JPH0269711A - 天体望遠鏡 - Google Patents

天体望遠鏡

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JPH0269711A
JPH0269711A JP22137988A JP22137988A JPH0269711A JP H0269711 A JPH0269711 A JP H0269711A JP 22137988 A JP22137988 A JP 22137988A JP 22137988 A JP22137988 A JP 22137988A JP H0269711 A JPH0269711 A JP H0269711A
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azimuth
angle
constellation
astronomical telescope
altitude
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JP22137988A
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Hideo Uehara
上原 秀夫
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Citizen Watch Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、天体の方位角や高度角を読みとれる機能を有
する星座盤を組み込んだ時計体と、該時計体で読み取っ
た天体位置に向けるための方位角および高度角の各角度
調整機構とを備えた天体望遠鏡に関するものである。
〔従来の技術〕
星座への関心は、学校における星座早見盤を用いた学習
や、天文の内容を含んだ科学雑誌の充実、各種天文現象
を目的とした天体望遠鏡の普及によりて近年増々高まっ
てきているところである。
天体を天体望遠鏡で観測するためには、言うまでもなく
目的とする天体の方向に天体望遠鏡の鏡筒を極めて正確
に向けて狭い一定の視野範囲内に導入する必要がある。
天体望遠鏡の架台の機構としては、大別して以下の2タ
イプがある。その中で経緯台と呼ばれる形式のものは、
重力の方向にほぼ一致する水平回転軸と、該水平回転軸
と90°の位置関係に設けられた上下回転軸とにより、
鏡筒の方向を変えられるものである。一方赤道儀と呼ば
れる形式は、地軸(地球の自転軸)と暴行になる様に設
置される極軸と、該極軸と直交する赤緯軸とにより鏡筒
の方向を変えられるものであり、極軸のまわりに鏡筒を
恒星時で地球の自転と反対方向に回転させることにより
天体を追尾(但し、天球上での動きの速い月、太陽、惑
星、茸星等は除く)することが可能としたものである。
太陽や月、夜間の明るい恒星や惑星など目視で名称と位
置が確認できるものを除き、前者では目的とする天体の
方位角と高度角、後者では天体の時角又は天体の赤経お
よび地方恒星時と天体の赤緯を知って、それらの目盛が
刻まれた各角度調整機構を用いて目的の天体に鏡筒を向
けるか、あるいは星図などで周囲の目安となる輝星の配
列を参考に目的の天体を導入するのがごく一般の方法で
あった。この内、経緯台で必要とする天体の方位角と高
度角は天体の赤経と赤緯、観測地点の緯度と地方恒星時
から計算で求める必要があり、架台の構造は簡素化し易
く取り扱いが容易な反面、その都度計算で求めるのは手
間がかかる上にデータをすべて準備しておく必要がある
。一方星座早見盤の見方は学校教育等を通じて広(浸透
しており、この見方を応用していちいち合わせ込みや計
算をしなくても現在の星座配置がいつでも読み取れる星
座表示付時計を本出願人は特開昭62−88982号公
報や特開昭62−95486号公報等において出願して
いるところである。
また、赤道儀による天体の導入は、北極星の時角と天の
北極からの離角を用いて極軸を正確に天の北極方向にセ
ットした上に、地方恒星時に合わせて赤経目盛環をセッ
トし、天体の赤緯と赤経に合わせて鏡筒を向ける必要が
あり、その上緯度に合わせて傾いてセントされる極軸と
該極軸と直交する赤緯軸による鏡筒の動きは、慣れるの
に時間を要する上に、架台も天体の追尾を目的としてい
るため剛性が高く風や振動等に強く安定している反面単
