JPH0272184A - グリカールのアジド塩素化及びジアジド化 - Google Patents

グリカールのアジド塩素化及びジアジド化

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JPH0272184A
JPH0272184A JP1113988A JP11398889A JPH0272184A JP H0272184 A JPH0272184 A JP H0272184A JP 1113988 A JP1113988 A JP 1113988A JP 11398889 A JP11398889 A JP 11398889A JP H0272184 A JPH0272184 A JP H0272184A
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azide
chloride
glycal
azido
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JP1113988A
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Selvaraj Naicker
セルヴァライ ネッカー
Anthony A Noujaim
アンソニー エイ ヌジェム
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はグリカール類のアジド塩素化(azido−c
hortna Lion)またはジアジド化(diaz
idization)のための新規な方法に関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕臨床上
重要な多くの抗原は炭化水素決定基を有している。血液
型群プレカーサーThomsen−Friedenre
ich (T F )及びTn −抗原は癌マーカーで
あると考えられている。これらの抗原は細胞内で合成さ
れ、共有結合した炭水化物によって被覆される。両者と
も大抵の初期癌及びそれらの転移巣(ma(as(as
es )  (ヒト癌の90%より大)の外部表面膜上
のマスクされてない免疫反応形態中に見い出される。癌
マーカーとしてTF及びTnはある癌の侵磐の初期免疫
Mi織化学的ネ★出及び予見を可能にする。Sprin
gerらによって、これらの抗原は肉腫、CNSの悪性
腫瘍、良性腫瘍、及び非癌性疾患を有する組織には見い
出されないことが示された( Springer、 e
t al、、 Naturehissen−schaj
ten+  6土、457−458. 1974)。
このようにハブテンとして使用されるこれらの及び他の
炭水化物決定基を合成的に製造することに大いなる関心
がある。
グリカール及びより特定的にはガラクタールが適当な試
薬、例えばI Nil 、CI Ni 、T C12、
(SCN)z及びC1−N1+−0−C(0)Rとの付
加反応に関与することができることが知られている( 
Brimacombs、 et、 al、、 Chel
Il、 Comm ; l 401(1978)  ;
  Igarashi et al、、 J、 Org
、 Chelll。
32.2521−2530  (1967)  ;  
Lessardet al、、 Tetrahedro
n Lett、、  56.4887−4890 (1
970)  ;  Bovin et al、、 Ca
rbohyrRes、、98.25−35 (1981
)参照〕。試薬は炭素1及び2位で付加する(3.5及
び6位の炭素は通常ベンジルまたはアセチル基によって
保護する) e Bovinら(1981)は3. 4
. 6−−トリ−O−アセチルーD−ガラクタール及び
3゜4.6−トリ−O−ベンジル−D−ガラクタールへ
のアジドクロライドの光分解条件下での付加を報告して
いるが、アジドクロライド誘導体を現実に単離すること
はできなかった。しかしながら彼らは粗生成物をはじめ
てアジド酢酸塩誘導体に変換し、ついでアジドブロマイ
ド誘導体に変換し、両者を単離した。
目的とする2−アジドグリコシルクロライドを製造する
公知の手法は満足すべきものではない。
Paulsen et al、+ CherR,Ber
、  111.2358−2369 (197B>は6
−0−アセチル−2−アジド−3,4−ジー0−ベンジ
ル−2−デオキシ−β−D−ガラクトピラノシルクロラ
イドを合成する10工程操作を記述しているが、この複
雑なアプローチは好評を博さなかった。
Lemieux et al、t Can、 J、 C
hew、  57.1244−1251  (1979
)及びUS特許4308376.4362720及び4
195174は〇−保護グリカールをアジドニトロ化し
、アジドニトレート基をついでクロライド(テトラエチ
ルアンモニウムクロライドから)に置き代える2工程方
法を推奨した。両段階において目的化合物の単離にカラ
ムクロマトグラフィーが必要であった。Lemieux
らによって報告された方法においては−トリ−O=アセ
チルガラクタールのアジドニトロ化によって53%の3
.4.6−)ソー0−アセチル−2−アジド−2−デオ
キシ−β−D−ガラクトピラノシロールニトレート、2
2%の3.4.6−1−ジ−0−アセチル−2−アジド
−2−デオキシ−α−D−ガラクトピラノシルニトレー
ト、8%のタロ((alo )異性体及び5%のN−ア
セチル−34、6−)ジ−0−アセチル−2−アジド−
2=デオキシ−α−D−ガラクトピラノシルアミンが得
られた。これらの生成物に加え、加水分解された生成物
も生成すると思われる。最後の2つの誘導体は分離する
必要がある望ましくない副生物である。このようにアジ
ドニトロ化アプローチは液体クロマトグラフィーによる
生成物の広範囲に亘る( extensive )分離
を必要とする・Bovin et al、、 Carb
ohydr、 Res、  98.2535 (198
1)UV照射下での3.4.6−ト1ノー0−アセチル
−D−ガラクタールへのアジドクロライドの付加を教示
した。アジドクロライドは高い爆発性を有している( 
Chemical Abstract↓ユ、7248g
;同55.21944i参照)。
Lemieux Can、 J、 Chem、  57
.1124 (197’9 )はフリーラジカル付加を
誘導するためにこの試薬の使用を考えたが、「クロロア
ジドを含み、塩化スルフリルをラジカル開始剤とする反
応によってすさまじい爆発が起きたとき」この試みを放
棄した。さらに、UV照射の使用は化学者が高価な石英
容器(UVを透過させる)を用い、UV装置を備えなけ
ればならなかったことを意味する(UV光がないと反応
は著しく長くなる)。
Ga1li et al、、 Org、 Prep、 
and Proceed、 Int、。
3  (5)、227−230 (1971)はα−ク
ロロ−β−アジドエチルベンゼンをスチレンとFeCj
! * ・6)1zO1NaN、、Fe5Oa ・7H
zO及び(NH4)2S2011  (過酸化二硫酸ア
ンモニウム)との反応によって製造できると報告した。
Ga1liの方法は〇−保護D−グリカール等のビニル
エーテルをアジド塩素化するのには用いられなかった。
2−アセタミド−2−デオキシヘキソース特に2−アセ
タミド−2−デオキシ−α−D−ガラクトピラノースか
ら導かれた単位を有する多くの塘タンパク質が天然で知
られている。これらの単位はそれらの2−アジド類縁体
からアジド基の還元によって製造できる( Pa(ai
、 THE CIIEMrSTRY 0FTHEAZI
DOGROUP 332−338  (1971) )
さらに、これらの2−アジド糖のハライド誘導体は2−
アジド置換基が非関与性なので、すなわちα−もしくは
β−グリコシド結合の選択性に影響を与えないのでKo
enigs −Knorr型反応におけるグリコシル化
剤として有用である( Paulsen、 e(al、
+ Angein、 Chem、 Int、 Ed、、
土工、558(1978)i同人ら、Tetrahed
ron Lett、。
2301  (1976);同人ら、Angew、 C
hem。
Int、 Id、、 (Eng )  21.155(
1982))。
我々は3. 4. 6−保護、2−アジド−2−デオキ
シヘキソシル(hexosyl )クロライド及びそれ
らの誘導体の安全で筒車で〔−容器(one pot 
)及び経済的な(1段階の単純なカラムクロマトグラフ
ィー及び結晶化による精製)製造方法を見い出した。我
々の方法は特にその場で生成させたアジドラジカル及び
クロライドイオンの適当なグリカールへの付加による (a+  3. 4. 6−1−ソー0−アセチル−2
−アジド−2−デオキシ−α−D−ガラクトピラノシル
クロライド、 (bl  3. 4. 6−1−リーO−ベンジルー2
−アジド−2−デオキシ−α−D−ガラクトピラノシル
クロライド、 (c13,4,6−トリ−O−ベンジル−2−アジド−
2−デオキシ−α、β−D−ガラクトピラノース、及び (d13.6−ジーO−アセチル−4−0−(2゜3.
