JPH0258305B2 - - Google Patents

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JPH0258305B2
JPH0258305B2 JP62046481A JP4648187A JPH0258305B2 JP H0258305 B2 JPH0258305 B2 JP H0258305B2 JP 62046481 A JP62046481 A JP 62046481A JP 4648187 A JP4648187 A JP 4648187A JP H0258305 B2 JPH0258305 B2 JP H0258305B2
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JP
Japan
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note
water
reaction
film
antifouling
Prior art date
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Application number
JP62046481A
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Japanese (ja)
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JPS63213575A (en
Inventor
Nobuo Yoshida
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ishihara Chemical Co Ltd
Original Assignee
Ishihara Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ishihara Chemical Co Ltd filed Critical Ishihara Chemical Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】[Detailed description of the invention]

〔産業上の利用分野〕 本発明は自然架橋型の被膜形成性組成物に関
し、特に親油性及び親水性の汚染性物質に対し優
れた防汚持続性を有し、且つ耐候性の優れた自然
架橋型被膜を形成する自動車用ワツクスに関する
ものである。 〔従来の技術〕 自動車ボデイーを構成する塗装金属板等の汚染
防止を目的として多くの防汚ワツクスが市販され
ている。ところがこれらのワツクスはいずれも非
架橋タイプであつて、風雨に曝らされると徐々に
溶失するので防汚持続性が不十分であり、しか
も、ワツクス被膜は若干の粘着性を有しているの
で、その種類によつては汚染性物質の付着により
汚染がかえつて加速されることもある。 〔発明が解決しようとする問題点〕 本発明は上記の様な問題点に鑑みてなされたも
のであつて、その目的は、耐候性に優れ防汚性を
長期的に持続し得る全く新しいタイプの自然架橋
型被膜形成性組成物を提供しようとするものであ
る。 〔問題点を解決するための手段〕 上記の目的を達成することのできた本発明組成
物の構成は、 :3価以上の金属アルコキシドと、 :上記アルコキシドにおけるアルコキシル基と
の反応性を有する官能基を分子中に有する有機
質重合体、 との加熱反応物、あるいは 上記、の成分と :弗素系もしくはシリコン系の反応性界面活性
剤 との加熱反応物であつて未反応のアルコキシル基
を残す自然架橋型の組成物を有効成分として含有
するところに要旨を有するものである。 〔作用〕 防汚水ワツクスに求められる要求特性としては (1) 雨だれや水あか等による汚れが生じないこ
と、 (2) 被膜の持久性が良好であること、 等が挙げられるが、前述の如く従来の防汚用ワツ
クスはいずれも非架橋タイプであり、ワツクス被
膜自体の粘着性あるいは該被膜の風雨等による溶
失がわざわいして十分な防汚持続性が得られてい
るとは言えない。 本発明者らは上記の様な事情に着目し、従来の
ワツクスを陵駕する防汚特性を得るためにはどの
様な特性を考慮すればよいか、という観点から、
従来ワツクスの特性に拘泥されることなく考察を
進めた。その結果、下記の特性を有する組成物を
得ることができれば目的を達成し得るであろうと
の推論に到達した。 大気中で自然架橋性を有し、塗布後すみやか
に架橋してピンホール等のない緻密な連続被膜
を形成し得ること。 被膜は硬質で防汚性の優れたものであり、し
かも適度の柔軟性を有していること(亀裂等を
生じないこと)。 被膜は撥水・撥油性を有していること。 本発明者らはこうした推論を実現すべく様々の
化合物を原料とする組成物について性能評価を行
なつた。その結果、前述の如く :3価以上の金属アルコキシドと、 :上記アルコキシドにおけるアルコキシル基と
反応性を有する官能基を分子中に有する有機質
重合体 との加熱反応物であつて未反応のアルコキシル基
を残す組成物は、自動車外板等に塗布した後放置
すると空気中の水分の作用で未反応のアルコキシ
ル基同士が反応して架橋し、防汚性及び耐久性の
卓越した硬化被膜を形成すること、また上記、
の成分に加えて :弗素系もしくはシリコン系の反応性界面活性
剤 を加熱反応させることによつて得られる組成物
は、市販の防汚ワツクスに規定される撥水特性も
十分に備えており、非常に優れた防汚被膜を形成
し得ることが確認された。即ち本発明の組成物を
従来の防汚ワツクスと比較した場合、後者は単な
る撥水性のみに防汚機能を期待する非硬化タイプ
のものであるのに対し、前者は大気中の水分を利
用した自然架橋タイプのものである点で全く異質
のものと言うことができ、全く新しいタイプの防
汚被膜形成性組成物として位置付けられるもので
ある。 本発明で使用される金属アルコキシドとは、一
般式(RO)xM(Rはアルキル基、Mは金属原子、
xは金属原子の価数を表わす)で表わされる化合
物を総称するもので、このうちアルキル基として
はメチル、エチル、プロピル、ブチル、ヘキシ
ル、ヘプチル等が最も好ましく、また金属原子と
しては、3価以上の金属原子、たとえば、ほう
素、アルミニウム、インジウム、珪素、ゲルマニ
ウム、錫、鉛、チタン、ジルコニウム、バナジウ
ム、ニオブ、クロム、モリブデン、タングステ
ン、マンガン、鉄、コバルト、ニツケル等が挙げ
られるが、この中でも最も好ましいのは珪素、ア
ルミニウム、チタンである。これらの金属は1種
のみを選択して使用することも勿論可能である
が、2種以上、特に上記珪素、アルミニウム、チ
タンの3種の金属を含むアルコキシドを使用し、
これらの下記の配合比率で併用したものは非常に
優れた被膜特性を発揮する。 アルコキシシラン 40〜93重量部 アルコキシチタン 3〜35 〃 アルコキシアルミニウム 2〜23 〃 次に上記の金属アルコキシドと反応性を有する
官能基を分子中に有する有機質重合体としては、
エポキシ基、イソシアネート基、カルボキシル
基、水酸基等の官能基を有するあらゆるタイプ有
機質重合体(オリゴマーを含む)を挙げることが
できるが、最も一般的なのはアクリル系、エポキ
シ系、ポリエスチテル系、ポリウレタン系の重合
体およびその各種の変性物である。またこの有機
質重合体の中には金属アルコキシドと高い反応性
を有するオルガノシロキサンポリマーおよびオリ
ゴマーも好ましいものとして包含される。 上記金属アルコキシドと有機質重合体の反応
は、メチルエチルケトンの如き有機溶媒を使用
し、有機錫系化合物や有機酸無水物の如く触媒の
存在下少量の水を加えることによつて行なわれ
る。この反応を一般式で示すと次の様になる。 (式中R,R′はアルキル基又はプロトン、M
は金属原子、polyはポリマーまたはオリゴマーを
意味する) 上記一般式に示される原料物質自体は従来から
公く知られているが、得られる共重合体は本発明
者らによつてはじめて得られた新規化合物であ
る。 金属アルコキシドと有機質重合体の配合割合
は、配合される各原料の種類や目的物に求められ
る要求特性等を考慮して適宜選択して決定すれば
よいが、自然硬化性を留保しつつ塗装の容易な液
状及びワツクス状物として得るためには、有機金
属アルコキシドと有機質重合体を(98〜45):(2
〜55)の重合比率で使用することが望まれる。ち
なみに有機金属アルコキシドの配合量が相対的に
多過ぎる場合は、硬化被膜の柔軟性が不足気味と
なる傾向があり、一方有機質重合体の配合量が相
対的に多過ぎる場合は、硬化被膜がやや硬度不足
となり硬化被膜が引かき力等によつて簡単に損傷
し表面保護作用を失う。 また上記反応を進めるための好適反応条件も原
料物質の種類や組合せ等によつて変わつてくるの
で一律に規定することはできないが、通常は50〜
100℃で1〜15時間、より一般的には60〜80℃で
2〜10時間の範囲から選択される。この反応は、
反応開始剤的作用を果たす水の添加量によつてコ
ントロールされる。得られる反応生成物は反応溶
媒及び反応過程で生成したアルコール分を含む液
