JPH0288357A - 輸送車両 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、レールトラックの上を走行されるべき変更さ
れたハイウェイトレーラの列車に一般的に関する。

〔従来の技術と発明が解決しようとする課題］鉄道によ
る田野横断走行及びトラックによる地方配達に関して、
このようなコンバーティブル・トレーラはピギーバッタ
方式の扁平車の必要性を取り除く。米国特許第４．２０
２，２７７号にはそのようなトレーラの例が見つけられ
る。更に詳しくは、本発明は、機関車又は先導列車に通
常設けられる鉄道カップリング手段を備えて押引相互関
係にある上記コンバーティブル・トレーラを連結するの
に用いられ得ると共に、路上利用に変更され非鉄道的隔
離収容のためのヤードトラックに連結され得る輸送車両
に関する。

本発明が関係するコンバーティブルな鉄道ハイウェイト
レーラは一般的なトレーラ享妙の寸法から成るボディを
有し、その前端ではカップリング舌状部に、その後端で
は雌形カプラに適合される。

コンバーティブル・トレーラの列車を形成するため、複
数の上記トレーラは米国特許第４，２０２，４５４号に
開示された形式の如く端部同士で直接連結され、あるい
は米国特許第４．６６９，３９１に開示された如く一般
的なレールトラック又はボギーに取り付けられる一律化
アダプタを介して連結され得る。

更に、コンバーティブル・トレーラは路上走行形態用の
トラクタのフィフスホイールに可動に連結されるようそ
の前端近傍に一般的なキングピンを有し、従って路上を
越えた半トラクタ、半トレーラのコンビネーシｑンが形
成される。

鉄道的形態時には機関車又は先導列車により、路上利用
形態時にはトラクタにより引かれるように上記コンバー
ティブル・トレーラが適合される必要性により指示され
る寸法的な要求の結果として、舌状部／ソケット連結と
機関車的鉄道カップリングとの間において、鉄道トラッ
クの上部に関連して、中央線の高さに関して段差がある
。従って、押す又は引く機関車と上記トレーラの第１の
コンバーティブル・トレーラとの間に必要な高さ変動を
起こす車両を介挿する必要がある。

今まで、機関車によりけん引する列車の一端でカプラソ
ケットを取り付け、その列車の他端で鉄道カプラを取る
ことにより輸送車両を創り出していた。また、その前端
に通常の鉄道カプラをトレーラの後端にカプラソケット
を設けることによりコンバーティブル・トレーラを適合
させることが知られている。それらの輸送車両の各々は
付随の欠点を有する。標準的な鉄道車両の使用では輸送
車両が重く、機関車でトラック上に移動されねばならず
、それが引くコンバーティブル・トレーラのそれらと矛
盾する性能特性を存することになる。

また、前端に標準的な鉄道カップリングを備えるコンバ
ーティブル・トレーラの利用は望ましくない妥協を呈す
る。一体化した他の車両と同一の性能特性を提供するが
、それは大きく高価であり、輸送車両が実行を求められ
る制限された役割りに必要でない例えばブレーキのよう
な要素を取入れることになる。

本発明の目的は、従来の輸送車両により経験された上記
欠点を克服することにある。さらに詳しくは、コスト及
び性能に関して従来配置より優れていながら構造及び使
用が簡単な一体化した利用による輸送車両を提供するこ
とを目的とする。

本発明の別の目的は、ヤードトラクタにより路上タイヤ
で場所から場所に移動され得ると共に、鉄道的利用時の
機関車又は先導列車に１つ又はそれ以上のコンバーティ
ブル・トレーラを連結され得る鉄道的利用形態に容易に
変換自在である軽量の輸送車両を提供することにある。

本発明の更に別の目的は、標準的なカップリング構成要
素を有するコンバーティブル・トレーラの前端に取り付
くカップリング手段と協調する輸送車両を提供すること
にある。

本発明の更に別の目的は、ヤードトラクタのフィフスホ
イールへの連結のための伸縮自在のグーズネックカプラ
と、機関車又は先導車両への連結のための標準的鉄道カ
プラ、とを共に組み込む輸送車両を提供することにある
。

本発明の更に別の目的は、連結された一体化車両内でけ
ん引し且つ制動することにより生じられる力に抵抗する
ように一体化車両に容易に連結するような形態を有する
輸送車両を提供することにある。

本発明の更に別の目的は、標準的な鉄道ボギー及び標準
的な鉄道カプラのような標準的なレールトラック構成要
素を大量に組み込み、従って構造上及び作動上、経済的
な輸送車両を提供することにある。

