JPH03104630A - 耐摩耗板 - Google Patents

耐摩耗板

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JPH03104630A
JPH03104630A JP24275689A JP24275689A JPH03104630A JP H03104630 A JPH03104630 A JP H03104630A JP 24275689 A JP24275689 A JP 24275689A JP 24275689 A JP24275689 A JP 24275689A JP H03104630 A JPH03104630 A JP H03104630A
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JP
Japan
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plate
resin
coating
holes
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JP24275689A
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Kazuhiko Nomoto
和彦 野本
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Showa Aircraft Industry Co Ltd
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Showa Aircraft Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は耐摩耗板に関ずる。ずなわち板状母材をセラご
ツクスと樹脂とからなる被膜が被覆し、もって耐摩耗性
等に優れ各種用途に広く使用される、耐摩耗板に関する
ものである。
「従来の技術」 このような耐摩耗板としては、従来次のようなものが用
いられていた。
第1に、セラミックスの粒子と樹脂の粒子とを混合し板
状母材の表面上に配した後、加熱して樹脂を溶融硬化さ
せ、もってセラくツクスを含む樹脂の被膜として板状母
材上に接着せしめた、耐摩耗板が用いられていた。
第2に、セラミックスの粒子と、主材および硬化剤から
なる二液性の樹脂とを混合して、板状母材の表面−Lに
塗布し、もってセラミックスを含む樹脂の被膜として板
状母打上に接着せしめた、耐摩耗板が用いられていた。
第3に、予めセラごツクスの粒子等が混入されフィルム
状をなす樹脂シートを用い、これを板状母材の表面上に
配した後に加熱して樹脂を溶融硬化させ、もってセラミ
ックス等を含む樹脂の被膜として板状母材上に接着せし
めた、耐摩耗板も用いられていた。
第4に、セラミックスを板状母材の表mj上に溶射し、
もってセラξツクスの溶射被膜を形成してなる耐摩耗板
も用いられていた。
「発明が解決しようとする課題」 ところでこのような従来の耐摩耗板にあっては、次の問
題が指摘されていた。
すなわち、上述の従来例たる第1,第2,第3,第4の
各耐摩耗板にあっては、いずれも被膜と板状母材との熱
膨張率および弾性率が異なっている。
そこで被膜が板状母材の表面等片面のみに接着等接合さ
れていることもあいまって、事後このような耐摩耗板が
、加熱されたり衝撃荷重を加えられたり更に経時的使用
により材料劣化を生じたりすると、被膜が板状母材から
剥離してしまうことがあり問題となっていた。
つまり従来例の各耐摩耗板は、その被膜と板状母材との
接合強度に難があり被膜が剥離しやすく、耐久性に欠陥
が指摘されていた。
又前述した第4の従来例にあっては、次の問題が指摘さ
れていた。すなわち、セラごツクスの溶射被膜を形成し
てなる耐摩耗板にあっては、その溶射に用いられる設備
が非常に高価であり、極めてコスト高となるという問題
があった。
従来例ではこのような点が指摘されていた。
本発明は、このような実情に鑑み上記従来例の問題点を
解決すべくなされたものであって、セラミックスと樹脂
とからなる被膜により、板状母材の両面をその貫通口を
介し一体的に被覆してなることにより、被膜の剥離が防
止され耐久性に優れているとともに、しかもコスト面に
も優れてなる、耐摩耗板を提案することを目的とする。
「課題を解決するための手段」 この目的を達或ずる本発明の技術的手段は、次のとおり
である。
すなわちこの耐摩耗板は、次の板状母材と被膜とを有し
てなる。
板状母材は、複数個の貫通口が形成されてなる。
そして被膜は、該貫通口を介し該板状母材の両面を一体
的に被覆する、セラξツクスと樹脂とからなる被膜より
なっている。
「作  用」 本発明は、このような手段よりなるので次のごとく作用
する。
すなわちこの耐摩耗板は、セラ果ツクスと樹脂とからな
る被膜により、板状母材の両面をその複数個の貫通口を
介し一体的に被覆してなる。
そこで被膜と板状母材との熱膨張率および弾性率が異な
っているものの、事後加熱されたり衝撃荷重を加えられ
たり更に経時的使用により材料劣化を生じても、被膜の
剥離は防止される。つまりこの耐摩耗板において被膜は
、貫通口を利用し板状母材の両面を一体的に強力に被覆
してなるので、板状母材からの剥離が確実に防止される
しかもこのような耐摩耗板は、所定の板状母材と被膜に
より簿単容易に威形される。
「実 施 例」 以下本発明を、図面に示すその実施例に基づいて詳細に
説明する。
第1図は、本発明の実施例を示す正断面図である。第2
図は、その或形途中の段階を示す正断面図である。第3
図は、その板状母材の斜視図である。
まずその構或等について説明する。
この耐摩耗板1は第1図等に示すごとく、?!数個の貫
通目2が形成された板状母材3と、この貫通口2を介し
板状母材3の両面を一体的に被覆するセラミックスと樹
脂とからなる被膜4と、を有してなる。
これらについて詳述すると、まず板状母材3は第3図に
示すごとく平板状をなし、複数個の貫通口2が穿設され
てなる。貫通口2は、図示例では円形のものが一定間隔
で配されているが、正方形その他各種形状のものが考え
られ又その間隔および数も適宜設定可能である。又この
板状母材3の材質は、第2図に示した成形途中の耐摩耗
板1′全体つまり被膜材料4゛より耐熱性に優れていれ