状物であり、これはそのまま刷毛塗りやドクター
ブレード塗装あるいはスプレー塗装に供すること
もでき、更には反応溶媒やアルコールを留去して
液状乃至ワツクス状とし、一般の防汚ワツクスと
同様の形態で商品化することもできる。 この様にして得られる組成物は、任意の基材上
に塗布し大気中に放置しておくだけで、該組成物
中に含まれるアルコキシル基が大気中の水分と反
応して分子内もしくは分子間架橋反応を起こし、
高硬度でしかも適度の柔軟性を有する被膜を形成
する。この被膜は耐候性に優れているほか、耐す
す汚れ性や水あか汚れ性においても非常に優れた
ものであるところから、自動車外板用等に使用さ
れる全く新しいタイプの防汚被膜形成性組成物と
して卓越した機能を発揮する。 ところで一般の自動車用防汚ワツクスにおいて
は、性能評価基準の1つとして発水性を規定して
いるものが多く、この種の業界では最低限の発水
性を有していることを適性評価の前提とする風潮
が見受けられる。これは撥水性の良否によつて雨
水等による溶失速度、ひいては防汚持続性の良否
をある程度判断し得るためと考えられる。これに
対し本発明組成物は従来のワツクスとは異質の自
然硬化型であり、雨水等による溶失の恐れは殆ん
どないので、撥水性を適性評価基準に加えること
自体が必ずしも有益なことであるとは言えない
が、前述の如き当業界の風潮に適合させるべく適
度の撥水性を付与しておくに越したことはない。 そのためには、上記反応によつて得られる組成
物に適当な界面活性剤を混合しておくだけでもよ
いが、この方法では界面活性剤が被膜から徐々に
溶失して撥水性を失うばかりでなく、界面活性剤
の混入によつて架橋硬化性あるいは硬化被膜の物
性が阻害されるという問題も生じてくる。 そこでこうした点についても改善すべく更に研
究を進めた結果、上記組成物を製造する際の反応
当初から、もしくは反応の途中から、反応性界面
活性剤を共存させて、これらを前記金属アルコキ
シド及び有機質重合体と一体に反応させてやれば
その目的も見事に達成され、適度の発水性を兼備
した防汚被膜が得られることを知つた。かかる効
果を有する反応性界面活性剤としては反応性の官
能基を分子中に有し且つ撥水性付与硬化を有する
すべての反応性界面活性剤を使用することができ
るが、特に弗素系及びシリコン系の反応性界面活
性剤はそれ自身非常に優れた安定性を有するほ
か、硬化被膜の防汚性を更に改善するという付随
的効果も発揮するので最適である。こうした反応
性界面活性剤の効果を有効に発揮させるための好
ましい配合量は、上記金属アルコキシド及び有機
質重合体を含めた総固形成分中1〜15重量%、よ
り好ましくは2〜10重量%を占める量であり、1
重量%未満では硬化被膜に十分な発水性を付与す
ることができず、一方15重量%を超えてもそれ以
上に撥水性は改善されず、むしろ被膜強度を低下
させる傾向が強くなるので好ましくない。 弗素系及びシリコン系反応性界面活性剤の具体
例としてはたとえばヒドロキシパーフルオロアル
キル、グリシドキシプロピルテトラメチルシロキ
サン、パーフルオロトリメトキシシラン、カルボ
キシアルキルジメチルシロキサンオリゴマー、ア
ミノプロピルテトラエトキシシランの如く分子中
に水酸基、エポキシ基、アルコキシシラン基、カ
ルボキシル基、アミノ基等の反応性官能基を有す
る界面活性剤が挙げられる。 以上の様に本発明に係る被膜形成性組成物はそ
れ自身大気中の水分による自然硬化特性を有する
ものであり、該組成物を単独で使用することがで
きるが、この他、必要によつては研摩材やろう
材、シリコンオイル、等の充填剤や粘性調整剤、
安定剤等を適量配合し、塗装性や被膜特性を改善
することもできる。またこの組成物は反応溶媒等
を除去し液状乃至ワツクス状のものとして従来の
防汚用ワツクスと同様の形態で使用し得るほか、
反応溶媒等を含んだ液状物のままで使用したり、
更には一旦反応溶媒を除去した後他の適当な溶媒
で希釈して液状物としたり適当な分散剤を併用し
て水性エマルジヨンタイプに代えて使用すること
も勿論である。 更に本発明の発端は自動車用防汚ワツクスに代
わる高性能防汚被膜形成性組成物を得るところに
あり、本発明組成物はその要求特性を充足するも
のであるが、該組成物によつて形成される硬化被
膜は前述の如く適度の硬さと柔軟性を兼備したう
えで卓越した防汚持続性を発揮し得るものであ
り、こうした特性を有効に活用すれば各種家電製
品や事務用機器、デスク、キヤビネツト等の上塗
り用防汚被覆剤や機能性コーテイング剤等として
も幅広く活用することができる。 〔実施例〕 実施例 1 下記(A)〜(T)に示す原料(配合量は何れも重
量部)を所定量のメチルエチルケトンに溶解もし
くは懸濁せしめ、これに触媒として所定量の有機
錫系化合物又は有機酸無水物を加え、更に純水を
夫々所定量加えた後撹拌下に80℃の湯浴上で5〜
10時間還流・撹拌した。 反応終了後メチルエチルケトンと反応により生
じたアルコールを減圧下に留去し、液状及びワツ
クス状の組成物を得た。 (A) テトラメトキシシラン 42.9 テトラエトキシチタン 6.6 トリ第2級ブトキシアルミニユーム 3.3 アクリルポリマー(注1) 6.6 水 0.3 ジ−n−ブチル錫ジラウレート 0.7 メチルエチルケトン 39.6 100 (B) テトラエトキシシラン 42.9 テトラ−n−ブトキシチタン 6.6 トリ第2級ブトキシアルミニユーム 3.3 アクリルポリマー(注1) 6.6 水 0.3 無水メチル−4−シクロヘキセン−1,2−
ジカルボン酸 0.7 メチルエチルケトン 39.6 100 (C) エチルシリケート・オリゴマー 39.0 テトラ−n−ブトキシチタン 6.0 トリ第2級ブトキシアルミニユーム 3.0 オルガノシロキサンポリマー(注2) 15.0 水 0.3 ジ−n−ブチル錫ジラウレート 0.6 メチルエチルケトン 36.1 100 (D) テトラエトキシシラン 31.1 テトラ−n−ブトキシチタン 12.4 トリ第2級ブトキシアルミニユーム 6.2 エポキシポリマー(注3) 9.3 水 0.6 無水メチル−4−シクロヘキセン−1,2−
ジカルボン酸 3.1 メチルエチルケトン 37.3 100 (E) エチルシリケート・オリゴマー 42.9 テトラ−n−ブトキシチタン 6.6 トリ第2級ブトキシアルミニユーム 3.3 アクリルポリマー(注1) 6.6 水 0.3 ジ−n−ブチル錫ジラウレート 0.7 メチルエチルケトン 39.6 100 (F) テトラエトキシシラン 29.1 テトラ−n−ブトキシチタン 2.2 トリ第2級ブトキシアルミニユーム 1.6 エポキシオリゴマー(注4) 29.1 水 0.3 無水メチル−4−シクロヘキセン−1,2−
ジカルボン酸 0.6 メチルエチルケトン 37.1 100 (G) テトラエトキシシラン 31.1 エトラ−n−ブトキシチタン 12.4 モノ第2級ブトキシアルミニユーム・ジイソ
プロピレート 6.2 ポリウレタン(注5) 9.3 水 0.6 ジ−n−ブチル錫ジラウレート 3.1 メチルエチルケトン 37.3 100 (H) テトラエトキシシラン 29.9 テトラ−n−ブトキシチタン 12.0 トリ第2級ブトキシアルミニユーム・ジイソ
プロピレート 6.0 ポリエステル(注6) 11.2 水 0.6 ジ−n−ブチル錫ジラウレート 3.0 メチルエチルケトン 37.3 100 (I) エチルシリケート・オリゴマー 57.6 テトラエトキシチタン 2.2 トリ第2級ブトキシアルミニユーム・ジイソ
プロピレート 1.5 アクリルポリマー(注1) 0.6 水 0.3 無水メチル−4−シクロヘキセン−1,2−
ジカルボン酸 0.6 メチルエチルケトン 37.2 100 (J) エチルシリケート・オリゴマー 29.1 テトラエトキシチタン 19.5 トリ第2級ブトキシアルミニユーム・ジイソ
プロピレート 12.7 オルガノシロキサンポリマー(注2) 0.6 水 0.3 無水メチル−4−シクロヘキセン−1,2−
ジカルボン酸 0.6 メチルエチルケトン 37.2 100 (K) テトラメトキシシラン 37.2 テトラエトキシチタン 5.7 トリ第2級ブトキシアルミニユーム 2.9 アクリルポリマー(注1) 5.7 水酸基含有弗素系オリゴマー(注7) 2.9 カルボキシアルキルジメチルシロキサンオリ
ゴマー 1.7 水 0.3 ジ−n−ブチル錫ジラウレート 0.6 メチルエチルケトン 43.0 100 (L) テトラエトキシシラン 37.2 テトラ−n−ブトキシチタン 5.7 トリ第2級ブトキシアルミニユーム 2.9 アクリルポリマー(注1) 5.7 水酸基含有弗素系オリゴマー(注7) 2.9 カルボキシアルキルジメチルシロキサンオリ
ゴマー 1.7 水 0.3 ジ−n−ブチル錫ジラウレート 0.6 メチルエチルケトン 43.0 100 (M) エチルシリケート・オリゴマー 31.5 テトラ−n−ブトキシチタン 4.8 トリ第2級ブトキシアルミニユーム 2.4 オルガノシロキサンポリマー(注2) 12.2 メトキシシラン基含有弗素系オリゴマー(注
