JPH0297886A

JPH0297886A - 粉粒体脱水装置

Info

Publication number: JPH0297886A
Application number: JP24826288A
Authority: JP
Inventors: Hidekazu Imamura; 英一今村
Original assignee: Iseki and Co Ltd; Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Current assignee: Iseki and Co Ltd; Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Priority date: 1988-09-30
Filing date: 1988-09-30
Publication date: 1990-04-10

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）この発明は、粉粒体等の脱水装置に関する。

（従来の技術）第１図に示しているように、回転ドラムで混合した混合
物をフルイで形状選別する楕成が考えられる。

（この発明が解決しようとする問題点）然し乍ら、脱水
媒体の膨潤率の大小や破砕によって被脱水物との分離が
困難であった。

（問題点を解決するための手段）この発明は、脱水処理を受けた被脱水物の分離を向」】
するものであって、つぎのような技術的手段を講じた。

即ち、磁性を有する吸水体１と被脱水物２とを混合する
混合具３および混合具３から排出された混合物を吸水体
１と被脱水物２とに選別する磁性を有する分離具４を備
えてなる粉粒体脱水装置の構成とする。

（作用）適宜の手段を介して混合具３に供給された磁性を有する
吸水体１と水分を含んでいる被脱水物は。

この混合具３によって、混合される。そして、この混合
時において、被脱水物は吸水体１によって吸水され、そ
の後、混合具３から吸水体１とともに分離具４に送られ
る。そして、この吸水体１は分離具側に吸着されて所定
の位置に送られるが。

他方の被脱水物は吸水体１の排出位置とは別位置に排出
される。

（効果）吸水後の吸水体１を容易に分離することができる。また
、吸水体１が破砕等により小さくなっても分離具４が吸
着するので分離作業性能の向上を図れる。

（実施例）以下、この発明の実施例を図面に基づいて具体的に説明
する。

まず、その構成について説明すると、混合具３は円筒形
状の筒体に形成され両側端面の下部を開放している。そ
して、該混合具３はモータ５の回転動力を伝動する無端
帯６１輪体７、回転軸８を介して回転する■転輸９に載
置しているとともに先端が内面に近接する分離板１０を
設けている。

なお、該分離板１０は両端が混合具３の側端面から横側
方に延設している支軸１１に取付けている。

また、該分離板１０は回転して撹拌する構成としてもよ
い、そして、該支軸１１の夫々の端部にはおもり１２を
吊下げており、また、混合具３の排出側が供給側よりも
下方に位置するべく斜設している。

分離具４は搬送方向に対して横方向に広幅に形成して上
面が上方に向けて移動するべく回転可能に設け、そして
搬送中間部を混合具３の排出口下方に位置して磁性を有
している。そして、該分離具４の搬送終端側に吸水体（
この実施例では磁性粉体を混入している高吸水ポリマー
）１を収納する吸水体収納箱１３を設け、また、下端側
の下方位置に被脱水物（実施例では微粉炭）２を収納す
る被脱水物収納箱１４を設けている。なお、該吸水体収
納箱１３には先端が分離具４に当接するスクレーパ１５
を設けている。

つぎに、第５図に示す別実施について、説明すると、混
合具３の下方に矢印方向に回転し、Ｒつ磁性を有する回
転ローラ１６を設けている。そして。

混合具３の下方に被脱水物（実施例では、微粉炭）２を
収納する被脱水物収納箱１４を設け、また、回転体１６
の下方に吸水体（この実施例では磁性粉を混入している
高吸水ポリマー）１を収納する吸水体収納箱１３を設け
ている。なお、該吸水体収納’ｊｉ１３の上方には先端
が回転体１６の外周面に当接するスクレーパ１７を設け
ている。

つぎに、第１番目の実施例の作用について説明する。

まず、吸水体１である高吸水ポリマーと被脱水物２であ
る微粉炭とを混合具３に供給してモータ５を起動する（
モータ５を起動してから高吸水ポリマーおよび微粉炭を
供給してもよい、）すると。

この高吸水ポリマーと微粉炭は回転する混合具３によっ
て掬い上げられ、そして途中分離板１０に当って落下す
る。以下、このような作用を繰り返して高吸水ポリマー
と微粉炭とが混合するが、この混合時において湿度を有
する微粉炭は高吸水ポリマーに接触して吸水される。こ
の場合、高吸水ポリマーは膨潤する。その後、混合具３
の一側に移動してきた高吸水ポリマーと微粉炭とはこの
混合具３の排出口から分離具４の搬送面上に落下する。

そして、磁性を有しない微粉炭は分離具４の搬送面上を
滑落して下方の被脱水物収納箱１４に収納される。一方
、磁性を有する高吸水ポリマーは分離具４に吸着されて
上方に搬送され、そしてこの搬送終端部においてスクレ
ーパ１５によって除去されて落下し吸水体収納箱１３に
収納される。

また、第２ｓ目の実施例の作用について説明すると、混
合具３の排出口から排出された微粉炭は落下して被脱水
物収納箱１４に収納される。一方、磁性を有する高吸水
ポリマーは回転する回転体１６に吸着され、その後スク
レーパ１７によってはぎ取られて落下し吸水体収納箱１
３に収納される。

したがって、吸水体１と被脱水物２とを簡単に分離する
ことができるとともに、この吸水体１が破砕して小さな
形状になっても選別具４に吸着されるので分離性能の向
上を図れる。また、吸水によって膨潤する性質を有する
吸水体ｌを使用すれば、吸着力が高まり分離が一層容易
になる。

なお、該実施例では、吸水体１を高吸水ポリマーを使用
したが、吸水性があればよくこれにのみ限定されるもの
でない、また、被脱水物は、例えばｉ類でもよくこれに
のみ限定されるものでない。

【図面の簡単な説明】

図は、この発明の実施例を示すものであって。第１図は従来考えられている工程図、第２図は第１番目
の実施例の混合具の正断面図、第３図はその一部切除し
た側面図、第４図は全体正面図、第５図は第２番目の実
施例の正面図、第６図は吸水体の作用を示す図である。１は吸水体、２は被脱水物、３は混合具、４は分離具を
示す。

Claims

【特許請求の範囲】

磁性を有する吸水体１と被脱水物２とを混合する混合具
３および混合具３から排出された混合物を吸水体１と被
脱水物２とに選別する磁性を有する分離具４を備えてな
る粉粒体脱水装置。