JPH029697Y2 - - Google Patents

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JPH029697Y2
JPH029697Y2 JP2985086U JP2985086U JPH029697Y2 JP H029697 Y2 JPH029697 Y2 JP H029697Y2 JP 2985086 U JP2985086 U JP 2985086U JP 2985086 U JP2985086 U JP 2985086U JP H029697 Y2 JPH029697 Y2 JP H029697Y2
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stone
abutment
reinforcing body
ceramic
umbrella
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JP2985086U
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Description

【考案の詳細な説明】 (a) 産業上の利用分野 この考案は、洋傘における石突きの構造にかか
るものであり、特に、消耗の激しい学童用の洋傘
に対して適用される新規な洋傘用強化石突きに関
するものである。
(b) 従来の技術およびその問題点 周知のように、洋傘における傘軸の先端には、
石突きが取付けられている。この洋傘用石突き
は、傘軸先端の保護、ならびに傘頂部における雨
漏り防止を目的とし、通常、合成樹脂製のキヤツ
プ形状のものである。この合成樹脂製の従来の石
突きは、洋傘を杖のように用いたり、あるいは壁
面等に突き当てたりした場合に、摩耗損傷し、あ
るいは簡単に破壊してしまうものであつた。
(c) 本考案の技術的課題 この考案は、上述する従来の洋傘用石突きにみ
られる欠点を解決するべくなしたもので、特に耐
摩耗性にすぐれた洋傘用強化石突きを提供するこ
とにある。
(d) 本考案の技術的手段 この考案は、上記する目的を達成するにあたつ
て、具体的には、一端に傘軸への連結部を備えた
合成樹脂製の石突きにおいて、前記石突きの他端
先端側にセラミツク材から成る補強体を結合形成
して成り、前記セラミツク補強体の一端が前記石
突きの先端側に部分的に露出し、前記セラミツク
補強体の他端が前記石突きの内部に埋設形成され
ている洋傘用強化石突きである。
(e) 本考案の実施例 以下、この考案に成る洋傘用強化石突きについ
て、図面に示す具体的な実施例にもとづいて詳細
に説明する。
図に示すように、洋傘用石突き1は、たとえば
ポリプロピレン等の硬質合成樹脂材によつて成形
されるもので、一端2に、傘軸への取付ネジ孔3
でなる連結部を備えた基本形態をなしている。こ
の考案において、洋傘用石突き1は、一端2に前
記取付ネジ孔3を設けた合成樹脂製の石突き基部
4に対して、他端先端側5にセラミツク材から成
る補強体6を一体的に埋設成形したものから成
る。前記セラミツク補強体6の一端7は、前記石
突きの先端側5に部分的に露出形成され、他端8
が前記石突きの内部に埋設形成される。前記セラ
ミツク補強体6の他端8側の異なる形態を第1図
Aおよび第2図Aに示す。図示されるように、前
記セラミツク補強体6の他端8側は、合成樹脂製
の石突き基部4に確実に固着する構造のものでな
ければならない。そこで、セラミツク補強体6
は、第1図Aに示されるように、その埋設端側8
に外方に向けて突出する抜け止め用フランジ部分
9および底面孔10とを設けておいて、合成樹脂
による一体成形によつて合成樹脂基部との固着を
強化している。第2図Aに、この考案の異なる例
を示す。この例において、前記セラミツク補強体
6は、単に底面孔11を設けたものである。この
場合、前記セラミツク補強体6は、前記合成樹脂
製石突き基部4に対し、その軸方向に、若干深く
入り込むように設計しておけばよい。第3図に、
この考案になる強化石突きのさらに異なる実施例
を示す。この例において、石突き1は、一端2
に、傘軸への取付孔3′でなる連結部を備えてい
る。一方、他端先端側5にセラミツク材から成る
補強体6が一体的に埋設成形される。前記セラミ
ツク補強体6は、露出端7に対して埋設端8が若
干太径のものから成つている。前記セラミツク補
強体6の形態は、図に示されるものにのみ限定さ
れるものではなく、上述する構成の範囲内におい
て適宜変更可能なものである。
(f) 本考案の効果 以上の構成に成るこの考案の洋傘用強化石突き
は、合成樹脂とセラミツク補強体とを結合した一
体成形体から成るものであり、構造的にも簡単
で、かつ製造が容易であるという点において、多
量生産に適合し、経済的にも有利である。さら
に、この考案の洋傘用強化石突きは、洋傘の傘軸
先端に相当する部分を、硬質セラミツク補強体に
よつて構成するものであつて、杖様の使用態様に
対しても高い耐久性を有し、石突きの摩耗損傷、
あるいは破壊を低減し得る点においてきわめて実
効のあるものというる。
【図面の簡単な説明】
第1図Aは、この考案の一例になる洋傘用強化
石突きの一部破断側面図、第1図Bは、第1図A
に示すものの平面図、第2図Aは、他の例になる
洋傘用強化石突きの一部破断側面図、第2図B
は、第2図Aに示すものの平面図、第3図は、さ
らに別の例になる洋傘用強化石突きの一部破断側
面図である。 1……強化石突き、2……石突きの一端、3,
3′……連結部、4……合成樹脂製石突き基部、
5……石突きの他端先端部、6……セラミツク補
強体、9……抜け止用フランジ部分、10,11
……底面孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端に傘軸への連結部を備えた合成樹脂製の石
    突きにおいて、前記石突きの他端先端側にセラミ
    ツク材から成る補強体を結合形成して成り、前記
    セラミツク補強体の一端が前記石突きの先端側に
    部分的に露出し、前記セラミツク補強体の他端が
    前記石突きの内部に埋設形成されていることを特
    徴とする洋傘用強化石突き。
JP2985086U 1986-02-28 1986-02-28 Expired JPH029697Y2 (ja)

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JP2985086U JPH029697Y2 (ja) 1986-02-28 1986-02-28

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JPS62141325U JPS62141325U (ja) 1987-09-07
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JP7266503B2 (ja) * 2019-09-27 2023-04-28 株式会社シマノ 石突及び釣竿

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JPS62141325U (ja) 1987-09-07

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