JPH029784Y2 - - Google Patents

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JPH029784Y2
JPH029784Y2 JP6513986U JP6513986U JPH029784Y2 JP H029784 Y2 JPH029784 Y2 JP H029784Y2 JP 6513986 U JP6513986 U JP 6513986U JP 6513986 U JP6513986 U JP 6513986U JP H029784 Y2 JPH029784 Y2 JP H029784Y2
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air
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temperature
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  • Thermotherapy And Cooling Therapy Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は身体の加温及び吸熱を交互に繰り返す
ことにより、身体の疲労の回復を図る冷・温熱マ
ツサージ装置に関するものである。
(従来の技術) 一般に、身体の加温と吸熱を交互に繰り返す
と、それにつれて筋肉が収縮、弛緩を繰り返し、
そのために毛細血管の血行をよくし、抹消神経を
刺激し、発汗作用を促進して身体の疲労を回復さ
せるということが、医学的に知られている。
かかる点に着目し、出願人は第5図に示す考案
を出願している(実願昭60−163817号)。即ち、
身体を載せる台1上に断面半円形状の透明カバー
体2を被せ、該台1及び該カバー体2に高温の熱
媒体と低温の熱媒体とを交互に流通させる流通管
3を設けた冷・温熱マツサージ装置である。
(考案が解決しようとする問題点) 前記冷・温熱マツサージ装置では前記台1の前
記流通管3にあつては、該流通管3から身体へ直
接に熱伝導を行い身体の加温・吸熱を行なうこと
から、身体に火傷或いは凍傷を生じさせないよう
行なうことを要し、その温度幅は小さなものとな
り、身体の疲労回復という効果を十分に達成する
ことができないおそれがあつた。
(考案の目的) 本考案は前記従来の問題点に鑑み、身体の疲労
回復効果を更に向上させた冷・温熱マツサージ装
置を提供しようとするものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は前記目的を達成するため、身体を載せ
る台と、該台上の身体を覆うカバー体と、高温の
熱媒体と低温の熱媒体とを該台と該カバー体の少
なくとも一方に交互に給送する熱媒体給送装置
と、高温の空気を該台と該カバー体との間に給送
する空気給送装置とを備えたことを特徴とする。
(作用) 本考案によれば、高温の熱媒体と低温の熱媒体
により身体の加温及び吸熱が行なわれ、更に高温
の空気により、該身体の加温効果が更に向上す
る。
(実施例) 第1図乃至第4図は本考案の一実施例を示すも
ので、10は横長の身体を載せる台、20は該台
10を覆うカバー体、30は該台10に熱媒体を
給送する熱媒体給送装置、40は該台10とカバ
ー体20との間に空気を給送する空気給送装置で
ある。
前記台10は横長四角形状に形成した鉄製の空
気吹出しパイプ11と該パイプ11間に張設され
た載置板12とを備え、該パイプ11は前記カバ
ー体20により覆われる部分に所定間隔をおい
て、複数の空気吹出し孔11aを設けている。ま
た、該パイプ11の各コーナ側には一対の支持台
13に立設した支持脚14が連結されるととも
に、該各支持脚14は該支持台13に設置された
モータ15及びベルト機構16に連結し前記台1
0の昇降及び傾斜が自在となつている。更に、前
記載置板12は基板12aと該基板12a上に設
けられた熱伝導性を有する熱媒体流通パネル(以
下パネルという)12bとからなり、該パネル1
2b内には第2図に示すように該パネル12bの
周囲に周囲パイプ12b′を配設し、該周囲パイプ
12b′間には該パネル12bの幅方向に沿つて延
びる連結パイプ12b″を連結している。
前記カバー体20は前記台10の長手方向に向
つて断面円弧状に形成した一対のカバー部20
a,20よりなる。また、該台10の長手方向一