4.6−テトラ−0−アセチルーβ−Dガラクトピラノ
シル〕−2−アジド−2−デオキシ−・α−D−グルコ
ピラノシルクロライドの製造のために有用である。これ
らのシンソン(5ynthons )はアシアロ−GM
1  (β−D−ガル−(1−3)−β−D−GalN
Ac−OR)及びTn  (α−D−GalNAc −
0−L−セリン)等の抗原決定基の製造において有用で
ある。
〔課題を解決するための手段〕
我々の方法においては3,4.6−0−アセチル(また
は−〇−ヘンシル)−2−デオキシヘキソースをFeC
j! 3 、NaN3、Pe5o4及び(Nils)z
szoaと反応させる。
第一鉄塩は過酸化二硫酸アンモニウムによって第二鉄状
態に酸化させ、一方、硫酸イオンフIJ−ラジカルが放
出される。このフリーラジカルはアジドイオンと反応し
てアジドフリーラジカルを生成させる。これが糖のC−
2炭素と反応する。ついでクロライドイオンがC−1炭
素を攻撃し、アジド塩素化が終了する。
要約すると反応は以下の工程よりなる:(i)  Fe
”  +  N3− −  (FeNz)”(ii) 
 SzO,、”−+Fe”→S04・+(504)”+
Fe”+SO4” (iii)   (SO2−)・+  (FeN3)”
  −(FeSo4)”+N1・N5 (v)  Fe”  +  C1−→ (FeCJ)”
しかしながら、本発明は特定の機構理論により制限され
るものではない。
修飾によって、ジアジド33 導体をアジドクロライド
の代りに生成させることができる。例えば塩化第一鉄を
省くことにより3,4.6−1−ソー0ベンジルー1.
2−ジアジド−1,2−デオキシ−α−D−ガラクトピ
ラノースを合成することができる。
この技術を用いて単糖類、二糖類、二糖類及びより高度
のオリゴ$J!mのアジドクロライドまたはジアジドを
製造することができる。これらのアジドクロライド誘導
体はついで対応するアジドブロマイド誘導体に変換し、
または他のグリコシル受容体と複合化させる( con
jugated )ことができる。
本発明はまた新規化合物9,12.13及び20 (化
合物表参照)に関する。
本発明は第一にグリカール含有炭水化物のアジド塩素化
またはジアジド化に関する。
請求項の目的のために、「グルカール」は他の炭素位置
で置換されていても非置換でもよい1゜2−不飽和グリ
コースである。「炭水化物」は単糖類、二糖類、二糖類
、より高級のオリゴ糖及び多糖類を包含する。炭水化物
は単に1つのグリカールであり得、「グリカール部分J
 ” glycalelement”はその場合炭水化
物そのものである。
または炭水化物の1以上の部分(elements )
がグリカール(glycals )であってもよい。炭
水化物の糖単位は保護基で置換されていてもよいし、ま
た「アグリコン」部分(moiety )とグリコシド
結合していてもよい。
グリカールは好ましくはヘキソースであり、もっとも好
ましくはガラクトースの誘導体(「ガラクトース」)で
ある。マンノ (manno )立体配置は用いられな
い(not accep(able ) 、  2−デ
オキシグルコースはアジド塩素化できるが、C−4位の
一層 〇が下を向いているので収率はより低い。
しかしながら、他のグリカールはここに記述する方法に
よるアジド塩素化またはジアジド化に適当であると思わ
れる。フカール(Fucals )  (6−デオキシ
グリカール)は使用可能な(accep(able )
物質であり、4−デオキシまたは3−デオキシグリカー
ルもそうである。ラフタール(Lac(als )は本
発明の範囲に入るグリカール含有二糖の例である。
引キ続いてのグリコシル化のため、グリカールのC−3
、C−4及び/またはC−6位は通常保護する。通常ア
セチルまたはベンジル保護基が好ましく、前者が特に好
ましい。しかしながら、ベンジル及びアセチル基の組合
せ、または他の例としてメチルもしくはp−メトキシベ
ンジル基も使用することができる。他の適当なヒドロ:
トシ保護基の例についてはGreene 、 Prot
ective Groupsin Organic 5
ynthesis、、Chapter 2、” Pro
teinfor the 1lydroxyl Gro
up Including 1 、 2−andl、 
 3−Diols  14以下(1981)(ここに参
考として加入する)を参照されたい。
アセチル基は電子吸引基(electron−with
drawinggroups )であり、グリカールの
反応性を減する。
FeC1xをレドックス酸化系のために用いるとアジド
クロライド誘導体が生成する。Fe(Sot)3を用い
るとジアジドが得られる。グリカール保護にベンジル(
電子放出基)を用いると、結果が異なる。ついでFeC
l 3を用いるとアジドクロライドとジアジド誘導体が
得られる。再びFe50.単独の使用はジアジドの生成
を招来する。
直接臭素化はブロマイドのより低い反応性のため実行で
きず、ジアジドが生成する。しかしながら、アジドブロ
マイドはアジドクロライドの加水分解、及び引き続いて
のジメチルホルムアミド(DMF)中アジド水酸化物の
臭化オキサリル(oxalyl )による処理によって
製造できる。
硫酸第一鉄は容易にイオン化するので好ましい被酸化物
質であるが、他の第一鉄塩、例えば硫酸第一鉄アンモニ
ウム、塩化第一鉄、炭酸第一鉄及びシュウ酸第−鉄に代
替することもできる。水和させた硫酸第一鉄の方が無水
形態より好ましい。
過酸化二硫酸アンモニウムは酸化剤であり、硫酸イオン
フリーラジカル源である(第一鉄イオンからの電子移動
)。他の過酸化二硫酸塩も用い得るが、溶解度特性に合
うよう溶媒系を選ばなければならない。
硫酸フリーラジカル(5ulfate free ra
dical )を生成させるため過酸化水素を用いる。
他の開始剤、例えばt−ブチルヒドロペルオキシド及び
SO□CR,を使用することも可能である。しかしなが
ら爆発の危険を減する意味でuzozが好ましい。
アジ化ナトリウムはもっばらアジドイオン源として用い
られ、他のアジ化物塩、例えばアジ化アンモニウムもし
くはカリウムで置き代えてもよい。
塩化第二鉄はアジ化ナトリウムと反応して(FeNz)
”を生成する。遊離のクロライドイオンが究極的にグリ
カールのC−1炭素を攻撃する。
塩化リチウムはクロライドイオンの補給源であり、グリ
カールがベンジルまたは同様の基で保護されている場合
にのみ望ましい。アジドフリーラジカルの生成を完結さ
せるため、アジ化ナトリウムに対し過剰(2:1)の過
酸化二硫酸アンモニウム及び過剰(4:1)の塩化第二
鉄を用いる。
他の比率も用い得るが、収率は低下する。
同じ方法を用いてラフタールから、種々の腫瘍及び血液
型群抗原の製造に重要な試薬である3゜6−ジーO−ア
セチル−4−0−(2,3,4゜6−テトラ−0−アセ
チルーβ−D−ガラクトピラノシル〕−2−アジド−2
〜デオキシ−α−D−グルコピラノシルクロライド(↓
)を合成した。
シンソン(5ynthon )3. 4. 6−−トリ
−O−アセチルー2−アジド−2−デオキシ−α−D−
ガラクトピラノシルクロライド(2)は9−デセニル−
2−アセトアミド−2−デオキシ−α−D−ガラクトピ
ラノシド(2)及び9−デセニル2−アセトアミド−2
−デオキシ−β〜D−ガラクトピラノシド(2)の製造
で例示されるごとくα−及びβ−グリコシドの製造に用
いることができる。このアジドクロライド化合物はまた
アセテート誘導体(1土)に変換でき、このものはさら
にトリメチルシリルトリフレート (triflate
 )及びピリジン混合物を用いてα−グリコシドを製造
するのに用いることができるC 5hinkiti K
ot。
et al、、 Bull、 Chem、 Soc、 
Jpn、  59.411414(1986))。
最後に3.4.6−−トリ−O−アセチルー2−アジド
−2−デオキシ−α−D−ガラクトピラノシルクロライ
ド(2)は報告された方法(Paulsen。
Angew、 CheIIl、 Int、 ed、 E
ngl、  21.155−224  (1982) 
