JPH0268302A - 変形可能な女性用シャツ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の属する技術分野］ 本発明は女性のためのスポーツ用衣服に関し、特に、通
常の状態では腰までの長さのＴシャツの外観を呈し、し
かも、脱衣の必要なしに、着用者のバストを支持しかつ
着用者の上腹部を露出させる機能を持つホールターふう
（首掛は型）の衣服に、きイつめて容易に変形すること
ができる女性用シャツに関する。

［従来の技術とその問題点］ Ｔシャツはスポーツ活動における基本的な衣服として広
く用いられている。Ｔシャツとは、本来、襟なしで半袖
または袖なしの腰までの長さの下着シャツ、あるいは同
様なデザインの外管シャツのことである。スポーツ用の
外管としてのＴシャツは、一般に、吸湿性素材、綿織物
地、ときには合成繊維と天然繊維の混紡生地、または伸
縮性のある編物なとの素材から作られている。

ジョギングを楽しむ女性や競技者としての女性ランナー
は概ね半袖のＴシャツとランニングパンツの組み合わせ
を着用している。Ｔシャツの長所としては、窮屈さがな
いこと、そして、腰から上を適当に被覆しある程度の保
温効果をもつこと、かあげられる。ところか、窮屈さが
ないということは、その反面、多少の不都合をともなう
。と（１うのは、多くの女性がバストの支えを必要とす
るのに対し、Ｔシャツではこのような支えを提供するこ
とが不可能であるからである。

激しいスポーツ活動においては、オーツ１−ヒトの状態
に陥ることがままある。このようなときに、男性のジョ
ガーや競技ランナーであれば、単にＴシャツを脱ぎ上半
身裸の状態で活動を続けることができるか、女性の場合
にはそれは一般的に不可能である。

女性が暑い陽射しの照りつける海岸でＴシャツを着用し
ているときにも同様な状況が発生し得る。

涼しくなるためにＴシャツを脱いでしまうことは、やは
り女性にとっては抵抗かあるものである。また、海岸に
いる女性か水泳に適した）くンツを着用しており泳ぎた
いと思ったときに、Ｔンへ・ツは、比較的ゆるやかな衣
服であるため水中で弛みノ１ストの支えとなり得ないと
いう点て、この目的にはそくわない。

一方、ホールターとはそもそも、背中、腕および上腹部
を露出させるスタイルの女性用ブラウスであり、基本的
には首のまわりから背中に掛けわたしたひもによって正
しい着用位置に支持されるものである。このホールター
は本質的に、Ｔシヤツよりも涼しい衣服であり、水中で
弛むこともなくある程度のバスト支持効果を持つもので
ある。

さらに、ホールターは外観上、Ｔシャツに比べてより装
飾的であり、Ｔシャツはど実用−点張りというわけでは
なく、お洒落な装いをする場合に適したものである。

もし、パンツに加えてＴシャツとホールターが女性の手
元にあり更衣室もしくは他の個人用設備か使用できる状
況にあるならば、必要に応じてＴシャツからホールター
に着替えることができることは言うまでもない。しかし
ながら、そのためには、女性はこれらの衣服のうちの一
方を着用し他方を鞄その他の衣服運搬具に入れて持ち運
ばなければならない。これてはランニングやジョギング
をすることはできない。なぜなら、ランニングやジョギ
ングの際には、手を自由にしておかねばならす、鞄を運
ぶことはできない。また、ランニングやジョギング中に
更衣施設を使用することはできないのが普通である。

現代女性は、持ち衣装を簡素化しできるだけ少ない品で
済ませることを望む一方で、なお、場面の変化に応じて
その場にふされしい快適な装いをすることをも望むもの
である。

［問題点を解決するだめの手段］ 上記に鑑み、本発明の主たる目的は、着用時には腰まで
の長さのＴシャツの外観を呈し、しかも、脱衣の必要な
しに、バストを支持しかつ上腹部を露出させる機能を持
つホールターふうの衣服にきわめて容易に変形すること
ができる女性用シャツを提供することである。