端寄りには半円形状の仕切り板21を立設し、該
仕切り板21の周縁に沿つて、該台10の回りを
上下に周回する2枚の第1の案内枠22を設け、
該第1の案内枠22間に該カバー部20a,20
bの一端を摺動自在に挿入している。また、該台
10の長手方向他端寄りには該台10の幅方向に
延びる取付け片23aと該取付け片23aの両端
から長手方向一端寄りに延びる支持片23bとを
有する支持枠23を設けており、該支持片23b
の先端には該台10の下側に半円形状に形成され
た2枚の第2の案内枠24を設け、該第2の案内
枠24間に該カバー部20a,20bの他端を摺
動自在に挿入している。更に、前記台10には長
手方向に沿つて延びるシヤフト25を設け、該シ
ヤフト25の一端には可逆転駆動のモータ26
を、他端及び中央には軸受27a,27bを、該
モータ26と中央の軸受27bとの間にはプーリ
28をそれぞれ取付けている。また、該プーリ2
8には前記第2の案内枠24の貫通孔24aを介
して前記各カバー部20a,20bの下端に連結
したワイヤ29aが固着され、該モータ26の正
回転により、該ワイヤ29aが該プーリ28に巻
き込まれ前記各カバー部21が上方(閉鎖方向)
に向けて移動し、また、該モータ26の逆回転に
より該各カバー部20a,20bの自重により下
方(開放方向)に向けて移動するようになつてい
る。尚、29bは前記ワイヤ29aの緊張状態を
保持するコイルバネである。
前記熱媒体給送装置30は第2図に示すよう
に、不凍液を充填した冷却タンク31と水を充填
した温水タンク32とを備え、該冷却タンク31
内には圧縮機33a、凝縮器33b、膨張弁33
c及び蒸発器33dを順次連結した冷却回路の該
蒸発器33dを配設し、該温水タンク32内には
水加熱用ヒータ34を配設している。また、該各
タンク31,32内はそれぞれ吐出パイプ35
a,35b及び吸入パイプ36a,36bの一端
がそれぞれ臨み、該各パイプ35a,35b,3
6a,36bの他端は前記パネル12bの周囲パ
イプ12b′に連結している。更に、該各パイプ3
5a,35b,36a,36bには常閉の電磁弁
37a,37b,37c,37dを設けるととも
に、該各吐出パイプ35a,35bと各タンク3
1,32との間には循環ポンプ38a,38bと
をそれぞれ設けている。
前記空気給送装置40は第3図にも示すよう
に、略偏平円柱状に形成したケーシング41の上
面に取付けられた送風機42と、該ケーシング4
1の下面に取り付けられた4個の偏平形状の空気
加熱用ヒータ43とからなり、該送風機42のモ
ータ42aは両端を前記台10の空気吹出しパイ
プ11に固着した取付け板44に取付け、羽根4
2bは該ケーシング41内に配設している。ま
た、前記各空気加熱用ヒータ43はその中央に金
網を張つた通気孔43aを設け、該通気孔43a
を介して外気が該ケーシング41内に流入するよ
になつている。更に、該ケーシング41の空気吐
出口41aには前記空気吹出しパイプ11の長手
方向一端に連結するダクト45を取付けている。
第4図は本実施例にかかる前記熱媒体給送装置
30及び前記空気給送装置40の電気回路を示す
もので、50は該熱媒体給送装置30のタイマ、
51は該空気給送装置40のタイマ、52は電源
スイツチ、53は該熱媒体給送装置30の駆動ス
イツチ、54は該空気給送装置の駆動スイツチ、
55は該熱媒体給送装置30の3極双投形の切換
えスイツチ、56は該空気給送装置40の3極双
投形の切換えスイツチ、57は電源である。
前記水加熱用ヒータ34及び前記圧縮機33a
は前記電源スイツチ52を介して、前記各タイマ
50,51はそれぞれ前記各駆動スイツチ53,
54及び該電源スイツチ52を介してそれぞれ並
列に前記電源57に接続している。また、前記切
換えスイツチ55の共通接点55aは該各スイツ
チ52,53を介して、一方の切換え接点55b
は前記各電磁弁37a,37b及び前記循環ポン
プ38aを介して、他方の切換え接点55cは前
記各電磁弁37c,37d及び前記循環ポンプ3
8bを介してそれぞれ前記電源57に接続し、前
記タイマ50により所定時間毎に切り換えるよう
になつている。更に、前記切換えスイツチ56の
共通接点56aは前記送風機42のモータ42a
及び前記各スイツチ52,54を介して、一方の
切換え接点56bは前記空気加熱用ヒータ43を
介して、他方の切換え接点56cは直接にそれぞ
れ前記電源57に接続し、前記タイマ51により
所定時間毎に切り換えるようになつている。
