JPH0297316A - 液状体の施用方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は、液状肥料又は液状農薬或はこれらの混合物等
の液状体を土中又は圃場の作物に液状農薬を噴霧する施
用方法に関する。

（ロ）従来技術 従来、機体に装着したタンクにペースト肥料又はその他
の液状肥料を充填し、この液状肥料をポンプとホースと
を介して先端部を代掻したき泥土中に侵入させた施肥管
に圧送して土中に施肥することは既に知られている。

また、噴霧器、ミスト機又はスピードスプレーヤ等の防
除機により圃場の作物に農薬を散布することも既に知ら
れている。

（ハ）発明が解決しようとする問題点 前記防除機は、防除のみに使用され、土中施肥には使用
することができず、また、前記施肥機は田植時期という
極めて短期間使用するだけでそのシーズン以外は格納庫
に保管するしかなく極めて不経済であり、かつ保守等が
面倒であった。

（ニ）問題点を解決するための手段 本発明は、 走行装置を有する機体に装着したタンク３に液状肥料を
充填し、こ、れをポンプによりホースを介して土中に侵
入させた施肥管に圧送して土中に施肥するものにおいて
、この施肥以外の時期に、前記施肥管を噴霧手段に交換
するか又は、施肥管の吐出口に噴霧手段を装着し、前記
タンクに液状の肥料又は農薬を充填し、前記噴霧手段を
圃場上に臨ませ、前記タンク内の液状の肥料又は農薬を
ポンプにより噴霧手段に圧送して作物又は地面に噴霧す
ることにより土中に施肥することができる装置を他の時
期に圃場の作物に液状の肥料や農薬を散布するようにし
て前述の問題点を解決した。

（ホ）作用 液状肥料を泥土中に施肥する場合はタンクに液状肥料を
充填し、ポンプによりタンク内の液状肥料を施肥管に圧
送すると共に該施肥管を土中に挿入して機体を走行させ
ると、液状肥料は泥土中に施肥される。

また、圃場の作物に農薬を散布する場合、前記施肥管を
噴霧手段に交換するか、又は、施肥管の吐出口に噴霧手
段を装着し、タンクに液状農薬を充填し、前記ポンプを
駆動して液状農薬を噴霧手段に圧送すると共に該噴霧手
段を上昇させた状態で液状農薬を作物に噴霧する。

（へ）実施例 本発明の１実施例を図面に示す装置を用いた例について
説明すると、走行装置１を有する乗用車の機体２の前部
両側にタンク３を取付け、運転席５の側部にポンプ６を
装着し、該ポンプ６と前記タンク３とをサクションホー
ス７にて連結し、機体２の後部にはトップリンク８と左
右一対のロアリンク９とにより植付装置１０を昇降可能
に連結してあり、該植付装置１０は従来のものと同様伝
動ケース１１、苗載台１２、複数のフロート１３及び植
付体１５等からなり、上記各フロート１３には複数の植
付体１５と組を成す施肥管１６を取付けると共にその吐
出口をフロート１３より下方に突出させて植付装置を下
降させた時、代掻した圃場の泥土中に侵入するようにし
てあり、上記施肥管１６とポンプ６の複数の吐出口はホ
ース１７により連結しである。

そして、土中施肥する時は、苗載台１２にマット苗を載
せ、タンク３にはペースト状肥料を充填してフロート１
３が代掻した田面上を滑走するように植付装置１０を下
降させてポンプ６及び植付装置１０を駆動しながら乗用
車を走行させると、植付装置１０の植付体１５が苗載台
１２内のマット苗を１株ずつ掻き取って田面に植付け、
ポンプ６はタンク３内のペースト状肥料をサクションホ
ース７を介して吸入し、該ポンプ６の吐出口から圧出さ
れるペースト状肥料は中途部に切換弁１８を有する前記
ホース１７をを経て施肥管１６から泥土中に施肥される
。

また、前述の施肥作業が終った時にタンク３内に残留す
るペースト状肥料に水を加えて希釈し、ポンプ６を駆動
すると共に植付装置ｌＯを第１〜２図に示すように上昇
させて機体を走行させると、ポンプ６が圧送する液状肥
料は根菜類等適宜の畑作物に上方から施肥することがで
きる。

