JPH025883B2 - - Google Patents
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- JPH025883B2 JPH025883B2 JP60028139A JP2813985A JPH025883B2 JP H025883 B2 JPH025883 B2 JP H025883B2 JP 60028139 A JP60028139 A JP 60028139A JP 2813985 A JP2813985 A JP 2813985A JP H025883 B2 JPH025883 B2 JP H025883B2
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- flow
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- injection path
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02K—JET-PROPULSION PLANTS
- F02K1/00—Plants characterised by the form or arrangement of the jet pipe or nozzle; Jet pipes or nozzles peculiar thereto
- F02K1/78—Other construction of jet pipes
- F02K1/82—Jet pipe walls, e.g. liners
- F02K1/822—Heat insulating structures or liners, cooling arrangements, e.g. post combustion liners; Infrared radiation suppressors
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01D—NON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
- F01D5/00—Blades; Blade-carrying members; Heating, heat-insulating, cooling or antivibration means on the blades or the members
- F01D5/12—Blades
- F01D5/14—Form or construction
- F01D5/18—Hollow blades, i.e. blades with cooling or heating channels or cavities; Heating, heat-insulating or cooling means on blades
- F01D5/186—Film cooling
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23R—GENERATING COMBUSTION PRODUCTS OF HIGH PRESSURE OR HIGH VELOCITY, e.g. GAS-TURBINE COMBUSTION CHAMBERS
- F23R3/00—Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel
- F23R3/02—Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel characterised by the air-flow or gas-flow configuration
- F23R3/04—Air inlet arrangements
- F23R3/06—Arrangement of apertures along the flame tube
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T50/00—Aeronautics or air transport
- Y02T50/60—Efficient propulsion technologies, e.g. for aircraft
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
- Chemical Vapour Deposition (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、高温構造体を空気の如きの冷媒流体
で冷却する方法と装置とに関し、詳述すれば、高
温流体と、該高温流体に暴露されている壁面との
間に低温流体層を形成する方法と装置とに関す
る。斯る冷却方式は「膜流冷却方式(film
cooling)」として知られている。
で冷却する方法と装置とに関し、詳述すれば、高
温流体と、該高温流体に暴露されている壁面との
