JPH0261567A - 異常放電検出装置を備えたブッシング - Google Patents

異常放電検出装置を備えたブッシング

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JPH0261567A
JPH0261567A JP21341688A JP21341688A JPH0261567A JP H0261567 A JPH0261567 A JP H0261567A JP 21341688 A JP21341688 A JP 21341688A JP 21341688 A JP21341688 A JP 21341688A JP H0261567 A JPH0261567 A JP H0261567A
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JP
Japan
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sensor
bushing
partial discharge
comparison circuit
signal
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JP21341688A
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Inventor
Yasuo Minamitani
南谷 泰夫
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NGK Insulators Ltd
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NGK Insulators Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はブッシングの内部に収容した固体絶縁物ある
いは絶縁油の劣化、固体絶縁物の最外接地層と取付フラ
ンジとを接続するリード線の機械的損傷により発生する
局部的な異常放電を検出することができる異常放電検出
装置を備えたブッシングに関するものである。
[従来の技術] 発電所あるいは変電所において装設される大型犬f!蓋
のブッシングは、電力供給の信頼性の確保、向上の観点
から、異常診断と劣化診断を行うことが要求される。こ
の異常診断と劣化診断の処方として、従来3つの方法が
ある。
第1の方法はブッシング内に充填された絶縁油に溶解し
ている部分放電によって生成されたガスを抽出し、これ
をガスクロマトウグラフによって分析して異常の発生や
、劣化の診断を行うのである。
上記第1の方法は放電生成物の検出であるが、第2の方
法としては、放電に伴う現象の検出、つまり放電現象を
電気的に検出し、放電によって発生する電荷量を直接測
定する部分放電量測定方法がある。
さらに、第3の方法として、放電が生じると、放電電流
によって誘電正接が高くなることを利用する間接測定方
法、つまり誘電正接測定方法がある。
[発明が解決しようとする課題] 前記第1の部分放電にともなう生成物の検出方法の測定
システム、判定基準、パターンによる分析方法は、変圧
器については確立しており、又、採油のみであるため、
測定方法が簡略であるにもかかわらず、広範な診断デー
タが得られるという利点がある。
ところが、採油は人手により行われ、かつ、ブッシング
についてはその殆どの部分が充電部であるため、停電が
必要であるという問題があった。
又、採油の際ブッシング内の密封を解くため、吸湿や酸
素の混入のおそれがあり注意を要する上に、連続的に測
定することが不可能であるという問題があった。
又、従来の第2の検出方法は、部分放電を電荷量として
直接測定するため、構成が容易で、パターンから異常の
部分が判別できるという利点がある。
ところが、試験用端子又は電圧測定端子を備えていない
ブッシングでは、検出信号を取り出すために、接地用の
取付フランジをタンク、壁などから外して接地を遮断す
ることが必要であるばかりでなく、接続されたリード線
を外すことが必要であり停電を回避することができない
とともに、外部のノイズの影響が太き(S/N比が大き
くとれないため、測定が困難であるという問題があった
さらに、別電源や結合コンデンサなど大掛かりな検出装
置が必要であるという問題もあった。
さらに、第3の従来方法は、測定方法が比較的容易であ
る半面、前記第2の検出方法の問題点以外に、感度が低
く比較的大きな放電しか検出できないという問題があっ
た。
本発明の目的は、上記従来方法に存する問題点を解消し
て、外部のノイズの影響を受けにくく、常時検出するこ
とが可能で、別電源、結合コンデンサ、標準コンデンサ
などの大掛かりな装置を不要にすることができる部分放
電検出装置を備えたブッシングを提供することにある。
[課題を解決するための手段] 請求項1記載の発明は、ブッシングに対し部分放電によ