本発明のこれら及び他の目的は公知の使用及び作動によ
る本発明の最良の実施形態に関する記載及び実施例によ
る以下の明細書から明確になされよう、特許請求の範囲
及び開示の一部を構成する図面が参照されるべきである
。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の先の目的は、レールトラックのボルスタにより
支持され、該ボルスタのボウル内での回転及び制限され
た固定動作を可能ならしめるよう構成される中央板上に
支持される中央チューブの形状をした車両ボディと、 上記トレーラの前端近傍に取り付けられたキングピンを
係合・受容し且つコンバーティブル・トレーラの下面を
支持する上記中央チューブの上面に取り付けられる積荷
支持たな板と、 トレーラのカプラ舌状部と係合する雌形カプラソケット
と、 トレーラの側部レールをつかむために中央チューブに横
断する方向に調整自在に取り付けられる一対の対向する
クランプと、 上記中央チューブに沿って固着された２つのポケット内
にその一端で摺動自在に係合され、キングピン及び水平
支持板にその反対端で取り付けられた２つのチューブで
形成される、ヤードトラクタのフィフスホイールで連結
するための伸縮自在グーズネックカプラと、 上記グーズネックカプラの水平支持板の面より下に配置
され輸送車両の先端に近接する鉄道カプラと、 鉄道的利用時にレールに係合するレールトラックと、 該中央チューブ及び該路上輪軸アクスルユニットに作用
的に連結され、輸送車両が路上利用される地上係合位置
に該路上輪軸アクスルユニットを選択的に下降可能なら
しめる空気スプリングサスペンションシステム及び引込
み自在の路上輪軸アクスルユニットと、 伸縮自在グーズネックカプラを用いるヤードトラクタに
より中央チューブが持ち上げられるとき、輸送車両の中
央板がボルスタのボウルから非係合状態になるのを抑制
する、上記レール輪軸アクスルユニットのアクスルを囲
み中央チューブの底部から垂下する支持ループ、 とを有する構造により達成される。

本発明に従い、ヤードに配置される輸送車両はヤード機
関車又はトラクタとして鉄道産業で一般的に知られたタ
イプのヤードトラクタにより再配置され得る。ヤードト
ラクタは輸送車両の前方側に位置決めされ、輸送車両の
グーズネックカプラはヤードトラクタのフィツスホイー
ルに拡張されて連結される。次いで、空気スプリングサ
スペンションシステムは路上輪軸アクスルユニットを下
降させるために膨張され、ヤードトラクタのフィツスホ
イールが持ち上げられ、これによりレール輪軸アクスル
ユニットは地上及びトラックから完全に持ち上げられる
０次いで、輸送車両はコンバーティブル・トレーラ列車
に配置するためレール位置まで移送され得る。−旦、輸
送車両がトレーラ列車の前方に位置決めされると、空気
スプリングサスペンションシステムは輪軸アクスルユニ
ットを持ち上げるために収縮され、ヤードトラクタのフ
ィツスホイールは輸送車両のレール輪軸アクスルユニッ
トがレールトラックに係合することを可能とするために
下降される。次いで、輸送車両は列車の第１の一律化ト
レーラの下方に後付けされ、これにより輸送車両の雌形
カプラソケット及びトレーラの舌状部の係合と、積荷支
持たな板の受容器及びトレーラキングピンの係合とによ
りそれらは連結される０次いで、グーズネックカプラは
ヤードトラクタから解除されて引っ込められ、ヤードト
ラクタは引き離される０次いで、機関車又は先導車両は
輸送車両の先端近傍の鉄道カプラにおける連結に効果を
与えるために輸送車両まで後退され得る。

以上の記載から、提案の輸送車両は当該技術分野の公知
配置より優れた多くの一体的応用において利用され得る
ことが明らかである。

〔実施例］ 本発明は、第２図に示す如くの機関車１６あるいは第１
図に示す如くの車両１４のいずれかにコンバーティブル
・トレーラ１２を連結するのに使用され得る輸送車両ｌ
Ｏを提供する。本発明の理解を補助するため、添付され
た幾つかの図面に亘り、そして以下の記載において同様
の部品を示すために同様の数字が用いられよう。

コンバーティブル・トレーラ１２は一般的なセミトレー
ラの寸法から成るボディ１８を有し、また鉄道的使用形
態のために列車を形成するため隣接するトレーラの連結
舌状部を受容するために、その前端部には連結舌状部１
５を、その後端部には雌形カプラソケット１７を有する
。また、コンバーティブル・トレーラ１２は路上的使用
形態のためにトラクタ又はトラックのフィツス・ホイー
ルに除去自在に連結するためにその前端部近隣にキング
ピン１９を有する。更に、コンバーティブル・トレーラ
１２は一般的に搭載されるトレーラ着陸配置２０及び車
道走行配置２２を有し、この車道走行配置２２は（単一
のサスペンションが用いられ得るのだが）２系統のタイ
ヤ付ホイール２６を取り付けている各アクスルを具えた
ダンデムアクスル２４を有する。鉄道的使用の間、コン
バーティブル・トレーラ１２は鉄道ボギー２８を有する
、あるいは備え付けられる。この鉄道ボギー２８は（再
度、単一のアクスルが用いられ得るのだが）それぞれが
−組のフランジ付鉄道ホイール３２を有するダンデムア
クスル３０を有する。

本発明の極めて一般的な使用において、路上車画はヤー
ドトラクタであり、またこのような路上使用は貯蔵位置
と鉄道トラックとの間あるいはトラック間において輸送
車両を動かすようなり−ド的活動に制限される。しかし
ながら、輸送車両ＩＯはハイウェイでの使用のために適
切に装備され得ると共に、本発明の利点の総てを提供し
総ての機能を成就するということが理解されよう。

