JPH0277960A - 分散型データベースにおける一貫性制御のデッドロック防止方式 - Google Patents

分散型データベースにおける一貫性制御のデッドロック防止方式

Info

Publication number
JPH0277960A
JPH0277960A JP63230960A JP23096088A JPH0277960A JP H0277960 A JPH0277960 A JP H0277960A JP 63230960 A JP63230960 A JP 63230960A JP 23096088 A JP23096088 A JP 23096088A JP H0277960 A JPH0277960 A JP H0277960A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lock
cpu
transaction
deadlock
list
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63230960A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Kotaki
小滝 孝二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP63230960A priority Critical patent/JPH0277960A/ja
Publication of JPH0277960A publication Critical patent/JPH0277960A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Multi Processors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、銀行取引、証券取引、医療問診設備その他種
々の制御分野で利用可能な分散型データベースにおける
一慣性制御のデッドロック防止方式に係わり、特にLA
N (ローカルエリアネットワーク)上に分散配置され
た複数のコンピュータがそれぞれランダムに他のコンピ
ュータの所有するデータベースファイルをアクセスする
時に一貫性制御を行うが、この一貫性制御のときに生ず
るデッドロックを確実に防止する分散型データベースに
おける一慣性制御のデッドロック防止方式(従来の技術
) 従来、LAN上に複数のコンピュータ(以下、CPUと
指称する)を分散配置すると共に各CPUがそれぞれ個
別にデータベースを所持する分散型データベースシステ
ムにおいては、複数のデータベースを有機的に結合して
システム全体のデータベースを有効に活用するとき、各
CPU間でランダムに所望とするCPUのデータベース
ファイルをアクセスするが、このときCPU相互間で衝
突を回避する観点から一貫性制御が広く利用されている
そこで、先ずここでは、(1)ファイル更新におけるデ
ータの一貫性制御、(2)この一貫性制御を実現する一
般的なロックモデル、(3)更に、ロックモデルの1つ
である2相ロツク、(4)この2相ロツクによってデッ
ドロックが生ずる点等について説明する。
(1) ファイル更新におけるデータの一貫性制御につ
いて。
今、データベースにアクセスするトランザクションをT
l、T2.・・・、Tsとし、かつ、トランザクション
が読んだり書いたりするデータ単位をa、b、c、・・
・、2とし、またトランザクションTiが前記単位デー
タを用いて行う書込み処理(WRITE)をWi()、
読込み処理(RE A D)をR1()とすると、トラ
ンザクションTiは、 Ti−R1()  φW1()・・・R1()・Wi(
)で表わせる。この()の中の値はトランザクションT
1がアクセスするデータ単位の集合(a。
b、c、・・・、2)の中の任意の値である。
ここで、ファイル更新におけるデータの一貫性制御を得
るための規約は、■トランザクションTiにおけるj番
目のファイルアクセス操作をtijで表わし、■トラン
ザクションTiのスケジュールをTi −til−t1
2・・・・・・・・tlj・・・・と表現し、■Tjの
スケジュールをTj−tjl・tj2・・・・・・・・
tlj・・・・と表現し、■平行処理されるトランザク
ションの集合を(Tl、T=2.・・・+”rs)で表
わすと、 ファイル更新におけるデータの一貫性制御とは、「トラ
ンザクション系列T−Tl 、T2 、 ・・・。
Tm =tll・t12・−−−−t21 t22・−
= tml・tm2・・・・においてスケジュールを任
意に割振りした新しいトランザクション系列T’−tl
l’  ・t 12’  拳・・・・t21′  ・t
22′  ・・・・・t ml’  ・t m2’  
・・・・が2つの連続するスケジュールtijφt1j
1の間のデータ操作がどのようなものであろうとも常に
その実行結果がTI・T2・・・・・Tmをある順序で
並べて実行した場合の結果の1つと一致すること」と定
義できる。換言すれば、複数のCPUがそれぞれ必要と
するCPUのデータベースファイルを小刻みな状態で使
用して処理しt;結果と、1つのCPUが1っハデータ
ベースファイルを専有して処理した結果とが一致するこ
とをいう。勿論、スケジュールの集合(t 11.  
t 12゜−・−、t  ml、   t  m2. 