に天体を観望するだけの目的には架台部分の占めるコス
ト割合が高すぎて同価格で入手できる口径サイズも経緯
台に比べてはるかに小さくなるという欠点を有している
〔発明が解決しようとする課題〕
そこで天体の観望を主目的とした場合、星座表示付時計
と、暗い天体にも適応でき分解も優れたより大口径が安
価に入手できる操作性の良い経緯台式天体望遠鏡を用い
て目的の天体を捕えることが考えられるのであるが、従
来の経緯台には一般に方位角や高度角が読み取れる目盛
部が付いていないものが大部分であり、星座表示付時計
で目的の天体の方位角や高度角がわかっても、天体を狭
い一定の視野内に正確に導入することは、非常に困難で
あった。確かに手動の星座早見盤でも天体のおおよその
方位角と高度角は読み取ることができるが、たとえ上記
の用途を目的として特に高精度のものを製作したとして
も時計体と連動していない星座早見盤をその都舎極めて
正確に合わせ続けながら使用することは、はなはだ効率
が悪く実用的ではない。
そして、方位角や高度角が読み取れる経緯台式天体望遠
鏡と星座表示付時計を別々に用意して、それらを読み比
べて使用する方法も、経緯台式天体望遠鏡の方位角及び
高度角の各角度調整機構部の角度読取部と星座表示付時
計の方位角及び高度角読取部との間に読取作業上の関連
性が考慮されて〜・ないため、星座表示付時計で読み取
った各角度を一旦記憶又は記録してから天体望遠鏡の鏡
筒の方向を各角度の値に合わせ込む必要があり、手間が
かかる上に読み間違いや合わせ間違いをすることも多か
った。その上、各々別々になっているため、両者を観測
者のそばに置く必要のある観測時には星座表示付時計の
置き場所に困るし、運搬時のスペースと手間も余分にか
かり大変不便であった。
本発明の目的は、現在の天体位置を簡単に読みとれる時
計体を利用して簡潔にしかも素早(目的の天体を見つけ
出すことのできる天体望遠鏡を提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本発明の構成は、天体望遠鏡
において、天体望遠鏡本体と、天体の方位角や高度角を
読み取れる機能を有する星座盤を組込んだ時計体と、前
記天体望遠鏡な載置固定するための基台とにより成り、
該基台には前記天体望遠鏡の方位角を決めるための方位
角調整機構と、前記天体望遠鏡の高度角を決めるための
高度角調整機構とを備えたものであり、更に天体望遠鏡
の方位角と高度角の各調整機構の目盛部内に、時計体の
方位角と高度角の読取目盛部の形状を含ませて読取時作
業上の関連性ももたせたことを特徴としている。
〔実施例〕
以下本発明の実施例について図面に基づいて説明する。
第1図は、本発明による天体望遠鏡の一例の使用中の状
態を示す斜視図であり、第2図は第1図の天体望遠鏡の
星座盤が組み込まれた時計体部分の収納状態を示す部分
斜視図であり、第3図は星座盤の平面図であり、第4図
は時計体の文字板の平面図であり、第5図及び第6図は
時計体の輪列機構要部を示す断面図であり、第7図は第
1図の天体望遠鏡の方位角調整機構における方位角目盛
板の平面図、第8図は第1図の天体望遠鏡の高度角調整
機構における高度角目盛板の平面図である。
第1図において、天体望遠鏡は、コンクリート等で作ら
れた固い基盤又は地面の上に設置されるベース1と、ベ
ース1の上方にあってベース1に固定された方位角回転
軸1aの廻りに回転自由に載置された方位角回転部2と
、方位角回転部2の観測者側の側板2aに取り付けられ
星座盤6aが組み込まれた時計体6と、方位角回転部2
の上方に方位角回転軸1aと直交して設けられた高度角
回転軸4aに一体形成され且つ回転自由に載置された鏡
筒部4とにより構成されている。
ベース1には、方位角回転軸1aの方向を調整するため
ネジにより伸縮可能な足1bが3〜4箇所取り付けられ
ている。また方位角回転軸1aの上端には、方位角回転
部2の底板2bと一体化されている方位角目盛板2cの
上方にごくわずかの間隔をおいて重ねられた透明部材製
の方位角読取板1Cがベース1と一体化して固着されて
おり、前記方位角読取板1cの周辺部の一箇所には方位
角読取マーク1dが描かれている。
方位角回転部2の側板2aへの時計体乙の前板6bの取
り付けは、2組のチョウツガイ5によってほぼ906の
可動角度範囲を有して連結されている。
使用状態では、観測者が星座盤6aを正面から楽に読め
る様に側板2aに対し時計体乙の前板3bはほぼ直角を
