JPH0262920A - 電動機器の作動音検査装置 - Google Patents
電動機器の作動音検査装置Info
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- JPH0262920A JPH0262920A JP21471088A JP21471088A JPH0262920A JP H0262920 A JPH0262920 A JP H0262920A JP 21471088 A JP21471088 A JP 21471088A JP 21471088 A JP21471088 A JP 21471088A JP H0262920 A JPH0262920 A JP H0262920A
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Landscapes
- Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明電動機器の作動音検査装置を以下の項目に従フて
説明する。
説明する。
A、産業上の利用分野
B9発明の概要
C9従来技術
り1発明が解決しようとする問題点
E1問題点を解決するための手段
F、実施例[第1図乃至第8図]
a0回路構成〔第1図]
a−1,検出部
a−21周波数分解部
a−3,A/D変換部
a−4,演算処理部
a−5,動作制御部
す1作動音の計測[第2図乃至第6図]b−1、モータ
音[第4図] b−2,モータの低周波音 b−3,ブラシ音[第5図] b−4,ボール音[第6図] C1動作[第7図] d1通用例[第8図] G1発明の効果 (A、産業上の利用分野) 本発明は新規な電動機器の作動音検査装置に関する。詳
しくは、電動機器の作動音検査において、従来の聴覚検
査に憚らない判定を行なうことができるように自動計測
化した新規な電動機器の作動音検査装置を提供しようと
するものである。
音[第4図] b−2,モータの低周波音 b−3,ブラシ音[第5図] b−4,ボール音[第6図] C1動作[第7図] d1通用例[第8図] G1発明の効果 (A、産業上の利用分野) 本発明は新規な電動機器の作動音検査装置に関する。詳
しくは、電動機器の作動音検査において、従来の聴覚検
査に憚らない判定を行なうことができるように自動計測
化した新規な電動機器の作動音検査装置を提供しようと
するものである。
(B、発明の概要)
本発明電動機器の作動音検査装置は、電動機器の作動音
を音波検出手段により検出した後これを帯域フィルタ手
段を用いて複数の周波数成分に分解すると共に、標本抽
出手段によりサンプリングされたデータ値に基づいて演
算手段が算出した各周波数帯域における音成分毎の評価
量の値と予め入力手段により入力された判定の基準値と
の比較を判定手段が行ない、その比較結果に応じて告知
手段が判定結果の表示及び/又は誓合を行なうようにす
ることによって聴覚による検査結果との間に著しい相違
を生じさせることなく自動計測により作動音の判定をす
ることができるようにしたものである。
を音波検出手段により検出した後これを帯域フィルタ手
段を用いて複数の周波数成分に分解すると共に、標本抽
出手段によりサンプリングされたデータ値に基づいて演
算手段が算出した各周波数帯域における音成分毎の評価
量の値と予め入力手段により入力された判定の基準値と
の比較を判定手段が行ない、その比較結果に応じて告知
手段が判定結果の表示及び/又は誓合を行なうようにす
ることによって聴覚による検査結果との間に著しい相違
を生じさせることなく自動計測により作動音の判定をす
ることができるようにしたものである。
(C,従来技術)
一般に、駆動源となる装置、あるいは駆動源及び該駆動
源により所定の動作がなされる機構とを備えた電ll]
1m器の最終的な全数検査の一つとして作動音検査が行
なわれている。
源により所定の動作がなされる機構とを備えた電ll]
1m器の最終的な全数検査の一つとして作動音検査が行
なわれている。
そして、この作動音検査にあたっては従来、聴覚検査、
即ち、検査員が作動音の異常を耳で間き分けるという方
法が通常採られている。
即ち、検査員が作動音の異常を耳で間き分けるという方
法が通常採られている。
例えば、防音措造をした検査箱内に電動機器を設置した
後作動させ、この時の作動音をマイクロホン等によって
捕えて増幅し、これを熟練された検査員が開き分けて検
査の合否を判定するといったことがなされている。
後作動させ、この時の作動音をマイクロホン等によって
捕えて増幅し、これを熟練された検査員が開き分けて検
査の合否を判定するといったことがなされている。
(D、発明が解決しようとする問題点)ところが、人間
の耳による聴覚検査では検査員の個人差や熟練度又は疲
労度の違い等によって判定にバラツキがあるとか、ある
いは聞き直し等によって一製品当りの検査時間が一定し
ていないとかの種々の問題がある。そして、結局検査員
は常に聴覚検査に集中しなければならず、その間検査の
みに拘束されてしまうことになる。
の耳による聴覚検査では検査員の個人差や熟練度又は疲
労度の違い等によって判定にバラツキがあるとか、ある
いは聞き直し等によって一製品当りの検査時間が一定し
ていないとかの種々の問題がある。そして、結局検査員
は常に聴覚検査に集中しなければならず、その間検査の
みに拘束されてしまうことになる。
そこで、測定装置を用いて作動音検査を自動化するため
にF F T (fast Fourier tran
sform)アナライザーを利用する方法もあるが、単
位時間当りのサンプリング回数が少ないため、瞬間的に
発する音を捕えることができず、サンプリングのタイミ
ングが合わないとどうしても検査漏れが生じてしまうと
いう問題がある。また、仮に検査回数を増やすとかサン
プリング回数を多くして精度を上げたとしても、作動音
の大きさのみによる検査を行なう限りは、[l!覚検査
