JPH0290513A - X線露光装置 - Google Patents

X線露光装置

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JPH0290513A
JPH0290513A JP63243076A JP24307688A JPH0290513A JP H0290513 A JPH0290513 A JP H0290513A JP 63243076 A JP63243076 A JP 63243076A JP 24307688 A JP24307688 A JP 24307688A JP H0290513 A JPH0290513 A JP H0290513A
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Ryuichi Ebinuma
隆一 海老沼
Nobutoshi Mizusawa
水澤 伸俊
Masayuki Suzuki
雅之 鈴木
Shinichiro Uno
紳一郎 宇野
Tetsuzo Mori
森 哲三
Hiroshi Kurosawa
黒沢 博史
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  • Particle Accelerators (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の属する技術分野) 本発明はX線露光装置、特に、シンクロトロンからの放
射光(X線)でマスクを介してウェハを露光することに
より、マスクに形成されているパターンをウェハに焼付
けるX線露光装置の露光量制御装置に関する。
(従来の技術) 従来より、X線露光装置は周知となっている。そして、
この従来のX線露光装置では、その露光量の制御を、(
1)ウェハに塗布されている感光材(フォトレジスト)
のX線感度と経験的に求めている線源からのX線の照射
領域における照度とから、ウェハ上の照射領域全体の露
光時間を決定する。
(2)例えば、特開昭60−198726号公報に示さ
れるように、X線検出器をX線照射領域内に設置し、X
線照度の時間的変動を考慮して照射領域全体の露光時間
を決定する等の方法により行っている。
(発明が解決しようとしている問題点)しかしながら、
上記従来例では、ウェハ面上の露光領域(照射領域)の
全域にわたって一律に露光時間を決めているため、ウェ
ハの露光領域内の各点で照度ムラがある場合には、露光
領域全体を適正に露光することが不可能となる。このこ
とは、特にX線露光装置が利用される1/4μm程度の
線幅のパターンの焼付の領域では、ウェハ上に形成され
る半導体素子に期待される性能が得られない等の問題が
生じる。一方、照度ムラを小さくする方法としては、線
源をマスク、ウェハから遠くに離す方法が考えられるが
、この方法ではウェハの露光領域の全域で照度が小さく
なってしまう。従って、本発明の目的は、露光領域内に
照度ムラが存在している場合にも、露光領域内の感光材
の放射線吸収量が露光領域内の各部分で実質的に一様と
なるようにすることのできるX線露光装置の露光量制御
装置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明はこの目的を達成するために、シャッター手段の
先縁と後縁が露光領域を放射線の通過と遮断のために移
動する際の速度を制御することにより、露光領域内の各
部分の露光時間をそれぞれ別の値とすることを可能とし
ている。
(実施例) 第1図に本発明が適用されるX線露光装置の概要を示す
。この図において、101はその表面に感光材(フォト
レジスト)が塗布されているウェハ、102は半導体装
置用のパターンが形成されているマスク、112はマス
ク102をウェハ101に対して2方向に40μm程度
の間隔をおいて平行に保持するマスクステージ、103
はウェハ101をx、Y方向に移動させるウェハ移動ス
テージで、この装置はステージ103によりウェハ10
1の各ショット領域(露光領域)を@に照射領域120
(第2図参照)に対向させてウェハ101全面を露光す
る。照射領域120にはマスク102のパターン形成部
とウェハ101の露光領域の一つが位置する。この装置
は所謂ステッパーとして構成されている。
104はウェハ移動ステージ103上に設けられたセン
サーで、移動ステージ103により、x、Y方向に移動
して、照射領域120内の任意の点の照度を測定する。
105は開口部を有するベルトを用いて構成された主シ
ヤツタ−(可動アパーチャ)であり、補助シャッター1
06と共に露光シャッターを構成する。主シヤツタ−1
05、補助シャッター106はそれぞれコントローラ1
13によって制御される。コントローラ113はセンサ
114を用いて計測された照射領域120内の各点の照
