JPH0290169A - パターン形成方法 - Google Patents

パターン形成方法

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JPH0290169A
JPH0290169A JP63241666A JP24166688A JPH0290169A JP H0290169 A JPH0290169 A JP H0290169A JP 63241666 A JP63241666 A JP 63241666A JP 24166688 A JP24166688 A JP 24166688A JP H0290169 A JPH0290169 A JP H0290169A
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excimer laser
pattern
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JP63241666A
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Isao Sato
功 佐藤
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70425Imaging strategies, e.g. for increasing throughput or resolution, printing product fields larger than the image field or compensating lithography- or non-lithography errors, e.g. proximity correction, mix-and-match, stitching or double patterning
    • G03F7/70466Multiple exposures, e.g. combination of fine and coarse exposures, double patterning or multiple exposures for printing a single feature

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Drying Of Semiconductors (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は微細加工のためのパターン形成方法に関する
(従来の技術) 半導体装置、その他の精密機器の製造に微細加工技術か
開発され、使用に供されている。
これら微細加工技術として、例えば文献I:(特開昭6
1−199637号)及び文献1■:(′「応用物理」
第56巻第1号(1987)、第51−55頁)に開示
された技術がある。これら技術は、半導体装置の製造の
ために開発された2層構造レジストを用いてパターニン
グを行う方法である。
文献■に開示された従来の微細パターン形成方法を第2
図を参照して簡単に説明する。この従来方法によれば、
半導体基板10上に設ける2層構造レジストは、その下
層レジスト(第1層)12ヲ八r「エキシマレーザによ
り加熱しないでエッチングすることが出来るポリメチル
メタクリレート(PMMA)とかポリメチルイソプロペ
ニルケトン(PMIPK)等といった材料を以って形成
し、この第1層12上に設ける上層レジスト(第2層)
14をArFエキシマレーザを表面近傍においで十分に
吸収出来る電子線・紫外線用レジスト材料で形成して成
るものである(第2図(A) )。
そして、この2層構造レジストの第2層14を電子線・
紫外線16で露光した後(第2図(B)) 、湿式現像
を行ってパターニングし第1層パターン14aV形成し
く第2図(C))、然る後ArFエキシマレーザ16ヲ
照射して(第2図(D))、露光した部分を断熱光分解
により除去することによって第1層パターン14aを第
1層12へ転写し、第2層パターン12aを得でいる(
第2図(E))、  次に、文献IIに開示された方法
を第3図を参照して簡単に説明する。
