JPH028056B2 - - Google Patents
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- JPH028056B2 JPH028056B2 JP15214882A JP15214882A JPH028056B2 JP H028056 B2 JPH028056 B2 JP H028056B2 JP 15214882 A JP15214882 A JP 15214882A JP 15214882 A JP15214882 A JP 15214882A JP H028056 B2 JPH028056 B2 JP H028056B2
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- knitted fabric
- fabric
- knitted
- loops
- loop
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- 238000009940 knitting Methods 0.000 description 12
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 6
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 5
- 239000012209 synthetic fiber Substances 0.000 description 5
- 229920002994 synthetic fiber Polymers 0.000 description 5
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 2
- 229920000742 Cotton Polymers 0.000 description 1
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- Knitting Of Fabric (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、保温性並びに吸湿性等において優れ
た内外二重のメリヤス生地の提供に関する。
た内外二重のメリヤス生地の提供に関する。
従来保温性並びに吸湿性等を具備した内外二重
のメリヤス生地は既知である。例えば身体に直接
接触する内側生地はタツク編により透孔を形成し
た編地とし、これに対し外界に向う外側生地は平
編による編地とし、内外両編地を接結した二重生
地構造のもので、前記タツク編透孔によつて空間
を構成するようにしたものがそれである。しかし
このような構造のものにおいては、そのタツク編
による透孔部分において、タツク編ループによつ
て隣接する他のループが引張られるため、実質的
に孔径が小さくなり、また充分な凹凸感が得られ
ないのであり、このため直接身体に接する前記透
孔による空間部における空気の保持性が悪く、保
温性の点で大きな欠点がある。
のメリヤス生地は既知である。例えば身体に直接
接触する内側生地はタツク編により透孔を形成し
た編地とし、これに対し外界に向う外側生地は平
編による編地とし、内外両編地を接結した二重生
地構造のもので、前記タツク編透孔によつて空間
を構成するようにしたものがそれである。しかし
このような構造のものにおいては、そのタツク編
による透孔部分において、タツク編ループによつ
て隣接する他のループが引張られるため、実質的
に孔径が小さくなり、また充分な凹凸感が得られ
ないのであり、このため直接身体に接する前記透
孔による空間部における空気の保持性が悪く、保
温性の点で大きな欠点がある。
本発明は従来のこの種内外二重メリヤスの改善
に係るもので、その特徴とする処は、外側編生地
を平編地に編成し、内側編生地をその編生地全面
において、2ウエール毎に各2ウエール間でその
シンカーループを数コース分一括して次のコース
のシンカーループに係止して形成した透孔をウエ
ール方向に亘つて短かい間隔に列設し、かつ相隣
るウエール組毎にその透孔位置を互いに違い状に
相違させた透孔編地に編成し、前記外側編生地に
おける数コース毎の各コースにおいて、同コース
における数ウエール毎のシンカーループを用いた
接結ループを、前記透孔編地における数コース分
のシンカーループが一括して係止されるシンカー
ループに続くニードルループにタツク編みにより
係止させ、両編生地を点綴一体化することにあ
る。
に係るもので、その特徴とする処は、外側編生地
を平編地に編成し、内側編生地をその編生地全面
において、2ウエール毎に各2ウエール間でその
シンカーループを数コース分一括して次のコース
のシンカーループに係止して形成した透孔をウエ
