JPH0310784Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0310784Y2 JPH0310784Y2 JP1985180813U JP18081385U JPH0310784Y2 JP H0310784 Y2 JPH0310784 Y2 JP H0310784Y2 JP 1985180813 U JP1985180813 U JP 1985180813U JP 18081385 U JP18081385 U JP 18081385U JP H0310784 Y2 JPH0310784 Y2 JP H0310784Y2
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- JP
- Japan
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- tube
- catheter
- lumen
- branched
- branch
- Prior art date
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- Expired
Links
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- 229940079593 drug Drugs 0.000 description 2
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Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、医療上の診断、治療等に使用される
複数の内腔を有するカテーテルの内腔に接続する
チユーブの取付構造に関するものである。
複数の内腔を有するカテーテルの内腔に接続する
チユーブの取付構造に関するものである。
従来の技術
医療上の診断、治療のために、内視鏡を通じて
患部内に導入する複数の内腔を有する外径1mm〜
3mmの細径のプラスチツクまたはゴム製のカテー
テル、あるいは血管内に導入する同様の細径カテ
ーテルについて、先端に複数個のバルーンを取付
けたり、造影剤注入口、薬剤注入口あるいはドレ
ーン排出用ラインを設けたりする必要がある場合
がある。これらの場合に、複数の内腔を有する1
本のチユーブの中の各々の内腔に1本づつのチユ
ーブを連結して、それぞれの作用を行なわせる必
要がある。
患部内に導入する複数の内腔を有する外径1mm〜
3mmの細径のプラスチツクまたはゴム製のカテー
テル、あるいは血管内に導入する同様の細径カテ
ーテルについて、先端に複数個のバルーンを取付
けたり、造影剤注入口、薬剤注入口あるいはドレ
ーン排出用ラインを設けたりする必要がある場合
がある。これらの場合に、複数の内腔を有する1
本のチユーブの中の各々の内腔に1本づつのチユ
ーブを連結して、それぞれの作用を行なわせる必
要がある。
従来のチユーブの接続構造としては、第4図の
如く手元側で複数の内腔の各々にコネクターチユ
ーブ12を挿し込み固定後、それぞれのコネクタ
ーチユーブの他端に1個の内腔を有するチユーブ
13を挿し込み固定し、そのチユーブに所定の部
材を結合した構造が採られていた。
如く手元側で複数の内腔の各々にコネクターチユ
ーブ12を挿し込み固定後、それぞれのコネクタ
ーチユーブの他端に1個の内腔を有するチユーブ
13を挿し込み固定し、そのチユーブに所定の部
材を結合した構造が採られていた。
考案が解決しようとする問題点
しかしながらカテーテルの内腔の径が0.5mm以
下になると互いにコネクターが近接し、接続作業
は非常に難しくなる。また、このような内腔に差
込むコネクターも作り難い。さらにコネクター内
の導通孔は、カテーテル内腔よりさらに細くな
り、薬液等の流通を阻害するおそれなどがあり、
好ましくない。考案者は、接続構造に対する従来
の常識的観念に代え、新規な取付構造を考案する
ことにより、上記問題点を解決したものである。
下になると互いにコネクターが近接し、接続作業
は非常に難しくなる。また、このような内腔に差
込むコネクターも作り難い。さらにコネクター内
の導通孔は、カテーテル内腔よりさらに細くな
り、薬液等の流通を阻害するおそれなどがあり、
好ましくない。考案者は、接続構造に対する従来
の常識的観念に代え、新規な取付構造を考案する
ことにより、上記問題点を解決したものである。
問題点を解決するための手段