り発生する超音波を検出するためのAE(アコースティ
ック・エミッション)センサを取着し、該AEセンサに
は該AEセンサから出力される検出信号に基づいて部分
放電の有無を報知するための報知装置を接続するという
手段を採っている。
又、請求項2に記載の発明は、請求項1記載の発明にお
いて、前記AEセンサに対し、その検出信号と予め設定
された設定値とを比較する比較回路を接続し、該比較回
路には電源電圧に対する該比較回路から出力された検出
信号の出力値及び波形信号の位相を記憶する現在波形メ
モリを接続するとともに、前回の波形を記憶する前回波
形メモリを接続し、さらに、前記両波形メモリには出力
値及び発生位相がほぼ同じ信号が繰り返し継続して発生
したとき、前記報知装置へ動作信号を出力する反復性判
別回路を接続するという手段を採っている。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明において、
比較回路には設定値を越えるAEセンサの出力信号が単
位時間中に発生する数をカウントする発生数カウント回
路を接続し、該カウント回路には発生数が設定値を越え
たが否かを比較するための設定カウント数比較回路を接
続し、誼設定カウント′数比教回路には前記現在波形メ
モリと前回波形メモリとを接続するという手段を採って
いる。
さらに、請求項4記載の発明は、請求項2記載の発明に
おいて、設定値比較回路に対し、切換スイッチを介して
ブラウン管オシロスコープを接続するとともに、同じく
設定値比較回路と報知装置との間には放電波形メモリを
接続し、さらに、前・記数電波形メモリを前記切換スイ
ッチを介してブラウン管オシロスコープに接続するとい
う手段を採っている。
さらに、請求項5記載の発明は、請求項1〜4のいずれ
か1項において、ブッシングの接地フランジ部外面に対
し収納凹所を一体形成し、該収納凹所にはAEセンサを
取付けた蓋板をパッキングを介してボルト等により固定
するという手段を採っている。
請求項6記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に
おいて、ブッシングの接地フランジ部外面に対しAEセ
ンサを内蔵した潤滑剤入り収納ケースを固定するという
手段を採っている。
さらに、請求項7記載の発明は、請求項1〜4のいずれ
か1項において、AEセンサは付勢手段によって取付面
に圧接するという手段を採っている。
[作用] 請求項1記載の発明は、通電状態のブッシング内で部分
放電が発生すると、これに件って超音波が発生し、該超
音波がAEセンサにより検出され、この検出信号により
、報知装置が駆動され部分放電の警報又は表示が報知さ
れる。
請求項2記載の発明は、AEセンサにより検出された検
出信号が比較回路により設定値と比較され、設定値を越
えた検出信号は、最初前回波形メモリにより記憶され、
次に設定値を越えた検出信号が現在波形メモリに記憶さ
れ、前回波形メモリ及び現在波形メモリから反復性比較
回路に入力された二つの波形信号は、該反復性比較回路
で同じ位相において繰り返し発生ずる放電のみを部分放
電と判定して、報知装置から異常が報知されるので、一
過性の放電は検出しても報知動作されない。
請求項3記載の発明は、設定値を越えるAEセンサの出
力信号が単位時間中に発生ずる数をカウントするととも
に、カウント数が設定回数を越えた時、出力値及び信号
が発生する電源電圧に対する位相をメモリし、その後出
力値及び発生位相がほぼ同じ信号が繰り返し継続して発
生したとき、報知装置から警報又は表示が行なわれる。
従って、請求項2記載の発明と同様に、一過性のノイズ
は検出しても、警報又は表示動作されることがない。
さらに、請求項4記載の発明は、請求項2記載の発明の
作用に加えて、AEセンサからの検出信号が設定値を越
えた場合に、オシロスコープにより部分放電現象として
表示されるとともに、部分放電が発生した場合には放電
波形メモリにより部分放電波形が記憶されているので、
切替スイッチによりオシロスコープにより部分放電現象
を確認できる。
部分放電はブッシングの導体に作用している電圧値に対
しである位相関係で発生し、部分放電発生原因に応じた
位相となるため、請求項4記載の発明では部分放電発生
原因の区分が可能となる。
又、AEセンサ出力も部分放電によって発生するもので
あるから、部分放電の区分も可能となる。
このように、請求項4記載の発明は、一過性のノイズを
カウントすることが防止され、自動判定による警報や表
示の出力が可能となり、部分放電が生じている波形を随
時チエツクすることが可能となる。
請求項5に記載の発明は、潤滑剤入り収納ケース内にA
Eセンサが収納されているので、ブッシングの接地フラ
ンジ部外面にAEセンサが取着されていても、その検出
感度がブッシング内部にAEセンサを収納したのと同様
に高感度に維持される。
請求項6記載の発明は請求項1に記載の作用に加えて、
既設のブッシングに対し脱着を簡単に行えるので、AE