なら明らかに不合格と判るようなものでも測定機による
検査からは逃れてしまい、検査をバスしてしまうという
ようなことがある。
にF F T (fast Fourier tran
sform)アナライザーを利用する方法もあるが、単
位時間当りのサンプリング回数が少ないため、瞬間的に
発する音を捕えることができず、サンプリングのタイミ
ングが合わないとどうしても検査漏れが生じてしまうと
いう問題がある。また、仮に検査回数を増やすとかサン
プリング回数を多くして精度を上げたとしても、作動音
の大きさのみによる検査を行なう限りは、[l!覚検査
なら明らかに不合格と判るようなものでも測定機による
検査からは逃れてしまい、検査をバスしてしまうという
ようなことがある。
作動音検査の自動計測化がなかなか実現されず、従来通
り聴覚検査に頼っているという背景にはこのような事情
もある。
り聴覚検査に頼っているという背景にはこのような事情
もある。
(E、問題点を解決するための手段)
そこで、上記した問題点を解決するために、本発明電動
機器の作動音検査装置は、電!l]機器の作動音を検出
する音波検出手段と、音波検出手段からの信号を複数の
周波数成分に分ける帯域フィルタ手段と、″IIF域フ
ィルタ手段からの信号のサンプリングを行なう標本抽出
手段と、サンプリングされたデータ値から各周波数帯域
における音成分の評価量の値を算出する演算手段と、判
定の際の基準値を入力するための入力手段と、演算手段
からの音成分の評価量値と入力手段からの判定の基準値
との比較を行なうと共に判定結果を出力する判定手段と
、判定手段からの信号に応じて判定結果の表示及び/又
は警告を行なう告知手段とを備えたものである。
機器の作動音検査装置は、電!l]機器の作動音を検出
する音波検出手段と、音波検出手段からの信号を複数の
周波数成分に分ける帯域フィルタ手段と、″IIF域フ
ィルタ手段からの信号のサンプリングを行なう標本抽出
手段と、サンプリングされたデータ値から各周波数帯域
における音成分の評価量の値を算出する演算手段と、判
定の際の基準値を入力するための入力手段と、演算手段
からの音成分の評価量値と入力手段からの判定の基準値
との比較を行なうと共に判定結果を出力する判定手段と
、判定手段からの信号に応じて判定結果の表示及び/又
は警告を行なう告知手段とを備えたものである。
従って、本発明によれば、検査の定量化による検査基準
や検査時間の安定化は基より、作動音の各周波数成分に
関する評価量を用いた比較判断を行なっているので聴覚
検査に反する判定結果が生じてしまうというようなこと
も避けられる。
や検査時間の安定化は基より、作動音の各周波数成分に
関する評価量を用いた比較判断を行なっているので聴覚
検査に反する判定結果が生じてしまうというようなこと
も避けられる。
CF、実施例)[第1図乃至第8図]
以下に、本発明電動機器の作動音検査装置の詳細を添付
図面に示した実施例に従って説明する。
図面に示した実施例に従って説明する。
尚、図面に示した実施例は本発明を車輌用窓ガラスの開
閉製蓋のうち、多数の球体を線状部材により連結して成
るポールチェーン方式の昇降装置の作動音検査装置に適
用したものである。
閉製蓋のうち、多数の球体を線状部材により連結して成
るポールチェーン方式の昇降装置の作動音検査装置に適
用したものである。
(a、回路イ1°4成)[第1図]
第1図は作動音検査装置lの回路2の要部を示しており
、該回路2は、検査箱3内に設置された昇降装置の作動
音の検出及び増幅を行なう検出部4と、検出部4からの
信号を複数の周波数帯域成分に分ける周波数分解部5と
、分けられた各々の信号のサンプリングを行ないA/D
変換するA/D変換部6と、A/D変換部6からの信号
に基づいて各周波数帯域における音成分毎の評価量を算
出する演算処理部7と、被検査物である昇降装置の動作
や検査箱3の開閉機構等の制御を司る動作制御部8とか
ら構成されている。
、該回路2は、検査箱3内に設置された昇降装置の作動
音の検出及び増幅を行なう検出部4と、検出部4からの
信号を複数の周波数帯域成分に分ける周波数分解部5と
、分けられた各々の信号のサンプリングを行ないA/D
変換するA/D変換部6と、A/D変換部6からの信号
に基づいて各周波数帯域における音成分毎の評価量を算
出する演算処理部7と、被検査物である昇降装置の動作
や検査箱3の開閉機構等の制御を司る動作制御部8とか
ら構成されている。
(a−1,検出部)
9はコンデンサマイクロホンであり、被検査物の作動音
の瞬時音圧に比例した電気信号を得ることができるよう
に検査箱3内に取り付けられている。
の瞬時音圧に比例した電気信号を得ることができるよう
に検査箱3内に取り付けられている。
10はアンプであり、コンデンサマイクロホン9からの
出力を増幅するために設けられており、その入力端子は
コンデンサマイクロホン9の出力端子に接続されている
。
出力を増幅するために設けられており、その入力端子は
コンデンサマイクロホン9の出力端子に接続されている
。
(a−2周波数分解部)
11+、11゜、113,114は帯域フィルタであり
、各々の入力端子はアンプ10の出力端子に接続されて
いる。そして、帯域フィルタ111.112.113.
114は通常の騒音計や振動計等に用いられる1又は’
/5oct (オクターブ)バンドパルスフィルタに比
較して広い帯域幅を得ることができるように所定のカッ
トオフ周波数を有するローパスフィルタ及びバイパスフ
ィルタとから構成されており、各々の帯域における周波
数成分をとり出してその平均値の時間的変化を出力する
ものである。そして、各々の帯域は111が0.5〜3
K)Iz、llzが0.1〜2K)12.11、が5〜
10に11□、114が1〜5に11□の範囲とされて
いる。尚、これらの帯域値については後述する。
、各々の入力端子はアンプ10の出力端子に接続されて
いる。そして、帯域フィルタ111.112.113.
