JPH0262020A - コンデンサ - Google Patents

コンデンサ

Info

Publication number
JPH0262020A
JPH0262020A JP21332388A JP21332388A JPH0262020A JP H0262020 A JPH0262020 A JP H0262020A JP 21332388 A JP21332388 A JP 21332388A JP 21332388 A JP21332388 A JP 21332388A JP H0262020 A JPH0262020 A JP H0262020A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flexible parts
flexible
upper lid
parts
capacitor element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21332388A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Murase
村瀬 徹也
Hiroharu Nawata
縄田 洋春
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shizuki Electric Co Inc
Original Assignee
Shizuki Electric Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shizuki Electric Co Inc filed Critical Shizuki Electric Co Inc
Priority to JP21332388A priority Critical patent/JPH0262020A/ja
Publication of JPH0262020A publication Critical patent/JPH0262020A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明はコンデンサ、詳しくはコンデンサ素子を収容
している密閉容器の内部圧力の変動を利用してコンデン
サ素子への通電を遮断する保安機能を持ったコンデンサ
に関する。
(従来の技術) この種のコンデンサは、密閉容器の内部圧力が上昇した
ときに、その圧力上昇を利用して容器上蓋を膨出変形さ
せ、上蓋に設けられている外部端子とコンデンサ素子か
ら導出されたリード線とを切断してコンデンサ素子への
通電を遮断するようになっており、このような保安機能
が正常に作動すると、コンデンサ素子の絶縁破壊によっ
て生じる爆発などが未然に防止される。
従来のコンデンサにおいて、上蓋を所定厚みの熱可塑性
樹脂板で構成し、密閉容器の内部圧力が異常に上昇した
ときに上蓋が熱可塑性樹脂自体の可撓性によって膨出状
に撓み変形するものが知られている(特開昭55−80
45号公報)。
(発明が解決しようとする課題) ところで、密閉容器の内部圧力の上昇を敏感に検知して
作動精度を高めるには従来のように上蓋を可撓性に優れ
た熱可塑性樹脂によって製作しておくことが望ましい。
また、上蓋の膨出変形によって外部端子をリード線から
確実に切断させるには、上蓋の膨出幅が所定幅に達した
ときに上蓋によって外部端子が十分に大きな力で確実に
引張り上げられることが要求される。
しかし、上蓋を従来のように所定厚みの単なる熱可塑性
樹脂板で構成していると、上蓋の撓み性が外部端子の設
置部を含めて各部で均一であり、しかも外部端子はリー
ド線に接続されているので、密閉容器の内部圧力の上昇
により外部端子の設置部以外の部分が最初の段階で膨出
変形して全体的には波打ち状に変形し、その膨出変形し
た部分に引張られて次の段階で外部端子の設置部が膨出
変形して全体的にはドーム状に変形し、外部端子がリー
ド線から切断されるといった挙動を示す。また、−ヒ盈
が波打ち状に変形するときの様子は、密閉容器に対する
上蓋の装着状態や外部端子の設置状態の良否などの種々
の要因との関係で定まるものであるため、その変形の様
子を当初から確実に予di!I シておくことが困難で
ある。そのため、従来のコンデンサにあっては、密閉容
器の内部圧力の異常な上昇に伴って外部端子がリード線
から切断されるタイミングを正確に予知することが困難
で、コンデンサ素子に対する通電を遮断するときの作動
精度を高めることに制約があった。
この発明は以上の事情に鑑みてなされたもので、上蓋に
工夫を講じることによって、圧力の検知感度を従来と同
等に保つことができるにもかかわらず、コンデンサ素子
に対する通電を遮断するときの作動精度を容易に高める
ことが可能なコンデンサを提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) この発明のコンデンサは、密閉圧力に装着されかつコン
デンサ素子から導出されたリード線に接続する外部端子
が設けられた上蓋が合成樹脂製であり、上蓋における外
部端子設置部の周囲に他の部分よりも柔軟な線状の可撓
部が同心状に内外二重に環状に形成され、それら両方の
可撓部で挟まれた環状部分が上拡がりテーバ状に形成さ
れていると共に、環状部分の複数個所にその環状部分よ
りも柔軟な放射線状の可撓部が内外可撓部間に形成され
ている。
(作用) この構成のコンデンサによると、密閉圧力の内部圧力の
上昇が合成樹脂製の上蓋により敏感に検知される。そし
て、内部圧力が異常に上昇すると、その内部圧力で上蓋
が上方へ押圧され、上蓋の環状の内側可撓部と外側可撓
部が相反する方向に折れ曲がり、それらの可撓部によっ
て囲まれている外部端子設置部が上方へ押し上げられる
。このような一連の変形過程において、内外の環状の可
撓部で挟まれた環状部分や外部端子設置部は可撓部に比
べて変形しにくいため、上蓋は全体的に円錐台形状にな
るように膨出変形する。すなわち、上蓋は可撓性を有す
る合成樹脂製であるにもかかわらず、内部圧力の異常な
上昇により弾発的な反転運動に近い状態で膨出変形する
。放射線状の可撓部はそのような膨出変形を起こしやす
くするのに役立つ。
(実施例) 第1図はこの発明の実施例によるコンデンサCの縦断面
図で、]は合成樹脂製の密閉容器で、その内部にコンデ
ンサ素子2が収容され、その上端開口部に上蓋3が装着