センサの保守点検が容易となる。
請求項7記載の発明は、AEセンサが付勢手段により取
付面に押圧付勢されているので、AEセンサを接着する
接着剤が劣化しても、AEセンサが取付面に押圧把持さ
れるので、検出感度の低下が抑制されるとともに、AE
センサに加わる荷重を適性に保持して、該センサの損傷
を防止することができる。
[実施例] 以下、本発明を具体化した1実線例を第1図〜第9図に
基づいて説明する。
まず、最初に第3図に基づいてブッシングの構造を説明
すると、この油入ブッシング1の碍管2は取付フランジ
3により碍管4に連結固定されている。前記両碍管2,
4の中心部には中心導体5が挿入され、碍管2の先端部
には頭部6が取着されている。又、前記屋内側碍管5の
先端部には屋内側端子9及び屋内側シールド10が取着
されている。
前記両肩管2.4内には固体絶縁物8が前記中心導体5
を取り巻くように同心状に収容されている。さらに、前
記両禮管2.4内には絶縁油9が充填されている。
次に、第1図により本発明の要部である部分放電検出装
置について説明する。
ブッシング1の取付フランジ3には、ブッシング内にお
いて部分放電が発生した際に生じる超音波を検出するた
めの例えばPZTなどの圧電セラミック振動子よりなる
AF、センサ14が取付られている。このAEセンサ1
4の取付方法としては、第2図(a)に示すように、取
付フランジ3の外周面に外側収納凹部3aを設け、この
凹部3aを密閉するように蓋板12をボルトにより取付
け、該蓋板12の内側縁に接着剤などにより取着してい
る。又、第2図(b)に示すように、取付フランジ3の
内側に内側収納凹部3bを設け、該凹部3bにAEセン
サ14を接着剤などにより取付けてもよい、さらに第2
図(c)に示すように、取付フランジ3に貫通孔3Cを
設け、該貫通孔3Cを密閉する蓋板12の内面に対しA
Eセンサ14を接着剤などに固定してもよい。
前記AEセンサ14は、ブッシング1内において部分放
電が発生した際、その放電電荷量に応じて第4図に示す
ようにその出力が増大する。又、AEセンサ14には前
置増幅器15が接続され、AEセンサ14からの出力信
号を増幅するようにしている。さらに、前記前置増幅器
15に、は主増幅器16が接続され、ここでさらに出力
信号の増幅を行うようにしている。前記前置増幅器15
からの出力と部分放電量との関係を実験により測定した
結果、第6図に示すように前置増幅器15からの出力が
増加すると部分放電量も増加することがわかった。
前記主増幅器13には報知手段としてのシンクロスコー
プ17が接続されていて、第8図に示すように部分放電
の発生状況が表示されるようにしている。このシンクロ
スコープ17に代えてオシロスコープを使用した場合に
は、第9図に示すように部分放電の発生状況が中心導体
6に流れる電流の位相と対比して表示され、どの位相に
おいて部分放電が生じているかが表示される。
一方、前記主増幅器16にはカウント回路18が接続さ
れ、部分放電が生じた回数をカウントし、そのカウント
数が表示されるようになっている。
前記AEセンサ14は、ブッシング1内において部分放
電が発生した際、その放@電荷量に応じて第5図に示す
ようにAEJウント数が増大する。
前記内部部分放電IとAE発生数との関係を実験により
測定した結果、第7図に示すように前置増幅器15から
の出力が増加すると部分放電量も増加することがわかっ
た。
さて、前記実施例では通電状態のブッシング内で部分放
電が発生すると、これに件って超音波が発生し、該超音
波がAEセンサ14及びカウント回路18により検出さ
れ、この検出13号により、シンクロスコープ17が駆
動され部分放電が表示される。
次に、請求項2に記載の発明を具体化した実施例を第1
0図について説明する。
前記主増幅器16には設定値比較回路21が接続され、
この比較回路21により主増幅器16から出力された検
出信号が設定値以上の場合のみ次の回路に出力されるよ
うにしている。前記設定値比較回路21には現在波形メ
モリ22と、前回波形メモリ23が並列に接続されてい
る。又、前記両波形メモリ22.23には反復性判別回
路24が接続され、出力値及び信号が発生する電源電圧
に対する位相をメモリし、その後、出力値及び発生位相
がほぼ同じ信号が繰り返し継続して発生した時、反復性
比較回路24から報知装置動作回路25へ動作信号を出
力するようにしている。26はブザー等の警報装置、2
7はオシロスコープ等の表示装置である。
従って、この実施例においては、部分放電の出力値と発
生位相の繰り返しに着目し、一過性のノイズのような場
合にはそれを検出しても報知動作しないようにすること
ができ、検出精度を向上することができる。
次に第11図に基づいて請求項3記載の発明の詳細な説
明する。
この実施例においては第10図に示す請求項2に記載の
発明において、設定値比較回路21と現在波形メモリ2
2及び前回波形メモリ23との間に部分放電が発生した
回数をカウントする発生数カウント回路30と、このカ
