JPH0273634A - 半導体基板のエッチング方法 - Google Patents

半導体基板のエッチング方法

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JPH0273634A
JPH0273634A JP22559988A JP22559988A JPH0273634A JP H0273634 A JPH0273634 A JP H0273634A JP 22559988 A JP22559988 A JP 22559988A JP 22559988 A JP22559988 A JP 22559988A JP H0273634 A JPH0273634 A JP H0273634A
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JP
Japan
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voltage
conductivity type
etching
semiconductor substrate
layer
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JP22559988A
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Hidetomo Nojiri
秀智 野尻
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A、産業上の利用分野 本発明は、半導体基板を選択的にエツチングするエツチ
ング方法に関する。
B、従来の技術 従来、この種のエツチング方法が、例えばIEEEEL
ECTRON DEVICE LETTER5VOL、
EDL−2,NO,2,FEB、。
1981、PP44,45や特開昭61−30038号
公報に開示されている。
これは、エツチング槽内に満たされたエツチング液(例
えばエチレンジアミン等のアルカリ系エツチング液)中
に半導体基板と対向電極(例えばプラチナ電極)とをそ
れぞ九浸漬し、これらの半導体基板と対向電極との間に
電源電圧を印加してエツチングするものである。半導体
基板は1例えばP型シリコン基板上にエピタキシャル成
長法等によりN型シリコン層を形成し、このN型シリコ
ン層上に蒸着法により金属膜を形成したものであり、こ
の金属膜が電源の+側端子と接続される。
一方の対向電極は、電源の一側端子に接続されている。
したがって電圧印加時、P型シリコンWlとN型シリコ
ン層とはPN接合における逆バイアス状態となっており
、エツチング開始時にN型シリコン層には電圧が印加さ
れない、P型シリコン基板のエツチングが進行してN型
シリコン層が露出するとこれに電圧が印加される。
ここで、印加電圧が3.6v以上になるとN型シリコン
層表面に陽極酸化膜が形成され電流が流れなくなること
が知られている。そしてこの陽極酸化膜がマスク効果を
なし、N型シリコン層のエツチングが停止する。したが
ってエツチングを行うにあたり、印加電圧を3.6v以
りに保持すれば、P型シリコン基板のみを選択的にエツ
チングすることができる。
C0発明が解決しようとする課題 このような従来のエツチング方法には次のような問題点
がある。
■P型シリコン基板とN型シリコン層とのPN接合にお
ける逆バイアスによる電気的なフローティング効果を利
用する構成となっているため、原理的に印加電圧は3.
6v以上であれば何■でもよいことになる。しかしなが
ら、半導体基板中に欠陥等がある場合、この欠陥に起因
するリーク電流のため、印加する電圧値が制限を受け、
P型シリコン基板のみを選択的にエツチングするための
印加電圧を適切な値に制御するのが困難である。
■また、使用するエツチング液の種類2組成。
濃度、劣化の程度等により陽極酸化膜が形成される電圧
値が変化する。例えば飽水ヒドラジンのようにイオン化
率の低い溶液をエツチング液として用いた場合、エツチ
ングに伴ってシリコンイオンの濃度が増加し、電導度が
大幅に変化する、すなわち、所定の電圧を印加しても実
質的には半導体基板にかかる電圧がエツチング液中のイ
オン1度によって変化し、このためN型シリコン層が陽
極酸化されるときの印加電圧が常に3.6vとは限らな