本実施例によれば、前記電源スイツチ52をオ
ンとなすときは、前記水加熱用ヒータ34及び前
記圧縮機33aに通電され、前記冷却タンク31
内の不凍液は冷却され、また、前記温水タンク3
2内の水は加熱される。その後、前記熱媒体給送
装置30の駆動スイツチ53をオンとなすとき
は、例えば前記切換えスイツチ55の共通接点5
5aと切換え接点55cが接続し、前記各電磁弁
37c,37d及び前記循環ポンプ38bが駆動
し、前記温水タンク32から高温の水が前記台1
0のパネル12b内に流通する。更に、所定時間
経過したときは、該共通接点55aと切換え接点
55bとが接続し、前記各電磁弁37a,37b
及び前記循環ポンプ38aが駆動し、前記冷却タ
ンク31から低温の不凍液が前記台10のパネル
12b内に流通する。かかる動作を所定時間毎に
繰り返す。
また、前記駆動スイツチ54をオンとなすとき
は、前記送風機42のモータ42aが駆動し、例
えば前記切換えスイツチ56の共通接点56aと
切換え接点56bとが接続し、前記空気加熱用ヒ
ータ43に通電される。これにより、前記ケーシ
ング41内に吸入された空気は加熱され、更に、
前記ダクト45及び前記パイプ11に給送され、
前記空気吹出し孔11aから前記台10と前記カ
バー体20との間に高温の空気が吹出される。更
に、所定時間経過したときは、共通接点56aと
切換え接点56cとが接続し、雰囲気温度の空気
が該空気吹出し口11aから吹出され、かかる動
作を所定時間毎に繰り返す。
このように、本実施例にかかる冷・温熱マツサ
ージ装置は前述のように動作するから、前記台1
0上に身体を載せ、前記カバー体20で身体を覆
い、更に、該カバー体20の他端側の開口部20
cから身体の頭を出し、該開口部20cを図示し
ない布等で覆うときは、前記熱媒体給送装置30
により身体の加温及び吸熱を行ない身体の発汗作
用を促進することは勿論のこと、前記空気給送装
置40により身体の加温及び吸熱が行なわれ、発
汗作用は更に向上する。
尚、前記実施例では前記空気給送装置40のダ
クト45は前記空気吹出しパイプ11に連結して
いるが、前記台10に立設した仕切り板21を貫
通し該台10と前記カバー体20との間に臨むよ
うに設けても良い。また、図示しない振動装置を
該台10の基板12aの裏面に取付け、振動マツ
サージを行なえるようにしても良いし、また、オ
ーデイオ装置等の図示しないスピーカを取付け音
楽を楽しむことができるようにしても良い。更
に、図示しない加温装置を取付け該台10と該カ
バー体20との間に加湿空気を給送するようにし
ても良い。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案は身体を載せる台
と、該台上の身体を覆うカバー体と、高温の熱媒
体と低温の熱媒体とを該台と該カバー体の少なく
とも一方に交互に給送する熱媒体給送装置と、高
温の空気を該台と該カバー体との間に給送する空
気給送装置とを備えたので、該熱媒体給送装置に
より身体の加温及び吸熱が行なわれることは勿論
のこと、該空気給送装置により該台と該カバー体
との間に高温の空気が給送され身体の加温効果が
向上し、身体の発汗作用を更に促進させるという
利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案の一実施例を示すも
ので、第1図は冷・温熱マツサージ装置を示す一
部切り欠き斜視図、第2図は熱媒体の循環を示す
熱媒体回路図、第3図は空気給送装置を示す一部
省略斜視図、第4図は冷・温熱マツサージ装置の
電気回路図、第5図は従来の冷・温熱マツサージ
装置を示す斜視図である。 図中、10……台、20……カバー体、30…
…熱媒体給送装置、40……空気給送措置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 身体を載せる台と、該台上の身体を覆うカバー
    体と、高温の熱媒体と低温の熱媒体とを該台と該
    カバー体の少なくとも一方に交互に給送する熱媒
    体給送装置と、高温の空気を該台と該カバー体と
    の間に給送する空気給送装置とを備えたことを特
    徴とする冷・温熱マツサージ装置。
JP6513986U 1986-05-01 1986-05-01 Expired JPH029784Y2 (ja)

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