JPH0275727A - O型エンジン構造体 - Google Patents

O型エンジン構造体

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JPH0275727A
JPH0275727A JP21169288A JP21169288A JPH0275727A JP H0275727 A JPH0275727 A JP H0275727A JP 21169288 A JP21169288 A JP 21169288A JP 21169288 A JP21169288 A JP 21169288A JP H0275727 A JPH0275727 A JP H0275727A
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JP
Japan
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combustion chamber
movable wall
wall members
wall member
movable
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JP21169288A
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Ping Yang
ピン・ヤン
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  • Combustion Methods Of Internal-Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 背景技術 本発明は少なくとも三つの可動な側壁部材と二つの不動
な壁部材を有しておりかかる可動な側壁部材が実質的に
同時に動くことを特徴とする内燃式エンジンに係る。
通常の内燃式エンジンは、堅固な側壁部材によって形成
されている燃焼室を有しており、かかる燃焼室はクラン
ク軸又はそれと同様な駆動列装置を駆動するために作動
するピストンのような単一の=1動部材だけを有してお
り、かかる内燃式エンジンに於ては、ピストン運動の軸
線に対して直角方向の膨張ガスの運動は浪費される、と
いうのはかかる方向の力によって発揮されるエネルギは
ピストン運動の軸線に対して平行である膨張ガスの下方
の力に付加されないからである。かくしてピストンヘッ
ド上に働いている動力として利用され得る下方の駆動力
に対して潜在的に付加的である力が、燃焼室を形成する
強固な側壁部材上に浪費されるのである。本発明ではか
かる現在浪費されている力が動力として利用され、それ
は1又はそれ以上の平面内でピストンとして作動する可
動な側壁部材を提供することによって達成され、かかる
ピストンは一方向的下方にではなく1又はそれ以上の平
面内に導かれる力によって作動される。
バスタ(Buske )に付与された米国特許第369
2005号に於てもまたピストンとして作動する可動壁
を提供することが記述されている。しかしながら彼の特
許には欠点がある。本発明はバスク氏のエンジンの問題
を解決しており、従って可動壁部材を使用する内燃式エ
ンジンに於てかがる可動壁部材の摩擦とエンジンに存在
するトルクが最小化され更に製造費用が最小化されるこ
とができる。
前記バスク氏の特許では燃焼室のシール装置としてばね
を具備するヘドロンか使われている。従って燃焼室の最
小厚さは自己シールの条件として維持されなければなら
ない。
更にガスが燃焼室壁部材の中間で燃焼するとき、前記燃
焼室壁部材上の力が加わる位置は前記へドロンによって
歯車にスラストが伝えられる位置と同一直線上にはない
。かくしてトルクが存在しそれによってヘドロンか不均
一に摩耗することとなる。
本発明の目的及び概要 本発明の目的は現存する内燃式エンジンよりも高い効率
を有する内燃式エンジンを提供することである。
本発明の他の目的は製造及び燃料消費に於て経済的であ
る内燃式エンジンを提供することである。
本発明の更に他の目的は比較的保守点検が自由であり且
連続運転後に修理又は調整が必要となったとき保守点検
が容品である内燃式エンジンを提供することである。
本発明の更に他の目的は、燃焼室が少なくとも三つの可
動な側壁部材を有しており、かかる側壁部材は少なくと
も二つの堅固に固定された側壁部材に対して独立的に往
復運動することができ、従来技術に於て単一のピストン
の縦軸に沿った方向に向いていない本来なら浪費される
べき燃焼によって発生するエネルギを動力として利用す
ることによって効率を高めることができることを特徴と
する内燃式エンジンを提供することである。