 =司  と  (t  11’  、   t  1
2’  、−。
t ml’  t a+2’・・・)は配列順序を無視
すれば全く同一のものである。
ところで、並行処理すべきトランザクション群のスケジ
ュールの任意の系列がファイル更新におけるデータの一
貫性制御規約を保持しているか否かの判定はNP(非多
項式問題)完全に属するので、事象の構成因子がN個あ
る場合にはその事象の数が2−のオーダに比例して増大
し、そのため実時間内で判定することは不可能である。
そこで、一般にはデータの一貫性制御の判定にはロック
モデルによる判定方法が用いられている。
(2) この一貫性制御を実現する1手法としての一般
的なロックモデルについて。
このロックモデルは、簡単に言えばあ、るCPUがある
データベースファイルを使用するとき、そのデータベー
スファイルに関して他のCPUは使用してはならないこ
とを宣言することであり、このモデルの背景には次のよ
うな考えがある。すなわち、あるトランザクションT1
の中の1つのスケジュールWi()またはR1()を実
行しようとする場合、そのアクセス対象となるデータ(
)に対してロック宣言をした後、Wl ()またはR3
()を実行する。そして、Wi  ()またはR1()
のアクセス終了後にデータ()に対するロックを解除す
る。このような規約を設けることにより、一貫性制御の
判定が前記NP完全から多項式時間のアルゴリズムとな
り、実時間内、での判定が可能となってくる。このロッ
ク宣言およびロック解除宣言の手続きはデータベースへ
アクセスするためのオーバアヘッド(スケシュリング用
プログラム)を本質的に増加させるものではない。
次に、このロックモデルによる一貫性制御の判定につい
て述べる。トランザクション’T Iのスケジュール系
列は、一般的には TI−Li()  ・ Ll()  ・・・・・Ui(
)  ・Ui()  ・ ・・・ で表現できる。ここで、()はトランザクションT1が
アクセスするデータの単位、Llはロック°宣言、Ul
はロック解除である。このスケジュール系列に基づきロ
ックモデルによるデータの一貫性制御の判定規約は次の
通りである。
■、スケジュールに対応して有向フラグを作る。
グラフの節点viはトランザクションT1の処理に相当
する。
■、スケジュールの中でvi  (a)の後に最初にa
をロックする操作Lj  (a)(但し、t  j)を
行い、かつ、viよりvjへ向うラベルaを付けた有向
枝(−)を付ける。aは任意のデータ単位とする。
■、上記の操作を繰返しすべての可能な枝を生成した後
のグラフにおいて第3図の如く閉路が形成されれば一貫
性制御が不成立と判定でき、第4図の如く開路が形成さ
れれば一貫性制御が成立すると判定できる。
この判定規約はロックモデルにおける一貫性制御の判定
の必要十分条件を与えるものであり、以下、具体的に3
つのトランザクションTl、T2゜Taについて考えて
みる。これらトランザクションTI、T2.T3の処理
は、 TI  : Ll  (a)Ul  (a)LL  (
c)Ul  (c)T2  : L2  (b)U2 
 (b)L2  (a)U2  (a)Ta  : L
3  (b)L3  (c)U3  (c)U3  (
b)で表わされる。そこで、CPUを用いて上記3つの
トランザクションのスケジュールを例えば次の2通りの
順序に割振りしてみる。
Ta−Ll(a)L2(b)U2(b)L3(b)L3
(c)Ul(a)L2(a)U3(c)U2(a)Ll
(c)U l(c ) U 3(b ) Tb−L2(b)Ll(a)U2(b)Ul(a)L3
(b)LL(c)L2(a)Ul(c)L3(c)U3
(c)U2(a)U3(b) しかして、前記判定規約■、■、■に従って上記割振り
したスケジュールをグラフで表現すると、Taは第3図
の如き閉ループとなって一貫性制御は成立しない。Tb
は第4図の如き開ループとなって一貫性制御が成立する
しかし、このロックモデルによる閉ループの検出アルゴ
リズムでは一貫性制御の判定が可能であるが、分散型デ
ータベースシステムでは適当な判定方法と言えない。何
故ならば、常に分散型データベースの全系列のトランザ
クションを認識した後、そのグラフのループ生成を集中
的に監視する機構が必要となるためである。
(3) ロックモデルの1つである2相ロツクについて
そこで、一般的なロックモデルによる判定の場合に必要
である集中監視機構を排除し、それぞれのCPUで適宜
なファイルアクセスの規約を設けることにより分散型デ
ータベースシステムの全体系列の一貫性制御を保証する
方法として、2相ロツクが用いられている。この2相ロ
ツク規約は、トランザクション内のスケジュールがロッ
ク手続とそのロック解除手続とを完全に分離し、前者で
はひツク操作のみ、後者ではロック解除操作のみしか行
わない。この2相ロツク規約に従うトランザクションT
iのスケジュールとしては、Ti:Li(”)  ・L
i()  ・・・・・Ul()  ・Ui()で表現で
きる。この2相ロツク規約に従うトランザクションの集
合に対してそれを割振りした任意のスケジュールには一
貫性制御が成立する。何故ならばスケジュールを部分的
に実行した時点で一貫性制御判定グラフに閉ループが出
来たとすると、第5図から明かなようにvlからvjに
