JPH028986B2 - - Google Patents

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JPH028986B2
JPH028986B2 JP4681786A JP4681786A JPH028986B2 JP H028986 B2 JPH028986 B2 JP H028986B2 JP 4681786 A JP4681786 A JP 4681786A JP 4681786 A JP4681786 A JP 4681786A JP H028986 B2 JPH028986 B2 JP H028986B2
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JP
Japan
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weight
parts
component
cement
water
Prior art date
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JP4681786A
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Japanese (ja)
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JPS62207748A (en
Inventor
Etsuo Wakabayashi
Toyoji Tomita
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Mitsubishi Chemical BASF Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Chemical BASF Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Chemical BASF Co Ltd filed Critical Mitsubishi Chemical BASF Co Ltd
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Publication of JPS62207748A publication Critical patent/JPS62207748A/en
Publication of JPH028986B2 publication Critical patent/JPH028986B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B24/00Use of organic materials as active ingredients for mortars, concrete or artificial stone, e.g. plasticisers
    • C04B24/24Macromolecular compounds
    • C04B24/26Macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • C04B24/2688Copolymers containing at least three different monomers

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】[Detailed description of the invention]

〔産業上の利用分野〕 本発明のポリマーセメント組成物は、可使時間
の長い塗材である。 本発明の組成物は、木、コンクリート等の構築
物の新設や補修に伴う下地調整材、床材、仕上げ
塗材、鋼管等の金属の被覆材等として有用であ
る。 〔従来技術〕 一般にポリマーセメント組成物とは、樹脂水性
分散液(エマルジヨン)を、ポルトランドセメン
トと骨材の和に対して、3〜50重量%(エマルジ
ヨン中の樹脂固型分)の割合で配合したものであ
る(特開昭48−44327号、同51−1526号、同52−
81331号、同54−66937号、同55−10433号、同55
−104955号、同56−17968号、同56−145148号、
同56−164048号、特公昭56−33334号)。 これらのポリマーセメント組成物の利点として
は、樹脂水性分散液を配合しないものと比較して (1) セメントの引張強さが向上する。 (2) 各種基材、例えば建築構造物への接着力を向
上させる。 (3) 耐凍結融解性を向上させる。 (4) 保水性を向上させる。 (5) 乾燥収縮を低減させる。 等があげられる。 〔従来技術の問題点〕 しかしながら、上に示したような利点がある一
方、樹脂水性分散液中の反応性基、例えばカルボ
キシル基(−COOH)と、セメント中の成分、
例えばCa++とが反応することにより、ポリマー
セメントの場合、エマルジヨンを配合しないモル
タルと比べ可使時間が短かく作業上、種々の支障
をきたすという欠点がある。 〔問題点を解決する具体的手段〕 樹脂水性分散液に、下記(C)成分に示した水溶性
高分子を添加し、さらに水硬性セメントを配合す
ることにより、そのポリマーセメントの利点を害
さずに可使時間を大幅に延長せしめることができ
る。 即ち、本発明は、 (A)成分:樹脂水性分散液 (B)成分:水硬性セメント (C)成分:ヒドロキシアルキルアクリレートを20
〜100重量%含有するビニルモノマー
を重合させて得られる分子中に水酸基
を有する水溶性高分子ポリマー 上記(A)の水性分散液の樹脂の固型分100重量部
に対して、(B)の水硬性セメントが50〜3500重量部
の割合で、かつ、(B)成分の水硬性セメント100重
量部に対して(C)成分の水溶性高分子ポリマーが固
型分で0.1〜10重量部の割合に配合することによ
り、可使時間を大幅に延長せしめるポリマーセメ
ント組成物を提供するものである。 本発明において、(A)成分の樹脂水性分散液と
は、乳化剤としてアニオン性またはノニオン性界
面活性剤もしくは保護コロイド剤を用い、重合開
始剤の存在下に、下記ビニル単量体を単独で、又
は2種以上通常の方法で乳化重合することにより
得られる樹脂水性エマルジヨンである。 かかる共重合性のビニル単量体としては、アク
リル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸n・ブチ
ル、アクリル酸エチル、アクリル酸メチル、アク
リル酸イソプロピル、アクリル酸n・プロピル、
スチレン、ブタジエン、メタクリル酸2−エチル
ヘキシル、メタクリル酸n・プロピル、メタクリ
ル酸メチル、メタクリル酸n・ブチル、メタクリ
ル酸エチル、エチレン、アクリロニトリル、塩化
ビニル、塩化ビニリデン、アクリル酸、メタクリ
ル酸、イタコン酸、マレイン酸、アクリルアミ
ド、メタクリルアミド、N−メチロールメタクリ
ルアミド等が、一種または二種以上使用される。 (A)成分の樹脂水性分散液は、ポリマーセメント
組成物の使用温度(自然乾燥ならばその時の気
温;加熱手段を用いた強制加熱乾燥ならばその時
の加熱温度。)以下の最低造膜温度を示すもので
あればよい。なお、ポリマーセメント組成物の使
用温度より高い最低造膜温度を示す樹脂水性分散