 ;  Carbohydr、 Res、100.14
3−167 (1982)  ; Carbohydr
、 Res。
135.71−84  (1984)  ;  Lem
ieux e(al、、 CA特許1083566)で
実証されるごとくアシアロGM、  (β−D−Gal
(1−3)β−D −Ga1N Ac  −OR)% 
 Thomsen−Friedenreich抗原(T
F)(β−D−Gal (1−3) −cr  D−G
alNAc  −0R)  、Tn  (α−D−Ga
lNAc−0−L−セリン)及びForssman  
(cx −D −GalNAc  (1=3)  −β
−D−GalNAc  −0R)等の合成抗原決定基を
製造するのに用いることができる。
本発明はある面でシンソン3,4.6−)す0−アセチ
ル−2−アジド−2−デオキシ−α−D−ガラクトピラ
ノシルクロライドの有用性を示す例としての9−デセニ
ル−2−アセトアミド2−デオキシ−3−0−(β−D
−ガラクトピラノシル)−β−D−ガラクトピラノシド
(12)の合成にも関する。二糖β−D−Gal(1→
3)β−D−GalNAcは多くの糖タンパク質におけ
るO−グルコシド結合した炭水化物鎖の芯(core 
)構造の1つを構成する。それはたまたまアシアロ−G
M、の末端二糖であり、また非常に重要な、腫瘍に結合
したマーカー(tumor associatedII
(arker )である。これらの事実の観点から、我
々は癌診断及び治療用モノクローナル抗体を生成させる
目的でこれらの腫瘍に結合した抗原(tumorass
ociated antigens )の合成形態をデ
ザインすることを試みた。人工の炭水化物含有抗原を構
築する原理は癌細胞の表面の天然の炭水化物構成物(a
rchitecture )にそっくりにまねるために
オリゴ糖を巨大分子担体(通常タンパク質、糖タンパク
質または多糖)に共有的に付加することにある。常用さ
れる免疫原担体はヒト血清アルブミン、ウシ血清アルブ
ミン、キーホールリンペット(keyhole lim
pet ) ヘモシアニン、チログロブリン、ポリーL
−アラニンーリジン、ポリリジン、破傷風トキソイド、
ジフテリアトキソイド及びレトロウィルスペプチド(例
えばVPσ)を包含する。担体のさらなる議論について
はここに参考として加入するS nthetic Va
ccines、 vol、 I、84−92 (Arn
on、 ed、 ; CRCPress : 1987
 )のChapter 6、M、 5ela %  “
The choice of Carrier参照。炭
水化物とタンパク質分子の間のアグリコンとしてのスペ
ーサーアームを用いて糖分子をタンパク質に付加(at
(ach ) させることができる。
炭素鎖3〜8の長さを有するいくつかのスペーサーアー
ムが用いられているが、本発明は特定のスペーサーアー
ムに限定されない。当分野で知られたスペーサーアーム
はLemieuxs U S特許4137401、Fe
1zi % US特許4563445、Dahmen、
 EP出願98252、Paulsen XEP出願1
41079及びKoganty、 US Ser、 N
o、  07/ 151145のスペーサーアームを包
含する。Jan Dahmen及び共同研究者(Jan
 Dahmen et al、、 Carbohydr
Res、  111、C1−C4(1982))はスペ
ーサーアームとしてブロモメチル基を用いたが、このも
のは後はど、巨大分子との複合化(conjugati
on )を可能にするために目的とする官能基、例えば
−CHo 、−CONff、−Co−00Me、 −8
H等を有するスペーサーアームの長さを延長するのに用
いられた。Lemieux ら(can、 J、8io
chem、  55.507−512 (1977))
はスペーサーアームとして8−メトキシカルボニルオク
チル鎖を大いに用いたが、このアームは後の段階で多工
程化学シーフェンス(5equences )を通して
アシルアジドに変換され、タンパク質に複合化されてい
る( be conjugated )。
Dahmenらによって提案された方法においては、イ
オウ等のへテロ原子を結合アーム構造内にスルフィド結
合の形態で導入して抗体産生に異なった影響を及ぼす可
能性が示されている。これらの問題点の観点から、タン
パク質担体への複合化の早くて(quick )簡単な
方法を可能にするスペーサーアームをデザインした。
Bernsteinら(carbohydr、 Res
、 78、Cl−C3(1980))はもし孤立した末
端二重結合(an 1solated double 
terminal bond )を有するスペーサーア
ームがデザインされたなら、オゾン分解によって非常に
反応性のアルデヒド基に急速に変換できる鎖を得ること
ができることを示した。生成した化合物はついで温和な
反応条件下にタンパク譬担体に複合化することができる
。これらの点に留意して3,4.6−1−ツー0−アセ
チル−2−アジド−2−デオキシ−α−D−ガラクトピ
ラノシルクロライドを通常のKoenigs −Kno
rr条件下9−デセン−1−オールでグリコシル化した
。この反応は9−デセニル−3,4,6−)リー〇−ア
セチルー2−アジド−2−デオキシ−D−ガラクトピラ
ノシド(−galactopyranosides )
のα、β−混合物を与えた。このα、β−異性体は反応
残渣から分離され、メタノール中の触媒量のナトリウム
メトキシドを用いて脱アセチル化して9−デセニル−2
−アジド−2−デオキシ−D−ガラクトピラノシドのα
、β−異性体混合物を得た。この混合物の少量を用いて
α、β−異性体、すなわち9−デセニル−2−アジド−
2−デオキシ−α−D−ガラクトピラノシド及び9−デ
セニル−2−アジド−2−デオキシ−β−D−ガラクト
ピラノシドを分離し、これらの異性体をI)l−NMR
で特徴づけた。残りの混合物をHz S還元(Adac
hi et al、、 5ynthesis 45  
(1971) )に付し、ついでO−アセチル化及びN
−アセチル化に付して9−デセニル−3,4,6−)リ
ー〇−アセチルー2−アセトアミド−2−デオキシーガ
ラクトピラノシドのα、β−異性体を製造した。
これらのα、β−異性体をこの段階でシリカゲルクロマ
トグラフィーにより分離した。β−異性体はNaOMe
 / MeOHを用いて脱アセチル化して9−デセニル
−2−アセトアミド−2−デオキシ−βD−ガラクトピ
ラノシドを得た。このベンジリデン誘導体はKoeni
gs−Knorr条件下での2.3゜4.6−チトラー
O−アセチルーα−D−ガラクトピラノシルブロマイド
によるグリコシド化(glycosidation )
により適当な二糖を与えた。
この二糖は脱保護により9−デセニル−3−0−(β−
D−ガラクトピラノシル)−2−アセトアミド−2−デ
オキシ−β−D−ガラクトピラノース(2)の脱ブロツ
ク化形態を与えた。
オゾン分解後の生成物((he production
 )の性質の変化を調べるため、9−デセニル−2−ア
セトアミド−2−デオキシ−α−D−ガラクトピラノシ
ド及び9−デセニル−2−アセトアミド−2−デオキシ
−β−D−ガラクトピラノシドについてオゾン分解反応
を行った。この実験はオゾン分解が糖部分(the s
ugar moiety )に影響を与えないことを示
した。従って我々は担体タンパク質への複合化プロセス
中、糖立体配置の変換は起こらないと信じている。
シンソン(the 5ynthon )3. 4. 6
  )り一層−ベンジルー2−アジド−2−デオキシ−
α−D−ガラクトピラノシルクロライドは以下の利点を
有している: 1 保護基としてのベンジル基の存在は化学的方法によ
って生成するN35の付加のための、及びその後の、反
応プロセスにおいて用いられる試薬の1つによって供給
されるクロライドイオンの付加のための適当な立体配置
を与える。
2 ベンジル基の存在はアノマー炭素値でアミノ酸を有
するT−α及びTnのような抗原の合成に要する工程の
