JPH0291607A - 液晶絞りを備えた内視鏡光学系 - Google Patents
液晶絞りを備えた内視鏡光学系Info
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- JPH0291607A JPH0291607A JP63242800A JP24280088A JPH0291607A JP H0291607 A JPH0291607 A JP H0291607A JP 63242800 A JP63242800 A JP 63242800A JP 24280088 A JP24280088 A JP 24280088A JP H0291607 A JPH0291607 A JP H0291607A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、液晶絞りを備えた内視鏡光学系に関する。
結像光学系のFナンバーを変えるための可変絞りとして
、液晶の電気光学効果を利用した液晶絞りが知られてい
る。その−例としてツイストネマチ、り(TN)液晶セ
ルを用いたものの構成を示すと第11図のようになる。
、液晶の電気光学効果を利用した液晶絞りが知られてい
る。その−例としてツイストネマチ、り(TN)液晶セ
ルを用いたものの構成を示すと第11図のようになる。
TN液晶セル1は透明基+7i 2上に透明型$lii
3と配向膜4とを積層したものを配向方向が90°ね
じれるように対向させて形成した空室内にネマチック液
晶5を封入して成るが、可変絞りとするために一方の透
明電極3が図示したように中央部分を欠いたリング状に
形成されている。そして、この液晶セル1を互いに振動
方向が直交する2枚の偏光板6.7で挾んで液晶絞り8
が構成されている。
3と配向膜4とを積層したものを配向方向が90°ね
じれるように対向させて形成した空室内にネマチック液
晶5を封入して成るが、可変絞りとするために一方の透
明電極3が図示したように中央部分を欠いたリング状に
形成されている。そして、この液晶セル1を互いに振動
方向が直交する2枚の偏光板6.7で挾んで液晶絞り8
が構成されている。
そして、スイッチSWがOFFの状態では、液晶分子が
ツイストネマチック配列であるため、偏光板6を通って
TN液晶セル1に入射した直線偏光はTN液晶セル1に
より偏光面が90°回転せしめられ、偏光板7を通って
出て来る。ところが、スイッチSWをONとして電源P
から一定値■。
ツイストネマチック配列であるため、偏光板6を通って
TN液晶セル1に入射した直線偏光はTN液晶セル1に
より偏光面が90°回転せしめられ、偏光板7を通って
出て来る。ところが、スイッチSWをONとして電源P
から一定値■。
以上の電圧が加わると、液晶分子が電界に沿って配列さ
れてホメオトロピック配列となり、偏光面を回転させる
作用がなくなるため、TN液晶セル1を通った光は偏光
板7を通り抜けることが出来なくなる。この効果は透明
電極3のない所では生じないので、液晶絞り8の中央で
はスイッチSWの0N−OFFに拘わらず常に光が通る
が、その外側のリング状部分ではスイッチSWの0N−
OFFにより遮蔽〜1siIi4の切換えが行われるこ
とになる。
れてホメオトロピック配列となり、偏光面を回転させる
作用がなくなるため、TN液晶セル1を通った光は偏光
板7を通り抜けることが出来なくなる。この効果は透明
電極3のない所では生じないので、液晶絞り8の中央で
はスイッチSWの0N−OFFに拘わらず常に光が通る
が、その外側のリング状部分ではスイッチSWの0N−
OFFにより遮蔽〜1siIi4の切換えが行われるこ
とになる。
この液晶絞り8を透明電極3の中央の円の中心を内視鏡
光学系の光軸に一致させて設けた構成が第12図に示さ
れている。この図はファイバースコープの先端部の光学
系を示しており、対物レンズ9は物体側の負レンズ(1
)と、その射出側に設けられた正レンズ11.12.1
