JPH0310208A - ズームレンズ - Google Patents

ズームレンズ

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JPH0310208A
JPH0310208A JP14421289A JP14421289A JPH0310208A JP H0310208 A JPH0310208 A JP H0310208A JP 14421289 A JP14421289 A JP 14421289A JP 14421289 A JP14421289 A JP 14421289A JP H0310208 A JPH0310208 A JP H0310208A
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JP
Japan
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lens
group
refractive index
positive
negative
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JP14421289A
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Shinichi Mihara
伸一 三原
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、撮影用ズームレンズで特に撮像デバイスとし
て電子撮像管、固体撮像素子を用いた撮影機用に適した
ズームレンズに関する・ものである。
[従来の技術] 撮像デバイスとして電子撮像管、固体撮像素子を用いた
撮像機用のレンズ系は、そのほとんどがズームレンズで
あり、例えば特開昭62−24.7318号公報、特開
昭63−287810号公報に記載されているものであ
る。
[発明が解決しようとする課題] これら公報に記載されているズームレンズは、物体側か
ら順に正、負、正、正の屈折力を有する四つのレンズ群
からなり、変倍時に変倍のために光軸上を移動するレン
ズ群とその他に主として変倍時に生ずる焦点位置の変動
を補正するために移動するレンズ群又は、前記の変倍の
ために移動するレンズ群とは異なった動きをするレンズ
群を有している。つまりズームレンズとして機能するた
めには、いわゆる光学補正型ズームレンズの外は、少な
くとも二つの可動群を有しており、これら可動群がある
決まった法則にしたがって動かなければならない。この
ように二つ以上の可動群を有することは、機構的に複雑
になり、特に絞りを挟んで配置されたニー)のレンズ群
が移動する場合は1機構が一層複雑になる。
また、近年ズームレンズのコンパクト化が促進され、そ
れに伴って可動レンズ群の位置精度が厳しくなってきて
いる。
二つ以上の可動群を有するズームレンズは、機構上、精
度上の問題のほか、コンパクト化の面においても障害が
ある。二つ以上の可動群を有するレンズ系は、各群が移
動するためのスペースを確保するために、必然的に入射
瞳位置が第1面よりみて遠くなり、前玉径が大になる。
前記の特開昭62−247318号の従来例も曲玉径が
大である。
又、前記の点を考慮してスペースの削減をはかったのが
、特開昭、、63−2878 ]、 O号の従来例であ
る。しかし負の屈折力の第2群、正の屈折力の第3群の
相対位置精度が厳しく、これを緩めるために両群のパワ
ーを弱くするとコンバク1〜化が困1fLになり、又第
3群を絞りより後方へもって行くと機構が複雑になり好
ましくない。
本発明の目的は、可動群を少なくし前玉径が小。さく可
動群の位置精度の厳しくない機構の簡単なズームレンズ
を提供することにある。
[課題を解決する手段] 本発明のズームレンズは、前記目的を達成するために可
動群は変倍を司どるレンズ群のみとし、変倍の際の焦点
位置の補正をレンズ群を動かすことなく曲率の変化や屈
折率の変化によって行なうようにして前玉径が小さくコ
ンパクトで、可動群の位置精度に対する要求が厳しくな
(、機構が簡単なズームレンズを得るようにした。
即ち、本発明のズームレンズは、物体側から順に正の屈
折力を有する第1群と、負の屈折力を有する第2群と、
正の屈折力を有する第3群とにて構成し、前記第2群を
変倍のために光軸上を移動させるようにしたものである
。そして前記第1群は物体側より順に物体側に凸面を向
けた負のメニスカスレンズと1枚又は2枚の正レンズに
て構成され、前記負のメニスカスレンズと次の正レンズ
との間に屈折率可変な媒質を充したものである。
そして変倍時の焦、白、位置の変動を11j記の屈折率
が可変な媒質の屈折率を変化さぜることににつで補正す
るようにしたものである。
又前記の3群構成のズームレンズで、第2群を物体側か
ら順に1枚又は2枚の負レンズにて構成し、前記正レン
