JPH029432Y2 - - Google Patents

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JPH029432Y2
JPH029432Y2 JP1984021287U JP2128784U JPH029432Y2 JP H029432 Y2 JPH029432 Y2 JP H029432Y2 JP 1984021287 U JP1984021287 U JP 1984021287U JP 2128784 U JP2128784 U JP 2128784U JP H029432 Y2 JPH029432 Y2 JP H029432Y2
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JP
Japan
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temperature
alarm
temperature sensor
detected
time
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JP1984021287U
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JPS60135994U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、睡眠中に体が冷えることを防止する
装置に関するものである。
〔従来の技術〕
睡眠中、幼児や子供は往々にして布団をけ飛ば
したり、また布団の中から外に出て寝冷えするこ
ともあり、冬期であれば風邪をひく原因となる。
かといつて親が常時子供の監視をしておくこと
は不可能である。
このような実情に鑑みて、本考案者は先に、睡
眠に際して寝間着などに温度センサーを付けさ
せ、睡眠中に布団が脱げた場合に体表面温度が低
下することを検出して、警報を発する警報装置に
ついて出願を行なつた(実願昭56−35980号、実
開昭57−148292号)。
しかし、この装置の場合、寝間着に温度センサ
ーを装着して布団の中に寝た時点から温度センサ
ーが体温近くまで上昇する迄の間は温度センサー
は冷えた状態であるので、その間、警報が鳴ると
いう問題があつた。
警報出力を電源スイツチ投入時から一定時間は
出さないようにするために、タイマーを用いるこ
とは実開昭58−124705号公報、実開昭58−85289
号公報あるいは実開昭56−172186号公報等に記載
されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、警報出力を電源スイツチ投入時から
一定時間は出さないようにするためにタイマーを
用いた場合、部屋の温度が低くて温度センサーの
検出温度が所定の温度に達するまでに時間が長く
かかる場合も、部屋の温度が高くて短い時間で温
度センサーの検出温度が所定の温度に達する場合
も同じ時間だけ警報出力が抑制されることにな
る。タイマーの作動時間の設定が短すぎると頻繁
に誤動作するため、長めに設定すると本来の寝冷
え警報の機能が長い間働かないという問題があつ
た。
本考案は、このような従来の問題点を解消し、
周囲温度の高低に関係なく就寝時から温度センサ
ーが体温近くまで温度上昇するまでの間は警報装
置が作動しないようにして実用性を向上させた警
報装置を提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するため、本考案の警報装置
は、就寝者の衣服等に装着する温度センサーと、
同温度センサーにより検出した温度が設定温度以
下に低下したときに警報を発する警報器とを備
え、かつ電源投入スイツチ投入後に一定時間毎の
前記温度センサーの検出温度を前回の検出温度値
と比較してその差分が正である間は前記警報器の
作動を抑止する作動抑制回路を備えたことを特徴
とする。
〔実施例〕
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて説
明する。
第1図は本考案の実施例の構成を示すブロツク
図、第2図はその処理を示すフローチヤートであ
る。第1図において、1は温度センサーであり、
寝間着などに容易に装着できるようクリツプ1a
を取り付けている。温度センサーとしては、サー
ミスタその他の温度センサー素子を用いることが
できる。
2は警報器を内蔵した回路ケースであり、その
中には、温度センサー1からの温度信号出力を増
幅する増幅器3、その出力をデイジタル信号に変
換するA/D(アナログ/デイジタル)変換器4、
信号処理を行うCPU(中央処理装置)5、データ
を格納するRAM6、プログラムを格納した
ROMW7、ブザー回路8、電源投入スイツチ
9、電池10が設けられている。
このように構成した装置において、その処理を
第2図に示すフローチヤートを参照して説明す
る。
CPU5では、電源投入スイツチ9が投入され
ると、メモリーM1,M2の内容を0にリセツト
し、読出回数を表す変数iの初期値を0にする。
次に温度センサー1からの温度Tiを読み込み、
メモリーM1にその値を格納する。同時にメモリ
ーM2には、前回の温度読み取り値(初回は0)
を格納する。次にメモリーM1の内容とメモリー
M2の内容を読み出してその偏差ΔTを演算し、
その正負を判断する。正の場合は、温度が上昇し
ていることを意味するので、警報出力は出さな
い。これを一定時間毎に繰り返す。
温度偏差ΔTが正でなくなつた場合には、検出
温度Tiが設定温度Trに対して高いかどうかを判
断する。高い場合には警報出力を出さない。
検出温度Tiが設定温度Trに対して低くなると、
警報すなわち第1図のブザー8を鳴らせる。
このように、警報装置をセツトした後に、布団
をけ飛ばしたり、布団から外に出て温度センサー
1が冷却するとブザー8が鳴るため、親はそれを
聞いて布団を掛け直すことにより寝冷えや風邪を
未然に防ぐことができる。
またこれを家庭のみならず、病院などの入院患
者に適用し、警報装置をナースステーシヨンに設
置することにより、入院患者の就寝状態を集中管
理することができる。
〔考案の効果〕
上述したように本考案によれば、温度センサー
を装着してから温度が上昇中は警報を発生しない
ので、就寝初期に警報が鳴るという問題を解消し
て実用性に富んだ警報装置を提供できるという効
果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の構成を示すブロツク
図、第2図はその処理を示すフローチヤートであ
る。 1:温度センサー、1a:クリツプ、2:回路
ケース、3:増幅器、4:A/D変換器、5:
CPU、6:RAM、7:ROM、8:ブザー回路、
9:電源投入スイツチ、10:電池。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 就寝者の衣服等に装着する温度センサーと、同
    温度センサーにより検出した温度が設定温度以下
    に低下したときに警報を発する警報器とを備え、
    かつ電源投入スイツチ投入後に一定時間毎の前記
    温度センサーの検出温度を前回の検出温度値と比
    較してその差分が正である間は前記警報器の作動
    を抑止する作動抑制回路を備えたことを特徴とす
    る警報装置。
JP2128784U 1984-02-16 1984-02-16 警報装置 Granted JPS60135994U (ja)

Priority Applications (1)

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JP2128784U JPS60135994U (ja) 1984-02-16 1984-02-16 警報装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2128784U JPS60135994U (ja) 1984-02-16 1984-02-16 警報装置

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Publication Number Publication Date
JPS60135994U JPS60135994U (ja) 1985-09-10
JPH029432Y2 true JPH029432Y2 (ja) 1990-03-08

Family

ID=30512544

Family Applications (1)

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JP2128784U Granted JPS60135994U (ja) 1984-02-16 1984-02-16 警報装置

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Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS632957Y2 (ja) * 1980-05-23 1988-01-25
JPS57148292U (ja) * 1981-03-12 1982-09-17
JPS5885289U (ja) * 1981-11-30 1983-06-09 株式会社日立ホームテック ガス漏れ警報器
JPS58124705U (ja) * 1982-02-17 1983-08-25 東芝熱器具株式会社 ポ−タブル式石油スト−ブ

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Publication number Publication date
JPS60135994U (ja) 1985-09-10

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