数を著しく滅する。現実に要する工程は以下の通りであ
る: i)グリコシド化 ii)還元−この1つの反応はベンジル基を保護基とし
て用いる場合3つの目的に役立つ:a’)N34NH,
への還元、b)セリン分子上の保護基の脱保護、C)ベ
ンジル基の除去3 アミノ基のアセチル化 本方法によればこの種の抗原合成において重要な問題で
あるセリン部分でのラセミ化をさけることができる。
〔実施例〕
去施勇± 3.4.6−−トリ−O−アセチルー2−アジド2−デ
オキシ−α−D−ガラクトピラノシルクロライド(1)
の合成 三ツ首フラスコ(2N)に機械的攪拌機(Kyride
sシール)、4001111滴下ロート及び24−ジヨ
イント(joint )栓を装置した。この三ツ首フラ
スコを冷却浴に入れ、酸素非含有窒素ガスを流して置換
した。フラスコにアセトニトリル(無水)700+ll
lを入れ、ついでFeCl 3 ’ 6 H2O170
,6g (0,1579X4moles )を加えた。
混合物を均質になるまで攪拌して褐色の混合物を得た。
この混合物を−15〜−20℃の間に冷却した。適当な
冷却後、NaNz  l 3 g (0,2mole)
を何回かに分けて(in batches )加えた。
溶液はクーラー中で暗褐色になった。ついで過酸化二硫
酸アンモニウム91.2g(4当量)を−度に加え、混
合物を激しく攪拌した。3,4..6−1−リー0−ア
セチルーD−ガラクタール(1)(純度80%)(42
,5g)を無水アセトニトリル25012に溶解し、5
00+oj!滴下ロートに入れた。Fe50:+・7 
H2O3,6g、アセトニトリル50nl及びHzOz
 1 mj!の混合物を調製し、遅滞な(反応系に加え
た。ついでガラクタール溶液を一滴ずつ40分かけて加
えた。この添加中温度は一1O℃に維持した。
ガラクタール溶液の添加終了後、別バッチのFeSO4
・7 HzO(固体)8.6g及び8202(30%)
1 mlを加え、反応混合物を一10℃でさらに7時間
攪拌した。ついで別バッチのNaNx(113g)、(
N114) zszOs  (2当量)、FeCf1・
6HzO(1当量)及びFe50.・78zO(0,0
3moles )を加えた。添加後、反応混合物を徐々
に室温に達せしめ、さらに17時間攪拌した。ついで反
応混金物を酢酸エチル−ヘキサン(3ニア)溶媒系を用
いるシリカゲル被覆ガラスプレート上での薄層クロマト
グラフィーに付した。計24時間後、攪拌を止め、内容
物を沈降するにまかせた。無機固体を濾過し、濾液を2
1のフラスコに集めた。固体物質はエーテル(5011
11×2)で洗浄した。
濾液を容量が約3001111になるまでロータリー水
流ポンプ真空下25℃で濃縮した。ついで残渣を21分
液ロートに入れ、エーテル700mj!を加えた。つい
でエーテル溶液を氷水(300mjl!×4)で洗浄し
、無水Na25O,で乾燥し、濾過し、真空下25℃で
濃縮した。
シリカゲルカラムは以下のようにした調製した。
高さ48cm及び直径60口のガラスカラムにフラッジ
:t、 (flash )シリカゲル(230〜400
mesh )のスラリーを中程度の圧力下で35cmの
高さに詰めた。反応残渣をCHzCj2z 50 ll
Nに溶解し、カラムに該溶液を負荷した。ついでヘキサ
ン500m/をポンプによりm!!/minの流速で流
した。この操作につづいて、酢酸エチル:ヘキサン(3
: 7)混合物を1ml/winの流速で加え、101
11ずつの両分を集めた。酢酸エチル:ヘキサン(4:
 6)溶媒系でRf値0.59を有する画分を集め、濃
縮し、エーテル−ヘキサン溶媒混合物から結晶化した。
収量は再結晶生成物12gであった。
化合物2は以下の性質を有していた: ’HNMR(cDC1z )  :δ 6.24 (d
、 IH,4tlz。
H−1)+  5.56 (q、 ill、 1.51
1z、 H−4)、  5.40(q+ ill、 3
.0Hz、 H−3)、  2.20.2.12.2.
10゜(s、 9H,Co−C11:+ ) m、p、:8587℃ 〔α)D”:+143°(cI!、 ClIC7! 3
 )尖施桝↓ 3.6−ジー0−アセチル−4−0−(2,3゜4.6
−テトラ−0−アセチルーβ−D−ガラクトピラノシル
)−2−アジド−2−デオキシ−α−D−グルコピラノ
シルクロライド(4)3、 4. 6−1−ソー0−ア
セチル−2−アジド−2−デオキシ−α−D−ガラクト
ピラノシルクロライド(2)の合成で用いたと同様の方
法で標記化合物を得た。
乾燥アセトニトリル100nl中FeCl z・711
zO(7,4g)の溶液に、過酸化二硫酸アンモニウム
(5,7g)、アジ化ナトリウム(0,4g)及び硫酸
第一鉄(6,95g)を加え、混合物を0〜5℃で攪拌
した。乾燥アセトニトリル20nl中のヘキサアセチル
ラフタール(3)(2,8g)を反応混合物に30分で
加え、ついで濾過し、塩化メチレン(200mJ)で希
釈し、重炭酸ナトリウム溶液(loO+n1)及び冷水
(100n+7りで洗浄し、無水Na、S04で乾燥し
、濾過し、濃縮してシロップ状残渣を得た。このものを
シリカゲルカラム上で薄層クロマトグラフィー分析に用
いられる溶媒系での溶出によって分別して固体として目
的化合物0.8gを得た。
化合物土の性質は次の通りであった: 〔α)D”:+62.9°(c=1.I  CI+(1
,)’HNMR(cDI! :l )  :δ 6.1
5 (d、 IH,4,5Hz、 H−1);  4.
55 (d、 IH,7,0Oflz、 H−1’ )
;3.90(dd、  LH,10,5Hz、  H−
4);  3.75 (dd、  IH。
10.5Hz、  H−2);  2.00.2.0g
、  2.10. 2.16.2.18゜2.20 (
S、  18H,Co−CH3)m、  p、:  1
38−140℃ 実施例■ a> 9−デセニル−2−アセトアミド−2−デオキシ
−β−D−ガラクトピラノシド(9)及び9−デセニル
−2−アセトアミド−2−デオキシ−α−D−ガラクト
ピラノシド(13)の調製9−デセニルアルコール(9
−decenyl alcohol)(4,68g)を
ニトロメタン及びトルエンの1z1混合物150m1に
溶解した。シアン化第二水銀(3,88g)、塩化第二
水銀(5,42g)及びトリエライト(drierit
e) 40 gを溶液に加え、溶液を30rd!の溶媒
が集められるまで常圧下蒸留濃縮した。ついで反応混合
物を55℃に冷却し、ベンゼン中3.4.6−)ソー0
−アセチル−2−アジド−2−デオキシ−α−D−ガラ
クトピラノシルクロライド(2)(5,23g)の2o
rnI!溶液を1時間で加えた。反応混合物を無水窒素
雰囲気下で72時間加熱した。反応混合物をついで室温
に冷却し、セライ) (celite)床を通して濾過
した。
ついで濾液をCLCL (100meX4)で抽出し、
重炭酸す) IJウム飽和溶液(950ix 2)、K
ItO%溶液(loO+nり及び氷水(100mj2)
で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、真空濃縮して
化合物5のシロップ状残渣(4g)を得た。
この残渣の一部(3,8g)を無水メタノール100m
に溶解し、ナトリウムメトキシドの0.01M溶液3r
dで処理し、室温で一夜撹拌した。
ついで反応混合物をアンバーライ) (Anberli
te)IR−120(H” )樹脂で中和し、濾過した
濾液を真空濃縮し、残渣をn−ペンタンで洗浄して過剰
の9−デセノールを除去して固体化合物6(2,5g)
を得た。この固体物質をピリジン40m1及びトリエチ
ルアミン40m1に溶解した。ついてTLC分析が出発
物質の消失を示すまでH2Sの緩やかな流れを室温で通
じた。反応は12時間で終了した。ついで反応混合物を
真空下35℃で濃縮し、数時間トルエンを共蒸発しく 
beco−evaporated)、最後に高真空で完
全に乾燥した。
ついで残渣を無水酢酸(30ml)及びピリジン(25
ml)で処理し、反応混合物を室温で12時間撹拌した
。ついでこれを濃縮し、ジクロロメタン(100mj!