114は通常の騒音計や振動計等に用いられる1又は’
/5oct (オクターブ)バンドパルスフィルタに比
較して広い帯域幅を得ることができるように所定のカッ
トオフ周波数を有するローパスフィルタ及びバイパスフ
ィルタとから構成されており、各々の帯域における周波
数成分をとり出してその平均値の時間的変化を出力する
ものである。そして、各々の帯域は111が0.5〜3
K)Iz、llzが0.1〜2K)12.11、が5〜
10に11□、114が1〜5に11□の範囲とされて
いる。尚、これらの帯域値については後述する。
(a−3,A/D変換部)
12、.12..123.124はA/D変換回路であ
り、その入力端子は各々上述したIF域フィルタ111
.112,113,114の各々の出力端子に接続され
ている。
り、その入力端子は各々上述したIF域フィルタ111
.112,113,114の各々の出力端子に接続され
ている。
そして、A/D変換回路12..122.12、.12
.は整流回路及び直流変換器とA/Dコンバータとを有
しており、帯域フィルタ11、.112.111.11
4から送られてくる信号の整流を行なった後積分して直
流に変換し所定のサンプリング周期Ts、例えば、3m
s毎にディジタル計測を行なうようになっている。
.は整流回路及び直流変換器とA/Dコンバータとを有
しており、帯域フィルタ11、.112.111.11
4から送られてくる信号の整流を行なった後積分して直
流に変換し所定のサンプリング周期Ts、例えば、3m
s毎にディジタル計測を行なうようになっている。
(a−4,演算処理部)
13はマイクロコンピュータであり、その入力ボートを
介して上述したA/D変換回路123.12z、12s
、124からの各々のディジタル信号が入力され、これ
から各周波数帯域における音成分毎の評価量、例えば、
平均値や最大値、あるいは波形があるレベル値を超えた
回数等を算出するために設けられている。
介して上述したA/D変換回路123.12z、12s
、124からの各々のディジタル信号が入力され、これ
から各周波数帯域における音成分毎の評価量、例えば、
平均値や最大値、あるいは波形があるレベル値を超えた
回数等を算出するために設けられている。
14は入力部であり、検査時の判定基!1!値の設定を
行なうためのテンキー等を有しており、該入力部14か
らの信号はマイクロコンピュータ13の入力ボートを介
してその判定用のプログラム上の入力データとして処理
される。
行なうためのテンキー等を有しており、該入力部14か
らの信号はマイクロコンピュータ13の入力ボートを介
してその判定用のプログラム上の入力データとして処理
される。
15は表示部であり、マイクロコンピュータ13の出力
ボートを介して送られる各周波数−11F域における音
成分の評価量の値を視覚的に表示すると共に、被検査物
が検査に不合格とされた場合にその原因、つまり、作動
音のうちどの音が基準値を超えたためであるかを表示灯
により表示するようになっている。
ボートを介して送られる各周波数−11F域における音
成分の評価量の値を視覚的に表示すると共に、被検査物
が検査に不合格とされた場合にその原因、つまり、作動
音のうちどの音が基準値を超えたためであるかを表示灯
により表示するようになっている。
16はプリンターであり、その制御端子がマイクロコン
ピュータ13の出力ボートにに接続されており、入力部
14に設けられたデータ集計スイッチが押されると被検
査品毎の計測結果や不合格品の件数、不良率等を集計し
てプリントアウトするようになっている。
ピュータ13の出力ボートにに接続されており、入力部
14に設けられたデータ集計スイッチが押されると被検
査品毎の計測結果や不合格品の件数、不良率等を集計し
てプリントアウトするようになっている。
(a−5,動作制御部)
17はシーケンスコントローラであり、上述したマイク
ロコンピュータ13からの判定信号や操作部18からの
操作信号等が入力され、該シーケンスコントローラ17
はこれらの入力信号に応じて、そのEPROM等にRO
Mライタによって予め書き込まれたプログラムに従い、
後述する被制御部に制御出力を送出してシーケンス制御
を行なったり、マイクロコンピュータ13に計測の開始
信号又は停止信号や被検査品の作動状態に関する信号(
例えば、モータの回転方向)を含む同期信号を送出する
ために設けられている。尚、操作部18は検査を開始す
るためのスタートスイッチや検査箱3の開閉を自動制御
による開閉動作から開放するための手動切換スイッチ等
を有している。
ロコンピュータ13からの判定信号や操作部18からの
操作信号等が入力され、該シーケンスコントローラ17
はこれらの入力信号に応じて、そのEPROM等にRO
Mライタによって予め書き込まれたプログラムに従い、
後述する被制御部に制御出力を送出してシーケンス制御
を行なったり、マイクロコンピュータ13に計測の開始
信号又は停止信号や被検査品の作動状態に関する信号(
例えば、モータの回転方向)を含む同期信号を送出する
ために設けられている。尚、操作部18は検査を開始す
るためのスタートスイッチや検査箱3の開閉を自動制御
による開閉動作から開放するための手動切換スイッチ等
を有している。
19はブザーであり、マイクロコンピュータ13からの
判定信号がシーケンスコントローラ17に送られると、
該シーケンスコントローラ17はこの判定信号に応じて
ブザー19に出力信号を送出するようになっており、被
検査品が検査に不合格であることをブザー音により検査