8) 4.8 水 0.2 ジ−n−ブチル錫ジラウレート 0.5 メチルエチルケトン 43.6 100 (N) エチルシリケート・オリゴマー 37.2 テトラ−n−ブトキシチタン 5.7 トリ第2級ブトキシアルミニユーム 2.9 アクリルポリマー(注1) 5.7 水酸基含有弗素系オリゴマー(注8) 2.9 カルボキシアルキルジメチルシロキサンオリ
ゴマー 1.7 水 0.3 ジ−n−ブチル錫ジラウレート 0.6 メチルエチルケトン 43.0 100 (O) テトラエトキシシラン 24.9 テトラ−n−ブトキシチタン 10.0 トリ第2級ブトキシアルミニユーム 5.0 エポキシポリマー(注3) 7.5 水酸基含有弗素系オリゴマー(注7) 2.5 アミノプロピルテトラエトキシシラン 2.5 水 0.5 無水メチル−4−シクロヘキセン−1,2−
ジカルボン酸 2.5 メチルエチルケトン 44.6 100 (P) テトラエトキシシラン 24.9 テトラ−n−ブトキシチタン 10.0 トリ第2級ブトキシアルミニユーム 5.0 エポキシオリゴマー(注4) 7.5 水酸基含有弗素系オリゴマー(注7) 2.5 グリシドキシプロピルテトラメチルシロキサ
ン 2.5 水 0.5 無水メチル−4−シクロヘキセン−1,2−
ジカルボン酸 2.5 メチルエチルケトン 44.6 100 (Q) テトラエトキシシラン 18.8 テトラ−n−ブトキシチタン 7.5 モノ第2級ブトキシアルミニユーム・ジイソプロ
ピレート 3.8 ポリウレタン(注5) 15.0 水酸基含有弗素系オリゴマー(注8) 1.9 アミノプロピルテトラエトキシシラン 1.9 水 0.4 無水メチル−4−シクロヘキセン−1,2−ジカ
ルボン酸 1.9 メチルエチルケトン 48.8 100 (R) テトラエトキシシラン 23.7 テトラ−n−ブトキシチタン 9.5 トリ第2級ブトキシアルミニユーム・ジイソ
プロピレート 4.7 ポリエステル(注6) 11.8 水酸基含有弗素系オリゴマー(注8) 2.4 カルボキシアルキルジメチルシロキサン 2.4 水 0.5 ジ−n−ブチル錫ジラウレート 2.4 メチルエチルケトン 42.6 100 (S) エチルシリケート・オリゴマー 52.7 テトラエトキシチタン 1.7 トリ第2級ブトキシアルミニユーム・ジイソプロ
ピレート 1.1 アクリルポリマー(注1) 0.6 メトキシシラン含有弗素系オリゴマー(注9)
0.6 水 0.6 ジ−n−ブチル錫ジラウレート 0.3 メチルエチルケトン 42.4 100 (T) エチルシリケート・オリゴマー 22.7 テトラエトキシチタン 19.8 トリ第2級ブトキシアルミニユーム・ジイソプロ
ピレート 13.0 オルガノシロキサンポリマー(注2) 0.6 水酸基含有弗素系オリゴマー(注8) 0.6 水 0.6 ジ−n−ブチル錫ジラウレート 0.3 メチルエチルケトン 42.4 但し、上記配合成分中に示した(注1)〜(注
8)は次の通りである。 (注1):アクリルポリマー 大日本インキ化学社製商品名(フアインデ
イツク・シリーズ、アクリデイツク・シリ
ーズ) 三菱レーヨン社製商品名(ダイヤナール・
シリーズ) (注2):オルガノシロキサンポリマー 信越化学工業社製商品名(X−40−175,−
9740) (注3):エポキシポリマー シエルエポキシ社製商品名(エピコート・
シリーズ) 旭電化工業社製商品名(アデカレジン・シ
リーズ) (注4):エポキシオリゴマー 旭電化工業社製商品名(アデカEDシリー
ズ) (注5):ポリウレタン 日本ポリウレタン工業社製商品名(ユウキ
ヤスト・シリーズ) 旭電化工業社製商品名(アデカボンタイタ
ーシリーズ) (注6):ポリエステル 大日本インキ化学社製商品名(ベツコゾー
ル・シリーズ) (注7):反応性界面活性剤 大日本インキ化学工業社製、水酸基含有パ
ーフルオロアルキル(商品名
DEFENSA・シリーズ) (注8):反応性界面活性剤 信越化学工業社製、メトキシシラン基含有
弗素系オリゴマー(商品名KP・シリーズ) (注9):反応性界面活性剤 東芝シリコン社製、エポキシ基、カルボ
キシ基及びアミノ基含有シリコン系オリゴ
マー(商品名TSL・シリーズ、YF・シリ
ーズ) 得られた反応生成物より溶媒及び反応により生
成したアルコールを減圧留去し、ワツクス状の組
成物を得た。 得られた各ワツクス状組成物を、自動車外板用
塗装鋼板(メラミン/アルミド、メラミン/アク
リル・ウレタン型塗料使用)の表面に布を用いて
薄く塗り、十分艶が出るまで拭き上げ、常温大気
中で24時間放置して硬化被膜を形成した後、下記
の方法で表面硬度、撥水性及び防汚持続性を調べ
た。 表面硬度:三菱ユニ、B,HB,H1〜5を用
いて表面硬度を求める。 撥水性:試料塗布1日後、水をシヤワー状にス
プレーして、塗装面に吹きつけ、塗装面上
にのつている水滴の状態を観察する。球状
に近い状態を良好とする。 ○…市販固型ワツクスの状態 △…市販固型ワツクスより球形が悪い状態 ×…全く水滴が見られない状態 防汚持続性:各試料鋼板を屋外に1ケ月間曝露
した後、表面を布で軽く拭き清め、汚れの
程度を目視判定した。 〇…変色、汚れ共に全くなし △…わずかに黄色帯びた汚れあり ×…部分的に著しい汚れあり 結果を第1表に一括して示す。
[Industrial Application Field] The present invention relates to a naturally crosslinked film-forming composition, which has excellent antifouling durability against lipophilic and hydrophilic contaminants, and has excellent weather resistance. This invention relates to an automotive wax that forms a crosslinked film. [Prior Art] Many antifouling waxes are commercially available for the purpose of preventing contamination of painted metal plates and the like constituting automobile bodies. However, all of these waxes are non-crosslinked and gradually dissolve when exposed to wind and rain, resulting in insufficient antifouling properties.Moreover, the wax film has some tackiness. Depending on the type of contaminants, the adhesion of contaminants may even accelerate contamination. [Problems to be Solved by the Invention] The present invention has been made in view of the above-mentioned problems, and its purpose is to develop a completely new type of material that is excellent in weather resistance and has long-term stain resistance. It is an object of the present invention to provide a naturally crosslinked film-forming composition. [Means for Solving the Problems] The composition of the present invention that achieves the above object has: : a trivalent or higher valence metal alkoxide; and : a functional group having reactivity with the alkoxyl group in the alkoxide. An organic polymer having in the molecule, a heated reaction product with, or a heated reaction product of the above component with a fluorine-based or silicon-based reactive surfactant, which is a natural crosslinking product that leaves unreacted alkoxyl groups. The gist is that it contains a type of composition as an active ingredient. [Function] The required characteristics of antifouling water wax include (1) no staining caused by raindrops or water scale, and (2) good film durability. All antifouling waxes are of non-crosslinked type, and it cannot be said that sufficient antifouling durability is obtained due to the stickiness of the wax coating itself or the dissolution of the coating due to wind and rain. The present inventors focused on the above-mentioned circumstances, and from the viewpoint of what characteristics should be considered in order to obtain antifouling properties that surpass those of conventional waxes,