更に本発明のより重要な目的は前記側壁部材の往復運動
をクランク軸に連結するために適した回転運動に変換す
るための比較的簡単な手段を有する内燃式エンジンを提
供することである。
本発明の更により重要な目的は摩擦が最小になるように
構成されている可動な側壁部材を存する内燃式エンジン
を提供することである。
本発明の更に他のより重要な目的は、燃焼ガスの点火後
に燃焼室壁部材上に加わる力の位置をスラストを外方に
変換する位置に対して同一直線上にあるように向けるこ
とによって側壁部材に働くトルクが除去されることを特
徴とする可動壁を有しており、それによって各部品の不
平衡と不均一な摩耗が除去されることを特徴とする内燃
式エンジンを提供することである。
本発明のこれらの及び他の目的は以下の図面についての
説明と組合せて以下の簡単な説明からより明瞭になるで
あろう。
簡単に言えば本発明による装置は第一の最良の実施例に
於ては、少なくとも二つの堅固に固定された内側壁部材
壁面及び往復運動可能に装着された少なくとも三つの可
動な内側壁部材壁面であって燃焼室の内部容積を収縮さ
せる第一の位置から燃焼室の内部容積を膨張させる第二
の位置まで往復運動することができるように構成されて
いる可動な内側壁部材壁面とを存する燃焼室と、前記燃
焼室内に取付けられており前記燃焼室内のガスを選択的
に点火するように構成された点火装置と、前記ガスを選
択的に燃焼室に吸入し且燃焼室から排出するように構成
された装置と、を含む。
各壁面は比較的薄い堅固な壁部材によって郭定されてお
り、各壁部材の一方の端部は隣接する壁部材の内側壁面
に接触しながら滑動することができる。細長いエキステ
ンション装置が各可動な壁部材の外側に、他の壁部材面
に接触している端部に隣接し且隣接する内側壁面に実質
的に平行に延在するように取付けられている。かかる細
長いエキステンション装置によって、かかるエキステン
ション装置が取付けられている壁部材の運動に対応した
往復直線運動が提供される。前記隣接する内側壁面上に
、前記エキステンション装置を支持し且前記往復直線運
動を回転運動に変換するための装置が備えられている。
更に前記可動な壁部材の各々によって発生する回転運動
をクランク軸に連結するに適した同期的な回転運動に連
結するための装置が備えられている。
本発明の装置の他の好ましい実施例は、一つの長方形形
状と少なくとも二つの堅固に固定された内側壁部材面と
往復可動に装着された三つの可動な内側壁部材面であっ
て燃焼室の内部容積を収縮させる第一の位置から燃焼室
の内部容積を膨張させる第二の位置まで往復運動するこ
とができるように構成された可動な内側壁部材面とを有
する燃焼室と、前記三つの可動な内側壁部材面がかかる
内側壁部材面が内燃式エンジンの通常のピストンに見出
されるのと極めて類似している共通のクランク軸に相互
に連結されているという理由のために燃焼室の内部容積
を収縮させる前記第一の位置で保持されることができる
ように共働的に連合していることと、前記燃焼室内に取
付けられており前記燃焼室の内部に延在するスパークギ
ャップターミナルを有する点火プラグと、前記燃焼室内
に配置されており前記燃焼室の内側方向に開口している
一対の吸入弁及び排気弁と、を含むことを特徴としてい
る。
かかる実施例に於ては、細長いエキステンション装置枠
が横方向とそれに直角方向の両方向に可動な一つの可動
壁の外側に直角に配置されている。
かかる細長いエキステンション装置枠には前記壁部材に
取付けられた端部に於て歯車装置が伺えられており、そ
れによって前記可動な壁部材は前記壁部材の外側に取付
けられており且歯が備えられている棒と連結することに
よって横方向に運動する。前記細長いエキステンション
装置枠の反対側の端部は前記可動な壁部材に付属する他
の細長いエキステンション装置枠の対応する端部にそれ
ぞれ連結されており、かかる組合された直角方向の運動
は集められてクランク軸を駆動するために直線運動に変
換される。
燃焼室の収縮と膨張を可能にするための他の装置もまた
提供されており、かかる装置ではトラックに連結された
可動な壁部材の内側方向及び外側方向の運動によって達
成される。最後に前記可動な壁部材の端部の摩耗によっ
て燃焼室のシール部が損失することを防止するためのピ
ストンリングに類似したU形部材が提供される。
最良の実施例の説明 図面の符号について説明すると同様な部品には同一の参
照符号が使われている。第1図は本発明の内燃式エンジ
ンの実施例を示す。説明と記述を容品化するために、図
面には本発明のうち関連ある特徴部分のみが図示されて
おり第2図に描かれているような場合を除き内燃式エン
ジンの他の通常の特徴部分は示されていない。
この実施例に於て燃焼室200は可動な壁部材201.