ズとその物体側の負レンズとの間に屈折率が可変な媒質
を充たし、その屈折率を変化させることによって変倍時
の焦点位置を補正してもよい。
更に前記3群スームで、第3群を物体側から順に正レン
ズと負レンズと1枚又は2枚の正レンズにて構成し、最
も物体側の正レンズと負レンズとの間又は面記負レンズ
とその像側の正レンズとの間に、あるいはその両方に屈
折率が可変の媒質を充たし、その屈折率を変化させるこ
とによって変倍の焦点位置の変動を補正してもよい。
本発明のズームレンズで用いる上記の屈折率が可変な媒
質としては、電圧をかけると屈折率が変化する液晶など
が考えられる。つまりレンズとレンズの間に液晶を充填
し、画境界面には電極をもうけ、電極に電圧をかけその
電圧をコントロールすることによって、屈折率を変化さ
せて焦点位置を制御すればよい。
このJ:うにレンズ間に液晶等の媒質を充填する場合、
液晶を充填する前の空間の空気レンズの屈折力は、充填
後弱くなる。したがってこの空気レンズが元々屈折力が
ないようにすることが望ましい。つまりこの空気レンズ
の前後の曲率半径がほぼ等しくなるようにすればよい。
しかし空気レンズのパワーが全くない場合、液晶を充填
しその屈折率を変化させても焦点位置の制御が出来ない
したがって変倍時に焦点距離を一定に保ち得るだけのパ
ワーを有していてしかも出来る限り弱いパワーにするこ
とが好ましい。
本発明のズームレンズにおいて、第1群中に屈折率が可
変の媒質を充填する場合、その充填する空間の空気レン
ズの屈折力つまりその焦点距離fA1を次の条件fil
の範囲内にすることが望ましい。
f]1 4.0!LTH<−t’、、< 15.0W又
第2群に屈折率が可変な媒質を充填する場合、充填個所
の空気レンズの屈折力つまりその焦点距離fA2が次の
条件(2)を満足することが望ましい。
+2+  2.OJfw−f、  <  fA2<  
8.0./’−了]]更に第3P1に屈折率が可変な媒
質を充填する場合、充填個所の空気レンズの屈折力つま
りその焦点距離fA3が次の条件(3)を満足すること
が望ましい。
[315,OJfw・f、  <−fA3<  5[]
 7了W’tTただし上記各条件中のfw、 f、は夫
々ワイド端。
テレ端における全系の焦点距離である。
上記条件(1,1、+2) 、 (3)において、いず
れも下限を越えると上記の媒質を充填する個所の空気レ
ンズの屈折力が強くなり本来パワー配置や収差補正」二
この空気レンズ有効な場合が多く、ここに媒質を充填す
ると所定の近軸量を得にくくなり又収差補正も行ないに
くくなる。
上記条件(1)、 F21 、 (3)において、いず
れも上限を越えた場合、上記間隔に屈折率が変化する媒
質を充填してその屈折率を変化させても焦点位置の補正
を十分に行ない得ない。
011記の媒質の屈折率とズームレンズの焦点距離との
関係は、第2群の倍率が等倍になる時に極値になるよう
なカーブになる。そのため広角端と望遠端とで屈折率が
同し値になり、中間焦点距離において極値をとるように
すれば屈折率の変化量(最大値と最小値との差)が最も
少なくなる。
そのためには、全系の焦点距離がJfw・f、の時の第
2群の倍率β23が次の条件(4)を満足するようにレ
ンズ系を構成することが望ましい。
+4)  0.85 <  11.I2.l< 1.2
条件(4)の上限、下限のいずれより外れても屈折率の
変化量を大きくとらなければならなくなり好ましくない
又屈折率の較差は、次のようにするのが望ましい。
第1群の場合 nmax> 1.75 、  n、n<
 1.55第2群の場合 nmax> 1.70 、 
 nm+n< 1.55第3群の場合 nmaつ> 1
.65 、  nm+。<1..58更に屈折率が可変
の媒質例えば液晶は、応答速度、透過率の関係から光軸
上の厚さを極力薄くすることが望ましい。
尚、本発明のズームレンズにおいて、riii記の屈折
率が可変な媒質の屈折率を変化させることによってレン
ズ系の合焦を行なうことが出来る。したがって屈折率が
可変な媒質を焦点位置の補正と同時に合焦のために利用
することが可能である。特に第1群中に前記の媒質を設
けたもので、合焦も可能にする場合、焦点位置補正1合
焦のために屈折率を変化させる際の制御が容易であるの
で実用上は最も好ましい。
[実施例] 次に本発明のズームレンズの各実施例を示す。
実施例1 f = 9〜27mm  、  F/2.82ω=48
.8°〜18.2’ r = 19.8056 d、= 1.5000   n1= ]、8466fi
r2=14.4706 1 d2= 0.4300 r3:l: 16.1725 d、” 4.8000    n2= 1.6968O