い。したがって、P型シリコン基板のみを選択的にエツ
チングするための印加電圧を適正に制御するのが困難で
ある。
要約すると、従来のエツチング方法では世情りが茗しく
悪い。
本発明の目的は、半導体基板の欠陥の有無やエツチング
液の種類等に拘らず安定したエツチングが行える半導体
基板のエツチング方法を提供することにある。
01課題を解決するための手段 請求項1の発明は、第1の導電型層とこの第1の導電型
層と逆導電型の第2の導電型層とを有する半導体基板を
対向電極とともに電解液中に浸漬し、第1の導電型層に
電圧を印加しつつ第2の導電型層を選択的にエツチング
するエツチング方法に適用される。
そして上述の問題点は、 ■第1の導電型層への印加電圧を走査し、■この電圧印
加に伴って半導体基板と対向電極との間に流れる電流が
急変することを検知し、■そのときの印加電圧および第
2の導電型層と対向電極との間の電圧を検出し、 ■これらの検出結果に基づいて決定された電圧を第1の
導電型層に印加してエツチングを行うことにより解決さ
れる。
また請求項2の発明は、上記半導体基板を対向電極およ
び比較電極とともに電解液中に浸漬し、第1の導電型層
に電圧を印加しつつ第2の導電型層を選択的にエツチン
グするエツチング方法に適用される。
そして上述の問題点は、 ■第1の導電型層への印加電圧を走査し、■この電圧印
加に伴って半導体基板と対向電極との間に流れる電流が
急変することを検知し。
■そのときの半導体基板の比較電極に対する電位を検出
し、 ■電位が、この検出値よりも小さく、かつ第1の導電型
層に陽極酸化膜が形成される値よりも大きい値となるよ
うに印加電圧を制御してエツチングを行うことにより解
決される6 E0作用 (1)請求項1の発明 第1の導電型層へ電圧を印加すると、半導体基板と対向
電極どの間に電流が流れる。第2の導電型層に陽極酸化
膜が形成されるとこの電流が急変する。この陽極酸化膜
が形成されたときの、つまり電流急変時の印加電圧およ
び第2の導電型層と対向電極との間の電圧を検出し、そ
の検出結果に基づいて、例えば検出電圧の中間の電圧値
を決定する。そして決定された電圧値を第1の導電型層
に印加してエツチングを行う。この印加電圧値は。
第1の導電型層が陽極酸化され、かつ第2の導電型層が
陽極酸化されない値であり、これにより半導体基板内の
欠陥の有無や種々のエツチング条件に拘らず正確に第2
の導電型層のみを選択的にエツチングすることができる
(2)請求項2の発明 上述と同様に、半導体基板と対向電極との間に流れる電
流が急変するのは第2の導電型層に陽極酸化膜が形成さ
れたときである。この発明では、この陽極酸化膜が形成
されたときの半導体基板の比較電極に対する電位を検出
する。次いでこの電位が、この検出値よりも小さく、か
つ第1の導電型層に陽極酸化膜が形成される値よりも大
きい値となるように印加電圧を制御してエツチングを行
う。このように制御された電位は、第1の導電型層が陽
極酸化され、かつ第2の導電型層が陽極酸化されない電
位であり、これにより半導体基板内の欠陥の有無、さら
にはエツチング液の種類等に拘らず正確に第2の導電型
層のみを選択的にエツチングすることができる。
F、実施例 一部】、の実施例− 第1図〜第4図に基づいて本発明の第1の実施例を説明
する。
第1図は本実施例における電解エツチング装置を示し、
エツチング槽1に満たされたエツチング液2には、半導
体基板10と対向電極3とが浸漬されている。この半導
体基板10は、P型シリコン基板11上にエピタキシャ
ル成長法等によりN型9932層12を形成し、このN
型シリコン層12上およびP型シリコン基板11の一部
に蒸着法により金属膜13.14を形成したものであり
、これらの金属膜13.14はエツチングされないよう
樹脂膜15により覆われている。なお、16はエツチン
グマスクとしての酸化膜である。
金属膜13および対向電極3は、外部の電源4の+側端
子および一側端子にそれぞれ接続されており、電源4の
起動により半導体基板10に電圧が印加される。ここで
、この電源4には、必要に応じて印加電圧を変化する可
変機構が設けられている。また、金属膜13,14と対
向電極3との間には、半導体基板10への印加電圧およ
びP型シリコン基板11の電圧をそれぞれ検出する電圧
計5,6が設けられるとともに、金属膜13と電g4と
の間には、電圧印加に伴い半導体基板10と対向電極3