液であるときは、テキサノール、ブチルセロソル
ブ等の造膜助剤やジオクチルフタレート、ブチル
ベンジルフタレート等の可塑剤を水分散液に配合
し、見かけの造膜温度を使用温度以下にして用い
る。 (A)成分の樹脂水性分散液は、前記重合性ビニル
単量体を乳化剤または保護コロイド剤を用いて乳
化重合させることにより40〜60重量%の樹脂濃度
のものとして製造されるが、これを更に水で希釈
して使用してもよい。水分散液中の樹脂粒径は
0.1〜3ミクロンが一般である。 乳化剤としては、次のものがあげられる。 ジアルキルスルホンこはく酸ナトリウム、硫酸
化油のナトリウム塩、アルキルスルホン酸のナト
リウム塩、ナトリウム塩、カリウム塩及びアンモ
ニウムアルキルサルフエート、スルホン酸のアル
カリ金属塩、オキシアルキル化されたC12〜C24
脂肪族アルコールのアルカリ金属塩及びオキシア
ルキル化されたアルキルフエノールのアルカリ金
属塩、ならびに他のオキシエチル化された脂肪
酸、脂肪族アルコール及び/又は脂肪族アミド、
オキシエチル化されたアルキルフエノール、さら
に脂肪酸のナトリウム塩たとえばステアリン酸ナ
トリウム及びオレイン酸ナトリウム。 保護コロイド剤としては、ポリビニルアルコー
ル、ポリアクリル酸ソーダ塩、CMC、ポリビニ
ルピロリドン等があげられる。 乳化剤または保護コロイド剤は、樹脂分に対
し、多くの場合、0.2〜3重量%の割合で用いる。 次に、(B)成分の水硬性セメントとしては、ポル
トランドセメントと呼ばれる普通ポルトランドセ
メント、白色セメント、早強セメント、超早強セ
メント、混合セメント(高炉セメント、シリカセ
メント、フライアツシユセメント)等があげられ
る。 (B)成分の水硬性セメントは、(A)の水分散液の共
重合体の固型分100重量部に対して、50〜3500重
量部、好ましくは、80〜2000重量部の割合で用い
られる。50重量部未満では、セメントの骨材的機
能しか期待できない為、厚塗りができず、その皮
膜の強度も弱いものになる。逆に、3500重量部を
越えると、樹脂水性分散液を配合する前述の(1)〜
(5)の効果が発揮されない。 (B)成分のセメントの一部(80重量%以下)を、
タルク、マイカ、ケイ藻土、カオリン、石英、鉄
粉、フライアツシユ、ウルトラホワイト、酸化チ
タン、炭酸カルシウム、石綿粉、ホワイトカーボ
ン、ジルコニア、カーボンブラツク、パーライ
ト、酸化亜鉛、雲母、発泡ポリスチレン粒子、パ
ーライト粒子、ガラス球粒子等の骨材におきかえ
てもよい。これら骨材を使用する場合、(A)成分の
エマルジヨンの樹脂の他に、(B)成分の水硬性セメ
ントもバインダー的な機能を有するので皮膜より
これら骨材が脱落することが防止される。 (C)成分の水酸基を有する水溶性高分子は、ヒド
ロキシアクリレートを20〜100重量%含有するビ
ニルモノマーを重合、好ましくは (a) ヒドロキシアルキルアクリレート
20〜80重量% (b) アクリルアミドおよび/またはメタクリルア
ミド 1〜50重量% (c) 上記(a)、(b)成分以外のビニルモノマー
0〜79重量% を共重合して得られる分子量が1000〜500000の水
溶性高分子ポリマーである。 ヒドロキシアルキルアクリレートとしては、ア
クリル酸2−ヒドロキシエチル、アクリル酸2−
ヒドロキシプロピル、メタクリル酸2−ヒドロキ
シエチル、メタクリル酸2−ヒドロキシプロピル
等が使用できる。共重合可能な他のビニルモノマ
ーとしては、アクリル酸2−エチルヘキシル、ア
クリル酸n・ブチル、アクリル酸エチル、アクリ
ル酸メチル、アクリル酸イソプロピル、アクリル
酸n・プロピル、スチレン、ブタジエン、メタク
リル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸n・プ
ロピル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸n・
ブチル、メタクリル酸エチル、エチレン、アクリ
ロニトリル、塩化ビニル、塩化ビニリデン、アク
リル酸、メタクリル酸、イタコン酸、マレイン
酸、アクリルアミド、メタクリルアミド、N−メ
チロールメタクリルアミド、酢酸ビニル等があげ
られる。 ただし、上記の中でも、不飽和カルボン酸を用
いる場合は、1重量%以下で用いるのがセメント
成分との反応性の影響が小さいので好ましい。ま
た、特にアクリルアミド、メタクリルアミドを併
用したものは、得られるポリマーセメント硬化物
の乾燥収縮が小さい効果がある。なお、ヒドロキ
シアクリルアクリレートの使用量が20重量%未満
では、期待する可使時間を得られない。 また、(C)成分の水溶性高分子ポリマーの分子量
としては、1000〜500000好ましくは、2000〜
100000のものを用いる。分子量1000未満では、期
待する可使時間が得られず、逆に、分子量が
500000を越えると、その凝集力が強くなりすぎ、
混和安定性が悪くなる。 (C)成分の水溶性高分子ポリマーは、(B)の水硬性
セメント100重量部に対して、固型分で0.1〜10重
量部、好ましくは、0.2〜5.0重量部の割合で用い
られる。0.1重量部未満では、期待する可使時間
を得ることができず、逆に10重量部を越えると、
保水性が高くなりすぎ、ポリマーセメント組成物
の硬化が著しく遅くなる。 なお、(A)成分の樹脂水性分散液を得る乳化重合
前または乳化重合中の水中に(C)成分の水溶性高分
子ポリマーを添加し、乳化重合を行つて(A)成分と
(C)成分の混合物を同時に調製してもよい。 これら(A)成分、(B)成分、(C)成分の他に、粘度安
定剤、消泡剤、アルコール、イソプロパノール、
トルエン等の溶剤、可塑材等を配合することがで
きる。 本発明の水性樹脂分散液組成物は、コンクリー
ト、モルタル、スレート、鉄、アルミ、フアイバ
ー、木、ガラスおよび塩化ビニル、ポリエチレン
などのプラスチツク類にハケ塗り、スプレーガン
吹付けなどの方法により、1回でミクロンオーダ
ーから数mmの膜厚の塗膜を形成せしめることがで
きる。 次に本発明を実施例及び比較例を用いて詳細に
説明する。実施例及び比較例中の部および%は特
に例記しない限り重量部および重量%である。 実施例 1 アクリル酸2−エチルヘキシル(2EHA) 35部 アクリル酸n・ブチル(BA) 35部 スチレン(St) 26部 メタクリルアミド(M・AAmide) 3部 アクリル酸(AA) 2部 ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム 1.0部 ポリオキシエチレンノニルフエノールエーテル
1.0部 過硫酸カリウム 1.0部 イオン交換水 100部 の混合物を90℃で4.5時間乳化重合反応させて、
固型分濃度が50%、樹脂粒径0.5ミクロン、最低
造膜温度が0℃以下の乳化液を得た。 別に、 アクリル酸2−ヒドロキシエチル(2HEA)
60部 アクリルアミド(AAmide) 40部 過硫酸カリウム 2部 イオン交換水 500部 の混合物を90℃で4.5時間重合反応させて、固型
分濃度が20%、分子量が約5000の水溶性高分子ポ
リマー水溶液を得た。 前記樹脂水性エマルジヨン(乳化液)100部に、
上記水溶性高分子ポリマー水溶液10部添加し、更
に宇部興産(株)製普通ポルトランドセメント(比重
3.1)800部、珪砂6号を800部および水170部配合