員に知らせるようになっている。尚、ブザー19は作動
音検査装置1の動作異常時に上記ブザー音とは異なる音
で警報を発するようにされている。
判定信号がシーケンスコントローラ17に送られると、
該シーケンスコントローラ17はこの判定信号に応じて
ブザー19に出力信号を送出するようになっており、被
検査品が検査に不合格であることをブザー音により検査
員に知らせるようになっている。尚、ブザー19は作動
音検査装置1の動作異常時に上記ブザー音とは異なる音
で警報を発するようにされている。
20は被検査物を駆動するための駆動機構であり、シー
ケンスコントローラ17からの信号により検査時に被検
査物が所定の動作をするように設けられている。
ケンスコントローラ17からの信号により検査時に被検
査物が所定の動作をするように設けられている。
21は検査箱開閉機構であり、被検査物の設置又は取り
換え時に検査箱3を開けるようにシーケンスコントロー
ラ17によって制御される。
換え時に検査箱3を開けるようにシーケンスコントロー
ラ17によって制御される。
22は前面扉開閉機構であり、作動音検査装置1の外筺
前面に設けられた前面扉の開閉動作がやはりシーケンス
コントローラ17によって制御されるようになっている
。
前面に設けられた前面扉の開閉動作がやはりシーケンス
コントローラ17によって制御されるようになっている
。
(b、作動音の計測)[第2図乃至第6図]次に、作動
音検査装置1による作動音の計測について説明する。
音検査装置1による作動音の計測について説明する。
被検査物とされるポールチェーン方式の昇降装置は、駆
動源であるブラシ付モータと、ブラシ付モータの軸に固
定されて、これと共に回転されるスブロケットポイール
により所定のガイド部材内を摺動して窓ガラス取付部材
を移動させるポールチェーンとを備えている。
動源であるブラシ付モータと、ブラシ付モータの軸に固
定されて、これと共に回転されるスブロケットポイール
により所定のガイド部材内を摺動して窓ガラス取付部材
を移動させるポールチェーンとを備えている。
よって、この昇降装置の作動時にはブラシ付モータに起
因するモータ音や整流子とブラシとの接触により発生す
る音(以下、「ブラシ音」という。)、あるいはポール
チェーンがガイド部材内で摺動する際の音(以下、rボ
ール音」という。)が発生しているものと考えられる。
因するモータ音や整流子とブラシとの接触により発生す
る音(以下、「ブラシ音」という。)、あるいはポール
チェーンがガイド部材内で摺動する際の音(以下、rボ
ール音」という。)が発生しているものと考えられる。
そこで、聴覚検査において合格とされた昇降装置(以下
、「合格品」という。)の作動音と、不合格とされた昇
降装置(以下、「不合格品」という。)の作動音をFF
Tアナライザーで測定したところ、作動音のO〜10に
82間における周波数成分の分布は第2図に示される結
果となった。
、「合格品」という。)の作動音と、不合格とされた昇
降装置(以下、「不合格品」という。)の作動音をFF
Tアナライザーで測定したところ、作動音のO〜10に
82間における周波数成分の分布は第2図に示される結
果となった。
尚、図中横軸は周波数を11□(ヘルツ)jQL位で示
しており、縦軸は音の大きさをある基準値との相対値で
示している。
しており、縦軸は音の大きさをある基準値との相対値で
示している。
図から明らかなように、合格品(第2図(A))に比べ
不合格品(第2図(B))は作動音の全般的なレベルが
高いことがわかる。
不合格品(第2図(B))は作動音の全般的なレベルが
高いことがわかる。
そして、詳細に分析を行なった結果、第2図(B)に示
されるようにモータ音23は0.5〜3にH2の間に分
布し、またモータの低周波音24は0.1〜2 K)1
2の間に分布しており、ボール音25は1〜51+11
2の間に分布していることが判明した。尚、第2図(B
)巾約3.5に82以上の周波数領域において見られる
ピークはモータ音23やボール音25の高周波成分を表
わしている。
されるようにモータ音23は0.5〜3にH2の間に分
布し、またモータの低周波音24は0.1〜2 K)1
2の間に分布しており、ボール音25は1〜51+11
2の間に分布していることが判明した。尚、第2図(B
)巾約3.5に82以上の周波数領域において見られる
ピークはモータ音23やボール音25の高周波成分を表
わしている。
さらにまた、第3図に示すように合格品(′!33図(
A))と不合格品(第3図(B))のFFTアナライザ
ーによる分析からブラシ音26については5〜10にH
2の間に分布しているという結果を得ることができた。
A))と不合格品(第3図(B))のFFTアナライザ
ーによる分析からブラシ音26については5〜10にH
2の間に分布しているという結果を得ることができた。
尚、第3図は横軸に周波数を11□(ヘルツ)単位で示
し、波形変化を時間経過を追って示したものである。
し、波形変化を時間経過を追って示したものである。
以上のことから容易に理解されるように、前述した回路
2における帯域フィルタ11゜112.113.114
の帯域はこのような分析結果を踏まえたものであり、言
い換えれば帯域フィルタit、はモータ音23.11.
はモータ音の低周波音24.11.はブラシ音26.1
14はボール音25を各々とり出すために設けらたもの
である。
2における帯域フィルタ11゜112.113.114
の帯域はこのような分析結果を踏まえたものであり、言
い換えれば帯域フィルタit、はモータ音23.11.
