JPH0285662A - 冷凍サイクル装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発１ガの目的〕 （産業上の利用分野） この発明は、空気調和機などに用いる冷凍サイクＩｖ装
置に関する。

（従来の技術） 空気調和機においては、圧縮機、四方弁、室外熱交換器
、減圧装置、室内熱交換器等を順次連通してなるヒート
ポンプ式冷凍サイクルを備え、冷房運転は勿論、暖房運
転を可能とするものがある。

このような空気調和機においては、暖房運転時。

蒸発器として作用する室外熱交換器に徐々に霜が付着す
るようになり、そのまま暖房運転？ｆｉｎＭｌシ友なら
ば、この着霜により熱交換量が減少して暖房能力の低下
を招いてしまう。

そこで室外熱交換器の着霜状態を検知し、必要に応じて
室外熱交換器に対する除霜運転を行うようにしている。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、除霜運転にエリ室外熱交換器から発生す
る除霜水は熱交換器の下方に滴下し、底板に設けられた
排水口より外部に排水さｎるようｉｃなっているが、寒
冷地等の外気温度が０℃を下回る地域では、第５図のよ
うに除霜運転により室外熱交換６２４から滴下し定除霜
水２５が室外ユニット２６の底板２７の排水口２８付近
で凍結してしまい、排水口２８から排水されず、びどい
場合には凍結した除霜水が成長し室外熱交換器２４を覆
ってしまい熱交換性能が大幅に低下してしまうという欠
点があった。

この発明は上記のような事情に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、確実に底板の凍結を防止する
ことのでさる冷凍サイクル装置を墨供することにある。

〔発明の構成〕

（課題を解決するための手段１ 上記課題を解決するために、本発明においては、低段側
圧縮機部およびその低段側圧縮機部と直列に連通ずる高
段側圧縮機部を有して構成される圧縮機に、少なくとも
室内熱交換器、第１の減圧装置、気液分離器、＠２の減
圧装置、死処部交換器・デ順次接続して冷凍サイクル装
置を構成し、かつ前記気液分離器のガス側出口部と前記
高段側圧縮機部の吸込み（ｉｌｌとの間にインジエクン
ヨン路ｆｔ接続してなる冷凍サイクル装置において、前
記低圧側圧縮機部からの吐出冷媒を前記室外熱交換器の
下方の室外ユニット底板に導くバイパス路を設けた冷凍
サイクル装置を提供する。

（作　用） 室外熱交換器の下方の室外ユニット底板に導くバイパス
路に冷媒を流すことにより、除重中に室外熱交換器から
滴下する除霜水ｔ？凍結させることなく、確実に排水す
ることができる。

（実施例） 以下、この発明の一実施例に付いて図面′ｆｔ−参照し
て説明する。

第り図において１は低段側圧縮機であり、この低段側圧
縮機ｌの吐出側は高段側圧縮機２の吸込側に連絡流路３
を介して接続されている。そしてこれら圧縮機部１．２
に四方弁４、室内熱交換器５、第１の減圧表！ｔ６．気
液分離器７、第２の減圧装置８および室外熱交換器９が
順次連通さ几ると共に、気液分離器７（／ノガス側出口
部１０と連絡流路３の高段側圧縮機２の吸込側との間に
インジェクション路１１が接続され、ヒートポンプ式冷
凍サイクルが構成される。

そして、連絡流路３の低段側圧縮機１の吐出側トインジ
エクンヨン路１１の接続部の間には流路制御弁１２を介
して、バイパス路１３が接続されると共に、このバイパ
ス路１３は第２図のように室外熱交換器９の下方の室外
ユニット１４の底板１５に配設されている。なお、１６
は室外ファン゛である。

次に、このようＶＣ構成された空２調和装置（冷凍サイ
クル装（１１）の作用Ｖこついて説明する。

まず、暖）！Ｊ　Ｍ転時、図示１−ない操作部？操作す
ると、図示しない電動機部が励起され、低段側圧縮機１
）よび高段側圧縮機２が駆動される。これにより、低段
側圧縮ａ１に吸込まｎｆ：、冷媒は、低段側圧縮機１に
よって圧縮され、連絡通路３に吐出される。このときバ
イパス路１３の流量制御弁１２は閉じられているので、
冷［はバイパス路１３を通らず、そのまま高段側圧縮機
２に吸込まれ、さらに圧縮される。

そして、高段１１１圧縮機２から吐出さ：ｒＬ７’ｊ圧
縮冷媒は、室内熱交換器５で凝縮され、第１の減圧装置
６で中間圧に減圧され之後、１気液分離ｉｌｌ　？　Ｖ
Ｃ至り、ガス冷媒と液冷媒とに分離されていく。この分
離されｔ液冷媒は、第２の減圧装＠８でさらに減圧され
た後、室外嬶交換ｅ、９へ供給され、蒸発し、再び低段
側圧縮機１に吸込まれる。まｔ、気液分離（社）７で分
離されたガス冷媒は、インジェクション路１１を通じて
高段１１１１圧縮機２にインジェクションされていく。

すなわち、この状態をモリエｔｖｒｍ図で示せば、第３
図のように低段４Ｊ１１圧縮機ｌでの冷媒圧縮は図のＢ
　＋１）で表され、高段側圧縮機２に吸込まれる途中の
連絡流路３で気液分離器の中間圧のガス冷媒がインジェ
クション（ｂ−＋ｃ）され、高段（ｔｉｌｌ圧縮機２で
ｃ−４ｄ　（破線〕にさらに圧縮される。