第１図においては、機関車的トラクタ１４に連結され且
つ路上使用に適合された輸送車両１０が示される。輸送
車両１０は鉄道トラック上のコンバーティブル・トレー
ラの列車の第１番目に連結されるべき位置に位置決めさ
れる。トレーラＩ２上において、着陸配置２０は下降さ
れ、タイヤ付ホイール２６は地上面になる。鉄道ボギー
２８はトレーラ１２の後方端部の下に且つレール３８の
上に置かれている。フランジ付鉄道ホイール３２はレー
ル３８と接触する。輸送車両１０において、路上輪軸ア
クスルユニット３４は地上係合位置に下降され、そして
グーズネックカプラ３６は輸送車両から引き出され且つ
トラクタ１４のフィフスホイールに連結される。

反対に、第２図は鉄道的走行形態のために形成され且つ
トレーラ１２及び機関車１６間に配置された輸送車両Ｉ
Ｏを示す。トレーラ１２の着陸配置２０は持ち上げられ
る。輸送車両１ｏにおいて、路上輪軸アクスルユニット
３４は起こされ、レール輪軸アクスルユニット４０はレ
ール３８上に置かれている。グーズネックカプラ３６は
引込められ、輸送車両１０は鉄道カプラ４２を介して機
関車１６に連結される。

鉄道的使用形態において、コンバーティブル・トレーラ
１２は輸送車両１０に連結され、輸送車両１０はトレー
ラ舌状部１５及びキングピン１９を以下に詳細に記載す
る如く利用する。トレーラ１２のカプラ舌状部を受容す
る雌形カプラソケット４４は第１及び２図に示される。

この連結に加えて、トレーラ１２は更にカップリング手
段４６を介して車両１０に取り付けられ、カップリング
手段４６はトレーラ１２の側部に沿って側部レール４８
に係合する。

第３Ａ、３Ｂ、及び４図を参照するに、本発明の輸送車
両１０は更に詳細に記載されよう。車両はドラフトシル
として知られた中央の構造部材の周りに形成され、この
構造部材は好適実施例において車両の中央を通って流れ
る長い矩形チューブ５０の形状を採る。中央のチューブ
５０の内側寸法は垂直方向が略１２・１７２インチ（３
１７，５ｍ＋）水平方向が略１２・７７８インチ（３２
７，０３Ｍ）である、鉄道カプラ４２は、時々けん引棒
として引用されるが、中央のチューブ５０の前部に取り
付けられ、他のカップリング構成要素は中央のチューブ
に取り付けられる。チューブ５０の下面に、そして鉄道
カプラ端部から略１０フイート（３０４８ｍｍ）　ｔｉ
ｌｉＩれたところには標準的直径のスラストベアリング
すなわち中央板５２が取り付けられ、これはレールトラ
ックのボルスタ５６の直径比較自在中央板ボウル５４に
嵌合する。下方に突出するシャフト５７は中央板ボウル
の下方のレールトラックボルスタの開口５５に嵌合する
。開口はシャフト５７の動きの案内として機能し、且つ
前後方向の固定を制限しながら輸送車両の制限された横
から横への固定動作を可能にする。斯くして、貫通する
レールトラックボルスタ５６及びシャフト５７はその長
手軸線に関して中央チューブ５ｏの制限された固定動作
及び回転を可能とする。輸送車両１０の積荷支持たな板
５９上の重量荷は中央板５２そしてボルスタ５６への通
常の積荷経路に沿い送られる。本発明の鉄道ボギーのレ
ール輪軸アクスルユニット４０はダンデムアクスル６１
を有し、各アクスルは一対のフランジ付鉄道ホイール６
３を有する。側部フレーム、スプリング、及びレール輪
軸アクスルユニット４０と組み合うボルスタ５６は、本
発明の鉄道ボギーがブレーキを必要としないという事実
を除き、−船釣な鉄道ボギーを有する。

中央チューブ５０の後端部には輸送車両１ｏの路上輪軸
アクスルユニット３４のための持ち上げ機構及び空気ス
プリング手段が取り付けられる。

これに関連して、第３Ａ及び３Ｂ図に対して更に言及が
なされる。この応用に関する適切な空気スブリングサス
ペンションシステムは商業的に利用可能な配置、例えば
ミシガン州マスケゴン（Ｍｕｓ−ｋｅｇｏｎ）のリア・
シグラー（Ｌｅａｒ　Ｓｉｅｇｌｅｒ）　Ｉｎｃ。

のニエーウエイ・デイビジョン（Ｎｅｗａｇ　　Ｄｉｖ
ｉ−３ｉｏｎ）により販売された＾ＲＲ−６５５−１５
７−１２０モデルのような配置において具現化される。

ホイールアクスル５８の対向端部で相互作動するそのよ
うな２つの機構があり、各々はアクスル５８の回転を阻
止しトレーリングアーム６０上にアクスルを位置決めす
るブラケット６２が取り付けられる部分の実質的中央の
トレーリングアーム６０を有する。

トレーリングアームの一端は６４で示された横断軸線の
周りの動きのためにブラケット６６に枢着され、ブラケ
ット６６は中央チューブ５０にボルト締結される。トレ
ーリングアーム６０の他端においては、一般的なトレー
ラ空気スプリング６日が取り付けられ、それは中央チュ
ーブに対してその上部端部で取り付けられる。