202.203及び204によって郭定される。かかる
壁部材は比較的薄く且実質的に堅固である、即ち燃焼過
程で生ずる力に耐え得るに十分な剛性を有する。
各!2部材は二つの端部によって郭定される。壁部材2
01を見ると、一方の端部201aが壁部材204に隣
接して配置されており且かかる壁部材と滑動可能に接触
する位置関係にある。壁部材201の外側面上であって
端部201a近くには細長いエキステンション装置20
5が装着されている。かかる細長いエキステンション装
置205はロッドの形状をしていると都合がよいが、同
一目的を達成することができる他の形態が適切に使われ
てよい。前記エキステンション装置205は隣接する壁
部材204に対して実質的に平行であり、かかるエキス
テンション装置によって壁部材201の運動に対応して
往復直線運動が提供される。
壁部材204に対する壁部材201の運動に関して説明
すると、壁部材204には二つのカラー206及び20
7が備えられており、それによって前記エキステンショ
ン装置205が壁部材204に対して所定の位置関係で
保持されることが理解されよう。更にカラー206の内
側には歯205aと噛合う歯車208が備えられており
、前記歯205aは前記エキステンション装置205の
一方の側面上に形成されている。前記壁部材201の他
端201b近くには隣接する壁部材202から延在して
配置されている細長いエキステンション装置を支持する
ための装置であってかかるエキステンション装置の往復
直線運動を回転運動に変換するための装置が備えられて
いる。
かくして各壁部材201.202.203及び204に
は、同様な細長いエキステンション装置及び前記エキス
テンション装置を支持し且往復直線運動を回転運動に変
換するための装置が備えられている。
各回転変換装置即ち歯車208には、前記各可動な壁部
材201.202.203及び204から起因する回転
運動を同期的回転運動に連結するための装置が付属され
ている。以上は他のエキステンション装置209によっ
て達成されることができ、かかるエキステンション装置
はロッドの形状であることが好ましく、各端部には歯2
09a及び209bが備えられており、前記m 209
 aは歯車208と噛合い、前記歯209bはクランク
軸210即ち共通の歯車210gと噛合う。歯車210
aを支持しているクランク軸210はロッド211によ
ってより小さいクランク軸212に連結されている。小
さいクランク軸212は輸送機関の車輌に連結されてお
り、それによってクランク軸212が回転することによ
って車輌が回転する。
作動中前記エキステンション装置205が上方又は下方
に動くとそれによって歯車208が同転する。歯車20
8が回転すると前記エキステンション装置209が移動
し、それによって歯車208の回転運動がクランク軸2
10の回転運動に連結される。クランク軸210は振子
と類似しており、エキステンション装置209の運動に
対応して前後に動く。クランク軸210はロッド211
によってより小さいクランク軸212に連結されており
、それによってクランク軸212はクランク軸210の
ように前後に振動する代わりに回転する。
選択的に燃焼室200内にガスを吸入し且燃焼室200
からガスを排出するための装置として、一対の吸入弁2
17及び排気弁218がそれぞれ静止側壁部材221内
に配置されており、かかる弁は前記側壁部材221を貫
通して内部に開口しておりそれによって吸入ボート21
4及び排気ボート215がそれぞれ提供され、それによ
って燃焼室200内にガスが収容される。
ガスを選択的に点火するための点火装置として点火プラ
グ219が燃焼室200内に配置されており、前記点火
プラグは静止側壁部材221内に取付けられており、前
記側壁部材221を貫通し燃焼室200内に延在する通
常のスパークギャップターミナルを有する。
可動な壁部材201.202.203及び2゜4と、固
定された壁部材220及び221によって燃焼室200
が郭定される。
壁部材220及び221はロッド232によって隔置さ
れた位置関係で保持されており、前記ロッドはばね23
1及びナツト230によって固定されている。このよう
にして圧力が前記壁部材220及び221に加わりそれ
によって壁部材220.221.201.202.20
3及び204の間に適切な係合が確保され、それによっ
て燃焼室200の適切なシールが達成される。