間に低温流体層を形成する方法と装置とに関す
る。斯る冷却方式は「膜流冷却方式(film
cooling)」として知られている。
従来の技術
燃焼装置を構成する壁体や、ガスタービンエン
ジンないしジエツトエンジンのタービン翼、ステ
ータ翼などの表面を気相冷媒からなる冷気膜流
(film)で冷却することはすでに知られている。
この冷却技術を利用した装置は、冷却すべき表面
を備えた物体ないし壁体に形成した円形傾斜注入
路を構成要件としていて、加圧空気の如きの冷気
流を物体ないし壁体の一方側から、熱気流が流れ
ている反対側へと前記注入路を介して供給し、か
くて、前記熱気流に対して鋭角をなして注入する
ことによつて前記物体ないし壁体の表面と前記熱
気流との間に冷気膜流を形成し、この膜流を以て
前記表面を冷却するように構成されている。当然
のことながら、表面を冷却するということは、そ
の表面がまだ高温状態になつていない場合では、
熱気流から表面への熱の転移を防ぐことを意味す
るが、高温状態になつている場合では、前述の熱
の転移を防ぐばかりではなく、表面の温度を下げ
る作用をも意味する。
ジンないしジエツトエンジンのタービン翼、ステ
ータ翼などの表面を気相冷媒からなる冷気膜流
(film)で冷却することはすでに知られている。
この冷却技術を利用した装置は、冷却すべき表面
を備えた物体ないし壁体に形成した円形傾斜注入
路を構成要件としていて、加圧空気の如きの冷気
流を物体ないし壁体の一方側から、熱気流が流れ
ている反対側へと前記注入路を介して供給し、か
くて、前記熱気流に対して鋭角をなして注入する
ことによつて前記物体ないし壁体の表面と前記熱
気流との間に冷気膜流を形成し、この膜流を以て
前記表面を冷却するように構成されている。当然
のことながら、表面を冷却するということは、そ
の表面がまだ高温状態になつていない場合では、
熱気流から表面への熱の転移を防ぐことを意味す
るが、高温状態になつている場合では、前述の熱
の転移を防ぐばかりではなく、表面の温度を下げ
る作用をも意味する。
このような従来公知の冷却装置を、第1図から
第3図を参照しながら詳述する。第1図と第2図
に示したものは原理的なもので、10は壁体、1
1は熱気流の流れ方向、12は、壁体10の一方
側にある充満空間14から壁体10に形成した傾
斜注入路13を介して熱気流に注入する冷気流を
示す。15は、注入路13を介して壁体10の充
満空間14とは反対側に吹き出された冷気流の外
層部にして、矢印10で示した方向に流れる熱気
流と混じる部分を示し、また、16は、前記吹き
出された冷気流の内層部にして、壁体10の表面
と接触することによりその表面を冷却する部分を
示す。
第3図を参照しながら詳述する。第1図と第2図
に示したものは原理的なもので、10は壁体、1
1は熱気流の流れ方向、12は、壁体10の一方
側にある充満空間14から壁体10に形成した傾
斜注入路13を介して熱気流に注入する冷気流を
示す。15は、注入路13を介して壁体10の充
満空間14とは反対側に吹き出された冷気流の外
層部にして、矢印10で示した方向に流れる熱気
流と混じる部分を示し、また、16は、前記吹き
出された冷気流の内層部にして、壁体10の表面
と接触することによりその表面を冷却する部分を
示す。
注入路13を介して吹き出された冷気流は、熱
気流の流れ方向からみて下流側へと壁体10の表
面に沿つて流れるが、その流れる距離は冷気流と
熱気流との混じり具合によつて定まる。即ち、両
気流が徹底的に結合してしまえば、冷気流による
冷却効果はなくなる。また、注入路13から吹き
出された直後の冷気流は、必ずしも直ちに壁体1
0の表面に沿つて下流側へと流れるとは限らず、
注入路13の吹き出し口近傍において、しかも、
下流側に、17を以て示した如きの壁体10の表
面と接触しない部位が形成される。吹き出された
冷気流と壁体10の表面に前述の如きの非接触部
位17が形成されると、その部位17に該当する
壁体10の表面部分における冷却効果が望ましく
ないものとなる。
気流の流れ方向からみて下流側へと壁体10の表
面に沿つて流れるが、その流れる距離は冷気流と
熱気流との混じり具合によつて定まる。即ち、両
気流が徹底的に結合してしまえば、冷気流による
冷却効果はなくなる。また、注入路13から吹き
出された直後の冷気流は、必ずしも直ちに壁体1
0の表面に沿つて下流側へと流れるとは限らず、
注入路13の吹き出し口近傍において、しかも、
下流側に、17を以て示した如きの壁体10の表
面と接触しない部位が形成される。吹き出された
冷気流と壁体10の表面に前述の如きの非接触部
位17が形成されると、その部位17に該当する
壁体10の表面部分における冷却効果が望ましく
ないものとなる。
また、第2図に示したように、熱気流に冷気流
を注入すると、熱気流の流れの干渉により冷気流
に互いに反対方向に回流する一対の渦流18,1
9が形成される。この一対の渦流18,19を発
生するのに要するエネルギーは熱気流から与えら
れるので、膜流による冷却法からみれば、エネル