ール方向に亘つて短かい間隔に列設し、かつ相隣
るウエール組毎にその透孔位置を互いに違い状に
相違させた透孔編地に編成し、前記外側編生地に
おける数コース毎の各コースにおいて、同コース
における数ウエール毎のシンカーループを用いた
接結ループを、前記透孔編地における数コース分
のシンカーループが一括して係止されるシンカー
ループに続くニードルループにタツク編みにより
係止させ、両編生地を点綴一体化することにあ
る。
以下図示の実施例について本発明を詳述する
と、第1図、第1図及び第2図は本発明メリ
ヤス生地の外観並びその断面図を示したものであ
つて、Aは本発明に係る内側編生地であり、同生
地Aは第1図に例示するように、その編地全面
に亘つて適宜の間隔を置いて、編地のウエール方
向並びにコース方向に、後述するような透孔イが
散在形成されるのであり、第1図に例示したB
は本発明に係る外側編生地であつて、同生地Bは
後述するように平編組織による編地によつて形成
されるのであり、本発明に係る内外側編生地A,
Bは、第2図の断面図に示すように、外側編生地
B側よりの接結ループ5cを、内側編生地A側に
連係させることによつて二重メリヤス生地として
重合一体化され、このさいその内側編生地Aを例
えば身体Yに接触させ、外側編生地Bを外界に向
うようにして用いることにより、その透孔イの散
在によつて凹凸状化した内側編生地Aと両生地
A,B間に形成される袋状部ロとによつて、充分
な空間を保有することにより、従来の二重メリヤ
ス生地では得られなかつた大きな保温性、更には
吸湿性等が得られるようにしたものであり、次に
内外側編生地A,Bにおける編組織について詳述
する。
と、第1図、第1図及び第2図は本発明メリ
ヤス生地の外観並びその断面図を示したものであ
つて、Aは本発明に係る内側編生地であり、同生
地Aは第1図に例示するように、その編地全面
に亘つて適宜の間隔を置いて、編地のウエール方
向並びにコース方向に、後述するような透孔イが
散在形成されるのであり、第1図に例示したB
は本発明に係る外側編生地であつて、同生地Bは
後述するように平編組織による編地によつて形成
されるのであり、本発明に係る内外側編生地A,
Bは、第2図の断面図に示すように、外側編生地
B側よりの接結ループ5cを、内側編生地A側に
連係させることによつて二重メリヤス生地として
重合一体化され、このさいその内側編生地Aを例
えば身体Yに接触させ、外側編生地Bを外界に向
うようにして用いることにより、その透孔イの散
在によつて凹凸状化した内側編生地Aと両生地
A,B間に形成される袋状部ロとによつて、充分
な空間を保有することにより、従来の二重メリヤ
ス生地では得られなかつた大きな保温性、更には
吸湿性等が得られるようにしたものであり、次に
内外側編生地A,Bにおける編組織について詳述
する。
第3図は外側編生地B、第4図は内側編生地A
を示し、第5図は接結一体化された両生地A,B
の横断面図を示しているが、本発明メリヤス生地
の編成に当つては、例えばリブ編機又はリブアイ
レツト編機等を用い、上針側によつて外側編生地
Bを裏地側として編立て、また下針側によつて内
側編生地Aを表地側として編成することになる。
外側編生地Bは第3図に示すように、ニードルル
ープ5a、シンカーループ5bの連続による平編
地であり、その平編組織における数ウエール、数
コース毎に、内側編生地A側のニードルループに
係止される接結ループ5cを具備するものであ
り、このニツトまたはタツク編による接結ループ
5cは、図例のように点状に存在する単一ループ
で形成してもよいが、場合によつては数コースま
たは数ウエール連続して接結ループ5cを形成し
てもよい。内側編生地Aは第4図に例示するよう
に、隣接する2つのウエールa,bにおいて、図
例では2コース分を示しているが、シンカールー
プ1a,1b……を数コース分一括して、次のコ
ースにおけるウエールa,bの外側のシンカール
ープ2a,2aに亘つて係止させることにより、
両側のニードルループ3a,4a,3b,4b,
3c,4c……、更にはシンカーループ2b,2
c……を引き締めることによつて、ウエールa,
b間に透孔イを図示のように形成したものであ
り、以下この透孔イの形成は図示のようにウエー
ルa,bの隣りにおける2つのウエールc,dに
おいても全く同様に形成することができる。また
この図で示すように外側編生地B側の先に示した
接結ループ5cは、内側編生地A側のニードルル
ープに対し、タツク編ループとして係止されてい
る。
を示し、第5図は接結一体化された両生地A,B
の横断面図を示しているが、本発明メリヤス生地
の編成に当つては、例えばリブ編機又はリブアイ
レツト編機等を用い、上針側によつて外側編生地
Bを裏地側として編立て、また下針側によつて内
側編生地Aを表地側として編成することになる。