本発明の装置の他の好ましい実施例では、第4図に示さ
れるような三角形形状の囲いの形に作られた燃焼室が含
まれており、かかる図に含まれる符号200Lから20
81までは上で記述された符号201から208が付け
られた各構成部品と同様である。
以上記述されてきた実施例は製造が簡11iで且経済的
である。可動部分間の接触面積は最小であるが、壁部材
201.202.203及び204が燃焼によって生ず
る力によって曲げられないように材料が十分硬く且剛性
を有する限り前記壁部材を極めて薄い厚さに減少させる
ことができそれによって前記接触面積をより少なくする
ことができる。結局燃焼中に発生するトルクは燃焼室そ
れ自体の外側即ちカラー206及び207の部分に及び
その反対側の壁部材上の対応する部品に発生する。
これらの燃焼室200の二つ又はそれ以上を単一のクラ
ンク軸210に作動可能に備付けてよく、それによって
多数のピストンの作動による平衡が提供される。
以上の記述から、本発明による装置は以Fのように使わ
れることができるということが容品に理解されるであろ
う。
吸入弁217が開くと、供給ホースを経由し吸入ボート
214を通った可燃ガスが燃焼室200内に入り、その
後前記吸入弁は閉じて燃焼室2゜O内にガスが収容され
る。
静止側壁部材220及び221と境界を有する可動な側
壁部材201.202.203及び2゜4が内側方向に
押付けられ、それによって燃焼室200の内部容積が減
少しかくして内部のガスが圧縮される。点火プラグ21
9によって、側壁部材221を貫通し燃焼室200内に
延在するスパークギャップターミナルに火花が生ずる。
可燃ガスが点火されそれによって可動な側壁部材201
.202.203及び204が外側方向へ押付けられる
。一方が各壁部材201.202.203及び204に
係合されているエキステンション装置205は前記側壁
部材の運動によって運動化され、それによって上で記述
されたように機械的な連結によってクランク軸210が
回転する。
このような膨張動力サイクルが完了した後、クランク軸
の連続的な運動によって前記可動な側壁部材201.2
02.203及び204が共に内側方向に押付けられ、
それによって燃焼室200の内部容積が減少する。かか
る内側方向の運動と同時に、排気弁218が開き排気ボ
ート215によって排ガスが排気管を経由してエンジン
装置から排気され、それによってエンジン燃焼サイクル
が完了する。
排気ガスが排出されると、吸入弁217が開き、吸入ボ
ートによって更に可燃ガスがエンジン装置に入り一連の
工程が再び開始する。
他の実施例として第5図には、カバー100(第6図に
図示)と共働して全ての部品をシールするカバー101
を有する内燃式エンジンの側面図が示されている。第6
図に関して説明すると、垂直な側面であるカバー100
及び101はまた燃焼室の静止壁部材として働く。
第5図に於て全てのエンジン部品を潤滑するためのエン
ジンオイルがチャンバ102内に備えられている。ボー
ト連結装置124が貯槽(図示されてない)に連結して
おり、それによって燃焼室190が膨張すると余分な工
°ンジンオイルが前記ボート連結装置124を通って排
出され、燃焼室190の体積が収縮するときエンジンオ
イルは前記ボート連結装置124を通ってエンジン内に
流入する。
この実施例に於て、可動な壁部材は110.140.1
41及び142の符号が付けられている。
端部138及び139を有する棒129が壁部材140
に固定されている。棒129の一方の側面上には歯13
7が備えられている。細長い棒106は一方の端部近く
に孔を有しており、それによって棒129が直角方向に
貫通することが許される。棒106及び129の形状は
、棒106が可動な壁部材140に垂直になるように構
成される。
案内105がカバー101に固定的に取付けられており
且前記案内105には往復直線運動する棒106を受入
れるためのガイド装置が備えられており、前記ガイド装
置によって棒106の運動が可動な壁部材140に対し
て垂直に維持される。
歯131が前記カバー101に固定的に取付けられてい
る。歯131と噛合う歯車132は歯車箱133内に保
持されており、かかる歯車箱は棒106に固定的に取付
けられている。棒106が燃焼室190から外側方向に
動くとき、歯車132は時計方向に回転し、棒145及
び143によって歯車136が回転しそれによって壁部