ギー損失が多い問題がある。
を注入すると、熱気流の流れの干渉により冷気流
に互いに反対方向に回流する一対の渦流18,1
9が形成される。この一対の渦流18,19を発
生するのに要するエネルギーは熱気流から与えら
れるので、膜流による冷却法からみれば、エネル
ギー損失が多い問題がある。
第3図は、従来の冷却装置を中空型タービン翼
20に適用した場合を示しており、21は冷気膜
流を示す。第1図と第2図にて示した充満空間1
4は、タービン翼20の場合では、その中空部が
構成している。
20に適用した場合を示しており、21は冷気膜
流を示す。第1図と第2図にて示した充満空間1
4は、タービン翼20の場合では、その中空部が
構成している。
いづれの場合にしても、注入路13の断面形状
は円形であり、それがために、熱気流の流れ方向
に対して流路の吹き出し口から下流側において冷
気流がもたらす壁面の冷却範囲を長くするのに限
度がある。
は円形であり、それがために、熱気流の流れ方向
に対して流路の吹き出し口から下流側において冷
気流がもたらす壁面の冷却範囲を長くするのに限
度がある。
その他の従来例として、下記の文献に夫々下記
の如くの開示がなされている。
の如くの開示がなされている。
(イ) 米国特許第4384823号
90度よりほぼ大きい角度で冷気流を熱気流に
注入することにより、両気流が混じり合うのを
遅らせ、それにより冷気膜流による冷却効果を
向上させている。
注入することにより、両気流が混じり合うのを
遅らせ、それにより冷気膜流による冷却効果を
向上させている。
(ロ) 米国特許第3742706号
タービン翼における最も決定的な温度部位
(most critical temperature areas)を冷却す
るのに高圧圧縮機の吐出気流の一部を利用し、
また、決定的でもない温度部位を冷却するのに
低圧圧縮機の中間気流の一部を利用したタービ
ン翼用冷却装置を開示している。
(most critical temperature areas)を冷却す
るのに高圧圧縮機の吐出気流の一部を利用し、
また、決定的でもない温度部位を冷却するのに
低圧圧縮機の中間気流の一部を利用したタービ
ン翼用冷却装置を開示している。
(ハ) 米国特許第3437313号
ガスタービンにおいて、タービン翼における
冷却路へ供給すべくタービンのローターデイス
クに供給した空気を、タービン翼を流れてその
タービン翼を駆動するガスよりも高圧にしてい
る。この構成では、冷却空気がガス流へと逃げ
るのを阻止するために、突起体がガス流へ突出
しているとともに、ダイナミツク圧の一部を利
用している。
冷却路へ供給すべくタービンのローターデイス
クに供給した空気を、タービン翼を流れてその
タービン翼を駆動するガスよりも高圧にしてい
る。この構成では、冷却空気がガス流へと逃げ
るのを阻止するために、突起体がガス流へ突出
しているとともに、ダイナミツク圧の一部を利
用している。
(ニ) 米国特許第3542486号
共通の充満室と連通した複数の流路を備えた
タービン翼において、タービン翼の外表面の低
圧部分における流路を、一部分の直径を残りの
部分の直径と異ならせるなりに、不規則な断面
形状としている。
タービン翼において、タービン翼の外表面の低
圧部分における流路を、一部分の直径を残りの
部分の直径と異ならせるなりに、不規則な断面
形状としている。
(ホ) 米国特許第3781129号
冷却空気の排気管を中空タービン翼の先導縁
の内部近傍に設けた空冷式中空タービン翼が開
示されている。このタービン翼においては、排
気管と排気管との間に、タービン翼の先導縁に
向かつて冷却空気を噴射するノズルがあつて、
ノズルからの冷却空気を前記先導縁に衝突させ
ることで冷却している。
の内部近傍に設けた空冷式中空タービン翼が開
示されている。このタービン翼においては、排
気管と排気管との間に、タービン翼の先導縁に
向かつて冷却空気を噴射するノズルがあつて、
ノズルからの冷却空気を前記先導縁に衝突させ
ることで冷却している。
(ヘ) 米国特許第4127988号
ガスタービン用ローターにして、そのロータ
ーの軸部には低速空気流を、また、放射状部に
は高速冷却空気流を流す、2つの異なつた流路
を用いている。
ーの軸部には低速空気流を、また、放射状部に
は高速冷却空気流を流す、2つの異なつた流路
を用いている。
(ト) 米国特許第3891348号
空冷式タービン翼であつて、そのタービン翼
に長手方向に沿つて形成した空洞の基部に、冷
却空気供給口を形成したものが開示されてい
る。これらの空洞から、翼の各所を冷却する冷
気膜流が形成されるようになつている。
に長手方向に沿つて形成した空洞の基部に、冷
却空気供給口を形成したものが開示されてい
る。これらの空洞から、翼の各所を冷却する冷
気膜流が形成されるようになつている。
(チ) 米国特許第4017207号
ガスタービン用空気流制御装置において、タ
ービンの壁を室で囲繞するとともに、この室
を、壁に向かつて突延し、かつ、互いに隔離し
た部分を有する隔壁で供給区画と吹き出し区画