We proceeded with the study without being bound by the characteristics of conventional waxes. As a result, it was concluded that the objective could be achieved if a composition having the following properties could be obtained. It has natural crosslinking properties in the atmosphere and can quickly crosslink after application to form a dense continuous film without pinholes. The coating should be hard and have excellent stain resistance, and should also have appropriate flexibility (no cracks, etc.). The coating must be water and oil repellent. In order to realize this inference, the present inventors evaluated the performance of compositions made from various compounds. As a result, as mentioned above, the unreacted alkoxyl group is a heated reaction product of a trivalent or higher valent metal alkoxide and an organic polymer having a functional group in its molecule that is reactive with the alkoxyl group in the alkoxide. When the remaining composition is left to stand after being applied to automobile exterior panels, unreacted alkoxyl groups react with each other due to the action of moisture in the air and crosslink, forming a cured film with excellent stain resistance and durability. , and above,
In addition to the following ingredients: The composition obtained by heating and reacting a fluorine-based or silicon-based reactive surfactant also has sufficient water-repellent properties as specified in commercially available stain-proofing waxes. It was confirmed that an extremely excellent antifouling film could be formed. That is, when the composition of the present invention is compared with conventional stain-proofing waxes, the latter is a non-curing type that is expected to have stain-proofing function through mere water repellency, whereas the former uses moisture in the atmosphere. It can be said to be completely different in that it is a naturally crosslinked type, and is positioned as a completely new type of antifouling film-forming composition. The metal alkoxide used in the present invention has the general formula (RO) x M (R is an alkyl group, M is a metal atom,
x represents the valence of the metal atom), among which the most preferred alkyl groups are methyl, ethyl, propyl, butyl, hexyl, heptyl, etc.; Examples of the above metal atoms include boron, aluminum, indium, silicon, germanium, tin, lead, titanium, zirconium, vanadium, niobium, chromium, molybdenum, tungsten, manganese, iron, cobalt, nickel, etc. Among them, silicon, aluminum, and titanium are most preferred. Of course, it is possible to select and use only one type of these metals, but it is also possible to use two or more types, especially an alkoxide containing the three metals of silicon, aluminum, and titanium,
When these are used together in the following blending ratios, very excellent coating properties are exhibited. Alkoxysilane 40-93 parts by weight Alkoxytitanium 3-35 Alkoxyaluminum 2-23 Next, as an organic polymer having a functional group reactive with the above metal alkoxide in its molecule,
All types of organic polymers (including oligomers) having functional groups such as epoxy groups, isocyanate groups, carboxyl groups, and hydroxyl groups can be mentioned, but the most common are acrylic, epoxy, polyester, and polyurethane polymers. coalescence and its various modifications. Preferably, the organic polymers also include organosiloxane polymers and oligomers that have high reactivity with metal alkoxides. The reaction between the metal alkoxide and the organic polymer is carried out by using an organic solvent such as methyl ethyl ketone and adding a small amount of water in the presence of a catalyst such as an organic tin compound or an organic acid anhydride. The general formula for this reaction is as follows. (In the formula, R, R' are an alkyl group or a proton, M
