JPH0292367A - 子宮頚部拡開具 - Google Patents

子宮頚部拡開具

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JPH0292367A
JPH0292367A JP63245752A JP24575288A JPH0292367A JP H0292367 A JPH0292367 A JP H0292367A JP 63245752 A JP63245752 A JP 63245752A JP 24575288 A JP24575288 A JP 24575288A JP H0292367 A JPH0292367 A JP H0292367A
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JP
Japan
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dilator
uterus
cervical canal
cervical
water
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JP63245752A
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Isao Maruoka
丸岡 功
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、初分娩、或いは妊娠前期中絶のだめの子宮内
容除去手術の際に、予め子宮頚部を準備的に拡開して、
分娩や手術を行い易くするための医療用器具である子宮
頸部拡開具に関する。
(従来の技術) 従来より、準備的な子宮頸部拡開具として、海洋性植物
のラミナリア・デジテータ(laminariadig
itata)の根部を丸棒状に削り出してから無菌的に
乾燥縮小させ、一端側に抜去用の紐を装着したラミナリ
ア桿が知られている。このラミナリア桿は一昼夜以上無
水アルコールとエーテルの等分混合液中に、或いは純ア
ルコール中に貯蔵したものをそのまま使用している。
〈発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記ラミナリア桿は、天然の海洋性植物
を素材としているために、大きさや固さ、膨張度や膨張
速度等の各種特性の一致した物を得難く、頚管の拡開の
程度が確かには予想し難いものであった。
また、頚部の組織が強靭すぎると、ラミナリア桿の膨張
がスムーズにゆかず、頚管の拡開が十分に行えないこと
があり、さらに、素材自体がもろいために抜去時に欠損
してその一部が子宮内に残ったりする恐れのあるもので
あった。さらにまた、天然素材であるために、細菌等に
よる感染症の発生を確実には防止し難いものであった。
本発明は上記諸欠点を解消し、特性が安定し頭部の拡開
を確実に行い、かつ安全性の高い子宮頸部拡開具を量産
可能なものとして提供せんとするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記課題を解決するために、吸水膨張性を有し
た吸水性樹脂から形成され、子宮頸管内に挿入し得る太
さを有すると共に、少なくとも該子宮頸管と略等しい長
さを有して子宮w4部拡開具としたことを特徴とする。
また、吸水膨張性を有した吸水性樹脂から形成され、子
宮頸管内に挿入し得る太さを有すると共に、一端が外子
宮口に位置した状態で、他端が妊娠後期の羊膜と子宮筋
層間に挿入可能な長さを有し、一端側を子宮頸管に挿置
可能な適太さの頸管部とし、他端側の該羊膜と子宮筋層
間に挿入される部分を薄形の膜壁間挿入部として形成し
、子宮頸部拡開具としたことを特徴とする。
(作用) 上記子宮頸部拡開具を子宮頸管内に挿置しておけば、該
拡開具は子宮内外から分泌された分泌液の水分を吸水し
て膨潤し、頚管を内側から押圧して拡開する。
また、膜壁間挿入部を有した拡開具を、核部が妊娠後期
の子宮の羊膜と子宮内壁間に位置するように挿入して子
宮内に挿置しておけば、膨潤して子宮壁を押圧し、子宮
頚部を拡開すると同時に子宮口を後退させる。
〈実施例〉 以下、本発明に係る子宮頸部拡開具の一実施例を図面に
よって説明する。
子宮M部拡開具(以下、「拡開具」という〉 1は、第
1図に示す如く、頚管21内に挿入可能な太さと頚管2
1の長さに略等しいか若干長い長さを有し、両端部には
丸みを持たせた丸棒形状に形成され、一端側に木綿系等
の抜去用の紐2が適手段、例えば端部に設けられた小孔
内を通して取り付けられている。
上記拡開具1は、自重の数十倍から数千倍の吸水能力を
持ち、かつ外圧を加えても放水することなく水を保持す
る吸水性高分子素材により成形しである。該素材は、例
えば、アクリル酸ビニルアルコール共重合体、アクリル
酸ソーダ重合体、アクリル酸ソーダ・アクリルアミド共
重合体等の高分子電解質が架橋された分子構造を有する
合成樹脂又はこれを配合したもの、デンプン或いはセル
ロースにアクリロニトリルモノマー或いはアクリル酸を
グラフト重合させ、親水性を強くした合成樹脂又はこれ
を配合したもの等の合成樹脂製としてなっており、丸棒
の直径は例えば約2M、  5a+m。
7m11の三種とし、何れも長さは50s前後とし、体
温で6〜12時間で直径の約5倍程度に吸水膨張するよ
うに配合成形されている。
上記拡開具1は、中絶又は通常分娩に使用できるもので
、手術前日乃至12時間程前に第2〜4図に示す如く外
子宮口22から頚管21内に(紐のない方を先にして)
挿置してふけば、該拡開具lは子宮20の内外から分泌
される分泌液の水分を吸収し、約6〜12時間で所定の
太さまで徐々に膨張し、頚管21を内、側から押圧して
拡開する。
手術時には、該拡開具1の紐2を引いて頚管21より抜
去すればよい。太さの異なった拡開具1は、頚管21を
より広く拡開させるために順次変えて用いるか、或いは
該頚管太さの個人差に対応して使い分ける。また、拡開
具1の太さが7mm乃至それ以上のものを使用すれば、
子宮頸管を従来のラミナリア桿に比して著しく拡開させ
ることができ、通常の分娩誘発作用を発揮させ得る。ま