とに分割してある。そこで、突延する部分の自
由端にあるノズルから空気の噴流が発生して、
壁に衝突した後、Uターンして、前期突延する
部分間の隙間に入り、それにより、新たに壁に
向かつて来る空気噴流と干渉しないようになつ
ている。従つて、行きの空気噴流と帰りの空気
噴流とが干渉し合うのを防ぐことにより、両者
間の熱転移を阻止し、それにより壁との熱交換
効率を向上させている。
ービンの壁を室で囲繞するとともに、この室
を、壁に向かつて突延し、かつ、互いに隔離し
た部分を有する隔壁で供給区画と吹き出し区画
とに分割してある。そこで、突延する部分の自
由端にあるノズルから空気の噴流が発生して、
壁に衝突した後、Uターンして、前期突延する
部分間の隙間に入り、それにより、新たに壁に
向かつて来る空気噴流と干渉しないようになつ
ている。従つて、行きの空気噴流と帰りの空気
噴流とが干渉し合うのを防ぐことにより、両者
間の熱転移を阻止し、それにより壁との熱交換
効率を向上させている。
発明の目的
本発明は、従来の冷却方法に比べて大量のエネ
ルギーを消費することなく、冷気膜流で表面を冷
却しうる冷却装置を提供するのを目的としてい
る。
ルギーを消費することなく、冷気膜流で表面を冷
却しうる冷却装置を提供するのを目的としてい
る。
また、流路から出た直後の冷気流が表面に沿つ
て流れる冷気膜流となるに先立つて、流路の吹き
出し口の下流側で表面に対する剥離現象を起こす
のを阻止、もしくは、最小限にしうる冷却装置を
提供することも本発明の別の目的である。
て流れる冷気膜流となるに先立つて、流路の吹き
出し口の下流側で表面に対する剥離現象を起こす
のを阻止、もしくは、最小限にしうる冷却装置を
提供することも本発明の別の目的である。
総じて、本発明は、冷気膜流を利用した冷却装
置の冷却範囲と冷却効果とを向上させるものであ
る。
置の冷却範囲と冷却効果とを向上させるものであ
る。
発明の構成
本発明においては、壁などの厚みのある物体
に、その物体の表面に沿つて流れる熱気流の方向
に対して下流側へと傾斜するように、冷気流注入
路を形成する。この冷気流注入路は少なくとも1
本あれば良く、また、冷気流注入路の一部位に、
冷気流注入路の断面形状がほぼ双子山形を呈する
ように、尖頭体を設けて、この冷気流注入路を介
して冷却すべき物体の表面へ吹き出した冷気流
が、互いに反対方向へ回流する一対の渦流を含む
ジエツト気流を形成するようにする。尖頭体を設
ける部位としては、冷気流注入路の下流側か、上
流側のいづれでも良いが、下流側に設けた場合、
吹き出した直後の冷気流が物体の表面から剥離す
るのを最小限にすることができる。いづれにして
も、尖頭体を設けることで冷気流注入路の特定部
位の断面形状をほぼ双子山形とすることにより、
冷気膜流による表面冷却効果を大きくすることが
できるとともに、冷却される表面面積を広くする
ことができるなどの利点がある。
に、その物体の表面に沿つて流れる熱気流の方向
に対して下流側へと傾斜するように、冷気流注入
路を形成する。この冷気流注入路は少なくとも1
本あれば良く、また、冷気流注入路の一部位に、
冷気流注入路の断面形状がほぼ双子山形を呈する
ように、尖頭体を設けて、この冷気流注入路を介
して冷却すべき物体の表面へ吹き出した冷気流
が、互いに反対方向へ回流する一対の渦流を含む
ジエツト気流を形成するようにする。尖頭体を設
ける部位としては、冷気流注入路の下流側か、上
流側のいづれでも良いが、下流側に設けた場合、
吹き出した直後の冷気流が物体の表面から剥離す
るのを最小限にすることができる。いづれにして
も、尖頭体を設けることで冷気流注入路の特定部
位の断面形状をほぼ双子山形とすることにより、
冷気膜流による表面冷却効果を大きくすることが
できるとともに、冷却される表面面積を広くする
ことができるなどの利点がある。
実施例
以後、添付図面、特に第4図から第10図を参
照しながら本発明の好ましい実施例を詳述する。
尚、第1図から第3図にかけて示した従来例と同
一部品については、同一符号を用いて示す。
照しながら本発明の好ましい実施例を詳述する。
尚、第1図から第3図にかけて示した従来例と同
一部品については、同一符号を用いて示す。
第4図は、壁体10を上方から見下ろしたとこ
ろを示しており、この壁体10の上面、即ち、冷
却すべき外表面に沿つて矢印11の方向に熱気流
が流れているものとして示してある。従来例にお
ける注入路13は、その断面形状が円形であるの
で直径しかないのに対し、本発明において用いる
注入路13には、後述の断面形状が故に、22と
23とで示すように高さと幅とがある。詳述すれ
ば、本発明にて用いる注入路13の断面形状は、
熱気流の流れ方向とほほ直交する平坦壁部24
と、該平坦壁部24の両側より連続した一対の曲
線状側壁部25,26と、平坦壁部24とは反対
側において曲線状側壁部25,26とが互いに収
斂することにより形成された尖頭部27とによ
り、ほぼ双子山形に形成されている。従つて、平
坦壁部24を底辺とすれば、その底辺と平行な方
向における一対の曲線状側壁部25,26間の最