先ず、例えば凹凸(段差)を有する基板20上にシリコ
ン(Sl)非含有有機高分子レジストを下層レジスト2
2として厚く設けて平坦面とし、その上側にシリコン(
Sl)含有高分子レジストを上層レジスト24として薄
く設けで成る2層構造レジストを形成する(第3図(A
))。この上層レジスト24としで、例えばポリシロキ
サンの側鎖にフェニル基を導入した構造の電子線レジス
トであって反応基を電子線に対して高感度で後重合のぢ
いクロロメチル基としたSNR(5ilicone −
based Negative Re5ist ) 、
或いは、主鎖ヲラダー型ポリシロキサンとしたホトレジ
ストであって反応基をメタクリロイル基とし、ビスアジ
ド化合物を添加することにより高感度としたMSNR(
Methacrylated SNR)を用いでいる。
このM S N RI(を紫外領域の波長に対し感度を
有するが、特にi線(365nm)に適したホトレジス
トである。
次に、電子線又は紫外線26で露光を行った後(第3図
(B))、現像して上層パターン24aを形成しく第3
図(C)) 、然る後、酸素プラズマエツチング(02
RIE)による乾式現像によって(第3図(D))上層
パターン24at下層レジスト22へ転写してサブミク
ロン領域の下層バタン22aを得ていた(第3図(E)
)。
この文献11に開示の方法によれば、段差基板20てあ
っても、その上側に下層レジスト22を厚膜に塗布して
平坦化し、その上側にSNR或いはM S N Rの上
層レジスト24をその膜厚を極度に薄くシで設けること
が出来ると共に、これら上層レジスト材料が02RIE
耐牲を有しているため、上層レジスト24の像線パター
ン24aをこの02RIEによって乾式現像で下層レジ
スト22に転写可能であり、これがため、この従来技術
は解像度が向tし、サブミクロンの領域でのパターニン
グが可能であるという利点を有しでいる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、文献■に開示の従来方法であると、上層
1ノジストである第2層14をパターニングする際に湿
式現像を行うためパターンが膨潤しでしまい、これがた
め、i2層パターン14a %転写しで第1層パターン
12aを得る際の解像度が低下するという問題点があっ
た。
ざらに、この従来技術によれば、第1層12aのパター
ニングIArFエキシマレーザを用いて行ってもAるた
め、第29バ9−ン14a自体か損傷を受けてしまい、
従って、良好な第1層パターンを得難いという別の問題
点があった。
一方、サブミクロンのオーダでも値の小ざい寸法或いは
それ以下の寸法でパターニングを行うための手段として
、エキシマレーザが注目されでいる。ところが、この文
献I+に開示されたホトレジスト材料であるMSNRは
、第4図に横軸に波長及び縦軸に吸光度をプロットしで
示すように、遠紫外光に対する吸収が過度であるため、
例えばArFエキシマレーザ(波長193nm)のよう
な短波長の光を用いて露光を行うと、レジスト中での光
吸収が大きいためにレジストの下部まで光が到達せず、
従って、精度良くパターニングを行うことか出来ないと
いう問題点があった。
この発明の目的は、上層レジストに対し同等湿式現像を
行うことなく、しかも、遠紫外エキシマレーザを用いて
高解像のパターニングを行うことが出来る2層構造レジ
ストのパターン形成方法を提供することにある。
(課題を解決するための手段) この目的の達成を図るため、この発明のバタン形成方法
によれば、 上層レジストを遠紫外又はこれに近い紫外領域のエキシ
マレーザにより光分解するレジスト材料で形成し、 この上層レジストに遠紫外又はこれに近い紫外領域のパ
ターニング用の第1エキシマレーザを照射すると同時に
、この上層レジストの被照射面より上側の領域に前述の
第1エキシマレーザとほぼ同一波長又はそれよりも短波
長の第2エキシマレーザを照射する ことを特徴とする。
(作用) この発明の構成によれば、2層構造を構成するイメージ
形成層である上層[・シストに対して、同等湿式現像を
行うことなく、短波長の第1エキシマレーザによってパ
ターニングを行うことか可能であるため、パターン形成