3から成る正レンズ群とを備えたレトロフォーカス型レ
ンズから成っており、正レンズ13の射出面の直近にイ
メージガイドファイバ束14の入射端面を配置した構成
となっている。液晶絞り8は正レンズ11と12の間の
結像光束が平行に近い状態にある位置に置かれている。
光学系の光軸に一致させて設けた構成が第12図に示さ
れている。この図はファイバースコープの先端部の光学
系を示しており、対物レンズ9は物体側の負レンズ(1
)と、その射出側に設けられた正レンズ11.12.1
3から成る正レンズ群とを備えたレトロフォーカス型レ
ンズから成っており、正レンズ13の射出面の直近にイ
メージガイドファイバ束14の入射端面を配置した構成
となっている。液晶絞り8は正レンズ11と12の間の
結像光束が平行に近い状態にある位置に置かれている。
液晶絞り8の直後に置かれた絞り15は、円形開口を備
えた遮光板から成り、この円形開口により対物レンズの
最大開口が規制されることになる。
えた遮光板から成り、この円形開口により対物レンズの
最大開口が規制されることになる。
尚、正レンズ13は主光線をイメージガイド14に略垂
直に入射させるためのフィールドレンズとして作用して
いる。
直に入射させるためのフィールドレンズとして作用して
いる。
従って、スイッチSWがOFFのときは液晶絞り8の全
面を光がi3通して来るので対物レンズ9のFナンバー
は絞り150開口で規定され、スイッチSWがONのと
きは液晶絞り8の透明電極3の中央円形部によりFナン
バーが規定されることになり、Fナンバーが可変の内視
鏡光学系が得られる。
面を光がi3通して来るので対物レンズ9のFナンバー
は絞り150開口で規定され、スイッチSWがONのと
きは液晶絞り8の透明電極3の中央円形部によりFナン
バーが規定されることになり、Fナンバーが可変の内視
鏡光学系が得られる。
尚、液晶絞り8を多段絞りにする場合は、透明電極3を
多数の同心円状のリングとして形成し、必要な数の部分
にだけ通電するようにすれば良い。
多数の同心円状のリングとして形成し、必要な数の部分
にだけ通電するようにすれば良い。
又、上記において、2枚の偏光板6,7の偏光方向を同
じにするとスイッチSWの0N−OFFと絞り開口の大
−小との関係が逆になる。
じにするとスイッチSWの0N−OFFと絞り開口の大
−小との関係が逆になる。
ところが、液晶絞り8は通常第12図のように光軸に垂
直に配置されるので、液晶の電気光学効果の角度依存性
のため、方向によって透過と遮蔽のコントラストが異な
るという問題がある。
直に配置されるので、液晶の電気光学効果の角度依存性
のため、方向によって透過と遮蔽のコントラストが異な
るという問題がある。
第13図は、液晶絞り8の液晶セルの厚さ(1)μm、
xiの周波数(1)0Hz、温度30℃をなすもとで、
第14図に示すように光軸に対し30゜をなす方向から
見た場合の透過と遮蔽のコントラストの全周にわたる変
化を図示したもので、円の中心から離れている程コント
ラストが高いことを示している。
xiの周波数(1)0Hz、温度30℃をなすもとで、
第14図に示すように光軸に対し30゜をなす方向から
見た場合の透過と遮蔽のコントラストの全周にわたる変
化を図示したもので、円の中心から離れている程コント
ラストが高いことを示している。
第13図から明らかなように液晶絞り8の透過と遮蔽の
コントラストは光軸に関して対称ではなく、第12図の
例では図示した光束へに対してはこれと反対側に同じ角
度傾いた光束に対してよりもコントラストが低いため、
光束Aの一部はスイッチSWをONにしてもリング状部
分を通り抜けてしまい、一方圧対側に傾いた光束は良く
遮蔽されるというように、視野の場所毎に絞りの効果が
異なってしまうという問題がある。
コントラストは光軸に関して対称ではなく、第12図の
例では図示した光束へに対してはこれと反対側に同じ角
度傾いた光束に対してよりもコントラストが低いため、