r、= −146,2553 a4=O+(可変) r5= 111.8664 ds= 0.9000 r6=8.7108 d6= 2.4000 rt ”−14,1277 d、= 0.9000 r8= 17.5000 d8= 0.0100 r9= 12.0000 d9−2゜0000 rlo  =−94,3788 d+o =D2 (可変) rll   −〇〇  (本文 リ )d、、  =1
.5000 r1□ =IO,053L 9680 4666 3−1 11、= 1.69680 1.74077 n6= 1 2 d、□ ” 3.3865  n、= 1.7495゜
r、3 =−17,2425 d、、  =0.2100 r+4 =  11.2527 dl−=1.6134  na=1.84666r+s
  = 10.9865 d+5 =2.6060 r、6 = 54.0356 d、6 ” 3.2000  Q9= 1.6968O
r、、 ”−11,3089 d+? 二0.1500 rlg  =41.6281 d、8= 2.200Oneo  :l:1.6968
Or、9 ”−45,2349 d、9 =5.0DOO rlo  : 0O d2o= 7.9000  n、 、  = 1.51
633r、!1  二■ d2.  ” 1.200On、□= 1.51633
r22  : oo d2□=5.1000  n+:+ =1.54771
r23=+X+ a23 =0.90口0 rz4−閃 d24 = 0.700On、4 = 1.51633
r25 : ■ d25 =0.3100 r26 = (資) d26 = 0.600On、5 = 1.48749
r27 :oO f     9     15.6    27D、 
    1.000   6.396   11.34
4D2  11.644   6.249   1.3
00fA2 =88.210 実施例2 f = 9−27mm  、 F/2.82ω二48.
8°〜18.2゜ r + = 54.8488 d、= 1.5000   旧= 1.84666r2
=:11.0[]00 1.50137 d2二0.5500 rs ” 43.0000 d3= 2.9000     口、= 1.6031
1r4 =−202,9618 d4=o、15Q。
1”5= 27.3751 d5= 2.7000 r6= 161.6934 d6=D、(可変) r7= 89.8661 d7= 0−8000 ra” 9.744(] d8= 2.2000 r9=−12,5298 d、J= 0.8000 rho二12.7694 dlo  =2.5000   n7 r+1”−46,3107 d++=02(可変) r1□=(イ)(絞り) 1.69680 1.65844 1.84666 n5= 1.83400 5 d、  = 4.8000   n+31.54771 r123  =1.0000 d2a  = 0.7QOU   l1zr2. =■ d25 =0゜3100 z6 1.51633 d26=0.6000 n+5 = 1.48749 r27 :l f     9     15.6    27D  
   1.O[lO7,lB9  12.6(18D2
12.908  6.719   1.300fA+ 
 =  114.120 実施例3 f = 9〜27mm  、  F/2.82ω=48
.8°〜18.2゜ r、 = 59.2784 d −1,5500n、= 1.846[16r2=3
1.7823 d+2 =1.600O r+3 ”12.7266 d、3 =2.800O r、、  ”−130,8826 a、、  =0.550O r+5 ”−IL、8540 d、5 =6.000O r、6 = 21.4523 d、6 =0.4500 rlt  =80.6004 d、、  =3.0OOO r、−=−13,5076 d、8 =0.150O r、9−27.0415 d、9 =2.9000 r2o 、、=−27,3401 d、o =13.1OOG r2. =艶 d2+ =1.0000 r2□ =(資) 0154 0518 = 1.69680 = 1.69680 1.51633 d2= 0.2800 r3= 37.3082 d3== 3.3000 r4= −129,7827 d4= 0.1500 rg=27.4192 d5= 2.9000 re= 253.3232 d6=D、(可変) rt= 338.3966 d、= 0.8000 r8= 10.2831 d8= 2.3000 r9=−12,7666 d9= 0.8000 r、、  = 14.0000 dlo =0.050゜ r、、  = 10.803(] d、、  =2.9000 r、2 =−37,2415 n2−1.60311 3−1 9680 3400 5−1 9700 L、74Q7? n7=1 4666 d12二1)2(可変) r13=(資)(絞り) d、3−1.6000 r+4 =12.4180 d、、  =2.8000 118= 1.70154 r15 ”  111.0339 d、5 =o、s6o、。
rla 12.1117 d、6 = 6.0000   n9= 1.8051