向う経路ではT1がデータ単位(a)に対してロック解
除の位相にあることを示し、一方、トランザクションの
集合+Tl、T2.・・・、Tl、Tj、・・・。
Tit よりViに向う経路ではT1がデータ単位(C
)に対してロック宣言の位相にあることを示し、このた
めロック宣言とロック解除の位相が同時に発生したこと
になり、これはトランザクションの集合fTl、T2.
・・・、Tm)が2相ロツク規約と矛盾するためである
。この2相ロツク規約に従うトランザクションの一貫性
制御の証明はデータベースが集中している場合であるが
、分散型データベース系についても成立する。トランザ
クションの集合(Tl、T2.・・・、Toilがどこ
のCPUに存在するかまたはデータ単位の集合(a。
b、・・何がどこのCPUのデータベースに存在するか
依存しないためである。
(4) 2相ロツクによってデッドロックが発生する点
について。
以上述べたように2相ロツク規約に従ってファイルのロ
ック宣言およびロック解除を行うとデータの一貫性制御
は保証されるが、次の例に述べるようにデッドロックが
発生する。今1 トランザクションTl、T2について
考えると、 Tl  : Ll  (a)Ll  (b)Ul  (
a)Ul  (b)T2  : L2  (b)L2 
 (a)U2  (a)U2  (b)で表わされ、こ
の2つのトランザクションTl。
T2を割振りしたスケジュールがLl  (a)L2(
b)・・・から始まったとする。トランザクションTI
およびT2はそれぞれ相手側が次のステップで占有すべ
きデータを既に占有しているので、両トランザクション
TI、T2はともに次のステップに進めなくなり、いわ
ゆるデッドロックが発生する。
そこで、2相ロツクによる一貫性制御の判定にはデッド
ロックが発生するので、このデッドロックを検出するた
めの検出規約が設けられている。
■、他のトランザクションがロックしているデータに対
するロック要求に対して有向フラグを作る。グラフの節
点vlはトランザクションT1に相当する。
■、トランザクションTIのロックしているデータaに
対し、トランザクションTjがロック要求を出している
とき、vjからviヘフラグaを付けた有向枝を付ける
■、以上の操作を繰返し可能な枝を全てについて生成す
る。
このような操作を行って得られたグラフが閉路を持たな
いこと、デッドロックが起らないことが必要条件である
ことは自明である。第6図は検出規約■、■に従ってデ
ッドロックの発生グラフを示した図である。
(発明が解決しようとする課題) 従って、以上のような手続きにしたがってデッドロック
を検出したとき、閉ループ生成に関係するトランザクシ
ョンのうちの1つを選択し、最後あるいはそれよりも前
に遡って要求手続きをキャンセルし、その後適当な遅延
時間を置いてそのスケジュールを実行する。いわゆるロ
ールパック処理が行われているが、この方法は分散型デ
ータベースシステムには次の理由から適当なものでない
(イ)、ロールパック処理に使用する遅延時間は一義的
に決定できない。あまり短い時間を設定するとロールパ
ック処理の再試行が必要となり、これに伴ってCPU間
の通信オーバーヘッドが大きくなり、システムのバーフ
ォマンスが極端に低下する。(ロ)、デッドロックが複
数のスケジュール実行ポイントで発生した場合、各ポイ
ントについて順次ロールパック処理を繰返していく必要
があるので、非常に複雑なアルゴリズムとならざるを得
ない。
本発明は以上のような点に鑑みてなされたもので、比較
的簡単なアルゴリズムを用いてファイル更新の一貫性制
御のときに生ずるデッドロックを完全に防止し得、しか
も分散型データベースシステムに容易に適用しうる分散
型データベースにおける一貫性制御のデッドロック防止
方式を提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段および作用)本発明方式は
上記目的を達成するために、ロック要求に先立ちあるC
PUのトランザクションがアクセスすべきCPUのデー
タベースファイルに対してロック予約情報を送出すると
、そのロック予約情報を受付けた各CPUはそのロック
予約情報をロック予約リストに登録する。このロック予
約情報の登録後、あるCPUのトランザクションがロッ
ク要求情報を送出すると、ロック要求情報を受取ったC
PUはロックリストから他のトランザクションがロック
中であるかあるいは前記ロック予約リストのタイムスタ
ンプからデッドロック発生の可能性を判断する。そして
、この判断結果からロック中でありまたはデッドロック
発生の可能性有りの場合にはロック要求待ちリストに前
記ロック要求情報を登録し不許可情報をロック要求先に
送出し、一方、前記判断結果、ロック中でなく、かつ、
デッドロック発生の可能性がない場合にはロック許可を
与えることにより、デッドロックを発生させずに一貫性
制御を実現するものである。
(実施例) 以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。第1図は本発明方式を適用してなる分散型データベー
スシステムの概略構成図であって、これはLANII上
に複数台のワークステーション12..122.・・・
、121が分散配置され、かつ、各ワークステーション