外側編生地Bは第3図に示すように、ニードルル
ープ5a、シンカーループ5bの連続による平編
地であり、その平編組織における数ウエール、数
コース毎に、内側編生地A側のニードルループに
係止される接結ループ5cを具備するものであ
り、このニツトまたはタツク編による接結ループ
5cは、図例のように点状に存在する単一ループ
で形成してもよいが、場合によつては数コースま
たは数ウエール連続して接結ループ5cを形成し
てもよい。内側編生地Aは第4図に例示するよう
に、隣接する2つのウエールa,bにおいて、図
例では2コース分を示しているが、シンカールー
プ1a,1b……を数コース分一括して、次のコ
ースにおけるウエールa,bの外側のシンカール
ープ2a,2aに亘つて係止させることにより、
両側のニードルループ3a,4a,3b,4b,
3c,4c……、更にはシンカーループ2b,2
c……を引き締めることによつて、ウエールa,
b間に透孔イを図示のように形成したものであ
り、以下この透孔イの形成は図示のようにウエー
ルa,bの隣りにおける2つのウエールc,dに
おいても全く同様に形成することができる。また
この図で示すように外側編生地B側の先に示した
接結ループ5cは、内側編生地A側のニードルル
ープに対し、タツク編ループとして係止されてい
る。
前記内側編生地Aにおける透孔イの配置に当つ
ては、第1,4図に示すように、2ウエール組毎
に列設され、ウエール間に亘る透孔イの間隔は2
〜3コース置きのように比較的短かい間隔とし、
また相隣るウエール組における透孔イは互いに違
い状とされる。また接結ループ5cの接結に当つ
ては、第4図示のように、数コース分のシンカー
ループが一括して係止されるシンカーループに続
くニードルループにタツク編みされる。これらに
よつて透孔イは全面に亘つて多数形成されるとと
もに、透孔イ間の地編部分は引張られて緊張さ
れ、紐状を呈するのである。上記の両編生地A,
Bの上針、下針による各編成と、編成途次におけ
る接結ループ5cの編成地A側のニードルループ
への係止動作によつて、第5図のように両編生地
A,Bが接結ループ5cによつて表裏一体化され
た本発明の二重メリヤス生地が得られるのであ
る。この編立生地の肌着を始めとする各種ウエア
の作成着用に当つては、先に第2図で示したよう
に内側編生地Aを身体Y側に接するようにして用
いるのであり、肌着、パジヤマ、スポーツウエア
その他のウエアとして広く適用可能である。
ては、第1,4図に示すように、2ウエール組毎
に列設され、ウエール間に亘る透孔イの間隔は2
〜3コース置きのように比較的短かい間隔とし、
また相隣るウエール組における透孔イは互いに違
い状とされる。また接結ループ5cの接結に当つ
ては、第4図示のように、数コース分のシンカー
ループが一括して係止されるシンカーループに続
くニードルループにタツク編みされる。これらに
よつて透孔イは全面に亘つて多数形成されるとと
もに、透孔イ間の地編部分は引張られて緊張さ
れ、紐状を呈するのである。上記の両編生地A,
Bの上針、下針による各編成と、編成途次におけ
る接結ループ5cの編成地A側のニードルループ
への係止動作によつて、第5図のように両編生地
A,Bが接結ループ5cによつて表裏一体化され
た本発明の二重メリヤス生地が得られるのであ
る。この編立生地の肌着を始めとする各種ウエア
の作成着用に当つては、先に第2図で示したよう
に内側編生地Aを身体Y側に接するようにして用
いるのであり、肌着、パジヤマ、スポーツウエア
その他のウエアとして広く適用可能である。
本発明によるメリヤス生地においては外側編生
地Bを平編地として外界に対する遮断性と二重メ
リヤス生地全体の整形性を維持させると共に、内
側編生地Aにおいては、その全面において2ウエ
ール毎に各2ウエールでそのシンカーループを数
コース分一括して次のコースのシンカーループに
係止させることにより、かつ短かい間隔で列設し
た各透孔イを形成したので、その互い違いの配置
と共に透孔数をきわめて多くした透孔編地が得ら
れ、しかも各透孔における一括シンカーループの
引張りにより、透孔以外の編地部分はほとんど紐
状に緊張された生地面となり、透孔形状の明確か
つ大径化が得られ、透孔群全体による空間イの容
量も増大する。この編生地を内側とし、外側編生
地において所要時間隔下の各コースにおいて、数
ウエール毎のシンカーループ5cを接結ループと
して用い、これを数コースのシンカーループを一
括して係止させたシンカーループに続くニードル
ループに一体にタツク編みで係止させるので、こ
の点状接結部により両生地は一体化され、しかも
両生地各自及び二重生地全体の自在な屈伸性は阻
害されることなく、透孔イと袋状部ロの連通した
全空間はきわめて大きく、大きな断熱空間と運動
の自由性が同時に得られ、しかも点状接結部は裏
側生地にかくされかつ前記紐状の緊張部分に吸収