光束Aの一部はスイッチSWをONにしてもリング状部
分を通り抜けてしまい、一方圧対側に傾いた光束は良く
遮蔽されるというように、視野の場所毎に絞りの効果が
異なってしまうという問題がある。
本発明は、上記問題点に鑑み、液晶絞りの透過と遮蔽の
コントラストの光軸に関する非対称性を緩和し得る内視
鏡光学系を提供することを目的としている。
コントラストの光軸に関する非対称性を緩和し得る内視
鏡光学系を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段及び作用〕上記非対称性の
原因は、(al液晶セル内の液晶分子の配列が光軸に関
して対称でないこと、(blそのため光の入射角が大の
場合線入射角が同じでも入射方向が異なると液晶の電気
光学効果が異なってしまうことにある。そこで、これら
の原因をふまえて上記非対称性を緩和するようにした構
成は以下の通りである。
原因は、(al液晶セル内の液晶分子の配列が光軸に関
して対称でないこと、(blそのため光の入射角が大の
場合線入射角が同じでも入射方向が異なると液晶の電気
光学効果が異なってしまうことにある。そこで、これら
の原因をふまえて上記非対称性を緩和するようにした構
成は以下の通りである。
fil 液晶絞りの透過と遮蔽のコントラストが最も
高くなる側へ光の入射方向が片寄るべり、該液晶絞りを
光軸に対して傾けて配置した内視鏡光学系。
高くなる側へ光の入射方向が片寄るべり、該液晶絞りを
光軸に対して傾けて配置した内視鏡光学系。
(2) 液晶絞りへの全ての主光線の入射角が入射方
向も含めて大体同じになるように、該液晶絞りの液晶セ
ルを光軸に関して対称に湾曲又は屈曲せしめた内視鏡光
学系。特に、湾曲せしめた場合は全ての主光線を液晶絞
りに垂直入射(入射角O)させることも可能である。
向も含めて大体同じになるように、該液晶絞りの液晶セ
ルを光軸に関して対称に湾曲又は屈曲せしめた内視鏡光
学系。特に、湾曲せしめた場合は全ての主光線を液晶絞
りに垂直入射(入射角O)させることも可能である。
(3) 液晶絞りの液晶セルを光軸のまわりに複数部
分に等分割し、各部分内の液晶分子の配列方向を光軸に
関して回転対称にした内視鏡光学系、特に、液晶分子の
配列方向が完全に放射状になれば、対称性は最高となる
。
分に等分割し、各部分内の液晶分子の配列方向を光軸に
関して回転対称にした内視鏡光学系、特に、液晶分子の
配列方向が完全に放射状になれば、対称性は最高となる
。
以下、図示した実施例に基づき上記従来例と同一の部材
には同一符号を付して本発明の詳細な説明する。
には同一符号を付して本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の第1実施例を示しており、液晶絞り8
は、その透過と遮蔽のコントラストが最も高くなる側へ
光の入射方向が片寄るべく光軸に対して傾けて配置され
ている。又、液晶絞り8を光軸に対して傾けたことによ
り発生する収差を補正するために、プリズム16及び1
7が液晶絞り8の前後に配置されている。勿論収差が問
題にならない場合はプリズム16及び17は省略しても
良い。
は、その透過と遮蔽のコントラストが最も高くなる側へ
光の入射方向が片寄るべく光軸に対して傾けて配置され
ている。又、液晶絞り8を光軸に対して傾けたことによ
り発生する収差を補正するために、プリズム16及び1
7が液晶絞り8の前後に配置されている。勿論収差が問
題にならない場合はプリズム16及び17は省略しても
良い。
又、イメージガイドファイバー束14の射出端面の後方
には接眼レンズ1日が配置されており、これが以上の部
材と共に観察光学系を構成している。又、この観察光学
系と平行に光源19.ライトガイドファイバー束20.
照明レンズ2Iから成る照明光学系が配置されている。
には接眼レンズ1日が配置されており、これが以上の部
材と共に観察光学系を構成している。又、この観察光学
系と平行に光源19.ライトガイドファイバー束20.
