JPH0264301A - 超湿り飽和蒸気発生装置 - Google Patents

超湿り飽和蒸気発生装置

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JPH0264301A
JPH0264301A JP63214672A JP21467288A JPH0264301A JP H0264301 A JPH0264301 A JP H0264301A JP 63214672 A JP63214672 A JP 63214672A JP 21467288 A JP21467288 A JP 21467288A JP H0264301 A JPH0264301 A JP H0264301A
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JP
Japan
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steam
pressure
pipe
saturated steam
temperature
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Application number
JP63214672A
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Toshio Yamamoto
山本 利雄
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は超湿り飽和蒸気発生装置に関し、さらに詳し
くは蒸気発生胴内の水部中に飽和蒸気を噴入して間接的
に加熱蒸発させて低圧の超湿り飽和蒸気を大量に発生さ
せる超湿り飽和蒸気発生装置に関する。
(従来の技術) 従来、食品の蒸し加工に使用されていた蒸気の性状は湿
り飽和蒸気であると確信されていたが、実は加熱蒸気で
あったという事実である。
即ち水産練り製品の蒸しの場合に例をとれば、5kg/
ajgの湿り飽和蒸気を減圧(絞り)して0.5kg 
/ d gの過熱蒸気にして蒸し器内に吹き込み、雰囲
気温度90℃にして蒸し上げていた。
今、減圧(絞り)後の蒸気がいかにして過熱蒸気になる
かを表1(実測値)に掲示した。
5 kg / ci gを減圧して1. 、5 kg/
d gと0.5kgla1gに 表    1 すると1表1の如くになる0本来ならばボイラで0.5
kg/cjgの湿り飽和蒸気を発生させて該蒸気を減圧
(絞り)をせずストレートに供給すべきであるが、斯種
の低圧蒸気では生産に追随することは不可能である。
若し仮りに生産に追随させるとするならば、膨大な容量
のボイラと過大な配管系統を必要とする。
そしてたとえ上記の諸条件が満たされたとしても湿り飽
和蒸気以上のものは得られない。
以上のように従来の食品の蒸し加工は慣習的に或いは無
知によって製品に悪影響を及ぼす過熱蒸気を使用してい
たものである。
また一方食品の蒸し加工では厳密な温度管理が必要であ
るが、従来の技術では装置近辺に蓄熱する能力を有しな
いため、どうしても蒸気需要変動に対応することができ
ず、蒸気圧変動を惹起し、延いては蒸し温度変動となり
、製品の品質むらが生ずることは避けられない事実であ
った。
(発明が解決しようとする問題点) 従ってボイラ装置が大規模で高価となり、操業面での不
利も避けられなく、超湿り飽和蒸気の所要蒸気量の変動
(負荷側変動)がはげしい場合には、ボイラ装置の運転
をこれに追随させるのに大きな困難性が伴い負荷変動に
対応できなくて効率の低下を余儀なくされるものである
また直接加熱ボイラでは、不純物を多量に含む給水を使
用した場合、伝熱面の加熱される部分にスケールが付着
しやすく過熱損傷のおそれがあり。
かつまた発生蒸気にも不純物成分が混在するなどの問題
があった。
(問題点を解決するための手段) この発明は上記問題点を解決するためになされたもので
1次のように構成しである。
即ち、この発明は、二次側蒸気管が接続された上部の蒸
気取出し口を有する蒸気発生側と、該蒸気発生胴肉に連
通の給水管によって給水貯留された水面内に通入された
一次側蒸気管に接続の蒸気噴入管と、一次側蒸気管に介
装した弁の開閉を司る蒸気室の蒸気温度を検知する温度
調節器または圧力スイッチと、給水管側弁の開閉を司る
液面スイッチとからなり、蒸気発生側で水面中に飽和蒸
気を噴入して加熱蒸発させて超湿り飽和蒸気を発生させ
ることを特徴とする超湿り飽和蒸気発生装置である。
次にこの発明装置の実施例を以下図面について詳しく説
明する。
1は、二次側蒸気管12が接続された上部の蒸気取出し
口11を有する蒸気発生側で、該蒸気発生剤1内に外部
から給水管2に接続の射水管4が挿入され、水面5が給
水貯留されている。そして上記木部5内には、一次側蒸
気管6に接続の蒸気噴入管7が通入されている。また蒸
気発生側1上面には、一次側蒸気管6に介装した弁9の
開閉を司る蒸気室10の蒸気温度を検知する温度調節器
13または圧力スイッチ17及び給水管2側介装の弁3
の開閉を司る液面スイッチ14が夫々設けられている。
なお図中、8は減圧弁、15は安全弁、16は圧力計、
18は水面計である。
そしてこの発明は蒸気発生側1で、木部5中に飽和蒸気
を噴入して加熱蒸発させて超湿り飽和蒸気を発生させる
ようにしたものである。
(作用) 高圧ボイラーで発生の蒸気圧5kg/cjgの飽和蒸気
を減圧弁8で減圧して1.5kg/ajgの飽和蒸気を
蒸気発生剤1内の木部5中に吹き込み、加熱蒸発させて
蒸気取出し口11から0.5kg/ aj g 。
飽和温度109℃で超湿り飽和蒸気を取出す。そして温
度調節器13による弁9制御及び水面調節器14による
給水弁3制御によって一定圧力の蒸気を安定的に発生で
きる。
次ぎにこの発明による超湿り飽和蒸気を各種食品加工に
使用して次の表1.2.3のような各試験結果を得た。
(試験結果) i)蒸し卵 検体生卵 Lサイズ 16℃生卵温度16
℃より蒸し非中心温度85℃に到達する時間を測定した
表    2 旬 かまぼこ蒸し 同かまぼこ中心温度83℃に到達する時間を測定した。
表     3 表 蜀 魚肉ねり製品のすわり工程(魚肉蛋白の変性凝固)魚肉
ねり製品のすわり時間及び中心温度を測定した。
表    4 助 考察 以上3工程の結果より超湿り飽和蒸気が、いかに生産性
の向上と燃料節減に寄与するかが判明するが、何故に超
湿り飽和蒸気が発生し、またその蒸気が如何に熱伝達が
良好になるかを実験結果をまじえて説明すると、 上記の表5におけるドレーン量より該蒸気の乾き度を算
出すると、従来蒸気は乾き度;0.97、湿り度;0.
03であるのに対し、超湿り飽和蒸気は乾き度;o、7
5.湿り度;0.25と非常に湿り度の高い蒸気が得ら
れる。
さて熱伝達は次式により表わされる6 Q=αA ΔL 但し  Q;熱伝達量 1ccaQ/hα;熱伝達率 
1ccaQ/mhT: A;伝熱面積 m′ Δし:温度差(t+  tz) 共で超湿り蒸気と従来蒸気とのAとΔtは同一であり、
違いは熱伝達率の相違によるものと思考される。
そして表6.7より超湿り蒸気の液層から固体への熱伝
達率は従来蒸気の気層から固体への熱伝達率の5倍以上
になる。
表     6 但しαは実験値(熱管理便覧による) 表     7 ■)試験結果、考察に基く利害得失 (う 蒸し時間の短縮による生産性の向上、燃費の節減
、設備の縮小。
(Co  蒸し時間の短縮と蒸気湿り度が大であるため
品痛み少なく、外観(表面のしなやかさ、色落ちがない
)が良好である。
Q9  蒸気の負荷変動に対しても常に一定圧、定温度
の蒸気をコンスタントに供給できる(品質のむらがない
。) (→ クリーン蒸気供給のため製品の汚れ皆無。
(発明の効果) この発明装置は、叙上のようであって、高温水に顕熱の
形で保有される蓄熱能力が大きいから。
多量の低圧の超湿り飽和蒸気が発生できる著大な効果が
ある。また上記のように蓄熱能力が大であるから、所要
蒸気量(負荷)変動の激しい場合にも容易にそれに対応
でき、蒸気発生量の負荷を一定にし、いっそう効率良く
運転が行えるもので。
大きい蒸気所要量のピークを満たすことが可能となる。
さらに一次側蒸気圧力の変動によって二次側をそれに追
随させて蒸気発生量を大にできると共に蒸気量の変動の
はげしい場合に急速に対応でき、好ましくない蒸気圧力
の変動を少なくし、操業上の効果及び省エネに寄与でき
るなど優れた効果がある。
また蒸気吹き込みと給水との熱交換によって所要の超湿
り飽和蒸気を発生させる間接加熱方式であるから、スケ
ールや加熱損傷のおそれがなく、かつ発生蒸気も不純成
分が少なく有益である。
また蒸し時間の短縮による生産性の向上、燃費の節減及
び設備の縮小がはかれ、かつ蒸し時間の短縮と蒸気湿り
度が大であるため、品傷みが少なく、外観が良好で品質
むらもないと共にクリーン蒸気供給のため製品の汚れも
ない。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明装置の実施例を示す縦断正面図である。 1・・・蒸気発生胴、2・・・給水管、3・・・弁、4
・・・射水管、5・・・木部、6・・・一次側蒸気管、
7・・・蒸気噴入管、8・・・減圧弁、9・・・弁、1
0・・・蒸気室、11・・・蒸気取出し口、12・・・
二次側蒸気管、13・・・温度調節器、14・・・液面
スイッチ、15・・・安全弁、16・・・圧力計、17
・・・圧力スイッチ、18・・・水面i−j、J(玖= 手 続 補 正 世