is a metal atom, and poly means a polymer or oligomer) Although the raw material itself shown in the above general formula has been publicly known, the resulting copolymer was obtained for the first time by the present inventors. It is a new compound. The blending ratio of the metal alkoxide and the organic polymer can be selected and determined as appropriate, taking into account the types of raw materials to be blended and the required characteristics of the target product, but it is possible to In order to obtain an easy liquid or waxy product, the organometallic alkoxide and the organic polymer are mixed in a ratio of (98-45):(2
It is desirable to use the polymer at a polymerization ratio of ~55). Incidentally, if the amount of organometallic alkoxide is relatively too large, the cured film tends to lack flexibility, while if the amount of organic polymer is relatively too large, the cured film tends to be somewhat lacking in flexibility. Due to insufficient hardness, the cured film is easily damaged by scratching force, etc., and loses its surface protection effect. In addition, suitable reaction conditions for proceeding with the above reaction also vary depending on the types and combinations of raw materials, so they cannot be specified uniformly, but usually 50~
It is selected from the range of 1 to 15 hours at 100°C, more typically 2 to 10 hours at 60 to 80°C. This reaction is
It is controlled by the amount of water added, which acts as a reaction initiator. The reaction product obtained is a liquid containing the reaction solvent and the alcohol produced during the reaction process, and this can be applied as is by brushing, doctor blade painting, or spray painting, or the reaction solvent and alcohol can be distilled off. It can also be made into a liquid or wax form and commercialized in the same form as general antifouling wax. The composition obtained in this way can be coated onto any base material and left in the atmosphere, and the alkoxyl groups contained in the composition will react with moisture in the atmosphere to cause intramolecular or molecular cause a crosslinking reaction between
Forms a coating with high hardness and appropriate flexibility. This film has excellent weather resistance, as well as excellent soot and water stain resistance, making it a completely new type of antifouling film-forming composition used for automobile exterior panels. Demonstrates outstanding functionality as a product. By the way, in many general antifouling waxes for automobiles, water repellency is specified as one of the performance evaluation criteria, and in this type of industry, the premise of suitability evaluation is that it has a minimum water repellency. There seems to be a trend towards this. This is thought to be because the quality of the water repellency can be used to determine, to some extent, the rate of dissolution by rainwater, etc., and, ultimately, the quality of the antifouling durability. On the other hand, the composition of the present invention is a naturally hardening type that is different from conventional waxes, and there is almost no risk of it being dissolved by rainwater, etc. Therefore, adding water repellency to the suitability evaluation criteria is not necessarily beneficial in itself. Although this cannot be said to be the case, it would be better to provide a suitable level of water repellency in order to comply with the trends in the industry as described above. For this purpose, it is sufficient to simply mix an appropriate surfactant into the composition obtained by the above reaction, but with this method, the surfactant gradually dissolves from the