なすとともに、水平面とも約45°の傾斜をつげである
。これにより所用状態での時計体6からの天体位置の読
み取り時に、時計体乙の透明部材製文字板3cを通して
星座盤3a上の天体を垂直に見通せるため、高い精度を
要求される読み取り作業において視差による誤差を最小
限にとどめることができる。また6は前板6bの左下隅
部にネジ6aによって回転自由に装着されたL字型の保
持ブロックであり、使用時には保持ブロック6の係止面
6bを側板2a面に圧接する位置にすることにより、時
計体6が重力で下方に回転してしまうのを防止するため
のストッパーの役割を果たしている。
一方、時計体6を収納した状態においては、第2図に示
す様に時計体6の本体部6dが側板2aに設けられた収
納穴2d内に収納され、時計体乙の前板6bの裏面が、
方位角回転部2の側板2aに密着すると共に、保持ブロ
ック6の挾持面6cが側板2aを挾み込む位置まで保持
ブロック6を回転することにより、時計体6が側板2a
に固定された状態となり、部品点数を増やさずに収納時
のスペースが小さくかつ運搬時の動揺がない構造となっ
ている。
そして、上記2つの状態間の切り換えは、保持ブロック
6を、側板2aの保持ブロック通過用の切り欠き部2e
を通る角度位置に回転させろことにより、前板6bが回
転可能となり、容易に状態を切り換えることができる構
造となっている。
鏡筒部4は、大口径が最も安価に得られるニュートン式
反射鏡筒4bと鏡筒4bの両側(片側のみ図示)に取り
付けられた高度角回転軸4aと、高度角回転軸4aの観
測者側の端面に取り付けられた高度角目盛板4c、それ
に鏡筒4bに対して光軸が平行にセットされたファイン
ダー4eとにより構成され、前記高度角目盛板4cの外
周に対向する方位角回転部2の側板2aの一箇所には高
度角読取マーク2fが描かれている。
また、方位角回転部2の底板2bには高度角回転軸4a
と平行な方向に水準器2gが固定されている。
方位角調整機構においては、ベース1の方位角回転軸1
aと方位角読取板1cの方位角読取マーク1dと方位角
回転部2の方位角目盛板2cが、また高度角調整機構に
おいては、方位角回転部2の高度角読取マーク2fと鏡
筒部4の高度角回転軸4aと高度角目盛板4cが、それ
ぞれ不可欠な必要構成要素である。また後に詳述する初
期セツティング時において使用するベース1の足1bと
方位角回転部2の水準器2g、それにファインダー4e
も作業能率上是非ともあった方が好ましい調整機構要素
である。
次に時計体乙の星座盤3aの説明をする。第3図は星座
盤6aの平面図であり、星座盤3aには、大気差による
水平屈折0.57°を見込んだ北緯35°において見ら
れる赤緯−55,57°以北の天球の内、針の取り付は
部分を除(はぼ全範囲が表示されており、眼視光度5.
5等以上の明るさの恒星61、主な星雲・星団32、黄
道33、天の赤道34、天の月35等が星座盤6aの外
周方向から回転中心に向って赤緯等間隔条件で描かれて
おり、星座盤3aの外周部には、赤経の時を示すO〜2
3の数字36と、黄道33上に平均的な年の各月1日、
6日、11日、16日、21日、26日の各正午(世界
時)における太陽位置が72箇所破線の切れ目33aと
して表示され、更に切れ目33aの内各月1日の位置近
傍には該当する月を示す1から12までの数字37が描
かれており、第4図に示す星座盤6aの上に重ねて配置
された透明部材製の文字板6Cの子午線31cに対応し
ている赤経値を読み取ることにより地方恒星時がわかり
、また昼間であれば月日に対応した黄道33上の太陽位
置を切れ目65aと数字37を参考にして読み取ること
により天球上の太陽位置もわかる様に構成されている。
68は後述の星座歯車であり、69は後述する北極星赤
経マークである。
次に時計体6の文字板6Cの説明をする。第4図は文字
板6cの平面図であり、文字板6c上には、大気差補正
された水平線32cと10’間隔の高度線33cおよび
方位線34c、そして水平線下18°に相当する位置に
天文薄明線35cが描かれており、方位線64cの内、
天頂36cを通過するものが子午線31cとして直線で
描かれている。また高度線33cおよび方位線34cは
、30°間隔毎に太線で描かれ、読み取り時の作業性が
考慮されている。
そして、透明部材製の文字板3cを通して星座盤6a上
の天体を見通すことにより、北緯35°における前記天