大距離が注入路13の幅23であり、また、底辺
と各曲線状側壁部25,26間における熱気流の
流れ方向に沿う最大距離が注入路13の高さ22
をあらわす。
ろを示しており、この壁体10の上面、即ち、冷
却すべき外表面に沿つて矢印11の方向に熱気流
が流れているものとして示してある。従来例にお
ける注入路13は、その断面形状が円形であるの
で直径しかないのに対し、本発明において用いる
注入路13には、後述の断面形状が故に、22と
23とで示すように高さと幅とがある。詳述すれ
ば、本発明にて用いる注入路13の断面形状は、
熱気流の流れ方向とほほ直交する平坦壁部24
と、該平坦壁部24の両側より連続した一対の曲
線状側壁部25,26と、平坦壁部24とは反対
側において曲線状側壁部25,26とが互いに収
斂することにより形成された尖頭部27とによ
り、ほぼ双子山形に形成されている。従つて、平
坦壁部24を底辺とすれば、その底辺と平行な方
向における一対の曲線状側壁部25,26間の最
大距離が注入路13の幅23であり、また、底辺
と各曲線状側壁部25,26間における熱気流の
流れ方向に沿う最大距離が注入路13の高さ22
をあらわす。
図示の実施例では尖頭部(cusp portion)27
は、注入路13を形成する壁部の一部を構成して
いる。即ち、一体的に形成されているものとして
示してあるが、これを壁体10とは別部材で構成
することも考えられる。ともかく、平坦壁部24
の幅28は、好ましくは図示の如く注入路13の
幅23よりも小さいのが望ましい。また、図示の
如く、尖頭部27の尖端は、それを鋭くしてもよ
いが、むしろ平坦にしておくのが望ましい。尖頭
部27の尖端を鋭くした場合、長期間にわたる装
置の使用に伴つて尖端が浸蝕作用で削り取られる
ことがあり、これを勘案した上で予め尖端を平坦
にするのが望ましい。
は、注入路13を形成する壁部の一部を構成して
いる。即ち、一体的に形成されているものとして
示してあるが、これを壁体10とは別部材で構成
することも考えられる。ともかく、平坦壁部24
の幅28は、好ましくは図示の如く注入路13の
幅23よりも小さいのが望ましい。また、図示の
如く、尖頭部27の尖端は、それを鋭くしてもよ
いが、むしろ平坦にしておくのが望ましい。尖頭
部27の尖端を鋭くした場合、長期間にわたる装
置の使用に伴つて尖端が浸蝕作用で削り取られる
ことがあり、これを勘案した上で予め尖端を平坦
にするのが望ましい。
側壁部25,26はいずれも同一形状であつ
て、同一曲率を有する曲線、もしくは、同一半径
の円形線の一部分における曲線を呈するように定
めてある。但し、これは必須要件ではなくて、各
側壁部25,26の曲率が、注入路13の下流
側、即ち、熱気流の流れ方向に向かつて漸次減少
するようにしても良い。第4図に示した注入路1
3の断面形状は、壁体10と直交し、かつ、熱気
流の流れ方向11と平行で線29に沿う平面に対
して左右対称形を呈している。
て、同一曲率を有する曲線、もしくは、同一半径
の円形線の一部分における曲線を呈するように定
めてある。但し、これは必須要件ではなくて、各
側壁部25,26の曲率が、注入路13の下流
側、即ち、熱気流の流れ方向に向かつて漸次減少
するようにしても良い。第4図に示した注入路1
3の断面形状は、壁体10と直交し、かつ、熱気
流の流れ方向11と平行で線29に沿う平面に対
して左右対称形を呈している。
第5図は、第4図における線5−5に沿う横断
面図であつて、従来例に係わる第2図に対応させ
て示したものである。第2図と第5図とを比較す
ればわかるように、本発明における注入路13は
ほぼ双子山形断面形状を呈しているので、注入路
13を介して壁体10の外表面へと冷気流を吹き
出させ、それにより熱気流に注入すると、図示の
如くの冷気流の渦流30,31が生ずる。即ち、
従来例と同様に熱気流の渦流18,19が生じて
いるところへ、その渦流18,19の内側に対応
する熱気流の渦流とは同一方向に回流する冷気流
の渦流30,31が形成されるのである。要する
に注入した冷気流に互いに反対方向に回流する
が、対応する熱気流の渦流18,19に対しては
同一方向に回流する渦流30,31が生ずること
から、特定の大きさの渦流を生ずるのに熱気流か
ら多大なエネルギーを消費することがない。尚、
互いに反対方向に回流する渦流30,31が対応
する渦流18,19に対しては同一方向に回流し
うるのは、側壁部25,26と尖頭部27とが平
坦壁部24に対して、熱気流の流れ方向11から
見て上流側に位置している、即ち、尖頭部27が
熱気流の流れ方向11に突延しているからであ
る。
面図であつて、従来例に係わる第2図に対応させ
て示したものである。第2図と第5図とを比較す
ればわかるように、本発明における注入路13は
ほぼ双子山形断面形状を呈しているので、注入路
13を介して壁体10の外表面へと冷気流を吹き
出させ、それにより熱気流に注入すると、図示の
如くの冷気流の渦流30,31が生ずる。即ち、
従来例と同様に熱気流の渦流18,19が生じて