照明レンズ2Iから成る照明光学系が配置されている。
本実施例は上述の如く構成されており、液晶絞り8の透
過と遮蔽のコントラストが最も高くなる側へ光の入射方
向が片寄るべく液晶絞り8が光軸に対して傾けて配置さ
れているので、大部分の入射光は上記コントラストがほ
ぼ一定した部分(第13図参照)を通ることになり、そ
の結果コントラストの非対称性が緩和され、明るさムラ
のない像が得られる。
過と遮蔽のコントラストが最も高くなる側へ光の入射方
向が片寄るべく液晶絞り8が光軸に対して傾けて配置さ
れているので、大部分の入射光は上記コントラストがほ
ぼ一定した部分(第13図参照)を通ることになり、そ
の結果コントラストの非対称性が緩和され、明るさムラ
のない像が得られる。
第2図は第2実施例を示しており、これは斜視用内視鏡
において、視野変換用プリズム22及び23の間の空気
間隔に液晶絞り8を光軸に対して傾けて配置したもので
あって、第1実施例と同じ作用効果が得られる。
において、視野変換用プリズム22及び23の間の空気
間隔に液晶絞り8を光軸に対して傾けて配置したもので
あって、第1実施例と同じ作用効果が得られる。
第3図は第3実施例を示しており、これは固体撮像素子
24を備えた電子スコープにおいて、正レンズ11と1
2の間に、液晶絞り8を光軸に対する傾きを任意に変え
得るようにして配置したものである。従って、明るい物
体Mの方向に応じて液晶絞り8の傾きを変えることによ
り、明るい物体Mからの光が液晶絞り8の最もコントラ
ストの高い部分を通るようにして、図示の如く液晶絞り
8を絞った(スイッチSWがON)の時液晶絞り8を透
過する光量が少な(なるようにすることができる。
24を備えた電子スコープにおいて、正レンズ11と1
2の間に、液晶絞り8を光軸に対する傾きを任意に変え
得るようにして配置したものである。従って、明るい物
体Mの方向に応じて液晶絞り8の傾きを変えることによ
り、明るい物体Mからの光が液晶絞り8の最もコントラ
ストの高い部分を通るようにして、図示の如く液晶絞り
8を絞った(スイッチSWがON)の時液晶絞り8を透
過する光量が少な(なるようにすることができる。
第4図は第4実施例を示しており、これは電子スコープ
において、絞り15と正レンズ12との間に、液晶絞り
8を光軸のまわりに回転させ得るように配置したもので
ある。従って、明るい物体Mの方向に応じて液晶絞り8
の回転位置を変えることにより、明るい物体Mからの光
が液晶絞り8の最もコントラストの高い部分を通るよう
にすれば、第3実施例と同じ作用効果が得られる。
において、絞り15と正レンズ12との間に、液晶絞り
8を光軸のまわりに回転させ得るように配置したもので
ある。従って、明るい物体Mの方向に応じて液晶絞り8
の回転位置を変えることにより、明るい物体Mからの光
が液晶絞り8の最もコントラストの高い部分を通るよう
にすれば、第3実施例と同じ作用効果が得られる。
第5図は第5実施例を示しており、これは電子スコープ
において、正レンズ11と12との間に、液晶セルlを
光軸に関して対称に物体側へ湾曲せしめた液晶絞り8を
配置したものである。従って、絞り15を通る全ての主
光線について液晶絞り8への入射角が入射方向も含めて
大体同じ(はぼ0)になるので、液晶絞り8での透過及
び遮蔽のコントラストは絞り15を通る主光線の方向に
よらずほぼ一定となり、明るさムラのない像が得られる
。尚、第5図は液晶絞り8を絞った(スイッチSWがO
N)状態を示している。又、偏光板6及び7は平面状の
ものでも良い。
において、正レンズ11と12との間に、液晶セルlを
光軸に関して対称に物体側へ湾曲せしめた液晶絞り8を
配置したものである。従って、絞り15を通る全ての主
光線について液晶絞り8への入射角が入射方向も含めて
大体同じ(はぼ0)になるので、液晶絞り8での透過及
び遮蔽のコントラストは絞り15を通る主光線の方向に
よらずほぼ一定となり、明るさムラのない像が得られる
。尚、第5図は液晶絞り8を絞った(スイッチSWがO
N)状態を示している。又、偏光板6及び7は平面状の
ものでも良い。
第6図は第6実施例を示しており、これは絞り15と正
レンズ12との間に、偏光板6と、正レンズ25と、該
正レンズ25と一体化されていて光軸に関して対称に物
体側へ湾曲せしめられた液晶セルlと、該液晶セルlと
一体化されていて偏光方向が偏光板6と一敗する偏光板
7と、正レンズ26とから成る液晶絞り兼用の液晶レン
ズ27を配置したものであって、これも第5実施例と同
じ作用効果が得られる。尚、第6図は液晶絞り部分を絞
った(スイッチSWがOFF>状態を示している。
