JPH027907Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH027907Y2
JPH027907Y2 JP1985129568U JP12956885U JPH027907Y2 JP H027907 Y2 JPH027907 Y2 JP H027907Y2 JP 1985129568 U JP1985129568 U JP 1985129568U JP 12956885 U JP12956885 U JP 12956885U JP H027907 Y2 JPH027907 Y2 JP H027907Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
folding groove
folding
groove
molded product
folded
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1985129568U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6241092U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985129568U priority Critical patent/JPH027907Y2/ja
Publication of JPS6241092U publication Critical patent/JPS6241092U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH027907Y2 publication Critical patent/JPH027907Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)
  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Nonwoven Fabrics (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は無機質繊維成型品に関するものであ
る。 (従来の技術) 自動車及び空調機器等に断熱及び吸音材として
使用される無機質繊維成型品は、曲面部や屈曲部
が多く、これらはその曲面や屈曲の形状に合わせ
て第4図に示すように、上型A、下型Bを製作
し、その上、下型に断熱及び吸音材の半製品(無
機質繊維マツト)を、更にその半製品状の材料に
表皮材、裏面材となるシート状のものを挾んで配
置し、加圧、加熱して成型品を製造していた。 しかし、曲面や屈曲部分が多いと、金型製作時
に工数が多くかかり、高価となる。又、成型され
た製品の表裏皮材の破れ、屈曲部の厚み不足等品
質的に悪影響を及ぼしていた。 そこで、本考案者は、第5図に示すように、折
込もうとする側に折込溝1を形成したものを考案
した。この折込溝1は半製品Cを所望の嵩密度に
加圧加熱して成型品C′とする際に、型に棒状のも
のを固定して成型するだけなので、型代が安価に
なり成型が容易であるという利点がある。 (考案が解決しようとする問題点) ところが、折込溝1の個所は、他の個所に比べ
高密度となり、二つ折りにした際に、僅かな密度
ムラでも裏側の折れ線は影響を受け、最高密度部
の左右に、折れる位置が移動し、直線であるべき
折れ線が、蛇行すると共に、折れ位置が製品毎に
変り、全体寸法誤差の原因となつた。 そこで、本考案者は、折れ線側にも折溝を設け
ることにより、確実に折込むことができる製品を
提供しようとするものである。 〔考案の構成〕 (問題点を解決するための手段) 本考案における無機質繊維成型品は、無機質繊
維製品C′の折込側に深い折込溝1を、反対側に折
込溝1の中心線O−Oと中心線O−Oから折込溝
端1′との間に折溝端4′を位置させた浅い折溝4
を加圧、加熱時に同時に形成したものである。 (作用) 本考案においては、成型品の折込溝1の個所
を、折込溝1の開放側に折曲げると、折溝4が折
込みを助けるように働き、折れ線が蛇行すること
なく直線になる。 本考案の第1実施例を第1,2図に基き詳細に
説明すると、表皮材2と裏皮材3とを接着した半
製品Cの折込もうとする側(本実施例においては
表皮側)に、大径をした円弧状の折込溝1を設
け、反対側に小径をした円弧状の折溝4を加圧、
加熱の際に形成する。 前記の折込溝1及び折溝4は共に型に棒状の溝
形成具(図示省略)を固定し、半製品を加圧、加
熱によつて成型する際に、同時に形成する。 折込溝1は、成型品の厚みtが10mmの際、高さ
Hが6mmの深さに形成し、折溝4は高さhを3mm
の深さに形成する。そして、折溝4の切込開始位
置である折溝端4′は、折込溝1の中心線O−O
に接するように設ける。尚、折溝端4′は、中心
線O−Oに接する位置に限定するものではなく、
中心線O−Oから折込溝端1′の範囲内に位置す
ればよいものである。 第1実施例は前記のように構成したもので第2
図に示すように、成型品の折込溝1部分を開放側
に折込んで90度に折曲げると、折溝4が折込みを
助けるように働き、折れ線が蛇行することなく直
線になる。 次に第2実施例を第3図に基いて説明すると、
折込溝1と折溝4とを共に3角形状に設けたもの
である。 他は全て第1実施例と同一なので、同一付号を
付し説明を省略する。 尚、製品厚tと折込溝深さH及び折溝深さhと
の関係は、
〔考案の効果〕
本考案においては折込んだ際に、折れ線が直線
状になり、密度のムラがあつても変ることなく、
一直線となり、位置ずれによる全体の寸法誤差は
生じない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る無機質成型品の第1実施
例の断面図、第2図は折込んだ状態の斜視図、第
3図は第2実施例の断面図、第4図は従来の成型
状態を示す正面図、第5図は他の例の断面図であ
る。 1……折込溝、1′……折込溝端、4……折溝、
4′……折溝端、C′……無機質繊維製品、O−O
……折込溝1の中心線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 無機質繊維製品c′の折込側に深い折込溝1を、
    反対側に折込溝1の中心線O−Oと中心線O−O
    から折込溝端1′との間に折溝端4′を位置させた
    浅い折溝4を加圧加熱時に同時に形成したことを
    特徴とする無機質繊維成型品。
JP1985129568U 1985-08-27 1985-08-27 Expired JPH027907Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985129568U JPH027907Y2 (ja) 1985-08-27 1985-08-27

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985129568U JPH027907Y2 (ja) 1985-08-27 1985-08-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6241092U JPS6241092U (ja) 1987-03-11
JPH027907Y2 true JPH027907Y2 (ja) 1990-02-26

Family

ID=31026252

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985129568U Expired JPH027907Y2 (ja) 1985-08-27 1985-08-27

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH027907Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6241092U (ja) 1987-03-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH027907Y2 (ja)
JPH049345Y2 (ja)
JP2543838B2 (ja) 成形方法
JPS603065Y2 (ja) 板紙とプラスチツクシ−トとの複合容器
JPS5816825Y2 (ja) 硬質合成樹脂製薄板における折曲部構造
JPH0545467Y2 (ja)
JPS6337241Y2 (ja)
JPH0349963U (ja)
JPS62514U (ja)
JPS61125917U (ja)
JPH0623835A (ja) 折り曲げ罫線の付設方法
JPS63145516U (ja)
JPS61150742U (ja)
JPS6356918U (ja)
JPH0310965U (ja)
JPS626913U (ja)
JPH0293209U (ja)
JPS59171847U (ja) クロスロ−ル用金型
JPH0447522U (ja)
JPH0484158U (ja)
JPH042824U (ja)
JPH0355730U (ja)
JPH0714469U (ja) 湾曲突出スウィングポップ
JPH02114827U (ja)
JPH0288394U (ja)