coating and loses its water repellency. Moreover, the problem arises that the crosslinking curability or the physical properties of the cured film are inhibited by the incorporation of the surfactant. Therefore, as a result of further research to improve these points, we found that a reactive surfactant was allowed to coexist from the beginning of the reaction or during the reaction when producing the above composition, and these were combined with the metal alkoxide and organic material. It was discovered that if the reaction was carried out together with a polymer, the objective could be successfully achieved, and an antifouling film with appropriate water repellency could be obtained. As the reactive surfactant having such an effect, any reactive surfactant that has a reactive functional group in its molecule and can be cured to impart water repellency can be used, but in particular, fluorine-based and silicon-based surfactants can be used. The reactive surfactant is most suitable because it has excellent stability in itself and also has the additional effect of further improving the stain resistance of the cured film. In order to effectively exhibit the effect of such a reactive surfactant, the preferred blending amount is 1 to 15% by weight, more preferably 2 to 10% by weight of the total solid component including the metal alkoxide and organic polymer. quantity, 1
If it is less than 15% by weight, it will not be possible to impart sufficient water repellency to the cured film, while if it exceeds 15% by weight, the water repellency will not be improved any further, but rather there will be a strong tendency to reduce the film strength, which is not preferable. . Specific examples of fluorine-based and silicon-based reactive surfactants include hydroxyperfluoroalkyl, glycidoxypropyltetramethylsiloxane, perfluorotrimethoxysilane, carboxyalkyldimethylsiloxane oligomer, and aminopropyltetraethoxysilane. Examples include surfactants having reactive functional groups such as hydroxyl groups, epoxy groups, alkoxysilane groups, carboxyl groups, and amino groups. As mentioned above, the film-forming composition according to the present invention itself has a natural hardening property due to moisture in the atmosphere, and the composition can be used alone. are fillers and viscosity modifiers such as abrasive materials, brazing materials, silicone oil, etc.
Appropriate amounts of stabilizers and the like can be added to improve paintability and film properties. In addition, this composition can be used in the same form as conventional antifouling waxes by removing the reaction solvent and making it into a liquid or wax form.
It can be used as a liquid containing reaction solvent, etc.
Furthermore, it is of course possible to once remove the reaction solvent and then dilute with another suitable solvent to form a liquid, or to use a suitable dispersant in combination in place of the aqueous emulsion type. Furthermore, the origin of the present invention is to obtain a high-performance antifouling film-forming composition that can replace antifouling wax for automobiles, and although the composition of the present invention satisfies the required properties, As mentioned above, the cured film that is formed can exhibit outstanding stain resistance while having appropriate hardness and flexibility, and if these characteristics are effectively utilized, it can be applied to various home appliances, office equipment, It can be widely used as an antifouling coating agent for desks, cabinets, etc., and as a functional coating agent. [Example] Example 1 The raw materials shown in (A) to (T) below (all amounts are parts by weight) are dissolved or suspended in a predetermined amount of methyl ethyl ketone, and a predetermined amount of an organotin compound as a catalyst is added thereto. Alternatively, after adding an organic acid anhydride and further adding a predetermined amount of pure water, incubate on a hot water bath at 80°C for 5 to 50 minutes while stirring.
