JPH0285769A - 半導体接合容量測定方法 - Google Patents

半導体接合容量測定方法

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JPH0285769A
JPH0285769A JP23717988A JP23717988A JPH0285769A JP H0285769 A JPH0285769 A JP H0285769A JP 23717988 A JP23717988 A JP 23717988A JP 23717988 A JP23717988 A JP 23717988A JP H0285769 A JPH0285769 A JP H0285769A
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JP
Japan
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junction capacitance
semiconductor
bias voltage
junction
difference
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JP23717988A
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Kazuya Matsumoto
一也 松本
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は半導体接合容量の測定方法に関し、特に詳細に
は、接合容量のバイアス電圧依存関数形が既知である半
導体接合部の接合容量を求める半導体接合容量の1lp
1定方法に関する。
〔従来技術〕
半導体の接合容量を正確に測定することは、その接合部
を有する半導体デバイス自身、また、その半導体デバイ
スを使用した回路の電気特性、特に高周波特性を予測す
る上で極めて重要である。
従来は、その半導体接合部の各電極部に測定用プローブ
を接触させ、その測定用プローブを介してバイアス電圧
を印加し、いわゆるC−■プロッタ、例えばヒユーレッ
トパラカード社の商品型式HP4279Aで示される装
置等で接合容量を測定していた。
一般に、接合容ffi 111定においては、7113
定系−半導体デバイス等に寄生する寄生容量を含んだ状
態でδt1定されてしまう。そして、接合容量のバイア
ス電圧依存性の関数の形が既知のものにあっては、測定
された接合容量のバイアス電圧Vに対する関数をCmと
し、求めるべき真の接合容量のバイアス電圧に対する関
数をF(v)とすると、Cm −Fm +Cφ−・−(
1) となり、測定系−半導体デバイス等に寄生する容量Cφ
を含んでしまうのである。ここで、バイアス電圧Vを変
え、多数の接合容量を実測し、印加したバイアス電圧及
び実測値を上記式(1)に代入し得られた方程式より関
数F(v)のパラメータを決定し、関数F (V)を求
め、半導体接合容量をn1定していた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、上記式(1)の寄生容ff1Cφは半導体デバ
イスが微細化するにつれて、測定すべき半導体接合部の
接合容ff1F(v)よりも大きくなってしまってきて
いる。そこで、容量測定器自身にキャリブレーション機
能を持たせたり、また、寄生容量補正機能を持たせたり
して正確な半導体接合部のみの純粋な接合容量を測定し
ようとしているが、純粋な接合容量と寄生容量とを分離
することが難しかった。そのため、上記従来の方法で関
数F(v)のパラメータを決定することが困難であった
本発明は上記問題点を解決することのできる半導体接合
容量測定方法を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の半導体接合容量をn1定する方法では、上記式
(1)をVで微分することにより、寄生容QCφが消去
できることに着目し、本発明の測定方法を実現した。
本発明の半導体接合容量の測定方法は、半導体接合部で
の接合容量のバイアス電圧依存性の関数の形が既知であ
り、その関数のパラメータ数がn個である半導体接合容
量を測定する方法であって、複数の互いに異なる電圧を
半導体接合部にそれぞれバイアス電圧として印加し、そ
の印加したバイアス電圧それぞれにおける半導体接合容
量を測定し、印加したバイアス電圧と関係づけて記憶す
る接合容ffi al定工程と、前記記憶されたバイア
ス電圧とそのバイアス電圧における接合容量の組のうち
、任意の2つの組み合わせを選択し、そのそれぞれの2
つの印加電圧間の差分と接合容量間の差分との差分比を
求め、印加電圧間の平均値と関係づけて記憶する差分演
算工程と、前記バイアス電圧依存性の既知関数を微分し
、その微分関数に、前記差分演算工程で求めた印加電圧
の平均値を代入し、その代入により得られる微分関数の
値を前記差分比として、未知数がn個の方程式を複数作
成し、その作成された複数の方程式より任意のn個の方
程式をn個のパラメータを求め、パラメータを決定する
パラメータ決定工程とを含み、前記パラメータ決定工程
で得られた各パラメータから接合容量の関数を決定し、