はモータ音の低周波音24.11.はブラシ音26.1
14はボール音25を各々とり出すために設けらたもの
である。
しかして、作動音検査装置1による作動音の計測は以下
のようになされる。尚、第4図乃至第6図に各作動音の
計測手順を示す概略波形図中、AI (1=1.2x
3)は帯域フィルタを通された直後の波形、B+ (
+ =+ 、2 、y )は整流後の波形、C+ <
+ =+ 、2 、s )は直流変換後の波形、D+
(+ =+ 、 2 、 s )はサンプリング時の
波形を概略的に示しており、添字1.2.3は各々モー
タ音23、ブラシ音26、ボール音25を意味している
。
のようになされる。尚、第4図乃至第6図に各作動音の
計測手順を示す概略波形図中、AI (1=1.2x
3)は帯域フィルタを通された直後の波形、B+ (
+ =+ 、2 、y )は整流後の波形、C+ <
+ =+ 、2 、s )は直流変換後の波形、D+
(+ =+ 、 2 、 s )はサンプリング時の
波形を概略的に示しており、添字1.2.3は各々モー
タ音23、ブラシ音26、ボール音25を意味している
。
(b−1,モータ音) [第4図]
41F域フィルタ11+ によってとり出されたモータ
音23はA/D変換回路12.において整流及び直流変
換された後サンプリングされる。
音23はA/D変換回路12.において整流及び直流変
換された後サンプリングされる。
そして、マイクロコンピュータ13はこれらのサンプリ
ングデータからその平均値AVを求め表示部15に送出
すると共に入力部14を介して予め入力されている基準
値との比較を行なうようになりている。
ングデータからその平均値AVを求め表示部15に送出
すると共に入力部14を介して予め入力されている基準
値との比較を行なうようになりている。
(b−2,モータの低周波音)
:lIf:域フィルタ112によりとり出されたモータ
の低周波音24も同様にその平均値が算出されるが、低
い周波数帯域にはボール音25の低域成分や検査箱等の
共鳴音が含まれているので、合格品と不合格品との音の
大きさの差が著しいモータ音の基本波(90)17前後
)の整数倍音をサンプリングしてその時間的な平均値が
算出される。そして、マイクロコンピュータ13におい
てこの平均値と入力部14からの基準値との比較がなさ
れ、また、計測結果は表示部15に送られる。尚、上述
したモータ音23及び低周波音24の計測は、駆動機構
20の制御によって昇降装置の窓ガラス取付部が往復運
動される両区間に亘り各4行なわれるようになっている
。
の低周波音24も同様にその平均値が算出されるが、低
い周波数帯域にはボール音25の低域成分や検査箱等の
共鳴音が含まれているので、合格品と不合格品との音の
大きさの差が著しいモータ音の基本波(90)17前後
)の整数倍音をサンプリングしてその時間的な平均値が
算出される。そして、マイクロコンピュータ13におい
てこの平均値と入力部14からの基準値との比較がなさ
れ、また、計測結果は表示部15に送られる。尚、上述
したモータ音23及び低周波音24の計測は、駆動機構
20の制御によって昇降装置の窓ガラス取付部が往復運
動される両区間に亘り各4行なわれるようになっている
。
(b−3,ブラシ音)[第5図]
ブラシ音26は帯域フィルタ11.によりとり出され、
整流及び直流変換された後サンプリングされる。そして
、マイクロコンピュータ13によってその最大値B m
aXが求められる。ブラシ音26はモータ音23のよう
に継続的に発生されるものではなく、ある短い時間領域
において発生されるという性質を有するためである。
整流及び直流変換された後サンプリングされる。そして
、マイクロコンピュータ13によってその最大値B m
aXが求められる。ブラシ音26はモータ音23のよう
に継続的に発生されるものではなく、ある短い時間領域
において発生されるという性質を有するためである。
その後、この最大値B□8を示す信号が表示部15に送
られると共に、マイクロコンピュータ13において入力
部14からの基準値と比較されることになる。
られると共に、マイクロコンピュータ13において入力
部14からの基準値と比較されることになる。
(b−4,ボール音)[第6図]
帯域フィルタ114 によってとり出されたボール音2
5はやはり整流及び直流変換された後サンブリングされ
、その最大値Cmawの算出と設定レベル値L0を超え
た波形の数のカウントがなされる。即ち、゛サンプリン
グされたデータ値のうち個々の波形についてのピーク値
を求め、これと設定レベル値LOとの比較を行ない、設
定レベル値Loを超えたカウント回数Nを求めると共に
これらのピーク値のうちの最大値を求めるという手順が
とられる。ボール音25もやはり持続的に発生されず、
ある瞬間に突発的に発せられるという性質を有するから
である。
5はやはり整流及び直流変換された後サンブリングされ
、その最大値Cmawの算出と設定レベル値L0を超え
た波形の数のカウントがなされる。即ち、゛サンプリン
グされたデータ値のうち個々の波形についてのピーク値
を求め、これと設定レベル値LOとの比較を行ない、設
定レベル値Loを超えたカウント回数Nを求めると共に
これらのピーク値のうちの最大値を求めるという手順が
とられる。ボール音25もやはり持続的に発生されず、
ある瞬間に突発的に発せられるという性質を有するから
である。
そして、マイクロコンピュータ13において、ボール音
25の最大値Cffi!Xとカウント回数Nと入力部1
4を介して入力された各々の基準値との比f+2がなさ
れ、また、各々の計測値を示す信号が表示部15に送出
されることになる。
25の最大値Cffi!Xとカウント回数Nと入力部1
4を介して入力された各々の基準値との比f+2がなさ
れ、また、各々の計測値を示す信号が表示部15に送出
されることになる。
(c、動作)[第7図]
次に、作動音検査装置lの動作を第7図に示す動作フロ
ーチャート図に従い順を追って説明する。
ーチャート図に従い順を追って説明する。
a)r判定基準値を入力する。」
即ち、入力部14に設けられたテンキーによって、これ
から検査しようとする製品に関するモータ音23やその
低周波音24の平均値に関する基準値と、ブラシ音26
の最大値に関する基準値とボール音25の最大値に関す
る基準値及び設定レベル値L0を各々入力する。