してポリマーセメントモルタル塗料を調製した。 この塗料について、次の方法で可使時間、混和
安定性を評価した。 〔評価方法〕 可使時間; JIS−K・5201のセメントの物理試験方法のフ
ロー試験に準じて、混合直後、及び、60分静止放
置後のフロー値を測定し、その変化率より可使時
間の評価とした。 変化率(%)=(混合直後のフロー値)−(60分静止
後のフロー値)/(混合直後のフロー値)×100 混和安定性; 樹脂水性エマルジヨンに水溶性高分子ポリマー
水溶液を混入し、さらに、普通ポルトランドセメ
ント及び珪砂を配合した際、塗料が安定に存在し
ていれば良好(〇)、凝集等により、不安定にな
つたら不良(×)とした。 実施例2、比較例1〜2 水溶性高分子ポリマー水溶液の添加量を表1に
示すように変更する以外は、実施例1と同様にし
てポリマーセメントモルタル塗料を調製し、評価
した。 結果を同表に示す。
[Industrial Application Field] The polymer cement composition of the present invention is a coating material with a long pot life. The composition of the present invention is useful as a base preparation material for new construction or repair of structures made of wood, concrete, etc., flooring materials, finishing coating materials, coating materials for metals such as steel pipes, etc. [Prior art] In general, a polymer cement composition is a mixture of an aqueous resin dispersion (emulsion) at a ratio of 3 to 50% by weight (resin solid content in the emulsion) based on the sum of Portland cement and aggregate. (Japanese Patent Publication No. 48-44327, 51-1526, 52-
No. 81331, No. 54-66937, No. 55-10433, No. 55
−104955, No. 56-17968, No. 56-145148,
No. 56-164048, Special Publication No. 56-33334). The advantages of these polymer cement compositions are that (1) the tensile strength of the cement is improved compared to compositions that do not contain an aqueous resin dispersion. (2) Improve adhesion to various base materials, such as architectural structures. (3) Improve freeze-thaw resistance. (4) Improve water retention. (5) Reduce drying shrinkage. etc. can be mentioned. [Problems with the prior art] However, while there are advantages as shown above, there are problems with reactive groups such as carboxyl groups (-COOH) in the aqueous resin dispersion and components in cement.
For example, due to the reaction with Ca ++ , polymer cement has the disadvantage that its pot life is shorter than mortar without emulsion, which causes various problems in working. [Specific measures to solve the problem] By adding the water-soluble polymer shown in component (C) below to the resin aqueous dispersion and further adding hydraulic cement, the advantages of the polymer cement can be achieved without impairing the advantages of the polymer cement. The pot life can be significantly extended. That is, in the present invention, (A) component: resin aqueous dispersion (B) component: hydraulic cement (C) component: 20% of hydroxyalkyl acrylate
A water-soluble polymer having a hydroxyl group in the molecule obtained by polymerizing a vinyl monomer containing ~100% by weight. The ratio of hydraulic cement is 50 to 3,500 parts by weight, and the solid content of the water-soluble polymer (C) is 0.1 to 10 parts by weight per 100 parts by weight of the hydraulic cement (B). The purpose of the present invention is to provide a polymer cement composition whose pot life can be significantly extended by blending the components in the appropriate proportions. In the present invention, the resin aqueous dispersion of component (A) refers to the following vinyl monomer alone in the presence of a polymerization initiator using an anionic or nonionic surfactant or a protective colloid agent as an emulsifier. Alternatively, it is an aqueous resin emulsion obtained by emulsion polymerizing two or more types in a conventional manner. Such copolymerizable vinyl monomers include 2-ethylhexyl acrylate, n-butyl acrylate, ethyl acrylate, methyl acrylate, isopropyl acrylate, n-propyl acrylate,
