材にはナイロン6を用いてい
る。従つて繰り返し操作により比較的軟質の傾斜
弁部材の材料が摩耗し、その結果弁に漏洩を生ず
るようになり、例えば吸入に応じて弁が開かない
ようになる。
傾斜弁部材としてナイロン6より硬い材料を用
いてもこの問題の解決にはならないことが判明し
た。炭素銅のようなより硬い材料を用いれば傾斜
弁部材が接するシート面が曲がり結局壊れるか、
又は傾斜部材のために用いた硬い材料の仕上面が
シートに対してガス洩れのない良好なものとはな
らない。
(発明の目的) 本発明の目的は上記のような点を除去した正圧
デマンド弁を得るにある。
本発明においては弁の閉状態においてシートに
係合する封じ部材と弁シートの両方の接触面を石
によつて形成せしめる。こゝで云う石とは水晶又
は宝石を指す。
本発明の正圧デマンド弁は入口5と出口7とを
有する弁本体1,2と、この弁本体1,2内に設
けたダイヤフラム9と、前記入口5内に設けた弁
シート13と、供給される加圧ガスのための通路
を形成するため前記弁シート13に設けた孔と、
この孔を通して延びる弁棒10を有する傾斜した
弁部材とより成り、前記弁棒10の一端が前記ダ
イヤフラム9に接し前記弁本体1,2内の圧力減
少に応じて可動であり、前記弁棒10の他端にお
けるヘツド12が前記弁シート13に係合する封
じ部材を形成する正圧デマンド弁において、前記
弁シート13が前記弁シート13内の前記孔に一
致する孔を有する宝石等の石14を有し、前記ヘ
ツド12が弁の閉状態のとき前記弁シート13を
通るガスを遮断するため前記石14を係合する同
様の石15を有することを特徴とする。
本発明で用いる石としてはコランダム石、ルビ
ー又はサフアイヤが好ましい。
以下の実施例で用いる石は夫々コランダムリン
グ石である。一方の石は円錐台形であり、その一
方の平坦面が弁を閉じたときの他の石との係合面
となる。このような形状の石を用いれば2つの石
の接触する面積が減少され、最良の封じ面を得る
のに好適な面積となる。円錐台形の石は弁シート
用とするのが好ましい。尚石は傾斜弁部材のヘツ
ド及び弁シート内に直接取り付けるのは好ましく
なく、このようにすればデマンド弁の開閉の繰り
返しによる力によつて石が割れるようになる。
従つて本発明の好ましい実施例においては石を
夫々プラスチツク又はゴム等の弾性材料を介して
取り付けるようにする。このようにすれば弁が開
いている間2つの石の接触面が変わるようにな
り、石の割れを防ぎ得るようになる。このため傾
斜弁部材のヘツドをプラスチツクのキヤツプと
し、この中に石を取り付け、又同様にして弁シー
トをプラスチツク材料とする。又各石にゴムやプ
ラスチツク材料等の弾性材料のクツシヨン層を設
けても良い。
本発明の好ましい実施例においてはシート用の
石は真鍮等の非鉄金属又はステンレススチールの
弁シート内に挿入せしめる。石はこれを硬く保持
できる大きさに機械加工した孔内に強固に挿入す
るが、石を挿入する前の孔の底にゴム等の弾性材
料の環状クツシヨンを配置せしめる。石の外周面
にはメタクリレート接着材のような工業用接着材
を塗布しておく。接着材を用いずにリツプを有す
る金属シートを取り付けておきこれを石の外側か
ら折り曲げて石を孔内に固定するようにしても良
い。
例えば傾斜弁部材の封じ部材内の石はプラスチ
ツク材料、例えばナイロン66の孔内に嵌入せし
め、又は傾斜弁部材を形成するプロセスの途中で
取り付ける。
(実施例) 第1図に示すように正圧デマンド弁は皿状の2
つのプラスチツク弁本体1,2と、その外周を互
いに一体に固定したクランプリング3及びクラン
プねじ4とを有する。弁本体2には第2図に示す
アセンブリ6を受け取る筒状の入口5が設けられ
ており、更に面マスク(図示せず)の入口にデマ
ンド弁を取り付けるためのねじ付リング8を有す
る筒状の出口7が設けられている。
弁本体1と2の縁間にはダイヤフラム9が介挿
されており、このダイヤフラム9には入口5を介
して延びる弁棒10の一端が係合し、弁棒10の
他端には封じ部材を形成するヘツド12が保持さ
れている。弁棒10は弁シート13の本体及びコ
ランダムリング石等の石14内の孔を介して延び
ている。この石14は環状のゴム層11を介して
弁シート13の本体内の孔内に挿入されている。
この本体と石14は共に弁シート13を形成し、
そのシート面は石14によつて形成されている。
ヘツド12はコランダムリング石等の石15を嵌
入したプラスチツクのキヤツプ16より成る。従
つて石15は弾性材料内に取り付けられたことに
なり、又石14はゴム層11によつて弁シート1
3の本体内に弾性的に取り付けられている。