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 二次側蒸気管が接続された上部の蒸気取出し口を有する
    蒸気発生胴と、該蒸気発生胴内に連通の給水管によって
    給水貯留された水部内に通入された一次側蒸気管に接続
    の蒸気噴入管と、一次側蒸気管に介装した弁の開閉を司
    る蒸気室の蒸気温度を検知する温度調節器または圧力ス
    イッチと、給水管側弁の開閉を司る液面スイッチとから
    なり、蒸気発生胴で水部中に飽和蒸気を噴入して加熱蒸
    発させて超湿り飽和蒸気を発生させることを特徴とする
    超湿り飽和蒸気発生装置。
JP63214672A 1988-08-29 1988-08-29 超湿り飽和蒸気発生装置 Pending JPH0264301A (ja)

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JP63214672A JPH0264301A (ja) 1988-08-29 1988-08-29 超湿り飽和蒸気発生装置

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JPH0264301A true JPH0264301A (ja) 1990-03-05

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ID=16659662

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JP63214672A Pending JPH0264301A (ja) 1988-08-29 1988-08-29 超湿り飽和蒸気発生装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04139301A (ja) * 1990-09-29 1992-05-13 Hisaka Works Ltd 食品用ピュアースチーム発生器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH04139301A (ja) * 1990-09-29 1992-05-13 Hisaka Works Ltd 食品用ピュアースチーム発生器

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