が容易かつその寸法制御を精度良く行え、従って解像度
の良いパターンを得ることが出来る0例えば、遠紫外領
域の波長、特に200nm以下の波長で光分解する例え
ばポリアリルシルセスオキサン(RAS)、クロロメチ
ル化シルセスキオキサン、ボリクOロメチル化シルセス
キオキサン(PO2)又はその他のレジスト材料で上層
レジストを形成することか出来、この上層レジストを例
えばArKエキシマレーザ等の波長が200nm以下の
短波長光でパターニングすることが出来るので解像度が
向上する。
ざらに、遠紫外又はこれに近い紫外領域の波長の第1エ
キシマレーザで光分解して上層レジストから離脱した分
解生成物を第1エキシマレーザの波長とほぼ同じかそれ
よりも短波長の第2エキシマレーザで更lこ分解するこ
とが出来るので、上層レジストのパターニング効率を従
来よりも著しく高めることが出来ると共に、使用する光
学系等の周囲の汚染を回避することが出来る。また、こ
の上層レジスト材料をドライエツチング耐性を有する材
料で形成する場合には、下層レジストへのパターンの転
写に際して02 RIE或いはその他の耐性に適った任
意好適な乾式エツチングを行うと、上層レジストパター
ンがマスクとしで機能し、従って解像度良くパターニン
グすることが出来る。
(実施例) 以下、図面を参照して、この発明のパターン形成方法の
実施例につき説明する。
バタニュJυ1万迭 M1図はこの発明のパターン形成方法の説明に供する説
明図及び第5図(A)〜(C)はこの発明による2層構
造のレジストのパターン形成工程の説明図である。尚、
これら図は、この発明が理解出来る程度に概略的に示し
である(こすぎす、また、各構成成分の寸法、形状、配
置関係、数値的条件、材料及びその他の条件等は図示例
及び以下に説明する実施例のみに限定されるものではな
い。
この実施例では、先ず、被加工部材として例えばシリコ
ン(Si)ウェハ等といった最終的に微細加工をすべき
下地30上に2層構造レジスト32を設ける。この2層
構造レジスト32の下地30側の下層レジスト34とし
ては乾式或いは湿式のいずれのエツチング用レジストを
用いることが出来る。2層構造レジスト30の上層レジ
スト36ヲ、遠紫外エキシマレーザにより光分解するレ
ジスト材料で形成する(第1図及び第5図(A))、こ
の場合、このレジスト材料としてシリコン(Si)、ア
ルミニウム(Aβ)、チタン(Ti)の少なくとも一種
を含有するレジスト材料が好適であるが、何等これらに
限定されるものではい。
上述したこの発明の実施例においで、例えば、下層レジ
スト34としでホトレジスト(例えば、東京応化工業(
株)製の商品名:0NPR800)を用い、下地30に
段差がある場合には平坦化するような厚みで設ける。ま
た、上層レジスト36として例えばSi含有レジストで
あるポリアリルシルセスキオキサン(RASと称する。
)及びこれのクロロメチル化シルセスキオキサン共重合
体のいずれか一方又は双方からなるレジストを用いるの
が好適である。これらS1含有レジストは酸素プラズマ
エツチング耐性を有しでいるので上層レジストのパクー
ンを02日IEで下層レジスト34に転写することも出
来るのでこの発明に用いて特に好適である。この上層レ
ジスト36の膜厚は約0.1umとするのが良い。
尚、上層レジスト36の材料及びこの発明に用いる2層
構造レジストの形成方法等については後述する。
この発明によれば、第1図及び第5図(A)に示すよう
に、この上層レジスト36のパターニングを行うため、
遠紫外の第1エキシマレーザL1を第ル−ザ装置1j4
0から発生させてマスク42のマスクパターン像を、石
英、CaF2又はその他の遠紫外線に対して透過性の良
い材料からなる縮小光学系44によって縮小して上層レ
ジスト39の被照射面に結像させて露光する。この第1
エキシマレーザL、で土層レジスト36を露光すると、
光の照射を受けた部分では分子鎖が切断されて蒸発等に
より脱離し除去(アブレーション)されるためパターニ
ングが出来る。この第1エキシマレーザし、として例え
ばArKエキシマレーザ(波長:λ=193nm)を用
いるのが好適である。その場合に、この上層レジスト3
6のパターニングを行う際の被照射面でのエネルギー密