このサスペンションの取り付けは、左手側のトレーリン
グアームが中央チューブの右手側部に取り付けられ逆も
また同じ、という点で慣例上の様式と異なる。この取付
は構造は通常の３５インチ（８８９ａｍ）の芯部よりは
むしろ２５インチ（６３５ｔｍ）の芯部に向かって内方
にアームを移動させる効果を有し、従って更にコンパク
トな設計が可能となる。スプリング芯部は通常の３０イ
ンチ（７６２ｍ）で維持され、サスペンションは標準的
な９６インチ（２４３８，４ｍｍ）幅のハイウェイアク
スル５日に取り付けられる。ダンロップ（Ｄｕｎｌｏｐ
）２５５／７０Ｒ−２２，５タイヤのような２つのタイ
ヤは、それぞれ（低速で）概略６．０００１　ｂｓ（２
７２１，６ｋｇ）の積荷能力と３６．４インチ（９２４
，５６ａｍ）の直径とを有し、好適実施例において使用
するために選択される。小タイヤ、９６インチ（２４３
８，４＋ｎｍ）のアクスル、及び２５インチ（６３５■
）のアーム芯部の組み合わせはレールトラックのホイー
ルがＩＯ度旋回するに充分なりリアランスを生じる。

輸送車両１０を路上形態から鉄道形態に変えた場合にお
いて、袋６８からの空気は解放され、これにより路上輪
軸アクスルユニット３４はスプリング機構により上昇せ
しめられる。このスプリング機構は今までに記載された
タイプの空気スプリングサスペンションと共通する。輸
送車両を鉄道形態から路上形態に変えるため、空気袋６
８は加圧され、路上輪軸アクスルユニット３４は地上に
係合せしめられる。ショックアブソーバ７０はハイウェ
イアクスル５８の下方への動きを制限する。

コンバーティブル・トレーラ１２は中央チューブ５０の
上部に取り付けられるカップリング構成要素により輸送
車両に連結される。これらのカップリング構成要素は第
３Ａ、４、及び８図に良好に示される。輸送車両がコン
バーティブル・トレーラの前端部下部に連結のために後
退されるとき、トレーラの舌状部は中央チューブ５ｏの
上面に取り付けられた雌形カプラソケット４４に連結さ
れ受容される。同時に、トレーラの前端の底部から下方
に垂下するトレーラのキングピンは中央チューブ５０の
上の積荷支持たな板５９により受容される。本発明の好
適実施例において、積荷支持だな板５９は煙突状の出入
経路を具えた細長スロットを有し、これはキングピンの
環状溝を垂直方向に保持し且つ係合するように形成され
、またこれはトレーラの前部に関するキングピンの様々
の間隔を調節することが可能である。キングピンが係合
している場合、もしトレーラがトラクタに取り付けられ
ているならばトレーラの下面の所定部分はトレーラがフ
ィラスホイール上に横たわると同様の形式で積荷支持た
な板５９上に横たわる。コンバーティブル・トレーラ１
２が本発明の輸送車両にそのように連結されているとき
、積荷支持たな板に横たわるトレーラの前端の重量前は
、中央板５２を介してレールトラックボルスタ５６に送
られる。

雌形カプラソケット４４は結合した輸送車両に今日一般
的に用いられるタイプから成り、米国特許第４，２０２
．４５４号に記載されている。本発明の理解を容易にす
るため、第８図に示された構成要素に特に関連してその
作用の簡単な記載が提供されよう。トレーラの雌形カプ
ラ舌状部の詳細は示されないが、それは球状ベアリング
で囲まれる垂直開孔を有する。このカプラの作用におい
てトレーラの舌状部はその鼻部が鋳造物７８の面７６に
当接するまで傾斜雌形間ロア４内に入る。カプラ連鎖８
０は、カプラ舌状部の垂直開孔を介して上方にカプラピ
ン８４を持ち上げるため、カプラピン作動リンク８２、
引き続きカプラビン８４を駆動するのに用いられる。カ
プラビン８４の中央線は積荷支持板５９の中央線の前方
略５２インチ（１３２０，８１１Ｉｍ）にある。この距
離は、輸送車両ＩＯが機関車又は先を行く車両により引
かれるときに、機関車又は先を行く車両の鉄道カップリ
ング及びトレーラのソケットの高さにおける差により発
生される転倒モーメントを克服するために必要とされる
。

第８図に示された機械的なカップリングピン作動連鎖の
代わりに、空気圧あるいは液圧の連鎖を用いることは本
発明の範囲内にある。例えば中央チューブ５０の下面上
に取り付けられた空気圧シリンダを用いることができ、
そのシリンダロンドは中央チューブの上方及び下方の壁
部の開孔を介して上方に突出し、そしてそのようなシリ
ンダロンドの端部はカップリングピン８４に取り付けら
れる。このようなシリンダは、カップリングピン８４を
通常「上昇」位置に保持する圧縮スプリングを具えて設
計される。シリンダ内に空気が導入されるとき、カップ
リングピンは下方に作動せしめられる。トレーラ舌状部
の開孔を介してカップリングピン８４を挿入することに
効果をもたらすために様々の連鎖を用いることは本発明
の範囲内にある。