レンズ12との間に、偏光板6と、正レンズ25と、該
正レンズ25と一体化されていて光軸に関して対称に物
体側へ湾曲せしめられた液晶セルlと、該液晶セルlと
一体化されていて偏光方向が偏光板6と一敗する偏光板
7と、正レンズ26とから成る液晶絞り兼用の液晶レン
ズ27を配置したものであって、これも第5実施例と同
じ作用効果が得られる。尚、第6図は液晶絞り部分を絞
った(スイッチSWがOFF>状態を示している。
第7図は第7実施例を示しており、これは絞り15と正
レンズ12との間に、液晶セル1の透明電極3及び配向
膜4を光軸に関して対称に物体側へ湾曲せしめ且つフレ
ネル状にした液晶絞り8を配!したものである。このよ
うにしても、第5実施例と同し作用効果が得られる。尚
、液晶絞り8にレンズ効果を持たせるようにしても良い
。
レンズ12との間に、液晶セル1の透明電極3及び配向
膜4を光軸に関して対称に物体側へ湾曲せしめ且つフレ
ネル状にした液晶絞り8を配!したものである。このよ
うにしても、第5実施例と同し作用効果が得られる。尚
、液晶絞り8にレンズ効果を持たせるようにしても良い
。
第8図は第8実施例の液晶絞り8を示しており、これは
液晶セル1の透明電極3及び配向膜4を光軸に関して対
称に物体側へ傾斜するように屈曲せしめた即ち全体とし
て円錐状にしたものであって、第7実施例よりも製作し
易く且つ第7実施例とほぼ同様な効果が得られる。
液晶セル1の透明電極3及び配向膜4を光軸に関して対
称に物体側へ傾斜するように屈曲せしめた即ち全体とし
て円錐状にしたものであって、第7実施例よりも製作し
易く且つ第7実施例とほぼ同様な効果が得られる。
第9図は第9実施例の液晶絞り8を示しており、これは
液晶セル1を光軸のまわりに4つの部分に等分割し、各
部分内の液晶分子の配列方向を光軸に対して回転対称に
した即ち90°ずつ異なるようにしたものである。ここ
で、第9図(A)は液晶絞り8の断面図、第9図(B)
は液晶セル1の正面図、第9図<C>は偏光板7の正面
図であって、第9図(B)において、楕円はネマティッ
ク液晶の屈折率楕円を、矢印は偏光板6の偏光方向を夫
々示している。従って、液晶分子の光軸に関する対称性
が良くなるので、液晶絞り8の透過と遮蔽のコントラス
トの非対称性が大幅に緩和され、明るさムラのない像が
得られる。液晶セルの分割数はいくつでも良く、数が多
い程対称性が向上する。
液晶セル1を光軸のまわりに4つの部分に等分割し、各
部分内の液晶分子の配列方向を光軸に対して回転対称に
した即ち90°ずつ異なるようにしたものである。ここ
で、第9図(A)は液晶絞り8の断面図、第9図(B)
は液晶セル1の正面図、第9図<C>は偏光板7の正面
図であって、第9図(B)において、楕円はネマティッ
ク液晶の屈折率楕円を、矢印は偏光板6の偏光方向を夫
々示している。従って、液晶分子の光軸に関する対称性
が良くなるので、液晶絞り8の透過と遮蔽のコントラス
トの非対称性が大幅に緩和され、明るさムラのない像が
得られる。液晶セルの分割数はいくつでも良く、数が多
い程対称性が向上する。
第(1)図は第(1)実施例の液晶絞り8を示しており
、これは3個のリング状の偏光fff28,28゜28
の間に2つの液晶セル1.1を形成して成るものであっ
て、中央穴の径が絞った時に絞り径に相当する。ここで
、第1O図(A)は絞った状態(スイッチS W +
、 S W xが0FF)を第(1)図(B)は開い
た状態(スイッチSW+、SWzがON)を夫々示して
いる。
、これは3個のリング状の偏光fff28,28゜28
の間に2つの液晶セル1.1を形成して成るものであっ
て、中央穴の径が絞った時に絞り径に相当する。ここで
、第1O図(A)は絞った状態(スイッチS W +
、 S W xが0FF)を第(1)図(B)は開い
た状態(スイッチSW+、SWzがON)を夫々示して
いる。
第(1)図(A)において、左方向から光が入射したと
すると、第1の偏光板28を透過した偏光(偏光方向が
紙面と平行)はその偏光方向が第1の液晶セル1で90
°回転せしめられるので第2の偏光板28で透過が妨げ
られるが、液晶5の配列の不完全さ等のために入射方向
及び入射角によっては第2の偏光板28を透過してしま
うもの(偏光方向が紙面と平行のもの)もある、しかし
、この偏光はその偏光方向が第2の液晶セル1で90°
回転せしめられるので第3の偏光板28で透過が妨げら
れ、全体として漏れ光が殆どなくなる。
すると、第1の偏光板28を透過した偏光(偏光方向が
紙面と平行)はその偏光方向が第1の液晶セル1で90
°回転せしめられるので第2の偏光板28で透過が妨げ