半導体接合容量を求めることを特徴とする。
〔作用〕
本発明の半導体接合部】を7IpI定する方法では、上
記のように構成し、複数のδill定値間の差分を取る
ことにより、測定値に含まれる寄生容量を分離し、正確
な半導体接合容量の測定を可能にしている。
〔実施例〕
以下図面を参照しつつ本発明に従う実施例について説明
する。
同一符号を付した要素は同一機能を有するため重複する
説明は省略する。
第1図は本発明に従う半導体測定法を実施する装置の概
略構成を示す。
図に示すように、測定システムは測定用プローブ1と、
この1lp1定用プローブ1に接続されるC−■プロッ
タ2と、このC−■プロッタ2に接続され、C−■ブロ
ック2で測定され得られたデータを演算処理し、半導体
接合容量を求めるパーソナルコンピュータ3とより構成
されている。そして、測定用プローブ1は半導体ウェー
ハ4上の測定すべき半導体接合部に当接される。また、
C−■ブロック2とパーソナルコンピュータ3との間は
データ通信回線5で接続されている。
第2図に本発明に従う半導体接合容量を測定する方法の
実施例の概略工程図を示す。
本実施例の方法は、第2図に示すように、半導体接合部
に印加するバイアス電圧を変化させて接合容量をδ−1
定し、印加したバイアス電圧と関連づけて記憶する測定
記憶工程10と、前記工程10で記憶されたバイアス電
圧−接合容量からそれぞれの差分を演算し、その差分比
を求める差分演算工程11と、接合容量に関連する既知
関数形を微分し、前記工程11で得られた差分比より、
その関数形のパラメータを求めるパラメータ決定工程1
2とより構成されている。
以下、エピタキシャル成長で形成した階段形接合を有す
るPN接合ダイオードの半導体接合容量を算出する原理
について説明する。この様な階段形の接合を有するPN
接合では、半導体接合容量C(v)の関数形は 一〇、5 Cm −C、(1−(VAo/V、、)I・・・・・・
(2) であることが知られている。
したがって al定される接合容量は寄生容量を含んだ状態となり −0,5 C−C,+1− (VAc/Vb、) J +Cφ・・・・・・(3) となる。
ここで■ ;ダイオード(アノード・カソードC 間)への印加電圧 C,ニゼロバイアス時の真の接合容量 V :ビルトインポテンシャル I C:寄生容量である。
φ 上記式(2)において求めるべきパラメータはCjlv
blの2つである。
ここで、上記式(2)をVAoで微分するとC”  (
V  ) −(c?C,/aVAo) −C −1,5 (C,/2V  )X fl−(VAc/Vb、)]J
       bi ・・・・・ (4) となる。
ここで、 バイアス印加電圧■ がV 及びV2のときAC1 のC’  (■t)−X  、C’  (V  )−X
2とすると、 ・・・・・・ (5) となり 上記式(4)を整理しV、1を求めると・・・・・・ 
(6) としてVblが求められ、これを上記式(4)に代入す
ることによりC0も決定できる。
このようにして、半導体接合容量を示す関数形の各パラ
メータを決定し、接合容量を求めることができる。
上記原理の説明において、 C’  (V  )−X  、C’  (V  )−X
、、として計算しているが、実際のn1定では、Vl−
dV。
とV1+dVの値で半導体接合容量を測定し、それぞれ
01Cとすると、 C’  (V  )−1c  −C11/2xdVと近
似することができる。
この原理を利用して、実際の測定値より半導体接合容量
の関数形が上記式(1)の場合に各パラメータを求める
方法を説明する。
まず、バイアス電圧をV・ からV までΔVS   
      e (ΔV−(V  −V  )/Nである)刻みで変化e
      S させ、各バイアス電圧における接合容量をn1定しC(
+)  (1−1,2・・・・・・N+1)として記憶
させておく。
次に C’(+)−(C(++1) −C(1) l /ΔV
・−・−(7)を求める。但しこの式ではI−1,2、
・・・・・・Nである。
この演算と同時に V(I)−Vs十ΔV (++0.5)を求める。但し
この式ではI−1,2、・・・・・・Nである。
このようにしてv(1)を求めているのは、バイアス電
圧V 及びV  でi1!1定された接合容量を1国 01Cとし、これらの関係をグラフにする1国 と第3図の様になる。このグラフにおいて点線Aで示す
接合容量の関数において、直線pの傾き、は上記C’(
+)に相当し、上記v(1)の位置における微分係数と
近似して考えることができるからである。
次に、上記C°(1)、V (+)をそれぞれ上記式%
式%) ぞれX 1V として上記式(6)に代入すると、・・
・・・・(8) となる。ここで、 K−N/2 (N :偶数のとき)又は−(N+1) 
/2 (N :奇数のとき)である。
次に、ここで、求められたV bi(+)を上記式に代
入し、Cj(+)を計算すると、 C、(+) −2C’(+)Vb、(+)x l 1−
V(1)/V  (I)1312−−−−・−(9)b
i となる。
次1:V、、(+)及び Cj(+)を1を1からNま
で(但し、INK)変えてそれぞれのV6.(1)及び
C11)を求め平均値を取る。
この様にパラメータを種々の条件のもとで求め、それら