121,122゜・・・、121にはそれぞれデータベ
ース131゜132、・・・、131が設けられている
。これら各ワークステーション121,122. ・・
・、121はそれぞれCPU本体および入出力端末機器
等で構成されている。これら各ワークステーション12
1.122.・・・、12Iはそれぞれ他のワークステ
ーション121,122.・・・、12Iの所有するデ
ータベース131,132.・・・、131をアクセス
して所望とするデータ処理を実行するが、このデータベ
ースシステムとしては後述する第2図に示すようなアル
ゴリズムに基づいて一貫性制御によるデッドロックの発
生を防止する。
そこで、先ず、本発明方式を実現するための前提条件を
述べる。
(a)  先ず、あるトランザクションTIがあるデー
タベースの必要とする資源(データ)の集合をR1とし
、このトランザクションTIが上記データ集合R1につ
いて処理開始を要求するとする。
(b)  このトランザクションTIにおけるデータ集
合R1の要求時、既に他のトランザクションT2がデー
タR1およびR2を要求している場合がある。従って、
このデータ集合R1とR2との間でデッドロック発生の
可能性があるものとする。
(C)  そこで、かかる場合にはトランザクションT
1が要求する資源R1を一度バッファリングし、その後
、資源R3とR2の間にデッドロック発生の可能性がな
くなったとき、トランザクションT1が資源R1を取込
んで処理を開始すればよい。
そこで、以上のような前提条件をもったアルゴリズムを
実現するには、トランザクションTlの開始時刻を分散
型データベースシステム共通の時刻として認識する手段
が必要となってくるが、これは例えばシステムの立上り
時点に各ワークステーション12.,122.・・・、
12IのCPU時刻を零時とし、その後、相互に通信を
行ったときに自己CPUのCPU時刻(各サイトCPU
時刻)とCPU、No (各サイトCPU、NO)を添
え、かつ、CPU、Noに優先度を付ければ、システム
共通に一定の時刻を得ることができ、時刻認識が可能と
なる。なお、上記各サイトCPU時刻と各サイトCPU
、Noの組をタイムスタンプ時刻と呼ぶ。
次に、上記(a)〜(c)の前提条件を実現するための
アルゴリズムについて第2図を参照しながら具体的に述
べる。
■、あるCPUのトランザクションTlが処理開始前に
、トランザクションTl内でアクセスする全てのファイ
ル群に対してREAD/WRITEのロック予約情報を
出力する(ステップSl)。
この時のロック予約情報は、 (1,T、Ts  (p)、Fa、Fb、−・司である
。■はロック予約要求の識別コード、Tはトランザクシ
ョンT1を実行するタスク名、Ts(p)はトランザク
ションT1のタイムスタンプ、Fa、Fb、・・・はト
ランザクションT1がREAD/WRI TEを行う全
てのファイル名である。
■、ロック予約要求の識別コードIに基づきロック予約
情報を受付けた各CPUは、Fa、Fb。
・・・による対象ファイルの予約リストにタスク名Tお
よびタスクスタンプTs  (p)を登録する(ステッ
プS2)。つまり、このステップS2はトランザクショ
ンT1の要求資源に対するバッファリングを行うことに
ある。
■、以上のような状態において各CPUは実際にファイ
ルをアクセスする直前にREAD/WRITEのロック
要求情報を出力する(ステップS3)。このときのロッ
ク要求情報は、(J、T、Fl である。但し、Jはロック要求の識別コード、Tはロッ
ク要求を実行するタスク名、Fはロック要求を行うファ
イル名である。
■、このロック要求の識別コードJに基づくロック要求
情報を受取った各CPUは、それぞれ自己のデータベー
スファイルのREAD/WRITEロックリストをチエ
ツクしくステップS4)、他のトランザクションについ
てロック要求が行われている旨の登録があるか否かを判
断する(ステップS5)。ロック要求登録があると判断
したときにはデッドロック発生の可能性がないが現にロ
ック許可の下にロック要求を行っているのでステップS
6に移行し、ロック要求をREAD/WRITE待ちロ
ックリストに登録した後、ロック要求先にロック不許可
の通知を行う(ステップS7)。
ステップS5において他のトランザクションについてロ
ック要求の登録がない場合には自己のデータベースファ
イルに既に登録されているREAD/WRI TEロッ
ク予約リストをチエツクしくステップS8)、ロック要
求を行っているトランザクションのタイムスタンプより
も小さいタイムスタンプのトランザクションがあるか否
か(ステップS9)、つまり両トランザクションのロッ
ク要求についてデッドロック発生の可能性があるか否か
を判断し、可能性がある場合には前述したステップS6
.S7に移行し、一方、ロック要求を行っているトラン
ザクションのタイムスタンプが最も小さい場合にはデッ
ドロック発生の可能性がないと判断してロック許可を行
う(ステップ510)。
従って、以上のような本発明方式の実施例によれば、あ
るトランザクションがロック要求を行っているとき、そ
れを受けたCPUが自己のデータベースのロックリスト
から他のトランザクションからのロック要求の登録の有
無を調べ、ロック許可中である場合、あるいはロック要
求の登録がな□くてもロック予約リストからロック予約