との間を流れる電流を検出する電流計7が設けられてい
る。これらの電圧計5,6および電流計7の検出信号は
、コントローラ8に入力され、コントローラ8は、電流
値の変化に基づいて、後述するように電源4の出力電圧
値、すなわち半導体基板10への印加電圧を制御する。
以上の実施例の構成において、N型9932層12が第
1の導電型層を、P型シリコン基板11が第2の導電型
層をそれぞれ構成する。
次に、第2図のフローチャートおよび各電圧値。
電流値の時間的変化を示す第3図(a)、(b)に基づ
いてコントローラ8によるエツチングの手順を説明する
。なお、第3図(a)において、実線は、電圧計5の出
力である半導体基板10への印加電圧v1を、破線は、
電圧計6の出力であるP型シリコン基板11の電圧v2
をそれぞれ示す。
第2図において、エツチング開始にあたり、初期設定と
してまずステップS1で電源4の出力を開放する。この
とき、電圧計5,6は、第3図(a)に領域aで示すよ
うに、半導体基板10の印加電圧v1およびP型シリコ
ン基板11の電圧v2として共に約−〇、45Vを示す
。これは、半導体基板10と対向電極3で形成される電
池の起電圧である。次いでステップS2で印加電圧をO
Vとする。これにより電圧計14を短絡した場合と等価
となり、第3図(b)に示すように半導体基板1oと対
向電極3との間に短絡電流が流れる(領域b)。
その後、領域Cに示すようにステップS3で半導体基板
10への印加電圧v1を上昇させる(印加電圧を走査す
る)。これに伴ってP型シリコン基板11の電圧v2も
上昇し、P型シリコン基板11のエツチングが行われる
。また印加電圧v1の上昇に伴い電流も増加する。次に
コントローラ8は、ステップS4において、電流計7の
検出結果を読み込み、次いでステップS5で電流値が急
激に減少したか否かを判定する。すなわち、半導体基板
10への印加電圧が上昇し、これに伴ってP型シリコン
基板11の電圧が所定値に達すると、P型シリコン基板
11の表面が陽極酸化膜で覆われるため、半導体基板1
0および対向電極3間の電流は急激に減少し、これによ
りP型シリコン基板11のエツチングは停止する。
この電流の急激な減少によりステップS5が肯定される
とステップS6に進み、否定されると肯定されるまでス
テップ83〜S5の処理を繰り返し、その後、ステップ
S6に進む。ステップS6では、電圧計5,6のこの時
点での検出結果、すなわち、半導体基板10への印加電
圧v4およびP型シリコン基板11の電圧V2を読み込
む。
第3図(a)、(b)の例では、領域Cに示すように印
加電圧V工が約6■に達したときに陽極酸化膜が形成さ
れて電流が激減し、このときのP型シリコン基板11の
電圧v2は約3.7vとなっている。一般に、この陽極
酸化膜が形成される電圧は、N型シリコン基板の方がP
型シリコン基板よりも0.1〜0.3v高い。したがっ
てこの場合、P型シリコン基板11のみを選択的にエツ
チングするための印加電圧■、は、P型シリコン基板1
1のエツチングが停止する6v以下であり、かつN型2
932層12のエツチングが停止する3、6v以上にす
ればよいことになる。
次いで処理はステップS7に進み、電源4の出力を開放
する。これによりP型シリコン基板11の表面に形成さ
れた酸化膜が徐々に溶解し、半1体基板10への印加電
圧が−0,45VとなってP型シリコン基板11の自然
溶解が進行する(領域d)。
その後、ステップS8で印加電圧を再び上昇させ(領域
e)、その値をステップS5で読み込んだ値v1および
v2の間の値に固定する。第3図(a)、(b)の例で
は、領域eに示すように、この電圧値を5.OVに設定
している。これにより、P型シリコン基板11のエツチ
ングが進行しN型シリコ2M12が露出すると、その表
面の陽極酸化により酸化電流が流れるため、領域fに示
すように電流が増加する。その後、この酸化電流により
、露出したN型2932層12の表面に酸化被膜が形成
されるので、電流は急激に減少し、この酸化被膜がマス
クとなってN型シリコン基板12のエツチングは行われ
ない。これにより、第4図に示すようにP型シリコン基
板11のみが選択的にエツチングされる。
なお1以上説明した実施例の半導体基板10はPN接合
でありかつ逆バイアス電圧が印加されているから、P型
シリコン基板11の電圧はN型シリコン基板12の印加