本発明のさらに他の目的は、廉価にて製造できる従来の
Ｔシャツの仕立てと実質的に同様に仕立てることのでき
る変形可能なシャツを提供することであり、シャツの腰
部裾縁にスナップボタンその他の連結具を付加するだけ
で変形可能なシャツが得られる。

これらの目的を達成するため、本発明の特徴とするとこ
ろは、通常は、丸首開口と半袖を有する腰までの長さの
Ｔシャツとして機能する女性用シャツにおいて、シャツ
の腰部裾縁の両脇に相補型のスナップボタン等の手で操
作される連結子を設けたことにある。本発明によれば、
女性に着用された場合に、シャツの腰部裾縁を上腹部の
上まで引き上げしかる後シャツ正面部全体を持ち上げ頭
上を越えて首の後側にまわして巻きつけて正面部の左脇
部および右脇部を結ぶヨーク部を形成しさらにこれら両
脇部を着用者のバストを横切って引き寄せスナップボタ
ンによって連結して露出した上腹部の上にブラジャー状
のバスト支持部を形成することにより、ホールターふう
の衣服に容易に変形することができる女性用シャツが得
られる。

［実施例コ 以下、図面を参照して、本発明の実施例について説明す
る。第２図は本発明に係る女性用衣料すなわちスポーツ
シャツ１０がＴシャツスタイルで女性に着用された場合
の正面図である。衣料１０は、綿あるいは他の適当な累
月から製造され、腰までの長さで、腰部には裾縁１１が
設けられている。第２図に示すように、衣料１０は正面
部コ２および背面部］３を有する筒状の胴体、半袖］４
および１５、Ｔシャツスタイルで着用されたときに着用
者の首Ｎを囲む丸首開口１６とを備えている。

腰部裾縁１１の両脇にはスナップボタンの相補型の凸形
ボタン］７および凹形ボタン１８が取り付けられている
。このような連結子としては、このほかに、かぎホック
と受は具などの種々の係合手段を用いることかでき、さ
らには結びひもを用いてもよい。このように、Ｔシャツ
スタイルにおいては、衣料１０は従来のＴシャツと全く
同様の外観を呈し、唯一の違いは目立たない位置に連結
手段が設けられていることだけである。

ここで、第３図に示すよう゛に、Ｔシャツの着用者がＴ
シャツからホールタースタイルにシャツを変形させる場
合には、まず裾縁を上腹部の上まて引き上げ、正面部１
２全体を引っ張って頭部Ｈを越えて首部Ｎの後にまわし
て巻きつけることにより正面部の左脇部１２Ｌおよび右
脇部１２Ｒを結ぶヨーク部１つを形成する。第４図に示
すように、これら両脇部は最後に着用者のバストを横切
って引き寄せられ、スナップボタン１７および１８によ
って連結されることにより、ブラジャー状のノ１スト被
覆部を形成する。

このように、ホールタースタイルでは、バスト支持部を
提供することができる。そして、胸元のくほみと上腹部
が露出されるため、変形後の衣料はＴシャツスタイルの
ときよりも涼しいものとなる。衣料をＴシャツスタイル
に復元させるには、まずスナップボタンをはずし、後頭
部を越えて背面部にかぶさっている正面部を着用者前面
の正常位置まで引き戻すことにより、Ｔシャツスタイル
に直す。生地の性質は、生地の永久的な形くずれをもた
らすことなく変形できるように充分な伸縮性を備えてい
なけれはならない。したがって、たとえば、スパンデッ
クス繊維から製造されるシャツなどが好適である。

このような変形あるいは復元はきわめて容品に行なわれ
るため、着用者は、スポーツ活動の途中、または、一方
のスタイルが他方のスタイルよりもその場面にふされし
いというような他の状況のもとで、一方のスタイルから
他方のスタイルへとかんたんに変身することかできる。