本考案に係るカテーテル用チユーブの取付構造
は、複数の内腔を有し1以上の枝付チユーブを付
設したカテーテルにおいて、該内腔に導通する導
通孔がカテーテル管壁に穿設され、前記枝付チユ
ーブが該枝付チユーブを構成する枝チユーブと前
記導通孔とが流路を形成するようにカテーテルに
被挿され、前記枝付チユーブのカテーテルへの被
挿端部が密封されてなる枝付チユーブのカテーテ
ルへの取付構造を特徴とするものである。
は、複数の内腔を有し1以上の枝付チユーブを付
設したカテーテルにおいて、該内腔に導通する導
通孔がカテーテル管壁に穿設され、前記枝付チユ
ーブが該枝付チユーブを構成する枝チユーブと前
記導通孔とが流路を形成するようにカテーテルに
被挿され、前記枝付チユーブのカテーテルへの被
挿端部が密封されてなる枝付チユーブのカテーテ
ルへの取付構造を特徴とするものである。
即ち、従来の複数通路を有する分岐管ではカテ
ーテル本体に沿つて別の内腔を有する分岐管を付
設しており、この分岐管をカテーテルに単に穴を
あけてその上からかぶせるのと異なり、本考案は
複数の内腔を有する通常のカテーテルを利用する
ものであつて、枝付チユーブをカテーテル本体に
嵌挿して、分岐管を形成するものである。
ーテル本体に沿つて別の内腔を有する分岐管を付
設しており、この分岐管をカテーテルに単に穴を
あけてその上からかぶせるのと異なり、本考案は
複数の内腔を有する通常のカテーテルを利用する
ものであつて、枝付チユーブをカテーテル本体に
嵌挿して、分岐管を形成するものである。
本考案の実施例を図面に基いて説明すると、第
1図は、カテーテル内腔が2本(2ルーメンチユ
ーブ)の例で、連通したい内腔2に対しカテーテ
ル1の外壁から導通孔3が穿設され、このカテー
テルに枝付チユーブ4が被挿され、枝付チユーブ
の枝チユーブ5のカテーテル外壁に衝当る部分が
前記導通孔3の開口端部に来るように、枝付チユ
ーブに被挿がなされている。なお、この導通孔を
設けた内腔のカテーテル手元側端は、栓棒を差込
むなど適宜方法で閉塞される。枝付チユーブは幹
と枝とがT字状、Y字状等必要に応じた取付角と
し、プラスチツクス、ゴムまたは金属製で、カテ
ーテルとの固着は、この実施例では接着剤による
接着で行なわれている。図中、6はルアーテーパ
ー部で、カテーテルの導通孔を設けない内腔及び
枝チユーブのチユーブ端に接合して、種々の目的
のための部材の接続に用いられる。また、7はカ
テーテルの内腔の何れかの先端部に設けられたバ
ルーンを示す。第2図は枝付チユーブの取付構造
の他の実施例を示し、幹チユーブの両端部を弾力
に富んだゴム製のコネクター8で締付け固定した
ものであり、第3図は幹管端部にネジ止め9を設
けたネジを切り、これにゴムパツキン10を介し
て金属製キヤツプ11を螺着させたものである。
1図は、カテーテル内腔が2本(2ルーメンチユ
ーブ)の例で、連通したい内腔2に対しカテーテ
ル1の外壁から導通孔3が穿設され、このカテー
テルに枝付チユーブ4が被挿され、枝付チユーブ
の枝チユーブ5のカテーテル外壁に衝当る部分が
前記導通孔3の開口端部に来るように、枝付チユ
ーブに被挿がなされている。なお、この導通孔を
設けた内腔のカテーテル手元側端は、栓棒を差込
むなど適宜方法で閉塞される。枝付チユーブは幹
と枝とがT字状、Y字状等必要に応じた取付角と
し、プラスチツクス、ゴムまたは金属製で、カテ
ーテルとの固着は、この実施例では接着剤による
接着で行なわれている。図中、6はルアーテーパ
ー部で、カテーテルの導通孔を設けない内腔及び
枝チユーブのチユーブ端に接合して、種々の目的
のための部材の接続に用いられる。また、7はカ
テーテルの内腔の何れかの先端部に設けられたバ
ルーンを示す。第2図は枝付チユーブの取付構造
の他の実施例を示し、幹チユーブの両端部を弾力
に富んだゴム製のコネクター8で締付け固定した
ものであり、第3図は幹管端部にネジ止め9を設
けたネジを切り、これにゴムパツキン10を介し
て金属製キヤツプ11を螺着させたものである。
本考案において、内腔が2本の場合は枝付チユ
ーブを1個、内腔が3本の場合には枝付チユーブ
を2個、内腔が4本の場合には枝付チユーブ3個
を用い、それぞれ操作がし易いように適宜の間隔
でカテーテル手元側に取付け、残り1本の内腔は
手元側で適宜チユーブと接続される。
ーブを1個、内腔が3本の場合には枝付チユーブ
を2個、内腔が4本の場合には枝付チユーブ3個
を用い、それぞれ操作がし易いように適宜の間隔
でカテーテル手元側に取付け、残り1本の内腔は