第3図に示すように石14は中心孔17と、そ
の端面がシール面となる円錐台部分18とによつ
て形成されている。円錐台部分18の主部分19
は円錐面であり、中心孔17の周りの小部分20
のみが平らである。
石15は第4図に示すように隅部を削つた単純
な形状のコランダムリング石より成り、石14に
対向する主面21は平面である。然しながら弁を
閉じるためヘツド12が弁シート13に係合した
とき、石15の主面21が石14の平らな小部分
20に接し、この接触面は比較的小さいので良好
なガスシールが得られる。
第2図において22は弁シート13に対する取
付ねじ23と、加圧ガス源からのホースを受容す
るためのねじ24とを有するホース接続具であ
る。ホース接続具22と弁シート13の本体との
シール接合はOリング25,26を用いて行う。
27は弁シート13の本体と入口5間のシール結
合に用いるOリングである。
(発明の効果) 本発明ではデマンド弁の接触部に石を用いたの
で良好なガスシールが得られ、摩耗も少ない利益
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の正圧デマンド弁の側面図、第
2図はその入口部分の断面図、第3図は弁シート
内の石の断面図、第4図はヘツド内の石の断面図
である。 1,2……弁本体、5……入口、7……出口、
9……ダイヤフラム、10……弁棒、11……ゴ
ム層、12……ヘツド、13……弁シート、1
4,15……石、16……キヤツプ、17……中
心孔、18……円錐台部分、19……主部分、2
0……小部分、21……主面。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 入口5と出口7とを有する弁本体1,2と、
    この弁本体1,2内に設けたダイヤフラム9と、
    前記入口5内に設けた弁シート13と、供給され
    る加圧ガスのための通路を形成するため前記弁シ
    ート13に設けた孔と、この孔を通して延びる弁
    棒10を有する傾斜した弁部材とより成り、前記
    弁棒10の一端が前記ダイヤフラム9に接し前記
    弁本体1,2内の圧力減少に応じて可動であり、
    前記弁棒10の他端におけるヘツド12が前記弁
    シート13に係合する封じ部材を形成する正圧デ
    マンド弁において、前記弁シート13が前記弁シ
    ート13内の前記孔に一致する孔を有する宝石等
    の石14を有し、前記ヘツド12が弁の閉状態の
    とき前記弁シート13を通るガスを遮断するため
    前記石14を係合する同様の石15を有すること
    を特徴とする正圧デマンド弁。
JP18353886A 1985-08-08 1986-08-06 正圧デマンド弁 Granted JPS6235174A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB858519926A GB8519926D0 (en) 1985-08-08 1985-08-08 Valves
GB8519926 1985-08-08
GB8603390 1986-02-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6235174A JPS6235174A (ja) 1987-02-16
JPH0310829B2 true JPH0310829B2 (ja) 1991-02-14

Family

ID=10583497

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18353886A Granted JPS6235174A (ja) 1985-08-08 1986-08-06 正圧デマンド弁

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JPS6235174A (ja)
GB (1) GB8519926D0 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7908934B2 (en) * 2008-02-29 2011-03-22 Dionex Corporation Valve assembly

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6235174A (ja) 1987-02-16
GB8519926D0 (en) 1985-09-18

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