いるところへ、その渦流18,19の内側に対応
する熱気流の渦流とは同一方向に回流する冷気流
の渦流30,31が形成されるのである。要する
に注入した冷気流に互いに反対方向に回流する
が、対応する熱気流の渦流18,19に対しては
同一方向に回流する渦流30,31が生ずること
から、特定の大きさの渦流を生ずるのに熱気流か
ら多大なエネルギーを消費することがない。尚、
互いに反対方向に回流する渦流30,31が対応
する渦流18,19に対しては同一方向に回流し
うるのは、側壁部25,26と尖頭部27とが平
坦壁部24に対して、熱気流の流れ方向11から
見て上流側に位置している、即ち、尖頭部27が
熱気流の流れ方向11に突延しているからであ
る。
本発明は、尖頭部27が熱気流の流れ方向11
に突延したものに限定されるものではなく、尖頭
部27を熱気流の流れ方向11とは反対方向に突
延させてもよく、この実施例を第2実施例として
第6図に示す。第6図に示した実施例でも第4図
と第5図とに示した実施例とほぼ同一の作用効果
が得られるが、第7図に示すように、注入した冷
気流に生ずる渦流32,33は互いに反対方向に
回流するのみならず、対応する熱気流の渦流1
8,19とも反対方向に回流する。この第2実施
例では、注入路13の吹き出し口近傍にて冷気流
が壁体10の外表面から剥離するのを最少限にす
ることができ、それにより、膜流による外表面の
冷却作用を直ちに行なわせることができる利点が
ある。
に突延したものに限定されるものではなく、尖頭
部27を熱気流の流れ方向11とは反対方向に突
延させてもよく、この実施例を第2実施例として
第6図に示す。第6図に示した実施例でも第4図
と第5図とに示した実施例とほぼ同一の作用効果
が得られるが、第7図に示すように、注入した冷
気流に生ずる渦流32,33は互いに反対方向に
回流するのみならず、対応する熱気流の渦流1
8,19とも反対方向に回流する。この第2実施
例では、注入路13の吹き出し口近傍にて冷気流
が壁体10の外表面から剥離するのを最少限にす
ることができ、それにより、膜流による外表面の
冷却作用を直ちに行なわせることができる利点が
ある。
第8図は、壁体10の外表面において冷気流が
形成する冷気膜流の届く範囲、即ち、冷却範囲
を、従来例と本発明とについて示したものであ
る。第8図に示した本発明による注入路13は第
4図と第5図に示した第1実施例のものであり、
従来例における注入路は、35を以て示したよう
に円形断面を有するものである。而して、1つの
注入路から吹き出された冷気流が冷気膜流となつ
て到達する範囲は、本発明によるものでは34を
以て、また、従来例によるものでは36を以て示
した如くになり、本発明によるものでは従来例に
比べて広範囲にわたつて冷却しうるのは明らかで
ある。
形成する冷気膜流の届く範囲、即ち、冷却範囲
を、従来例と本発明とについて示したものであ
る。第8図に示した本発明による注入路13は第
4図と第5図に示した第1実施例のものであり、
従来例における注入路は、35を以て示したよう
に円形断面を有するものである。而して、1つの
注入路から吹き出された冷気流が冷気膜流となつ
て到達する範囲は、本発明によるものでは34を
以て、また、従来例によるものでは36を以て示
した如くになり、本発明によるものでは従来例に
比べて広範囲にわたつて冷却しうるのは明らかで
ある。
本発明による注入路を備えた冷却装置と、従来
例における冷却装置とを用いて行なつた比較実験
の結果を第9図と第10図に示す。尚、第9図と
第10図に示したグラフを得るのに用いたパラメ
ータは下記の通りである。
例における冷却装置とを用いて行なつた比較実験
の結果を第9図と第10図に示す。尚、第9図と
第10図に示したグラフを得るのに用いたパラメ
ータは下記の通りである。
T∞:熱気流の温度
Tw:熱気流に暴露した壁面の温度
Tc:気相冷媒の温度
η:冷気膜の冷却効率、即ち
η=T∞−Tw/T∞−Tc
M:吹き出し速度、即ち
M=(ρV)c/(ρV)∞
V∞:熱気流の速度
Vc:冷気噴流の速度
ρ:密度
x:開口の縁から下流側への距離
d:円形断面の注入路の直径
A:等温線で囲まれた壁面面積
第9図に示したグラフは、従来例(円形断面の
注入路を用いたもの)、本発明の第1実施例(第
4図と第5図に示したもの)、および、本発明の
第2実施例(第6図と第7図に示したもの)にお
いて、流れ面積を同一とし、比x/dについて中
心線における冷気膜流による相対冷却効率をプロ
ツトしたものである。このグラフから、比x/d
がどんな値をとるにしても、本発明による装置の
方が、従来例に比べて冷却効率が大きいのは明ら
かである。
注入路を用いたもの)、本発明の第1実施例(第
4図と第5図に示したもの)、および、本発明の
第2実施例(第6図と第7図に示したもの)にお
いて、流れ面積を同一とし、比x/dについて中
心線における冷気膜流による相対冷却効率をプロ
ツトしたものである。このグラフから、比x/d
がどんな値をとるにしても、本発明による装置の