から検査しようとする製品に関するモータ音23やその
低周波音24の平均値に関する基準値と、ブラシ音26
の最大値に関する基準値とボール音25の最大値に関す
る基準値及び設定レベル値L0を各々入力する。
b)「昇降装置を設置する。」
検査箱3内の所定の位置に昇降装置が設置され、昇降装
置は駆動機構20の制御の下に駆動され得る状態となる
。
置は駆動機構20の制御の下に駆動され得る状態となる
。
c)r検査箱及び前面扉を閉める。」
操作部18に設けられたスタート釦の押圧によって検査
開始の信号がシーケンスコントローラ17に入力される
と、2亥シーケンスコントローラ17からは検査箱開閉
機構21及び前面扉開閉機構22に制御信号が送出され
るため検査箱3及び前面扉が閉じられる。
開始の信号がシーケンスコントローラ17に入力される
と、2亥シーケンスコントローラ17からは検査箱開閉
機構21及び前面扉開閉機構22に制御信号が送出され
るため検査箱3及び前面扉が閉じられる。
d)r駆動機構により昇降装置を駆動させる。」
シーケンスコントローラ17がら駆動機構20に制御信
号が送出されるため、これによって昇降装置に設けられ
たモータが駆動され、ポールチェーンの9勅に伴なって
窓ガラス取付部材が所定の方向に移動される。そして、
この時、シーケンスコントローラ17からマイクロコン
ピュータ13には計測の開始を示す信号が送出される。
号が送出されるため、これによって昇降装置に設けられ
たモータが駆動され、ポールチェーンの9勅に伴なって
窓ガラス取付部材が所定の方向に移動される。そして、
この時、シーケンスコントローラ17からマイクロコン
ピュータ13には計測の開始を示す信号が送出される。
e)rモータ音を計測する。」
即ち、前記ステップd)において昇降装置が駆動され、
これに伴なフて発生される作動音のうちのモータ音23
が検出部4、f域フィルタ11 + 、A 7’ D変
換回路12.を介してとり出され、昇降装置の窓ガラス
取付部が所定の位置に来るとシーケンスコントローラ1
7からマイクロコンピュータ13に計測の終了を示す信
号が送出され、この間のモータ音23の時間的な平均値
Avが算出される。
これに伴なフて発生される作動音のうちのモータ音23
が検出部4、f域フィルタ11 + 、A 7’ D変
換回路12.を介してとり出され、昇降装置の窓ガラス
取付部が所定の位置に来るとシーケンスコントローラ1
7からマイクロコンピュータ13に計測の終了を示す信
号が送出され、この間のモータ音23の時間的な平均値
Avが算出される。
1)r基準値以下か?」
上記した平均値AVとステップa)において予め入力さ
れている判定の基準値との比較が行なわれ、基準値以下
であれば、ステップn)に進み、基準値を超えていれば
ステップp)に進む。
れている判定の基準値との比較が行なわれ、基準値以下
であれば、ステップn)に進み、基準値を超えていれば
ステップp)に進む。
g)rモータの低周波音を計測する。」即ち、検出部4
、”IIF域フィルタ112、A/D変換回路122を
介してモータ音の基本波の奇数倍音をサンプリングし、
その時間的な平均値が算出される。
、”IIF域フィルタ112、A/D変換回路122を
介してモータ音の基本波の奇数倍音をサンプリングし、
その時間的な平均値が算出される。
h)「基準値以下か?」
上記した平均値がステップa)において既に入力済みの
基!B値以下か否かを問い、以下であレバステップn)
に進み、そうでなければステップp)に進む。
基!B値以下か否かを問い、以下であレバステップn)
に進み、そうでなければステップp)に進む。
i)rブラシ音を計測する。」
ブラシ音26は検出部4、帯域フィルタ11、、A/D
変換回路12.を介してとり出され、マイクロコンピュ
ータ13によフてその最大値B□8が求められる。
変換回路12.を介してとり出され、マイクロコンピュ
ータ13によフてその最大値B□8が求められる。
j)「基準値以下か?」
上記ブラシ音26の最大値B□8がステップa)におい
て入力された基準値以下か否かを問い、以下であればス
テップn)に進み、そうでなければステップp)に進む
。
て入力された基準値以下か否かを問い、以下であればス
テップn)に進み、そうでなければステップp)に進む
。
k)「ボール音を計測する。」
即ち、ボール音25は検出部4、帯域フィルタ11.
、A/D変換回路124を介してとり出され、マイクロ
コンピュータ13によりその最大値C□8と設定レベル
値し。を超えた波形のカウント回9Nが求められる。
、A/D変換回路124を介してとり出され、マイクロ
コンピュータ13によりその最大値C□8と設定レベル
値し。を超えた波形のカウント回9Nが求められる。
、+2)r最大値C□、は基準値以下か?」上記したボ
ール音25の最大値CmaXとステップa)において入
力された基準値との比較が行なわれ、基準値以下であれ
ば次のステップm)に進み、そうでなければステップp
)に進む。
ール音25の最大値CmaXとステップa)において入
力された基準値との比較が行なわれ、基準値以下であれ
ば次のステップm)に進み、そうでなければステップp
)に進む。
m)rカウント回数Nは基準値以下か?」即ち、ステッ
プk)におけるカウント回数Nの値がステップa)にお
いて入力された基壁値以下か否かを問い、以下であれば
ステップn)に進み、そうでなければステップp)に進
む。
プk)におけるカウント回数Nの値がステップa)にお
いて入力された基壁値以下か否かを問い、以下であれば
ステップn)に進み、そうでなければステップp)に進
む。
n) 「シーケンスコントローラに合格を示す判定信号
が送出される。」 マイクロコンピュータ13は表示部15に計測結果値を
示す信号を送出すると共にシーケンスコントローラ17
に被検査品が作動音検査に合格したという判定信号を送
出する。そして次のステップ0)に進む。
が送出される。」 マイクロコンピュータ13は表示部15に計測結果値を
示す信号を送出すると共にシーケンスコントローラ17
に被検査品が作動音検査に合格したという判定信号を送
出する。そして次のステップ0)に進む。
o)rブザー及び表示灯は駆動されない。」シーケンス
コントローラ17からブザー19には駆動信号は送出さ