度に基づいて主シヤツタ−105を後述の如く制御する
と共に、主シヤツタ−105による露光制御の開始の前
に補助シャッター106を開き、その終了の後に補助シ
ャッター106を閉じるように補助シャッター106を
制御する。107はベリリウムの薄膜であり、この薄膜
107を境界としてマスク102側は例えば減圧された
He雰囲気とされ、光源側は高真空雰囲気とされている
108はX線光源となるSORリングの発光点である。
発光点108からのシンクロトロン放射光(X線)は電
子ビーム110 (第2図参照)の軌道面に平行な方向
(X方向)には均一で、垂直な方向(Y方向)には対称
な強度分布を有する。凸面シリンドリカルミラー109
は、第2図に示す如く、発光点108からのシンクロト
ロン放射光を対称な強度分布を有する方向(Y方向)に
拡大し、マスク102とウェハ101の一つの露光領域
が配置されている位置において、必要な大きさの照射領
域120を得るために使用される。一般的に、反射面が
単一の曲率を有するシリンドリカルミラーを用いた場合
、照射領域120内で一つのピークを有する一次元(Y
方向)の照度分布(ムラ)となる。第6図にこのような
照度分布の一例を示す。この図ではウェハ101上に塗
布されているフォトレジストの感度の波長における依存
性を考慮して重みづけされた照度分布の計算値を示して
いる。なお、この図では、Y、、YN位置の照度IL、
 ILI (:IL)を基準(=1)として全体の照度
分布を標準化した比照度をたて軸にとっている。また、
この図で、IPは照度のピーク値、YPはそのピーク値
のY方向の位置を示す。
第3図に主シャッターの具体的な構成の例を示す。
ベルト105は開口部204を有しており、例えばステ
ンレス等の金属の薄板ベルトであり、この薄板は光源の
X線を遮断するのに十分な厚さを有している。
201、202はベルト105をまきつけたローラーで
あり、駆動モータ203によって回転させることにより
ベルト105の開口部204を可動アパーチャとして動
作させることができる。そして、開口部204の移動方
向210 (Y方向)は、照明光の強度ムラを有する方
向に一致している。ベルト105には開口部が2ケ所設
けられており、開口部204は露光領域の露光時間をY
方向に沿って局所的に制御するところの可動アパーチャ
として動作し、その先縁206および後縁207はY方
向に関して露光領域内を移動する際、その移動速度がコ
ントローラ113によってそれぞれ制御される。また開
口部208は開口部204が露光シャッターとして動作
している際に、照明光が遮断されない為に必要な開口領
域を有する。
209は開口部204の位置を検出するためのフォトセ
ンサであり、開口部204が露光領域を通過する際のタ
イミングをとる。
第4図に可動アパーチャすなわち開口部204の先縁2
06、及び後縁207の移動の様子の一例を示す。第4
図において、横軸は時刻を示し、縦軸は可動アパーチャ
の移動方向の位置すなわち照明光の強度ムラを有する方
向の位置座標であり、Lo(座標Y、からYN)で示さ
れる部分が露光領域(照射領域)である。また、この図
において、LEは開口部204の先縁206と後縁20
7のY方向の間隔を示している。この図では、露光領域
内で先縁206と後縁207のY方向への移動速度はそ
れぞれ独立に変化している。初期状態では、開口204
は露光領域(画角)の図示下方に位置している。この状
態で、露光命令が出されると、コントローラ113はモ
ータ203を駆動させ、ローラ202.203の回転に
より開口部204の先縁206と後縁207のY方向の
位置を時間の経過と共に図示の線に沿って変化させる。
先縁206がYlに達した時から露光が開示される。Y
、とYNの間で先縁206の位置はY、の近傍では比較
的ゆっくり、そしてYNの近傍では比較的早く変化する
。なお、この際、後縁207はLO<LEの関係から露
光領域には達していない。
この後、開口部204の略中夫に露光領域が達した時点
で、コントローラ113はモータ203の駆動を停止し
、適正なタイミングでモーター203の再駆動を開始さ
せる。そして、後縁207がYNに達した時に露光が終
了し、その後、モーター203の駆動が停止される。こ
の時には、後縁207の位置はYlの近傍では比較的早
(、YNの近傍では比較的ゆっ(り変化する。このよう
に、先縁206と後縁207の移動速度(位置の変化)
を制御する理由は後述する。
第7図に、横軸にY方向の位置座標を、縦軸に時刻をと
って、第4図のYlとYNの間の先縁206と後縁20
7の位置の変化曲線を示す。また、第8図に、Y、とY
Nの間の各点Y+(1≦i≦N)の露光時間(T E 
−T F )を示す。なお、これらの図において、TF
は点Y1に先縁206が達した時刻、TEは後縁207
が点YIを通過した時刻である。第8図から明らかなよ
うに、第4図の例では露光領域(Y。