材140が横方同左へ動く。歯車132及び136は、
横方向に動く壁部材140の速度が縦方向に動く棒10
6の速度に等しくなるような形状に構成される。同様に
棒122.123及び108は棒106と同一の速度で
動き、それによって壁部材141の横方向の運動の速度
もまた同一となり、従って壁部材140及び141の接
触が維持される。
同様に壁部材140及び110.110及び142.1
42及び141は棒122及び108が横方向に運動し
且棒106及び123が垂直方向に運動する間に常に接
触した状態で維持される。従って燃焼室190は膨張及
び収縮工程中宮にシールされている。
他の壁部材141.142及び110の各々にはそれぞ
れ棒156.179及び111が備えられており、その
各々は一側面上に歯を有することが示されている。細長
い棒122.123及び108は一端近くに孔を有して
おり、それによって棒156.179.111がそれぞ
れ直角方向に貫通することが許される。
前記カバー101に固定的に取付けられた案内155.
154及び107には、それぞれ細長い棒122.12
3及び108を受入れるための案内装置が備えられてい
る。
歯161.171及び119が前記カバー101に固定
的に取付けられている。歯161.171.119とそ
れぞれ噛合う歯車162.172.1]8はそれぞれ歯
車箱163.173、及び121内に保持されており、
かかる歯車箱はそれぞれ細長い棒122.123及び1
08に固定的に取付けられている。各運動は上で記述さ
れたのと同一の方法で連結されており、燃焼室190が
収縮及び膨張すると可動壁部材140によって可動壁部
材141.142及び110が横方向に動き、それに付
属する棒122.123及び108がそれぞれ内側及び
外側方向に動く。
歯車103によって棒106の運動がかかる運動方向に
直角な方向に変換される。歯車151及び152によっ
て棒122の運動がその運動方向と反対方向に変換され
る。歯車153によって棒123の運動がその運動方向
に対して直角方向に変換される。かかる運動の全てはク
ランク軸(図示されてない)に連結された棒104に集
められ、それによってエンジンから外方へのスラストに
変換される。
ボート180及び181によってそれぞれ人口装置及び
出口装置が提供され、それによってカバー100及び1
01の内部に冷却水が流入しかかる冷却水は循環しそれ
によってエンジン燃焼工程で発生する熱が運び去られる
。ねじ188によってカバー100及び101がシール
される。
第6図は第5図の実施例の正面図である。点火プラグ1
99が燃料入口装置195及び排ガス排気装置196に
沿って備えられており、それによって燃料が燃焼室19
0内に導入され、かかる燃料が燃焼し且排ガスが排出さ
れる。
点火プラグ199は燃焼工程でディーゼル燃料が使われ
る場合には取除かれてよい。かかる場合燃料噴射装置(
図示されてない)が点火プラグ199の代りに置換えら
れる。
第9図には他の実施例が図示されており、かかる図では
三角形の燃焼室を形成する三つの可動な壁部材140“
、142#、110#が図示されており、プライムが二
つ付加された符号は第5図に於けるプライムがない符号
と同様な部品を指示している。
第9図に図示されている装置の作動は第5図で図示され
ている装置の作動と同一であるが、矢印N方向に動く壁
部材1.10 ”の速度は矢印M方向に動く棒115″
の速度のf丁倍であり、それによって燃焼室の所定のシ
ールが提供されるという点だけが異なる。歯車118”
及び116”はかかる成果を達成するために適切な径及
び歯数を有する。
第10図は第5図の一つの望ましい実施例であるが、第
5図で必要とされたよりもより少ない部品しか示されて
いない。第10図では、第5図の131.132.13
3.145.143.134.136及びt!1137
と同様な部品が全て取除かれている。その代わり第10
図ではトラック400.401.402及び403が備
えられているのが示されている。
トラック400及び402はX2−x4に平行である。
棒407が横方向に動くと、壁部材420はそれと直角
に同一の速度で動く。壁部材421.420.422及
び423は同一の速度で燃焼室の中央に向って又は燃焼
室の中央から離れる方向に動くから、壁部材420は壁
部材421と同一の速度で動く。それ故壁部材421及