X 3)で抽出し、重炭酸ナトリウム飽和溶液で洗浄し
、ジクロロメタン(100mfx3)で抽出し、無水N
a2SO4で乾燥し、濾過し、濃縮して粗生成物7(3
,,2g)を得た。
このものをシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し
、酢酸エチル:ヘキサン:メタノール(6,5: 3.
5 : 0.5)で溶出して9−テ′セニル3.4.6
−)ツー0−アセチル−2−アセトアミド−2−デオキ
シ−β−D−ガラクトピラノシド(8)  (1,8g
)及び9−デセニル−3,4゜6−−トリ−O−アセチ
ルー2−アセトアミド−2−デオキシ−α−D−ガラク
トピラノシド(8a)(1,3g)を得た。β−異性体
をメタノール中触媒量のN a O!J eで脱アセチ
ル化し、ついでアンバーライ)−1208−樹脂で中和
して9−デセニル−2−アセトアミド−2−デオキシ−
β−D−ガラクトピラノシド(9)(1,0g)を得、
これをメタノール水溶媒混合物から再結晶した。
β−異性体(化合物主)の性質は以下の通りであった: ’II NMR(cDiOD ) :δ(5,85m、
 18. C11=C11□)。
4.40 (d、 ltl、 8.5Hz、 H−1)
;  2.02 (s、 3)1゜Nll  Co  
Clh h  1.20 1.60 (II、 CHt
 −スペーサーアーム)。
曙、p、:  203−205℃ 〔α)D”=9.2° (c=1.0. Cl1ffO
H>α−異性体は以下の性質を有していた:’HNMR
(cD30D ’) : 5.82 (帽IH,C11
=C11□ );4.84 (d、 LH,4,4Hz
、 H−1);  2.00 (s、  38゜Nil
  Co  CH3);  1.20 1.65 (I
II、  CHz−スペーサーアーム)。
m、p、:  174−175℃ 〔α)D”=+136°(1,1CI+308 )去I
L凹 9−デセニル−2−アセトアミド−4,6−0−ベンジ
リデン−2−デオキシ−β−D−ガラクトビラノシドリ
」りの調製 9−デセニル−2−アセトアミド−2−デオキシ−β−
D−ガラクトピラノシド(9)  (0,900g)を
N、N−ジメチルホルムアミド25m1に溶解した。触
媒量のp−トルエンスルホン酸(50■)を上記溶液に
加え、反応混合物を60℃で12時間加熱した。反応を
薄層クロマトグラフィーで監視し、・完結後1  ml
のトリエチルアミンを加え、反応混合物を35℃で真空
濃縮し、CIl□C12300111で希釈し、水(1
00mJ)で洗浄し、乾燥し、濃縮してベンジリデン誘
導体(10)(1,3g)を得た。
’It NMR(cDCj2z )  :δ 7.5 
(m、 5H,−Ph );6.00 (d、 III
、 6.2011z、  −NH);  5.85 (
m、 III。
CH=CHt );  5.60 (s、  IN、 
Ph  CH<  ); 4.70(d、 LH,7,
8011z、)l−1);  2.05 (s、 31
1. NH−COCH3)i  1.60 (III、
 CH2−スペーサーアーム)。
大施拠呈 9−デセニル−2−アセトアミド−3−0−(2゜3.
4.6−テトラ−0−アセチルーβ−D−ガラクトピラ
ノシル)−4,6−0−ベンジリデン2−デオキシ−β
−ガラクトピラノシド(土工)9−デセニル−2−アセ
トアミド−4,6−0ヘンジリデン−2−デオキシ−β
−D−ガラクトピラノシド(10)(1,2g)をヘン
ゼンー二トロメタン混合物(1:l、50Ille)ニ
溶解し、シアン化第二水銀(1,2g)及びトリエライ
ト10gを加えて加熱し、ついで溶媒10mJを留去し
た。ついで混合物を60℃に冷却し、乾燥ベンゼン10
+wl中2.3.4. 6−チトラー〇=アセチルーα
−D−ガラクトピラノシルブロマイド(2,5g)の溶
液を加え、60°Cで12時間攪拌した。反応終了後、
反応混合物を室温に冷却し、濾過した。濾液をジクロロ
メタン(100mlx3)で抽出し、飽和重炭酸ナトリ
ウム溶液(100mlX2)、IQ・%Kl溶液(10
0n+1)及び水(100nlX2)で洗浄し、乾燥し
、濃縮して泡状残渣を得、これをシリカゲルカラムに付
した。ヘキサン:酢酸エチル:メタノール(10:10
:1)溶媒混合物で溶出される主画分を濃縮して9−デ
セニル−2−アセトアミド−3−〇(2,3,4,6−
チトラーO−アセチルーβ−D−ガラクトピラノシル)
−4,6−0−ベンジリデン−2−デオキシ−β−D−
ガラクトピラノシド(土工)(1,5g>を得た。
化合物11の性質は次の通りであった:’HNMR(c
DC1,)  :δ 7.50 (m、 5H,−Ph
 );5.90 (d、 IH,7,0Hz、 −Nl
l );  5.80 (m、 IH。
CI=CIIz );  5.60 (s、  III
、 Ph  CH< );5.20 (d、 01.7
.6011z、 tl  1’);  4.60 (I
II。
d、 7.80Hz、 H−1);  2.20.2.
10.2.02.2.00(S、 1211.−CO−
C113,−NllCOCH3);  1.50 (m
CH,−スペーサーアーム)。
スm■ 9−デセニル−2−アセトアミド−2−デオキシ−3−
0−(β−D−ガラクトピラノシル)−β−D−ガラク
トピラノシド(12) 9−デセニル−2−アセトアミド−3−〇−(2,3,
4,6−チトラーO−アセチルーβ−D−ガラクトピラ
ノシル)−4,6−0−ベンジリデン−2−デオキシ−
β−D−ガラクトピラノシド(±1)(1,3g)を無
水メタノール50m1中触媒量のナトリウムメトキシド
(メタノール中0.01M溶液5 ml)で脱アセチル
化した。
反応混合物をアンバーライ)IR−120(H” )樹
脂で中和し、濾過し、濃縮して泡を得、これをジクロロ
メタン50mA’に溶解し、90%トリフルオロ酢酸水
1 mlで処理し、5分攪拌した。ついで反応混合物を
アンバーライトIRA−400(OH−)で脱イオン化
し、濾過し、トルエンで希釈し、30℃で真空濃縮して
固体0.5gを得た。
この固体は薄層クロマトグラフィーで均質であった。こ
の固体を熱水から再結晶した(0.5g)。
m、p、206〜208℃。このものはさらに以下の性
質を有していた: 〔α)D” =21.75°(c1,1メタノール)’
HNMR(cDzOD ) :δ 5.8 (m、II
I、 CI=C)lx )。
4.5 (d、 IH,8,16Hz、 H−1)、 
4.32 (d、 IH。
7.56Hz、 H−1)、  1.94 (s、 I
L  −N)l  L  2.1(m、 CHz−スペ
ーサー) 、1.55 (m、 CHt−スペーサー)
、1.3 (m、 CHz−スペーサー)。
大衡拠亘 1.3,4.6−テトラ−0−アセチル−2−アジド−
2−デオキシ−α−D−ガラクトピラノース(土工)の
調製 3、 4. 6−1−リーO−アセチルー2−アジド−
2−デオキシ−α−D−ガラクトピラノシルクロライド
(2)(2g)を氷酢酸50m1及び酢酸第二水銀5g
で処理し、反応混合物を室温で一夜貯蔵した。反応は薄
層クロマトグラフィーで追跡し、反応完了後、混合物を
ジクロロメタン(500nlN)で希釈し、水(100
mlx4)、重炭酸ナトリウム(100n1x3) 、
10%Kl溶液(100nlxl)及び水(100ml
で洗浄し、乾燥しく無水NazSOa ) 、蒸発させ
た。
残渣(1,9g)をエーテルに溶解し、放冷して純粋な
結晶α−異性体(0,800g)を得た。
’HNMR(cD(/!3 ”)  :δ 6,38 
(d、 l)1.3.9)+2. H−1);  5.