方が、従来例に比べて冷却効率が大きいのは明ら
かである。
尚、第9図のグラフにおいて、比x/dが4以
下の場合、本発明の第1実施例と従来例とにおい
ては冷却効率が下降するのに対し、本発明の第2
実施例においてはそれが上昇している。特に、第
2実施例による冷却装置の冷却効率は、比x/d
が2.5以下の時に著しく上昇しているのが、曲線
38の部分40で示すようにはつきりしている。
これは、吹き出し口における冷気流の剥離現象が
ほとんどなくなつたからである。
下の場合、本発明の第1実施例と従来例とにおい
ては冷却効率が下降するのに対し、本発明の第2
実施例においてはそれが上昇している。特に、第
2実施例による冷却装置の冷却効率は、比x/d
が2.5以下の時に著しく上昇しているのが、曲線
38の部分40で示すようにはつきりしている。
これは、吹き出し口における冷気流の剥離現象が
ほとんどなくなつたからである。
第10図のグラフにおける曲線41,42,4
3は、従来例、本発明の第2実施例、本発明の第
1実施例について、夫々の等温面積に対する冷気
膜流の到達範囲をプロツトして得たものである。
曲線41,42,43の比較から明らかなよう
に、本発明によるものの方が、従来例よりも優れ
ているのは明らかである。
3は、従来例、本発明の第2実施例、本発明の第
1実施例について、夫々の等温面積に対する冷気
膜流の到達範囲をプロツトして得たものである。
曲線41,42,43の比較から明らかなよう
に、本発明によるものの方が、従来例よりも優れ
ているのは明らかである。
尚、第9図と第10図のグラフに示した結果
は、吹き出し速度Mを1.25に設定した時に得られ
た。本発明によつて形状が定められた注入路は、
吹き出し速度Mが1.25に限つて効果を発揮すると
は限らず、通常、タービン翼や燃焼装置の壁体を
冷気膜流によつて冷却するのによく用いられてい
る0.2〜2.1の吹き出し速度の範囲内なら、効果を
発揮することが確かめられた。もつとも、この範
囲外の吹き出し速度にあつても効果を発揮するこ
とができる。
は、吹き出し速度Mを1.25に設定した時に得られ
た。本発明によつて形状が定められた注入路は、
吹き出し速度Mが1.25に限つて効果を発揮すると
は限らず、通常、タービン翼や燃焼装置の壁体を
冷気膜流によつて冷却するのによく用いられてい
る0.2〜2.1の吹き出し速度の範囲内なら、効果を
発揮することが確かめられた。もつとも、この範
囲外の吹き出し速度にあつても効果を発揮するこ
とができる。
発明の効果
以上説明したように、本発明においては、冷気
流注入路の一部位を、それを断面形状から見て、
冷気流の流れと直交する方向に突延する尖頭体を
設けたから、冷気膜流による冷却効率を向上させ
ることができる。特に、尖頭体を熱気流の流れ方
向に対して下流側に位置決めした場合、即ち、熱
気流の流れ方向とは反対方向に向かうようにした
場合では、冷却効果の向上のみならず、壁面に対
する冷気流の剥離現象をもほぼ除去できる利点が
ある。
流注入路の一部位を、それを断面形状から見て、
冷気流の流れと直交する方向に突延する尖頭体を
設けたから、冷気膜流による冷却効率を向上させ
ることができる。特に、尖頭体を熱気流の流れ方
向に対して下流側に位置決めした場合、即ち、熱
気流の流れ方向とは反対方向に向かうようにした
場合では、冷却効果の向上のみならず、壁面に対
する冷気流の剥離現象をもほぼ除去できる利点が
ある。
第1図は、従来例における冷気膜流による冷却
装置の概略縦断面図、第2図は、第1図の装置の
横断面図、第3図は、タービン翼に適用した場合
での従来の冷却装置の概略断面図、第4図は、本
発明の第1実施例による冷却装置を示す平面図、
第5図は、第4図における線5−5に沿う横断面
図、第6図は、本発明の第2実施例による冷却装
置を示す平面図、第7図は、第6図における線7
−7に沿う横断面図、第8図は、本発明と従来例
による冷却装置による冷気膜流の広がりを示す概
略平面図、第9図は、本発明と従来例による冷却
装置の冷却効率を示す比較グラフ、第10図は、
同じく、膜流の到達範囲を示す比較グラフであ
る。 10……壁体、13……冷気流注入路、27…
…尖頭部。
装置の概略縦断面図、第2図は、第1図の装置の
横断面図、第3図は、タービン翼に適用した場合
での従来の冷却装置の概略断面図、第4図は、本
発明の第1実施例による冷却装置を示す平面図、
第5図は、第4図における線5−5に沿う横断面
図、第6図は、本発明の第2実施例による冷却装
置を示す平面図、第7図は、第6図における線7
−7に沿う横断面図、第8図は、本発明と従来例
による冷却装置による冷気膜流の広がりを示す概
略平面図、第9図は、本発明と従来例による冷却
装置の冷却効率を示す比較グラフ、第10図は、
同じく、膜流の到達範囲を示す比較グラフであ
る。 10……壁体、13……冷気流注入路、27…
…尖頭部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 物体の表面に沿つて第1方向に熱気流が流れ