情報のタイムスタンプから小さいタイムスタンプのトラ
ンザクションがあれば、それぞれツク要求をREAD/
WRI TE待ちロックリストに登録し、一方、ロック
要求登録がなく、かつ、自己のタイムスタンプが最も小
さいときにはロック許可を与えるようにしたので、比較
的簡単なアルゴリズムでデッドロックの発生を防止でき
、しかも各CPUでそれぞれ判断しながら行うために分
散型データベースシステムに容易に適用できる。
[発明の効果] 以上詳記したように本発明によれば、一貫性制御を用い
て確実にデッドロックの発生を防止でき、かつ、分散型
データベースシステムに容易に適用できる分散型データ
ベースにおける一貫性制御のデッドロック防止方式を提
供できる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明方式を適用したなるシステム構成図、第
2図は本発明方式の要旨となるデッドロック防止用アル
ゴリズム図、第3図ないし第6図は従来の一貫性制御を
説明するために示したもので、第3図は一貫性制御が不
成立となる場合の有向グラフ、第4図は一貫性制御が成
立する場合の有向グラフ、第5図は2相ロツク規約が一
貫性制御を成立させるための十分条件を示す図、第6図
はデッドロック発生の場合の有向グラフである。 11・・・LAN、121〜12i・・・ ・・・ワー
クステーション、131〜131・・・ ・・・データ
ベース。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1図 第3図 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 LAN上にそれぞれ個別にデータベースを持った複数の
    ワークステーションが接続され、各ワークステーション
    のCPUが所望とするワークステーションのデータベー
    スファイルのデータを用いてデータ処理を行う分散型デ
    ータベースシステムにおいて、 ロック要求に先立ちあるCPUのトランザクションがア
    クセスすべきCPUのデータベースファイルに対してロ
    ック予約情報を送出すると、そのロック予約情報を受付
    けた各CPUはそのロック予約情報をロック予約リスト
    に登録するロック予約情報登録手段と、 このロック予約情報登録手段によるロック予約情報の登
    録後、あるCPUのトランザクションがロック要求情報
    を送出すると、ロック要求情報を受取ったCPUはロッ
    クリストから他のトランザクションがロック中であるか
    あるいは前記ロック予約リストのタイムスタンプからデ
    ッドロック発生の可能性を判断する判断手段と、 この判断手段の判断結果からロック中でありまたはデッ
    ドロック発生の可能性有りの場合にはロック要求待ちリ
    ストに前記ロック要求情報を登録し不許可情報をロック
    要求先に送出するロック要求待ち手段と、 前記判断手段の判断結果、ロック中でなく、かつ、デッ
    ドロック発生の可能性がない場合にはロック許可を与え
    るロック許可手段とを備えたことを特徴とする分散型デ
    ータベースにおける一貫性制御のデッドロック防止方式
JP63230960A 1988-09-14 1988-09-14 分散型データベースにおける一貫性制御のデッドロック防止方式 Pending JPH0277960A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63230960A JPH0277960A (ja) 1988-09-14 1988-09-14 分散型データベースにおける一貫性制御のデッドロック防止方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63230960A JPH0277960A (ja) 1988-09-14 1988-09-14 分散型データベースにおける一貫性制御のデッドロック防止方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0277960A true JPH0277960A (ja) 1990-03-19

Family

ID=16916016

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63230960A Pending JPH0277960A (ja) 1988-09-14 1988-09-14 分散型データベースにおける一貫性制御のデッドロック防止方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0277960A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5845117A (en) * 1993-03-19 1998-12-01 Fujitsu Limited Deadlock detecting device
JP2011248584A (ja) * 2010-05-26 2011-12-08 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 分散データ管理システム、データサーバ、トランザクションサーバ、分散データ管理方法、プログラム