8r1□ = 20.8367 d1□ = 0.3800 rla  =66.2031 d+s  =2.8000   nto  =1.69
68Or、9 =−13,5947 d、9 =0.1500 r2o =29.0280 d2o ”2.5[][10n、、  =1.6968
0r2.  ”−28,3254 d2.  =13.1000 r22 : Oo  9 d、= 1.5000 r2” 31.5094 d2= 0.2300 ra=36.1359 d、= 3.1000 r4==−166,3248 d4= 0.1500 r5=27.4250 d、= 2.7000 r6= 290.6372 dtt=D+(可変) r7= 150.2387 dr=0.8000 ra=9.6401 d8= 2.2400 1”9=−11,7034 d9= 0.8000 r+o =lO,8601 d+o  = 2.5000  n6二1.84666
r、、  =−28,5230 1,84666 1,60311 1(4= 1..83400 n3= 1.69680 n5二1.70154 d2□= 1.[]’OOOn、2= ]、、5163
3r 23  −CX) d23” 4.8000  +1+i  = ]、54
771r24  : 00 d24 =1.0000 r26”l:  0O d2.  = 0.7000  n、、  = 1.5
]633r26 200 d2.、  =0.3100 r27  : 0O d2.  = 0.600On、5= 1.48749
r28 = (イ) f     9    15G    27D、   
 1.000   ?、167  12.574D21
2.874  6.706   1.300fA2 =
77.355 実施例4 f=9〜27mm  、  F/2.82ω=488°
へ182゜ r、 = 58.4875 0 =D2(可変) (資)(絞り) d1□ =1.6000 r、、  ” 10.7779 rL3= 2.2000  n7” 1.72342^
r12 r+4 50.0000 d、、  = 0.1.OOOna=1.54072r
+5 =−3[)、0υDO d15−0.8000 09−1.72000r16 
= 108.9342 d、6 =0.6000 r+□ =−13,3300 d、7 =6.0000 r、8 = 19.5428 d、、  =(1,6300 r19  = 325.6198 d+9 =2.600On r2o  =−12,7259 d2o =O,1500 r21  =]9.2146 1.69680 n、。 = 1.84666 (」2 d2□ 3.0000 3]、、7254 13、IoO[] L69fi80 23 2a 1.0000 24 4.8000 d2’3 1.0000 d26 =0.7000 27 0.3100 211 2B []、[i0[]1] 1.000 13.079 430.926 1633 1.54771 15 1633 ] 8749 15.6     27 7 270   12 779 6.809    1.3[]0 3 ただしr+、 r2.・・・はレンズ各面の曲率半径、
dd2.・・・は各レンズの肉厚および空気間隔、n+
n 2 +−・・は各レンズの屈折率、シ1.シ2.・
・・は各レンズのアツベ数である。
実施例1は、第2群中に屈折率が可変な媒質(液晶)を
設けたものである。つまり第2群を負レンズと負レンズ
と正レンズとにて構成し、そのうちの像側の負レンズと
正レンズの間つまり第8面(r8)と第9面(r9)と
の間に屈折率が可変な媒質を充填している。そしてこの
屈折率が可変な媒質の屈折率を第2群の変倍のための移
動と同時に変化させて焦点位置の補正を行なっている。
この実施例では、屈折率が1.74077〜L5317
8の範囲て可変な媒質を用いればよい。
実施例1の広角端、中間焦点距離、望遠端における収差
状況は、夫々第5図、第6図、第7図に示す通りである
実施例2は、第2図に示す構成で、第1群中に屈折率が
可変な媒質(液晶)を設けである。つまり第1群を物体
側に凸面を向けた負のメニスカス4 レングスと2枚の正レンズとにて構成し、負のメニスカ
スレンズと物体側の正レンズの間(第2面r2と第3面
r3の間)に屈折率が可変な媒質を充填しである。そし
て第2群を変倍のために移動させた時に、この屈折率が
可変な媒質の屈折率を変化させることによって焦点位置
を補正を行なう2.この実施例では屈折率カ月、501
37〜1.80518の範囲で可変な媒質を用いればよ
い。
実施例2の広角端、中間焦点距離、望遠端に」5ける収
差状況は、夫々第8図、第9図、第10図に示す通りで
ある。
実施例3は、第3図に示す構成で第2群中に屈折率が可
変な媒質(液晶)を設けである。即ち第2群を負レンズ
と負レンズと正レンズにて構成し、そのうちの像側の負
レンズと正レンズの間(第10面r+oと第11面r1