び420は常にお互いにシールされた状態で接触してい
る。壁部材421及び422、壁部材422及び423
、壁部材423及び420に関しても同様である。かく
して燃焼室は常にシールされている。
第12図は第10図と同一の作動原理に基くが、トラッ
ク410がY、−yaに平行である点が異なる。トラッ
ク411はY2−Y4に対して平行であり、トラック4
12はY3−Y5に平行であり、一方Y、−y、はya
−Y3に垂直であり、Y2−Y4はY、−Y3に垂直で
ありIY3−Y5はY、−Y2に垂直である。
壁部材420.421.422及び423の運動はそれ
ぞれトラック401.400.403及び402によっ
て規制される。第11図には壁部材421の前側面42
1′及びトラック400′の一部分が分離された位置関
係にて図示されている。壁部材の前側面421′の凸部
はトラック400°の凹部に嵌込まれる。かくして壁部
材421の位置はトラック400によって規制される。
再び第5図について説明すると、壁部材140.141
.142及び110はお互いに対して及びカバー100
及び101に対して一定の早さで動いていることが明ら
かである。壁部材の端部は摩耗することがあり、従って
その場合には完全なシールは不可能となる。第13a図
から第20図にはかかるシール部の損傷を防止するため
の解決手段が示されている。第13a図には可動壁部材
の正面図が示されており、第13b図には側面図が示さ
れている。可動部材には端部301によって郭定される
スロット302が備えられており、第14図で示される
部品がその内部に含まれる。第19図には第13図及び
第14図に示される部品がどのようにして共働するかに
ついて図示されている。
第14図に示されているように摩耗減少部材はピストン
リングのように作動するが、しかしU形に構成されてい
る。第19図について説明すると、第13図及び第14
図を組合せたものが図示されており、それによって各部
品の目的が明確化されている。第19図に於てカバー1
0J’及び100′は第5図のカバー101及び100
と同一の目的を達するように働く。
第14図に於て三角形部320が示されている。
C形ばね315によって三角形部320に力が加わりそ
れによってかかる三角形部は適切に壁部材と付着する。
V形部材305〜311は金属ばねであり、かかるばね
は部材303及び304と係合しそれによって適切な壁
又はカバーとの接触が維持される。第19図に示されて
いるように、ばね308′及び309′によって部材3
03′がカバー101′に対して押付けられ、それによ
って強固な接触が維持される。ばね306′及び307
′によって部材303′及び304′が押付けられ、そ
れによってかかる部材の壁部材141′に対する接触が
維持される。ばね305′は部材303′及び304′
が離れる方向に力がかかるように働き、それによってか
かる部材はそれぞれカバー100+及び101′と強固
な接触を維持することができる。
第20図は第5図と同様な第19図の平面図であり、四
つの壁部材140’ 、141’ 、142′及び11
0′が前記摩耗減少部材の先端部材303に結合されて
い゛るのが示されている。
以上記述されてきた本発明に対して多くの変化、修正及
び変更が当該技術の分野の範囲内に於て勿論可能である
。かかる変化、修正及び変更が本発明及び特許請求の範
囲に記載された精神及び範囲内で可能であることが理解
されよう。同様にここで開示された本発明の実施例は全
ての変化、修正及び変更が網羅されており且本発明の精
神及び範囲から逸脱することのない限り単に説明のため
にのみ開示されているのだということが理解されよう。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の装置の好ましい実施例を示す燃焼室の
部分切断正面図である。 第2図は第1図の装置の部分断面側面図である。 第3図は歯を有するエキステンション装置の拡大部分図
である。 第4図は燃焼室が三角形である他の実施例の部分切断正
面図である。 第5図は本発明の装置の他の好ましい実施例を示す燃焼
室の部分切断正面図である。 第6図は第5図の線A−Aに沿って取られた断面図であ
る。 第7図は第5図に示される一つの可動壁とそれに付属す
る運動嚢換装置の側面図である。 第8図は第7図の線B−Bに沿って取られた可動部材の