体の方位角と高度角が正確に読める様に構成されている
次に時計体3の輪列機構の説明をする。第5図及び第6
図は、星座盤6aが反時計方向に回転するようにした星
座表示付時計の輪列機構要部を示した断面図であり、5
1は中心車で分針52が、56は筒車で時針54が各々
取り付けられ、日ノ裏車55に噛み合う筒歯車53aと
筒車カナ53bとにより構成されている。
55は日ノ裏車で中心車51の分カナ51a及び筒車5
6の筒歯車53aと噛み合っている。また56は調整車
で調整歯車56aと星座歯車68に噛み合う調整車カナ
56bとにより構成されており、前記筒車56の筒車カ
ナ53bと調整車56の調整歯車56aは歯先同士が互
いに干渉しない範囲内に設定されており、地板57に固
定されている調整車ビン58に遊合され、裏板59によ
ってタテアガキが保持されており、調整歯車56aと調
整車カナ56bとの間には所定のトルク以上の負荷でス
リップするスリップ機能部56cが設けられて℃・る。
星座歯車68は、透明部材製の文字板6cに近い方の端
部に星座盤3aが固着されるとともに筒車56に遊合さ
れ、裏板59と筒車56に押込固定されている星座盤座
60との間でタテアガキを含んで挾持されている。
61は星座盤6aの回転方向を反時計方向にするための
アイドラー車であり、前記筒車56の歯車カナ53bと
調整車56の調整歯車56aに同時に噛み合うアイドラ
ー歯車61aと地板57及び裏板59に軸支されたアイ
ドラー車軸61bとにより構成され、地板57及び裏板
59によってタテアガキを含んで挾持されている。
次に本実施例で使用している反時計方向に回転する星座
盤を有する時計体の作動について説明する。
分カナ51aから日ノ裏車55を介して筒車56へ至る
減速比は公知のごとく1/12にすることにより筒車5
6は文字板6c側より見て時計方向に12時間に1回転
する。
1平均恒星日すなわち地球の春分点に対する平均自転周
期は23時間56分4.091秒平均太陽時にあたり、
天球のみかけの平均運動速度に星座盤6aの回転速度を
合わせるためには星座歯車68が1日に(24時間/2
3時間56分4.091秒)回転すなわち1.0027
379回転にごく近い値になる様に筒車56から星座歯
車68に至る輪列の歯数を構成する必要がある。
歯数範囲が12〜73枚で近似精度の最も良い歯数組み
合わせを示すと、駆動側である筒車力す53bと調整車
カナ56bの歯数が3N枚と61枚、被動側である調整
歯車56aと星座歯車68の歯数が5N枚と73枚(N
は4以上14以下の整数)であり、この時星座歯車68
は1日に1.0027397回転し、星座盤6aの年間
累積誤差は見かけの天球の平均運動に対し約0.2°の
進みに過ぎない。
ここで筒車56を筒歯車53aと筒車カナ53bとで構
成した合わせ筒車としたのは、日ソ裏車55との噛み合
い条件の制約を受けずに筒車カナ53bの歯数を選べる
からである。
筒車56の筒車カナ53bと調整車56の調整歯車56
aとの間にはアイドラー車61のアイドラー歯車61a
が同時に噛み合っており、調整車56の調整車カナ56
bに噛み合う星座歯車68の文字板6cに近い方の端部
に固着された星座盤6aは、文字板6C側より見て反時
計方向に所定の回転速度すなわち1平均恒星日でごく正
確に1回転し、回転中心から外周に向って赤緯が減少す
る星座盤6aの回転条件と一致している。
また、筒車の筒車カナと調整車の調整歯車を歯数比を変
えずに歯先円を増加させ、アイドラー車を介さずに直接
噛み合わせて文字盤側より見て時計回転方向に回転する
星座盤を使用した星座表示付時計を提供することも可能
である。
これにより、例えば南緯35°用仕様として星座盤6a
に南緯35°において見られる赤緯+55.57°以南
の天球の内、針の取り付は部分を除くほぼ全範囲の諸態
等を赤緯等間隔条件で描くことができ、更に、文字板3
cの水平線32c下に相当する部分に北緯35°の南天
用の方位線と高度線を追加して、本実施例での天の北極
を中心とした星座表示に比較して南天での歪みの少ない
表示を得ることができ、北緯35°での実用機能も兼ね
備えた星座表示付時計を提供することも可能である。
次に時計体3の初期合わせ込み時の操作の一例を説明す
る。
先ず時針54、分針52を時刻合わせ用ツマミ(図示せ
ず)を回して現時刻(平均太陽時)に合わせる。
次に星座盤6aの合わせ込み操作に移る。ここで第2図