52 (d、 IIL 2.74. H−4);5.3
6  (Q+  1!I、  10.96Hz、  H
−3):  4.34  (m。
III、  ll−5);  4.14  (m、  
2H,1t−6,H−6’);3.95 (q、  I
II、  10.9Hz、  It−2);  2.2
0. 2.10゜2.04  (s、  9N、   
C0−Cll3 )  。
m、p、  :113−115℃ 〔α) D”  : =  90.00° (c7!、
CHI、 )ス11粗! 3.4.6−−トリ−O−アセチルー2−アジド−2−
デオキシ−α−D−ガラクトピラノシルブロマイド (
18)の調製 1、 3. 4. 6−テトラ−0−アセチル−2アジ
ド−2−デオキシ−α−D−ガラクトピラノース(±↓
)(500mg)をCl1zC7!z  (無水)50
m7!に溶解し、0℃下HBrを飽和させた。
Cl1zC7!z 50 mlで処理し、2時間撹拌し
た。ついでテトラエチルアンモニウムブロマイド2gを
加え、−皮攪拌した。ついで溶液を氷水100m1で洗
浄し、濃縮した。残渣をエチルエーテル及びペンタンか
ら再結晶して3,4.6−−トリ−O−アセチルー2−
アジド〜2−デオキシ−α−D−がラクトピラノシルプ
ロマイ)’ (18)  40Off1gを得た。
’HNMR(cD(:A3)  :δ 6.47 (d
、 ill、 4.0Hz、 H−1);  5.49
 (q、 LH,2,7Hz、 H−4);5.33 
(q、 it(、3,25,H−3);  4.48 
(m、 ltl。
H−5);  3.96 (q、 LH,10,5fl
z、 H−2);  2.14゜2.04,2.02 
(3s、 9H,[:t13)。
m、p、  :97−99℃ [:α:1025 :+183° (cj’、 CHC
jl!3)実施例 ■ 3.4.6−トリ−O−ベンジル−2−アジド−2−デ
オキシ−α−D−ガラクトピラノシルクロライド(20
)及び3,4.6−トリ−O−ベンジル−2−アジド−
2−デオキシ−D−ガラクトピラノース(21)の合成 乾燥アセトニトリル(200d)中3.4.6−−トリ
−O−ベンジル−D−ガラクタール(19)(1,04
g)の溶液を一5℃に冷却し、不活性雲囲気下、徐々に
20分かけてFeCβ3’ 68201.3g、  F
eSO4・7LOL、 3 g、過酸化二硫酸アンモニ
ウム2.28 g、アジ化ナトリウム 0.3g、50
%過酸化水素0.2nj!及び塩化リチウム2.6gの
混合物に加えた。生じた反応を酢酸エチル:ヘキサン系
(1: 5)を用いるTLCによって追跡した。すなわ
ち反応を出発物質の消失及び新規スポット(訂値0.6
1)の出現によって監視した。
反応終了後、反応混合物を濾紙を通して濾過し、濾液を
濃縮した。残渣をエーテル300m#に取り、有機層を
氷水(100m/x3)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾
燥し、濾過し、蒸発させてシロップ(3,0g)を得、
これを溶出剤として酢酸エチル:ヘキサン(4: 6)
を用いるフラッシュシリカゲルクロマトグラフィーに付
した。3,4゜6−トリ−O−ベンジル−2−アジド−
2−デオキシ−α−D−ガラクトピラノシルクロライド
(叢ユ)が収率20%で分離され、第2の化合物である
3、4.6−  −トリ−O−ベンジルー2−アジド−
2−デオキシ−D−ガラクトピラノース(21)のα、
β−異性体が収率40%で分離させた。
化合物20は以下の性質を有していた:HNMR(cD
Cβ3):δ 6,20 (d、 LH,3,5Hz。
H−1);  4.88 (d、 1)1.12Hz、
 u−CH−C6H5);4.76 (d、 2H,2
,5Hz、 CH2−C6H5);  4.52 (d
IH,12Hz、  HCHC6H5);  4.48
 (d、 2h、 12Hz。
CHC5)Is );4.24 (m、 2H,H2及
び)l−5);4.10(ブロードシングレット、IH
,H−4); 4.00(dd、 IH,J3.4=3
Hz、 H−3):  3.60 (m、 2H。
H−6)。
”C,NMR(cDCj!* ) ppm :94.5
872 (c−1)、 77.75 (c−5)、 7
3.045゜72.7750 (c−4及びC−3)、
  61.0048 (c−2)。
?5.1413.73.6770.72.5953 (
cH,−C,Hl)。
67.8970 (c−6>。
m、ρ、+85−86℃(エーテル−ヘキサンから2回
結晶化) 〔α)D25 :+102℃(c=1.38. CHC
j23)元素分析(c27)128N3Cj20.とじ
て計算値):C,65,72;  H,5,69:  
N、 8.52;  Cl、7.19゜実測値 C,65,24;  H,5,69;  N、 7,7
9;  C1,7,09゜化合物21の性質は次の通り
であった:It NMR([DC,123)  :  
7.3 (m、 15H,芳8族7’o )7);  
5.3 (s、  IH);  4.9 (d、  I
H,12,00Hz、 tl−CHC6H5);4.5
0 (dd、 28.12.00tlzCH2−C6H
5);  4.14 (t、 IH,6,0Hz );
  3.9(m)、  3.40 (q、 IH,6,
0Hz);  3.3 (dd、 IH。
3.0)1z)。
13C−N!JR(cDCIi 3 ) 9pm :9
6.5598  (c−1β、  lit  96.5
  );   92.4563  (c−1a lit
 92.3 ) 。Pavia、 et al、、 I
nt、JPeptide Protein Res、、
 22.549 (1983)。
m、p、ニア1−73℃(ヘキサン:エーテル混合物か
ら結晶化) 〔α)D25:+32,5° (c=1.18. CH
Ce z )計算値’ (czJ2sOsLとして計算
値)  C’、 68.19iH,6,14;  N、
 8.83゜ 実測値: C,67,99;  H,5,94;  N
、 7.93゜実施例X ベンジル−N−(ベンジルオキシカルボニル)−〇−(
3,4,6−トリーO−ベンジルー2−アジド−2−デ
オキシ−α−D−ガラクトピラノシル)−L−セリネー
) (5erinate )  (15)の調製 乾燥塩化メチレン(30ff11)中ベンジル−N−(
ベンジルオキシカルボニル)−15−セリネート(3当
N)、テトラエチルアンモニウムブロマイド(1当量)
及び粉末4A分子篩(3g)を室温で一夜攪拌した。
一方、別のフラスコで、乾燥塩化メチレン5ml中の臭
化オキサリル(3当量)を乾燥DMF中3.4.6−−
トリ−O−ベンジル−2−アジド2−デオキシ−α、β
−D−ガラクトピラノース(1上)(3当量)の水冷溶
液に滴下した。
この反応混合物を室温で放置し、−夜攪拌した。
反応は酢酸エチル:ヘキサン(1: 4)溶媒系を用い
るTLCによって追跡した。反応終了後、CHzClt
  100 mlを加え、塩化メチレン溶液を氷水(5
0mxx2)ですばやく洗浄し、乾燥しく無水NazS