ウント回路によりカウントされたカウント数と予め設定
した設定カウント数を比較して、設定カウント数以上に
なった場合のみ動作信号を出力する設定カウント数比較
回路°31とを直列に接続している。
従って、この請求項3記載の実施例においても、一過性
のノイズのようなものは検出しても表示動作することが
なく、検出精度が向上する。
さらに、第12図に基づいて、請求項4記載の発明の詳
細な説明する。
この実施例では設定値比較回路21と報知装置動作回路
25との間に対し、放電波形メモリ35を前記両波形メ
モリ22.23と並列に接続し、設定値比較回路21と
放電波形メモリ35に対し切換スイッチ36を介してブ
ラウン管オシロスコープ37を接続している。その他の
構成は第10図に示す実施例と同様である。
部分放電は部分放電発生原因によって電源電圧の位相に
対する発生位置が異なる。AEセンサ14の出力も部分
放電によって発生ずるものであるから、この実施例にお
いてこれをブラウン管オシロスコープ37に表示するこ
とにより部分放電発生原因の区分が可能である。
又、メモリ22.23を使用し、反復性をチエツクする
ことによって、ノイズをカウントすることが防止でき、
自動判定による警報や表示の報知動作信号の出力は可能
である。
又、第10図、第11図、第12図の実施例において部
分放電が発生する電源電圧に対する位相と部分放電発生
原因のパターンをコンピュータにより予め記憶しておき
、AEセンサ14から出力された検出信号と、記憶され
たパターンとを比較判別して、いかなる種類の部分放電
が発生したがを判別することも可能である。
なお、本発明は次のように具体化することもできる。
第13図に示すように、取付フランジ3の外面に対し取
付板41をボルト42により固定し、該ボルト42を利
用して収納ゲース43を取付板41に図示しないパツキ
ンを介して気密的に固定し、該ケース43内に対し前記
取付板41に接着されたAEセンサ14が長期使用によ
り接着不良となった場合にも検出感度の低下を防止する
ための潤滑油44を注入している。
この実施例では、AEセンサ14を取付けるための良好
な仕上面が得られにくい既設ブッシングに対し容易に取
付けることができる。
第14図に示すように、収納ケース43内に収納したA
Eセンサ14をコイルばね45により押圧することもで
きる。
この実施例ではAEセンサ14と取付フランジ3の接触
面が常に良好に接触され、AEセンサに加わる荷重を適
性に保持して、AEセンサの損傷を防止することができ
る。又、AEセンサの接着が不良となっても、ばね45
によりAEセンサが取付面に押圧されているので、AE
センサの検出感度が低下することはない。
第15図に示すように、AEセンサ14からの出力リー
ド線に対し切り替え用の一対のスイッチ46.47を主
体とする接地短絡装置48を接続し、常時は接地短絡で
き、測定時のみ開路するようにすることもできる。
この実施例は誘導電圧によってAEセンサ14破壊する
ことを防止でき、人為的な危険(感電)を防止すること
もできる。
[発明の効果] 以上詳述したように請求項1記載の発明は、無停電状態
で別電源、結合コンデンサ、標準コンデンサなどの大掛
かりな装置を使用することなく、又、ブッシング内部で
発生し取付フランジなどの部材を伝波する超音波を測定
するため、外部のノイズの影響を受けに<<シて検出感
度を向上することができ、常時検出動作することができ
る効果がある。
又、請求項2に記載の発明は、部分放電波形のメモリが
繰り返して発生したかどうかを判別することにより、ノ
イズのような一過性の信号に対しては報知動作を防止し
て検出精度を向上することができる。
又、請求項3記載の発明は、部分放電の発生数をカウン
トし、そのカウント数が設定カウント数を越えた場合の
み、現在波形メモリと前回波形メモリにより反復性を比
較することにより、ノイズのような一過性の信号に対し
て報知動作が行われないようにすることができ、検出精
度を向上することができる効果がある。
さらに、請求項4記載の発明は、部分放電発生原因の区
分を行うことができ、部分放電が生じている波形を随時
チエツクすることができる効果がある。
請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の効果に加え
て、潤滑剤入り収納ケース内にAEセンサが収納されて
いるので、ブッシングの接地フランジ部外面にAEセン
サが取着されていても、その検出感度がブッシング内部
にAEセンサを収納したのと同様に高感度に維持するこ
とができる効果がある。
請求項6記載の発明は、請求項1に記載の効果に加えて
、既設のブッシングに対し脱着を簡単に行えるので、A
Eセンサの保守点検が容易となる。
請求項7記載の発明は、請求項1に記載の効果に加えて
、AEセンサが付勢手段により取付面に押圧付勢されて
いるので、AEセンサを接着する接着剤が劣化しても、
AEセンサが取付面に押圧把持され、検出感度の低下が