されている。コンデンサ素子2から導出されたリード線
4.5の端部は、上M3の裏側に配置されたサポート仮
6の孔部7.8に保持されている。そして、上蓋3に設
けられた外部端子9.10が上記リード線4.5にそれ
ぞれ接続されている。
上M3は熱可塑性樹脂などの合成樹脂製であって、第4
図のように円形に形成され、外部端子9、IOは上蓋3
の中央部に左右振り分は状態に設けられたボス部11,
12に嵌め込まれている。また、同図に実線aX bで
示すように上蓋3における外部端子設置部Xの周囲に他
の部分よりも柔軟な線状の可撓部13.14が同心状に
内外二重に環状に形成され、これらの可撓部13、I4
で囲まれた環状部分Yが、第5図に示すように上拡がり
テーパ状に形成されている。また、第4図に実線Cで示
すように環状部分Yの複数個所にその環状部分Yよりも
柔軟な放射線状の可撓部15が環状の内側可撓部13と
環状の外側可撓部14とにわたって形成されている。
上述した内側可撓部13、外側可撓部14および放射線
状の可撓部15は第5図および第6図のように一定厚み
の上蓋3の裏側に短い溝幅寸法を有する細溝16.17
.18を刻設または成形することによって容易に形成す
ることが可能である。
また、上蓋3の厚みを変えずに形成することも可能で、
たとえば実線a、b、cで示した部分だけを他の部分に
比べて柔軟性に優れ°た樹脂層にすることによっても形
成することができる。
内外の環状の可撓部13.14は、第4図のように12
角形にしても、第7図のように24角形にしてもその他
の多角形にしてもよく、あるいは円形にしてもよい。ま
た、放射線状の可撓部15は環状の可撓部13.14が
多角形に形成される場合にはそれらの相対応する頂点同
士を結ぶ形態で形成し、環状の可撓部13.14が円形
に形成される場合には等間隔おきに形成することが、作
動精度の均一化を図る上で望ましい。さらに上記環状部
分Yのテーパ角度や幅寸法は第1図に示した密閉容器1
の内部圧力の上昇度合などを考慮して適正に設定する。
密閉容器1の内部圧力の上昇により上蓋3が膨出変形す
るときの作動精度は、可撓部13.14.15の設定位
置や数、可撓部13.14の形状、環状部分Yの勾配や
幅寸法、上蓋3を構成している合成樹脂の柔軟度合など
に関係するため、それらは内部圧力の上昇度合などの種
々の要因を考慮して適宜選定すべきである。
第2図はコンデンサCの正常時の状態で、上蓋3におけ
る外部端子設置部Xは、その周囲に対して下方へ凹んで
おり、外部端子9.10はそれぞれリード線4.5の端
部に接続されている。密閉容器1の内部圧力が異常に上
昇したときには、サポート板6と上蓋3との間の空間の
圧力も異常に上昇し、その圧力で上蓋3が上方へ押圧さ
れて、第3図のように、内側可撓部13と外側可撓部1
4が相反する方向に折れ曲がり、外部端子設置部Xが上
方へ押し上げられる。このような一連の変形過程におい
て、上記環状部分Yや外部端子設置部Xは内側可撓部1
3や外側可撓部14に比べて変形しにくいため、上蓋3
は弾発的な反転運動に近い状態で全体的に円錐台形状に
なるように膨出変形し、外部端子9.10が瞬間的にリ
ード線5.6の端部から切断され、コンデンサ素子2へ
の通電が遮断される。放射線状の可撓部15はそのよう
な弾発的な反転運動に近い状態での膨出変形を起こしや
すくするのに役立ち、このことにより作動精度の予知精
度が一層高められる。
(発明の効果) この発明によれば、コンデンサ素子の絶縁破壊などによ
り密閉容器の内部圧力が異常に上昇したときに、その圧
力によって上蓋が膨出変形してリード線から外部端子を
切断し、コンデンサ素子への通電を確実に遮断するもの
であるから、爆発事故などを未然に確実に防止できるよ
うになる。しかも、上蓋の膨出変形は環状の可撓部や放
射線状の可撓部の柔軟性や設定位置などによりその挙動
が定まる弾発的な反転運動に近い状態で確実に行われ、
波打ち状の膨出変形を伴いにくいので、外部端子がリー
ド線から切断されるタイミングを高精度で予知すること
ができ、その作動精度が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例によるコンデンサの縦断面図
、第2図は正常時のコンデンサの要部縦断面図、第3図
は上蓋が膨出変形したときのコンデンサの要部縦断面図
、第4図は上蓋の平面図、第5図は第4図のV−v線に
沿う拡大断面図、第6図は第4図のVt−Vt線に沿う
拡大断面図、第7図は上蓋の変形例の平面図である。 1・・・密閉容器、2・・・コンデンサ素子、3・・・
上蓋、4.5・ ・ ・リード線、9.10・・・外部
端子、13.14.15・・・可撓部、C・・・コンデ
ンサ、X・・・外部端子設置部、Y・・・環状部分。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.コンデンサ素子を収容する密閉容器に、密閉容器の
    内部圧力の上昇により膨出変形する上蓋が装着され、こ
    の上蓋にコンデンサ素子から導出されたリード線と接続
    する外部端子が設けられ、上蓋の膨出変形により外部端
    子がリード線から切断されるコンデンサにおいて、 上蓋が合成樹脂製であり、上蓋における外部端子設置部
    の周囲に他の部分よりも柔軟な線状の可撓部が同心状に
    内外二重に環状に形成され、それら両方の可撓部で挟ま
    れた環状部分が上拡がりテーパ状に形成されていると共
    に、環状部分の複数個所にその環状部分よりも柔軟な放
    射線状の可撓部が内外可撓部間に形成されていることを
    特徴とするコンデンサ。
JP21332388A 1988-08-26 1988-08-26 コンデンサ Pending JPH0262020A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21332388A JPH0262020A (ja) 1988-08-26 1988-08-26 コンデンサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21332388A JPH0262020A (ja) 1988-08-26 1988-08-26 コンデンサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0262020A true JPH0262020A (ja) 1990-03-01