O4) 、?M縮して30nj!にした。この溶液をさ
らに精製することなくセリン誘導体及びテトラエチルア
ンモニウムブロマイドの溶液に加えた。この反応混合物
を室温で5日攪拌した。
反応終了後、反応混合物を濾過し、CHzCl 2 (
100mff)で抽出し、水(50nt2x3)で洗浄
し、乾燥しく無水NazSO4) 、濃縮した。残渣を
塩化メチレン:エーテル:ヘキサン(1: 1 : 1
.5)溶媒系を用いるフラッシュクロマトグラフィー(
E、 Merckフラッシュシリカゲル200〜430
mesh )に付した。Rr値0.646の化合物(1
20■)を分離し、’ H−N M R及び”C−NM
Rを測定した。
’II NMR(cDCj! :l ) :δ 7.2
0−7.50 (m、 25H1芳香族プロトン); 
 6.04 (d、 IH,9Hz、 NH)5.10
 (d、 IH,411z、 H−1)”CNMR(c
DC1x )  m :99.8217 (c−1);
  77.1234 (c−5)、 73.4651゜
70.3506 (c−3及びC−4)、  59.8
677 (c−2)+54.9177 (ca −5e
r、 )、  67.2066、67.6264゜72
.3577、 73.5866、 74.8436  
(cH2−C,H5)。
68.7637 (c−6)、  69.9876 (
cβ−5et、 )〔α)o”  =+58.55° 
(c=1.38.  Cl1ff! 、 )実IL又L ベンジル−N−(ベンジルオキシカルボニル)−〇−(
3,4,6−トリ−O−ベンジル−2−アセトミド−2
−デオキシ−α−D−ガラクトピラノシル)−L−セリ
ネート(16)の調製乾燥エタノール10nj!中ベン
ジル−N−(ベンジルオキシカルボニル)−0−(3,
4,6−トリ−O−ベンジル−2−アジド−2−デオキ
シ−α−D−ガラクトピラノシル)−L−セリネート(
15)(100++yr)の溶液を乾燥エタノール20
mj2中塩化ニッケル(4%)及びホウ酸(2%)の溶
液に加え、ついでエタノール5 ml中の水素化ホウ素
ナトリウム(50■)を添加した。
室温で4時間後無水酢酸(10+nl)を加え、反応混
合物を室温で一夜攪拌した。反応終了後反応混合物を真
空濃縮し、残渣をジクロロメタン(100I111)で
抽出し、水(50n+j!x2)で洗浄し、乾燥しく無
水Na2S04)、濃縮した。残渣をヘキサン:酢酸エ
チル:メタノール(10:10:1)溶媒系を用いるフ
ラッシュシリカゲルクロマトグラフィーに付しくRf値
0.23)、65■を得た。
この固体を酢酸エチル:ヘキサン溶媒混合物から再結晶
して標記化合物を得た。
’HNMR(cDCI! s )  67.30 (m
、 25H,芳香族プロトン)+  5.86 (d、
 IH,9,0OHz、  −NH)。
4.82 (d、 LH,4Hz、 H1)。
’CNMR(cDC7!:+ )  m :170.0
967 (ベンジルオキシカルボニルC=0 )。
169.7903 (co−NH)+  99.466
3 (c−1−α)。
77.1697 (c−5)、 72,6272.70
.4693 (c−3及びC−4)+ 54.7825
 (ccx −5er、 )、 49.1120(c−
2)、  23.3544 (−CO−CHs )、 
67.2653゜67.4449.71.6376、7
3,5681.74.4823 (cH,−(:61(
S )、  69.0312 (c−6>  。
L」ユニ  137−138℃。
(α) D” = + 52.50  (c=1.37
. CHCl5 )大侮拠J旦 0−(2−アセトアミド−2−デオキシ−α−り一ガラ
クトピラノシル)−L−セリン(土工)(Tn )の調
製 ベンジル−N−(ベンジルオキシカルボニル)−O−(
3,4,6−1−リーO−ベンジルー2アセトアミド−
2−デオキシ−α−ガラクトピラノシル)−L−セリン
(上皇)(60mg)をメタノール;酢酸(10:1)
混合物(10njりに溶解し、大気圧下で10%パラジ
ウム炭の存在下室温で水素化した。反応終了後、反応混
合物を濾過し、真空濃縮した。残渣をバイオゲル(Bi
o−gel)P−2カラムに通して固体を得た。m、 
p。
186−187℃(1it186°) 〔α) D” = 143.46 (c−1,0,水)
  (lit144°) ’HNMR(DzO)  64.76 (d、 IH,
4Hz、 H−1)、  4.04 (dd、 IH,
Jl、 2=4Hz、 ll−2)+3.94 (dd
、 LH,3Hz、 H−4)、 3,70 3.80
 (m。
5H)+ 3.54−3.66 (m、 2H)、  
1.88 (s、 31L−Co−CH3) 13CNMR(c20)   m  :176.118
3  (c0−N)l )、  172.9674  
(GO−011>99.4961  (c−1)、  
72.8982  (c−5)、  69.9026゜
69.0330 (c−4及びC−3)、  51.0
912 (c−2)。
23.5051  (NHCOCL )、  62.7
138  (c6)。
68.1337 (cβ−セリン)、  56.026
5 (cα−セリン)。
化111表 1、 3,4.6−−トリ−O−アセチルーD−ガラク
タール 2、 3,4.6−)リーO−アセチルー2−アジド−
2−デオキシ−α−D−ガラクトピラノシルクロライド 3、 3,6.2’、3’、4’、6’−ヘキサ−0−
アセチル−D−メタノール 4、36−ジー0−7セチルー4−0−(2゜3.4.
6−チトラーO−アセチルーβ−D−ガラクトピラノシ
ル)−2−アジド−2−デオキシ−α−D−グルコピラ
ノシルクロライド5.9−デセニル−3,4,6−)ソ
ー0−アセチル−2−アジド−2−デオキシ−α、β−
Dガラクトピラノシド 6.9−デセニル−2−アジド−2−デオキシα、β−
D−ガラクトピラノシド 7.9−デセニル−3,4,6−)ソー0−アセチル−
2−アセトアミド−2−デオキシ−αβ−D−ガラクト
ピラノシト 8.9−デセニル−3,4,6−1−ソー0−アセチル
−2−アセトアミド−2−デオキシ−β−D−ガラクト
ピラノシド 8a、9−デセニル−3,4,6−−トリ−O−アセチ
ルー2−アセトアミド−2−デオキシ−α−D−ガラク
トピラノシド 9.9−デセニル−2−アセトアミド−2−デオキシ−
β−D−ガラクトピラノシド 10.9−デセニル−2−アセトアミド−4,60−ベ
ンジリデン−2−デオキシ−β−D−ガラクトピラノシ
ド 11.9−デセニル−2−アセトアミド−3−〇−(2
,3,4,6−チトラーO−アセチル−β−D−ガラク
トピラノシル)−4,6−0−ベンジリデン−2−デオ
キシ−β〜D−ガラクトピラノシド 12.9〜デセニル−2−アセトアミド−2−デオキシ
〜3−0−(β−D−ガラクトピラノシル)−β〜D−
ガラクトピラノシド 13.9−デセニル−2−アセトアミド−2−デオキシ
−α−D−ガラクトピラノシド 14、 1. 3. 4. 6−テトラ−0−フー1!