けん用事のような路上車両に本発明の輸送車両を連結す
るための手段に関して、特に第３Ａ。

３Ｂ、及び７図について言及がなされる。これらの図に
は、ヤードトラクタへの取り付けのためにその連結端部
で水平方向の支持板から下方に垂下するトレーラのキン
グピン８６を有する伸縮自在グーズネック形式カプラ３
６が示される。第３Ａ及び３Ｂ図には、輸送車両ｌＯＯ
前端に関して引っ込められた鉄道的形態位置及び路上走
行のための拡張された位置にあるグーズネンクカプラ３
６がそれぞれ示される。

中央チューブ５０の２つの側部のうちの一方の上であり
、且つチューブの連結端部近傍には、２つのスライダポ
ケット９０が取り付けられる。ポケット９０は２つの水
平チューブ９２がその間を摺動し得るトンネルを形成す
る。ポケット９０の内面には耐摩板９４が装着され、こ
の耐摩板９４はナイロン、青銅、鋼又は他の適当な材料
で形成され得る。°ポケット９０を通って摺動する水平
チューブ９２及びこれらの耐摩板間のクリアランスは、
伸縮形式で水平チューブが自由に摺動し得るように一方
の側で１７３２インチ（０゜７９３７５鵬）のオーダを
最小限とする。チューブ９２はその外側の連結端部にお
いて支持板８日及び下方に突出するキングピン８６を有
するブームを有する。ブーム上の支持板８日は、車両が
トラック上にあるとき鉄道トラックの上方略５２インチ
（１３２０，８ｍ）にある。支持板８８はその正規の閉
位置において、略水平であり且つ鉄道カプラ４２の上方
にある。

伸縮するグーズネックカプラ３６は、第７図に示される
如く各スライダポケット９０のスプリング付勢固定ピン
９６により、鉄道的使用形態の間及び路上使用形態以外
の間において、その選択的位置に保持される。固定ピン
９６はチューブ９２及びポケット９０の対応開孔と係合
する。

輸送車両ｌＯがグーズネックカプラ３６によりヤードト
ラクタに連結されるとき、ヤードトラクタのフィフスホ
イールは持ち上げられ、そして輸送車両はタイヤ付輪軸
アクスルユニット３４上を駆は上がりながらたぐり寄せ
られ得る。中央板５２がボルスタ５６から非係合となる
のを防止するため、車両のフレームがそのように持ち上
げられるとき、支持ループ９８は鉄道ボギーのアクスル
を保持するために中央チューブ５０の下方側に取り付け
られる。

鉄道的使用形態において輸送車両１０は、グーズネック
カプラ３６の支持板８８の下方の中央チューブ５０の前
端に取り付けられた鉄道カプラ４２又はけん引棒を介し
て先を行く鉄道車両又は機関車１６に連結される。鉄道
カプラ４２は、イリノイ州シカゴのアメリカン・スチー
ル・ファントリーズ（Ａｍｅｒｉｃａｎ　５ｔｅｅｌ　
　Ｆｏｕｎｄｒｉｅｓ）により製造・販売されるような
一般的なＥ形式鉄道カプラである０機関車又は先を行く
鉄道車両のカップリング及びトレーラのソケットの高さ
における差により引き起こされる転倒モーメントを移す
ため底部のたな板４３に加えて上部の狭いたなすなわち
たな板４１を有する点で、それは標準的な鉄道カプラと
異なる。また、鉄道カプラ４２は機関車又は先を行く鉄
道車両のカプラの垂直の非係合を防止する機能を奏する
。上方及び下方のたな板のため、鉄道カプラ４２は２重
たな板カプラとして知られている。

第５及び６図を参照するに、本発明の輸送車両に側部レ
ール又は同等部材を有するコンバーティブル・トレーラ
を取り付けるために、中央チューブ５０に対して横断方
向に取り付けられたクランプ機構４６が示される。クラ
ンプ機構４６はねじ機構を介して調節自在であり、また
前述の転倒モーメントに抵抗するために鉄道カプラ４２
と共に作動する。クランプ機構４６は、ハンドル１０６
の回転に対応して右手ねじ山１０２及び左手ねじ山１０
４が動かされるにつれて分離又はより近付く対向するク
ランプ１００を有する。ハンドル１０６の回転により生
じるクランプの程度はラチェットホイール１０Ｂの歯数
により決定される。ハンドル１０６が反時計方向に回転
されると、ばね付勢つめ１１０はラチェットホイール１
０８の連続的な歯と係合する。クランプ１００は、つめ
１１０をラチェットホイール１０８から解除し且つハン
ドルを時計方向に回転させることによりトレーラの側部
レールから容易に非係合状態になされる。好適実施例に
おいてクランプ１００はコンバーティブル・トレーラの
側部の溝すなわちレールと整合するよう構成される。

カプラピン８４の如くの物品を作動せしめる手段、ブー
ム固定ピン９６、及びトレーラのボディのクランプ１０
０の記載において、これらの配置は適当且つ慣例的な詳
細設計変更を伴って空気圧的又は液圧的に作動され得る
ということに上記記載に関連して留意されるべきである
。

