JPH0310038Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0310038Y2 JPH0310038Y2 JP1983151146U JP15114683U JPH0310038Y2 JP H0310038 Y2 JPH0310038 Y2 JP H0310038Y2 JP 1983151146 U JP1983151146 U JP 1983151146U JP 15114683 U JP15114683 U JP 15114683U JP H0310038 Y2 JPH0310038 Y2 JP H0310038Y2
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- JP
- Japan
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- ceramic material
- buried
- base
- concrete
- concrete base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Producing Shaped Articles From Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔技術分野〕
本考案は、表面に耐摩耗性の硬質セラミツク材
料を露出したコンクリート製品の構造に関する。
料を露出したコンクリート製品の構造に関する。
近年、表面層にコンクリートの基体とは異なつ
た性質の材料を表面層として設けた複合製品が弾
性パネル，鉄道軌条の防振用材料として用いられ
るようになり、例えば粉流体輸送部材のライナ，
回転軸，軸受，スチールシヨツト，冷間ローラ，
ダイカスト部品，シヨツトノズル，ガイドロー
ラ，その他摺動部材への適用も要望されるように
なつた。
た性質の材料を表面層として設けた複合製品が弾
性パネル，鉄道軌条の防振用材料として用いられ
るようになり、例えば粉流体輸送部材のライナ，
回転軸，軸受，スチールシヨツト，冷間ローラ，
ダイカスト部品，シヨツトノズル，ガイドロー
ラ，その他摺動部材への適用も要望されるように
なつた。
しかしながら、かかるコンクリートとセラミツ
クとの複合製品においては、コンクリート基体と
表面のセラミツク層との接合に問題があり、いず
れも中間層を媒体としてセラミツクが基体上に設
けられていたり、単にセラミツクの小塊が埋設さ
れた状態であるために、表面の耐摩耗層が基体か
ら剥離したり、破壊されたりする問題があつた。
クとの複合製品においては、コンクリート基体と
表面のセラミツク層との接合に問題があり、いず
れも中間層を媒体としてセラミツクが基体上に設
けられていたり、単にセラミツクの小塊が埋設さ
れた状態であるために、表面の耐摩耗層が基体か
ら剥離したり、破壊されたりする問題があつた。
本考案の目的は、構造が簡単で、しかも表面層
が剥離したり、破壊されることがない高耐摩耗性
のセラミツク表面層を有するコンクリート製品を
提供することにある。
が剥離したり、破壊されることがない高耐摩耗性
のセラミツク表面層を有するコンクリート製品を
提供することにある。
以下、本考案の実施例を示す添付の図面に基づ
いて説明する。
いて説明する。
第１図はコンクリート基体１に小塊状のセラミ
ツク材２を埋設した状態の断面を示す。埋設した
小塊状のセラミツク材２は、コンクリート基体１
に埋設されたときに、コンクリート基体１表面と
平滑な一体的な表面を作り出すように露出面３が
平滑であるように予め成形されている。それとと
もに、また、埋設した部分はコンクリート基体１
に係止されて脱落することがないように係止部分
４を持つ形状に成形されている。
ツク材２を埋設した状態の断面を示す。埋設した
小塊状のセラミツク材２は、コンクリート基体１
に埋設されたときに、コンクリート基体１表面と
平滑な一体的な表面を作り出すように露出面３が
平滑であるように予め成形されている。それとと
もに、また、埋設した部分はコンクリート基体１
に係止されて脱落することがないように係止部分
４を持つ形状に成形されている。
この予め成形された小塊状のセラミツク材２
は、第１図に示すような種々の断面形状にするこ
とができる。第１図ａは断面形状が下拡がりに形
成されている台形，ｂは六角形，ｃは上面の露出
面３を広くして下部は細くし、しかも係止部分４
を有するように成形されている。このｃの場合
は、製造に当たつてのセラミツク材２の均一な配
列に便利である。第１図ｄはいずれの面をも露出
面とすることができる形状の例を示す。
は、第１図に示すような種々の断面形状にするこ
とができる。第１図ａは断面形状が下拡がりに形
成されている台形，ｂは六角形，ｃは上面の露出
面３を広くして下部は細くし、しかも係止部分４