に示すように、星座盤6aは、時計体乙の本体部6dに
設けられた星座盤調整用穴6e部分から円周部を手で直
接回転できる様な構造になっている。星座盤3aを手で
直接回転させた場合の回転力は、星座盤6aの星座歯車
68から調整車56の調整車カナ56bに伝達される。
調整車56の調整車カナ56bと調整歯車56aとの間
にはスリップ機能部56Gが設けられているので上記伝
達時には前記スリップ機能部56Cがスリップして時針
54、分針52は通常の運針を継続するので表示面上で
は調整車カナ56bに噛み合う星座歯車38に固着され
た星座盤6aのみ修正される。
前記動作を用いて、文字板6cの子午!31cに対応す
る星座盤6aの赤経値を観測地点における地方恒星時に
一致させ、星座盤6aと時刻の初期合わせが終了する。
次に本発明における天体望遠鏡の方位角と高度角の各角
度調整機構に刻まれている各目盛部の説明をする。
第7図および第8図は、それぞれ方位角目盛板と高度角
目盛板の詳細を示した平面図である。
第7図において、方位角目盛板2Cには、時計体6の文
字板3Cの方位線34Cと高度線33Cと同形状のパタ
ーンとその周辺部に方位記号21Cが観測者から時計体
6を見た向きに合わせて描かれており、方位角目盛板2
C上の方位線22Cは、方位角読取用補助線23Cを介
して方位角目盛24Cと結ばれている。方位角目盛24
Cは、方位角回転部2の方位角調整時の回転軸となるベ
ース1の方位角回転軸1aの軸心を基準に放射状に等角
度間隔で刻まれており、方位角目盛板2Cの上に重ねら
れた透明部材製の方位角読取板1Cの方位角読取マーク
1dに対応する方位角目盛24Cを読むことにより鏡筒
4bの向いている方位角を知ることができる構造となっ
ている。更に方位角目盛24Cにも時計体6の文字板3
Cと同形状のパターン周辺に描かれている方位記号21
Cに対応させて方位記号25Cが45゜間隔で描かれて
いる、ここで方位記号25Cは時計体乙の文字板6Cと
対応させて読み取り易くするため地図で用いる時とは反
対の回転方向順に描かれている。このため、方位角読取
板1Cをベース1に対し、方位角回転軸1aを介して固
定し、方位角目盛板2Cの方は方位角回転部2の底板2
bに固定して前記方位角回転部2の動きと一体となって
回転する構造となっている。これにより鏡筒4bの向い
ている方位角の方向に合わせて方位角回転軸1aの回り
をまわりながら観測する観測者から見た方位角目盛板2
Cの向きは変化せず、常に時計体6の文字板6Cと容易
に対応させて読むことができる上に、パターン認識で読
み写して合わせることができるため、その都度方位角の
数値を読んで記憶又は記録する必要もなく、読み間違い
や合わせ間違いがほとんどない短時間の合わせ込みが可
能な構造となっている。26Cは、方位角目盛24Cの
北に相当する位置に描かれた北極星方位角目盛であり、
現在の北極星の時角に対応する北極星の方位角がわかる
様に2時間毎の時角目盛27cと時角数字28Cが刻ま
れている。
尚、北極星が子午線上に位置する時角0時と12時の場
合は北極星の方位角は北すなわち180゜に正確に一致
することになる。前記北極星方位角目盛26cの北極星
軌跡円29cを方位角回転軸1aの軸心から見た全視角
中の約0.41倍(O,5Xcos35°)の値が、北
極星の天の北極からの離角に相当しており、例えば20
00.0年での北極星の天の北極からの離角約44′に
対応する半径約54′で前記北極星軌跡円29cが描か
れている。この北極星の天の北極からの離角は主に歳差
運動によって変化し、厳密にはこれに年周光行差と章動
が加わるが、年度変化はごくわずかであり、例えば19
88.5年の値約47′に対応する半径約57′で前記
北極星軌跡円29cを描いた時の方位角目盛板2C上で
の差はほとんどなく、本実施例による天体望遠鏡での低
倍率による天体の導入を目的とした用途には長期的にみ
ると2000.0年の条件で刻であった方が良いと言え
る。
時計体乙の星座盤6a内の恒星等のレイアウトも同様な
理由から2000.0年分点基準で描かれており、20
00.0年分点基準の足表や星図との比較が正確にでき
る様になりている。この場合も春分点の天球上での歳差
運動による移動は角度で年間約50″程度であるので、
1988.5年に使用した場合でも例えば実視界2°の
低倍率を用いれば視野の中央付近に導入することが可能