ているところへ冷気流を注入することによつて前
記熱気流と前記表面との間に、表面を冷却する冷
気膜流を形成するように構成した装置であつて、
前記表面を備えた前記物体に前記第1方向に向か
つて表面に対して鋭角をなして延在する冷気流注
入路を少なくとも1つ形成し、該冷気流注入路
に、熱気流から保護すべき前記表面と共面関係に
あり、しかも、前記第1方向とほぼ平行な中心線
に対して対称をなす尖頭体を設けたことを特徴と
する表面冷却装置。 2 特許請求の範囲第1項に記載のものであつ
て、前記冷気流注入路の断面形状が、前記尖頭体
の部分を除いて、ほぼ円形であること。 3 特許請求の範囲第1項に記載のものであつ
て、前記尖頭体の長さが前記冷気流注入路の長さ
とほぼ等しいこと。 4 特許請求の範囲第1項に記載のものであつ
て、前記熱気流への前記冷気流の注入が、0.2か
ら2.1の範囲内の吹き込み率で行なわれること。 5 特許請求の範囲第1項に記載のものであつ
て、前記尖頭体は前記第1方向に沿つて突出して
いること。 6 特許請求の範囲第1項に記載のものであつ
て、前記尖頭体は前記第1方向とは反対の方向に
突出していること。 7 特許請求の範囲第1項に記載のものであつ
て、前記尖頭体と対向する個所において、前記冷
気流注入路に平坦表面部が形成されていること。 8 特許請求の範囲第7項に記載のものであつ
て、前記尖頭体を形成している一対の弧状部は前
記平坦表面部と連なつていること。 9 特許請求の範囲第8項に記載のものであつ
て、前記尖頭体は前記冷気流注入路の高さの少な
くとも半分を占めているとともに、尖端が平坦に
なつていること。 10 物体の表面に沿つて熱気流が流れていると
ころへ気相冷媒を注入することによつて前記熱気
流と前記表面との間に気相冷媒の膜流を形成し
て、前記膜流の流れ方向からみて下流側において
前記膜流を以て前記表面を熱気流より保護する装
置であつて、 供給口と吹き出し口とを備え、かつ、高さと幅
とを有する気相冷媒注入路と、 前記熱気流の流れ方向と平行して前記気相冷媒
注入路に突出するように前記物体に設けられてい
るとともに、曲線状縁部を備え、前記熱気流の流
れ方向に対して対称形をなす尖頭体と、 気相冷媒の供給源と、 該供給源から気相冷媒注入路の前記供給口へと
前記気相冷媒を供給して、前記吹き出し口から熱
気流と表面との間に注入する手段とからなり、 前記気相冷媒注入路が下流側に向かつて前記表
面と鋭角をなすように傾斜して前記物体を貫通し
て形成されていることを特徴とする表面冷却装
置。 11 特許請求の範囲第10項に記載のものであ
つて、前記尖頭体は、前記気相冷媒注入路の高さ
の少なくとも半分にわたつて突出していること。 12 特許請求の範囲第10項に記載のものであ
つて、前記尖頭体が、前記物体の厚さとほぼ等し
い長さを有する峰状を呈していること。 13 特許請求の範囲第12項に記載のものであ
つて、前記尖頭体の突出する方向が上流側である
こと。 14 特許請求の範囲第12項に記載のものであ
つて、前記尖頭体の突出する方向が下流側である
こと。 15 特許請求の範囲第10項に記載のものであ
つて、前記尖頭体の尖端が平坦になつているこ
と。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US06/580,419 US4529358A (en) | 1984-02-15 | 1984-02-15 | Vortex generating flow passage design for increased film cooling effectiveness |
US580419 | 1984-02-15 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60216022A JPS60216022A (ja) | 1985-10-29 |
JPH025883B2 true JPH025883B2 (ja) | 1990-02-06 |
Family
ID=24321032
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60028139A Granted JPS60216022A (ja) | 1984-02-15 | 1985-02-14 | 冷気膜流による表面の冷却装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4529358A (ja) |
EP (1) | EP0151918A3 (ja) |
JP (1) | JPS60216022A (ja) |
CA (1) | CA1225530A (ja) |
IL (1) | IL74050A0 (ja) |
Families Citing this family (75)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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