この状ＢｄＪｖｌ！房運転を継続すると、蒸発器として
作用する室外熱交換器９に徐々に霜が付き、室外熱交換
器９の熱交換量が減少して暖房能力カ；低下して（７ま
う。そこで、室外隼交換器９０着謂状Ｍｌ／Ｍ度センサ
等の検知手段で検知し、除霜が必要であると判断し念場
合、四方弁４を逆転し、室外熱交換器９に対する除霜運
転を行う。すると、この除霜運転にエリ余生した除霜水
１７は室外熱交換器９から室外ユニット１４の底板１５
に滴下する。この時、外気／７ｉｉＡが０℃を下回る場
合には、底板１５に滴下した除開水１７は１に板１５上
で急すると共に、流路制御弁１２をバイパス路１３何１
にｌ１ｆｔ　＠、低段側圧縮機１から吐出さ几友冷媒を
バイパス路１３に導き、底板凍結防止運転を行う。

すると、バイパス路１３に導か１之高温冷媒の熱により
底板１５が加謔され、底板１５に凍結し之除霜水１７が
解かされ、排水口１８から排水される。

この底板凍結防止Ｎ示時、高段側圧縮機１の吐出温度は
、低段側圧縮機２の吐出冷媒すなわち高段側圧縮機１の
吸込み冷媒がバイパス￥＆１３で除霜水１７と熱交換さ
れる沈め、第３図のモリエル線図で表すようにｄ°→ｄ
と低下する。その結果、底板凍結防止運転時には通常の
暖ｍＭ伝時に比べ１１ｆｆｌ能力が低下してしまうが、
この底板凍結防止運上により除霜水１７が底板１５で凍
結、成長することを完全に防止できるので、トータルと
しての暖房能力は低下することはない。

また、上記実施例では除霜運転終了後に底板凍結防止運
転を行うようにしているが、除霜運転と同時に冷媒をバ
イパス路１３に導き暖房運転時（上記実施例の底板凍結
防止運転時）のがロス全低減するようにしてもよい。

さらに、暖房運転中の室外熱交換器９の温度や外気温度
を検知し、この温度が一定値以下になつ几場合に、外気
温が低く（０℃以下）除霜水１７が底板１５に凍結しや
すい状態か、すでに凍結していると判断してバイパス路
１３ｖｃ冷媒を導くようにしてもよい。

加えて、上記実施例においては低段側圧縮機ｌと高段側
圧縮機２の連絡通路３に気液分離器７からのガス冷ｖ＆
ケインジエクンヨンに各１１によってインジェクション
しているが、第４図のように低段側圧縮機ｙ】吐出路流
路１９を気液分離器２０にｌ江接接続すると共に、気液
分離器２０のガス側出口部２１から直接インジェクショ
ン路２２で高段側圧縮機２の吸込側に接続してもよい。

このように構成すれば、高段側圧縮機２に吸込すれる冷
媒は確実に飽和曲線上の状画（第３図のＣ点）で吸込ま
ルることになり、より効率的な冷凍サイケ／Ｉ／が構成
される。

上記実施例では流路制御弁１２に二方弁を用い之が、第
４図のようにバイパス路１３と吐出！１１！＋流路１９
の接続部に三方弁２３を設けて流路を制御するようにし
てもよい。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明の冷凍サイクル装置Ｒ＆Ｃ
ｊｒｉ、げ、室外熱交換器の下方の室外ユニット底板に
導（バイパス路に冷１１Ｘを流すことにより。

除霜中に室外熱交換器から滴下する除１■水を凍結させ
ることなく、排水することができる。

【図面の簡単な説明】

クル装置を示す構成図、第２図−は本発明の冷凍サイク
ル装置を用いた空電調和（幾の室外ユニットの断面図、
第３図は本発明の冷凍サイクル装置のＩ！ｌ【転状態を
表すモリエル線図、第４図は他の実施例の冷凍サイクｌ
ｖ装置を示す構成図、第５図は従来の冷凍サイクルを用
いた空気調和機の室外ユニットの断面図である。 １・・・低段側圧縮機、２・・・高段側圧縮機、４・・
・四方弁、５・・・室内熱交換器、６・・・第１の減圧
装置１イ、７．２０・・・気液分ｌｉｔ器、８・・・第
２の減圧装置ｄ、９・・・室外熱交換器、１０・・ガス
ｆｆ１ｌｌ出口部、１１・・・インジェクション路。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 低段側圧縮機部およびその低段側圧縮機部と直列に連通
   する高段側圧縮機部を有して構成される圧縮機に、少な
   くとも室内熱交換器、第１の減圧装置、気液分離器、第
   ２の減圧装置、室外熱交換器を順次接続して冷凍サイク
   ル装置を構成し、かつ前記電液分離器のガス側出口部と
   前記高段側圧縮機部の吸込み側との間にインジェクショ
   ン路を接続してなる冷凍サイクル装置において、前記低
   段側圧縮機部からの吐出冷媒を前記室外熱交換器の下方
   の室外ユニット底板に導くバイパス路を設けたことを特
   徴とする冷凍サイクル装置。