である。ただし、天体を導入する目的に使用する時計体
乙の星座盤6aと文字板6Cと方位角調整機構における
方位角目盛板2Cと高度角調整機構における高度角目盛
板4Cはいずれも高精度を要求されるため、本実施例で
はCADを用いて20tJO,O年分点の足表における
赤経、赤緯等の値を基に計算し作成されている。
次に第8図において、高度角目盛板4Cには、方位角目
盛板2Cと同様に時計体6の文字板6Cの方位線34C
と高度線33cと同形状のパターンが、鏡筒4bの高度
角が約45°となる時、観測者から時計体6を見た向き
と一致する様に描かれており、実際に使用する鏡筒4b
の高度角O°〜90°の範囲内で最も無理なく時計体6
の文字板3cとパターン認識で対比できる向きを選んで
ある。高度角目盛板4C上の高度線41cは高度角読取
用補助線42cを介して高度角目盛43cと結ばれてい
る。高度角目盛43cは、鏡筒部4の高度角調整時の回
転軸となる高度角回転軸4aの軸心を基準に放射状に等
角度間隔で刻まれており、高度角目盛板4Cの外周に対
向して方位角回転部2の側板2a上に描かれた高度角読
取マーク2fに対応する高度角目盛43Cを読むことに
より鏡筒4bの向いている高度角を知ることができる構
造となっている。更に高度角目盛43Cには高度角数字
44cが30°間隔で描かれている。45cは、高度角
目盛43Cの高度角35°に相当する位置に描かれた北
極星高度角目盛であり、時計体乙の文字板3Cのレイア
ウト条件に合致させてあり現在の北極星の時角に対応す
る北極星の高度角がわかる様に2時間毎の時角目盛46
Cと時角数字47Cが刻まれている。尚、北極星の時角
が6時又は18時に位置する時は、北緯35°において
は北極星の高度角がほぼ35° となる。また前記北極
星高度角目盛45cの北極星軌跡円48Cを高度角回転
軸4aの軸心から見た全視角中の半分の値が北極星の天
の北極からの離角に相当しており、例えば2000.0
年での北極星の天の北極からの離角に合わせて半径約4
4′で前記北極星軌跡円48Cが描かれている。
次に本発明による天体望遠鏡の初期セツティング時の操
作を説明する。
先ず時計体6の文字板6Cの子午線31Cに対応する星
座盤6aの赤経値を観測地点の地方恒星時に一致させる
。ここで時計体乙の文字板6Cは北緯35°の条件で描
かれているので、時計体6で示される星座表示は、観測
地点を通る経度線上で北緯35°の地点のものであり、
観測地点の緯度が北緯35°に一致しない場合は、観測
地点における方位線および高度線には一致しないのであ
るが、緯度による補正図や補正表等を用いることは煩雑
でしかも読み取り誤差を生じ易いため、以下に示す方法
は、時計体乙の星座表示で示される天体の方位角と高度
角を補正図等を一切用いずにそのまま天体望遠鏡の方位
角調整機構と高度角調整機構における各目盛部に移して
使える様にしたものである。
次にベース1と一体化された方位角読取板1Cの方位角
読取マーク1dを北極星等を参考にしてほぼ南の方向に
なる様にベース1を地面の上に置く。そして時計体乙の
星座盤6aの北極星赤経マーク′59の位置から現在の
北極星の時角を読み取る。ここで北極星赤経マーク69
は章動及び年周光行差を含まない2000.0年の赤経
値がマーク39a、1990.0年と2010.0年と
2020.0年および2030.0年の値が○マーク3
9bで描かれており、時計体乙の文字板3Cの子午線3
1c真下方向を起点(oh)として星座盤6aの現在の
北極星赤経値に相当する位置まで左回りに24時間制で
計った角度が現在の北極星の時角である。
次に、方位角読取板1Cの方位角読取マーク1dに、方
位角目盛24Cの北極星方位角目盛26Cにおける現在
の北極星時角に相当する位置が重なる様に方位角回転部
2を水平方向に回転する。
同様に、方位角回転部2の側板2a上に描かれた高度角
読取マーク2fに、高度角目盛46Cの北極星高度角目
盛45cにおける現在の北極星時角に相当する位置が重
なる様に鏡筒部4を上下方向に回転する。この時、先に
合わせた方位角回転部2をベース1に対して動かさない
様に注意する必要がありロック機構等を考えることもで
きる。
この結果、北極星はファインダー4eの視野範囲内もし
くはその近傍に位置しているはずである。
次にベース1に対する方位角回転部2と鏡筒部4との上
記位置関係を狂わさない様に注意しながら、ファインダ