れず、また、マイクロコンピュータ13から表示部15
のうちの不合格原因を示す表示灯の点灯も行なわれない
。
コントローラ17からブザー19には駆動信号は送出さ
れず、また、マイクロコンピュータ13から表示部15
のうちの不合格原因を示す表示灯の点灯も行なわれない
。
その後ステップr)に進む。
p)「シーケンスコントローラに不合格を示す判定信号
が送出される。」 マイクロコンピュータ13から表示部15には計測結果
値を示す信号が送出され、シーケンスコントローラ17
には被検査品が不合格であるとの判定信号か送出される
。そして、次のステップq)に進む。
が送出される。」 マイクロコンピュータ13から表示部15には計測結果
値を示す信号が送出され、シーケンスコントローラ17
には被検査品が不合格であるとの判定信号か送出される
。そして、次のステップq)に進む。
q)「ブザー及び表示灯を駆動させる。jシーケンスコ
ントローラ17からの13号によってブザー19が駆動
され、検査不合格を示すブザー音が発せられると共に、
マイクロコンピュータ13から表示部15に送られる信
号によって作動音のうちのどの音が基準値を超えたため
に不合格とされたが表示灯によって示される。そして、
次のステップr)に進む。
ントローラ17からの13号によってブザー19が駆動
され、検査不合格を示すブザー音が発せられると共に、
マイクロコンピュータ13から表示部15に送られる信
号によって作動音のうちのどの音が基準値を超えたため
に不合格とされたが表示灯によって示される。そして、
次のステップr)に進む。
r)r検査箱及び前面扉を開ける。」
シーケンスコントローラ17からの制御信号が検査箱開
閉機構21や前面扉開閉機構22に送出され、これによ
って検査箱及び前面扉が開かれる。そして、再びステッ
プb)に戻り、次の製品検査が行なわれる。尚、上記し
たステップd)〜m)迄の一連の計測及び判定動作は一
回に限らず、例えば−回目の検査後にマイクロコンピュ
ータ13からシーケンスコントローラ17に不合格信号
が送出された場合に再検査を行なうことによって検査の
確実性を期するようにしても良い。
閉機構21や前面扉開閉機構22に送出され、これによ
って検査箱及び前面扉が開かれる。そして、再びステッ
プb)に戻り、次の製品検査が行なわれる。尚、上記し
たステップd)〜m)迄の一連の計測及び判定動作は一
回に限らず、例えば−回目の検査後にマイクロコンピュ
ータ13からシーケンスコントローラ17に不合格信号
が送出された場合に再検査を行なうことによって検査の
確実性を期するようにしても良い。
(d、適用例)[第8図]
次に第8図に本発明作動音検査装置の装置例を示す。
1は本発明を適用した作動音検査装置である。
27は機台であり、フレーム状に形成されている。そし
て、該機台27の上に縦長の箱状をした収納部28が取
着されている。そして、収納部28の前面のうち略下半
分が開口29とされている。
て、該機台27の上に縦長の箱状をした収納部28が取
着されている。そして、収納部28の前面のうち略下半
分が開口29とされている。
30は収納部28の前記間口2を開閉するための前面扉
であり、収納部28の天板31の前端面中央に取着され
たシリンダ32によって上下動されるようになっている
。そして、シリンダ32は前記前面扉開閉機構22の一
部を構成している。
であり、収納部28の天板31の前端面中央に取着され
たシリンダ32によって上下動されるようになっている
。そして、シリンダ32は前記前面扉開閉機構22の一
部を構成している。
33は収納部28内の底板34上に設けられた被検査物
1rlIi置台であり、この被検査物載置台33上に載
置された被検査物35が前記駆!/Im構20と接続さ
れるようになっている。
1rlIi置台であり、この被検査物載置台33上に載
置された被検査物35が前記駆!/Im構20と接続さ
れるようになっている。
36は四角い箱状を成し底面が開放されたカバーであり
、遮音用の石膏板や被検査物35から発せられる音に共
鳴にしないように質量の大きい材料、例えば、鉛等で形
成されている6該カバー36は収納部28内に上下動自
在に支持されており、収納部28の天板31の略中央に
固定されたシリンダ37によって上下動されるようにな
っている。そして、カバー36が下降した状態で前記被
検査物載置台33がカバー36によって覆われて密閉空
間、即ち、検査箱3が形成される。尚、上記シリンダ3
7は前記検査箱開閉機構21の一部を構成している。
、遮音用の石膏板や被検査物35から発せられる音に共
鳴にしないように質量の大きい材料、例えば、鉛等で形
成されている6該カバー36は収納部28内に上下動自
在に支持されており、収納部28の天板31の略中央に
固定されたシリンダ37によって上下動されるようにな
っている。そして、カバー36が下降した状態で前記被
検査物載置台33がカバー36によって覆われて密閉空
間、即ち、検査箱3が形成される。尚、上記シリンダ3
7は前記検査箱開閉機構21の一部を構成している。
そして、カバー26の天板38にはコンデンサマイクロ
ホン9が支持されている。
ホン9が支持されている。
39は機台27上に支持されたコントロールボックスで
あり、前記回路2の主要部はこのコントロールボックス
39の中に収容されている。
あり、前記回路2の主要部はこのコントロールボックス
39の中に収容されている。
また、このコントロールボックス39の前面パネル部4
0が入力部145表示部15及び操作部18、あるいは
それらの一部となっており、テンキー41他各拙スイツ
チボタン42.42、・・・表示器43.43、・・・
等が配列されている。
0が入力部145表示部15及び操作部18、あるいは
それらの一部となっており、テンキー41他各拙スイツ
チボタン42.42、・・・表示器43.43、・・・
等が配列されている。
44は機台27に支持されたブザーボックスであり、前
記ブザー19及びその駆動回路等が収納されている。
記ブザー19及びその駆動回路等が収納されている。
45は収納部28の前面部に取着されたスイッチボック
スであり、主電源スイッチ、パイロットランプ等が配置
されている。
スであり、主電源スイッチ、パイロットランプ等が配置
されている。
(G、発明の効果)
以上に記載したところから明らかなように、本発明電!