輸送車両ｌＯの上記記載から、その作動が容易に理解さ
れる。車両が路上形態で作動されている、すなわちヤー
ドに保管され、しかも第１図に示される如く１つのコン
バーティブル・トレーラに連結されるべき鉄道ヤード位
置に運び込まれたものと仮定する。この点において輸送
車両は、第３Ｂ図に示された如く拡張されたグーズネッ
クカプラ３６によりトラクタに連結される。輪軸アクス
ルユニット３４は地上に下降され、トラクタのフィフス
ホイールは持ち上げられる。輸送車両はコンバーティブ
ル・トレーラの前方のレールを越えて後方に位置される
。空気スプリング６８は輪軸アクスルユニット３４を上
昇させるように収縮され、トラクタのフィフスホイール
は鉄道輪軸ユニット４０が鉄道トラックと係合するのを
可能とするように下降される。次いで、輸送車両は列車
の第１のトレーラの下方後方に押され、これによりトレ
ーラの舌状部は中央チューブ５０上の雌形カプラソケッ
ト４４に連結されると共に、トレーラのキングピンは積
荷支持たな板５９の煙突状スロット７２に係合する。次
いで、グーズネックカプラ３６はトラクタから非係合状
態になされ、ブーム固定ピン９６により引き込み位置に
引っ込められて固定される。ヤードトラクタは引き去ら
れ、そして輸送車両はクランプ機構４６を用いてトレー
ラにさらに取り付けられる。この点において、機関車は
そのカップリング構成要素が鉄道カプラ４２と係合する
まで輸送車両の前方のトラックに後付けされる。輸送車
両は鉄道的形態で使用されるように構成される。同様の
工程が鉄道車両及びコンバーティブル・トレーラ間に本
発明の輸送車両を配置するために採用され得るというこ
とが理解されよう。さらに、本発明の輸送車両を路上形
態における作動に変えるために反対の過程が採用され得
るということも理解されよう。上記過程のうちあるもの
は記載した新奇な方法と実質的に異ならない別の手順で
なされ得るということも理解されよう。

図示及び記載された実施例は先に列挙した目的を総て成
し遂げるということが理解される。また、本発明の範囲
を逸脱することなく上記教訓の利益を有しながら開示発
明において多くの変更がなされ得ることが明らかとなる
。従って、本発明は請求の範囲によってのみ限定される
ということが意図される。