ー4eの視野の中央部、次に鏡筒4bの接眼部4fの視
野中心位置に北極星が見える様にベース1の足1bの長
さとベース1の方向を調整する。この時、はぼ東西方向
に位置している方位角回転部2の水準器2gも水平とな
る様にベース1の足1bの長さを調整する。
上記の操作により天体望遠鏡としての初期セツティング
は終了し、以後、時計体6の星座盤6aと文字板6Cと
の重なりによって示される目的の天体位置に容易に鏡筒
4bを向けることが可能となる。上記セツティング方法
は緯度が北緯35゜からずれる場合においても、北極星
を用いて初期セツティングをしているため、水平線にご
く近い部分に限りほとんど無視できるほどの緯度による
大気差の差分の誤差が生ずることと、実際の天体の方位
角および高度角との間に差も生ずるが、時計体の星座表
示部をそのまま用いることができるので、天体導入の目
的にはほとんど支障がない方法である。また昼間におい
ては、北極星は初期セツティング時には肉眼で見えない
ので使えないが、星座盤6aの黄道33上の太陽平均位
置から現時刻の太陽の方位角と高度角を読み取り、上記
各角度に一致する様に天体望遠鏡の方位角と高度角を合
わせた後、ベース1を動かして鏡筒4bを太陽方向に向
け、更に鏡筒4bを南北の方向に向けた時に水準器2g
が水平となる様に調整して初期セツティングすることも
可能である。これにより中口径以上を用い、空の透明度
が良く、太陽との離角がある程度あれば、1〜2等級ま
での輝星を白昼にとらえる事も可能である。もちろん天
球上での位置がわかってさえいれば金星等の明るい惑星
も容易に望遠鏡の視野内に導入することもできる。
以上は、時計体の星座表示部を用いて目的の天体を天体
望遠鏡の視野内に導入する使用例のみ述べてきたが、逆
に天球上の未知の天体を天体望遠鏡の視野の中央部に入
れてから鏡筒の方位角と高度角に相当する星座盤上の位
置と対応させて目的の天体の名称等を知ることも可能で
ある。
また操作の楽な経緯台方式である上に、天体望遠鏡の方
位角と高度角の各調整機構の目盛部内に、時計体の方位
角と高度角の読取目盛部の形状を含んでいるのでパター
ン認識で読み移しや合わせ込みが可能であり、読み間違
いや合わせ間違いが少なく短時間で視野内に天体を導入
できることも特徴としている。更に星空全体が一目で見
られる時計体に連動した星座表示部が備えられているの
で、観測条件に影響する諸天体の高度角や、天文薄明の
識別等が同時に読み取れる上に、星座盤を手動でスリッ
プさせて目的の天体の出没時刻や正中時刻、天文薄明の
終了及び開始時刻も知ることもできる。更に本実施例で
用いた星座盤のかわりに輝星と惑星の軌跡図を描いた惑
星表示盤に交換もしくは透明部材製の惑星表示盤を星座
盤に重ねて、恒星時で回転させて惑星を導入することも
できる。
また星座盤に赤経及び赤緯の各線を適切な角度間隔で描
くことにより、赤経と赤緯のわかっている天体の導入も
可能である。
本発明による天体望遠鏡は、今まで高価な赤道儀を用い
なければ困難とされた微光星雲や白昼の輝星の導入も短
時間で可能であり、また目的の天体の位置等に関する知
識がほとんどない人でも詳細な星座表示部が備えられて
いる上に、方位角と高度角という伴り易い角度を用いて
いるため操作も理解し易く、更に赤道儀式に比べ構成部
品が少なくしかも形状がシンプルなので同じ費用でも慣
れないと見難いとされる微光天体により適したより大口
径の天体望遠鏡が提供できる。故に学校や家庭での天体
観測入門機として好適である。また緯度が基準となる緯
度からはずれる場合でも、北極星とその時角を用いて精
度の高いセツティングが可能であり、広範囲の地域での
実用性も備えている。かつ星座盤や文字板をCADを用
いて製作することにより実用的にも充分な精度を持つ上
記の天体望遠鏡を提供できる。更に南半球における緯度
仕様を含めて、本実施例と異なる緯度を基準とした星座
表示時計付天体望遠鏡を製作することにより、更に広い
範囲の地域でもより無理な(使える天体望遠鏡を提供で
きる。この場合、南半球における緯度仕様においては、
右回転方向に恒星時で回転する星座盤を内蔵した時計体
を用いると共に、初期セツティング時のためにへ分儀座
σ星とその時角が使える様に星座盤と方位角及び高度角
の各角度調整機構部の目盛を形成する必要がある。
〔発明の効果〕
以上述べたごとく本発明によれば、星座早見盤の見方が