Family

ID=16637250

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21332388A Pending JPH0262020A (ja) 1988-08-26 1988-08-26 コンデンサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0262020A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013187290A (ja) * 2012-03-07 2013-09-19 Shizuki Electric Co Inc コンデンサ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6125233U (ja) * 1984-07-20 1986-02-14 三菱自動車工業株式会社 車両用ヘツドアツプデイスプレイ

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6125233U (ja) * 1984-07-20 1986-02-14 三菱自動車工業株式会社 車両用ヘツドアツプデイスプレイ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013187290A (ja) * 2012-03-07 2013-09-19 Shizuki Electric Co Inc コンデンサ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4240126A (en) Electric capacitor constructed to prevent explosion
US5705290A (en) Secondary cell safety device including pressure release mechanism and current cutoff mechanism
US4408194A (en) Capacitive pressure relief rupture disc monitor
US5036632A (en) Pressure relief panel assembly
US4639828A (en) Pressure sensitive fault current interrupter for multiple capacitor device
JP6102688B2 (ja) 蓄電装置
US9121517B2 (en) Rupture disk and gas insulated switchgear having the same
JP5965377B2 (ja) 電流遮断装置とそれを用いた蓄電装置
US9325039B2 (en) System and method for detecting venting of a sealed storage cell
US10320208B2 (en) Electricity storage device
US6713208B2 (en) Vent valve and a storage cell including it
JPH0262020A (ja) コンデンサ
US4639827A (en) Pressure sensitive fault interrupter for a multi section AC capacitor
JPH09120811A (ja) 密閉型蓄電池
JPH0262018A (ja) コンデンサ
JPH0262019A (ja) コンデンサ
JP6176338B2 (ja) 蓄電装置
US3509360A (en) Safety-stop device
US4467153A (en) Shock and vibration sensitive switch
JPH10247483A (ja) 密閉型電池の安全構造
KR100274937B1 (ko) 리튬 이온전지의 케이스
EP4222831A1 (en) A guard sensor device for use with a cable, pipe or wire transit, and a method of guarding a cable, pipe or wire transit
KR101180663B1 (ko) 안전 파열판 및 이를 갖는 가스절연개폐장치
JP6281423B2 (ja) 蓄電装置
US3931603A (en) Temperature responsive electrical switch construction and method of making the same