た、拡開具1は、合成樹脂主材であるので、使用中に分
解吸収されることがなく、無菌的製造と形状の精巧さが
保証できて、人体組織への刺戟、損傷、感染を防止する
ことができる。
また、任意の大きさの拡開具を容易に量産することがで
きる。
第4図は子宮頸部拡開具の第二の実施例を示した斜視図
であって、拡開具1aは、上記と同材質により形成され
、子宮挿入時に、一端が外子宮口22に位置した状態で
、他端が子宮腔23内の羊膜24と子宮筋層25の前部
との間に充分大る長さを有しており、その一端側は、頚
管21に略等しいか若干長い、例えば50罷前後の長さ
を有した直径10帥前後の適太さの丸棒とした頸管部3
としてなり、その端部に抜去用の紐2が設けられ、他端
側は、該頸管部3からすぼまって厚さ約2mtn。
幅約5叩、長さ80闘前後の弾力性のある薄形膜壁間挿
入部4として形成されている。
該拡開具1aは、通常分娩に使用できるもので、第6〜
8図の如く、外子宮口22より先ず膜壁間挿入部4を挿
入し、適宜補助具等を用いて先端を羊膜24と子宮下部
の子宮筋層25の前部との間に誘導し、頸管部3が頚管
21内に収まるまで挿入し、このまま一定時間挿置して
おけば、膜壁間挿入部4が羊膜24と子宮筋層25間で
膨潤し、子宮筋層25を圧迫してこの間を拡開すると同
時に、頚管21内に挿置された頸管部3も膨潤し、子宮
頸管部を内側から押圧して拡開させ、両作用によって子
宮口が後退し、胎児の摘出を容易に行ない得るように準
備し、しかも、強い陣痛様の下腹病を生じさせ、分娩を
誘発する効果を奏し得る。
この場合、前記拡開具1を用いて、予め頚管21を拡開
しておくことが望ましい。
なお、上記実施例では、膜壁間挿入部4の幅が頸管部3
の太さに比べて細く形成されているが、径と同程度まで
広くして形成してもよい。
また、上記実施例では拡開具の挿入によって、子宮腔内
への膣内又は頚管内の細菌の上昇の恐れを予防するため
に、感染病予防の薬剤を含有させておく等、適宜薬剤の
配合が可能である。
(発明の効果) 以上のようにして本発明に係る子宮頸部拡開具は、吸水
性合成樹脂を素材として用いているために、大きさや形
さ、膨張度や膨張速度等各種特性を一定に保つことがで
きることは勿論、これらの特性を所望に組み合わせた品
質の安定した拡開具を無菌的に、安価に量産することが
できる。
また、吸水性合成樹脂の特性として、吸収した水分は外
圧を加えても放出されないため、本発明の拡開具を用い
れば、子宮頚部の圧力に抗し確実に核部を拡開できる。
また、本発明の拡開具は合成樹脂性で、適度な固さと柔
軟性を付与することができるために、挿入時や抜去時に
欠損し或いは子宮内に残留し、或いはまた人体組織への
刺戟、損傷、感染を与えることがないと共に、人体内で
分解吸収されることがなく、極めて扱い易く安全性が高
いものである。
を第6図の子宮内に挿入した状態を示す断面略図、第8
図は第7図の拡開具が膨潤した状態を示す断面略図であ
る。
1・・・子宮頸部拡開具、3・・・頸管部、4・・・膜
壁間挿入部。
出願人      丸  岡   功
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る子宮頸部拡開具の一実施例を示す
斜視図、第2図は子宮の断面略図、第3図は第1図の拡
開具を第2図の子宮頸管内に挿入した状態を示す断面略
図、第4図は第3図の拡開具が挿置膨潤した状態を示す
断面略図、第5図は子宮頸部拡開具の第二の実施例を示
す斜視図、第6図は子宮の断面略図、第7図は第5図の
拡開具第 図 第 図 第 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)吸水膨張性を有した吸水性樹脂から形成され、子
    宮頸管内に挿入し得る太さを有すると共に、少なくとも
    該子宮頸管と略等しい長さを有したことを特徴とする子
    宮頸部拡開具。
  2. (2)吸水膨張性を有した吸水性樹脂から形成され、子
    宮頸管内に挿入し得る太さを有すると共に、一端が外子
    宮口に位置した状態で、他端が妊娠後期の羊膜と子宮筋
    層間に挿入可能な長さを有し、一端側を子宮頸管に挿置
    可能な適太さの頸管部とし、他端側の該羊膜と子宮筋層
    間に挿入される部分を薄形の膜壁間挿入部として形成し
    たことを特徴とする子宮頸部拡開具。
JP63245752A 1988-09-29 1988-09-29 子宮頚部拡開具 Pending JPH0292367A (ja)

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JP63245752A JPH0292367A (ja) 1988-09-29 1988-09-29 子宮頚部拡開具

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JP63245752A JPH0292367A (ja) 1988-09-29 1988-09-29 子宮頚部拡開具

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JP63245752A Pending JPH0292367A (ja) 1988-09-29 1988-09-29 子宮頚部拡開具

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106137454A (zh) * 2016-08-02 2016-11-23 青海省畜牧兽医科学院 一种用于牛胚胎移植前子宫颈扩张的组件

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106137454A (zh) * 2016-08-02 2016-11-23 青海省畜牧兽医科学院 一种用于牛胚胎移植前子宫颈扩张的组件
CN106137454B (zh) * 2016-08-02 2018-01-09 青海省畜牧兽医科学院 一种用于牛胚胎移植前子宫颈扩张的组件

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