わかる人ならば、煩雑な計算等をせずに、目的の天体を
容易に視野内に導入できるだけでなく、逆に視野の中に
とらえた未知の天体の天球上での位置や名称等まで知る
ことが可能な観望用天体望遠鏡を提供することができる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による天体望遠鏡の一例の使用状態を示
す斜視図であり、第2図は第1図の天体望遠鏡の時計体
部分の収納状態を示す部分斜視図であり、第3図は時計
体の星座盤の平面図であり、第4図は時計体の文字板の
平面図であり、第5図および第6図は時計体の輪列機構
要部を示す断面図であり、第7図は第1図の天体望遠鏡
の方位角目盛板の平面図、第8図は第1図の天体望遠鏡
の高度角目盛板の平面図である。 1・・・・・・ベース、1a・・・・・・方位角回転軸
、1b・・・・・・足、1c・・・・・・方位角読取板
、1d・・・・・・方位角読取マーク、2・・・・・・
方位角目盛板、2f・・・・・・高度角読取マーク、2
g・・・・・・水準器、3・・・・・・時計体、6a・
・・・・・星座盤、6C・・・・・・文字板、6e・・
・・・・星座盤調整用穴、4・・・・・・鏡筒部、4a
・・・・・・高度角回転軸、4b・・・・・・鏡筒、4
c・・・・・・高度角目盛板、4e・・・・・・ファイ
ンダー 41・・・・・・接眼部、21c、25c・・
・・・・方位記号、24C・・・・・・方位角目盛、2
2c、34c・・・・・・方位線、26c・・・・・・
北極星方位角目盛、31c・・・・・・子午線、32C
・・・・・・水平線、33c、41c・・・・・・高度
線、68・・・・・・星座歯車、69・・・・・・北極
星赤経マーク、43c・・・・・・高度角目盛、45c
・・・・・・北極星高度角目盛、51・・・・・・中心
車、52・・・・・・分針、56・・・・・・筒車、5
4・・・・・・時針、55・・・・・・日ノ裏車、56
・・・・・・調整車、61・・・・・・アイドラー車。 第1図 第2図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)天体望遠鏡本体と、天体の方位角や高度角を読み
    とれる機能を有する星座盤を組込んだ時計体と、前記天
    体望遠鏡を載置固定するための基台とより成り、該基台
    には前記天体望遠鏡の方位角を決めるための方位角調整
    機構と、前記天体望遠鏡の高度角を決めるための高度角
    調整機構とを備えていることを特徴とする天体望遠鏡。
  2. (2)天体望遠鏡の方位角と高度角の各調整機構の目盛
    部内に、時計体の方位角と高度角の読取目盛部の形状を
    含むことを特徴とする請求項1記載の天体望遠鏡。
JP22137988A 1988-09-06 1988-09-06 天体望遠鏡 Pending JPH0269711A (ja)

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JP22137988A JPH0269711A (ja) 1988-09-06 1988-09-06 天体望遠鏡

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6972902B1 (en) 2004-09-28 2005-12-06 Pacific Telescope Corp. Telescope system having auto-tracking altitude-azimuthal mount and methods for calibrating same
CN105137589A (zh) * 2015-10-14 2015-12-09 中国科学院国家天文台南京天文光学技术研究所 大型天文望远镜主焦仪器支承调整的弱解耦并联机构

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6972902B1 (en) 2004-09-28 2005-12-06 Pacific Telescope Corp. Telescope system having auto-tracking altitude-azimuthal mount and methods for calibrating same
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