Styrene, butadiene, 2-ethylhexyl methacrylate, n-propyl methacrylate, methyl methacrylate, n-butyl methacrylate, ethyl methacrylate, ethylene, acrylonitrile, vinyl chloride, vinylidene chloride, acrylic acid, methacrylic acid, itaconic acid, maleic acid One or more types of acid, acrylamide, methacrylamide, N-methylol methacrylamide, etc. are used. The resin aqueous dispersion of component (A) has a minimum film-forming temperature below the working temperature of the polymer cement composition (if air-dried, the temperature at that time; if forced drying using a heating means, the heating temperature at that time). It is fine as long as it shows. In addition, when the resin aqueous dispersion has a minimum film-forming temperature higher than the usage temperature of the polymer cement composition, a film-forming aid such as Texanol or butyl cellosolve or a plasticizer such as dioctyl phthalate or butyl benzyl phthalate may be added to the aqueous dispersion. and use the film at an apparent film-forming temperature below the operating temperature. The aqueous resin dispersion of component (A) is produced with a resin concentration of 40 to 60% by weight by emulsion polymerizing the polymerizable vinyl monomer using an emulsifier or a protective colloid. It may also be used after diluting with water. The resin particle size in the aqueous dispersion is
0.1 to 3 microns is common. Examples of emulsifiers include the following. Sodium dialkyl sulfone succinate, sodium salt of sulfated oils, sodium salt, sodium salt, potassium salt and ammonium alkyl sulfate of alkyl sulfonic acids, alkali metal salts of sulfonic acids, oxyalkylated C12 - C24-
alkali metal salts of fatty alcohols and oxyalkylated alkylphenols, as well as other oxyethylated fatty acids, fatty alcohols and/or fatty amides,
Oxyethylated alkylphenols, as well as sodium salts of fatty acids such as sodium stearate and sodium oleate. Examples of protective colloid agents include polyvinyl alcohol, polyacrylic acid sodium salt, CMC, polyvinylpyrrolidone, and the like. The emulsifier or protective colloid is often used in an amount of 0.2 to 3% by weight based on the resin content. Next, the hydraulic cement of component (B) includes ordinary Portland cement called Portland cement, white cement, early strength cement, ultra early strength cement, mixed cement (blast furnace cement, silica cement, fly ash cement), etc. It will be done. Component (B), the hydraulic cement, is used in an amount of 50 to 3,500 parts by weight, preferably 80 to 2,000 parts by weight, based on 100 parts by weight of the solid content of the copolymer in the aqueous dispersion of (A). It will be done. If it is less than 50 parts by weight, it can only be expected to function as an aggregate for cement, so it cannot be applied thickly and the strength of the film will be weak. On the other hand, if the amount exceeds 3500 parts by weight, the above-mentioned (1)~