断面正面図である。 第9図は第5図に示される燃焼室が三角形である他の実
施例の正面図である。 第10図は第5図に示される実施例と同様な他の実施例
の正面図である。 第11図は第10図の一部分を示す側面図である。 第12図は第10図に示される実施例と同様な他の実施
例を示す第9図と同様な正面図である。 第13a図は本発明で実際に使われた可動壁部材であっ
て摩耗減少部材を受入れる装置が備えられている可動壁
部材の正面図である。 第13b図は第13a図の可動壁部材の側面図である。 第14図は可動壁部材と組合せて使われる摩耗減少化部
材の平面図である。 第15図は第16図の線C−Cに沿って取られた断面図
を含む第14図の部分拡大断面図である。 第16図は第15図の部分拡大図の側面図である。 第17図は第14図の線F−Fに沿って取られた断面側
面図である。 第18図は第14図の線E−Hに沿って取られた断面側
面図である。 第19図は第13図及び第14図に図示されている部材
の組立体の側面図であるる。 第20図は可動部材同志及びそれに付属する摩耗減少部
材の関係を示す第5図と同様な正面図である。 100.100’ 、101.101′・・・カバー。 102・・・チャンバ、103・・・歯車、104・・
・棒。 105・・・案内、106・・・棒、107・・・案内
、108・・・棒、110.110″・・・壁部材、1
11・・・棒。 112.114・・・端部、115.115”・・・棒
。 116.116”・・・歯車、118.118”・・・
歯車、119.120・・・歯、121・・・歯車箱、
122.123・・・棒、124・・・ボート連結装置
、125.129・・・棒、131・・・m、132・
・・歯車、133・・・歯車箱、136・・・歯車、1
37・・・歯、138.139・・・端部、140.1
40’ 、140” 。 141.141’ 、141’、142.142′、1
42w・・・壁部材、143.145・・・棒、151
.152.153・・・歯車、154.155・・・案
内。 156・・・棒、161・・・歯、162・・・歯車、
163・・・歯車箱’、171・・・歯、172・・・
歯車、173・・・歯車箱、174.175.17つ・
・・棒、180.181・・・ボート、188・・・ね
じ、190・・・燃焼室。 195・・・燃料入口装置、196・・・排ガス排出装
置。 19つ・・・点火プラグ、200・・・燃焼室、201
・・・壁部材、  201 a 、 20 l b−・
・端部、202.203.204・・・壁部材、205
・・・エキステンション装置、205a・・・歯、20
6.207・・・カラー。 208・・・歯車、209・・・エキステンション装置
。 209a、209b−Ml、210・・・クランク軸。 210a・・・歯車、211・・・ロッド、212・・
・クランク軸、214・・・吸入ボート、215・・・
排気ボート、217・・・吸入弁、218・・・排気弁
、219・・・点火プラグ、220.221・・・壁部
材、230・・・ナツト、231・・・ばね、232・
・・ロッド、301・・・端部、302・・・スロット
、303.303’ 。 304.304′・・・部材、305.306.307
.308.309.310.311・・・V形部材。 315・・・ばね、320・・・三角形部、400.4
00’、401.402・・・トラック、407・・・
棒。 410.411.412・・・トラック、420.42
1・・・壁部材、421’・・・前側面、422.42
3・・・壁部材 FIG、1 A″1FIG、5 (方式・自発) 手続補正書 昭和63年10月3日 1、事件の表示 昭和63年特許願第211692号2
、発明の名称 0型工ンジン構造体 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住 所  アメリカ合衆国カリフォルニア用、ローズミ
ード、ドロシイ・ストリート 8220 氏 名  ビン・ヤン 4、代理人

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)内燃式エンジンにして、 二つの内側壁部材面及び往復運動可能に装着された少な
    くとも三つの可動な壁部材であってその各々が同時に横
    方向に且互いに関して直角方向に動くように構成された
    可動な壁部材と、 前記可動な壁部材の各々の外側に係合する装置であって