を有するように成形されている。このｃの場合
は、製造に当たつてのセラミツク材２の均一な配
列に便利である。第１図ｄはいずれの面をも露出
面とすることができる形状の例を示す。
第２図は、第１図のｂとｄに示す小塊状のセラ
ミツク材２の形状の詳細を示す。
ミツク材２の形状の詳細を示す。
ａとｂは第１図ｂの小塊状のセラミツク材２に
対応するもので、またｃとｄは第１図のｄに対応
する。各図に示すように、各面の凹部は半球状あ
るいは底部を平面のいずれにしても同様の効果を
奏する。また、第２図ｅは第１図ｄの変形を示す
もので、各面の凹部を２個設けた例を示す。具体
的に示すこれらの例に限らず、これらを組み合わ
せて任意の形状にすることができることは勿論で
ある。
対応するもので、またｃとｄは第１図のｄに対応
する。各図に示すように、各面の凹部は半球状あ
るいは底部を平面のいずれにしても同様の効果を
奏する。また、第２図ｅは第１図ｄの変形を示す
もので、各面の凹部を２個設けた例を示す。具体
的に示すこれらの例に限らず、これらを組み合わ
せて任意の形状にすることができることは勿論で
ある。
第１図ａ〜ｄに示すように、埋設用のセラミツ
ク材２は予め一定の露出面を持つように成形され
ているために、完成したコンクリート製品の表面
に予め設定した比に正確にセラミツク材２の露出
面を形成することができる。しかも、それぞれの
セラミツク材２の小塊にはコンクリート基体１に
係止する部分を有するので、必要部分に任意にセ
ラミツク材２を分散することができ、その露出表
面はコンクリート表面の少なくとも30％をカバー
しても、何等格別の接着層を設けることなく、埋
設した小塊状のセラミツク材２をコンクリート基
体の表面層に固定することができる。
ク材２は予め一定の露出面を持つように成形され
ているために、完成したコンクリート製品の表面
に予め設定した比に正確にセラミツク材２の露出
面を形成することができる。しかも、それぞれの
セラミツク材２の小塊にはコンクリート基体１に
係止する部分を有するので、必要部分に任意にセ
ラミツク材２を分散することができ、その露出表
面はコンクリート表面の少なくとも30％をカバー
しても、何等格別の接着層を設けることなく、埋
設した小塊状のセラミツク材２をコンクリート基
体の表面層に固定することができる。
かかる小塊状のセラミツク材２の形状は、前述
のように、基体に埋設された状態で外部からの機
械的な力が及んでも容易に分離しないように、断
面形状が下拡がりに形成されている。
のように、基体に埋設された状態で外部からの機
械的な力が及んでも容易に分離しないように、断
面形状が下拡がりに形成されている。
コンクリート基体１としては、通常使用されて
いるポルトランドセメント，シリカセメント，フ
ライアツシユセメント，高炉セメント，アルミナ
セメント，超硬セメントが使用できる。
いるポルトランドセメント，シリカセメント，フ
ライアツシユセメント，高炉セメント，アルミナ
セメント，超硬セメントが使用できる。
そして、コンクリート基体１にその特性を改善
するために、天然ゴム，ネオプレン，イソプレン
などのゴムラテツクスを添加したり、それに各種
の水硬性の結合剤も任意使用できる。
するために、天然ゴム，ネオプレン，イソプレン
などのゴムラテツクスを添加したり、それに各種
の水硬性の結合剤も任意使用できる。
コンクリート基体１に埋設する小塊状の高硬度
セラミツク材２としては、SiC，B4C，TiC，
ZrC，VC，WC，W2C，TaC等の炭化物、
Si3N4，BN，AlN，HfN，TaN，ZrN，TiN，
NbN，VN等の窒化物、MoB，NbB，VB2，
Mo2B等の硼化物及びAl2O3等のモース硬度８以
上の材料から任意に選択することができる。
セラミツク材２としては、SiC，B4C，TiC，
ZrC，VC，WC，W2C，TaC等の炭化物、
Si3N4，BN，AlN，HfN，TaN，ZrN，TiN，
NbN，VN等の窒化物、MoB，NbB，VB2，
Mo2B等の硼化物及びAl2O3等のモース硬度８以
上の材料から任意に選択することができる。
本考案のコンクリート製品は、例えば小塊状の
高硬度セラミツク材２を流し込み型枠底部の必要
個所に配列し、その上から、通常の流し込み法で
セメントを流し込むことによつて得ることができ
る。
高硬度セラミツク材２を流し込み型枠底部の必要
個所に配列し、その上から、通常の流し込み法で
セメントを流し込むことによつて得ることができ
る。
本考案は、コンクリート基体に高硬度のセラミ
ツク材が何等の中間材を用いることなく、直接表
面に埋設された簡単な構造を持つので、製造が容
易で、しかも、表面は埋設した高硬度セラミツク
の耐摩耗性をもつコンクリート製品を得ることが
できる。
ツク材が何等の中間材を用いることなく、直接表
面に埋設された簡単な構造を持つので、製造が容