されて、外表に露出しないのであり、肌に接する
編生地Aの接触面をきわめて小さく、熱伝導性を
小さくして体熱の放散を減少し、保温性を著しく
向上され、従来のように二重生地特有の硬い重厚
感をなくし、循軟でだ快適な着用感が得られる点
で大きな利点がある。
地Bを平編地として外界に対する遮断性と二重メ
リヤス生地全体の整形性を維持させると共に、内
側編生地Aにおいては、その全面において2ウエ
ール毎に各2ウエールでそのシンカーループを数
コース分一括して次のコースのシンカーループに
係止させることにより、かつ短かい間隔で列設し
た各透孔イを形成したので、その互い違いの配置
と共に透孔数をきわめて多くした透孔編地が得ら
れ、しかも各透孔における一括シンカーループの
引張りにより、透孔以外の編地部分はほとんど紐
状に緊張された生地面となり、透孔形状の明確か
つ大径化が得られ、透孔群全体による空間イの容
量も増大する。この編生地を内側とし、外側編生
地において所要時間隔下の各コースにおいて、数
ウエール毎のシンカーループ5cを接結ループと
して用い、これを数コースのシンカーループを一
括して係止させたシンカーループに続くニードル
ループに一体にタツク編みで係止させるので、こ
の点状接結部により両生地は一体化され、しかも
両生地各自及び二重生地全体の自在な屈伸性は阻
害されることなく、透孔イと袋状部ロの連通した
全空間はきわめて大きく、大きな断熱空間と運動
の自由性が同時に得られ、しかも点状接結部は裏
側生地にかくされかつ前記紐状の緊張部分に吸収
されて、外表に露出しないのであり、肌に接する
編生地Aの接触面をきわめて小さく、熱伝導性を
小さくして体熱の放散を減少し、保温性を著しく
向上され、従来のように二重生地特有の硬い重厚
感をなくし、循軟でだ快適な着用感が得られる点
で大きな利点がある。
このさい内側編生地Aを吸湿性繊維、例えば綿
ウール等の天然繊維、または天然繊維と合成繊維
との混紡糸を用い、表側となる外側編生地Bを平
編地とすると共に前記吸湿性繊維または疎水性の
合成繊維を用いることにより、吸湿性、保温性及
び耐摩擦性において優れた肌着その他の被服、ス
ポーツ衣料等が容易に得られることになる。
ウール等の天然繊維、または天然繊維と合成繊維
との混紡糸を用い、表側となる外側編生地Bを平
編地とすると共に前記吸湿性繊維または疎水性の
合成繊維を用いることにより、吸湿性、保温性及
び耐摩擦性において優れた肌着その他の被服、ス
ポーツ衣料等が容易に得られることになる。
またその内側編生地A側に例えば合成繊維加工
糸等による保温性、透湿性に富んだ合成繊維を用
い、外側編生地B側に天然繊維等による保温性、
吸湿性に富んだものを用いれば、スポーツウエア
等に好適な素材が得られるのであり、内側編生地
A側において導電性繊維を同時に編み込めば、静
電防止したウエアが得られ、逆に内側編生地Aに
例えばデビロン等の静電気を発生する合成繊維を
編み込むことによつて、静電気利用による肩こり
防止等の健康肌着等が容易に得られることにな
る。本発明によるメリヤス生地は以上の通りであ
るが、その最大の特徴は表側を平編地による外側
編生地Bとし、裏側を隣接する2ウエールにおけ
る数コース分のシンカーループを一括して次のコ
ースのシンカーループに係止させることによつて
大きな透孔イを形成し、編地面を凹凸編地面とし
た内側編生地Aとして、両者を接結一体化した点
にあり、これによつて内外編生地間における空間
構成を最大限とした点にあり、これによりその保
温性を著しく向上させられ、従来のように2枚重
ね厚地による保温性と相違し、質的に保温性を改
善できるのであり、しかも表側平編によつて生地
の堅牢性をも増大できる。また内面の凹凸透孔編
地によつて肌えの密着をなくし、快適軽快な着用
感と屈伸運動の自由性が得られるのであり、内外
二重メリヤス生地の改善として優れたものであ
る。
糸等による保温性、透湿性に富んだ合成繊維を用
い、外側編生地B側に天然繊維等による保温性、
吸湿性に富んだものを用いれば、スポーツウエア
等に好適な素材が得られるのであり、内側編生地
A側において導電性繊維を同時に編み込めば、静
電防止したウエアが得られ、逆に内側編生地Aに
例えばデビロン等の静電気を発生する合成繊維を
編み込むことによつて、静電気利用による肩こり
防止等の健康肌着等が容易に得られることにな
る。本発明によるメリヤス生地は以上の通りであ
るが、その最大の特徴は表側を平編地による外側
編生地Bとし、裏側を隣接する2ウエールにおけ
る数コース分のシンカーループを一括して次のコ
ースのシンカーループに係止させることによつて
大きな透孔イを形成し、編地面を凹凸編地面とし
た内側編生地Aとして、両者を接結一体化した点
にあり、これによつて内外編生地間における空間
構成を最大限とした点にあり、これによりその保