チルー2−アジド−2−デオキシ−α−D−ガラクトピ
ラノース 15、ベンジル−N−(ベンジルオキシカルボニル)0
− (3,4,6−!−リー0−ベンジルー2アジドー
2−デオキシ−α−D−ガラクトピラノシル)−L−セ
リネート 16、ベンジル−N−(ベンジルオキシカルボニル)0
− (3,4,6−トリ−O−ベンジル−2アセトアミ
ド−2−デオキシ−α−D−ガラクトピラノシル)−L
−セリネート 17、0− (2−アセトアミド−2−デオキシ−α−
D−ガラクトピラノシル)−L−セリン18.3,4.
6−)リーO−アセチルー2−アジド−2−デオキシ−
α−D−ガラクトピラノシルブロマイド 19.3,4.6−トリ−O−ベンジル−D−ガラクタ
ール 20、 3. 4. 6−1−ソー0−ベンジル−2−
アジド−2・−デオキシ−α−D−ガラクトピラノシル
クロライド 21 3、 4. 6−トリ−O−ベンジル−2−アジ
ド−2−デオキシ−α、β−D−ガラクトピラノース 3→4 2→5 5→6 8→9 8a→13 9→10 及−」トー大 アジド塩素化 アジド塩素化 グリコシル化 脱アセチル化 脱アセチル化 脱アセチル化 ベンジリデン置換 (実施例1) (実施例U) (実施例■) (実施例■) (実施例■) (実施例■) (実施例■) 10−11   グリコシル化    (実施例■)1
1−12   脱ベンジリデン化  (実施例■)2−
14  アセチル化     (実施例■)14−18
   臭素化       (実施例■)19−20 
  グリコシル化    (実施例X)19−21  
 i元及びアセチル化 (実施例XI )21−15 
  脱ベンジル化    (実施例xI【)15−16
   アジド塩素化    (実施例■)16→17 
   アシドヒドロキシル 化         (実
jllIX)図3は図1のアジドクロライド(2)から
興味ある他の化合物の製造を示す。
図4はラフタール(1ac(al )  (3)のアジ
ド塩素化を示す。
図5は図2に示す生成物の1つからTn−α−0−セリ
ン(土工)の合成を示す。
【図面の簡単な説明】 図1は免疫担体にハプテンを結合するのに使用するめた
のオレフィンアグリコンを有する合成アジアロー〇MI
ハプテンであるβ−D−Gal(13)−β−D −G
a1N Ac −0−(cllz)scH=CH,(1
2)の全合成を示す。最初の工程は一層−アセチル保護
ガラクタール(上)のアジド塩素化である。 図2は一層−ベンジル保護ガラクタール(1主)のアジ
ド塩素化を示す。 図 り の ア ト塩素化 手 続 補 正 書(方式) 1、事件の表示 田 文 殺 殿 平成1年特許顎第113988号 2、発明の名称 71J q−ルのアジド塩素化及び シアンド化 3、補正をする者 事件との関係 出 願 人 名 称 バイオミラ インコーホレーテッド 4、代 理 人 0−υ℃

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、炭水化物のグリカール部分をアジドクロロ化する方
    法であって、該グリカールを過酸化二硫酸塩、第一鉄塩
    、アジ化物塩及び塩化物塩とアジドフリーラジカルのそ
    の場での生成に有利な条件下に反応させることを特徴と
    する方法。 2、グリカールがガラクタールである請求項1の方法。 3、グリカールがグルカールである請求項1の方法。 4、グリカールが3,4,6−保護されている請求項1
    の方法。 5、グリカールが−O−アセチル保護されている請求項
    4の方法。 6、グリカールが−O−ベンジル保護されている請求項
    4の方法。 7、過酸化二硫酸塩がアンモニウム塩である請求項1の
    方法。 8、第一鉄塩が硫酸第一鉄である請求項1の方法。 9、硫酸第一鉄が水和されている請求項8の方法。 10、アジ化物塩がアジ化ナトリウムである請求項1の
    方法。 11、塩化物塩が塩化第二鉄を包含する請求項1の方法
    。 12、塩化物塩がさらに塩化リチウムを包含する請求項
    11の方法。 13、塩化第二鉄が水和されている請求項11の方法。 14、過酸化水素をフリーラジカル反応開始剤として用
    いる請求項1の方法。 15、生成物が (a)3,4,6−トリ−O−ベンジル−2−アジド−
    2−デオキシ−α−D−ガラクトピラノシルクロライド
    、 (b)3,4,6−トリ−O−アセチル−2−アジド−
    2−デオキシ−α−D−ガラクトピラノシルクロライド
    、及び (c)3,4,6−トリ−O−ベンジル−2−アジド−
    2−デオキシ−α−D−ガラクトピラノース よりなる群から選ばれる請求項1の方法。 16、アシアロ−GM_1の末端二糖を有する合成抗原
    を製造する方法であって、 (a)請求項1の方法によって3,4,6−トリ−O−
    保護2−アジド−2−デオキシ−α−D−ガラクトピラ
    ノシルクロライドを製造し、 (b)それを免疫原担体に該分子を結合させるのに適当
    なスペーサーアームを含有するアルコールと反応させて
    2−アジド−2−デオキシガラクトピラノシド誘導体を
    生成させ、(c)2−アジド基を2−アセトアミド基に
    還元し、 (d)該ガラクトピラノシドをガラクトピラノシルクロ
    ライドでグリコシル化してβ(1→3)グリコシド結合
    を有する二糖を生成させ、 (e)二糖を脱保護し、ついで (f)二糖を該スペーサーアームを通して免疫原担体に
    カップリングしてアシアロ−GM_1の末端二糖の合成
    抗原決定基を生成させる ことを特徴とする方法。 17、Tn−α−O−セリンを製造する方法であって、 (a)請求項1の方法によって3,4,6−トリ−O−
    保護2−アジド−2−デオキシ−α−D−α−ガラクト
    ピラノシルクロライドを製造し、 (b)工程(a)の生成物を加水分解して3,4,6−
    トリ−O−保護−2−アジド−2−デオキシ−α−D−
    ガラクトピラノースを得、 (c)工程(b)の生成物を保護O−セリンと反応させ
    、 (d)2−アジド基を2−アセトアミド基に還元し、つ
    いで (e)工程(d)の生成物を脱保護してO−(2−アセ
    トアミド−2−デオキシ−α−D−ガラクトピラノシル
    )−L−セリンを得る ことを特徴とする方法。 18、工程(a)の生成物がO−アセチル保護されてい
    る請求項16の方法。 19、工程(b)の生成物がO−ベンジル保護されてい
    る請求項17の方法。 20、炭水化物のグリカール部分の1,2−ジアジド誘
    導体を製造する方法であって、該グリカールを過酸化二
    硫酸塩、硫酸第二鉄、硫酸第一鉄及びアジ化物塩とアジ
    ドフリーラジカルのその場での生成に有利な条件下に反
    応させることを特徴とする方法。 21、グリカールが−O−ベンジル保護されている請求
    項20の方法。 22、炭水化物のグリカール部分をアジド臭素化する方
    法であって、請求項1の方法によってグリカールをアジ
    ド塩素化し、該アジド塩化物を加水分解してアジド水酸
    化物を得、ついでアジド水酸化物を臭素化してアジド臭
    素化物を得ることを特徴とする方法。 23、グリカールを過酸化二硫酸アンモニウム、アジ化
    ナトリウム、硫酸第一鉄及び塩化第二鉄と反応させる請
    求項1の方法。 24、2当量の過酸化二硫酸アンモニウム、4当量の塩
    化第二鉄及び1当量のアジ化ナトリウムを該グリカール
    と反応させる請求項23の方法。 25、9−デセニル−2−アセトアミド−2−デオキシ
    −β−D−ガラクトピラノシド。26、9−デセニル−
    2−アセトアミド−2−デオキシ−3−O−(β−D−
    ガラクトピラノシル)−β−D−ガラクトピラノシド。 27、9−デセニル−2−アセトアミド−2−デオキシ
    −α−D−ガラクトピラノシド。28、3,4,6−ト
    リ−O−ベンジル−2−アジド−2−デオキシ−α−D
    −ガラクトピラノシルクロライド。
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