とYNの間)の中心部の方が周囲部より露光時間が短か
(なっている。
第9図は第6図に示している各点Ylごとの照度と第8
図に示している各点Ylごとの露光時間との積をとった
もので、すなわち本動作例における、露光領域内の各点
YIごとの露出量(実際には、フォトレジストの放射線
吸収量)を表したものである。
速度制御された可動アパーチャにより、第6図に示され
るムラをもつ照明光源であっても第9図のように、露光
領域全体でより均一化された露出量を実現していること
が示されている。
以上述べた例では可動アパーチャの動作を露光領域内で
等加速度運動としたものについて説明しているので、各
点Ylの露出量は完全に均一となっていないが、可動ア
パーチャの制御によって原理的には露出量を各点Y1で
完全に均一とすることも可能である。
具体的な制御の方法の例について述べる。
露光領域内において、照度が変化する方向に対して座標
をとり、露光領域内の点をNケ所とり、それぞれYIn
  Y2+ ・・・、Ynとする。
装置内の照明強度センサー104によって計測されたデ
ータに基づき、ウェハ上のレジストの感度の波長特性に
よって重み付は換算された、Ylの位置での、実際上の
照明強度を■1とする。必要な露光量をEとすると、 T + = E / I +            
  (1)が、露光領域内の位置Ylにおける適切な露
光時間である。
これに対し、可動アパーチャの先縁206のYlを通過
する時刻をTFI (Pl +  P21 ・・・)と
する。
P1+ P2は可動アパーチャの動作制御パラメーター
である。同様に可動アパーチャの後縁207のY、を通
過する時刻をTEI (P l +  P 2 + ・
・・)とする。
このとき各パラメーターPkに対し、 E;θΣ(TEI−TFI−T+)’ を最小とするPkを計算によって求め、可動アパーチャ
の動作制御を行う。
このとき、可動アパーチャの制御に起因する誤差が最小
となる。
制御パラメーターの数を、Nヶ以上設定すれば露光領域
上の各点Ylについて T El −T Fl −T I= 0       
    (3)とすることも可能である。
この場合は露光領域内の各点Y1において、露光量を同
一にすることが可能であり、従って全露光領域内での均
一化を高精度で実現することが可能である。
この場合を例として、最も速(露光を終了する移動方法
を示すことができる。
今、Yl、YNをそれぞれ露光領域の両端とし、Ylか
らYNの方向に可動アパーチャを移動させる。
また、第6図に示すような照度分布が得られたとする。
このとき、IFは照度分布の露光領域におけるピーク値
とし、YPはそのピークを与える位置とする。またIL
=11 、 Iv=INとする。第4図に示すような、
−枚のベルトに開口部204を設けて可動アパーチャと
する例においては、可動アパーチャの開口部の長さLE
が、 LE≧max(lYr  Yl II  IYN  Y
Pl)の場合、可動アパーチャの最高速度をV m1l
Xとして、各点Ylにおける開口部204の先縁206
の通過時刻TFIと、後縁の通過時刻TEIを次の式で
表せるように移動させる。
1) Y 、≦Y≦YP T++ = TFI + T 2)YP<Y<YN Tg+=Trt+T+              (
7)但し、Tro:先縁206がYlを通過する時刻(
Tr+=Tro) (4)、(5)、(6)、(7)で定まる先縁206及
び後縁207の動作の様子を第10図に示す。この例で
も第7図の例と同様に、先縁206は位置Y、の近傍で
は比較的ゆっ(り移動し、徐々に速度を早めて位置YN
の近傍では比較的早く移動すると共に、後縁207は位
置Y1の近傍では比較的早く移動し、徐々に速度を低下
させて位置YNの近傍では比較的ゆっくり移動している
。また、露光領域内の各点Y、の露光時間(T El 
−T Fl )は位置YPで最も小さ(なっている。
この場合、開口部204の先縁206が露光領域内に入
り、開口部204の後縁207が露光領域を脱するまで
に要する時間ΔTは ΔT := TEN −TFI となり、(3)式を満たす可動アパーチャの実現しうる
動作のうち、最小のΔTを与える動作である。
特にり。≦LEの場合には、露光領域内に先縁206と
、後縁207とが同時に存在することはないので、が可
能である。
(4)式〜(7)式は最小のΔTを与える動作であるが
、この式で表される動作が唯一の解ではなく、(5)式
および(7)式が成立していればどのような動作であっ
ても良いことが本発明の主眼である。
また、本発明によれば、照度分布が連続であれば、任意
の照度分布について露光量を均一にすることが可能であ
る。移動方向に対してTIが減少する領域では(4)式
、TIが増大する領域では(6)式に従って先縁206
を動作させればよい。
(他の実施例) 第5図に可動アパーチャの別の実施例を示す。第5図に