度を大きくし10〜40mJ/cm2 ・パルス以上と
するのが良い、好ましくは、このエネルギー密度を30
mJ/cm2 ・パルスとして大気雰囲気中で露光を行
うと、上層レジスト36の除去速度は0.2日m/パル
ス程度となりArKエキシマレーザ1パルスで上層の約
0.2um厚のS1含有レジストをパターニング出来る
こととなり、好適である。
この第1エキシマレーザL、と同時に、上層レジスト3
6の現にパターニングが行われつつあるその被照射面よ
り上側の空間領域に、この被照射面には当らないように
して、エキシマレーザし、とほぼ同一波長又はそれより
も短波長の遠紫外の第2エキシマレーザL2’を照射す
る。46はこの第2エキシマ1ノーザL2を発生する第
2レーザ装百で、この菓2レーザを例えば回転ポリゴン
鏡48等の適当な光学手段によって拡げて上層レジスト
36の被照射面の上側の所要の空間領域の全域に適当な
エネルギー密度で照射する。この場合、第2エキシマレ
ーザL2が上層レジスト36ヲ照射しないようにする。
この第2エキシマレーザL2として例えばArKエキシ
マレーザ又はAr2エキシマレーザ(波長二λ=126
nm)を用いるのが好適である。この場合、これらエキ
シマレーザし、及びL2の照射は大気雰囲気、減圧下或
いは反応性ガス雰囲気のいずれの雰囲気中で行っても良
い、この第2遠紫外エキシマレーザL2で空間領域を照
射することによって、第1遠紫外エキシマレーザし、が
上層レジスト36をパターニングする際に分解して蒸発
等によって上層レジスト36から離脱して空間領域全体
に飛散或いは浮遊しでいる分解生成物を照射する。この
分解生成物に対する第2エキシマレーザL2による再照
射によって、分子量が比較的大きなこれら分解生成物を
再分解させて層低8分子化するので、極めて排気除去が
容易となり、これがため、一部分解し脱離したレジスト
構成分子が上層レジスト36のパターニング面(被照射
面)に再付着する恐れが無く、従って、上層レジスト3
6のパターニング効率が著しく向上する。また、周囲の
構成物等に分解生成物の再付着による汚染がない。
このようにしで、上層レジスト36に対するパターニン
グによって、第5図(8)に示すような上層レジストパ
ターン36aを得る。そして、上層及び下層レジスト3
4及び36の材料に適した湿式又は乾式のエツチングを
行って上層レジストバタン36al下層レジスト34に
転写しで、第5図(C)に示すような下層レジストパタ
ーン36aを形成する。
N6図及び第7図に示す装置は前述の上層レジストをパ
ターニングするための他の例を説明するための概略的説
明図である。
第6図(こ示す装置は第1図に示した装置から第2レー
ザ装置及び回転ポリゴン鏡を除いた構成例を示している
。この場合には、第1エキシマレーザL、のみで大気雰
囲気中で上層レジストのパターニングを行うためのもの
である。尚、2層構造レジストの構成及びレーザのエネ
ルギーと度等は第1図で説明した実施例の場合と同様に
設定することが出来る。
第7図に示す装置は第1エキシマレーザし、による上層
レジストのパターニングを減圧下、不活性ガス雰囲気中
又は反応性ガス雰囲気中で行うための装置である。この
例では、第6図に示した装置に追加して真空チャンバ5
0を設け、その内部に被加工されるべき下地30に2層
構造レジスト32を設けでなる部材を設置してパターニ
ングを行う。
尚、52は石英又はその他の遠紫外線に対して透過性の
良い材料からなる窓、54は真空チャンバ5oを真空排
気するための排気ポンプ、56は反応性ガスの供給及び
遮断を自在に出来る反応ガス導入口で−ある。この場合
、真空チャンバ5o内の真空度は高真空のほど良いパタ
ーニングが出来るが、通常は1〜5mTo r r程度
で充分である。減圧下で上層レジストに第」エキシマレ
ーザし、を照射してパターニングを行うと、分解して生
成した分子の飛散を容易に起させ、その排気も容易に行
うことが出来る。
不活性ガス雰囲気下でパターニングを行う場合には常圧
又は減圧での窒素(N2)ガス、ヘリウム(He)ガス
或いはその他の任意好適な不活性ガスを用いることが出
来る。
ざらに、反応性ガス雰囲気中でパターニングを行う場合