The effect of (5) is not achieved. A part (80% by weight or less) of the cement of component (B),
Talc, mica, diatomaceous earth, kaolin, quartz, iron powder, fly ash, ultra white, titanium oxide, calcium carbonate, asbestos powder, white carbon, zirconia, carbon black, perlite, zinc oxide, mica, expanded polystyrene particles, perlite particles , may be replaced with aggregate such as glass sphere particles. When these aggregates are used, in addition to the emulsion resin of component (A), the hydraulic cement of component (B) also has a binder function, so that these aggregates are prevented from falling off from the coating. Component (C), a water-soluble polymer having a hydroxyl group, is produced by polymerizing a vinyl monomer containing 20 to 100% by weight of hydroxyacrylate, preferably (a) hydroxyalkyl acrylate.
20-80% by weight (b) Acrylamide and/or methacrylamide 1-50% by weight (c) Vinyl monomers other than components (a) and (b) above
It is a water-soluble polymer with a molecular weight of 1,000 to 500,000 obtained by copolymerizing 0 to 79% by weight. As the hydroxyalkyl acrylate, 2-hydroxyethyl acrylate, 2-hydroxyethyl acrylate,
Hydroxypropyl, 2-hydroxyethyl methacrylate, 2-hydroxypropyl methacrylate, etc. can be used. Other copolymerizable vinyl monomers include 2-ethylhexyl acrylate, n-butyl acrylate, ethyl acrylate, methyl acrylate, isopropyl acrylate, n-propyl acrylate, styrene, butadiene, and 2-ethylhexyl methacrylate. , n-propyl methacrylate, methyl methacrylate, n-methacrylate
Examples include butyl, ethyl methacrylate, ethylene, acrylonitrile, vinyl chloride, vinylidene chloride, acrylic acid, methacrylic acid, itaconic acid, maleic acid, acrylamide, methacrylamide, N-methylolmethacrylamide, vinyl acetate, and the like. However, among the above, when using an unsaturated carboxylic acid, it is preferable to use it in an amount of 1% by weight or less because the influence of reactivity with cement components is small. Further, in particular, the combination of acrylamide and methacrylamide has the effect of reducing drying shrinkage of the obtained cured polymer cement. Note that if the amount of hydroxyacrylic acrylate used is less than 20% by weight, the expected pot life cannot be obtained. The molecular weight of the water-soluble polymer as component (C) is 1000 to 500000, preferably 2000 to 500000.
Use 100000. If the molecular weight is less than 1000, the expected pot life will not be obtained;
When it exceeds 500,000, the cohesive force becomes too strong,
Mixing stability deteriorates. The water-soluble polymer as component (C) is used in a solid content of 0.1 to 10 parts by weight, preferably 0.2 to 5.0 parts by weight, based on 100 parts by weight of the hydraulic cement (B). If it is less than 0.1 parts by weight, the expected pot life cannot be obtained, and if it exceeds 10 parts by weight,
The water retention becomes too high and the curing of the polymer cement composition is significantly slowed down. In addition, before or during the emulsion polymerization to obtain the aqueous resin dispersion of the component (A), the water-soluble polymer of the component (C) is added to water, and the emulsion polymerization is performed to form the resin dispersion with the component (A).