おいて211.212は可動アパーチャであり、211
は駆動ローラ216と219に巻きつけられており、2
12は駆動ローラ217と218に巻きつけられている
。215は可動アパーチャの移動方向を示す。
この例においては、第3図の実施例に示す原点センサ、
駆動アクチュエータは省略されている。214は可動ア
パーチャ212の開口部のエッチであり、第3図の例に
おける先縁206に相当する動作をする。
213は可動アパーチャ211の開口部のエッヂであり
、第3図の例における。後縁207に相当する動作を行
う。
このように、独立した可動部材に先縁と後縁を構成した
場合には、第1図に示す補助シャッタ106を省略する
ことが可能である。また、見かけ上、第4図に示す例に
おける開口長さLEを可変とすることができるため、制
御上の自由度が高(なる。
さらに、本発明による可動アパーチャによって、露光量
を均一とする方法を前提とすれば、(8)式は第2図に
示す照明系の設計の最適化の手法を与える。第11図は
第2図による照明光学系において、凸面シリンドリカル
ミラー109の曲率1/Rを変えて露光領域の照度分布
の様子を表わした例である。この例においてはシンクロ
トロン放射光の臨界波長λ。=10.2人、臨界波長λ
。における固有発散角δ=0.44mrad、シンクロ
トロン放射光の輝点108とミラー109の反射中心と
の距離が5 m 。
ミラー109の反射中心と可動アパーチャ105との距
離が7 m 、露光領域のY方向(第1図では傾きを誇
張しているがY方向は実質的に垂直方向である)の大き
さL(1=30mmとして、放射光のミラー109への
入射角を考慮して反射率を適切に定め、計算した。可動
アパーチャを(4)、  (5)、  (6)、  (
7)に示す動作に従い露光をさせた場合、以下の(9)
式で表わせるη ΔT=ηE 十−(IQ ) max を縦軸に、1/Rを横軸にしてとったグラフを第11図
に示す。
この図に示されるように、ηが極小となる凸面シリンド
リカルミラー109の曲率半径R0が存在する。Rcの
値は、シンクロトロン光源のプロフィール、露光領域の
大きさ、また光源、ミラー及びマスクの配置等によって
異なるが、それぞれ(9)式で表わされるηを最小とす
るRoを凸面シリンドリカルミラーの曲率半径とするこ
とにより、露光シャッターの開口時間が最も短く、時間
的な効率のよい露光システムが実現できる。
しかしながら、実際の曲率半径の選定にあたっては、必
ずしもRoとすることが最適とならない。
本発明による露出量の均一化方法において、均一化に影
響を与える誤差要因には、照度の測定誤差や、可動アパ
ーチャの移動速度制御誤差がある。
これらの誤差の許容値は、要求される露光量の精度から
決定されるが、いづれの誤差も、照明光の強度ムラが小
さい方が、より小さ(することが容易になって(る。こ
れは、シリンドリカルミラーの曲率半径を小さくする方
向であるので、同時に露光時間を長くする。シリンドリ
カルミラーの曲率半径をRoよりも大きくするのは、照
明光のムラを大きくし、かつ露光時間も長(なる方向で
あるから無益である。
以上のことから、シリンドリカルミラーの曲率半径とし
てはRoを最大限とし、露光時間の許容できる範囲で小
さい曲率半径とするのが良い。一方Rを小さくすると、
照明光の強度ムラが小さくなり、本発明による可動アパ
ーチャの働きによって露出量を均一化することの有益性
がな(なってくる。シリンドリカルミラーの曲率半径を
RoとしたときのηlTlInに対し、3ηmin程度
までが有益性がみとめられる。
第12図において、R=30mの場合が77 =3.6
ηminを与える強度分布である。
本実施例においては、可動アパーチャの動作を、一つの
ピークをもつ照度分布の例について説明したが、−次元
の照度分布であり、その照度の変化が連続であれば、本
発明はどのような分布形状であっても、露光量の均一化
が可能である。従って、本発明は非シリンドリカルミラ
ー等任意の光学要素を用いたどのような照明系にも適用
できる。
また照度分布Iについては、実際の露光、現像を行って
測定する方法によって測定することも可能であるし、ま
たシンクロトロンの放射光源からの光線追跡による計算
によって求めることも可能である。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明は露光領域内で照度ムラを
有する照明系をもつ露光装置において、露光シャッタと
して、速度制御を可能とした可動アパーチャを設け、局
所的に露光時間を制御するようなしたので、露光m(フ
ォトレジストの放射線吸収fl)のムラを照度のムラよ
り小さくすることができ、露光装置の解像力を高めるこ
とができる。
また、露光プロセスの解像力から要請される露出量の均
一性に対する要求は、本発明による可動アパーチャの局