その際、植付体１５は条止装置等により停止させておく
。

更に、田植シーズン以外の時に、水稲又は畑作物に病害
虫対策又は除草を目的として農薬を散布する場合、第３
図に示すように、フロート１３１３の下面に、多数の噴
口２０・・を有する噴霧管２１を、該噴霧管２１と一体
なブラケット２２とポルト２３とで取付ける。この取付
位置は前記ホース１７の終端と対応する位置とすること
が望ましい。上記噴霧管２１の前記施肥管配設位置と対
応する部位に流入口２５を取イ」け、施肥管１６を取外
して前記ホース１７の終端の連結金２６を上記流入口２
５に螺合する。この状態で、タンク３に液状をなす殺虫
剤、消毒剤又は除草剤等の農薬を充填し、植付体１５を
停止さぜ、噴霧管２１が地面上に臨むように植付装置を
上昇させ、ポンプ６を駆動しながら乗用車を走行させる
と、前記液状農薬が第４〜５図に示す如く噴霧管２１に
圧送され、各噴口２０・・から作物又は地面上に幅広く
噴霧される。

また、前記流入口２５・・を各施肥管１６の先端に水密
に連結すると施肥管１６を取外さなくても良い。

第６図は他の例を示すものであって、噴霧管２７を個別
に製作し、その取付部２８を施肥管１５の取付部と同形
となし、この取付部２８をホース１７の終端のジヨイン
ト２９に連結したもので、この方式はフロート１３に噴
霧管数イ」部を設ける必要がなく、施肥管１６を取付け
ていたブラケットを利用して噴霧管２７を取付けること
ができる。

なお、同様なペースト状肥料施肥装置を装着した歩行型
田植機の場合は噴霧管２１をホースの終端または施肥管
に接続し、スイング方式の車輪を下降させて機体を上昇
させることにより噴霧作業を行なうことができる。

（ト）発明の効果 本発明は前述のように走行装置１を有する機体２に装着
したタンク３に液状肥料を充填し、これをポンプ６によ
りホース１７を介して土中に侵入させた施肥管１６に圧
送して土中に施肥するものにおいて、この施肥以外の時
期に、前記施肥管１６を噴霧手段に交換するか又は、施
肥管１６の吐出口に噴霧手段を装着し、前記タンク３に
液状の肥料又は農薬を充填し、前記噴霧手段を圃場上に
臨ませ、前記タンク３内の液状の肥料又は農薬をポンプ
６により噴霧手段に圧送して作物又は地面に噴霧するの
で、泥土中に施肥する場合は施肥管を下降させると共に
タンクに入れた液状肥料をポンプにより圧送することで
施肥することができ、同じ装置を用いてポンプからの吐
出部に、噴霧管を取（−１けることで前記施肥時期以外
の長いシーズンに亙って各種の作業目的に応じて液状農
薬を作物又は地面に噴霧することができ、施肥装置を多
目的に利用して投資効率を向上することができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施に使用する装置の１例を示すもので
あって、第１図は施肥装置を上昇させて施肥する状態を
示す平面図、第２図は同上側面図、第３図（ａ）は施肥
管を噴霧管に交換した平面図、（ｂｌ　は同上正面図、
（Ｃ１は噴口部の断面図、第４図は農薬噴霧状態を示す
平面図、第５図は同上側面図、第６図は噴霧管の他の例
を示す断面図である。 ■・・走行装置、２・・機体、３・・タンク、６・・ポ
ンプ、１６・・施肥管、１７・・ホース、２０・・噴口
、２１．２７・・噴霧管 手続補正口（′ｊ５０ １．事件の表示 特願昭６３−２４８７５９号 ２、発明の名称 液状体の施用方法 ３、補正をする者 事件との関係　　　出願人 島根県へ束郡東出雲町大字揖屋町 （１８７）　　三菱農機株式会社 代表者　淵田敬太 ４、代理人〒２４１ ６６７番地１ ５、補正命令の日付　　　昭和６３年１２月２０日（発
送師６、補正の対象 図面全図 ７、補正の内容

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 走行装置１を有する機体２に装着したタンク３に液状肥
   料を充填し、これをポンプ６によりホース１７を介して
   土中に侵入させた施肥管１６に圧送して土中に施肥する
   ものにおいて、この施肥以外の時期に、前記施肥管１６
   を噴霧手段に交換するか又は、施肥管１６の吐出口に噴
   霧手段を装着し、前記タンク３に液状の肥料又は農薬を
   充填し、前記噴霧手段を圃場上に臨ませ、前記タンク３
   内の液状の肥料又は農薬をポンプ６により噴霧手段に圧
   送して作物又は地面に噴霧することを特徴とする液状体
   の施用方法。