には、反応ガス導入口56からの反応性ガス、好ましく
は例えばCF4と02との混合ガスを例えば5〜110
3CCという流量でチャンバ50内に送り込みながら上
層レジストに第1エキシマレーザL+の照N%行うと、
より残漬の少ない良好なパターンを得ることが出来る。
尚、これら反応ガスの種類及び流量は設計に応じた最適
なパターニングが可能な組合せを設定すれば良い。
このように、上層レジストのパターニングを減圧下、不
活′注ガス雰囲気下又は反応性ガス雰囲気下で行うこと
により、−層残渣のないシャープで奇Hな、良好なパタ
ーンを得ることが期待出来る。
2   レジ ト 上 レジスト 次に、この発明のパターン形成方法に使用して好適な上
層レジストの材料及びこれを用いた2層構造レジストの
形成方法につき闇単に説明する。
既に説明したように、この発明のパターン形成方法に使
用する2層構造レジストの上層レジストの材料としでは
、遠紫外光のエキシマレーザ、特にArFエキシマレー
ザ(λ=193nm)に対して光吸収が適度で透過性が
良くかつ高感度であることが望ましい、このようなレジ
スト材料として既に説明したポリアリルシルセスキオキ
サン(RAS)及びそのクロロメチル化シルセスキオキ
サン共重合体、或いは、これらに増感剤を添加したもの
がある。
くポリアリルシルセスキオキサン〉 2層構造レジストの上層レジスト(第1図及び第5図に
36で示しである。)として、既に説明したように、S
i、Aρ、Ti等から選ばれた一種又は二種以上を含有
する、遠紫タト光で又はこれ1こ近い紫外領域の光で光
分解する材料が好適である。ポリアリルシルセスキオキ
サン(RAS)は本出願人に係る特開昭62−2831
28号に開示されたものであって、これら好適材料の一
種で、Si含有レジストであり、酸素プラズマエツチン
グ耐性を有している。
第8図は、PASの紫外から遠紫外にわたる吸収スペク
トルを示す図で、横軸に波長(nm)及び縦軸に透過率
(%)をとり、PASの膜厚を0.2umとした場合に
ついて示しである。第9図1.t P A Sの残膜特
性を示す図で、横軸に露光I(mJ/。m2)及び縦軸
に残膜率(%)をとって示しである。この残膜特性は、
ArFエキシマレーザを発振周波数IHz、エネルギー
と度0.5mJ/cm2、大気雰囲気の条件下で所望の
エネルギー量で膜厚0.2umのPASレジスト膜を露
光照射した後、これをジイソブチルケトン(DISK)
で現像し、然る後、残膜率を測定しで得た結果である。
第8図及び第9図から理解出来るように、このRASは
波長が約190nm以上となると、透過率が30〜40
%以上と良好で高感度となり、従って遠紫外光、特に1
93nmという短波長のArKエキシマレーザに対しで
、露光量を適当に選ぶことによって、イメージ形成レジ
スト層として好適である。このように、このRASによ
れば、パターニングが短時間で行える。
このRASで上層レジスト(第1図及び第5図に36で
示しである。)を構成して、これをパターニングした後
、酸素による反応性イオンエツチング(02RIE)i
行うことによって、上層レジストパターン(第5図に3
6aで示しである。)を下層レジスト(第1図及び第5
図に34で示しである。)に忠実に転写することが出来
る。従って、下地に対しこの上層レジストパターン及び
下層レジストパターン(第5図に36a及び34aで示
しである。)ヲマスクとして所要のパターニングを行う
ことが出来る。
<PASのクロロメチル化シルセスキオキサン共重合体
〉 前述したRASの高感度化を図ったレジスト材料につき
説明する。PASのクロロメチル化シルセスキオキサン
共重合体は本出願人に係る特開昭63−32543号に
開示されており、この材料は前述のPASにクロロメチ
ル化シルセスキオキサンを共重合させることによって、
ArFエキシマレーザに対し高感度化を図った材料であ
る。この共重合体はRASのアリルシルセスキオキザン
モノマーとモノクロロメチル化シルセスキオキサンのモ
ノマーを混合し共重合させることによって得、酸素プラ
ズマエツチング耐性を有しでいる。
第10図はこの共重合体の吸収スペクトルを示す図であ
り、横軸に波長(nm)及び縦軸に透過率(%)とをと