られるが、液晶5の配列の不完全さ等のために入射方向
及び入射角によっては第2の偏光板28を透過してしま
うもの(偏光方向が紙面と平行のもの)もある、しかし
、この偏光はその偏光方向が第2の液晶セル1で90°
回転せしめられるので第3の偏光板28で透過が妨げら
れ、全体として漏れ光が殆どなくなる。
従って、これを内視鏡対物レンズ、テレビカメラレンズ
等の絞りに用いれば明るさムラのない像が得られる。又
、第(1)図(B)において、第1及び第2の液晶セル
1.lで偏光方向を回転せしめる作用がないので、光は
全て透過する。
等の絞りに用いれば明るさムラのない像が得られる。又
、第(1)図(B)において、第1及び第2の液晶セル
1.lで偏光方向を回転せしめる作用がないので、光は
全て透過する。
尚、このような液晶絞り8は、リング状の偏光板を用い
る代りにリング状の透明電極を用いて構成することもで
きることは言うまでもない。
る代りにリング状の透明電極を用いて構成することもで
きることは言うまでもない。
上述の如く、本発明による内視鏡光学系は、液晶絞りの
透過と遮蔽のコントラストの光軸に関する非対称性を緩
和することができ、その結果明るさムラのない像が得ら
れるという実用上重要な利点を存している。
透過と遮蔽のコントラストの光軸に関する非対称性を緩
和することができ、その結果明るさムラのない像が得ら
れるという実用上重要な利点を存している。
第1図は本発明による内視鏡光学系の第1実施例の断面
図、第2図乃至第7図は夫々第2実施例乃至第7実施例
の断面図、第8図は第8実施例の液晶絞りの断面図、第
9図(A)、(B)、(C)は第9実施例の構造を示す
図、第(1)図(A)、(B)は第(1)実施例の構造
及び作動状態を示す図、第11図及び第12図は夫々液
晶絞りの基本構造及び従来例を示す図、第13図及び第
14図は液晶絞りの透過と遮蔽のコントラストの光軸に
関する非対称性を説明する図である。 l・・・・ツイストネマティック液晶セル、2・・・・
透明基板、3・・・・透明電極、4・・・・配向膜、5
・・・・ネマティック液晶、6,7.28・・・・偏光
板、8・・・・液晶絞り、11,12,13,25.2
6・・・・正レンズ、14・・・・イメージガイドファ
イバー束、15・・・・絞り、16.17・・・・プリ
ズム、18・・・・接眼レンズ、19・・・・光源、2
0・・・・ライトガイドファイバー束、21・・・・照
明レンズ、22.23・・・・視野変換用プリズム、2
4・・・・固体連像素子、27・・・・液晶レンズ。 1−3図 1−4図 第1図 1−2図 第5図 オ6図 オフ図 18図 1−(1)図 1P11図 1−’−ゼちノ オ9図 \−一、−m−7 第12図 ビ 1−13図 1P14図
図、第2図乃至第7図は夫々第2実施例乃至第7実施例
の断面図、第8図は第8実施例の液晶絞りの断面図、第
9図(A)、(B)、(C)は第9実施例の構造を示す
図、第(1)図(A)、(B)は第(1)実施例の構造
及び作動状態を示す図、第11図及び第12図は夫々液
晶絞りの基本構造及び従来例を示す図、第13図及び第
14図は液晶絞りの透過と遮蔽のコントラストの光軸に
関する非対称性を説明する図である。 l・・・・ツイストネマティック液晶セル、2・・・・
透明基板、3・・・・透明電極、4・・・・配向膜、5
・・・・ネマティック液晶、6,7.28・・・・偏光
板、8・・・・液晶絞り、11,12,13,25.2
6・・・・正レンズ、14・・・・イメージガイドファ
イバー束、15・・・・絞り、16.17・・・・プリ
ズム、18・・・・接眼レンズ、19・・・・光源、2
0・・・・ライトガイドファイバー束、21・・・・照
明レンズ、22.23・・・・視野変換用プリズム、2
4・・・・固体連像素子、27・・・・液晶レンズ。 1−3図 1−4図 第1図 1−2図 第5図 オ6図 オフ図 18図 1−(1)図 1P11図 1−’−ゼちノ オ9図 \−一、−m−7 第12図 ビ 1−13図 1P14図
Claims (3)
- (1)液晶絞りの透過と遮蔽のコントラストが最も高く
なる側へ光の入射方向が片寄るべく、該液晶絞りを光軸
に対して傾けて配置した内視鏡光学系。 - (2)液晶絞りへの全ての主光線の入射角が入射方向も
含めて大体同じになるように、該液晶絞りの液晶セルを
光軸に関して対称に湾曲又は屈曲せしめた内視鏡光学系
。 - (3)液晶絞りの液晶セルを光軸のまわりに複数部分に
等分割し、各部分内の液晶分子の配列方向を光軸に関し