手元側で適宜チユーブと接続される。
考案の効果
本考案によれば、患部への薬液注入、ドレーン
の排出、又はバルーン用の気体等は、枝付チユー
ブの枝チユーブ・導通孔・内腔の径路及び残り1
本の内腔を通じて導通される。
の排出、又はバルーン用の気体等は、枝付チユー
ブの枝チユーブ・導通孔・内腔の径路及び残り1
本の内腔を通じて導通される。
導通孔は、内腔径と同等の径に空けることがで
き、かつ管壁から穿設され、枝付チユーブの幹管
をカテーテル本体に嵌挿し端部を密封すればよい
ので、外径の細いカテーテルに対しても適用で
き、複雑な加工を必要とせずに分岐管を設けるこ
とができる。導通孔を設けない残り1本の内腔に
ついては従来の通りコネクターチユーブを用いず
に接合することができるので、取付は従来構造に
比べ、格段に容易である。さらに、コネクターチ
ユーブの如く流通路の径を狭めることがないので
薬液等の流通が阻害されずまたカテーテル操作も
容易となる利点がある。
き、かつ管壁から穿設され、枝付チユーブの幹管
をカテーテル本体に嵌挿し端部を密封すればよい
ので、外径の細いカテーテルに対しても適用で
き、複雑な加工を必要とせずに分岐管を設けるこ
とができる。導通孔を設けない残り1本の内腔に
ついては従来の通りコネクターチユーブを用いず
に接合することができるので、取付は従来構造に
比べ、格段に容易である。さらに、コネクターチ
ユーブの如く流通路の径を狭めることがないので
薬液等の流通が阻害されずまたカテーテル操作も
容易となる利点がある。
第1図は本考案取付構造実施例の縦断面図で、
第2図、第3図は枝付チユーブの取付例を示す要
部断面図で、第4図は従来の取付構造を示す斜視
図である。 1……カテーテル、2……内腔、3……導通
孔、4……枝付チユーブ、5……枝チユーブ、6
……ルアーテーパー部、12……コネクターチユ
ーブ。
第2図、第3図は枝付チユーブの取付例を示す要
部断面図で、第4図は従来の取付構造を示す斜視
図である。 1……カテーテル、2……内腔、3……導通
孔、4……枝付チユーブ、5……枝チユーブ、6
……ルアーテーパー部、12……コネクターチユ
ーブ。
Claims (1)
- 複数の内腔を有し1以上の枝付チユーブを付設
したカテーテルにおいて、該内腔に導通する導通
孔がカテーテル管壁に穿設され、前記枝付チユー
ブが該枝付チユーブを構成する枝チユーブと前記
導通孔とが流路を形成するように前記カテーテル
に被挿され、前記枝付チユーブのカテーテルへの
被挿端部が密封されてなる枝付チユーブのカテー
テルへの取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985180813U JPH0310784Y2 (ja) | 1985-11-26 | 1985-11-26 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985180813U JPH0310784Y2 (ja) | 1985-11-26 | 1985-11-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6290653U JPS6290653U (ja) | 1987-06-10 |
JPH0310784Y2 true JPH0310784Y2 (ja) | 1991-03-18 |
Family
ID=31125113
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985180813U Expired JPH0310784Y2 (ja) | 1985-11-26 | 1985-11-26 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0310784Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5996035U (ja) * | 1982-12-20 | 1984-06-29 | テルモ株式会社 | バル−ンカテ−テル |
-
1985
- 1985-11-26 JP JP1985180813U patent/JPH0310784Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6290653U (ja) | 1987-06-10 |
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