って示しである。第10図中、実線で示す曲線はこの共
重合体の紫外から遠紫外の吸収スペクトルであり、破線
で示す曲線はArFエキシマレーザを照射して露光させ
た後の吸収スペクトルである。この場合の照射条件を、
例えば、ArFエキシマレーザの発振周波数!I Hz
、エネルギー密度を0.5mJ/cm2 ・パルスとし
て800mJ/cm2の露光量とした。この実線で示し
た吸収スペクトルからも理解出来るように、RASのク
ロロメチル化シルセスキオキサン共重合体は波長が約1
90nrn以上となると、透過率が急激に約30〜40
%以上となるが、クロロメチル化シルセスキオキサンを
共重合化したものは、光照射によってc−cp結合が切
断されて顕著にブリーチングが行われ、その結果、透過
率が増大するものと推論される。
第11図はRASのクロロメチル化シルセスキオキサン
共重合体の残膜時fix9示す図であり、横軸に露光量
(mJ/cm2)及び縦軸に残膜率(%)をとって示し
である。この特性と第9図に示したRASの特′iと比
べると、クロロメチル基を付与した共重合体の方が高感
度であることがわかる。このことは、大気中での露光に
おいてはレジストのゲル化にクロロメチル基が大きく寄
与しでいることを示していると理解出来る。
このように、第10図及び第11図に示した特性結果か
らも明らかなように、PASのクロロメチル化シルセス
キオキサン共重合体は遠紫外光、特にArFエキシマレ
ーザに対して、露光量を適当に選ノ3<ことによって、
好適なレジスト材料であつ、パターニングが短時間で行
えることがわかる。
<RASに光増感剤を添加したレジスト材料〉前述のR
ASに光増感剤を添加して高感度化を図ったレジスト材
料につき説明する。この添加剤としてはRASの溶媒で
あるキシレンに良く溶解し、RASの相溶性が良いこと
が要求されるが、そのような条件を満たすものとして例
えばクロロメチル化ポリスチレン、ビフェニル、アント
ラセン、その他といったものがある。この添加剤をRA
Sに添加すると、例えば193nrnという波長のAr
Fエキシマレーザを高効率で吸収し、しかも、ゲル化を
促進するので、光分解が一層速くなり、パターニングが
より短時間で行える。このレジスト材料も、当然ながら
酸素プラズマエツチング耐性を有しでいる。
尚、上述したポリアリルシルセスキオキサン(RAS)
及びそのクロロメチル化シルセスキオキサン共重合体、
或いは、これらに増感剤を添加した各レジスト材料は大
気中で露光しても高感度で好適であるが、減圧下、不活
性ガス雰囲気中又は反応性ガス雰囲気中で露光すること
によって一層高感度化を図ることが出来る。
この発明は上述した実施例のみに限定されるものではな
いこと明らかである0例えば、上層レジストのパターニ
ング用の光としての第1エキシマレーザはArFエキシ
マレーザを例にあげで説明したが、例えば、ArFエキ
シマレーザ(λ=248nm) 、A rcIlエキシ
マレーザ(λ=175nrn) 、A r8 rエキシ
マレーザ(λ=161nm)、その他の遠紫外光又はこ
れに近い紫外領域の波長の光を用いることが出来る。ま
た、第2エキシマレーザも第1エキシマレーザと波長が
ほぼ同一か又はそれよりも短波長のエキシマレーザであ
れば良い、ざらに、上層レジストの材料として上述した
ちの以外の、遠紫外光又はこれに近い紫外領域の波長の
光に高感度で光分解をする任意好適なレジスト材料、例
えば、ボリクOロメチル化シルセスキオキサン(PO2
)it使用することが出来る。
また、パターニングに用いる製雪構成は、前述した実施
例で説明した図示例の構成例に何等限定されるものでは
ないこというまでもない。
(発明の効果) 上述した説明からも明らかなように、この発明のパター
ン形成方法によれば、2層構造レジストの上層レジスト
を遠紫外光又はこれに近い紫外光で照射し、レジストに
光分解を起させてパターニングを直接行うのであって、
従来のような湿式現像で行うのではないので、パターニ
ングを短時間で、制御良く、容易に行うことが可能であ
る。
また、この発明では上層レジストのパターニング用の遠
紫外又はこれに近い紫外領域の第1エキシマレーザとは
別のレーザであって、第1エキシマレーザとほぼ同一波