The mixture was refluxed and stirred for 10 hours. After the reaction was completed, the alcohol produced by the reaction with methyl ethyl ketone was distilled off under reduced pressure to obtain liquid and waxy compositions. (A) Tetramethoxysilane 42.9 Tetraethoxytitanium 6.6 Tri-sec-butoxyaluminum 3.3 Acrylic polymer (Note 1) 6.6 Water 0.3 Di-n-butyltin dilaurate 0.7 Methyl ethyl ketone 39.6 100 (B) Tetraethoxysilane 42.9 Tetra-n- Butoxytitanium 6.6 Tri-sec-butoxyaluminum 3.3 Acrylic polymer (Note 1) 6.6 Water 0.3 Methyl anhydride-4-cyclohexene-1,2-
Dicarboxylic acid 0.7 Methyl ethyl ketone 39.6 100 (C) Ethyl silicate oligomer 39.0 Tetra-n-butoxy titanium 6.0 Tri-sec-butoxy aluminum 3.0 Organosiloxane polymer (Note 2) 15.0 Water 0.3 Di-n-butyltin dilaurate 0.6 Methyl ethyl ketone 36.1 10 0 (D) Tetraethoxysilane 31.1 Tetra-n-butoxytitanium 12.4 Tri-sec-butoxyaluminum 6.2 Epoxy polymer (Note 3) 9.3 Water 0.6 Anhydrous methyl-4-cyclohexene-1,2-
Dicarboxylic acid 3.1 Methyl ethyl ketone 37.3 100 (E) Ethyl silicate oligomer 42.9 Tetra-n-butoxy titanium 6.6 Tri-sec-butoxy aluminum 3.3 Acrylic polymer (Note 1) 6.6 Water 0.3 Di-n-butyltin dilaurate 0.7 Methyl ethyl ketone 39.6 100 ( F) Tetraethoxysilane 29.1 Tetra-n-butoxytitanium 2.2 Tri-sec-butoxyaluminum 1.6 Epoxy oligomer (Note 4) 29.1 Water 0.3 Anhydrous methyl-4-cyclohexene-1,2-
Dicarboxylic acid 0.6 Methyl ethyl ketone 37.1 100 (G) Tetraethoxysilane 31.1 Etra-n-butoxy titanium 12.4 Mono-sec-butoxyaluminum diisopropylate 6.2 Polyurethane (Note 5) 9.3 Water 0.6 Di-n-butyltin dilaurate 3.1 Methyl ethyl ketone 37.3 100 (H) Tetraethoxysilane 29.9 Tetra-n-butoxytitanium 12.0 Tri-sec-butoxyaluminum diisopropylate 6.0 Polyester (Note 6) 11.2 Water 0.6 Di-n-butyltin dilaurate 3.0 Methyl ethyl ketone 37.3 100 (I) Ethyl Silicate oligomer 57.6 Tetraethoxytitanium 2.2 Tri-sec-butoxyaluminum diisopropylate 1.5 Acrylic polymer (Note 1) 0.6 Water 0.3 Anhydrous methyl-4-cyclohexene-1,2-
Dicarboxylic acid 0.6 Methyl ethyl ketone 37.2 100 (J) Ethyl silicate oligomer 29.1 Tetraethoxy titanium 19.5 Tri-sec-butoxyaluminum diisopropylate 12.7 Organosiloxane polymer (Note 2) 0.6 Water 0.3 Anhydrous methyl-4-cyclohexene-1,2 −
Dicarboxylic acid 0.6 Methyl ethyl ketone 37.2 100 (K) Tetramethoxysilane 37.2 Tetraethoxy titanium 5.7 Tri-sec-butoxyaluminum 2.9 Acrylic polymer (Note 1) 5.7 Hydroxyl group-containing fluorine-based oligomer (Note 7) 2.9 Carboxyalkyldimethylsiloxane oligomer 1.7 Water 0.3 Di-n-butyltin dilaurate 0.6 Methyl ethyl ketone 43.0 100 (L) Tetraethoxysilane 37.2 Tetra-n-butoxytitanium 5.7 Tri-sec-butoxy aluminum 2.9 Acrylic polymer (Note 1) 5.7 Hydroxyl group-containing fluorine-based oligomer (Note 7) 2.9 Carboxyalkyldimethylsiloxane oligomer 1.7 Water 0.3 Di-n-butyltin dilaurate 0.6 Methyl ethyl ketone 43.0 100 (M) Ethyl silicate oligomer 31.5 Tetra-n-butoxy titanium 4.8 Tri-sec-butoxy aluminum 2.4 Organosiloxane polymer (Note 2) 12.2 Methoxysilane group-containing fluorine-based oligomer (Note 8) 4.8 Water 0.2 Di-n-butyltin dilaurate 0.5 Methyl ethyl ketone 43.6 100 (N) Ethyl silicate oligomer 37.2 Tetra-n-butoxy titanium 5.7 Tri-sec-butoxy aluminum 2.9 Acrylic polymer (Note 1) 5.7 Hydroxyl group-containing fluorine-based oligomer (Note 8) 2.9 Carboxyalkyldimethylsiloxane oligomer 1.7 Water 0.3 Di-n-butyltin dilaurate 0.6 Methyl ethyl ketone 43.0 100 (O) Tetraethoxysilane 24.9 Tetra-n-butoxytitanium 10.0 Tri-No. Secondary butoxyaluminum 5.0 Epoxy polymer (Note 3) 7.5 Hydroxyl group-containing fluorine-based oligomer (Note 7) 2.5 Aminopropyltetraethoxysilane 2.5 Water 0.5 Methyl anhydride-4-cyclohexene-1,2-
Dicarboxylic acid 2.5 Methyl ethyl ketone 44.6 100 (P) Tetraethoxysilane 24.9 Tetra-n-butoxytitanium 10.0 Tri-sec-butoxyaluminum 5.0 Epoxy oligomer (Note 4) 7.5 Hydroxyl group-containing fluorine-based oligomer (Note 7) 2.5 Glycidoxypropyl tetra Methylsiloxane 2.5 Water 0.5 Methyl anhydride-4-cyclohexene-1,2-
Dicarboxylic acid 2.5 Methyl ethyl ketone 44.6 100 (Q) Tetraethoxysilane 18.8 Tetra-n-butoxytitanium 7.5 Mono-sec-butoxyaluminum diisopropylate 3.8 Polyurethane (Note 5) 15.0 Hydroxyl group-containing fluorine-based oligomer (Note 8) 1.9 Aminopropyl Tetraethoxysilane 1.9 Water 0.4 Methyl-4-cyclohexene-1,2-dicarboxylic anhydride 1.9 Methyl ethyl ketone 48.8 100 (R) Tetraethoxysilane 23.7 Tetra-n-butoxytitanium 9.5 Tri-sec-butoxyaluminum diisopropylate 4.7 Polyester (Note 6) 11.8 Hydroxyl group-containing fluorine-based oligomer (Note 8) 2.4 Carboxyalkyldimethylsiloxane 2.4 Water 0.5 Di-n-butyltin dilaurate 2.4 Methyl ethyl ketone 42.6 100 (S) Ethyl silicate oligomer 52.7 Tetraethoxytitanium 1.7 Tri-sec-butoxy Aluminum diisopropylate 1.1 Acrylic polymer (Note 1) 0.6 Fluorine-based oligomer containing methoxysilane (Note 9)
0.6 Water 0.6 Di-n-butyltin dilaurate 0.3 Methyl ethyl ketone 42.4 100 (T) Ethyl silicate oligomer 22.7 Tetraethoxy titanium 19.8 Tri-sec-butoxyaluminum diisopropylate 13.0 Organosiloxane polymer (Note 2) 0.6 Hydroxyl group-containing fluorine-based Oligomer (Note 8) 0.6 Water 0.6 Di-n-butyltin dilaurate 0.3 Methyl ethyl ketone 42.4 However, (Note 1) to (Note 8) shown in the above ingredients are as follows. (Note 1): Acrylic polymer product name manufactured by Dainippon Ink & Chemicals Co., Ltd. (Findyk Series, Acrydik Series); product name manufactured by Mitsubishi Rayon Co., Ltd. (Dianal).