CN104391754A (zh) * 2014-10-13 2015-03-04 北京星网锐捷网络技术有限公司 一种任务异常的处理方法及装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5845117A (en) * 1993-03-19 1998-12-01 Fujitsu Limited Deadlock detecting device
JP2011248584A (ja) * 2010-05-26 2011-12-08 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 分散データ管理システム、データサーバ、トランザクションサーバ、分散データ管理方法、プログラム
CN104391754A (zh) * 2014-10-13 2015-03-04 北京星网锐捷网络技术有限公司 一种任务异常的处理方法及装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH02226442A (ja) データベースシステムのデッドロック防止方式
Herlihy Apologizing versus asking permission: Optimistic concurrency control for abstract data types
US9756469B2 (en) System with multiple conditional commit databases
US7810098B2 (en) Allocating resources across multiple nodes in a hierarchical data processing system according to a decentralized policy
Dayal et al. A transactional model for long-running activities
KR101209023B1 (ko) 코디네이트된 오브젝트를 갖는 변경 컴퓨터 아키텍쳐
US4480304A (en) Method and means for the retention of locks across system, subsystem, and communication failures in a multiprocessing, multiprogramming, shared data environment
JPS61233849A (ja) デ−タベ−ス排他制御方法
US7299229B2 (en) Grid quorum
CN110163572A (zh) 一种链码函数处理方法、装置及设备
CN111444002A (zh) 一种任务调度方法及装置
JPH0277960A (ja) 分散型データベースにおける一貫性制御のデッドロック防止方式
TWI334981B (en) Method and computer program product for providing distributed storage configuration control within a cluster of storage devices in a storage network
Busetta et al. A reliable computational model for BDI agents
Siek et al. Atomic RMI 2: Highly parallel pessimistic distributed transactional memory
Ramamohanarao et al. Transaction oriented computational models for multi-agent systems
Zhao et al. High-throughput state-machine replication using software transactional memory
Jajodia et al. Multilevel secure transaction processing
Laux et al. Escrow serializability and reconciliation in mobile computing using semantic properties
JPS6320634A (ja) 計算機資源排他制御方式
Hamied et al. Transaction Management and Concurrency Control
JP2569918B2 (ja) デッドロック発生装置
Falazi et al. Transactional cross-chain smart contract invocations
Raghav A study of Concurrency control techniques in Distributed database
XiaoLing A Deadlock Prevention Algorithm for The Two-Phase Locking Protocol Based on Petri Net