電圧よりも必ず低くなる。
したがって、P型シリコン基板11の電圧をモニタする
ための金属膜14.樹脂膜15.ffl圧計6を省略し
、P型シリコン基板11のエツチングが停止する(電流
が激減する)ときの印加電圧のみモニタし、この電圧値
を印加電圧の上限値として、印加電圧を制御することも
可能である。
−第2の実施例− 次に、第5図〜第7図(a)、(b)に基づいて本発明
の第2の実施例を説明する。なお、第1図と同様な箇所
には同一の符号を付す。
第5図は本実施例における電解エツチング装置を示し、
エツチング液2に浸漬された半導体基板10および対向
電極3は、ポテンショスタット21の+側端子および一
側端子にそれぞれ接続されている。またエツチング液中
には、銀塩化銀(Ag/AgCQ )から成る比較電極
22も浸漬され、この比較電極22に対する半導体基板
10の電位を電圧計23で検知できるようになっている
半導体基板10への印加電圧を検出する電圧計5、半導
体基板10の基準電極22に対する電位を検出する電圧
計23、および電圧印加により発生する電流を検出する
電流計7は、コントローラ8に接続され、コントローラ
8は後述するように。
電流計7の検出結果からポテンショスタット21を制御
して半導体基板10への印加電圧を調節する。
第6図にP型およびN型シリコン基板それぞれ単独の電
流−電位特性、エツチング速度−電位特性を示す。
第6図において、基板電位が増加すると電流も増加し、
N型シリコン基板の場合、基板電位が約−0、95Vv
s Ag/ AgCn以上になると電流は急激に低下す
る。また同様にP型シリコン基板の場合は、電位が約−
〇 、 75 Vvs Ag/ AgCn以上になると
電流は急激に減少する。これは、基板電位の増加に伴い
酸化電流が発生して基板表面に陽極酸化膜が形成される
ためであり、この電流が減少し始めるときの電位を不働
態化電位と呼ぶ。
このようにN型シリコン層の不働態化電位は、P型シリ
コン基板の不働態化電位よりも約0.2Vvs Ag/
AgCQだけ低い。
ここで、第5図に示す実施例では、半導体基板10がP
N接合であり逆バイアスされているから、半導体基板1
0のP型シリコン基板11のみを選択的にエツチングす
る場合の基板電位の下限は、N型シリコ2層12の不働
態化電位、すなわち−0、95Vvs Ag/ AgC
Qで一定である。したがって、PN接合のリーク等に起
因して変動する基板固有の基板電位上限値を始めに決定
し、この上限値と一〇、95Vの間の基板電位となるよ
うに印加電圧を制御すればよい。
そこで、コントローラ8により半導体基板10の電位が
例えば第7図に示す値となるように印加電圧を制御する
。ここで、第7図(a)は印加電圧および半導体基板1
0の電位の時間的変化を、第7図(b)は電流の時間的
変化をそれぞれ示しており、第7図(、)では実線が印
加電圧を、破線が半導体基板10の比較電極22に対す
る電位をそれぞれ示している。
まず、上述したと同様に電源21を開放しく領域a)た
後、Ovを印加する(領域b)。次に領域Cに示すよう
に印加電圧を変化させて電位を一ヒ昇させる(印加電圧
を走査する)。これにより電流も図の如く上昇する。印
加電圧が約5v、基板電位が約−〇、3Vまで上昇する
と、P型シリコン基板11に陽極酸化膜が形成されるた
め電流は急激に減少する。コントローラ8は、このとき
の電位−〇、3Vを記憶する。
その後、領域dにおいて電源を開放してから領域eで印
加電圧を再び上昇させ、領域fにおいて基板電位が一〇
、95Vと−0,3vの中間値−0,6Vとなるように
印加電圧を制御する。
したがって、領域fの特性曲線に示すとおり、P型シリ
コン基板11のエツチングが進みN型シリコン基板12
が露出するときに流れる酸化電流により電圧降下が生じ
ても、基板電位が一定となるように印加電圧が増加し、
基板電位は一〇、6V一定とされる。
以上の実施例によれば、エツチング液中の比較電極22
に対する半導体基板10の電位が略一定となるようにし
たので、エツチング液の種類2組成、濃度、劣化等に拘
らずP型シリコン基板11を選択的にエツチングするこ
とができる。また、上述したように基板電位を一定に制
御する方式であるから、上述したとおりN型シリコン基
板が露出する直前のようにエツチング面積が大幅に変る
場合、あるいはエツチング面積の異なる半導体基板の連