て回転対称にした内視鏡光学系。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63242800A JPH0291607A (ja) | 1988-09-28 | 1988-09-28 | 液晶絞りを備えた内視鏡光学系 |
US07/413,245 US5097352A (en) | 1988-09-28 | 1989-09-27 | Optical system including liquid crystal devices |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63242800A JPH0291607A (ja) | 1988-09-28 | 1988-09-28 | 液晶絞りを備えた内視鏡光学系 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0291607A true JPH0291607A (ja) | 1990-03-30 |
Family
ID=17094475
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63242800A Pending JPH0291607A (ja) | 1988-09-28 | 1988-09-28 | 液晶絞りを備えた内視鏡光学系 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0291607A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006506604A (ja) * | 2002-01-18 | 2006-02-23 | ルック ダイナミックス,インコーポレイテッド | 画像の形状内容に関する半径方向および角配向または回転方向解析と照合のための装置および方法この特許出願は、1999年6月4日付で米国特許商標庁に出願された出願シリアル番号第09/326,362の一部継続出願である2000年3月27日付け米国特許商標庁出願の出願シリアル番号09/536,426の一部継続出願である。 |
US7483116B2 (en) | 2004-03-10 | 2009-01-27 | Sony Corporation | Electrical light control element, lens barrel, and imaging device |
US7573524B2 (en) | 2004-03-03 | 2009-08-11 | Sony Corporation | Liquid crystal light control element, lens barrel, and imaging device |
USRE42070E1 (en) | 2000-03-27 | 2011-01-25 | Look Dynamics, Inc. | Apparatus and method for radial and angular or rotational analysis of images for shape content and matching |
US7988297B2 (en) | 2007-10-19 | 2011-08-02 | Look Dynamics, Inc. | Non-rigidly coupled, overlapping, non-feedback, optical systems for spatial filtering of fourier transform optical patterns and image shape content characterization |
US11410028B2 (en) | 2017-09-20 | 2022-08-09 | Look Dynamics, Inc. | Photonic neural network system |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6188216A (ja) * | 1984-10-08 | 1986-05-06 | Olympus Optical Co Ltd | 内視鏡の照明装置 |
JPS61177431A (ja) * | 1985-02-01 | 1986-08-09 | Olympus Optical Co Ltd | 液晶絞り装置 |
-
1988
- 1988-09-28 JP JP63242800A patent/JPH0291607A/ja active Pending
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