【図面の簡単な説明】

第１図は、鉄道的作動に関するコンバーティブル・トレ
ーラとの係合のために後方に付けられる、鉄道的使用形
態において構成され且つヤードトラクタに連結された、
本発明の輸送車両を示す図解的側面図、 第２図は、機関車及びコンバーティブル・トレーラ間に
配置された本発明の輸送車両を示す図解的側面図、 第３Ａ図は、透視的に示された路上及び鉄道ホイール及
び示されないレールトラックの側部フレームを具えた本
発明の輸送車両の側面図、第３Ｂ図は、車両の端部にお
ける拡張されたグーズネックカプラ及び路上ホイールサ
スペンションの収縮された空気スプリングを示す輸送車
両の破断側面図、 第４図は、本発明の積荷支持たな板を示す平面図、 第５図は、伸縮式グーズネックヵブラのスライダポケッ
ト及び調節自在クランプ機構を示す、第３Ａ図の５−５
線に沿う、輸送車両の断面図、第６図は、本発明のクラ
ンプ機構用ラチェット組立体を示す、第５図の６−６線
に沿う断面図、第７図は、本発明の伸縮式グーズネック
ヵブラ用固定機構及びスライダポケットの、第３Ａ図の
７−７線に沿う断面図、 第８図は、本発明の雌形カプラソケットの断面側面図で
ある。 １０・・・輸送車両、 １２・・・コンバーティブル・トレーラ、１５・・・舌
状部、 １７・・・雌形カプラソケット、 １９・・・キングピン、 ３６・・・グーズネックヵブラ、 ５０・・・中央チューブ、 ６０・・・トレーリングアーム、 ６８・・・空気スプリング。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、路上から鉄道的走行形態に、あるいはこの逆に変換
   自在の輸送車両において、路上利用時に車両にあるいは
   鉄道的利用時に機関車又は先導列車に上記輸送車両を解
   除自在に連結可能な第１カップリング手段をその先端部
   に有すると共に、コンバーティブル・トレーラに上記輸
   送車両を解除自在に連結する第２カップリング手段を有
   することを特徴とする輸送車両。 ２、鉄道的利用時にレール係合位置にあるレール輪軸ア
   クスルユニットと、その鉄道的利用時に上昇した無効位
   置に収容される路上輪軸アクスルユニットと、該路上輪
   軸アクスルユニットを地上係合位置に選択的に下降可能
   ならしめる該路上輪軸アクスルユニットに効果的に連結
   される空気スプリングサスペンションシステム、とを有
   することを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の輸送
   車両。 ３、上記第１カップリング手段はヤードトラクタに取り
   付けるためのその連結端部において水平支持板から下方
   に垂下するトレーラのキングピンを有するグーズネック
   形式カプラを有し、さらに機関車又は先導列車の端部の
   対応カップリング構成要素に係合せしめられ且つその支
   持板の面より下方に位置決めされる鉄道カプラを有する
   ことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の輸送車両
   。 ４、上記グーズネック形式カプラは上記輸送車両内に伸
   縮自在に配置され、その先端から外方に延びて路上車両
   と係合し得ると共に引っ込められて上記鉄道カプラを介
   して機関車又は先導列車に上記輸送車両を連結可能なら
   しめることを特徴とする特許請求の範囲第３項記載の輸
   送車両。 ５、上記第２カップリング手段は、コンバーティブル・
   トレーラのカプラ舌状部を受容するよう位置決めされ且
   つ上記輸送車両の上部に取り付けられる雌形カプラソケ
   ットを有し、さらに該トレーラの下面を支持し且つ該ト
   レーラの舌状部に近接配置されるトレーラのキングピン
   を受容する積荷支持たな板を有することを特徴とする特
   許請求の範囲第１項記載の輸送車両。 ６、上記第２カップリング手段を介して上記輸送車両に
   連結されるコンバーティブル・トレーラのボディの一部
   に係合するよう構成されて取り付けられたクランプ手段
   をさらに有することを特徴とする特許請求の範囲第１項
   記載の輸送車両。 ７、路上から鉄道的走行形態に変換自在の輸送車両であ
   って、路上利用時のヤードトラクタ又は鉄道的利用時の
   機関車のいずれかにコンバーティブル・トレーラの先端
   部を相互連結するものにおいて、 車両ボディと、 鉄道的利用時にレールに係合するレール輪軸アクスルユ
   ニットと、 引込み自在の路上輪軸アクスルユニットと、該車両ボデ
   ィ及び該路上輪軸アクスルユニットに作用的に連結され
   、輸送車両が路上利用される地上係合位置に該路上輪軸
   アクスルユニットを選択的に下降可能ならしめるサスペ
   ンションシステムと、輸送車両を路上利用時のヤードト
   ラクタ又は鉄道的利用時の機関車に解除自在に連結する
   輸送車両の先端部の第１カップリング手段と、 コンバーティブル・トレーラに輸送車両を解除自在に連
   結する輸送車両の第２カップリング手段、とを有するこ
   とを特徴とする輸送車両。 ８、路上から鉄道的走行形態に変換自在の輸送車両であ
   って、路上利用時のヤードトラクタ又は鉄道的利用時の
   機関車のいずれかにコンバーティブル・トレーラの先端
   部を相互連結するものにおいて、 車両ボディと、 鉄道的利用時にレールに係合するレール輪軸アクスルユ
   ニットと、 該車両ボディ及び該路上輪軸アクスルユニットに作用的
   に連結され、輸送車両が路上利用される地上係合位置に
   該路上輪軸アクスルユニットを選択的に下降可能ならし
   める空気スプリングサスペンションシステム及び引込み
   自在の路上輪軸アクスルユニットと、 ヤードトラクタに取り付けるためのその連結端部で水平
   支持板から下方に垂下するトレーラのキングピンを有す
   る伸縮自在のグーズネック形式カプラを有すると共に、
   機関車の端部の対応カップリング構成要素と係合するよ
   う適合され且つ該支持板の面より下方に位置決めされる
   鉄道カプラを有する、輸送車両の端部の第１カップリン
   グ手段と、 トレーラのカプラ舌状部を受容するよう位置決めされ且
   つ輸送車両の上部に取り付けられる雌形カプラソケット
   を有すると共に、トレーラの下面を支持し且つトレーラ
   の舌状部に近接配置されたトレーラのキングピンを受容
   する積荷支持たな板を有する、コンバーティブル・トレ
   ーラに輸送車両を解除自在に連結する輸送車両のボディ
   の上部の第２カップリング手段と、 第２カップリング手段を介して輸送車両に連結されるコ
   ンバーティブル・トレーラの一部と係合するよう構成さ
   れるクランプ手段、 とを有することを特徴とする輸送車両。 ９、上記第２カップリング手段の積荷支持たな板は相互
   連結するコンバーティブル・トレーラのトレーラキング