温性を著しく向上させられ、従来のように2枚重
ね厚地による保温性と相違し、質的に保温性を改
善できるのであり、しかも表側平編によつて生地
の堅牢性をも増大できる。また内面の凹凸透孔編
地によつて肌えの密着をなくし、快適軽快な着用
感と屈伸運動の自由性が得られるのであり、内外
二重メリヤス生地の改善として優れたものであ
る。
第1図は本発明内側編生地の、第1図は同
外側編生地の何れも外観図、第2図は第1図、
同図X−X線の側断面図、第3図は本発明外側
編生地組織実施例の要部平面図、第4図は同内側
編生地組織実施例の要部平面図、第5図は同内外
編地接結要部の横断面図である。 A……内側編生地、B……外側編生地、a〜d
……ウエール、1a,1b……シンカーループ、
3a,4a,3b,4b……ニードルループ、5
c……接結ループ。
外側編生地の何れも外観図、第2図は第1図、
同図X−X線の側断面図、第3図は本発明外側
編生地組織実施例の要部平面図、第4図は同内側
編生地組織実施例の要部平面図、第5図は同内外
編地接結要部の横断面図である。 A……内側編生地、B……外側編生地、a〜d
……ウエール、1a,1b……シンカーループ、
3a,4a,3b,4b……ニードルループ、5
c……接結ループ。
Claims (1)
- 1 外側編生地を平編地に編成し、内側編生地を
その編生地全面において、2ウエール毎に各2ウ
エール間でそのシンカーループを数コース分一括
して次のコースのシンカーループに係止して形成
した透孔をウエール方向に亘つて短かい間隔に列
設し、かつ相隣るウエール組毎にその透孔位置を
互い違い状に相違させた透孔編地に編成し、前記
外側編生地における数コース毎の各コースにおい
て、同コースにおける数ウエール毎のシンカール
ープを用いた接結ループを、前記透孔編地におけ
る数コース分のシンカーループが一括して係止さ
れるシンカーループに続くニードルループにタツ
ク編みにより係止させ、両編生地を点綴一体化す
ることを特徴とするメリヤス生地。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15214882A JPS5943154A (ja) | 1982-08-31 | 1982-08-31 | メリヤス生地 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15214882A JPS5943154A (ja) | 1982-08-31 | 1982-08-31 | メリヤス生地 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5943154A JPS5943154A (ja) | 1984-03-10 |
JPH028056B2 true JPH028056B2 (ja) | 1990-02-22 |
Family
ID=15534079
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15214882A Granted JPS5943154A (ja) | 1982-08-31 | 1982-08-31 | メリヤス生地 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5943154A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0662669U (ja) * | 1991-05-30 | 1994-09-02 | 日星電気株式会社 | 密着イメージセンサ |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60189584U (ja) * | 1984-05-23 | 1985-12-16 | グンゼ株式会社 | メリヤス生地 |
JPS61108755A (ja) * | 1984-10-29 | 1986-05-27 | グンゼ株式会社 | メリヤス生地 |
JPS6288781U (ja) * | 1985-11-18 | 1987-06-06 |
-
1982
- 1982-08-31 JP JP15214882A patent/JPS5943154A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0662669U (ja) * | 1991-05-30 | 1994-09-02 | 日星電気株式会社 | 密着イメージセンサ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5943154A (ja) | 1984-03-10 |
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