長又はそれよりも短波長の第2エキシマレーザを上層レ
ジストの被照射面より上側の領域に同時に照射するので
、第1エキシマレーザで光分解して上層レジストから離
脱した分解生成物を第2エキシマレーザで更に分解する
ことが出来るので、上層レジストのパターニング効率を
従来よりも著しく高めることが出来ると共に、使用する
光学系等の周囲の汚染を回避することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のパターン形成方法の説明図、 第2図及び第3図は従来のパターン形成方法の説明図、 第4図は従来のレジスト材料の光吸収特性の説明図、 第5図はこの発明のパターン形成方法の実施例の工程図
、 第6図及び第7図はそれぞれこの発明の他の実施例の説
明図、 第8図及び第9図はこの発明に使用して好適なRASの
吸収スペクトル及び残膜特性をそれぞれ示す図、 第10図及び第1,1図はこの発明に使用して好適なR
ASのクロロメチル化シルセスキオキサン共重合体の吸
収スペクトル及び残膜特性をそれぞれ示す図である。 30・・・下地、      32・・・2層構造レジ
スト34・・・下層レジスト 34a・・・下層レジストバタ 36・・・上層レジスト 36a・・・上層レジストバタ 40・・・第2レーザ装=、 44・・・縮小光学系、 48・・・回転ポリゴン鏡、 52・・・窓、 56・・・反応ガス導入口 Ll・・・第1エキシマレーザ L2・・・第2エキシマレーザ。 ン ン 42・・・マスク 46・・・第2レーザ装= 50・・・真空チャンバー 54・・・排気ポンプ ふ−L、:第1エキシマレーザ =に:E−42:マスク 特 許 出 願 人 沖電気工業株式会社 34  下層レジスト 36  上層レジスト この発明の説明図 第1 L 区 波長(nm) 従来のレジスト材料の光吸収特性の説明国策4 図 C; 一 り、  第1エキシマレーザ この発明のパターン形成工程図 第5 図 卓−−シ。 口p 42 第6 図 波長(nm) RASの吸収スペクトル 第8 図 ココ一り ロ:=:コに42 AA 真すチャンバ この発明の他の英施例の説明図 第7 図 10″ 露光量(mJ/cm2) RASの残膜端゛i 第9 図 波長(nm) 共重合体の吸収スペクトル 笛IO図 露光量(mJ/cm2) 共重合体の残膜特性 第1K図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下地上に設けた2層構造レジストの上層レジスト
    にパターニング用エキシマレーザを照射して上層パター
    ンを形成した後、該上層パターンを下層レジストに転写
    して下地加工用の下層パターンを形成するに当り、 上層レジストを遠紫外又はこれに近い紫外領域のエキシ
    マレーザにより光分解するレジスト材料で形成し、 該上層レジストに遠紫外又はこれに近い紫外領域のパタ
    ーニング用の第1エキシマレーザを照射すると同時に、
    該上層レジストの被照射面より上側の領域に前記第1エ
    キシマレーザとほぼ同一波長又はそれよりも短波長の第
    2エキシマレーザを照射する ことを特徴とするパターン形成方法。
JP63241666A 1988-09-27 1988-09-27 パターン形成方法 Pending JPH0290169A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0452644A (ja) * 1990-06-21 1992-02-20 Nec Corp 多層レジストパターン形成方法
KR100452519B1 (ko) * 2000-08-25 2004-10-12 캐논 가부시끼가이샤 복수의 광원을 가진 조명장치와 이 조명장치를 가지는노광장치
JP2011040747A (ja) * 2009-08-10 2011-02-24 Fei Co ガス支援レーザ・アブレーション
JP2020042116A (ja) * 2018-09-07 2020-03-19 株式会社Joled 表示パネル製造装置および表示パネル製造方法

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