   ピンの受容を容易にする煙突状出入スロットを有するこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第８項記載の輸送車両。 １０、上記車両ボディは、中央チューブと、中央チュー
   ブに支持されるボルスタと、回転及び制限された固定作
   動用のボルスタのボウル内に嵌合される環状のスラスト
   軸受とを有する特許請求の範囲第８項記載の輸送車両。 １１、上記伸縮自在グーズネックカプラは、中央チュー
   ブと並んで固着された２つのポケット内にその一端で摺
   動自在に係合されると共に、そこから下方に垂下するト
   レーラキングピンを有する水平支持板にその他端で取り
   付けられる２つのチューブを有し、上記グーズネックカ
   プラは輸送車両の中央チューブに関して拡張自在又は伸
   縮自在であることを特徴とする特許請求の範囲第１０項
   記載の輸送車両。 １２、上記中央チューブと並んで固着された２つのポケ
   ットのうち少なくとも一方は解除自在のばね付勢固定ピ
   ンを備え、該固定ピンは輸送車両の中央チューブに関し
   て選択的位置にグーズネックカプラを固定するため摺動
   するチューブ及びポケットの対応開孔と係合する特許請
   求の範囲第１１項記載の輸送車両。 １３、上記クランプ手段は、上記第２カップリング手段
   を介して輸送車両に連結されるコンバーティブル・トレ
   ーラの側部と係合する２つのクランプを有することを特
   徴とする特許請求の範囲第９項記載の輸送車両。 １４、上記第２カップリング手段の上記雌形カプラソケ
   ットは該ソケット内部のカプラピンと該カプラピンを作
   動させる手段とを有し、コンバーティブル・トレーラの
   カプラ舌状部を受容するよう位置決めされる該カプラソ
   ケットは積荷支持たな板上に置かれ、該カプラピンはソ
   ケット及びカプラ舌状部間の連結に効果を及ぼすカプラ
   舌状部と係合自在であることを特徴とする特許請求の範
   囲第９項記載の輸送車両。 １５、上記レール輪軸アクスルユニットのアクスルを囲
   み中央チューブの底部から垂下する支持ループを更に有
   し、該支持ループは、伸縮自在グーズネックカプラを用
   いる路上車両により中央チューブが持ち上げられるとき
   、輸送車両の中央板がボルスタのボウルから非係合状態
   になるのを抑制することを特徴とする特許請求の範囲第
   １０項記載の輸送車両。 １６、上記支持ループは中央板の周りの輸送車両の旋回
   を可能ならしめるに充分な寸法で形成されることを特徴
   とする特許請求の範囲第１５項記載の輸送車両。 １７、上記支持ループの内面は、ループとの接触による
   アクスルの損傷を防止するため鉄道車両アクスルの製造
   に用いられる材料より軟らかい材料に沿って整列される
   ことを特徴とする特許請求の範囲第１５項記載の輸送車
   両。 １８、路上から鉄道的走行形態に変換自在の輸送車両で
   あって、路上利用時のヤードトラクタあるいは鉄道的利
   用時の機関車又は先導車のいずれかにコンバーティブル
   ・トレーラの先端部を相互連結するものにおいて、 ボルスタを支持し、該ボルスタのボウル内での回転及び
   制限された固定動作を可能ならしめるよう構成される中
   央板上に支持される中央チューブと、 取り付けられたトレーラキングピンを係合・受容し且つ
   コンバーティブル・トレーラの下面を支持する上記中央
   チューブの上面に取り付けられる積荷支持たな板と、 上記中央チューブの上部に取り付けられる雌形カプラソ
   ケットと、その内部にあり上記積荷支持たな板に置かれ
   るコンバーティブル・トレーラのカプラ舌状部を係合・
   保持する相互作動カプラピンと、 上記積荷支持たな板に置かれ上記雌形カプラソケットを
   介して輸送車両に連結される一対のコンバーティブル・
   トレーラを係合・保持する上記中央チューブの長手方向
   軸線に横断する方向に調整自在に取り付けられる一対の
   対向するクランプと、２つのチューブで形成され、上記
   中央チューブに沿って固着された２つのポケット内にそ
   の一端で摺動自在に係合され、そこから下方に垂下する
   トレーラキングピンを有する水平支持板にその反対端で
   取り付けられ、輸送車両の先端に関して拡張自在又は伸
   縮自在である、伸縮自在グーズネックカプラと、 上記グーズネックカプラの水平支持板の面より下に配置
   され輸送車両の先端に近接する鉄道カプラと、 鉄道的利用時にレールに係合するレール輪軸アクスルユ
   ニットと、 該中央チューブ及び該路上輪軸アクスルユニットに作用
   的に連結され、輸送車両が路上利用される地上係合位置
   に該路上輪軸アクスルユニットを選択的に下降可能なら
   しめる空気スプリングサスペンションシステム及び引込
   み自在の路上輪軸アクスルユニットと、 伸縮自在グーズネックカプラを用いるヤードトラクタに
   より中央チューブが持ち上げられるとき、輸送車両の中
   央板がボルスタのボウルから非係合状態になるのを抑制
   する、上記レール輪軸アクスルユニットのアクスルを囲
   み中央チューブの底部から垂下する支持ループ、 とを有することを特徴とする輸送車両。 １９、上記鉄道カプラは、機関車又は先導車の対応する
   カップリング構成要素に積荷を移送可能ならしめる上方
   及び下方の両たな板を備えることを特徴とする特許請求
   の範囲第８項又は第１８項に記載の輸送車両。 ２０、輸送車両の前方にヤードトラクタを位置決めし、
   輸送車両のグーズネックカプラを引き延ばし、それをヤ
   ードトラクタに連結すること、空気スプリングサスペン
   ションシステムを膨張させて路上輪軸アクスルユニット
   を下降させること、 ヤードトラクタのカプラを起こし、輸送車両を輪軸アク
   スルユニットの周りに枢動せしめること、ヤードトラク
   タ及び連結された輸送車両を列車の位置まで駆動し、コ
   ンバーティブルトレーラの列車前のレールトラックを越
   えて輸送車両を後退させること、 空気スプリングサスペンションシステムを膨張させて輪
   軸アクスルユニットを起こさせ、ヤードトラクタのカプ
   ラを下降させてレール輪軸アクスルユニットをレールト
   ラックに係合可能ならしめること、 雌形カプラソケット及びトレーラ舌状部の係合並びに積
   荷支持たな板のソケット及びトレーラキングピンの係合
   によりトレーラが輸送車両に連結されるよう列車の第１
   のトレーラの下方後部に輸送車両を押圧すること、 グーズネックカプラを非連結・撤回し、ヤードトラクタ
   を引き離すこと、 機関車を後付けし、輸送車両の先端近傍に鉄道カプラを
   係合させること、 から成る鉄道的走行形態に適合させ、機関車とコンバー
   ティブル・トレーラ列車との間に特許請求の範囲第１８
   項記載の輸送車両を配置する方法。