の平均値を取ることにより誤差を少なくするようにして
いる。
この様にして求められた、パラメータを上記式(2)に
代入することにより真の半導体接合容量をill定する
ことができる。
本発明は上記実施例に限定されるものでなく、種々の変
形例が考えられ得る。
具体的には、上記実施例では、パラメータが2個の具体
的な既知の関数形の場合について説明しているが、この
方法はパラメータをnaをする既知の関数形の場合につ
いても同様に行うことかできる。この場合には、少なく
ともn個以上のバイアス電圧を半導体接合部に印加し、
それぞれのバイアス電圧における容量を測定する。得ら
れたバイアス電圧と容量との組から、任意の2つ、例え
ば(V、C)、(V  SC)を選択し、amI)p C’(q)−(C−c  )/(V  −V  )及ヒ
p          m             
   p          mV  −(V  +V
  )xQ、5を求める。そしてQ        1
p (V、C”(q))の組を少なくともn個以上求め、そ
の中からn個の組を選択し、そのn個のV1C’(q)
を既知の関数形を微分した関数に代入する。
そして得られたn個の方程式よりパラメータを決定する
。このようにして得られたパラメータを平均化すること
により上記実施例の場合と同様にパラメータを得ること
ができる。これはn個の未知数はその未知数を有するn
個の方程式を解くことにより、その未知数を決定できる
という一般的な数学の原理に基づくものである。
〔効果〕
本発明の接合容量のD1定方法では、先に説明したよう
に、寄生容量をキャンセルした状態での正確な半導体接
合容量の測定を行うことができる。
特に、微細な構造を有する半導体デバイスの接合容量の
測定に適している。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の71111定方法を実施するt−1
定システムの概略を示す図、第2図は、本発明の接合容
量を測定する工程を示す図、及び第3図は、本発明の測
定方法の原理を説明する図である。 特許出願人  住友電気工業株式会社 代理人弁理士   長谷用  芳  樹間      
   寺    嶋    史   朗測定システム 第】図 工程図 第2図 差分原理説明 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、半導体接合部での接合容量のバイアス電圧依存する
    関数が既知であり、その関数のパラメータ数がn個であ
    る半導体接合容量測定方法において、 複数の互いに異なる電圧を半導体接合部にそれぞれバイ
    アス電圧として印加し、その印加したバイアス電圧それ
    ぞれにおける半導体接合容量を測定し、印加したバイア
    ス電圧と関係づけて記憶する測定記憶工程と、 前記記憶されたバイアス電圧とそのバイアス電圧におけ
    る接合容量の組のうち、任意の2つの組み合わせを選択
    し、そのそれぞれの2つの印加電圧間の差分と接合容量
    間の差分との差分比を求め印加電圧間の平均値と関係づ
    けて記憶する差分演算工程と、 前記バイアス電圧依存関数形を微分し、その微分関数に
    、前記差分演算工程で求めた印加電圧の平均値を代入し
    、その代入により得られる微分関数の値を前記差分比と
    して、未知数がn個の方程式を複数作成し、その作成さ
    れた複数の方程式よりn個の方程式を選択し、その方程
    式を解くことによりn個のパラメータを求め、パラメー
    タを決定するパラメータ決定工程とを含み、 前記パラメータ決定工程で得られた各パラメータから接
    合容量の関数を決定し、半導体接合容量を求める半導体
    接合容量測定方法。 2、前記接合容量測定工程でバイアス電圧として印加さ
    れる電圧が、それぞれ所定の値だけステップ状に変化し
    ている複数の電圧であり、前記差分演算工程で選択され
    る任意の2つの印加電圧間の差が前記所定の値である請
    求項1記載の半導体接合容量測定方法。 3、前記パラメータ決定工程において、各パラメータを
    決定する際、任意のn個の方程式を選択し、n個の方程
    式より構成される方程式群を複数作成し、各方程式群よ
    りそれぞれそれぞれ方程式群で求められた同一のパラメ
    ータ間を平均化し各パラメータを決定することを特徴と
    する請求項1又2記載の半導体接合容量測定方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000121706A (ja) * 1998-10-09 2000-04-28 Agilent Technol Inc 回路テスト中に測定システムによって誘発されるエラ―を除去するための方法及び装置
JP2002536669A (ja) * 1999-02-08 2002-10-29 アイ.イー.イー.インターナショナル エレクトロニクス アンド エンジニアリング エス.エイ アール.エル. 容量測定システムのための測定方法

Cited By (2)

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