series) (Note 2): Organosiloxane polymer Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. product name (X-40-175, -
9740) (Note 3): Product name manufactured by Epoxy Polymer Shell Epoxy Co., Ltd. (Epicoat)
Series) Product name manufactured by Asahi Denka Kogyo Co., Ltd. (ADEKA Resin series) (Note 4): Epoxy oligomer Product name manufactured by Asahi Denka Kogyo Co., Ltd. (ADEKA ED series) (Note 5): Polyurethane Product name manufactured by Nippon Polyurethane Industries Co., Ltd. (Yuukiast series) ) Product name manufactured by Asahi Denka Kogyo Co., Ltd. (ADEKA BONTITER series) (Note 6): Polyester product name manufactured by Dainippon Ink Chemical Co., Ltd. (Betsucosol series) (Note 7): Reactive surfactant manufactured by Dainippon Ink Chemical Co., Ltd. , hydroxyl group-containing perfluoroalkyl (trade name
DEFENSA series) (Note 8): Reactive surfactant manufactured by Shin-Etsu Chemical Co., Ltd., methoxysilane group-containing fluorine-based oligomer (product name KP series) (Note 9): Reactive surfactant manufactured by Toshiba Silicon Co., Ltd., epoxy Silicon-based oligomers containing silicone groups, carboxyl groups, and amino groups (trade names: TSL series, YF series) From the obtained reaction product, the solvent and the alcohol produced by the reaction were distilled off under reduced pressure to obtain a wax-like composition. . Each of the obtained wax-like compositions was applied thinly to the surface of a painted steel plate for automobile exterior panels (using melamine/alumide, melamine/acrylic/urethane type paint) using a cloth, wiped off until it was sufficiently glossy, and left in the air at room temperature. After leaving to stand for 24 hours to form a cured film, the surface hardness, water repellency, and antifouling durability were examined using the following methods. Surface hardness: Find the surface hardness using Mitsubishi Uni, B, HB, H1-5. Water repellency: One day after applying the sample, spray water onto the painted surface and observe the state of the water droplets on the painted surface. A nearly spherical state is considered good. ○...Condition of commercially available solid wax △...Poorly spherical condition than commercially available solid wax ×...Condition where no water droplets are seen at all Antifouling durability: After each sample steel plate was exposed outdoors for one month, the surface was wiped with a cloth. It was wiped clean and the degree of dirt was visually judged. 〇...No discoloration or stains at all △...Slightly yellowish stains ×...Significant stains in some areas The results are summarized in Table 1.

【表】【table】

〔発明の効果〕〔Effect of the invention〕

本発明は以上の様に構成されており、大気中の
水分の作用を受けて硬化し硬度、柔軟性及び防汚
特性の卓越した硬化被膜を形成するので、全く新
しいタイプの防汚ワツクス組成物として、従来の
非硬化型ワツクスでは到底得ることのできない防
汚特性を発揮する。また本発明組成物によつて形
成される硬化被膜は上記の如く優れた機械的特性
を有しているばかりでなく耐候性等においても非
常に優れたものであるから、各種外装部材の防汚
用上塗り塗料、更には機能性コーテイング材等と
しての用途にも適用し得るなど、極めて有用なも
のである。
The present invention is constructed as described above, and it cures under the action of moisture in the atmosphere to form a cured film with excellent hardness, flexibility, and antifouling properties, thus creating a completely new type of antifouling wax composition. As a result, it exhibits antifouling properties that cannot be obtained with conventional non-curing waxes. In addition, the cured film formed by the composition of the present invention not only has excellent mechanical properties as described above, but also has excellent weather resistance, so it can be used as an antifouling film for various exterior members. It is extremely useful as it can be used as a topcoat paint, a functional coating material, and the like.

Claims (1)

【特許請求の範囲】 1 :3価以上の金属アルコキシドと、 :上記アルコキシドにおけるアルコキシル基と
の反応性を有する官能基を分子中に有する有機
質重合体、 との加熱反応体であつて未反応のアルコキシル基
を残す反応生成物を有効成分として含むことを特
徴とする被膜形成性自動車用ワツクス。 2 :3価以上の金属アルコキシドと、 :上記アルコキシドにおけるアルコキシル基と
の反応性を有する官能基を分子中に有する有機
質重合体、および :弗素系もしくはシリコン系の反応性界面活性
剤 との加熱反応体であつて未反応のアルコキシル基
を残す反応生成物を有効成分として含むことを特
徴とする被膜形成性自動車用ワツクス。
[Scope of Claims] 1: A heated reactant of: a trivalent or higher valent metal alkoxide; and: an organic polymer having a functional group in its molecule that is reactive with the alkoxyl group in the alkoxide, which is an unreacted product. A film-forming automotive wax characterized by containing a reaction product that leaves an alkoxyl group as an active ingredient. 2: A heating reaction between a trivalent or higher-valent metal alkoxide, an organic polymer having a functional group in its molecule that is reactive with the alkoxyl group in the alkoxide, and a fluorine-based or silicon-based reactive surfactant. 1. A film-forming wax for automobiles, which contains as an active ingredient a reaction product that leaves unreacted alkoxyl groups.
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