所露光時間制御によって満たすことができるため、照明
系に要求される照度ムラの許容限度は、この局所露光時
間制御の性能による要請から定まることになるが、この
許容限度は従来要求されていた照度ムラに対する要求よ
りも充分大きくなる。
一般に照度と、その均一性は設計上は相反する要求であ
るので、均一性の許容限度が大きくなれば、その分照度
を上げることができる。このことは露光時間を短縮する
ことを可能とし、露出中の時間的変動要因に起因する露
光誤差を小さくし、また露光装置の処理速度いわゆるス
ループットをあげることができる。
さらには本発明による可動アパーチャを備えた露光装置
では、従来とは異なるより強力な照度をもつ照明系にお
いて、より適切な露光がなされることが示された。露光
に要する時間を、評価関数として用いることにより、照
明光学系の最適設計の指針を与えることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はX線露光システムの概念を示す図、第2図はシ
ンクロトロン放射光を用いた照明系を示す図、 第3図は本発明の露光量制御装置の一実施例を示す図、 第4図は第3図の実施例の可動アパーチャの移動の様子
を示す図、 第5図は本発明の他の実施例を示す図、第6図は第2図
の照明系の照度分布の一例を示す図、 第7図は可動アパーチャの移動の様子を示す図、第8図
は第7図の例における露光時間の分布を示す図、 第9図は第8図の露光時間の分布による露光量の分布を
示す図、 第1O図は理想的な可動アパーチャの移動の様子を示す
図、 第1!図は第2図の照明系でシリンドリカルミラーの曲
率(半径)を変化させた場合の照度分布の変化を示す図
、 第12図はシリンドリカルミラーの曲率(半径)の最適
値を示す図である。 101・・・ウェハー、102・・・マスク、105・
・・主シヤツタ−(可動アパーチャ)、108・・・発
光点、206・・・前縁、207・・・後縁である。 第6図 第7図 Y、盲 ・・・ ・ ・ Y、・ ・ ・Y114 Y% 五−T戸 ■・(TFニーTF) IYt も8Z 貫光助問 も9図 敦光、i 1−一 一−−−Y+11L χ 第10図 第11図 η

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)マスクに形成されているパターンを感光材が塗布
    されているウェハに焼付けるために、シンクロトロン放
    射光でマスクを介してウェハを露光するX線露光装置に
    おいて、ウェハ上の領域の前記放射光による露光を開始
    させるための先縁と前記領域の前記放射光による露光を
    終了させるための後縁を有するシャッターと、前記シャ
    ッターを制御する制御手段を有し、前記先縁と後縁は前
    記領域内の前記放射光の照度ムラの方向に沿って移動す
    ると共に、前記制御手段はウェハに塗布されている感光
    材の放射光吸収量が前記領域全体で実質的に一様となる
    ように、前記領域を通過する際の前記先縁と後縁の移動
    速度をそれぞれ制御して前記領域内の各部分の露光時間
    を異ならせることを特徴とするX線露光装置。
  2. (2)前記シャッターは前記方向に沿って移動するベル
    トを有し、前記ベルトには前記先縁と後縁を有する開口
    が形成されていることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載のX線露光装置。
  3. (3)前記先縁と後縁の間の距離をL_E、前記領域の
    一端の位置座標をY_1、他端の位置座標をY_N、前
    記領域内で照度のピークの位置座標をY_Pとしたとき
    、前記開口が、 L_E≧max(|Y_P−Y_1|、|Y_N−Y_
    P|)を満足するように形成されていることを特徴とす
    る特許請求の範囲第2項記載のX線露光装置。
  4. (4)前記制御手段は、前記先縁と後縁が前記領域をそ
    れぞれ異なる変位をしながら通過するように、前記先縁
    と後縁のそれぞれの移動を独立に制御することを特徴と
    する特許請求の範囲第2項記載のX線露光装置。
  5. (5)前記シャッターは前記方向に沿って移動する複数
    のベルトを有し、前記ベルトの一方には前記先縁を有す
    る開口が形成され、他方には前記後縁を有する開口が形
    成されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載のX線露光装置。
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JP2692896B2 (ja) 1997-12-17

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