以上本発明に係る変形可能な女性用シャツを好ましい実
施例について図面を用いて説明したが、本発明の趣旨を
逸脱することなく、種々の応用変更が可能であることは
言うまでもない。

［発明の効果］ 本発明に係る変形可能なシャツの実用上の利点は、Ｔシ
ャツとホールターの両方を揃える必要がなくなり、これ
らの衣服のうち一方の着用時に他方を持ち運ぶための携
帯鞄が不要となることである。さらに、着用したままで
変形できるため更衣施設が不要となる。

たとえば、女性かジョギングに際してまずＴシャツスタ
イルで本発明のシャツを着用した場合、ジョギング中に
Ｔシャツでは暑すぎると感じれば、ジョギングの途中で
上腹部を露わにした風通しのよいホールタースタイルの
シャツに変形することができる。

女性が海岸でパンツと組み合わせたＴシャツとして本発
明のシャツを着用していて泳ぎたいと欲した場合、水着
の必要はない。というのは、Ｔシャツをホールタースタ
イルの胸管に変形すればパンツとの組み合わせでそのま
ま、弛む心配のない水着として使用することができるか
らである。

また、昼間の活動的行動にふされしい服装として、日中
は本発明のシャツをパンツと組み合わせてＴシャツスタ
イルで用い、そして、もしパンツの上に装着できる巻き
スカートを所持しているならば、このスカートを着用し
てシャツをホールターに変形させれば、夜の装いにふさ
れしいお洒落な服装が創り出される。

スタイルで示した斜視図である。第２図は本発明に係る
女性用シャツをＴシャツスタイルで着用した状態を示す
正面図である。第３図は本発明に係る女性用シャツをＴ
シャツスタイルからホールクスタイルに変形する過程に
おける着用者の状態を示している。第４図は本発明に係
る女性用シャツをホールタースタイルで着用した状態を
示す正面図である。

図において、１１・・・腰部裾縁、１２・・正面部、１
３・背面部、１４．１５・・半袖、１６・九肖″開口、
１７，１．８・・・スナップボタン、１つ・・・ヨーク
部、Ｎ・・・首部、Ｈ・・頭部、Ｂ・・・バスト、１２
Ｌ・・左脇部、１２Ｒ・・・右脇部

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る女性用シャツをＴシャツ手続補正
書（方式） 平成／年り月／♂日

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. １．丸首開口と、正面部および背面部を有する筒状の胴
   体部と、前記筒状胴体部の最下端にあって両脇に相補型
   連結子が設けられている腰部裾縁とを備えたＴシャツ型
   の腰までの長さのシャツから構成される変形可能な女性
   用シャツにおいて、前記シャツは生地の永久的な形くず
   れを起こすことなく変形できるように充分な伸縮性を備
   えた生地から形成され、女性に着用された場合に、前記
   腰部裾縁を上腹部の上まで引き上げしかる後前記シャツ
   正面部全体を持ち上げ頭上を越えて首の後側にまわして
   巻きつけて前記正面部の左脇部および右脇部を結ぶヨー
   ク部を形成しさらにこれら両脇部を着用者のバストを横
   切って引き寄せ前記相補型連結子によって連結して露出
   した上腹部の上にブラジャー状のバスト支持部を形成す
   ることにより、着用者によって前記シャツをホールター
   ふう（首掛け型）の衣服に容易に変形できるようにした
   ことを特徴とする変形可能な女性用シャツ。
2. ２．前記生地は綿織物であることを特徴とする特許請求
   の範囲第１項に記載のシャツ。
3. ３．前記生地は編物であることを特徴とする特許請求の
   範囲第１項に記載のシャツ。
4. ４．前記生地は天然繊維と合成繊維との混紡生地である
   ことを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載のシャツ
   。
5. ５．前記連結子はスナップボタンの凸形ボタンと凹形ボ
   タンであることを特徴とする特許請求の範囲第１項に記
   載のシャツ。
6. ６．前記連結子は結びひもであることを特徴とする特許
   請求の範囲第１項に記載のシャツ。