A mixture of components (C) may be prepared simultaneously. In addition to these components (A), (B), and (C), viscosity stabilizers, antifoaming agents, alcohol, isopropanol,
Solvents such as toluene, plasticizers, etc. can be blended. The aqueous resin dispersion composition of the present invention can be applied once to concrete, mortar, slate, iron, aluminum, fiber, wood, glass, and plastics such as vinyl chloride and polyethylene by methods such as brushing or spraying with a spray gun. It is possible to form a coating film with a thickness from the micron order to several millimeters. Next, the present invention will be explained in detail using Examples and Comparative Examples. Parts and percentages in Examples and Comparative Examples are by weight unless otherwise specified. Example 1 2-ethylhexyl acrylate (2EHA) 35 parts n-butyl acrylate (BA) 35 parts styrene (St) 26 parts methacrylamide (M-AAmide) 3 parts acrylic acid (AA) 2 parts sodium dodecylbenzenesulfonate 1.0 part polyoxyethylene nonylphenol ether
A mixture of 1.0 parts potassium persulfate, 1.0 parts ion-exchanged water, and 100 parts was subjected to an emulsion polymerization reaction at 90°C for 4.5 hours.
An emulsion having a solid content concentration of 50%, a resin particle size of 0.5 microns, and a minimum film forming temperature of 0° C. or lower was obtained. Separately, 2-hydroxyethyl acrylate (2HEA)
A mixture of 60 parts acrylamide (AAamide), 40 parts potassium persulfate, 2 parts ion-exchanged water, and 500 parts was polymerized at 90°C for 4.5 hours to obtain a water-soluble polymer aqueous solution with a solid concentration of 20% and a molecular weight of approximately 5000. I got it. To 100 parts of the resin aqueous emulsion (emulsion),
10 parts of the above water-soluble polymer aqueous solution was added, and ordinary Portland cement manufactured by Ube Industries, Ltd. (specific gravity
3.1) A polymer cement mortar paint was prepared by blending 800 parts of No. 6 silica sand and 170 parts of water. The pot life and mixing stability of this paint were evaluated using the following method. [Evaluation method] Pot life: Measure the flow value immediately after mixing and after standing still for 60 minutes in accordance with the flow test of JIS-K 5201 physical test method for cement, and calculate the pot life from the rate of change. It was evaluated as follows. Rate of change (%) = (Flow value immediately after mixing) - (Flow value after standing still for 60 minutes) / (Flow value immediately after mixing) x 100 Mixing stability: When a water-soluble polymer aqueous solution is mixed into a resin aqueous emulsion. Furthermore, when ordinary Portland cement and silica sand were mixed, if the paint existed stably, it was evaluated as good (〇), and if it became unstable due to agglomeration, it was evaluated as poor (x). Example 2, Comparative Examples 1 and 2 Polymer cement mortar paints were prepared and evaluated in the same manner as in Example 1, except that the amount of the water-soluble polymer aqueous solution added was changed as shown in Table 1. The results are shown in the same table.