続的なエツチングの場合のように電流が大きく変化する
ときでも、電圧降下に伴う影響を受けないという効果も
ある。
なお、第1および第2の実施例において、印加電圧や半
導体基板電位の走査波形を関数発生器にて得ることがで
きるから、以上の一連の走査を自動化するのも容易であ
る。
G6発明の効果 請求項1の発明では、電圧印加に伴って流れる電流の変
化からエツチングを行う層に陽極酸化膜が形成されたこ
とを検知し、このときの印加電圧とエツチングを行う層
の電圧とに基づいてエツチングを行う際の印加電圧を決
定するようにした。
また、請求項2の発明では、電圧印加に伴って流れる電
流の変化からエツチングを行う層に陽極酸化膜が形成さ
れたことを検知するとともに、このときの電解液中の比
較電極に対する半導体栽板の電位を検出し、エツチング
の際の半導体基板の電位が、この検出された電位よりも
小さく、かつエツチングを行わない層に陽極酸化膜が形
成される電位よりも大きくなるように印加電圧を制御す
るようにした。したがって、本発明によれば半導体基板
内の欠陥の有無に拘らず、さらには電解液の種類2組成
、a度、劣化の程度に拘らず正確にエツチングを施した
い層のみを選択的にエツチングすることができ、歩溜り
の向上に寄与する。また、エツチング途中において電流
が大幅に変動する場合でも、半導体基板電位が一定とさ
れるから電圧降下による影響を受けない。さらに、自動
化が容易に行えるから、これによっても再現性に優れ、
歩溜りの向上したエツチングプロセスが提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明の第1の実施例を示し、第1図
は電解エツチング装置を示す図、第2図はエツチングの
処理手順を示すフローチャート、第3図(a)、(b)
は各電圧および電流の時間的変化を示す図、第4図は半
導体基板のエツチング状態を示す図である。 第5図〜第7図(a)、(b)は本発明の第2の実施例
を示し、第5図は電解エツチング装置を示す図、第6図
はN型シリコン基板およびP型シリコン基板における電
流−電位特性、エツチング速度−電位特性を示す図、第
7図(a)は印加電圧および電位の時間的変化を、第7
図(b)は電流の時間的変化をそれぞれ示す図である。 2:エツチング液   3:対向電極 4:fl!源 5.6,23:電圧計  7=電流計 8:コントローラ  10:半導体基板11:P型シリ
コン基板 12:N型シリコン層 21:ポテンショスタット 特許出願人  日産自動車株式会社 代理人弁理士   永 井 冬 紀 12N型シリコン層 第1図 第2図 第4図 第3図 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)第1の導電型層とこの第1の導電型層と逆導電型の
    第2の導電型層とを有する半導体基板を対向電極ととも
    に電解液中に浸漬し、第1の導電型層に電圧を印加しつ
    つ第2の導電型層を選択的にエッチングするにあたり、 前記第1の導電型層への印加電圧を走査し、該電圧印加
    に伴って半導体基板と対向電極との間に流れる電流が急
    変することを検知し、 そのときの印加電圧および前記第2の導電型層と前記対
    向電極との間の電圧を検出し、 これらの検出結果に基づいて決定された電圧を前記第1
    の導電型層に印加してエッチングを行うことを特徴とす
    る半導体基板のエッチング方法。 2)第1の導電型層とこの第1の導電型層と逆導電型の
    第2の導電型層とを有する半導体基板を対向電極および
    比較電極とともに電解液中に浸漬し、第1の導電型層に
    電圧を印加しつつ第2の導電型層を選択的にエッチング
    するにあたり、前記第1の導電型層への印加電圧を走査
    し、該電圧印加に伴って半導体基板と対向電極との間に
    流れる電流が急変することを検知し、 そのときの前記半導体基板の前記比較電極に対する電位
    を検出し、 該電位が、この検出値よりも小さく、かつ前記第1の導
    電型層に陽極酸化膜が形成される値よりも大きい値とな
    るように前記印加電圧を制御してエッチングを行うこと
    を特徴とする半導体基板のエッチング方法。
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