ばよく、金属.セラ藁ツクス.その他各種材質のものが
用いられる。
次に被膜4は、セラξツクスの粉末状,微粒状となった
粒子と、これを混合して溶融硬化した樹脂との複合材か
らなり、各貫通口2に充填された部分を介し板状母材3
の両面に一体的に接着されてなる。なおセラミックスと
しては、粉末状.微粒状のものを繊維状に形成されたも
のにまぜたものも用いられる。
さてこのような被膜4は、次の第1,第2,第3のいず
れかにより形成される。すなわち第1に、セラミックス
の粒子と樹脂の粒子とを混合して板状母材3の表面およ
び裏面に配した後、加熱して樹脂を−ホ熔融させる。そ
して更に加熱を続けることにより樹脂を硬化させ、もっ
てセラミノクスを含む樹脂の被膜4として第1図のごと
く、貫通「」2を介し板状母材3の両面に接着されこれ
を被覆する。
なお第2図の戒形途中の例では、加熱と同時に上下のプ
レス台5又は枠等により、成形途中のセラ藁ツク又と樹
脂の被膜材料4′が上下から加圧され、もってその外表
面が平らな平面となって形成されることになる。又第2
図は或形途中の段階を示し、事後直ちに板状母材3の各
貫通口2に被膜材料4′が移入充填されることになる。
又被膜4は次の第2のごとく形成される。すなわちセラ
ミックスの粒子と、粘液状の主材および硬化剤からなり
一般に接着剤として用いられる二液性の樹脂とを混合し
、板状母材3の表面および裏面に塗布する。そして事後
加熱せしめ、セラミックスを含む樹脂の被膜4として、
貫通口2を介し板状母材3の両面に接着されこれを被覆
する。
更に被膜4は次の第3のごとく形成される。すなわち、
7予めセラミンクスの粒子が混入されフィルム状をなす
樹脂シートを用い、これを板状母材3の表面および裏曲
に配した後、加熱して樹脂を一旦溶融させる。そして更
に加熱を続けることにより樹脂を硬化させ、もってセラ
旦ツクスを含む樹脂の被膜4として、貫通口2を介し板
状母材3の両面に接着されこれを被覆する。
なお前述の第1および第2により形成される耐摩耗板1
の被膜4は、セラ藁ツクスと樹脂の量、つまり樹脂中の
セラ稟ツクスの含有量を適宜変えることにより、その硬
度そして耐摩耗性等をr1在に設定することができる。
以上が構或等の説明である。
以下その作動等について説明する。
この耐摩耗板1は、セラ旦ツクスと樹脂とからなる被膜
4により、板状母材3の表面および裏面をその複数個の
貫通口2を介し、一体的に被覆してなる。そして係る複
合材たる被膜4により、耐摩耗性.耐腐蝕性,その他に
優れ、各種用途に使用される。
そこでこの耐摩耗板1は、被膜4と板状母材3との熱膨
張率および弾性率が異なっているものの、事後加熱され
熱応力が加えられたり、曲げ荷重等の衝撃荷重を加えら
れたり、更に経時的使用により材料劣化を生じても、被
膜4の剥離は防止され耐久性に優れている。
つまりこの耐摩耗板1において被膜4は、各貫通口2を
利用して表面側のものと裏面側のものとが連結一体化さ
れ、板状母材3の両面を一体的に強力に被覆してなる。
そこでこの被膜4は、熱膨張率1弾性率等が異なる板状
母材3からの剥離が確実に防止されるに至る。
しかもこのような耐摩耗板1は、所定の板状母材3と被
膜4により、前述の第1.第2,第3のごとく簡単容易
に威形される。
以ヒが作動等の説明である。
「発明の効果」 本発明に係る耐摩耗板は、以上説明したごとく、セラミ
・ノクスと樹脂とからなる被膜により、板状母材の両面
をその貫通口を介し一体的に被覆してなることにより、
次の効果を発揮する。
すなわち事後、加熱されたり衝撃荷重を加えられたり更
に経時的使用により材料劣化を生しても、被膜の板状母
材からの剥離は防止され、両者の接合強度が向とし耐久
性に著しく優れてなる。
しかも、従来の溶射被膜を形成してなる耐摩耗板のごと
く高価な設備も要せず、簡単容易に戒形できコスト面に
も優れてなる。
このように、この種従来例に存した問題点が−掃される
等、本発明の発揮する効果は顕著にして大なるものがあ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る耐摩耗板の実施例を示す、正断
面図である。 第2図は、その威形途中の段階を示す、正断]m図であ
る。第3図は、その板状母材の斜視図である。 1・・・耐摩耗板 1゛・・・戒形途中の耐摩耗板 2・・・貫通口 3・・・板状母材 4・・・被膜 4゛・・・被膜材料 5・・・プレス台

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  複数個の貫通口が形成された板状母材と、該貫通口を
    介し該板状母材の両面を一体的に被覆する、セラミック
    スと樹脂とからなる被膜と、 を有してなることを特徴とする耐摩耗板。
JP24275689A 1989-09-19 1989-09-19 耐摩耗板 Expired - Lifetime JP2711912B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP24275689A JP2711912B2 (ja) 1989-09-19 1989-09-19 耐摩耗板

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR970025947A (ko) * 1995-11-30 1997-06-24 김준웅 옥외 광고판용 원단
WO2009114969A1 (zh) * 2008-03-21 2009-09-24 Ke Yungshiang 石材组成架构
CN105215843A (zh) * 2015-10-13 2016-01-06 龙其瑞 高精度免修正耐磨底板及其制作方法

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KR970025947A (ko) * 1995-11-30 1997-06-24 김준웅 옥외 광고판용 원단
WO2009114969A1 (zh) * 2008-03-21 2009-09-24 Ke Yungshiang 石材组成架构
CN105215843A (zh) * 2015-10-13 2016-01-06 龙其瑞 高精度免修正耐磨底板及其制作方法

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