【表】【table】

〔評価方法〕〔Evaluation methods〕

乾燥収縮性; 塗料300gを直径5cm、高さ10cmのポリ容器
内へ入れ、長さ20cm、直径1cmの鉄製棒で15回
突き固めた後、フタをし、温度20℃、湿度65%
で2週間放置し塗料を硬化した。ポリマーセメ
ント硬化物の直径を測定し、下記式より乾燥収
縮率を計算する。 乾燥収縮率(%)5cm−硬化後のポリマーセメント組
成物の直径(cm)/5cm×100 結果を表4に示す。
Drying shrinkage: Put 300g of paint into a plastic container with a diameter of 5cm and a height of 10cm, tamp it 15 times with an iron rod of 20cm in length and 1cm in diameter, then cover with a lid and store at a temperature of 20℃ and a humidity of 65%.
The paint was left for two weeks to harden. Measure the diameter of the cured polymer cement and calculate the drying shrinkage rate using the following formula. Drying shrinkage rate (%) 5 cm - Diameter of polymer cement composition after curing (cm)/5 cm x 100 The results are shown in Table 4.

【表】【table】

【表】【table】

【表】【table】

【表】 実施例 6〜7 表5に示す様に、ポルトランドセメント及び珪
砂の配合の割合を変更する他は実施例1と同様に
してポリマーセメントモルタル塗料を調整し、実
施例1と同様に評価した。 結果を同表に示す。
[Table] Examples 6 to 7 As shown in Table 5, a polymer cement mortar paint was prepared in the same manner as in Example 1, except that the proportions of Portland cement and silica sand were changed, and evaluation was performed in the same manner as in Example 1. did. The results are shown in the same table.