I+JJ機器の作動音検査装置は、電動機器の作動音を
検出する音波検出手段と、音波検出手段からの信号を複
数の周波数成分に分ける帯域フィルタ手段と、帯域フィ
ルタ手段からの信号のサンプリングを行なう標本抽出手
段と、サンプリングされたデータ値から各周波数帯域に
おける音成分毎の評価量の値を算出する演算手段と、判
定の際の基準値を入力するための入力手段と、演算手段
からの評価二値と入力手段からの判定の基準値との比較
を行なうと共に判定結果を出力する判定手段と、判定手
段からの信号に応じて判定結果を表示し及び/又は警告
を行なう告知手段とを備えたことを特徴とする。
I+JJ機器の作動音検査装置は、電動機器の作動音を
検出する音波検出手段と、音波検出手段からの信号を複
数の周波数成分に分ける帯域フィルタ手段と、帯域フィ
ルタ手段からの信号のサンプリングを行なう標本抽出手
段と、サンプリングされたデータ値から各周波数帯域に
おける音成分毎の評価量の値を算出する演算手段と、判
定の際の基準値を入力するための入力手段と、演算手段
からの評価二値と入力手段からの判定の基準値との比較
を行なうと共に判定結果を出力する判定手段と、判定手
段からの信号に応じて判定結果を表示し及び/又は警告
を行なう告知手段とを備えたことを特徴とする。
従って、本発明によれば、検査の定量化による検査基本
や検査時間の安定化は基より、作動音の各周波数成分に
関する評価量を用いた比較判断を行なっているので聴覚
検査に反する判定結果が生じてしまうというようなこと
も避けられる。
や検査時間の安定化は基より、作動音の各周波数成分に
関する評価量を用いた比較判断を行なっているので聴覚
検査に反する判定結果が生じてしまうというようなこと
も避けられる。
また、本発明においては通常の騒音計や振動針のように
!5!、覚補正回路や対数変換回路等を必ずしも要しな
いので比較的簡単な措造をとることが可能である。
!5!、覚補正回路や対数変換回路等を必ずしも要しな
いので比較的簡単な措造をとることが可能である。
尚、前記した実施例は本発明電i!JII機器の作動音
検査装置を車輌用窓ガラスの開閉装置の作動音検査装置
として適用したが、本発明の適用範囲がこれに限定され
るわけではなく、電!v]機器の作動音検査に広く適用
することができる。
検査装置を車輌用窓ガラスの開閉装置の作動音検査装置
として適用したが、本発明の適用範囲がこれに限定され
るわけではなく、電!v]機器の作動音検査に広く適用
することができる。
第1図乃至第8図は本発明電動機器の作動音検査装置を
車輌用窓ガラスの開閉装置の作動音検査装置に適用した
例を示すものであり、第1図は回路ブロック図、第2図
はFFTアナライザーを用いた測定により得られた作動
音の周波数分布を示す図であり、(A)は合格品の特性
図、(B)は不合格品の特性図、第3図はFFTアナラ
イザーにより測定された5〜10に12間の音成分波形
の時間変化を示す図であり、(A)は合格品の特性図、
(B)は不合格品の特性図、第4図はモータ音の計測を
説明するための概略波形図、第5図はブラシ音の計測を
説明するための概略波形図、第6図はボール音の計測を
説明するための概略波形図、第7図は動作フローチャー
ト図、第8図は本発明電動機器の作動音検査装置の装置
例を示す一部切欠斜視図である。 符号の説明 1・・・電動機器の作動音検査装首、 4・・・音波検出手段、 5・・・帯域フィルタ手段、 6・・・標本抽出手段、 13・・・演算手段、 13・・・判定手段、14・
・・入力手段、 15.16.19・・・告知手段 出 願 人 株式会社小糸製作所 同 静岡電装株式会社 5KHz 0KHz 矛6図
車輌用窓ガラスの開閉装置の作動音検査装置に適用した
例を示すものであり、第1図は回路ブロック図、第2図
はFFTアナライザーを用いた測定により得られた作動
音の周波数分布を示す図であり、(A)は合格品の特性
図、(B)は不合格品の特性図、第3図はFFTアナラ
イザーにより測定された5〜10に12間の音成分波形
の時間変化を示す図であり、(A)は合格品の特性図、
(B)は不合格品の特性図、第4図はモータ音の計測を
説明するための概略波形図、第5図はブラシ音の計測を
説明するための概略波形図、第6図はボール音の計測を
説明するための概略波形図、第7図は動作フローチャー
ト図、第8図は本発明電動機器の作動音検査装置の装置
例を示す一部切欠斜視図である。 符号の説明 1・・・電動機器の作動音検査装首、 4・・・音波検出手段、 5・・・帯域フィルタ手段、 6・・・標本抽出手段、 13・・・演算手段、 13・・・判定手段、14・
・・入力手段、 15.16.19・・・告知手段 出 願 人 株式会社小糸製作所 同 静岡電装株式会社 5KHz 0KHz 矛6図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 電動機器の作動音を検出する音波検出手段と、 音波検出手段からの信号を複数の周波数成分に分ける帯
域フィルタ手段と、 帯域フィルタ手段からの信号のサンプリングを行なう標
本抽出手段と、 サンプリングされたデータ値から各周波数帯域における
音成分毎の評価量の値を算出する演算手段と、 判定の際の基準値を入力するための入力手段と、 演算手段からの評価量値と入力手段からの判定の基準値
との比較を行なうと共に判定結果を出力する判定手段と
、 判定手段からの信号に応じて判定結果を表示し及び/又
は警告を行なう告知手段とを備えたことを特徴とする電
動機器の作動音検査装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21471088A JPH0262920A (ja) | 1988-08-29 | 1988-08-29 | 電動機器の作動音検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21471088A JPH0262920A (ja) | 1988-08-29 | 1988-08-29 | 電動機器の作動音検査装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0262920A true JPH0262920A (ja) | 1990-03-02 |
Family
ID=16660332
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21471088A Pending JPH0262920A (ja) | 1988-08-29 | 1988-08-29 | 電動機器の作動音検査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0262920A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5095587A (en) * | 1989-08-07 | 1992-03-17 | Trutzschler Gmbh & Co. Kg | Method and apparatus for automatically starting formation of sliver from a carded web |
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