、の間)に屈折率が可変な媒質を充填しである。そして
第2群の移動と共にこの屈折率が可変な媒質の屈折率を
変化させて焦点位置が一定になるようにしている。
この実施例では、屈折率が1.74077〜1.514
5の範囲で変わる媒質を用いればよい。
実施例3の広角端、中間焦点距離、望遠端における収差
状況は、夫々第11図、第12図、第13図に示す通り
である。
実施例4は、第4図に示す通りで第3群に屈折率が可変
な媒質(液晶)を設けである。即ち第3群を正レンズと
2枚の負レンズと2枚の正レンズにて構成し、そのうち
の最も物体側の正レンズとその次の負レンズの間(第1
4面r+<と第15面r+5の間)に屈折率が可変な媒
質を充填しである。そして第2群の移動と共に屈折率が
可変な媒質の屈折率を変化させることによって焦点位置
を一定に保つようにしている。
この実施例では、屈折率が1.54072〜1.740
00の範囲で変わる媒質を用いればよい。
実施例4の広角端、中間焦点距離、望遠端における収差
状況は、夫々第14図、第15図、第16図に示す通り
である。
[発明の効果] 本発明のレンズ系は、屈折率が可変な媒質をしンズ系中
に配置し、その屈折率を変倍時に変化させて焦点位置の
移動を補正するようにしたもので、したがって焦点位置
の補正のためにレンズ群を移動する必要がなく、構成が
簡単になり又、焦点位置補正のための可動スペースが不
要となりコンパクトになし得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は、夫々本発明ズームレンズの実施例
1乃至実施例4の断面図、第5図乃至第7図は実施例1
の収差曲線図、第8図乃至第10図は実施例2の収差曲
線図、第11図乃至第13図は実施例3の収差曲線図、
第14図乃至第16図は実施例4の収差曲線図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)物体側から順に正の屈折力を有する第1群と、負
    の屈折力を有する第2群と、正の屈折力を有する第3群
    とにて構成され、前記第2群を光軸上を移動させて変倍
    を行なうレンズ系で、前記第1群を物体側から順に物体
    側に凸面を向けた負のメニスカスレンズと1枚又は2枚
    の正レンズとにて構成し、前記負のメニスカスレンズと
    正レンズとの間に屈折率が可変な媒質を充たし、その屈
    折率を変化させることによって変倍時の焦点位置の補正
    を行なうようにしたことを特徴とするズームレンズ。 (2)物体側から順に正の屈折力を有する第1群と、負
    の屈折力を有する第2群と、正の屈折力を有する第3群
    とにて構成され、前記第2群を光軸上を移動させて変倍
    を行なうレンズ系で、前記第2群を物体側から順に負レ
    ンズ、負レンズ、正レンズにて構成し、像側の負レンズ
    と正レンズの間に屈折率が可変な媒質を充たしその屈折
    率を変化させることによって変倍時の焦点位置の補正を
    行なうことを特徴とするズームレンズ。 (3)前記第2群の屈折率が可変な媒質を充たすべき像
    側の負レンズと正レンズとの間の空間に形成される空気
    レンズの焦点距離をf_A_2とする時、次の条件を満
    足することを特徴とする請求項(2)のズームレンズ。 2.0√[fw・fr]<f_A_2<8.0√[fw
    ・fr]ただしfw、frはワイド端およびテレ端にお
    ける全系の焦点距離である。 (4)物体側から順に正の屈折力を有する第1群と、負
    の屈折力を有する第2群と、正の屈折力を有する第3群
    とより構成され、前記第2群が光軸上を移動することに
    よって変倍を行なうレンズ系で、前記第3群を物体側か
    ら順に正レンズ、1枚又は2枚の負レンズ、1枚又は2
    枚の正レンズにて構成し、物体側の正レンズと次の負レ
    ンズ又は像側の負レンズと次の正レンズとの間或は両方
    の間に屈折率が可変な媒質を充たしその屈折率を変化さ
    せることによって変倍時の焦点位置の補正を行なうよう
    にしたことを特徴とするズームレンズ。 (5)前記第3群レンズの物体側の正レンズの像側の面
    と次の負レンズの物体側の面の間および像側の負レンズ
    の像側の面と次の正レンズの物体側の面の間のうちの屈
    折率が可変な媒質を充たすべき空間に形成される空気レ
    ンズの焦点距離をf_A_3とする時、次の条件を満足
    することを特徴とする請求項(4)のズームレンズ。 5.0√[fw・fr]<−f_A_3<50√[fw
    ・fr]ただしfw、frは夫々ワイド端およびテレ端
    における全系の焦点距離である。
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