【表】【table】

【表】 実施例8〜9、比較例5〜6 表6に示すビニル単量体を用いて実施例1と同
様に乳化重合して樹脂水性エマルジヨンを得た。 このエマルジヨン100部に、水溶性高分子ポリ
マー水溶液、普通ポルトランドセメントおよび珪
砂6号を表7に示す割合で配合してポリマーセメ
ントモルタル塗料を調製した。 これを実施例1と同様に評価した。 結果を表7に示す。
[Table] Examples 8 to 9, Comparative Examples 5 to 6 Emulsion polymerization was carried out in the same manner as in Example 1 using the vinyl monomers shown in Table 6 to obtain an aqueous resin emulsion. A water-soluble polymer aqueous solution, ordinary Portland cement, and No. 6 silica sand were blended into 100 parts of this emulsion in the proportions shown in Table 7 to prepare a polymer cement mortar paint. This was evaluated in the same manner as in Example 1. The results are shown in Table 7.

【表】【table】

【表】【table】

【表】【table】

Claims (1)

【特許請求の範囲】 1 (A)成分:樹脂水性分散液 (B)成分:水硬性セメント (C)成分:ヒドロキシアルキルアクリレートを
20〜100重量%含有するビニルモノ
マーを重合させて得られる分子中に
水酸基を有する水溶性高分子ポリマ
ー 上記(A)の水性分散液の樹脂の固型分100重量部
に対して、(B)の水硬性セメントが50〜3500重量部
の割合で、かつ、(B)成分の水硬性セメント100重
量部に対して(C)成分の水溶性高分子ポリマーが固
型分で0.1〜10重量部の割合で配合されてなるポ
リマーセメント組成物。 2 ヒドロキシアルキルアクリレートが、アクリ
ル酸2−ヒドロキシエチル、アクリル酸2−ヒド
ロキシプロピル、メタクリル酸2−ヒドロキシプ
ロピル、メタクリル酸2−ヒドロキシプロピルよ
り選ばれた化合物であることを特徴とする特許請
求の範囲第1項記載の組成物。 3 (C)成分の水溶性高分子ポリマーが、 (a) ヒドロキシアルキルアクリレート
20〜80重量% (b) アクリルアミドおよび/またはメタクリルア
ミド 1〜50重量% (c) 上記(a)、(b)成分以外のビニルモノマー
0〜79重量% を共重合して得られる分子量が1000〜500000の水
溶性高分子ポリマーであることを特徴とする特許
請求の範囲第1項記載の組成物。
[Scope of Claims] 1 (A) component: resin aqueous dispersion (B) component: hydraulic cement (C) component: hydroxyalkyl acrylate
A water-soluble polymer having a hydroxyl group in the molecule obtained by polymerizing a vinyl monomer containing 20 to 100% by weight.For 100 parts by weight of the solid content of the resin in the aqueous dispersion of (A), 50 to 3,500 parts by weight of hydraulic cement, and 0.1 to 10 parts by weight of water-soluble polymer as component (C) per 100 parts by weight of hydraulic cement as component (B). A polymer cement composition that is blended in the proportion of 2. Claim No. 2, characterized in that the hydroxyalkyl acrylate is a compound selected from 2-hydroxyethyl acrylate, 2-hydroxypropyl acrylate, 2-hydroxypropyl methacrylate, and 2-hydroxypropyl methacrylate. Composition according to item 1. 3 The water-soluble polymer of component (C) is (a) hydroxyalkyl acrylate.
20-80% by weight (b) Acrylamide and/or methacrylamide 1-50% by weight (c) Vinyl monomers other than components (a) and (b) above
The composition according to claim 1, which is a water-soluble polymer having a molecular weight of 1,000 to 500,000 obtained by copolymerizing 0 to 79% by weight.
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