抑制されるとともに、AEセンサに加わる荷重を適性に
保持して、該センサの損傷を防止することができる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は請求項1記載の発明を具体化した一実施例を示
す路体回路図、第2図(a)〜(c)はそれぞれAEセ
ンサの取付横道を示ず断面図、第3図はブッシングのみ
の要部断面図、第4図は放電電荷量とAEセンサの出力
値との関係を示すグラフ、第5図は放電電荷量とAEセ
ンサのカウント数を示すグラフ、第6図は前置増幅器の
出力と部分放電量との関係を示すグラフ、第7図はブッ
た部分放電の波形図、第9図はfシロ謬スコープに現れ
た部分放電の波形図、第10図は請求項2に記載の発明
の実施例を示す回路図、第11図は請求項3記載の発明
を示すブロック回路図、第12図は請求項4記載の発明
を示すブロック回路図、第13図は請求項5記載の発明
を示す要部の断面図、第14図は請求項6記載の発明を
示す要部の断面図、第15図は請求項7記載の発明を示
す要部の断面図である。 1・・・油入密閉型ブッシング、2・・・屋外側碍管、
3・・・取付フランジ、3a・・・外側収納凹部、3b
・・・内側収納凹部、3C・・・貫通孔、4・・・碍管
、5・・・中心導体、12・・・蓋板、14・・・AE
センサ、15・・・前置増幅器、16・・・主増幅器、
17・・・報知装置としてのシンクロスコープ、18・
・・カウンタ回路、21・・・設定値比絞回路、22・
・・現在波形メモリ、23・・・前回波形メモリ、24
・・・反復性判別回路、25・・・報知装置動作回路、
26・・・報知装置、30・・・発生数カウント回路、
31・・・設定カウント数比教回路、35・・・放電波
形メモリ、36・・・切換スイッチ、37・−・ブラウ
ン管オシロスコープ、43・・・収納ケース、44・・
・潤滑油、45・・・コイルバネ、46.47・・・ス
イ・ツチ、48・・・接地短絡装置。 特許出願人  日本碍子 株式会社 代 理 人  弁理士 恩[日 博宣

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ブッシングに対し部分放電により発生する超音波を
    検出するためのAE(アコースティック・エミッション
    )センサを取着し、該AEセンサには該AEセンサから
    出力される検出信号に基づいて部分放電の有無を報知す
    るための報知装置を接続したことを特徴とする異常放電
    検出装置を備えたブッシング。 2、請求項1記載の発明において、前記AEセンサに対
    し、その検出信号と予め設定された設定値とを比較する
    比較回路を接続し、該比較回路には電源電圧に対する該
    比較回路から出力された検出信号の出力値及び波形信号
    の位相を記憶する現在波形メモリを接続するとともに、
    前回の波形を記憶する前回波形メモリを接続し、さらに
    、前記両波形メモリには出力値及び発生位相がほぼ同じ
    信号が繰り返し継続して発生したとき、前記報知装置へ
    動作信号を出力する反復性判別回路を接続したことを特
    徴とする異常放電検出装置を備えたブッシング。 3、請求項2記載の発明において、比較回路には設定値
    を越えるAEセンサの出力信号が単位時間中に発生する
    数をカウントする発生数カウント回路を接続し、該カウ
    ント回路には発生数が設定値を越えたか否かを比較する
    ための設定カウント数比較回路を接続し、該設定カウン
    ト数比較回路には前記現在波形メモリと前回波形メモリ
    とを接続したことを特徴とする異常放電検出装置を備え
    たブッシング。 4、請求項2記載の発明において、設定値比較回路に対
    し、切換スイッチを介してブラウン管オシロスコープを
    接続するとともに、同じく設定値比較回路と報知装置と
    の間には放電波形メモリを接続し、さらに、前記放電波
    形メモリを前記切換スイッチを介してブラウン管オシロ
    スコープに接続したことをと特徴とする異常放電検出装
    置を備えたブッシング。 5、請求項1〜4のいずれか1項において、ブッシング
    の接地フランジ部外面に対し収納凹所を一体形成し、該
    収納凹所にはAEセンサを取付けた蓋板をパッキングを
    介してボルト等により固定したことを特徴とする異常放
    電検出装置を備えたブッシング。 6、請求項1〜4のいずれか1項において、ブッシング
    の接地フランジ部外面に対しAEセンサを内蔵した潤滑
    剤入り収納ケースを固定したことを特徴とする異常放電
    検出装置を備えたブッシング。 7、請求項1〜4のいずれか1項において、AEセンサ
    は付勢手段によって取付面に圧接されている異常放電検
    出装置を備えたブッシング。
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