    前記可動な壁部材の各々が互いに直角方向に動くとき前
    記可動な壁部材の各々を同時に横方向に動かせしめそれ
    によって前記可動な壁部材の各々が直角方向に動く間前
    記燃焼室を連続的にシールされた状態で維持するための
    装置と、全ての直角方向の運動を一つの往復直線運動に
    なるように集め且かかる運動をクランク軸に伝達するた
    めの装置とを有する燃焼室と、 前記燃焼室内に取付けられており前記燃焼室内のガスを
    選択的に点火するように構成された点火装置と、 前記ガスを選択的に前記燃焼室内に吸入し且前記燃焼室
    から排気させるための装置と、 を含むことを特徴とする内燃式エンジン。
  2. (2)内燃式エンジンにして、 二つの内側壁部材面及び往復運動可能に装着された少な
    くとも三つの可動な壁部材であってその各々が同時に横
    方向に且互いに関して直角方向に動くように構成された
    可動な壁部材と、前記可動な壁部材の各々の外側に係合
    する係合装置であって前記可動な壁部材の各々が互いに
    直角方向に動くとき前記可動な壁部材の各々を同時に横
    方向に動かせしめそれによって前記可動な壁部材の各々
    が直角方向に動く間前記燃焼室を連続的にシールされた
    状態で維持するための係合装置と、全ての直角方向の運
    動を一つの往復直線運動になるように集め且かかる運動
    をクランク軸に伝達するための集合装置とを有する燃焼
    室であって、 前記係合装置は歯を備えており且前記可動な壁部材の各
    々の外側に取付けられた棒と、前記取付けられた棒に対
    して直交する細長いエキステンション装置棒であって前
    記取付けられた棒を貫通して受入れるための孔を一方の
    端部近くに備えるエキステンション装置棒と、前記細長
    いエキステンション装置棒上に装着された歯車装置であ
    って一つの静止壁部材上の歯車装置及び前記取付けられ
    た棒と共働的に係合しそれによって前記細長いエキステ
    ンション装置棒の内側方向及び外側方向の運動を前記可
    動な壁部材の横方向の運動に変換するための歯車装置と
    を含んでおり、 前記集合装置は前記可動な壁部材のそれぞれの運動を組
    合せて前記クランク軸に伝達するために単一の往復直線
    運動に変換するための装置を含むことを特徴とする燃焼
    室と、 前記燃焼室内に取付けられており、前記燃焼室内に延在
    するスパークギャップターミナルを具備しており、前記
    燃焼室内のガスを選択的に点火するように構成された点
    火プラグと、 前記燃焼室内に配置されており、前記燃焼室内に開口し
    ている一対の吸入弁及び排気弁であって、前記ガスを選
    択的に前記燃焼室内に吸入し且前記燃焼室から排気させ
    るための吸入弁及び排気弁と、を含むことを特徴とする
    内燃式エンジン。
  3. (3)一つの可動壁部材と係合する摩耗減少化部材であ
    って、前記摩耗減少化部材の上端部、底部及び側端部に
    沿ってスロットが備えられており、前記上端部及び底部
    に沿って静止壁部材と境界を有しており前記側端部に沿
    って前記可動壁部材と境界を有しており、前記摩耗減少
    化部材は一つのU形部材を含んでおり、前記U形部材は
    前記U形部材の湾曲部内に配置された装置であって前記
    可動壁部材の前記スロットと共働的に係合しそれによっ
    て前記摩耗減少化部材の一部分を前記静止壁部材上に外
    側に押付けるための装置を備えており更に前記隣接する
    可動壁部材に対して前記摩耗減少部材の一部分を内側方
    向に押付けるための装置を備えることを特徴とする摩耗
    減少化部材。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016526636A (ja) * 2013-07-04 2016-09-05 エドゥアール ボネフューBONNEFOUS, Edouard 球状チャンバ2サイクル内燃エンジン

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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