JPH028633Y2 - - Google Patents

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JPH028633Y2
JPH028633Y2 JP14145185U JP14145185U JPH028633Y2 JP H028633 Y2 JPH028633 Y2 JP H028633Y2 JP 14145185 U JP14145185 U JP 14145185U JP 14145185 U JP14145185 U JP 14145185U JP H028633 Y2 JPH028633 Y2 JP H028633Y2
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JP
Japan
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stopper
welding rod
nut member
vertical shaft
shaft
Prior art date
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JP14145185U
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JPS6250891U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は被覆溶接棒塗装機のストツパー、特に
ストツパー板の位置・角度を自動的にかつ迅速に
調整し得る溶接棒用ストツパーに関するものであ
る。
(従来の技術) 一般に、被覆溶接棒自動塗装機は、第1図に示
すように、心線供給装置35にて心線を一本ずつ
送り出し、塗装押出装置32にて加圧されたフラ
ツクス中を心線が通過する過程で心線の外周にフ
ラツクスを塗装し、射出される。この射出された
溶接棒は、同速度で回転するクロスコンベア33
の搬送ベルト上を搬送され、該クロスコンベア3
3の終端側の所定位置に設置したストツパー板1
1に衝突して受け止められ、クロスコンベアに直
交して配設されたコンベアベルト34の上に落下
し、心線径方向に並んで移送される。
このように上記ストツパーは、送給されてくる
溶接棒を乱交なく次のコンベアベルト上に正確に
落下させる機能をもつもので、その位置・角度に
ついては棒の径及び長さ、棒の送給速度に応じた
微調整が必要とされる。従来、このストツパーの
位置・角度の調整は、すべて手動で行つているの
が実情である(例えば実開昭56−124618号公報)。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、手動によるストツパー板の調整
作業は非常に非能率的で、近年の塗装機の射出速
度の高速化(500m/min以上)には対処出来な
いのが現状であり、しかもきわめて危険でもあ
る。即ち、ストツパー板の手動調整は、実際に溶
接棒の射出を行いながら実施しているので、作業
員が手で直接操作する作業は危険を伴なう。しか
もストツパー位置は狭隘な場所であり、作業困難
な場合が多い。
本考案はこのような問題点を解決するもので、
完全な自動化を図つて手作業を排除し、精度の高
い調整が可能であつて、射出速度の高速化に充分
対処出来る溶接棒用ストツパーを提供することを
目的とする。
(問題点を解決するための手段・作用) 本考案は上記目的を達成するため次のように構
成してなる。すなわち、 塗装機から射出される被覆溶接棒を受けるクロ
スコンベアの終端側に設置するストツパーにおい
て、ストツパー基台上にテーブルをクロスコンベ
アの搬送方向と同方向に摺動自在に支持せしめ、
該テーブルの移動用駆動機を該テーブル又はスト
ツパー基台に搭載すると共に、該テーブルに竪軸
をその軸周りに回動自在に設け、該竪軸に該竪軸
を軸周りに回動するネジアーム及び作業装置付ナ
ツト部材を接続し、さらに溶接棒が直接衝突する
ストツパー板の裏面下端側を軸支しかつ前記竪軸
頂部に固着する取付板上に、作動装置付ナツト部
材を保持し、該ナツト部材にストツパー板の裏面
上端側に取付けたネジアームを螺合したことを特
徴とする被覆溶接棒用ストツパーである。
本考案では、ストツパー板を、予め溶接棒の送
給速度や棒のサイズに基づいて決めておいた設定
値に応じて各駆動装置を作動させることによつ
て、その角度及び水平方向位置を自動的にかつ迅
速に高精度をもつて調整することが出来る。
(実施例) 以下本考案を図面に示す実施例に従つて説明す
る。
第2図は本考案ストツパーの一例を示す側面
図、第3図は平面図、第4図は正面図である。図
示するように直接溶接棒が衝突するストツパー板
11は、その裏面下側2個所を保持板12に軸支
して上下方向に揺動自在にすると共に、ストツパ
ー板11の裏面上側にはネジアーム13の一端が
軸着されている。該ネジアーム13の他端はナツ
ト部材14に螺合され、該ナツト部材14は減速
機付モータ15に設けられ、モータ15は前記保
持板12の後部側に軸支されている。以上の機構
によつてストツパー板11の上下方向(B方向)
の回動動作が行われる。
また、ストツパー板11の水平方向の回動動作
(A方向)を行う機構としては、上記保持板12
を支持する竪軸16に水平ロツド17の一端を固
定し、該ロツド17の他端をネジアーム18の先
端に軸着し、該ネジアーム18を減速機付モータ
19にて回動するナツト部材20に螺合して構成
する。なお、前記竪軸16は第1テーブル21上
に回動自在に装着される。
次に、図示の例ではストツパー板11は、左
右、前後および上下方向(それぞれX、Y、Z方
向)に平行移動可能に構成されている。