易で、しかも、表面は埋設した高硬度セラミツク
の耐摩耗性をもつコンクリート製品を得ることが
できる。
添付の図は、本考案の実施例を示すもので、第
１図は小塊状の高硬度セラミツク材をコンクリー
ト基体中に埋設した状態を示し、第２図は小塊状
の高硬度セラミツク材の形状の例を示す。 １……コンクリート基体、２……セラミツク
材、３……露出面、４……係止部分。
１図は小塊状の高硬度セラミツク材をコンクリー
ト基体中に埋設した状態を示し、第２図は小塊状
の高硬度セラミツク材の形状の例を示す。 １……コンクリート基体、２……セラミツク
材、３……露出面、４……係止部分。
Claims (1)
- コンクリートからなる基体の表面層に、予め露
出表面を平滑に、且つ埋没部分を滑り落ちを防止
する形状に成形した塊状の高硬度セラミツクを埋
設してなり、少なくとも基体の表面の30％を前記
埋設した塊状の高硬度セラミツクの露出表面が占
め、且つ基体表面と露出表面とが均一な面を形成
してなることを特徴とする耐摩耗性コンクリート
製品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15114683U JPS6058320U (ja) | 1983-09-28 | 1983-09-28 | 耐摩耗性コンクリ−ト製品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15114683U JPS6058320U (ja) | 1983-09-28 | 1983-09-28 | 耐摩耗性コンクリ−ト製品 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6058320U JPS6058320U (ja) | 1985-04-23 |
| JPH0310038Y2 true JPH0310038Y2 (ja) | 1991-03-13 |
Family
ID=30335023
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15114683U Granted JPS6058320U (ja) | 1983-09-28 | 1983-09-28 | 耐摩耗性コンクリ−ト製品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6058320U (ja) |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4913698A (ja) * | 1972-03-22 | 1974-02-06 | ||
| JPS51142406A (en) * | 1974-12-09 | 1976-12-08 | Torishima Seisakusho:Kk | A member for sliding part |
| JPS5238068A (en) * | 1975-09-11 | 1977-03-24 | Philips Nv | Mixer stand |
| JPS5650875A (en) * | 1979-10-03 | 1981-05-08 | Yamaha Motor Co Ltd | Sealing structure for pivot shaft portion in dust cover of autobicycle |
-
1983
- 1983-09-28 JP JP15114683U patent/JPS6058320U/ja active Granted
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4913698A (ja) * | 1972-03-22 | 1974-02-06 | ||
| JPS51142406A (en) * | 1974-12-09 | 1976-12-08 | Torishima Seisakusho:Kk | A member for sliding part |
| JPS5238068A (en) * | 1975-09-11 | 1977-03-24 | Philips Nv | Mixer stand |
| JPS5650875A (en) * | 1979-10-03 | 1981-05-08 | Yamaha Motor Co Ltd | Sealing structure for pivot shaft portion in dust cover of autobicycle |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6058320U (ja) | 1985-04-23 |
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