まず、ストツパー板11の左右方向(X方向)
の移動機構について述べる。上記第1テーブル2
1の下部には第2テーブル22が設けられてお
り、両テーブルは第2図に示す如くあり溝構造に
て接続し、第1テーブル21は第2テーブル22
に対し左右方向に摺動自在に支持されている。そ
して第1テーブル21上に搭載した第2電動モー
タ23により駆動される第2ネジ軸24と第2テ
ーブル2を螺合し、該ネジ軸24を第1テーブル
21に保持せしめる。このためモータ23の駆動
によつてネジ軸24が回動し、これにより第2テ
ーブル22から出入し、その結果第1テーブル2
1、即ちストツパー板11が左右方向に摺動す
る。
また、ストツパー板11の前後方向(Y方向)
の移動機構については、前述した第1テーブルと
第2テーブルとの関係と同様に、第2テーブル2
2をその下部の第3テーブル25に摺動自在に
(摺動方向が第1テーブルと直交することになる)
取付け、第2テーブル22に搭載した第3電動モ
ータ26により回動する第3ネジ軸27を第2テ
ーブル22側に保持せしめると共に、該ネジ軸2
7を第3テーブル25に螺合せしめる。したがつ
て、モータ26の駆動により第2テーブル22、
即ちストツパー板11が前後方向に摺動する。他
の例として第3テーブル25に第3電動モータ2
6を搭載してもよく、この場合は第3電動モータ
26により回動する第3ネジ軸27を第3テーブ
ル25側に保持せしめると共に、該ネジ軸27を
第2テーブル22に螺合せしめる。
さらに、ストツパー板11の上下移動機構は、
第2図に示すように、第3テーブル25と一体と
した昇降部材28を基台29に対し上下方向のみ
摺動自在に挿入し、該基台29の下部に設けた第
4電動モータ30により回動する第4ネジ軸31
を前記昇降部材28に螺合させて構成している。
このためモータ30の駆動により昇降部材28が
上下移動(Z方向)し、ストツパー板11が昇降
する。
以上のように構成した溶接棒用ストツパーは、
第1図に示すように、クロスコンベア33の延長
線上で次のコンベアベルト34を越えた位置に設
置する。実際の装置においては各電動モータを切
替スイツチ等により任意に遠隔にて操作ができる
ようにしている。ストツパー板の調整が必要にな
つた場合には、上記したいずれかの電動モータを
駆動し、A、B、X、Y又はZの任意の方向にス
トツパー板を移動し、最適位置に調整すればよ
い。
なお、図示の例では上述した5方向の調整を行
う場合を示したが、これらのうちX、Z方向の調
整は一旦決めたならほとんど変更することはない
ことから、X、Z方向の調整は手動にしてもよ
い。
(考案の効果) 以上説明したように本考案のストツパーによれ
ば、その位置及び角度の調整がすべて自動的に行
えることから、従来の危険な手作業が全く不要と
なり、きわめて安全かつ能率的である。しかも、
精度の高い微調整が可能であり、溶接棒射出速度
の大幅な高速化を達成することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のストツパーを配置する溶接棒
塗装機のクロスコンベアと搬送コンベアベルトの
交差位置を示す平面図、第2図は本考案の一例を
示す側面図、第3図は第2図の平面図、第4図は
第1図の正面図である。 11……ストツパー板、12……保持板、1
3,18……ネジアーム、14,20……ナツト
部材、15,19……駆動機、16……竪軸、2
1,22,25……テーブル、24,28,31
……ネジ軸、23,26,30……電動モータ、
28……昇降部材、29……基台。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 塗装機から射出される被覆溶接棒を受けるクロ
    スコンベアの終端側に設置するストツパーにおい
    て、ストツパー基台上にテーブルをクロスコンベ
    アの搬送方向と同方向に摺動自在に支持せしめ、
    該テーブルの移動用駆動機を該テーブル又はスト
    ツパー基台に搭載すると共に、該テーブルに竪軸
    をその軸周りに回動自在に設け、該竪軸に該竪軸
    を軸周りに回動するネジアーム及び作動装置付ナ
    ツト部材を接続し、さらに溶接棒が直接衝突する
    ストツパー板の裏面下端側を軸支しかつ前記竪軸
    頂部に固着する保持板上に、作動装置付ナツト部
    材を保持し、該ナツト部材にストツパー板の裏面
    上端側に取付けたネジアームを螺合したことを特
    徴とする被覆溶接棒用ストツパー。
JP14145185U 1985-09-18 1985-09-18 Expired JPH028633Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14145185U JPH028633Y2 (ja) 1985-09-18 1985-09-18

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14145185U JPH028633Y2 (ja) 1985-09-18 1985-09-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6250891U JPS6250891U (ja) 1987-03-30
JPH028633Y2 true JPH028633Y2 (ja) 1990-03-01

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ID=31049245

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